JPH02161234A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、室内の空気調和に使用されるＬ形の空気調和
に関するものである。

従来の技術 従来のこの種のＬ形一体形空気調和機は、例えば特開昭
４７−１９５６号公報に示されている様な構造になって
いた。室内側熱交換器を垂直に使用し、シロッコファン
を使用している為、非常に大きく重なっていた。

さらに従来は上記グリルの吹き出し口については吹き出
し口と平行に形成していた。

発明が解決しようとする課題 ところが、上記従来のし形一体形空気調和機であると、
室内側熱交換器と垂直に設けており、シロッコファンを
使用している為、室内部体積および前面面積がかなり太
き（なるという欠点があり、その為窓に取り付けると窓
の大部分の面積をふさぎ、採光性が悪くなる。

又室外部については側面ルーバーしか吸い込み口がない
為、室外熱交換器体積が大きくなり、室外部体積が大き
く重なっている。その為本体を窓に設置する時にも、本
体サイズも大きくかつ重いことから危険であり、据え付
は作業は困難をともなった。その為、小型軽量の一体形
空気調和機が求められていた。

さらに、グリルについては吹き出し部形状が水平な為、
吸い込み口に入る暖かい空気と吹き出し部より出るつめ
たい空気とが混合してしまい、ショートサーキットの原
因となっていた。その為十分な冷房ができず改善が求め
られていた。

本発明は上記従来の課題にいどみ、Ｌ形一体形空気調和
機の室内部、室外部形状を軽量、コンパクトに形成し、
設置した場合の採光性の向上、ならびに窓に設置する場
合の作業の容易化および安全性の向上をはかることを目
的としたものである。

さらに本発明は、吸い込み、吹き出し部のショートサー
キットを防止することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、Ｌ形一体形空気調
和機の室内部については、吸い込み部にあたる水受皿部
に室内熱交換器を１Ｍ斜してはめ込み、室内ファンにク
ロスファンを使用し、さらに室外部については、吸い込
みルーバーを外箱天面、側面ならびに室外基板背面に設
けることによって室外熱交換器の体積を小形化し、Ｌ形
一体形空気調和機の本体サイズを小形化し、さらに軽量
化を行ったものである。

さらに本発明はグリル吹き出し部形状に角度およびわん
曲部をもうけることによって、吹き出し空気が上に向う
ようにしてショートサーキットを防ぐものである。

作用 上記手段による作用は以下のとおりである。

本発明は、Ｌ形一体形空気調和機の室内側のサイズを軽
量コンパクトにすることによって、設置した場合の採光
性の向上がはかれる。又り形一体形空気調和機を窓に設
置する場合の作業性の容易化ならびに安全性の向上がは
かれる。

さらに本発明は、グリル吹き出し部の形状に角度および
わん曲部をもうけることによって、吹き出し、吸い込み
部のショートサーキットが防止できる。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参考に説明する
。

まず、第１図により、本発明の第１の実施例について説
明する。

同図において、（１）はＬ形一体形空気調和機の室外用
基板でありＬ形に折り曲げた形をしている。

この室外基板（１）の上に圧縮器（２）、室外ＦＭ（３
）、プロペラファン（４）、室外熱交換器（５）、ブロ
ベラエアガイダ（６）等が配置されている。さらにその
上に外箱（７）がかぶさるような構成になるが、外箱（
７）については吸い込みルーバーとして、天面ルーバー
（８）、側面ルーバー（９）がもうけである、さらに本
発明の場合は室外基板（１）の背面に背面ルーバーＯｌ
が設けてあり、以上４カ所の吸い込みルーバーにより風
量を増加させ、室外熱交換器（５）の体積の小形、軽量
化を行っている。さらに室内側については、室内基板０
０の上に、水受皿兼室内熱交換器固定用風胴０７Ｊをの
せ、室外熱交換器側を斜めにセットし、上から上部風胴
０４にて押さえ込んでいる。さらに室内ファンモータ（
＋５）とクロスフローフ１ンａωとスタビラージ−０力
、後部風胴０８）にて室内風回路を構成している。

以上の様な構成により室内部における部品点数の消滅な
らびに小形、軽量化を行い、Ｌ形一体形空気調和機とし
て、窓に設置した場合に、室内部の前面面積小形化によ
り採光性の向上がはかれる。

又本体を窓に据え付ける場合、Ｌ形一体形空気調和機の
小形、軽量化によって作業性の向上がはかられ、安全性
も向上する。

次に、第２図により、本発明の第２の実施例について説
明する。

同図において（Ａ）はグリル傾斜図であり、（Ｂ）はグ
リル断面図である。同図に示すように、風の流れは吸い
込み口２１より入り、室内の風回路を通った後、最終的
にグリル吹き出し口２２より冷風となって吹き出される
が、このグリルの場合、吹き出し口２２と吸い込み口２
１の境となる仕切板２３に角度およびわん曲部Ｒを設け
ることにより、冷風を上に誘導している。その為、従来
のグリル断面図（Ｃ）の場合、吹き出し口２２が平行な
為、冷風がグリルより出た後、再び吸い込み口２１に吸
い込まれ３部に示すようにショートサーキットの原因と
なっていたが、本発明においては上に冷風を誘導するた
めショートサーキットを防止できる。

発明の効果 上記実施例より明らかなように本発明は、Ｌ形一体形空
気調和機の構成において、室内部については、室内熱交
換器を水受皿に斜めに設置し、室内前面面積のコンパク
ト化を行い、室外部については、吸い込みルーバーとし
て、室外基板背面に背面ルーバーを設け、外箱天面、側
面ルーバーと４つの吸い込みルーバーをもうけることに
より、室外熱交換器の小形、軽量化を行い、その結果と
して、窓に設置した場合の採光性の向上、ならびに、据
え付は作業時の作業性の容易化、安全性の向上がはかれ
る。

また、グリル部については、グリル吹き出し部に角度と
わん曲部を設けることにより、ショートサーキットの防
止がはかれる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による空気調和機の分解斜視
図、第２図（ａ）は同グリルの斜視図、同図ト （８）は同グリル断面図、同図（Ｃ）は従来グリルの断
面図である。 １・・・・・・室外基板、２・・・・・・圧縮機、５・
・・・・・室外熱交換器、７・・・・・・外箱、８・・
・・・・天面ルーバー、９・・・・・・側面ルーバー、
１０・・・・・・背面ルーバー、１１・・・・・・室内
基板、１２・・・・・・水受皿兼熱交換器固定用風胴、
１３・・・・・・室内熱交換器、１６・・・・・・クロ
スフローファン。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）Ｌ形に形成された室外基板と室内基板および外箱
   によって空気調和機を構成し、前記基板によって空気調
   和機本体内を室内側と室外側に仕切り、室内側基板に、
   上端が傾斜した水受皿、風胴部及び吹出口を一体に成形
   した発泡体を設け、さらに室内側のファンにクロスフロ
   ーファンを使用し、室内側熱交換器を前記水受皿の上端
   に接触させて取付けて室内の風回路を構成し、さらに室
   外側については、前記室外基板に、プロペラファン及び
   圧縮機、ファンモータ等を設け、前記外箱室外部に、天
   面ルーバー、側面ルーバーを設け、さらに前記基板に背
   面ルーバーを設けた空気調和機。
2. （２）空気調和機本体に取り付けるグリルの吹き出し部
   に、隣接する吸込口と離れる方向に傾斜する仕切部を設
   けた特許請求の範囲第１項記載の空気調和機。