JPS62147261A - 空気調和機の風向変更装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和機室内側ユニットの風向変更装置に
関するものである。

従来の技術 近年、空気調和機の室内側ユニットは低騒音化の傾向に
ある。従って吹出口に設けられる風向変更装置において
も、通風時の騒音を低下させるような構成が要求される
。

従来の空気調和機の風向変更装置として、支持部材に回
動可能に設けた複数の風向板を連動部材で連結した構成
のものがある。この構成によると、一枚の風向板の方向
を変化させれば、連動部材で連結されている他の風向板
の方向を同時に変化させることができる（実開昭５４−
５１４６７）。

また、他の例として、複数の風向変更板を１つの軸に対
して一定の角度をもって取り付けたものがある。この場
合は軸を回転させれば、風向変更板の吹出し空気の流れ
方向に対する角度が変化する。ここで吹出し空気は、風
向変更板に沿ってその方向に曲がるので、吹出し空気の
方向を変化させることができる（実開昭５９−４９８３
０）。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、吹出口内に吹出
し空気と垂直に連動部材や軸があるため、騒音の発生源
となるという問題点を有していた。

本発明は、上記問題点に鑑み、低騒音で風向が変更でき
る空気調和機の風向変更装置を提供することを目的とす
る。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明は、吹出口の内部
に長手方向に吹出し方向を偏向する複数の風向変更板を
設け、吹出口の外部に前記風向偏向板を連結する連結部
材を設けるという構成をとる。

作　　用 本発明は、上記構成により、吹出口内に連結部材をなく
すので、吹出空気の方向と垂直にぶつかる部分がなくな
るため、騒音の発生源を少なくすることができる。

実施例 以下、本発明の一実施例の空気調和機の風向変更装置に
ついて第１〜３図を参照にしながら説明する。

第１〜３図において、１は空気調和機本体、２は吸込口
、３は吹出口であり、４は吸込口と吹出口とを結ぶ通風
路である。５は通風路４に設けた熱交換器、６はクロス
フローファン、７はファンモータ、８は風向偏向板であ
る。風向偏向板８は、第２〜３図に示すように、−側に
設けた支軸９の両端が通風路の壁面に回動自在に支持さ
れ、他側に設けた連結片１０が通風路の一方の壁面に設
けた半月状の溝１１を通して通風路外に位置する連結部
材１２に連結されている。

以上のように構成された空気調和機の風向変更装置につ
いて以下その動作について説明する。吹出し空気の長手
方向の吹出し方向を変える場合、まず風向偏向板１７の
方向を変化させる。この時、風向偏向板８は、半月状の
溝１１を通して連結片１０にて吹出口外部で連結部材１
２に連結されている。よって一枚の風向偏向板の動きに
他が連動する。このようにして全体の風向偏向板の方向
を同じように変化させることにより吹出し空気もその方
向に偏向して流れる。

ここで、この風向偏向板の駆動方法であるが、駆動方法
としては手動、ステッピングモータ、形状記憶合金によ
る駆動等が考えられる。また駆動に必要なトルクは、本
実施例では溝１１を設けているので、摩擦抵抗が小さく
、また支軸と連結片の距離を長くすることができるので
、トルクは小さくてすむ。又、連結部材１２の周囲を袋
状に密閉しているので、溝１１への空気の流れはない。

よって溝１１の部分では騒音は発生しない。

以上のように、本実施例によれば、吹出口の内部に水平
方向に吹出方向を偏向する複数の風向偏向板８を設け、
吹出口の外部に前記風向偏向板を連結する連結部材１２
を設けたことにより、吹出し空気と連結部材の衝突を無
くすことができるので、吹出し空気の連結部材の部分を
通過するときに生じる騒音をなくすことができる。

次に第２の実施例を第４〜５図に示す。この例では、風
向偏向板８の支軸９の下端を通風路外へ突出させ、そこ
にＬ字状の連結片１０を設け、これを連結部材１２へ連
結している。

上記のように構成された空気調和機の風向変更装置にお
いてもその動作は第１−の実施例とほぼ同じである。第
１の実施例と異なる点は、連結片結片先端の距離が短い
ため、第１の実施例よりも駆動トルクが必要となる。た
だし、第１の実施例のように半月状の溝１１をあける必
要はない。このようにして第２の実施例においても第１
の実施例と同様の効果がある。

なお、第１、第２の実施例において風向偏向板と連結部
材を連結片にて連結したが、磁力などを用いて非接触に
て連結するようにしてもよい。

発明の効果 以上のように本発明によれば、吹出し空気が連結部材を
通過する時に生じる騒音をなくす・ことができ、低騒音
で風向を変更できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例における空気調和機の風
向変更装置の縦断面図、第２図は同要部の拡大断面図、
第３図は斜視図、第４図は第２の実施例における空気調
和機の風向変更装置の断面図、第５図は従来の空気調和
機の風向変更装置の斜視図である。 １１・・・・・・吸込口、１２・・・・・・吹出口、１
６・・・・・・通風回路、１７・・・・・・風向偏向板
、１日・・・・・・連結部材。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名？−
−−暖込コ ３−・−吃出口 第　１　図　　　　　　　　　　　４−・−通鳳回秀δ
−−−風赴渇向オ更 ４２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 吹出口の内部に長手方向に吹出し方向を偏向する複数の
   風向偏向板を設け、吹出口の外部に前記風向偏向板を連
   結する連結部材を設けたことを特徴とする空気調和機の
   風向変更装置。