JPH08535B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH08535B2
JPH08535B2 JP2067036A JP6703690A JPH08535B2 JP H08535 B2 JPH08535 B2 JP H08535B2 JP 2067036 A JP2067036 A JP 2067036A JP 6703690 A JP6703690 A JP 6703690A JP H08535 B2 JPH08535 B2 JP H08535B2
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JP
Japan
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indoor
air conditioner
fan
heat exchanger
outdoor
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JP2067036A
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JPH03271058A (ja
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篤 壱岐尾
明典 井上
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両用空調装置に係り、特に車両の屋根上
に配置されるものに好適な車両用空調装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
車両の屋根上に搭載される空調装置は、車両限界によ
る制約により寸法制限を厳しく受ける。特に近年におい
ては、建設費を低減させることを目的として地下鉄にお
けるトンネル断面を小さくすることが考えられており、
従来にもまして寸法制限が厳しくなる。このような小断
面の地下鉄車両においては、車体の天井端部を切欠いて
空調装置を搭載し、下面に吸込口より車両空気を吸込ん
で車両中央側に水平に風を吐き出すような構造となって
いる(実開昭56−6612号公報)。また室内フアンをその
ケーシングの軸方向が垂直となるように配置している
(実開昭60−57413号公報)。
上述のような小断面の地下鉄車両においては、空調装
置の高さ寸法を低くすることが要求されている。ここ
で、高さ寸法を低くするためには、空調装置を構成する
機器すなわち圧縮機,室内ファン,室外ファン,室内熱
交換器および室外熱交換器を低背化すればよい。圧縮機
の低背化については、該圧縮機を水平配置することによ
り行なわれている。〔特開昭63−270218号〕熱交換器に
ついては、高さ寸法を減少させ、幅寸法あるいは長さ寸
法を長くすることにより同等の性能を与えることができ
る。室外ファンについては、低背形の可能なフラットモ
ータを使用すればある程度の低背化は可能である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、室内ファンの低背化について配慮さ
れておらず、空調装置の高さ寸法の制約の厳しい車両に
おいては低背化の問題があった。また、空調装置の高さ
寸法を抑えても車体に設置される空調ダクトとの接合構
造を簡略化することについて十分な配慮がなされていな
かった。
本発明の目的とするところは、装置全体のコンパクト
化を図るとともに車体に設けられる空調ダクトとの接合
構造を簡略化し得る車両用空調装置を提供することにあ
る。
また、本発明の目的とするところは、室内ファンの性
能を低下させることなく装置全体を薄型にできる車両用
空調装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、 室外フアンと室外熱交換器とを有する室外機器室と、
室内フアンと室内熱交換器とを有する室内機器室と、前
記室外機器室と前記室内機器室との間に室内空気のリタ
ーン口を備え、前記室内熱交換器の下流側に空調装置の
壁面側に向けて空気を吐出する室内フアンをする車両用
空調装置において、 前記室外熱交換器の両側に前記リターン口を介して前
記室内機器室を設け、 一方の前記室内機器室の前記室内フアンの吐出口に直
交する空調装置の壁面と該室内機器室との間に圧縮器を
配置しており、他方の前記室内機器室の前記室内フアン
の吐出口に直交する空調装置の壁面と該室内機器室との
間に電気品を配置しており、 前記室内フアンはその軸方向を垂直に配置しており、
該室内フアンは上方に前記室内熱交換器を経由した空気
を吸い込み口を備え、該室内フアンのモータは空調装置
の床板に配置され、該室内フアンの羽根車の径は前記モ
ータの径よりも大きくて該モータの上部に固定している
こと、 によって達成できる。
〔作用〕
かかる構成によれば、空調装置を車両の中央部に配置
する場合において、室外機器室を中心として両側に室内
機器室が配置されることになるので、車両側の空調ダク
トがこの空調装置を中心として車両の長手方向において
実質的に同一の構成となり、構成を簡単にでき、空気の
流れが大きく変化することがないので流路抵抗を抑制で
きるものである。また、それぞれの室内機器室と空調装
置の壁面との間の空間に圧縮機、電気品をそれぞれ配置
しているので、全ての機器を1つに纏めることができる
ものである。また、室内フアンの羽根車とモータとを垂
直に重ねたことになるので、空調装置の高さを小さくで
きるものである。モータは空調装置の床板に設置してい
るので、構成を簡単にできるものである。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図により説明する。第1図な
いし第3図により本発明の車両用空調装置の一実施例を
説明する。同図において、1は空調装置、2は長手方向
端部の幅方向端部に水平配置された圧縮機である。3は
その軸方向が垂直に配置された室内ファン、4は該室内
ファン3に隣接して配置された室内熱交換器である。前
記圧縮機2が設けられている圧縮機室は、室内ファン3
および室内熱交換器4が設けられている室内機器室に隣
接して配置されている。また、圧縮機1は空調装置1の
長手方向にその軸方向が配置されている。5は室外ファ
ンで空調装置1の長手方向および幅方向の中央部分に配
置されている。6は該室外ファン5の空調装置1の幅方
向両側に配置された室外熱交換器である。12は前記室外
ファン5および室外熱交換器6が設けられている室外機
器室に空調装置1の長手方向両側に隣接して配置された
リターン口である。13は前記圧縮機室が設けられている
位置の空調装置1における対角位置に設けられた電気品
箱である。なお、前記室内ファン3の詳細な構造につい
て説明する。8は駆動用のモータ、9はモータ8の外周
位置にフィンが配置される構造となった羽根車である。
該羽根車9はその軸中心位置に前記モータ8を挿入可能
なスペースを有しており、軸方向の寸法がモータ8の軸
方向の寸法と重複するように構成されている。10は羽根
車9の外周および軸方向を囲むとともに空気吸込口11を
形成したケーシングである。
このような構成によれば、室内機器室に隣接し装置幅
方向位置に圧縮機室を形成し、かつ、圧縮機1を装置長
手方向に配置することにより、室内機器室と圧縮機室と
をコンパクトに配置できる。また、室外機器室を空調装
置1の長手方向中央部に設けその両側に室内機器室を配
置しているため、該空調装置1を車体の長手方向中央に
屋根に埋込んで配置する場合に空調ダクトへの接続構造
が簡単となり、さらに、調和空気の流れの方向が大きく
変化することが無く、流路抵抗を抑制できる。また、車
両側の空調ダクトも空調装置を中心としてその長手方向
において実質的に同一となり、その構成を簡単にできる
ものである。
また、室内ファン3はその軸方向が垂直となってお
り、静圧を高くするため羽根の直径を大きくし、かつ、
所定風量を得るために羽根を長くしても、垂直方向の寸
法が従来のものよりも大きくなることはない。また、羽
根車9の中心位置にモータ8を配置して、該羽根車9と
モータ8との軸方向寸法が重なるように構成することに
より、ケーシング10の垂直寸法を最小限にすることがで
きる。このことにより空調装置1の高さ寸法を短くする
ことができる。また、室内ファン3を水平方向に並べて
配置してもその幅が、従来の両軸モータでファンを駆動
する方式に比べて短くなるため、圧縮機室の装置が容易
に行なえる。
さらに、前述の構成によれば電気品箱13を空調装置1
内に設置していることから、該空調装置1の車体への取
付け作業あるいは保守点検作業等が容易となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、室外機器室の両側に室内機器室を配
置したので、空調ダクトとの接続を容易にでき、空調ダ
クトの構成を簡単にでき、また、電気品までを含めて一
体にでき、また、室内フアンの羽根車とモータとを垂直
に配置して重ねているので、空調装置の高さを小さくで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車両用空調装置の一実施例を示す
平面図、第2図は第1図のA−A部断面図、第3図は第
1図の室内フアンの垂直断面図である。 1……空調装置、2……圧縮機、3……室内ファン、4
……室内熱交換器、5……室外ファン、6……室外熱交
換器、12……リターン口、13……電気品箱

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室外フアンと室外熱交換器とを有する室外
    機器室と、室内フアンと室内熱交換器とを有する室内機
    器室と、前記室外機器室と前記室内機器室との間に室内
    空気のリターン口を備え、前記室内熱交換器の下流側に
    空調装置の壁面側に向けて空気を吐出する室内フアンを
    有する車両用空調装置において、 前記室外熱交換器の両側に前記リターン口を介して前記
    室内機器室を設け、 一方の前記室内機器室の前記室内フアンの吐出口に直交
    する空調装置の壁面と該室内機器室との間に圧縮器を配
    置しており、他方の前記室内機器室の前記室内フアンの
    吐出口に直交する空調装置の壁面と該室内機器室との間
    に電気品を配置しており、 前記室内フアンはその軸方向を垂直に配置しており、該
    室内フアンは上方に前記室内熱交換器を経由した空気の
    吸い込み口を備え、該室内フアンのモータは空調装置の
    床板に配置され、該室内フアンの羽根車の径は前記モー
    タの径よりも大きくて該モータの上部に固定しているこ
    と、 を特徴とする車両用空調装置。
JP2067036A 1990-03-19 1990-03-19 車両用空調装置 Expired - Lifetime JPH08535B2 (ja)

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JPH03271058A JPH03271058A (ja) 1991-12-03
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