JP4270905B2 - エアコン室外機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、設置スペースが少ない場所にも設置することができるエアコン室外機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のエアコン室外機は、冷暖房能力に応じた熱交換器と送風機が1台ずつ搭載されている(以下の特許文献1を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−196415号公報(段落番号[0008]から[0010]、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のエアコン室外機は以上のように構成されているので、冷暖房能力が大きくなる程、熱交換器と送風機が大きくなる。そのため、冷暖房能力が大きくなると、大きな設置スペースが必要になるなどの課題があった。
【0005】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、冷暖房能力が大きくなっても、設置スペースを小さくすることができるエアコン室外機を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエアコン室外機は、吸込み口から室外の空気を吸込んで長方形型の熱交換器に通し、その熱交換器を通過した空気を室外に排出する複数のプロペラファンを熱交換器と対向配置するようにしたものであって、複数台の熱交換ユニット及びプロペラファンのサイズに対応する長さに調整可能な引抜材によって、複数台の熱交換ユニット及びプロペラファンをベースに固定するものである。
また、熱交換ユニット及びプロペラファンの台数がエアコンの冷暖房能力に応じて決定されて、複数台の熱交換ユニット及びプロペラファンが縦方向に並べられてベースに固定されているようにしたものであって、複数台の熱交換ユニット及びプロペラファンのサイズに対応する長さに調整可能な引抜材によって、複数台の熱交換ユニット及びプロペラファンをベースに固定するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエアコン室外機を示す斜視図、図2はこの発明の実施の形態1によるエアコン室外機を示す分解斜視図、図3はこの発明の実施の形態1によるエアコン室外機を示す正面図である。また、図4はこの発明の実施の形態1によるエアコン室外機の取り付けを示す説明図である。
図において、長方形型の熱交換器は複数の熱交換ユニット1a,1b,1c,1d,1eから構成され、熱交換ユニット1a〜1eは吸込み口(吸込み口はプロペラファン2a,2b,2cの前面に取り付けられている)から吸込まれた室外の空気と室内機13から送られた冷媒の間で熱交換を実施する。プロペラファン2a,2b,2cは熱交換ユニット1a〜1eと対向配置され、吸込み口から室外の空気を吸込んで熱交換ユニット1a〜1eに通し、その熱交換ユニット1a〜1eを通過した空気を室外に排出する。
【0008】
ベース3,4はエアコン室外機を建物の壁面11に取り付ける取付部材であり、引抜材5,6は熱交換ユニット1a〜1e,プロペラファン2a〜2c及びベース3,4等を固定している。熱交換ユニット1a〜1eに接続されている配管の接続口7は建物の壁面11に対するベース3の取付面に施され、その配管が室内機13の配管12と直結されている。
【0009】
次に動作について説明する。
この実施の形態1では、5台の熱交換ユニット1a〜1eが縦方向に並べられ、3台のプロペラファン2a〜2cが縦方向に並べられているが、エアコンの冷暖房能力に応じて熱交換ユニットとプロペラファンの台数が決定される。
なお、引抜材5,6の長さを調整することにより、本体の縦方向のサイズ変更に対応している。
【0010】
熱交換ユニット1a〜1eに接続されている配管の接続口7は、建物の壁面11に対するベース3の取付面に施されており、その配管が室内機13の配管12と直結される(図4を参照)。
これにより、建物から引き出された室内機13の配管12が直接的にエアコン室外機内に取り込まれるため、その配管12が直接外気に触れず、配管12内の断熱効果を高めることができる。
【0011】
上記のようにして、エアコン室外機が建物の壁面11に取り付けられたのち(図4(b)を参照)、プロペラファン2a〜2cが回転を開始すると、プロペラファン2a〜2cの前面に取り付けられている吸込み口から室外の空気の吸込みを開始し、その空気が熱交換ユニット1a〜1eに流入する。
熱交換ユニット1a〜1eに流入された空気は、室内機13の配管12を通じて、その室内機13から送られた冷媒との間で熱交換され、熱交換後の空気が室外に排出される。
【0012】
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、吸込み口から室外の空気を吸込んで熱交換ユニット1a〜1eに通し、その熱交換ユニット1a〜1eを通過した空気を室外に排出する複数のプロペラファン2a〜2cを熱交換ユニット1a〜1eと対向配置するように構成したので、冷暖房能力が大きくなっても、設置スペースを小さくすることができる効果を奏する。
また、この実施の形態1によれば、複数の熱交換ユニット1a〜1e及びプロペラファン2a〜2cを縦方向に並べるように構成したので、エアコン室外機の設置スペースを小さくすることができる効果を奏する。
【0013】
また、この実施の形態1によれば、エアコン室外機を建物の壁面11に取り付けるように構成したので、設置面がエアコン室外機の設置に適さない場合でも(例えば、設置面が傾斜している場合や、軟弱地盤である場合)、エアコン室外機を設置することができる効果を奏する。
さらに、この実施の形態1によれば、熱交換ユニット1a〜1eに接続されている配管の接続口7を建物の壁面11に対するベース3の取付面に施し、その配管を室内機13の配管12と直結するように構成したので、建物から引き出された室内機13の配管12が直接的にエアコン室外機内に取り込まれるようになり、その結果、その配管12が直接外気に触れず、配管12内の断熱効果を高めることができる効果を奏する。
【0014】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、複数の熱交換ユニット1a〜1e及びプロペラファン2a〜2cを縦方向に並べるものについて示したが、図5に示すように、複数の熱交換ユニット1a〜1c及びプロペラファンを横方向に並べるようにしてもよい。
これにより、例えば、窓の上部にエアコン室外機を取り付けるスペースがあるような場合には、設置スペースの有効利用を図ることができる効果を奏する。
【0015】
実施の形態3.
上記実施の形態1では、ベース3,4を建物の壁面11に取り付けるものについて示したが、ベース4を地面等に設置して、ベース3のみを建物の壁面11に取り付けるようにしてもよい。
【0016】
実施の形態4.
上記実施の形態1では、熱交換ユニット1a〜1eに接続されている配管と室内機13の配管12を直結するものについて示したが、図6に示すように、室内機13の配管12にドレイン管が含まれている場合、その室内機13からドレイン管を通じて送られる水を熱交換ユニット1a〜1eの冷媒管に散水するようにしてもよい(図7を参照)。
これにより、室内機13の熱交換器等に付着する水を有効に活用して、熱交換ユニット1a〜1eの熱交換効率を高めることができる効果を奏する。
【0017】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、吸込み口から室外の空気を吸込んで長方形型の熱交換器に通し、その熱交換器を通過した空気を室外に排出する複数のプロペラファンを熱交換器と対向配置するように構成したので、冷暖房能力が大きくなっても、設置スペースを小さくすることができる効果がある。
また、熱交換ユニット及びプロペラファンの台数がエアコンの冷暖房能力に応じて決定されて、複数台の熱交換ユニット及びプロペラファンが縦方向に並べられてベースに固定されているように構成したので、さらに、エアコン室外機の設置スペースを小さくすることができる効果がある。
また、複数台の熱交換ユニット及びプロペラファンのサイズに対応する長さに調整可能な引抜材によって、複数台の熱交換ユニット及びプロペラファンをベースに固定するように構成したので、引抜材の長さを調整するだけで、複数台の熱交換ユニット及びプロペラファンをベースに固定することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるエアコン室外機を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるエアコン室外機を示す分解斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるエアコン室外機を示す正面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるエアコン室外機の取り付けを示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるエアコン室外機を示す正面図である。
【図6】 配管の内部を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態4によるエアコン室外機を示す正面図である。
【符号の説明】
1a〜1e 熱交換ユニット、2a〜2c プロペラファン、3,4 ベース、5,6 引抜材、7 接続口、11 建物の壁面、12 室内機の配管、13室内機。
Claims (5)
- 吸込み口から吸込まれた室外の空気と室内機から送られた冷媒の間で熱交換を行う複数台の熱交換ユニットから構成されている長方形型の熱交換器と、上記熱交換器と対向配置され、上記吸込み口から室外の空気を吸込んで上記熱交換器に通し、その熱交換器を通過した空気を室外に排出する複数台のプロペラファンとを備えたエアコン室外機において、上記熱交換ユニット及びプロペラファンの台数がエアコンの冷暖房能力に応じて決定されて、上記複数台の熱交換ユニット及びプロペラファンが縦方向に並べられてベースに固定されていることを特徴とするエアコン室外機において、上記複数台の熱交換ユニット及びプロペラファンは、上記複数台の熱交換ユニット及びプロペラファンのサイズに対応する長さに調整可能な引抜材によって上記ベースに固定されていることを特徴とするエアコン室外機。
- 吸込み口から吸込まれた室外の空気と室内機から送られた冷媒の間で熱交換を行う複数台の熱交換ユニットから構成されている長方形型の熱交換器と、上記熱交換器と対向配置され、上記吸込み口から室外の空気を吸込んで上記熱交換器に通し、その熱交換器を通過した空気を室外に排出する複数台のプロペラファンとを備えたエアコン室外機において、上記熱交換ユニット及びプロペラファンの台数がエアコンの冷暖房能力に応じて決定されて、上記複数台の熱交換ユニット及びプロペラファンが横方向に並べられてベースに固定されていることを特徴とするエアコン室外機において、上記複数台の熱交換ユニット及びプロペラファンは、上記複数台の熱交換ユニット及びプロペラファンのサイズに対応する長さに調整可能な引抜材によって上記ベースに固定されていることを特徴とするエアコン室外機。
- 本体が建物の壁面に取り付けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のエアコン室外機。
- 熱交換器に接続されている配管の接続口が建物の壁面に対する本体の取付面に施され、その配管が室内機の配管と直結されていることを特徴とする請求項3記載のエアコン室外機。
- 室内機の配管にドレイン管が含まれている場合、その室内機からドレイン管を通じて送られる水を熱交換器の冷媒管に散水することを特徴とする請求項4記載のエアコン室外機。
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- 2003-02-28 JP JP2003053857A patent/JP4270905B2/ja not_active Expired - Lifetime
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