JPH0541291Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0541291Y2
JPH0541291Y2 JP1988007883U JP788388U JPH0541291Y2 JP H0541291 Y2 JPH0541291 Y2 JP H0541291Y2 JP 1988007883 U JP1988007883 U JP 1988007883U JP 788388 U JP788388 U JP 788388U JP H0541291 Y2 JPH0541291 Y2 JP H0541291Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
air
suction
outlet
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988007883U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01112330U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988007883U priority Critical patent/JPH0541291Y2/ja
Publication of JPH01112330U publication Critical patent/JPH01112330U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0541291Y2 publication Critical patent/JPH0541291Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は天井埋込形空気調和機の本体ユニツト
に適用されるチヤンバブロツクに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第5図及び第6図には従来の天井埋込型空気調
和機の一例が示されている。この空気調和機は、
本体ケーシング44内にフアン45と熱交換器4
6を取付けてなる空気調和機本体41と、その内
部に吸込通路61と第1吹出通路62と第2吹出
通路63を有する矩形筐状のチヤンバー60と、
その中央部に吸込口51をまた該吸込口51の両
側部に第1吹出口49と第2吹出口50を形成す
るとともに、該吸込口51にエアフイルター48
を取付けてなるパネル43とで構成されており、
該パネル43を天井下面側に、また空気調和機本
体41とチヤンバー60を天井内に夫々配置した
状態で天井部分に取付けられる。この空気調和機
は、フアン45によつてパネル3の吸込口51か
らチヤンバー60の吸込通路61を介して空気調
和機本体1の吸込側空気通路58内に吸込んだ吸
入空気を吹出側空気通路59の熱交換器46にお
いて熱交換し、冷風あるいは温風(以下、冷・温
風という)とし、この冷・温風の一部を吹出側空
気通路59に連通するチヤンバー60の第1吹出
通路62を介してパネル43の第1吹出口49か
ら、また他の一部を第1吹出通路62から吹出分
岐通路64,64を介して第2吹出通路63に導
き該第2吹出通路63に連通するパネル43の第
2吹出口50から夫々室内側に吹出すようになつ
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、この従来の天井埋込型空気調和機に
おいては、下記する如き問題があつた。
(1) 第6図に示す如くチヤンバー60の吸込通路
61の両端部寄り上方位置にフアン45の各吸
込口45a,45aが位置しているため、該吸
込通路61を通つてフアン45に吸入される空
気の流れが矢印Wで示す如く大きく折れ曲が
り、空気の流通抵抗が増大してフアン45の吸
入効率が低下する。
(2) 吸込通路61の周囲に第1、第2吹出通路6
2,63及び吹出分岐通路64,64を形成し
ているため、チヤンバー60の外形寸法の割に
吸込通路61の通路面積(換言すればエアフイ
ルター48の装着面積)が小さくなり、空気の
流通抵抗が増大してフアン45の吸入効率が低
下する。
(3) 吸込通路61の通路面積を大きくしてフアン
45の吸入効率の向上を図ろうとすれば必然的
にチヤンバー60の外形寸法が大きくなり、ひ
いては装置全体が大型大重量化する。
(4) チヤンバー60の第1吹出通路62の全域が
吹出分岐通路64,64を介して第2吹出通路
63に連通せしめられているため、第1吹出通
路63側に流入した冷・温風は吹出分岐通路6
4,64の通路抵抗分だけ流通抵抗の大きい第
2吹出通路63側へはあまり流れず大部分がそ
のまま第1吹出通路62を通つてパネル43の
第1吹出口49から室内に吹き出され、このた
め、パネル43の第1吹出口49と第2吹出口
50から吹き出される冷・温風の風量がアンバ
ランスとなり、室内温度に偏りができ快適性が
損なわれる。
本考案は以上の問題の解決を課題とするもので
ある。
〔課題が解決するための手段〕
本考案は、前記課題を解決するため、天井内に
設置され、上部に送風機、熱交換器、下部にチヤ
ンバブロツクが装着された空気調和機本体、天井
面に当接するよう前記チヤンバブロツクに装着さ
れ、室内空気の吸込口、互に間隔をおいて設けら
れた第1吹出口及び第2吹出口を有する天井パネ
ルを備え、前記チヤンバブロツクに前記本体の吹
出側通路に連通する空気流入口、同流入口から流
入した空気流の一部を前記パネルの第1吹出口へ
導く第1吹出通路、同流入口から流入した空気流
の他の一部を同ブロツクの中央に一側から他側へ
横断して設けられた空気通路を経て前記パネルの
第2吹出口へ導く第2吹出通路、及び、空気通路
の両側に設けられ、前記パネルの吸込口からの空
気を前記本体の吸込側通路に導く吸込通路を形成
したことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記のように吸込通路をチヤンバブロツクの両
側に配することによつて、吸込空気流の迂回偏向
を小さくすることができ、空気の流通抵抗を減少
させることができる。また、空気通路をチヤンバ
ブロツクの中央1ケ所としているため、従来のも
ののように通路面積を小さくして左右2ケ所に設
けたものにくらべ、流通抵抗を減少してその分吸
込通路面積を大きくできると共に流入口に至つた
空気の第1、第2吹出口への分配を極力均等化す
ることができる。
〔実施例〕
第1図乃至第4図に基づいて本考案の実施例を
説明する。
第1図において、1は天井スラブAに埋込まれ
た吊りボルト2に高さ調節可能に保持されている
空気調和機本体、3は本体1下部に上下方向へ摺
動可能に装着されている発泡樹脂製チヤンバブロ
ツク、4は天井Bの下面に当接するようにチヤン
バブロツク3に装着されているパネルである。5
は本体1内を吸込側通路6と吹出側通路7とに区
画する仕切板、8はフアン、9は熱交換器、10
はドレンパンで夫々本体1内上部に取付けられて
いる。11はエアフイルタ、4a,4bおよび4
cはパネル4に設けられた吸込口、第1吹出口、
第2吹出口である。
次に、第1図乃至第3図に基づきチヤンバブロ
ツク3の詳細を説明する。チヤンバブロツク3は
本体1の吹出側通路7に連通する流入口20,パ
ネル4の第1吹出口4bに連通する第1吹出通路
21,パネル4の第2吹出口4cに連通する第2
吹出通路22、流入口20と第2吹出通路22を
連通するためのチヤンバブロツク中央部に同ブロ
ツクの一側から他側へ横断して設けられている空
気通路23、空気通路23の両側部に、第1吹出
通路21、第2吹出通路22、空気通路23およ
び外壁24に囲繞されて設けられている第1吸込
通路25および第2吸込通路26、および第1吹
出通路21内に位置し下流部の一部が空気通路2
3の下面27の一部を成す略L字形の分流板28
より構成されている。
第2図の矢印はチヤンバブロツク3内での空気
流路を示す。29はチヤンバブロツク3に取付け
られるフランジで、チヤンバブロツク3の本体1
への装着およびパネル4のチヤンバブロツク3へ
の装着に使用されるもので、30はその取付ねじ
を示す。
以上のように構成された空気調和機の空気の流
れは第1図及び第2図に矢印で示されるように、
フアン8の運転により室内からパネル4の吸込口
4a、チヤンバブロツク3の第1吸込通路25お
よび第2吸込通路26、本体の吸込側通路6、フ
アン8の吸込口8a,8a、熱交換器9、本体の
吐出側通路7、チヤンバブロツク3の流入口2
0、第1吹出通路21、パネル4の第1吹出口4
bを経て再び室内へと流れるとともに、チヤンバ
ブロツク3の流入口20に至つた空気の一部は、
分流板28、空気通路23、第2吹出通路22、
パネル4の第2吹出口4cを経て室内へと流れ
る。
ここで第4図に示すように吸込空気イは、チヤ
ンバブロツク3の両側部の第1,2吸込通路から
フアン8の吸込口8a,8aより吸込まれるため
大きく迂回偏向することがなく最短距離で吸込ま
れることとなる。従つて、空気の流量抵抗が少な
く、それだけフアン8の吸入効率が向上する。
なお、第4図にはフアン1つの例を示している
が、複数の場合でもフアンは熱交換器の略縦断面
範囲内となるよう配設されるため吸込口より吸込
まれる吸込空気は最短距離で吸込まれることとな
る。
〔考案の効果〕 以上から明らかなように、本考案によると、吸
込通路をチヤンバブロツクの両側に設け、フアン
に吸入される空気の流通抵抗を小さくするように
しているため、フアンの吸入効率を向上させるこ
とができる。また、空気通路をチヤンバブロツク
中央部一ケ所に設けているため、従来のもののよ
うに通路面積を小さくして左右2ケ所に設けたも
のに比べ、流通抵抗を減少できるので、チヤンバ
ブロツクを大きくすることなく吸込通路の通路面
積を十分に確保してフアンの吸入効率を向上させ
ることができると共にチヤンバブロツクの流入口
に至つた空気の分配を極力均等化し、吹出風量の
アンバランスを小さくして温度ムラのない快適な
空調を実現できる。
更に、チヤンバブロツクの吸込通路を両側部に
分けて設けたことにより、吸込音の指向性を拡散
させ低騒音化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の空気調和機の縦断面図、第2
図および第3図は本考案のチヤンバブロツクの斜
視図、第4図は第1図の−要部断面図、第5
図は従来の空気調和機の縦断面図、第6図は第5
図の−矢視図、第7図は従来のチヤンバブロ
ツクの斜視図である。 1……空気調和機本体、3……チヤンバブロツ
ク、4……天井パネル、4a……吸込口、4b…
…第1吹出口、4c……第2吹出口、6……吸込
側通路、7……吐出側通路、8……フアン、9…
…熱交換器、20……流入口、21……第1吹出
通路、22……第2吹出通路、23……空気通
路、25,26……吸込通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井内に設置され、上部に送風機、熱交換器、
    下部にチヤンバブロツクが装着された空気調和機
    本体、天井面に当接するよう前記チヤンバブロツ
    クに装着され、室内空気の吸込口、互に間隔をお
    いて設けられた第1吹出口及び第2吹出口を有す
    る天井パネルを備え、前記チヤンバブロツクに前
    記本体の吹出側通路に連通する空気流入口、同流
    入口から流入した空気流の一部を前記パネルの第
    1吹出口へ導く第1吹出通路、同流入口から流入
    した空気流の他の一部を同ブロツクの中央に一側
    から他側へ横断して設けられた空気通路を経て前
    記パネルの第2吹出口へ導く第2吹出通路、及び
    前記空気通路の両側に設けられ、前記パネルの吸
    込口からの空気を前記本体の吸込側通路に導く吸
    込通路を形成したことを特徴とする天井埋込形空
    気調和機。
JP1988007883U 1988-01-25 1988-01-25 Expired - Lifetime JPH0541291Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988007883U JPH0541291Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988007883U JPH0541291Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01112330U JPH01112330U (ja) 1989-07-28
JPH0541291Y2 true JPH0541291Y2 (ja) 1993-10-19

Family

ID=31213280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988007883U Expired - Lifetime JPH0541291Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0541291Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01112330U (ja) 1989-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4507940A (en) Air conditioning apparatus of the type embedded within a ceiling
KR20080019357A (ko) 공기조화기
JPH0541291Y2 (ja)
JPH05332568A (ja) 天井埋込型空気調和機
JP4514860B2 (ja) 床吹出し型空調設備
JPH06159783A (ja) 吹出用チャンバ
JPH04254121A (ja) 天井埋込形空気調和機
JPH06109280A (ja) 空調換気装置
JP2706383B2 (ja) 天井埋込形空気調和機
JPH02166331A (ja) 天井埋込型空気調和ユニット
JPS6315693Y2 (ja)
JPS621616Y2 (ja)
JPS627934Y2 (ja)
JPS5850181Y2 (ja) 空気調和装置
JPS6314256Y2 (ja)
JP3076652B2 (ja) 個別型空気調和機
JPH0322656Y2 (ja)
JPH0432631A (ja) 一体形空気調和機
JPS6313093B2 (ja)
JPS6120417Y2 (ja)
JPH0213210B2 (ja)
JPH04254122A (ja) 天井埋込形空気調和機
JPH02161234A (ja) 空気調和機
JPH07174405A (ja) 空気調和機
JPH0216187Y2 (ja)