JP3235171B2 - 空調換気装置 - Google Patents
空調換気装置Info
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- air supply
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Description
調換気装置に関するものである。
り、1は空調換気装置2の外筐を形成する箱体、3、4
はこの箱体の室内側に形成された室内側吸込口と室内側
排出口、5、6は上記箱体1の室外側に設けられた室外
側吸込口と室外側排出口、7は給気ファン8および排気
ファン9を両端に有する駆動用電動機、10は熱交換器
で、上記各排出口4、6側に配設され相互に独立した流
路を給気および排気に有するものである。
れ、室内空気は箱体1の室内側吸込口3より電動機7の
駆動による回転する排気ファン9にて吸込まれ、、排気
ファン9吐出口側にある熱交換器10の排気路を通過し
室外側排出口6より室外へ排出される。室外空気は箱体
1の上記室内側吸込口3と反対面に開設される室外側吸
込口5より吸気ファン8に吸込まれ上記熱交換器10の
他方の一方の吸気路を通過し、室内側排出口4より室内
へ供給される。
調換気装置では、吸気ファン8、排気ファン9および駆
動用電動機7から送風機部分と、熱交換器10が単一の
箱体に組込まれており、熱交換効率および送風性能を向
上させる為には製品寸法を大きくしなければならず、装
置自体が大きくなるといった問題点がある。送風機の送
風性能を高め、かつその送風機を熱交換器の熱交換効率
の良い位置に配置しようとすれば、自らその相対位置関
係が特定されてしまい、一つの箱体によって実現を図れ
ば全体の寸法を大きくしなくてはならない。
ーカバー(図示せず)にて箱体1を覆わなければならな
く、施工、製品コスト面において高価になるという課題
もあった。
れたものであって、その目的とするところは、空調換気
装置について熱交換効率の向上と送風性能の向上を大型
化を伴うことなく実現することであり、その装置の機能
性の向上や低価格化を推進することである。
に請求項1の発明は、室内への給気を行うための給気送
風機と給気通路と、室外への排気を行うための排気送風
機と排気通路とを独立状態に外筺内に設けた室外壁面に
取付ける送風ユニットと、互いに独立した流路が交互に
組合わせられた角柱状に構成された熱交換器を外筺内に
設けた室内壁面に取付ける熱交換ユニットと、室内外を
仕切る壁体を貫通し、送風ユニットと熱交換ユニットと
を通風可能に接続する面形態の隔壁により給気路と排気
路が等分に構成された複層管とから構成し、その複層管
の給気路及び排気路を熱交換ユニットの熱交換器の各流
路の臨む通気面の中央に接続し、送風ユニットと熱交換
ユニットの各中心軸と複層管の隔壁とを合致させる手段
を採用する。
は、請求項1に係る前記手段における送風ユニットの外
筺を、正面に所定間隔を有して突設した防風板を設けた
給気口と、側面に穿設した排気口と、背部に設ける、仕
切壁を有し給気口と連通する背部排気口および排気口と
連通する背部排気口とから形成し、排気口に間隔をおい
て傾斜状に突設し、重合することによって排気口を覆う
複数のフィンを設ける手段を採用する。
と排気送風機を熱交換器から切り離してそれらの性能を
引き出し得る外筺内に設けて送風ユニットとして構成す
ることができ、熱交換器を外筺内に設けた熱交換ユニッ
トに対しては、熱交換効率の良い位置に複層管で接続す
ることによって、室内側及び室外側の部分の小型化とと
もに送風性能と熱交換効率の双方を高めることができる
ようになる。
隔を有して突設された防風板を設けた給気口と、側面に
穿設された排気口と、背部に設けられ仕切壁を有して上
記給気口と連通する背部給気口および上記排気口と連通
する背部排気口とより形成し、上記排気口に間隔をおい
て傾斜状に突設され、重合することに排気口を覆う複数
のフィンを設けたことより、排気口より風および雨等の
侵入がフィンにて阻止される。
あり、図において15は家屋16等の壁体で貫通穴17
が穿設されている。18、19はこの壁体にて仕切られ
る室内側と室外側、20は上記壁体15の室外側19に
装着される送風ユニットで、例えば合成樹脂よりなり図
2に示すように箱体にて対向する側壁の正面側21に室
外側給気口22、背部側23にそれぞれ独立した背部排
気口24、背部給気口25および正面側21と背部側2
3とを連設する他側壁26に室外側排気口27を設けて
いる。28は防風板で、上記室外側給気口22周端より
所定寸法を有して突設された取付足29の先端に室外側
給気口22より大径からなる平板が装着されてなる。3
0はフィンで、上記室外側排出口27上に図5に示すよ
うに一定間隔をおいて複数個傾斜状に突設され、L寸法
分のみ重合することにて排気口27を覆う形状となって
いる。31は仕切壁で、上記送風ユニット20内にてモ
ータ取付板32とガイド板33とより構成され、上記室
外側給気口22から上記背部給気口25とを連通する給
気通路34と、上記室外側排気口27と上記背部排気口
24とを連通する排気通路35を形成し、且つ送風ユニ
ット20内を区切る。36は上記給気通路34の内壁
で、弧状に形成され、その一部分には合成樹脂からなる
吸水パッキン37にて形成されており、この内壁と送風
ユニット20外壁との間にはチャンバー38が構成され
ている。39は排水口で、上記給気通路34の底部に穿
設されており、雨水が室外側給気口22より侵入した場
合の排水の役目をなし、上記吸水パッキン37について
も同様に吸水作用をなす。40は送風機部で、電動機4
1の回転軸42の両端に設けられ、例えばシロッコ羽根
からなり室外側給気口22と対向する給気送風機43
(給気通路34上に位置する)および排気通路35上に
位置する排気送風機44とからなる。45は複層管で、
例えば塩化ビニールパイプよりなり隔壁45aを有する
2層管にて上記壁体15の貫通穴17内に装着され、給
気路46、排気路47を構成する。49は熱交換ユニッ
トで、箱体よりなり、上記給気路46および上記排気路
47と連通する壁面側給気口50と壁面側排気口51を
側面に、上・下面にこの壁面側給気口および壁面側排気
口とそれぞれ連通する室内側給気口52と室内側排気口
53とを設けている。54は熱交換器で、例えば、紙製
にて四角柱からなり相互に独立した給排気流路を形成し
ており、図4に示すように上記熱交換ユニット49内に
て水平方向に二個積層され、熱交換ユニット49の水平
方向のN寸法に対してほぼ同等のM寸法の大きさにて各
稜部55は熱交換ユニット49の内壁と当接されてい
る。56は各ユニット20、49を結ぶ中心軸である。
いては、家壁16の壁体15の室外側19に送風ユニッ
ト20を装着し、この送風ユニットの背部排気口24、
背部給気口25と接続、且つ送風ユニット20の中心軸
と複層管45の隔壁45aと合致させるように壁体15
の貫通穴17に複層管45を装着する。次に、この複層
管45の給気路46、排気路47と接続させるよう室内
側18より熱交換器54の稜部55と複層管45の隔壁
45aとを合致させながら熱交換ユニット49を壁体1
5に装着する。そして、送風機部40が運転されること
にて室外空気は室外側給気口22より給気送風機43に
て吸い込まれ、チャンバー38によって90゜以上屈曲
され複層管45の給気路46から熱交換ユニット49内
へ供給される。そして、熱交換器54の一方の流路を通
り、室内側給気口52より室内へ供給される。この場
合、雨水が室外側給気口22より侵入した場合は、給気
通路34の吸水パッキン37に吸水され、給気通路34
下面の雨水は排水口39より室外へ排出される。また、
この時給気流路34は給気送風機43により風圧によっ
て常に運転中は加圧状態となり、上記排水口39におい
ては室外へ向って雨水が流れる力が加わっている。一
方、室内空気は、室内側排気口53より熱交換器54の
他方の流路から複層管45の排気路47を通り、排気通
路35、排気送風機44を介して室外側排気口27より
室外へ排気される。
18、室外側19の空気はいずれも熱交換器54を通過
していたが、図6に示すように熱交換ユニット49の壁
体15側の上・下面に熱交換器54を通過することなく
複層管45の各路46、47と連通するバイパス口60
を設け、このバイパス口を任意に封止するダンパー61
を設ける。これにより、熱交換ユニット49側において
は各バイパス口60、60を開状態にすることにて、給
気流および排気流は熱交換器54を通過することなくバ
イパス口60より給・排される。
機を熱交換器から切り離してそれらの性能を引き出し得
る外筺内に設けて送風ユニットとして構成することがで
き、熱交換器を外筺内に設けた熱交換ユニットに対して
は、低圧損で熱交換効率の良い位置に複層管で接続する
ことによって、室内側及び室外側の部分の小型化ととも
に送風性能と熱交換効率の双方を高めることができる。
隔を有して突設された防風板を設けた給気口と、側面に
穿設された排気口と、背部に設けられ仕切壁を有して上
記給気口と連通する背部給気口および上記排気口と連通
する背部排気口とより形成し、上記排気口に間隔をおい
て傾斜状に突設され、重合することに排気口を覆う複数
のフィンを設けたことより、排気口が複数のフィンにて
完全に覆われるので、ウエザーカバー等の外筐部材が不
要となり、施工性がよくなるとともに、製品コストを安
価にする。
図である。
断面図である。
断面図である。
ける排気送風部分を示す断面図である。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 室内への給気を行うための給気送風機と
給気通路と、室外への排気を行うための排気送風機と排
気通路とを独立状態に外筺内に設けた室外壁面に取付け
る送風ユニットと、互いに独立した流路が交互に組合わ
せられた角柱状に構成された熱交換器だけを外筺内に設
けた室内壁面に取付ける熱交換ユニットと、室内外を仕
切る壁体を貫通し、前記送風ユニットと前記熱交換ユニ
ットとを通風可能に接続する面形態の隔壁により給気路
と排気路が等分に構成された複層管とからなり、前記複
層管の給気路及び排気路を前記熱交換ユニットの熱交換
器の各流路の臨む通気面の中央に接続し、前記送風ユニ
ットと前記熱交換ユニットの各中心軸と前記複層管の隔
壁とを合致させたことを特徴とする空調換気装置。 - 【請求項2】 送風ユニットの外筺を正面に所定間隔を
有して突設した防風板を設けた給気口と、側面に穿設し
た排気口と、背部に設ける、仕切壁を有し前記給気口と
連通する背部排気口および前記排気口と連通する背部排
気口とから形成し、前記排気口に間隔をおいて傾斜状に
突設し、重合することによって排気口を覆う複数のフィ
ンを設けたことを特徴とする請求項1に記載の空調換気
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07957492A JP3235171B2 (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 空調換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07957492A JP3235171B2 (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 空調換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05280782A JPH05280782A (ja) | 1993-10-26 |
JP3235171B2 true JP3235171B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=13693771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07957492A Expired - Lifetime JP3235171B2 (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 空調換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3235171B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101339495B1 (ko) * | 2012-04-04 | 2013-12-10 | 주식회사 에코텍코리아 | 폐열회수형 무전원 환기장치 |
-
1992
- 1992-04-01 JP JP07957492A patent/JP3235171B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05280782A (ja) | 1993-10-26 |
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