JPH06341660A - 空気調和機用熱交換器 - Google Patents
空気調和機用熱交換器Info
- Publication number
- JPH06341660A JPH06341660A JP5131685A JP13168593A JPH06341660A JP H06341660 A JPH06341660 A JP H06341660A JP 5131685 A JP5131685 A JP 5131685A JP 13168593 A JP13168593 A JP 13168593A JP H06341660 A JPH06341660 A JP H06341660A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- heat
- velocity gradients
- diameter
- rectifier plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air-Flow Control Members (AREA)
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】フィンの一部を切り欠きその部分を曲げて使用
する熱交換器において、曲げたことにより、熱交換器の
風下側の速度分布の勾配が大きくなり、異音等の発生原
因となっていたのを防止すること。 【構成】熱交換器3の風上側及び風下側に、熱交換器に
使用されているパイプの径より大きな整流板6か、また
は熱交換器のフィン潰しを設ける。 【効果】異音の発生防止に効果がある。
する熱交換器において、曲げたことにより、熱交換器の
風下側の速度分布の勾配が大きくなり、異音等の発生原
因となっていたのを防止すること。 【構成】熱交換器3の風上側及び風下側に、熱交換器に
使用されているパイプの径より大きな整流板6か、また
は熱交換器のフィン潰しを設ける。 【効果】異音の発生防止に効果がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の熱交換器
の構造に関する。
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について、例えば特開平3−
5637号公報を挙げることができる。
5637号公報を挙げることができる。
【0003】従来の技術は、図6に示す如くフィンを切
り欠き曲げた部分に、金属片のシール材を設けてシール
する構造をとっていた。また、その他には特開平3−5
5494号公報に記載されている様に樹脂製のシール材
を使用するものもあった。
り欠き曲げた部分に、金属片のシール材を設けてシール
する構造をとっていた。また、その他には特開平3−5
5494号公報に記載されている様に樹脂製のシール材
を使用するものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フィンを切り欠き、そ
の部分より曲げている熱交換器は、その形状により曲げ
部とそうでない部分とでは空気の通風抵抗が変わり、曲
げ部とそうでない部分の気流の速度が違ってくる。図7
に熱交換器裏側の気流の分布を示す。図に示す如く曲げ
部の速度はその形状によって異なるが、曲げによって曲
げ部の速度勾配(dυ/dχ)が大きくなっている。この
為、この部分で空気の摩擦による異音が発生する。本発
明は、この曲げ部における速度勾配を小さくし、この発
生する異音を防止するためのものである。
の部分より曲げている熱交換器は、その形状により曲げ
部とそうでない部分とでは空気の通風抵抗が変わり、曲
げ部とそうでない部分の気流の速度が違ってくる。図7
に熱交換器裏側の気流の分布を示す。図に示す如く曲げ
部の速度はその形状によって異なるが、曲げによって曲
げ部の速度勾配(dυ/dχ)が大きくなっている。この
為、この部分で空気の摩擦による異音が発生する。本発
明は、この曲げ部における速度勾配を小さくし、この発
生する異音を防止するためのものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱交換器を通
過する気流の速度勾配を小さくし、異音を防止するため
に、速度勾配が大きくなる部分の風上側及び風下側に整
流板を設けたり、又その部分の熱交換器の表面を潰した
ものである。
過する気流の速度勾配を小さくし、異音を防止するため
に、速度勾配が大きくなる部分の風上側及び風下側に整
流板を設けたり、又その部分の熱交換器の表面を潰した
ものである。
【0006】
【作用】本発明は、熱交換器表面に整流板を設けること
や、表面を潰すことにより、熱交換器を通過する気流の
通風抵抗となり、熱交換器を通過する気流の速度勾配を
小さくすることが可能となり、速度勾配が大きいために
発生する異音発生を防止できる。
や、表面を潰すことにより、熱交換器を通過する気流の
通風抵抗となり、熱交換器を通過する気流の速度勾配を
小さくすることが可能となり、速度勾配が大きいために
発生する異音発生を防止できる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1,図2,図3,図4及
び図5を使って説明する。
び図5を使って説明する。
【0008】まず図1及び図2を使い一実施例を説明す
る。
る。
【0009】図1は、室内ユニットの断面図,図2は熱
交換器の斜視図である。図において、1は熱交換器等を
固定し室内ユニットの背面部を形成しているシャーシ,
2は室内ユニットの前面部を形成し通風穴を持つ前面パ
ネル,3は熱交換器,4は貫流ファン,5は熱交換器に
付いたドレン水を受ける露受皿,6は速度勾配を小さく
するための整流板である。ここで3の熱交換器は所定の
角度で曲げられる様にフィン7を切り欠いている。空気
は貫流ファン4を回転させることにより前面パネル2か
ら吸い込まれ、熱交換器3を通過し熱交換されて再びユ
ニットの外へ吐出される。整流板6は、熱交換器3の風
上側及び風下側の10mm以内の所に、熱交換器3内に
挿入されているパイプ穴の直径より広い幅で設けられて
いる。整流板6の位置は速度勾配の大きな所に設置して
いる。この整流板6は、熱交換器によって1個あるいは
複数枚であっても同じ効果である。
交換器の斜視図である。図において、1は熱交換器等を
固定し室内ユニットの背面部を形成しているシャーシ,
2は室内ユニットの前面部を形成し通風穴を持つ前面パ
ネル,3は熱交換器,4は貫流ファン,5は熱交換器に
付いたドレン水を受ける露受皿,6は速度勾配を小さく
するための整流板である。ここで3の熱交換器は所定の
角度で曲げられる様にフィン7を切り欠いている。空気
は貫流ファン4を回転させることにより前面パネル2か
ら吸い込まれ、熱交換器3を通過し熱交換されて再びユ
ニットの外へ吐出される。整流板6は、熱交換器3の風
上側及び風下側の10mm以内の所に、熱交換器3内に
挿入されているパイプ穴の直径より広い幅で設けられて
いる。整流板6の位置は速度勾配の大きな所に設置して
いる。この整流板6は、熱交換器によって1個あるいは
複数枚であっても同じ効果である。
【0010】図3及び図4も本発明の一実施例である。
【0011】図3,図4の一実施例は、逆に曲げ部の速
度が大きくなった時、熱交換器3の曲げ部の風上側また
は風下側の表面に整流板6をつけたものである。
度が大きくなった時、熱交換器3の曲げ部の風上側また
は風下側の表面に整流板6をつけたものである。
【0012】図5は本発明の一実施例であり、整流板6
の代わりに、速度勾配が大きい部分の熱交換器3の表面
のフィン7に、潰し部分を設けることにより、整流板と
同じ効果を得るものである。
の代わりに、速度勾配が大きい部分の熱交換器3の表面
のフィン7に、潰し部分を設けることにより、整流板と
同じ効果を得るものである。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかな様に、本発明
は、フィンの一部を切り欠きその部分を曲げて使用する
熱交換器の速度分布を改善して、熱交換器の風下側の速
度勾配を小さくし、それによる異音を防止し快適な空調
を提供することが可能となった。
は、フィンの一部を切り欠きその部分を曲げて使用する
熱交換器の速度分布を改善して、熱交換器の風下側の速
度勾配を小さくし、それによる異音を防止し快適な空調
を提供することが可能となった。
【図1】本発明の一実施例による室内ユニット断面図で
ある。
ある。
【図2】図1の熱交換器斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例による室内ユニット断面図
である。
である。
【図4】図3の熱交換器斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例による室内ユニット内の熱
交換器斜視図である。
交換器斜視図である。
【図6】従来の実施例を示す図である。
【図7】曲げ熱交換器風下側の気流の速度分布図であ
る。
る。
1…シャーシ、 2…前面パネル、 3…熱交換器、 4…貫流ファン、 5…露受皿、 6…遮へい板、 7…フィン、 8…フィン潰し部、 9…シール材、 10…速度ベクトル。
Claims (3)
- 【請求項1】複数のフィンが所定の間隔で平行に並べら
れ、その間を気流が流動するフィン群と、このフィン群
に直角に挿入され内部を冷媒が流動する伝熱管を備え、
更にフィンの一部を切り欠きその部分を曲げて使用する
熱交換器において、熱交換器の表面より気流の風上側及
び風下側10mm以内に、伝熱管の直径より大きな幅を
持つ整流板を1個あるいは複数個設けたことを特徴とす
る熱交換器。 - 【請求項2】請求項1において、前記整流板の形状は、
平板,曲面の板及びそれらの板に複数個の穴や溝等を備
えたことを特徴とする熱交換器。 - 【請求項3】請求項1において、前記熱交換器の表面を
伝熱管の直径より大きな幅で1ないし複数個熱交換器表
面を潰したことを特徴とする熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5131685A JPH06341660A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 空気調和機用熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5131685A JPH06341660A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 空気調和機用熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06341660A true JPH06341660A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15063828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5131685A Pending JPH06341660A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 空気調和機用熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06341660A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08247481A (ja) * | 1995-03-13 | 1996-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換器 |
JP2005214561A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の室内機 |
JP2006194459A (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
JP2007139373A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
CN113439187A (zh) * | 2019-06-17 | 2021-09-24 | 松下知识产权经营株式会社 | 空气调节机 |
-
1993
- 1993-06-02 JP JP5131685A patent/JPH06341660A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08247481A (ja) * | 1995-03-13 | 1996-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換器 |
JP2005214561A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の室内機 |
JP2006194459A (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
JP4552654B2 (ja) * | 2005-01-11 | 2010-09-29 | パナソニック株式会社 | 空気調和機 |
JP2007139373A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
CN113439187A (zh) * | 2019-06-17 | 2021-09-24 | 松下知识产权经营株式会社 | 空气调节机 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040120 |