JPH0589889U - 送風機 - Google Patents

送風機

Info

Publication number
JPH0589889U
JPH0589889U JP3050192U JP3050192U JPH0589889U JP H0589889 U JPH0589889 U JP H0589889U JP 3050192 U JP3050192 U JP 3050192U JP 3050192 U JP3050192 U JP 3050192U JP H0589889 U JPH0589889 U JP H0589889U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cross
fan
suction port
blower
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3050192U
Other languages
English (en)
Inventor
保彦 鈴木
Original Assignee
松下精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下精工株式会社 filed Critical 松下精工株式会社
Priority to JP3050192U priority Critical patent/JPH0589889U/ja
Publication of JPH0589889U publication Critical patent/JPH0589889U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に高さを低くすることを要望されているダ
クト用送風機において、風量と静圧がシロッコファンと
同等で製品高さを低くした送風機を提供するため。 【構成】 箱体11の相向かい合う面に吸込口12と吐
出口13を有し、箱体11内に横流ファンを2個設け、
吸込口12側の横流ファン14の風の出口側に吐出口1
3側の横流ファン15を配置し、各々のファンの回転方
向は反対とし、通風路は箱体11内で吸込口12から始
まるZ字状に屈折するようにした送風機。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はビルなどの建物の給気や排気などの空調に用いるダクト用の送風機に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の送風機はシロッコファンを用いるのが一般的であった。以下、 その構成について図3〜図5を参照しながら説明する。
【0003】 図に示すように、箱体31内にモータ32のシャフト33に固定されたシロッ コファン34が回転し、風は吸込口35から吸われ案内板36を介してコーン3 7を通りシロッコファン34に吸われ、出た風はケーシング38で案内され吐出 口39から送り出される構造になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の送風機では、図3および図4に示すようにシロッコファン3 4とコーン37を収めるケーシング38の厚みとモータ32の厚みが必要であり 、これを鉛直線上に配置する構成では箱体の高さは、その合計厚みだけ必要であ った。また、これらのシロッコファン34とコーン37とモータ32を水平線上 に配置した図5に示すような場合でも、シロッコファン34の直径Dの1.5倍 から1.8倍位の高さが必要であった。以上のように、高さが低い物が要望され ているダクト用送風機に対しては、一般的に羽根径の大きいシロッコファンを用 いると箱体の高さが問題であった。
【0005】 本考案は上記課題を解決するもので、高さの低いダクト用の送風機を提供する ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案の送風機は上記目的を達成するために、箱体の相向かい合う面に吸込口 と吐出口を有し、箱体内に横流ファンを2個設け、吸込口側の横流ファンの風の 出口側に吐出口側の横流ファンを配置し、各々のファンの回転方向は反対とし、 通風路は箱体内で吸込口から始まるZ字状に屈折した構成とする。
【0007】
【作用】
本考案は上記した構成により、一般的に静圧の低いと言われる横流ファンを直 列に配置したことで圧力の高いファンとし、小径の横流ファンを2個採用しても 送風機の箱体自体の高さはシロッコファンの時よりも低く抑えることが可能であ り、ふところの低いビルの天井裏にも設置ができる。
【0008】
【実施例】
以下本考案の一実施例について図1および図2を参照しながら説明する。
【0009】 図に示すように、送風機は箱体11の相向かい合う面に吸込口12と吐出口1 3を有し、内に吸込口12側の横流ファン14と吐出口13側の横流ファン15 の2個のファンを有しており、その位置関係は吸込口12側の横流ファン14の 風の出口側に吐出口13側の横流ファン15を配置し、各々のファンの回転方向 は反対となっており、通風路は箱体11内で吸込口12から始まり吐出口13に 終わるZ字状に屈折するようにしたものである。
【0010】 上記構成において風の流れと動作について説明すると、吸込口12側の横流フ ァン14が回転することで吸込口12から風が吸い込まれ、吐出口13側の横流 ファン15側へ吐き出され、今度は吸込口12側の横流ファン14と逆回転の吐 出口13側の横流ファン15によって吐出口13へ風が送り出されていく。
【0011】 横流ファンは元来大風量であるが静圧の低いファンであるので、これを直列に 配置したことで圧力の高いファンとし、2台をZ字状に配置したのは横流ファン の特性を十分に引き出すためで、小径の横流ファンを採用することで送風機の箱 体自体の高さを低く抑えることができるものである。
【0012】
【考案の効果】
以上の実施例から明らかなように、本考案によれば大風量小静圧の横流ファン を直列に配置したことでシロッコファン程度の静圧を出すことが可能となり、小 径の横流ファンであるためたとえ2台をZ字状に配置しても送風機の箱体の高さ をシロッコファンに比べ低くすることができ、ダクト用送風機に求められている 高さの低い送風機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の送風機の正面断面図
【図2】同平面図
【図3】従来の送風機の平面断面図
【図4】同正面図
【図5】同正面断面図
【符号の説明】
11 箱体 12 吸込口 13 吐出口 14 吸込口側の横流ファン 15 吐出口側の横流ファン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱体の相向かい合う面に吸込口と吐出口を
    有し、箱体内に横流ファンを2個設け、吸込口側の横流
    ファンの風の出口側に吐出口側の横流ファンを配置し、
    各々のファンの回転方向は反対とし、通風路は箱体内で
    吸込口から始まるZ字状に屈折した送風機。
JP3050192U 1992-05-11 1992-05-11 送風機 Pending JPH0589889U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3050192U JPH0589889U (ja) 1992-05-11 1992-05-11 送風機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3050192U JPH0589889U (ja) 1992-05-11 1992-05-11 送風機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0589889U true JPH0589889U (ja) 1993-12-07

Family

ID=12305572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3050192U Pending JPH0589889U (ja) 1992-05-11 1992-05-11 送風機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0589889U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013148048A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Panasonic Corp 消音ボックス付送風機
JP2013231444A (ja) * 2013-07-06 2013-11-14 Oiwa Machinery Corp 送風装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013148048A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Panasonic Corp 消音ボックス付送風機
JP2013231444A (ja) * 2013-07-06 2013-11-14 Oiwa Machinery Corp 送風装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970011613A (ko) 공기조화기
GB2123893A (en) Fans for air conditioners
JPH0589889U (ja) 送風機
JP3107319B2 (ja) 空気清浄機
JPH094868A (ja) 高風圧形空気調和機
KR20200136661A (ko) 실내외 환기 시스템 용 저소음 블로어
JPS5850181Y2 (ja) 空気調和装置
JPS604823U (ja) 空気調和装置
JPH08535B2 (ja) 車両用空調装置
JPS6218887Y2 (ja)
JPS62147261A (ja) 空気調和機の風向変更装置
JPH0735798U (ja) 空調施設における中継送風装置
JPH0340334Y2 (ja)
JPS62196531A (ja) 天井埋込型空気調和機
JPS581705Y2 (ja) 空気調和機
JPH0610896A (ja) ファンフィルターユニット用送風機
JPS5885036A (ja) 一体形空気調和機の送風装置
JPH0669642U (ja) 天井設置形エアコン
JPH08178333A (ja) 空気調和機
JPS5824113Y2 (ja) 換気装置
JPS5816Y2 (ja) ル−ムエアコン等の吸込案内付送風装置
JPS5834336Y2 (ja) 空気調和機の室内ユニツト
JPS6125524Y2 (ja)
JP2000296306A (ja) ファンフィルタユニット
JPH0614843U (ja) 床下と天井裏の換気装置