JP3406737B2 - 熱交換器及び空気調和機 - Google Patents

熱交換器及び空気調和機

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JP3406737B2
JP3406737B2 JP19196095A JP19196095A JP3406737B2 JP 3406737 B2 JP3406737 B2 JP 3406737B2 JP 19196095 A JP19196095 A JP 19196095A JP 19196095 A JP19196095 A JP 19196095A JP 3406737 B2 JP3406737 B2 JP 3406737B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器及び空気
調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図8乃至図17を参照して
説明する。図8は第1の従来例であるセパレート形空気
調和機の室内ユニットの概略構成を示す断面図であり、
図9は第1の従来例の要部の断面図であり、図10は図
9のX−X矢方向視の断面図である。また図11は第2
の従来例であるセパレート形空気調和機の室内ユニット
の概略構成を示す断面図であり、図12は第2の従来例
の要部の断面図である。
【0003】さらに図13は伝熱フィンに切り起こしス
リットを有する場合の空気の流れを模式的に示す図であ
り、図14は伝熱フィンに切り起こしスリットが無い場
合の空気の流れを模式的に示す図であり、図15は熱交
換器の下流に送風ファンを配置した場合の騒音の状況を
説明するための図であり、図16は熱交換器に送風ファ
ンを近付けた場合の騒音周波数分布図であり、図17は
熱交換器から送風ファンを離した場合の騒音周波数分布
図である。
【0004】先ず、第1の従来例を図8乃至図10によ
り説明する。図8乃至図10において、室内ユニット1
は室内ユニット本体2内に送風ファン3と、その上流側
に室内熱交換器4を備え、室内熱交換器4の上流側には
室内ユニット本体2に形成された室内空気の吸込口5が
対向しており、送風ファン3の下流側には室内に調和空
気を送り出す送風口6が設けられている。
【0005】室内熱交換器4は多数の伝熱フィン7と、
伝熱フィン7を空気流入方向に風上側と風下側の2列と
なるよう配列され貫通する伝熱パイプ8a,8bとを備
えている。また伝熱フィン7には風上側に配列された伝
熱パイプ8a相互間、及び風下側に配列された伝熱パイ
プ8b相互間に、伝熱フィン7を切り起こすことによっ
てフィン面に開口された切り起こしスリット9a,9b
が、長手方向をパイプ配列方向とするようにして設けら
れている。
【0006】そして、これら切り起こしスリット9a,
9bの伝熱パイプ8a,8bに対する配置関係について
は、風上側の伝熱パイプ8aの外径をD01、伝熱パイプ
8aの中心から隣接する切り起こしスリット9aの最短
距離をr01とした時、風上側の伝熱パイプ8aと隣接す
る切り起こしスリット9aの距離ε01は、ε01=r01
(D01/2)で示され、また風下側の伝熱パイプ8bの
外径をD02、伝熱パイプ8bの中心から隣接する切り起
こしスリット9bの最短距離をr02とした時、風下側の
伝熱パイプ8bと隣接する切り起こしスリット9bの距
離ε02は、ε02=r02−(D02/2)で示される。さら
に、伝熱パイプ8aと切り起こしスリット9aの距離ε
01と伝熱パイプ8bと切り起こしスリット9bの距離ε
02は、 ε01=ε02 となっている。
【0007】このように構成したものでは、送風ファン
3によって吸込口5から導入された空気は、室内熱交換
器4を風上側の伝熱パイプ8aから風下側の伝熱パイプ
8b方向に伝熱フィン7の間を通過しながら流れ、熱交
換が行われる。その後、熱交換されて調和された空気は
送風口6から室内に送り出される。なお、空気が伝熱フ
ィン7の間を通過する際、切り起こしスリット9a,9
bによって熱交換が促進されて、室内熱交換器4の熱交
換性能は向上したものとなり、10a,10bは空気が
伝熱パイプ8a,8bの周囲を流れる際に後流側に形成
される死水域である。
【0008】しかしながら上記のものでは熱交換性能は
良好であるものの発生騒音が高く、騒音を低減すること
が強く望まれていた。
【0009】次に、第2の従来例を図11及び図12に
より説明する。図11及び図12において、室内ユニッ
ト11は室内ユニット本体2内に送風ファン3と、その
上流側に室内熱交換器12を備え、室内熱交換器12の
上流側には室内ユニット本体2に形成された室内空気の
吸込口5が対向しており、送風ファン3の下流側には室
内に調和空気を送り出す送風口6が設けられている。
【0010】室内熱交換器12は多数の伝熱フィン13
と、伝熱フィン13を空気流入方向に風上側と風下側の
2列となるよう配列され貫通する伝熱パイプ8a,8b
とを備えている。また伝熱フィン13には送風ファン3
から遠い風上側に配列された伝熱パイプ8a相互間、及
び風下側に配列された伝熱パイプ8b相互間に、伝熱フ
ィン7を切り起こすことによってフィン面に開口された
切り起こしスリット9a,9bが、長手方向をパイプ配
列方向とするようにして上記第1の従来例と同様の配置
関係となるように設けられている。なお、図12に示す
ように送風ファン3に近い伝熱パイプ8a相互間、及び
伝熱パイプ8b相互間にはスリットは形成されていない
ものとなっている。
【0011】このように構成したものでは、送風ファン
3によって吸込口5から導入された空気は、室内熱交換
器12を風上側の伝熱パイプ8aから風下側の伝熱パイ
プ8b方向に伝熱フィン7の間を通過しながら流れ、熱
交換が行われる。その後、熱交換されて調和された空気
は送風口6から室内に送り出される。
【0012】この時、送風ファン3から遠い部分では空
気が伝熱フィン7の間を通過する際、切り起こしスリッ
ト9a,9bが設けられていることで熱交換が促進さ
れ、室内熱交換器12全体の熱交換性能は切り起こしス
リット9a,9bが設けられていないものに対しては向
上したものとなる。14は伝熱フィン13のスリットが
形成されていない部分に設けられた伝熱パイプ8a,8
bの周囲を、空気が流れる時に後流側に形成される死水
域である。
【0013】この死水域14は、伝熱パイプ8a,8b
に衝突した気流が伝熱パイプ8a,8bの前流側では伝
熱パイプ8a,8bに沿って巻くように流れ、後流側で
は伝熱パイプ8a,8bから流れる現象、すなわち剥離
現象によるものであり、この上下の剥離した気流の間に
死水域14が形成される。
【0014】しかしながら上記のものでは発生騒音を低
減することができるものの熱交換性能は若干低下してし
まう状況にあった。
【0015】そこで以上の各従来例に設けられた切り起
こしスリット9a,9bの有無による状況を、図13及
び図14の空気の流れを模式的に示す図としてまとめた
ものを参照して見ると、熱交換器15の伝熱フィン16
には風上側で貫通する伝熱パイプ17aと風下側で貫通
する伝熱パイプ17bが設けられていて、伝熱フィン1
6には伝熱パイプ17a,17bの各パイプ相互間に切
り起こしスリット18が設けられている部分と設けられ
ていない部分とが形成されている。
【0016】このような熱交換器15に実線矢印Tで流
れ方向を示す空気を流した場合、空気は熱交換器15の
伝熱フィン16間に流れ込んだ後、風上側の伝熱パイプ
17a及び風下側の伝熱パイプ17bの周囲を通って伝
熱フィン16の後縁端から流下する。そして風下側の伝
熱パイプ17bについて見ると、伝熱フィン16に切り
起こしスリット18が設けられている部分と設けられて
いない部分とでは、その後流側に形成される死水域19
a,19bの長さが異なる。
【0017】すなわち、伝熱パイプ17a,17bの近
くに気流を乱す切り起こしスリット18が存在すると、
伝熱パイプ17a,17bから剥離し始めた気流をさら
に乱すことになり、伝熱パイプ17a,17bからの気
流の剥離を助長するためであり、切り起こしスリット1
8が設けられている場合には死水域19aの長さが長
く、切り起こしスリット18が設けられていない場合に
は死水域19bの長さが短くなっている。
【0018】このため、図15に示すように熱交換器1
5の下流側に送風ファン20を配置した場合の騒音発生
の状況を見た場合、騒音の発生が異なったものとなるこ
とが判明した。すなわち、風下側の伝熱パイプ17bの
外径Dが6.7mm、伝熱パイプ17bの配列ピッチP
が20mm、伝熱パイプ17bと伝熱フィン16の後縁
端との距離lが2.15mmとした場合において、回転
方向が実線矢印Rの送風ファン20と伝熱フィン16の
後縁端との間隔δを変化させることで図16及び図17
のに示すように騒音の周波数分布が変化する。
【0019】図16に示すように、送風ファン20と伝
熱フィン16の後縁端との間隔δが6.0mmと近い場
合には騒音のレベルが人間が最も良く聞こえる周波数で
ある500Hz以上で高く、また図17に示すように、
間隔δを15.0mmと離した場合には騒音のレベルが
周波数500Hz以上で低いものとなっている。
【0020】上述のような判明したことから伝熱フィン
16に切り起こしスリット18を設け、その伝熱フィン
16の後縁端からの間隔δを大きく取るようにして送風
ファン20を配置すれば、発生騒音を低減することがで
きるとともに熱交換性能が良好なものとなる。しかし、
このように構成した場合には間隔δを大きく取るため
に、例えばこれらを収納して構成するセパレート形空気
調和機の室内ユニットの大きさが大きくなってしまう問
題が新たに発生してしまう。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上記のような状況に鑑
みて本発明はなされたもので、風下側の伝熱パイプ相互
間に形成する切り起こしスリットと風下側の伝熱パイプ
との距離を大きくする等して後流側に形成される死水域
の長さを短くし、全体の構成寸法を大きなものとするこ
と無く良好な熱交換性能を得ると共に発生騒音を低減さ
せた熱交換器及び空気調和機を提供することを目的とす
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換器及び空
気調和機は、伝熱フィンに伝熱パイプを空気流入方向に
複数配列されるように貫通させると共に、同一列の伝熱
パイプ相互間の伝熱フィンに切り起こしスリットが設け
られた熱交換器において、風上側の伝熱パイプの直径を
1 、風上側の伝熱パイプ中心と該伝熱パイプに隣接す
る風上側の切り起こしスリットとの最短距離をr1 、風
下側の伝熱パイプの直径をD2 、風下側の伝熱パイプ中
心と該伝熱パイプに隣接する風下側の切り起こしスリッ
トとの最短距離をr2 としたときに、風上側の伝熱パイ
プと該伝熱パイプに隣接する風上側の切り起こしスリッ
トの距離ε1 =r1 −(D1 /2)と風下側の伝熱パイ
プと該伝熱パイプに隣接する風下側の切り起こしスリッ
トの距離ε2 =r2 −(D2 /2)とが、 ε1 <ε2
となっていることを特徴とするものであり、さらに、
風下側に配置された切り起こしスリットは、風上側の長
さが短く風下側の長さが長い台形状に形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0023】また、伝熱フィンに伝熱パイプを空気流入
方向に複数配列されるように貫通させると共に、同一列
の伝熱パイプ相互間の伝熱フィンにパイプ配列方向に長
手方向を有する切り起こしスリットが設けられた熱交換
器を本体内部に備えた空気調和機において、熱交換器
は、風上側の伝熱パイプの直径をD1 、風上側の伝熱パ
イプ中心と該伝熱パイプに隣接する風上側の切り起こし
スリットとの最短距離をr1 、風下側の伝熱パイプの直
径をD2 、風下側の伝熱パイプ中心と該伝熱パイプに隣
接する風下側の切り起こしスリットとの最短距離をr2
としたときに、風上側の伝熱パイプと該伝熱パイプに隣
接する風上側の切り起こしスリットの距離ε1 =r1
(D1 /2)と風下側の伝熱パイプと該伝熱パイプに隣
接する風下側の切り起こしスリットの距離ε2 =r2
(D2 /2)とが、 ε1 <ε2 となっていると共に、
風下側に配置された切り起こしスリットは風上側で短く
風下側で長い台形状に形成されたものであり、さらに熱
交換器が室内空気の吸込口の下流側で対向するよう配置
され、該熱交換器の下流側に近接して送風ファンが設け
られていることを特徴とするものであり、さらに、風下
側に配置された切り起こしスリットは、送風ファンに近
い部分のものの長さが遠い部分のものより短く形成され
ていることを特徴とするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0025】先ず、第1の実施形態を図1乃至図3を参
照して説明する。図1はセパレート形空気調和機の室内
ユニットの概略構成を示す断面図であり、図2は要部の
断面図であり、図3は図2のY−Y矢方向視の断面図で
ある。
【0026】図1乃至図3において、室内ユニット21
は室内ユニット本体22内に送風ファン23と、その上
流側に全体形状が略直方体状の室内熱交換器24を備え
ている。そして室内ユニット本体22の前面及び上部前
面側部分には、室内空気を室内ユニット本体22内に取
り込むための吸込口25が形成されていて、この吸込口
25の後面部に室内熱交換器24の上流側が対向してい
る。
【0027】また、室内ユニット本体22の前面下部に
は送風口26が設けられており、室内熱交換器24を通
過することで熱交換が行われ調和された空気が送風ファ
ン23から送り出され、送風路27を流れて送風口26
から室内に送り出されるようになっている。
【0028】一方、室内熱交換器24は所定間隔を設け
て配置された薄板状の多数の伝熱フィン28と、これら
の伝熱フィン28を貫通するようにして空気流入方向に
風上側と風下側の2列に配列された冷媒が通流する伝熱
パイプ29a,29bとを備えている。そして伝熱パイ
プ29a,29bはそれぞれ等ピッチで配列されてお
り、伝熱パイプ29bは隣接する伝熱パイプ29aの中
間部下流側に位置しており、さらに伝熱パイプ29a,
29bは冷媒が所定の経路を通り蛇行して流れるよう連
設されている。
【0029】また伝熱フィン28には風上側に配列され
た伝熱パイプ29a相互間、及び風下側に配列された伝
熱パイプ29b相互間に、伝熱フィン28を所定間隔
で、例えばパイプ配列方向に9本の切り込みを入れ、そ
れぞれ交互に切り起こすことによってフィン厚さよりも
大きく突出するブリッジ状の切り起こし部30a,30
bを表裏一対として形成し、これらの切り起こし部30
a,30bを有してフィン面に開口する切り起こしスリ
ット31a,31bがその長手方向をパイプ配列方向と
するようにして、伝熱パイプ29a相互間に3本、伝熱
パイプ29b相互間に3本が全体として略糸巻き形状と
なるように設けられている。そして、これらの切り起こ
しスリット31a,31bはそれぞれの長手方向の端部
が対応する伝熱パイプ29a,29bの外周に沿うよう
なものとなっている。
【0030】このような切り起こしスリット31a,3
1bの伝熱パイプ29a,29bに対する配置関係につ
いては、風上側の伝熱パイプ29aの外径をD11、伝熱
パイプ29aの中心から隣接する切り起こしスリット3
1aの最短距離をr11とした時、風上側の伝熱パイプ2
9aと隣接する切り起こしスリット31aの距離ε
11は、ε11=r11−(D11/2)で示され、また風下側
の伝熱パイプ29bの外径をD12、伝熱パイプ29bの
中心から隣接する切り起こしスリット31bの最短距離
をr12とした時、風下側の伝熱パイプ29bと隣接する
切り起こしスリット31bの距離ε12は、ε12=r12
(D12/2)で示される。さらに、伝熱パイプ29aと
切り起こしスリット31aの距離ε11と伝熱パイプ29
bと切り起こしスリット31bの距離ε12は、 ε11<ε12 となっている。
【0031】以上のように構成したものでは、運転を開
始することによって冷媒が室内熱交換器24の伝熱パイ
プ29a,29bを通流し、同時に送風ファン23が動
作して吸込口25から室内の空気が室内ユニット本体2
2内に導入される。導入された空気は、室内熱交換器2
4を風上側の伝熱パイプ29aから風下側の伝熱パイプ
29b方向に所定の間隔で設けられた伝熱フィン28の
間を流れ、その間に冷媒と空気の間の熱交換が伝熱パイ
プ29a,29bの管壁及び伝熱フィン28を介して行
われる。
【0032】その後、熱交換されて調和された空気は送
風口26から室内に送り出され、室内の空気調和が実行
される。この空気調和過程で室内ユニット本体22内に
導入された室内空気は、伝熱フィン28の間を通過する
際に切り起こしスリット31a,31bによって流れが
阻害され、これによって熱交換が促進される。そして伝
熱パイプ29a,29bの周囲を空気が流れる際に後流
側にそれぞれ死水域32a,32bが形成される。
【0033】この時、風下側の伝熱パイプ29bの後流
側に形成される死水域32bは、伝熱パイプ29bと切
り起こしスリット31bの距離ε12が伝熱パイプ29a
と切り起こしスリット31aの距離ε11より大きいため
に、風上側の伝熱パイプ29aの後流側に形成される死
水域32aよりも短くなり、送風ファン23との相互作
用が小さなものとなる。
【0034】その結果、室内熱交換器24の伝熱フィン
28の表面に沿って横断するよう流れる間に、風上側の
隣接する伝熱パイプ29a間に設けられた切り起こしス
リット31a、及び風下側の隣接する伝熱パイプ29b
間に設けられた切り起こしスリット31bにより熱交換
が促進され、室内熱交換器24の熱交換性能は向上した
ものとなる。また同時に伝熱パイプ29bの後流側に形
成される死水域32bが短く、送風ファン23と室内熱
交換器24の伝熱フィン28の後縁端との間隔を小さく
することができる。このため、室内ユニット本体22を
大きくしなくても送風ファン23との相互作用が小さく
なって、発生騒音は小さなものとなる。
【0035】次に、第2の実施形態を図4を参照して説
明する。図4は室内熱交換器の要部の断面図である。
【0036】図4において、33は上述の第1の実施形
態と同様に形成された図示しない室内ユニットの室内ユ
ニット本体内に送風ファンと共に、送風ファンの上流側
に設けられた全体形状が略直方体状の室内熱交換器であ
る。この室内熱交換器33は、室内ユニット本体の前面
及び上部前面側部分に形成された室内空気を室内ユニッ
ト本体内に取り込むための図示しない吸込口の後面部に
上流側が対向している。
【0037】また、室内熱交換器33は所定間隔を設け
て配置された薄板状の多数の伝熱フィン34と、これら
の伝熱フィン34を貫通するようにして空気流入方向に
風上側と風下側の2列に配列された冷媒が通流する伝熱
パイプ29a,29bとを備えている。そして伝熱パイ
プ29a,29bはそれぞれ等ピッチで配列されてお
り、伝熱パイプ29bは隣接する伝熱パイプ29aの中
間部下流側に位置しており、さらに伝熱パイプ29a,
29bは冷媒が所定の経路を通り蛇行して流れるよう連
設されている。
【0038】伝熱フィン34には風上側に配列された伝
熱パイプ29a相互間、及び風下側に配列された伝熱パ
イプ29b相互間に、伝熱フィン34を所定間隔で、例
えばパイプ配列方向に9本の切り込みを入れ、それぞれ
交互に切り起こすことによってフィン厚さよりも大きく
突出するブリッジ状の切り起こし部30a,30cを表
裏一対として形成し、これらの切り起こし部30a,3
0cを有してフィン面に開口する切り起こしスリット3
1a,31cがその長手方向をパイプ配列方向とするよ
うにして、伝熱パイプ29a相互間に3本、伝熱パイプ
29b相互間に3本設けられている。
【0039】そして、これらの切り起こしスリット31
a,31cのうち、切り起こしスリット31cはその長
手方向の端部が対応する伝熱パイプ29bの外周に沿わ
ず、切り起こしスリット31cの長さが下流のものほど
長く、隣接する伝熱パイプ29b間に全体形状が略台形
状となるように形成されている。これにより上流側部分
では伝熱パイプ29bとの間隔が大きく、下流側部分で
は間隔が小さくなっている。
【0040】また伝熱パイプ29aと切り起こしスリッ
ト31aの距離ε11に対し、伝熱パイプ29bと切り起
こしスリット31cの距離ε13は、 ε11<ε13 となっている。なお、風下側の伝熱パイプ29bの外径
をD12、図示しないが伝熱パイプ29bの中心から隣接
する切り起こしスリット31cの最短距離をr13とした
時、風下側の伝熱パイプ29bと隣接する切り起こしス
リット31cの距離ε13は、ε13=r13−(D12/2)
で示される。
【0041】以上のように構成したものでは、運転を開
始することで送風ファンにより導入された空気は、室内
熱交換器33を風上側の伝熱パイプ29aから風下側の
伝熱パイプ29b方向に所定の間隔で設けられた伝熱フ
ィン34の間を流れ、その間に冷媒と空気の間の熱交換
が伝熱パイプ29a,29bの管壁及び伝熱フィン34
を介して行われる。そして熱交換されて調和された空気
は再び室内に送り出され、室内の空気調和が実行され
る。
【0042】この空気調和過程で、導入された空気は伝
熱フィン34の間を通過する際に切り起こしスリット3
1a,31cによって流れが阻害され、これによって熱
交換が促進される。そして伝熱パイプ29a,29bの
周囲を空気が流れる際に後流側にそれぞれ死水域32
a,32cが形成される。
【0043】この時、風下側の伝熱パイプ29bの後流
側に形成される死水域32cは、伝熱パイプ29bと切
り起こしスリット31cの距離ε13が伝熱パイプ29a
と切り起こしスリット31aの距離ε11より大きいため
に、風上側の伝熱パイプ29aの後流側に形成される死
水域32aよりも短くなり、室内熱交換器33の下流側
に配置された送風ファンとの相互作用が小さなものとな
る。
【0044】その結果、本実施形態においても第1の実
施形態と同様の作用、効果が得られる。
【0045】次に、第3の実施形態を図5乃至図7を参
照して説明する。図5はセパレート形空気調和機の室内
ユニットの概略構成を示す断面図であり、図6は図5の
A部の断面図であり、図7は図5のB部の断面図であ
る。
【0046】図5乃至図7において、室内ユニット35
は室内ユニット本体22内に送風ファン23と、その上
流側に全体形状が略直方体状の室内熱交換器36を備え
ている。そして室内ユニット本体22の吸込口25の後
面部に室内熱交換器36の上流側が対向している。
【0047】室内熱交換器36は所定間隔を設けて配置
された薄板状の多数の伝熱フィン37と、これらの伝熱
フィン37を貫通するようにして空気流入方向に風上側
と風下側の2列に配列された冷媒が通流する伝熱パイプ
29a,29bとを備えている。そして伝熱パイプ29
a,29bはそれぞれ等ピッチで配列されており、伝熱
パイプ29bは隣接する伝熱パイプ29aの中間部下流
側に位置しており、さらに伝熱パイプ29a,29bは
冷媒が所定の経路を通り蛇行して流れるよう連設されて
いる。
【0048】また伝熱フィン37には風上側に配列され
た伝熱パイプ29a相互間、及び風下側に配列された伝
熱パイプ29b相互間に、送風ファン23から遠く離れ
た部分(図5に示すA部)においては、伝熱フィン37
を所定間隔で、例えばパイプ配列方向に9本の切り込み
を入れ、それぞれ交互に切り起こすことによってフィン
厚さよりも大きく突出するブリッジ状の切り起こし部3
0a,30dを表裏一対として形成し、これらの切り起
こし部30a,30dを有してフィン面に開口する切り
起こしスリット31a,31dがその長手方向をパイプ
配列方向とするようにして、伝熱パイプ29a相互間に
3本、伝熱パイプ29b相互間に3本が全体として略糸
巻き形状となるように設けられている。
【0049】そして、これらの切り起こしスリット31
a,31dはそれぞれの長手方向の端部が対応する伝熱
パイプ29a,29bの外周に沿うようなものとなって
いて、伝熱パイプ29bと切り起こしスリット31dの
距離ε14は、 ε11=ε14 となっている。なお、風下側の伝熱パイプ29bの外径
をD12、図示しないが伝熱パイプ29bの中心から隣接
する切り起こしスリット31dの最短距離をr14とした
時、風下側の伝熱パイプ29bと隣接する切り起こしス
リット31dの距離ε14は、ε14=r14−(D12/2)
で示される。
【0050】一方、送風ファン23に近い部分(図5に
示すB部)においては、伝熱フィン37を所定間隔でそ
れぞれ切り起こすことによって表裏両面からフィン厚さ
より大きく突出するブリッジ状の切り起こし部30a,
30bを第1の実施形態におけると同様に形成し、これ
らの切り起こし部30a,30bを有してフィン面に開
口する切り起こしスリット31a,31bがその長手方
向をパイプ配列方向とするようにして設けられている。
【0051】そして、これらの切り起こしスリット31
a,31bはそれぞれの長手方向の端部が対応する伝熱
パイプ29a,29bの外周に沿うようなものとなって
いて、上述の通り伝熱パイプ29bと切り起こしスリッ
ト31bの距離ε12は、 ε11<ε12 となっている。なお、伝熱パイプ29bが等ピッチで配
列されているので、切り起こしスリット31bの長さは
切り起こしスリット31dよりも短いものとなってい
る。
【0052】以上のように構成したものでは、運転を開
始することによって冷媒が室内熱交換器36の伝熱パイ
プ29a,29bを通流し、同時に送風ファン23が動
作して吸込口25から室内の空気が室内ユニット本体2
2内に導入される。導入された空気は、室内熱交換器3
6を風上側の伝熱パイプ29aから風下側の伝熱パイプ
29b方向に所定の間隔で設けられた伝熱フィン37の
間を流れ、その間に冷媒と空気の間の熱交換が伝熱パイ
プ29a,29bの管壁及び伝熱フィン37を介して行
われる。
【0053】その後、熱交換されて調和された空気は送
風口26から室内に送り出され、室内の空気調和が実行
される。この空気調和過程で室内ユニット本体22内に
導入された室内空気は、伝熱フィン37の間を通過する
際に送風ファン23に近い部分では切り起こしスリット
31a,31bによって流れが阻害され、また送風ファ
ン23から遠く離れた部分では切り起こしスリット31
a,31dによって流れが阻害され、これによって熱交
換が促進される。そして伝熱パイプ29a,29bの周
囲を空気が流れる際に後流側にはそれぞれ死水域32
b,32dが形成される。
【0054】この時、送風ファン23に近い部分で風下
側の伝熱パイプ29bの後流側に形成される死水域32
bは、伝熱パイプ29bと切り起こしスリット31bの
距離ε12が伝熱パイプ29aと切り起こしスリット31
aの距離ε11より大きいために短くなり、近い部分であ
っても送風ファン23との相互作用が小さなものとな
る。
【0055】一方、送風ファン23から遠く離れた部分
で風下側の伝熱パイプ29bの後流側に形成される死水
域32dは、伝熱パイプ29bと切り起こしスリット3
1dの距離ε14が伝熱パイプ29aと切り起こしスリッ
ト31aの距離ε11と等しく長いものとなる。そして死
水域32dは伝熱フィン37の後縁端から下流方向に長
く存在することになるが、送風ファン23から遠く離れ
ているために送風ファン23と相互に作用することがな
い。
【0056】その結果、導入された空気が室内熱交換器
36の伝熱フィン37の表面に沿って横断するよう流れ
る間に、風上側の隣接する伝熱パイプ29a間に設けら
れた切り起こしスリット31aにより熱交換が促進され
る。また風下側では送風ファン23に近い部分で隣接す
る伝熱パイプ29b間に設けられた切り起こしスリット
31bにより熱交換が促進され、送風ファン23から遠
く離れた部分では切り起こしスリット31bより長い切
り起こしスリット31dによってさらに熱交換が促進さ
れたものとなって、室内熱交換器36の熱交換性能はよ
り向上したものとなる。
【0057】同時に、送風ファン23と室内熱交換器3
6の伝熱フィン37の後縁端との間隔が小さい部分、す
なわち送風ファン23に近い部分での伝熱パイプ29b
の後流側に形成される死水域32bが短いために、室内
ユニット本体22を大きくしなくても送風ファン23と
の相互作用が小さく、発生騒音は小さなものとなる。な
お、送風ファン23から遠く離れた部分では伝熱パイプ
29bの後流側に形成される死水域32dは長いもの
の、発生騒音が大きくなるものではない。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、風下側の伝熱パイプ相互間の伝熱フィンに形成する
切り起こしスリットと風下側の伝熱パイプとの距離を、
風上側の伝熱パイプ相互間の切り起こしスリットよりも
大きくする等して風下側の伝熱パイプの後流側に形成さ
れる死水域の長さを短くすることにより、全体の構成寸
法を大きなものとすることなしに良好な熱交換性能が得
られると共に発生騒音が低減される等の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるセパレート形空
気調和機の室内ユニットの概略構成を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施形態における室内熱交換器
の要部の断面図である。
【図3】図2におけるY−Y矢方向視の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態における室内熱交換器
の要部の断面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態であるセパレート形空
気調和機の室内ユニットの概略構成を示す断面図であ
る。
【図6】図5におけるA部の断面図である。
【図7】図5におけるB部の断面図である。
【図8】第1の従来例であるセパレート形空気調和機の
室内ユニットの概略構成を示す断面図である。
【図9】第1の従来例の要部の断面図である。
【図10】図9におけるX−X矢方向視の断面図であ
る。
【図11】第2の従来例であるセパレート形空気調和機
の室内ユニットの概略構成を示す断面図である。
【図12】第2の従来例の要部の断面図である。
【図13】伝熱フィンに切り起こしスリットを有する場
合の空気の流れを模式的に示す図である。
【図14】伝熱フィンに切り起こしスリットが無い場合
の空気の流れを模式的に示す図である。
【図15】熱交換器の下流に送風ファンを配置した場合
の騒音の状況を説明するための図である。
【図16】熱交換器に送風ファンを近付けた場合の騒音
周波数分布図である。
【図17】熱交換器から送風ファンを離した場合の騒音
周波数分布図である。
【符号の説明】
22…室内ユニット本体 23…送風ファン 24…室内熱交換器 25…吸込口 28,34,37…伝熱フィン 29a,29b…伝熱パイプ 31a,31b,31c,31d…切り起こしスリット 32a,32b,32c,32d…死水域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28F 1/32 F24F 1/00 391

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝熱フィンに伝熱パイプを空気流入方向
    に複数配列されるように貫通させると共に、同一列の前
    記伝熱パイプ相互間の前記伝熱フィンに切り起こしスリ
    ットが設けられた熱交換器において、風上側の前記伝熱
    パイプの直径をD1 、風上側の前記伝熱パイプ中心と該
    伝熱パイプに隣接する風上側の前記切り起こしスリット
    との最短距離をr1 、風下側の前記伝熱パイプの直径を
    2 、風下側の前記伝熱パイプ中心と該伝熱パイプに隣
    接する風下側の前記切り起こしスリットとの最短距離を
    2 としたときに、風上側の前記伝熱パイプと該伝熱パ
    イプに隣接する風上側の前記切り起こしスリットの距離
    ε1 =r1 −(D1 /2)と風下側の前記伝熱パイプと
    該伝熱パイプに隣接する風下側の前記切り起こしスリッ
    トの距離ε2 =r2 −(D2 /2)とが、 ε1 <ε2 となっていることを特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 風下側に配置された切り起こしスリット
    は、風上側の長さが短く風下側の長さが長い台形状に形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の熱交換
    器。
  3. 【請求項3】 伝熱フィンに伝熱パイプを空気流入方向
    に複数配列されるように貫通させると共に、同一列の前
    記伝熱パイプ相互間の前記伝熱フィンにパイプ配列方向
    に長手方向を有する切り起こしスリットが設けられた熱
    交換器を本体内部に備えた空気調和機において、前記熱
    交換器は、風上側の前記伝熱パイプの直径をD1 、風上
    側の前記伝熱パイプ中心と該伝熱パイプに隣接する風上
    側の前記切り起こしスリットとの最短距離をr1 、風下
    側の前記伝熱パイプの直径をD2、風下側の前記伝熱パ
    イプ中心と該伝熱パイプに隣接する風下側の前記切り起
    こしスリットとの最短距離をr2 としたときに、風上側
    の前記伝熱パイプと該伝熱パイプに隣接する風上側の前
    記切り起こしスリットの距離ε1 =r1 −(D1 /2)
    と風下側の前記伝熱パイプと該伝熱パイプに隣接する風
    下側の前記切り起こしスリットの距離ε2 =r2 −(D
    2 /2)とが、 ε1 <ε2 となっていると共に、風下側に配置された前記切り起こ
    しスリットは風上側で短く風下側で長い台形状に形成さ
    れたものであり、さらに前記熱交換器が室内空気の吸込
    口の下流側で対向するよう配置され、該熱交換器の下流
    側に近接して送風ファンが設けられていることを特徴と
    する空気調和機。
  4. 【請求項4】 風下側に配置された切り起こしスリット
    は、送風ファンに近い部分のものの長さが遠い部分のも
    のより短く形成されていることを特徴とする請求項3記
    載の空気調和機。
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