JPH10141701A - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents
空気調和機の室内ユニットInfo
- Publication number
- JPH10141701A JPH10141701A JP8300021A JP30002196A JPH10141701A JP H10141701 A JPH10141701 A JP H10141701A JP 8300021 A JP8300021 A JP 8300021A JP 30002196 A JP30002196 A JP 30002196A JP H10141701 A JPH10141701 A JP H10141701A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blades
- blade
- vane
- housing
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 上下羽根の配置と構成、左右羽根を上下羽根
に備え付ける構成によって、従来の風向制御を確保して
流量性能の向上と低騒音化を図るとともに本体サイズを
小さくすることを目的とする。 【解決手段】 空気の流れは、空気調和機であれば吸い
込みグリル５、フィルタ６及び熱交換器７を通過してク
ロスフローファン２に流れ込む。さらにリアガイダ３と
スタビライザ４で形成された通風路（ディフュザー）８
を通過して、吹き出し流れの上下方向を制御する上下羽
根９と前記上下羽根に具備されている左右方向を制御す
る左右羽根１０に制御されて送風機の吹き出し部から放
出される。運転時において上下羽根９ａは前記リアガイ
ダに沿うように配設され、運転停止時において上下羽根
９ｂは筐体の外側に沿うように収納される構成である。
に備え付ける構成によって、従来の風向制御を確保して
流量性能の向上と低騒音化を図るとともに本体サイズを
小さくすることを目的とする。 【解決手段】 空気の流れは、空気調和機であれば吸い
込みグリル５、フィルタ６及び熱交換器７を通過してク
ロスフローファン２に流れ込む。さらにリアガイダ３と
スタビライザ４で形成された通風路（ディフュザー）８
を通過して、吹き出し流れの上下方向を制御する上下羽
根９と前記上下羽根に具備されている左右方向を制御す
る左右羽根１０に制御されて送風機の吹き出し部から放
出される。運転時において上下羽根９ａは前記リアガイ
ダに沿うように配設され、運転停止時において上下羽根
９ｂは筐体の外側に沿うように収納される構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機などに用
いられる横断流送風機型送風回路及び吹き出し部の風向
制御及びその構成に関するものである。
いられる横断流送風機型送風回路及び吹き出し部の風向
制御及びその構成に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の横断流送風機型送風回路が用いら
れている空気調和機は、特開平６−１９３９５９号公報
に示される図５のような構成になっている。複数のブレ
ード１から成るクロスフローファン２とその周囲にリア
ガイダ３とスタビライザ４とで空気の通風路が形成され
る。空気の流れは、空気調和機であれば吸い込みグリル
５、フィルタ６及び熱交換器７を通過してクロスフロー
ファン２に流れ込む。さらにリアガイダ３とスタビライ
ザ４で形成された通風路（ディフュザー）８を通過し
て、吹き出し流れの上下方向を制御する上下羽根９と左
右方向を制御する左右羽根１０に制御されて送風機の吹
き出し部から放出される。
れている空気調和機は、特開平６−１９３９５９号公報
に示される図５のような構成になっている。複数のブレ
ード１から成るクロスフローファン２とその周囲にリア
ガイダ３とスタビライザ４とで空気の通風路が形成され
る。空気の流れは、空気調和機であれば吸い込みグリル
５、フィルタ６及び熱交換器７を通過してクロスフロー
ファン２に流れ込む。さらにリアガイダ３とスタビライ
ザ４で形成された通風路（ディフュザー）８を通過し
て、吹き出し流れの上下方向を制御する上下羽根９と左
右方向を制御する左右羽根１０に制御されて送風機の吹
き出し部から放出される。
【０００３】従来の上下羽根９は、通常運転時には大部
分が送風回路の主流部にあり、左右羽根１０は風回路内
にある。
分が送風回路の主流部にあり、左右羽根１０は風回路内
にある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成を有
する横断流送風機において、クロスフローファンから吹
き出される流れは、上下羽根の先端で流れの衝突により
騒音上昇につながり、さらに上下羽根の上面及び下面で
は前縁剥離が発生して流量性能を大きく減少させること
になる。
する横断流送風機において、クロスフローファンから吹
き出される流れは、上下羽根の先端で流れの衝突により
騒音上昇につながり、さらに上下羽根の上面及び下面で
は前縁剥離が発生して流量性能を大きく減少させること
になる。
【０００５】左右羽根についても同様に先端で流れの衝
突により騒音上昇につながり、また流れに著しく抵抗に
なる。
突により騒音上昇につながり、また流れに著しく抵抗に
なる。
【０００６】そのため、騒音低減のためにはクロスフロ
ーファンから上下羽根及び左右羽根までの距離を長くす
る必要があり、本体サイズが大きくなる。
ーファンから上下羽根及び左右羽根までの距離を長くす
る必要があり、本体サイズが大きくなる。
【０００７】本発明は上下羽根の配置と構成、左右羽根
を上下羽根に備え付ける構成によって、従来の風向制御
を確保して流量性能の向上と低騒音化を図るとともに本
体サイズを小さくすることを目的とする。
を上下羽根に備え付ける構成によって、従来の風向制御
を確保して流量性能の向上と低騒音化を図るとともに本
体サイズを小さくすることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の技術的手段は、上下方向に風向を制御させる
上下羽根と、左右方向に風向を制御させる左右羽根を前
記上下羽根に具備して、前記上下羽根が運転時において
前記リアガイダに沿うように配設され、前記上下羽根が
運転停止時において筐体の外側に沿うように収納する形
状で構成されている。
の本発明の技術的手段は、上下方向に風向を制御させる
上下羽根と、左右方向に風向を制御させる左右羽根を前
記上下羽根に具備して、前記上下羽根が運転時において
前記リアガイダに沿うように配設され、前記上下羽根が
運転停止時において筐体の外側に沿うように収納する形
状で構成されている。
【０００９】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するための請求項
１記載の発明は、上下方向に風向を制御させる上下羽根
と、左右方向に風向を制御させる左右羽根を前記上下羽
根に具備して、前記上下羽根が運転時において前記リア
ガイダに沿うように配設され、前記上下羽根が運転停止
時において筐体の外側に沿うように収納する形状で構成
される空気調和機の室内ユニットである。この構成にす
れば、クロスフローファンから吹き出される空気はリア
ガイダに沿って流れ、さらに上下羽根の上面に沿って流
れるため、上下羽根の先端で流れの衝突が生じない。ま
た、クロスフローファンから左右羽根までの距離が充分
とれているため、吹き出された空気の流速がかなり失速
した状態で左右羽根の先端で流れが衝突するため大きな
騒音上昇が起こらない。また、左右羽根前縁での剥離が
小さくなるため流れの著しい抵抗にならない。
１記載の発明は、上下方向に風向を制御させる上下羽根
と、左右方向に風向を制御させる左右羽根を前記上下羽
根に具備して、前記上下羽根が運転時において前記リア
ガイダに沿うように配設され、前記上下羽根が運転停止
時において筐体の外側に沿うように収納する形状で構成
される空気調和機の室内ユニットである。この構成にす
れば、クロスフローファンから吹き出される空気はリア
ガイダに沿って流れ、さらに上下羽根の上面に沿って流
れるため、上下羽根の先端で流れの衝突が生じない。ま
た、クロスフローファンから左右羽根までの距離が充分
とれているため、吹き出された空気の流速がかなり失速
した状態で左右羽根の先端で流れが衝突するため大きな
騒音上昇が起こらない。また、左右羽根前縁での剥離が
小さくなるため流れの著しい抵抗にならない。
【００１０】請求項２記載の発明は、筐体内に上側及び
下側に独立に動く上下羽根を２個具備して少なくとも一
つに左右羽根が取り付けられており運転時には前記上側
羽根はスタビライザに沿うように配設され、前記下側羽
根はリアガイダに沿うように配設され運転停止において
筐体の外側に沿うように上側羽根、下側羽根が収納する
形状で構成される空気調和機の室内ユニットである。こ
の構成にすれば上下羽根により上下方向に吹き出す風向
を著しく円滑に制御することができる。また上側及び下
側に独立に動く上下羽根を２個具備しているため１個の
上下羽根の弦長は小さくできる為、各々の上下羽根の回
転トルクを小さくすることができる。
下側に独立に動く上下羽根を２個具備して少なくとも一
つに左右羽根が取り付けられており運転時には前記上側
羽根はスタビライザに沿うように配設され、前記下側羽
根はリアガイダに沿うように配設され運転停止において
筐体の外側に沿うように上側羽根、下側羽根が収納する
形状で構成される空気調和機の室内ユニットである。こ
の構成にすれば上下羽根により上下方向に吹き出す風向
を著しく円滑に制御することができる。また上側及び下
側に独立に動く上下羽根を２個具備しているため１個の
上下羽根の弦長は小さくできる為、各々の上下羽根の回
転トルクを小さくすることができる。
【００１１】請求項３記載の発明は、筐体内に上側羽根
及び下側羽根が一体で動く上下羽根を具備して、上側羽
根及び下側羽根の間に左右羽根が取り付けられており、
運転時には前記下側羽根はリアガイダに沿うように配設
され、運転停止において筐体の外側に下側羽根が沿うよ
うに上下羽根が収納する形状で構成される空気調和機の
室内ユニットである。この構成にすれば、左右羽根の剛
性が保持しやすく吹き出し流れの左右方向の制御が容易
になる。また、送風回路の外ではあるが主流部に上下羽
根があるため請求項２記載の発明よりさらに上下方向に
吹き出し流れの方向を円滑に制御することができる。
及び下側羽根が一体で動く上下羽根を具備して、上側羽
根及び下側羽根の間に左右羽根が取り付けられており、
運転時には前記下側羽根はリアガイダに沿うように配設
され、運転停止において筐体の外側に下側羽根が沿うよ
うに上下羽根が収納する形状で構成される空気調和機の
室内ユニットである。この構成にすれば、左右羽根の剛
性が保持しやすく吹き出し流れの左右方向の制御が容易
になる。また、送風回路の外ではあるが主流部に上下羽
根があるため請求項２記載の発明よりさらに上下方向に
吹き出し流れの方向を円滑に制御することができる。
【００１２】請求項４記載の発明は、筐体内に上側羽根
及び下側羽根が一体で動く上下羽根を、上下に少なくと
も１つ具備されており、前記下側上下羽根の下側羽根が
運転時においてリアガイダに沿うように配設され、前記
上側上下羽根の上側羽根が運転時においてスタビライザ
に沿うように配設され、運転停止において筐体の外側に
沿うように収納され、各上下羽根の上側及び下側の間に
左右羽根が取り付けられた構成の空気調和機の室内ユニ
ットである。この構成にすれば１個の上下羽根の弦長は
小さくできる為、各々の上下羽根の回転トルクを小さく
することができる。さらに請求項３記載の発明同様主流
部に上下羽根があるため上下方向に吹き出す流れの方向
を円滑に制御することができる。
及び下側羽根が一体で動く上下羽根を、上下に少なくと
も１つ具備されており、前記下側上下羽根の下側羽根が
運転時においてリアガイダに沿うように配設され、前記
上側上下羽根の上側羽根が運転時においてスタビライザ
に沿うように配設され、運転停止において筐体の外側に
沿うように収納され、各上下羽根の上側及び下側の間に
左右羽根が取り付けられた構成の空気調和機の室内ユニ
ットである。この構成にすれば１個の上下羽根の弦長は
小さくできる為、各々の上下羽根の回転トルクを小さく
することができる。さらに請求項３記載の発明同様主流
部に上下羽根があるため上下方向に吹き出す流れの方向
を円滑に制御することができる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【００１４】（実施例１）図１は、空気調和機の室内ユ
ニットの横断面図である。複数のブレード１から成るク
ロスフローファン２とその周囲にリアガイダ３とスタビ
ライザ４とで空気の通風路が形成される。空気の流れ
は、空気調和機であれば吸い込みグリル５、フィルタ６
及び熱交換器７を通過してクロスフローファン２に流れ
込む。さらにリアガイダ３とスタビライザ４で形成され
た通風路（ディフュザー）８を通過して、吹き出し流れ
の上下方向を制御する上下羽根９と前記上下羽根に具備
されている左右方向を制御する左右羽根１０に制御され
て送風機の吹き出し部から放出される。運転時において
上下羽根９ａは前記リアガイダに沿うように配設され、
運転停止時において上下羽根９ｂは筐体の外側に沿うよ
うに収納される構成である。
ニットの横断面図である。複数のブレード１から成るク
ロスフローファン２とその周囲にリアガイダ３とスタビ
ライザ４とで空気の通風路が形成される。空気の流れ
は、空気調和機であれば吸い込みグリル５、フィルタ６
及び熱交換器７を通過してクロスフローファン２に流れ
込む。さらにリアガイダ３とスタビライザ４で形成され
た通風路（ディフュザー）８を通過して、吹き出し流れ
の上下方向を制御する上下羽根９と前記上下羽根に具備
されている左右方向を制御する左右羽根１０に制御され
て送風機の吹き出し部から放出される。運転時において
上下羽根９ａは前記リアガイダに沿うように配設され、
運転停止時において上下羽根９ｂは筐体の外側に沿うよ
うに収納される構成である。
【００１５】（実施例２）図２は、空気調和機の室内ユ
ニットの横断面図である。クロスフローファン２までの
吸い込み部の形態は、第１の実施例と同じである。クロ
スフローファン２から吹き出された空気の流れは、リア
ガイダ３とスタビライザ４で形成された通風路（ディフ
ュザー）８を通過して、独立に動く上側及び下側の２個
の上下羽根９によって上下方向に制御され、少なくとも
一つに取り付けられた左右羽根１０によって左右方向に
制御され、送風機の吹き出し部から放出される。運転時
において前記上側上下羽根９ｃは前記スタビライザに沿
うように配設され、前記下側上下羽根９ｄは前記リアガ
イダに沿うように配設されている。運転停止時において
上下羽根９ｅ、９ｆは筐体の外側に沿うように収納され
る構成である。
ニットの横断面図である。クロスフローファン２までの
吸い込み部の形態は、第１の実施例と同じである。クロ
スフローファン２から吹き出された空気の流れは、リア
ガイダ３とスタビライザ４で形成された通風路（ディフ
ュザー）８を通過して、独立に動く上側及び下側の２個
の上下羽根９によって上下方向に制御され、少なくとも
一つに取り付けられた左右羽根１０によって左右方向に
制御され、送風機の吹き出し部から放出される。運転時
において前記上側上下羽根９ｃは前記スタビライザに沿
うように配設され、前記下側上下羽根９ｄは前記リアガ
イダに沿うように配設されている。運転停止時において
上下羽根９ｅ、９ｆは筐体の外側に沿うように収納され
る構成である。
【００１６】（実施例３）図３は、空気調和機の室内ユ
ニットの横断面図である。クロスフローファン２までの
吸い込み部の形態は、第１の実施例と同じである。クロ
スフローファン２から吹き出された空気の流れは、リア
ガイダ３とスタビライザ４で形成された通風路（ディフ
ュザー）８を通過して、上側羽根及び下側羽根が一体で
動く上下羽根９によって上下方向に制御され、上側羽根
及び下側羽根の間に取り付けられた左右羽根１０によっ
て左右方向に制御され、送風機の吹き出し部から放出さ
れる。運転時において前記下側上下羽根９ｇは前記リア
ガイダに沿うように配設され、上側羽根及び下側羽根の
間に左右羽根が取り付けられている。運転停止時におい
て筐体の外側に下側上下羽根９ｈが沿うように収納され
る構成である。
ニットの横断面図である。クロスフローファン２までの
吸い込み部の形態は、第１の実施例と同じである。クロ
スフローファン２から吹き出された空気の流れは、リア
ガイダ３とスタビライザ４で形成された通風路（ディフ
ュザー）８を通過して、上側羽根及び下側羽根が一体で
動く上下羽根９によって上下方向に制御され、上側羽根
及び下側羽根の間に取り付けられた左右羽根１０によっ
て左右方向に制御され、送風機の吹き出し部から放出さ
れる。運転時において前記下側上下羽根９ｇは前記リア
ガイダに沿うように配設され、上側羽根及び下側羽根の
間に左右羽根が取り付けられている。運転停止時におい
て筐体の外側に下側上下羽根９ｈが沿うように収納され
る構成である。
【００１７】（実施例４）図４は、空気調和機の室内ユ
ニットの横断面図である。クロスフローファン２までの
吸い込み部の形態は、第１の実施例と同じである。クロ
スフローファン２から吹き出された空気の流れは、リア
ガイダ３とスタビライザ４で形成された通風路（ディフ
ュザー）８を通過して、上側羽根及び下側羽根が一体で
動く上下羽根９によって上下方向に制御され、各上下羽
根の上側及び下側の間に取り付けられた左右羽根１０に
よって左右方向に制御される。前記上下羽根は上下に少
なくとも１つ具備されている。前記下側上下羽根の下側
羽根９ｉが運転時において前記リアガイダに沿うように
配設され、前記上側上下羽根の上側羽根９ｊが運転時に
おいて前記スタビライザに沿うように配設される。運転
停止時において、前記下側上下羽根の下側羽根９ｋ及び
前記上側上下羽根の上側羽根９ｌが、筐体の外側に沿う
ように収納される構成である。
ニットの横断面図である。クロスフローファン２までの
吸い込み部の形態は、第１の実施例と同じである。クロ
スフローファン２から吹き出された空気の流れは、リア
ガイダ３とスタビライザ４で形成された通風路（ディフ
ュザー）８を通過して、上側羽根及び下側羽根が一体で
動く上下羽根９によって上下方向に制御され、各上下羽
根の上側及び下側の間に取り付けられた左右羽根１０に
よって左右方向に制御される。前記上下羽根は上下に少
なくとも１つ具備されている。前記下側上下羽根の下側
羽根９ｉが運転時において前記リアガイダに沿うように
配設され、前記上側上下羽根の上側羽根９ｊが運転時に
おいて前記スタビライザに沿うように配設される。運転
停止時において、前記下側上下羽根の下側羽根９ｋ及び
前記上側上下羽根の上側羽根９ｌが、筐体の外側に沿う
ように収納される構成である。
【００１８】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、クロスフ
ローファンから吹き出される空気はリアガイダに沿って
流れ、さらに上下羽根の上面に沿って流れるため、上下
羽根の先端で流れの衝突が生じず、大きな騒音上昇が起
こらない。また、上下羽根がディフュザーの機能をする
ため、安定した流れ場を形成することができる。
ローファンから吹き出される空気はリアガイダに沿って
流れ、さらに上下羽根の上面に沿って流れるため、上下
羽根の先端で流れの衝突が生じず、大きな騒音上昇が起
こらない。また、上下羽根がディフュザーの機能をする
ため、安定した流れ場を形成することができる。
【００１９】クロスフローファンから左右羽根までの距
離が充分とれているため、吹き出された空気の流速がか
なり失速した状態で左右羽根の先端で流れが衝突するた
め大きな騒音上昇が起こらない。また、左右羽根前縁で
の剥離が小さくなり流れの著しい抵抗にならないため、
流量性能を向上させることができる。
離が充分とれているため、吹き出された空気の流速がか
なり失速した状態で左右羽根の先端で流れが衝突するた
め大きな騒音上昇が起こらない。また、左右羽根前縁で
の剥離が小さくなり流れの著しい抵抗にならないため、
流量性能を向上させることができる。
【００２０】さらに、上下羽根が運転停止時において筐
体の外側に沿うように収納される構成であるため、本体
サイズを小さくすることができる。
体の外側に沿うように収納される構成であるため、本体
サイズを小さくすることができる。
【００２１】請求項２記載の発明によれば、第１の実施
例の効果に加えて、スタビライザ及びリアガイダに沿っ
た上下羽根により上下方向に吹き出し流れの主流方向を
著しく円滑に制御することができる。また、上下羽根が
独立に動く上側及び下側の２個を具備しているため、１
個の上下羽根の弦長は小さくできる為、各々の上下羽根
の回転トルクを小さくすることができ設計が容易にな
る。
例の効果に加えて、スタビライザ及びリアガイダに沿っ
た上下羽根により上下方向に吹き出し流れの主流方向を
著しく円滑に制御することができる。また、上下羽根が
独立に動く上側及び下側の２個を具備しているため、１
個の上下羽根の弦長は小さくできる為、各々の上下羽根
の回転トルクを小さくすることができ設計が容易にな
る。
【００２２】請求項３記載の発明によれば、第１の実施
例の効果に加えて、左右羽根の剛性が保持しやすく流れ
の左右方向の制御が容易になる。また、送風回路の外に
なるが主流部に上下羽根があるため、第２の実施例よ
り、さらに上下方向に吹き出し流れの方向を円滑に制御
することができる。
例の効果に加えて、左右羽根の剛性が保持しやすく流れ
の左右方向の制御が容易になる。また、送風回路の外に
なるが主流部に上下羽根があるため、第２の実施例よ
り、さらに上下方向に吹き出し流れの方向を円滑に制御
することができる。
【００２３】請求項４記載の発明によれば、１個の上下
羽根の弦長は小さくできる為各々の上下羽根の回転トル
クを小さくすることができ設計が容易になる。さらに請
求項３記載の発明同様主流部に上下羽根があるため上下
方向に吹き出す流れの方向を円滑に制御することができ
る。
羽根の弦長は小さくできる為各々の上下羽根の回転トル
クを小さくすることができ設計が容易になる。さらに請
求項３記載の発明同様主流部に上下羽根があるため上下
方向に吹き出す流れの方向を円滑に制御することができ
る。
【図１】本発明の第１実施例の空気調和機の室内ユニッ
トの横断面図
トの横断面図
【図２】本発明の第２実施例の空気調和機の室内ユニッ
トの横断面図
トの横断面図
【図３】本発明の第３実施例の空気調和機の室内ユニッ
トの横断面図
トの横断面図
【図４】本発明の第４実施例の空気調和機の室内ユニッ
トの横断面図
トの横断面図
【図５】従来の空気調和機の室内ユニットの横断面図
１ ブレード ２ ファン（クロスフローファン） ３ リアガイダ ４ スタビライザ ５ グリル ６ フィルタ ７ 熱交換器 ８ 通風路（ディフュザー） ９ 上下羽根 １０ 左右羽根
Claims (4)
- 【請求項１】 筐体内に一定の長さを有する複数のブレ
ードを円柱状に配列した羽根車単体を回転軸方向に組み
合わせてなるクロスフローファンと、このクロスフロー
ファンに近接・対向して位置するスタビライザと、通風
路を形成するリアガイダと、上下方向に風向を制御させ
る上下羽根と、左右方向に風向を制御させる左右羽根を
前記上下羽根に具備して、前記上下羽根が運転時におい
て前記リアガイダに沿うように配設され、前記上下羽根
が運転停止時において筐体の外側に沿うように収納する
形状としたことを特徴とした空気調和機の室内ユニッ
ト。 - 【請求項２】 筐体内に上側及び下側に、独立に動く上
下羽根を２個具備して、少なくとも一つに左右羽根が取
り付けられており、運転時には前記上側羽根はスタビラ
イザに沿うように配設され、前記下側羽根はリアガイダ
に沿うように配設され、運転停止において筐体の外側に
沿うように上側羽根、下側羽根が収納する形状としたこ
とを特徴とする請求項１に記載の空気調和機の室内ユニ
ット。 - 【請求項３】 筐体内に上側羽根及び下側羽根が一体で
動く上下羽根を具備して、上側羽根及び下側羽根の間に
左右羽根が取り付けられており、運転時には前記下側羽
根はリアガイダに沿うように配設され、運転停止におい
て筐体の外側に下側羽根が沿うように上下羽根が収納す
る形状としたことを特徴とする請求項１または２に記載
の空気調和機の室内ユニット。 - 【請求項４】 筐体内に上側羽根及び下側羽根が一体で
動く上下羽根を、上下に少なくとも１つ具備されてお
り、前記下側上下羽根の下側羽根が運転時においてリア
ガイダに沿うように配設され、前記上側上下羽根の上側
羽根が運転時においてスタビライザに沿うように配設さ
れ、運転停止時において筐体の外側に沿うように収納さ
れ、各上下羽根の上側及び下側の間に左右羽根が取り付
けられていることを特徴とする請求項１から３のいずれ
か１項に記載の空気調和機の室内ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8300021A JPH10141701A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 空気調和機の室内ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8300021A JPH10141701A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 空気調和機の室内ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10141701A true JPH10141701A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17879761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8300021A Pending JPH10141701A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 空気調和機の室内ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10141701A (ja) |
Cited By (9)
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