JP3076652B2 - 個別型空気調和機 - Google Patents
個別型空気調和機Info
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- JP3076652B2 JP3076652B2 JP04018659A JP1865992A JP3076652B2 JP 3076652 B2 JP3076652 B2 JP 3076652B2 JP 04018659 A JP04018659 A JP 04018659A JP 1865992 A JP1865992 A JP 1865992A JP 3076652 B2 JP3076652 B2 JP 3076652B2
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- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルディング等の壁面
に取り付けられる個別型空気調和機に関する。
に取り付けられる個別型空気調和機に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ビルディング等に使用される個別
型の空気調和機は壁面に開口部を設け、この開口部に空
気調和機本体を取り付けるタイプのものが多くなってい
る。
型の空気調和機は壁面に開口部を設け、この開口部に空
気調和機本体を取り付けるタイプのものが多くなってい
る。
【０００３】従来、この種の個別型空気調和機は図５に
示すような構成であった。すなわち、空気調和機の本体
１０１は室内ユニット部１０２と、室外ユニット部１０
３と、この室内ユニット部１０２と、室外ユニット部１
０３との間に圧縮機室１０４と、電装部１０５を設けて
構成され、前記室内ユニット部１０２には、室内熱交換
器１０６と、この室内熱交換器１０６の下方に室内送風
機１０７が設けられている。また前記室外ユニット部１
０３は、室外熱交換器１０８と、この室外熱交換器１０
８の下方には、室外送風機１０９が設けられている。ま
た、前記圧縮機室１０４には、圧縮機１１０が設けられ
ている。さらに前記電装部１０５には、制御装置（図示
せず）が設けられている。
示すような構成であった。すなわち、空気調和機の本体
１０１は室内ユニット部１０２と、室外ユニット部１０
３と、この室内ユニット部１０２と、室外ユニット部１
０３との間に圧縮機室１０４と、電装部１０５を設けて
構成され、前記室内ユニット部１０２には、室内熱交換
器１０６と、この室内熱交換器１０６の下方に室内送風
機１０７が設けられている。また前記室外ユニット部１
０３は、室外熱交換器１０８と、この室外熱交換器１０
８の下方には、室外送風機１０９が設けられている。ま
た、前記圧縮機室１０４には、圧縮機１１０が設けられ
ている。さらに前記電装部１０５には、制御装置（図示
せず）が設けられている。
【０００４】上記構成において、室内循環空気は矢印Ｉ
に示すように、前記室内ユニット部１０２の下方に設け
られた室内空気吸込口１１１から吸い込まれ、前記室内
送風機１０７を経て前記室内熱交換器１０６を通過し、
冷却または加熱された空気が、前記室内ユニット部１０
２の上方、すなわち、右側上方に設けられた室内空気吹
出口１１２から室内へと矢印Ｊに示すように吹出され
る。一方、室外空気は、矢印Ｋに示すように、前記室内
ユニット部１０２の背面側に設けられ、室外空気を導入
する室外空気吸込口１１３から外気が吸い込まれ、矢印
Ｌに示すように、圧縮機室１０４と電装部１０５の後部
を連通して前記室外送風機１０９に吸い込まれ、前記室
外熱交換機１０８を通って熱交換され、前記室外ユニッ
ト部１０３の背面側に設けられた室外空気吹出口１１４
から室外へと矢印Ｍに示すように吹出される構成となっ
ていた。
に示すように、前記室内ユニット部１０２の下方に設け
られた室内空気吸込口１１１から吸い込まれ、前記室内
送風機１０７を経て前記室内熱交換器１０６を通過し、
冷却または加熱された空気が、前記室内ユニット部１０
２の上方、すなわち、右側上方に設けられた室内空気吹
出口１１２から室内へと矢印Ｊに示すように吹出され
る。一方、室外空気は、矢印Ｋに示すように、前記室内
ユニット部１０２の背面側に設けられ、室外空気を導入
する室外空気吸込口１１３から外気が吸い込まれ、矢印
Ｌに示すように、圧縮機室１０４と電装部１０５の後部
を連通して前記室外送風機１０９に吸い込まれ、前記室
外熱交換機１０８を通って熱交換され、前記室外ユニッ
ト部１０３の背面側に設けられた室外空気吹出口１１４
から室外へと矢印Ｍに示すように吹出される構成となっ
ていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の個別
型空気調和機では、室内送風機１０７と室外送風機１０
９の直径によって製品の奥行き寸法が決まってしまい、
特に大風量を要する室外送風機１０９は風量確保のため
送風機の幅を広くするよりも直径を大きくしなければな
らず、また室外空気の通路を確保するために圧縮機室と
電装部の後部を広くとらなければならず、その結果、製
品の奥行きが大きくなり、オフィス等の有効スペースが
減少するという問題を有していた。
型空気調和機では、室内送風機１０７と室外送風機１０
９の直径によって製品の奥行き寸法が決まってしまい、
特に大風量を要する室外送風機１０９は風量確保のため
送風機の幅を広くするよりも直径を大きくしなければな
らず、また室外空気の通路を確保するために圧縮機室と
電装部の後部を広くとらなければならず、その結果、製
品の奥行きが大きくなり、オフィス等の有効スペースが
減少するという問題を有していた。
【０００６】さらには、室内空気吹出口１１２が本体右
側もしくは左側に構成することがあるため、小部屋また
は小区画された部屋に１台設置した場合、部屋内の気流
分布が不均一で快適性を損なうという問題も有してい
た。
側もしくは左側に構成することがあるため、小部屋また
は小区画された部屋に１台設置した場合、部屋内の気流
分布が不均一で快適性を損なうという問題も有してい
た。
【０００７】本発明は上記課題を解決するもので、製品
の奥行きを小さくし、かつ、部屋内の気流分布を均一に
することのできる個別型空気調和機を提供することを第
一の目的とする。
の奥行きを小さくし、かつ、部屋内の気流分布を均一に
することのできる個別型空気調和機を提供することを第
一の目的とする。
【０００８】第二の目的は製品の静音化を計りながら、
さらに薄型化できる個別型空気調和機を提供することに
ある。
さらに薄型化できる個別型空気調和機を提供することに
ある。
【０００９】第三の目的は隔壁等のスリットを小さく
し、エクステリアの美観を向上させる個別型空気調和機
を提供することにある。
し、エクステリアの美観を向上させる個別型空気調和機
を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の個別型空気調和
機は上記第一の目的を達成するために、第一の手段とし
て、本体の中央部に位置し、室内空気吸込口より空気を
取り入れ、室内熱交換器で熱交換後室内送風機により、
室内空気吹出口より空気を吹出す室内流路を形成する室
内ユニット部と、室外空気吸込口より空気を取り入れ、
本体の一側方に室外送風機の軸方向を本体の奥行き方向
として備えた薄型大径の室外送風機により前記室内ユニ
ット部の下方を通り室外熱交換器で熱交換され、室外空
気吐出口に至る室外流路を形成した室外ユニット部とよ
りなる構成とする。
機は上記第一の目的を達成するために、第一の手段とし
て、本体の中央部に位置し、室内空気吸込口より空気を
取り入れ、室内熱交換器で熱交換後室内送風機により、
室内空気吹出口より空気を吹出す室内流路を形成する室
内ユニット部と、室外空気吸込口より空気を取り入れ、
本体の一側方に室外送風機の軸方向を本体の奥行き方向
として備えた薄型大径の室外送風機により前記室内ユニ
ット部の下方を通り室外熱交換器で熱交換され、室外空
気吐出口に至る室外流路を形成した室外ユニット部とよ
りなる構成とする。
【００１１】また、第二の目的を達成するために、第二
の手段として、本体の中央部に位置し、室内空気吸込口
より空気を取り入れ、室内熱交換器で熱交換後、室内送
風機により室内空気吹出口より空気を吹出す室内流路に
備えた前記室内送風機をクロスフローファンとした構成
とする。
の手段として、本体の中央部に位置し、室内空気吸込口
より空気を取り入れ、室内熱交換器で熱交換後、室内送
風機により室内空気吹出口より空気を吹出す室内流路に
備えた前記室内送風機をクロスフローファンとした構成
とする。
【００１２】また、第三の目的を達成するために、第三
の手段は、本体の中央部に位置し、室内熱交換器と室内
送風機とを有する室内ユニット部を設けるとともに、本
体の天面に室内空気吹出口を備え、前記本体の一側方に
室外送風機を設け、前記室内ユニット部の下部に室外熱
交換器を設け、前記室内ユニット部の後部に、所定の間
隔を形成し背面側に室外空気吸込口と室外空気吹出口を
備えた構成とする。
の手段は、本体の中央部に位置し、室内熱交換器と室内
送風機とを有する室内ユニット部を設けるとともに、本
体の天面に室内空気吹出口を備え、前記本体の一側方に
室外送風機を設け、前記室内ユニット部の下部に室外熱
交換器を設け、前記室内ユニット部の後部に、所定の間
隔を形成し背面側に室外空気吸込口と室外空気吹出口を
備えた構成とする。
【００１３】
【作用】本発明は上記した第一の手段の構成により、室
内空気吸込口より取り入れた空気は室内ユニット部を通
って空気調和機本体の中央部より風が吹出すとともに、
室外空気吸込口より室外空気を吸込み、薄型大径の室外
送風機を経て、室外熱交換器に流れ、室外空気吸出口よ
り室外へ排気される構成の薄型個別型空気調和機を提供
することができる。
内空気吸込口より取り入れた空気は室内ユニット部を通
って空気調和機本体の中央部より風が吹出すとともに、
室外空気吸込口より室外空気を吸込み、薄型大径の室外
送風機を経て、室外熱交換器に流れ、室外空気吸出口よ
り室外へ排気される構成の薄型個別型空気調和機を提供
することができる。
【００１４】また、第二の手段の構成により、室内空気
吸込口より取り入れた空気は室内熱交換器を通って、ク
ロスフローファンで室内へ吹出されるため、静音化する
ことができる。
吸込口より取り入れた空気は室内熱交換器を通って、ク
ロスフローファンで室内へ吹出されるため、静音化する
ことができる。
【００１５】また、第三の手段の構成により、室外空気
吸込口、室外空気吹出口と室内ユニット部の間も風路と
なるため、内部静圧を下げることができる。
吸込口、室外空気吹出口と室内ユニット部の間も風路と
なるため、内部静圧を下げることができる。
【００１６】
【実施例】以下本発明における第一実施例について図１
および図２を参照しながら説明する。
および図２を参照しながら説明する。
【００１７】図に示すように、空気調和機の本体１の内
部であって、上方部に位置した箱状の仕切板３５を設
け、中央上部に室内熱交換器９と、室内送風機１０を有
する室内ユニット部８を設け、前記室内ユニット部８の
一側に軸方向を本体１の奥行き方向とした室外送風機３
を有する室外送風機室２を設けている。前記室内ユニッ
ト部８の下方に室外熱交換器５を備えた室外熱交換器室
４を設け、前記室内ユニット部８と前記室外熱交換器室
４は、前記室外送風機室２と前記仕切板３５の下方に延
長した第二仕切板１７で分けられ、前記第二仕切板１７
には前記室外送風機３の吹出口１８が開口している。前
記室外熱交換機室４の一側の前方には圧縮機１４を備え
た圧縮機室１３を設け、前記圧縮機室１３の上方には制
御装置（図示せず）を備えた電装部１５を設け、前記圧
縮機室１３と前記電装部１５の後部には、前記室外熱交
換機室４と開口部３０に連通した吹出流路部３１に設
け、前記圧縮機室１３と前記電装部１５は前記室外熱交
換器室４とは第三仕切板１９で完全に分離されている。
前記室外送風機室２内の背面側の上方に室外空気吸込口
６を設け、前記吹出流路部３１内の後方に室外空気吹出
口７を設け、室外空気吸込口６と連通された前記室外送
風機室２と前記室外熱交換器室４と前記吹出流路部３１
とよりなる室外ユニット部１６が形成される。また、前
記室内ユニット部８の前方に矢印Ａに示す室内空気吸込
口１１、上部に矢印Ｂに示す室内空気吹出口１２を備え
ている。
部であって、上方部に位置した箱状の仕切板３５を設
け、中央上部に室内熱交換器９と、室内送風機１０を有
する室内ユニット部８を設け、前記室内ユニット部８の
一側に軸方向を本体１の奥行き方向とした室外送風機３
を有する室外送風機室２を設けている。前記室内ユニッ
ト部８の下方に室外熱交換器５を備えた室外熱交換器室
４を設け、前記室内ユニット部８と前記室外熱交換器室
４は、前記室外送風機室２と前記仕切板３５の下方に延
長した第二仕切板１７で分けられ、前記第二仕切板１７
には前記室外送風機３の吹出口１８が開口している。前
記室外熱交換機室４の一側の前方には圧縮機１４を備え
た圧縮機室１３を設け、前記圧縮機室１３の上方には制
御装置（図示せず）を備えた電装部１５を設け、前記圧
縮機室１３と前記電装部１５の後部には、前記室外熱交
換機室４と開口部３０に連通した吹出流路部３１に設
け、前記圧縮機室１３と前記電装部１５は前記室外熱交
換器室４とは第三仕切板１９で完全に分離されている。
前記室外送風機室２内の背面側の上方に室外空気吸込口
６を設け、前記吹出流路部３１内の後方に室外空気吹出
口７を設け、室外空気吸込口６と連通された前記室外送
風機室２と前記室外熱交換器室４と前記吹出流路部３１
とよりなる室外ユニット部１６が形成される。また、前
記室内ユニット部８の前方に矢印Ａに示す室内空気吸込
口１１、上部に矢印Ｂに示す室内空気吹出口１２を備え
ている。
【００１８】上記構成により、室内空気の循環は矢印Ａ
に示すように、室内吸込口１１から吸い込まれ、室内熱
交換器９を経て、冷却または、加熱された空気が室内送
風機１０によって本体１の中央付近に設けられた室内空
気吹出口より矢印Ｂに示すように室内へ吹出す室内流路
４５を形成する。一方室外空気は、矢印Ｃに示すよう
に、ビルディング等の壁に設けられたスリット（図示せ
ず）と接続された室外空気吸込口６から吸い込まれ、室
外送風機室２に流入し、室外風量を確保するために直径
を大きくして幅を狭めた室外送風機３により吸引され、
室外送風機３の吹出口１８より矢印Ｄに示すように室外
熱交換器室４を通過して、冷却または、加熱し、矢印Ｅ
に示すように前記室内ユニット部８の下方を通り、本体
１の内部の後方に設けた開口部３０から吹出流路部３１
に入り、前記スリットと接続された室外空気吹出口７よ
り矢印Ｆに示すように室外へと吹出される室外流路４６
が形成される。
に示すように、室内吸込口１１から吸い込まれ、室内熱
交換器９を経て、冷却または、加熱された空気が室内送
風機１０によって本体１の中央付近に設けられた室内空
気吹出口より矢印Ｂに示すように室内へ吹出す室内流路
４５を形成する。一方室外空気は、矢印Ｃに示すよう
に、ビルディング等の壁に設けられたスリット（図示せ
ず）と接続された室外空気吸込口６から吸い込まれ、室
外送風機室２に流入し、室外風量を確保するために直径
を大きくして幅を狭めた室外送風機３により吸引され、
室外送風機３の吹出口１８より矢印Ｄに示すように室外
熱交換器室４を通過して、冷却または、加熱し、矢印Ｅ
に示すように前記室内ユニット部８の下方を通り、本体
１の内部の後方に設けた開口部３０から吹出流路部３１
に入り、前記スリットと接続された室外空気吹出口７よ
り矢印Ｆに示すように室外へと吹出される室外流路４６
が形成される。
【００１９】このように本発明の第一実施例の個別型空
気調和機によれば、室内ユニット部８の奥行きで本体１
を形成し、室外送風機３を室外風量を確保しやすい大径
小幅とし、室外ユニット部１６を前記室内ユニット部８
の両側方と下部に設けたため、室外空気の流れがスムー
ズで薄型にすることができる。
気調和機によれば、室内ユニット部８の奥行きで本体１
を形成し、室外送風機３を室外風量を確保しやすい大径
小幅とし、室外ユニット部１６を前記室内ユニット部８
の両側方と下部に設けたため、室外空気の流れがスムー
ズで薄型にすることができる。
【００２０】つぎに本発明の第二実施例について図１お
よび図２を参照しながら説明する。図に示すように、室
外ユニット部１６の構成は第一実施例と同じで、本体１
の中央部の室内ユニット部８には室内空気吸込口１１よ
り流入し、室内熱交換器９を通って室内送風機１０によ
り室内に吹出す室内流路４５が設けられ、前記室内送風
機１０をクロスフローファンで構成している。
よび図２を参照しながら説明する。図に示すように、室
外ユニット部１６の構成は第一実施例と同じで、本体１
の中央部の室内ユニット部８には室内空気吸込口１１よ
り流入し、室内熱交換器９を通って室内送風機１０によ
り室内に吹出す室内流路４５が設けられ、前記室内送風
機１０をクロスフローファンで構成している。
【００２１】上記構成により同一風量ではその他のファ
ンより静かで、薄型なクロスフローファンによって室内
に吹出される、
ンより静かで、薄型なクロスフローファンによって室内
に吹出される、
【００２２】このように本発明の第二実施例の個別型空
気調和機によれば、第一実施例の個別型空気調和機をよ
り薄型にしながら、静音化することができる。
気調和機によれば、第一実施例の個別型空気調和機をよ
り薄型にしながら、静音化することができる。
【００２３】つぎに本発明の第三実施例について図３お
よび、図４を参照しながら説明する。
よび、図４を参照しながら説明する。
【００２４】図に示すように、室内ユニット部８の構成
は第一実施例と同じであるが、室内ユニット部８と本体
１の背面板４０との間には所定の幅を有した間隔３９が
設けられている。前記室内ユニット部８の一側方および
後方に室外送風機３を有する室外送風機室２を設け、前
記室内ユニット部８の下方であって、その後方に室外熱
交換器５を備えた室外熱交換器室４を設け、前記室外送
風機室２とは、室内ユニット部８の後方において、背面
板４０との間に設けられた第一の仕切板４１で分けら
れ、前記室内ユニット部８の下方では、前記室外送風機
３の吹出口１８として開口している第二の仕切板１７で
分けられている。前記室外熱交換機室４の一側には圧縮
機１４を備えた圧縮機室１３を設け、前記圧縮機室１３
の上方には制御装置（図示せず）を備えた電装部１５を
設け、前記室外熱交換室４とは第三の仕切板１９で完全
に分離されている。また前記室外送風機室２内の背面板
４０の上方には室外空気吸込口６を横方向に長く形成し
て設け、前記室外熱交換機室４内の背面板４０の上方に
は室外空気吹出口７を前記室外空気吸込口６と対照的に
設け、一側方より他側方へ連通して前記室外送風機室２
と前記室外熱交換器室４によって室外ユニット部１６を
形成している。
は第一実施例と同じであるが、室内ユニット部８と本体
１の背面板４０との間には所定の幅を有した間隔３９が
設けられている。前記室内ユニット部８の一側方および
後方に室外送風機３を有する室外送風機室２を設け、前
記室内ユニット部８の下方であって、その後方に室外熱
交換器５を備えた室外熱交換器室４を設け、前記室外送
風機室２とは、室内ユニット部８の後方において、背面
板４０との間に設けられた第一の仕切板４１で分けら
れ、前記室内ユニット部８の下方では、前記室外送風機
３の吹出口１８として開口している第二の仕切板１７で
分けられている。前記室外熱交換機室４の一側には圧縮
機１４を備えた圧縮機室１３を設け、前記圧縮機室１３
の上方には制御装置（図示せず）を備えた電装部１５を
設け、前記室外熱交換室４とは第三の仕切板１９で完全
に分離されている。また前記室外送風機室２内の背面板
４０の上方には室外空気吸込口６を横方向に長く形成し
て設け、前記室外熱交換機室４内の背面板４０の上方に
は室外空気吹出口７を前記室外空気吸込口６と対照的に
設け、一側方より他側方へ連通して前記室外送風機室２
と前記室外熱交換器室４によって室外ユニット部１６を
形成している。
【００２５】上記構成により室外空気は、矢印Ｃに示す
ように、ビルディング等の壁に設けられた横方向に長く
形成したスリット（図示せず）と接合された室外空気吸
込口６から吸い込まれ、室外送風機室２に入り、室外風
量を確保するために直径を大きくして幅を狭めた室外送
風機３により吸引され、室外送風機３の吹出口１８よ
り、矢印Ｄに示すように室外熱交換器室４に吹出され、
室外熱交換器５を通過して、後方に回り込み、矢印Ｇに
示すように前記室外熱交換器室４内で室内ユニット部８
の後方を通り、さらに、間隔３９の部分を通り、前記ス
リットと接合された室外空気吹出口７より矢印Ｆに示す
ように室外へと吹出されるこのように本発明の第三実施
例の個別型空気調和機によれば、室外送風機３を室外風
量を確保しやすい大径小幅とし、室内ユニット部８を囲
むように形成し、室外ユニット部１６を前記室内ユニッ
ト部８の両側方と下部と後部に設けたため、特に室外空
気吸込口６と室外空気吹出口７付近の室外空気の流れが
スムーズで、内部静圧が下がり、十分な風量を得ること
ができる。
ように、ビルディング等の壁に設けられた横方向に長く
形成したスリット（図示せず）と接合された室外空気吸
込口６から吸い込まれ、室外送風機室２に入り、室外風
量を確保するために直径を大きくして幅を狭めた室外送
風機３により吸引され、室外送風機３の吹出口１８よ
り、矢印Ｄに示すように室外熱交換器室４に吹出され、
室外熱交換器５を通過して、後方に回り込み、矢印Ｇに
示すように前記室外熱交換器室４内で室内ユニット部８
の後方を通り、さらに、間隔３９の部分を通り、前記ス
リットと接合された室外空気吹出口７より矢印Ｆに示す
ように室外へと吹出されるこのように本発明の第三実施
例の個別型空気調和機によれば、室外送風機３を室外風
量を確保しやすい大径小幅とし、室内ユニット部８を囲
むように形成し、室外ユニット部１６を前記室内ユニッ
ト部８の両側方と下部と後部に設けたため、特に室外空
気吸込口６と室外空気吹出口７付近の室外空気の流れが
スムーズで、内部静圧が下がり、十分な風量を得ること
ができる。
【００２６】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば本体の内部であって、中央部に位置する室内
ユニット部と、この室内ユニット部の下方に室外熱交換
器を設け、室外ユニット部の一側に薄型大径の室外送風
機を軸方向を本体の奥行き方向に設けるとともに、前記
室内ユニット部を囲むような構成としたことにより、室
外風量を確保しながら、室内ユニット部の奥行き寸法に
製品本体の奥行き寸法を近づけることが可能となり、さ
らに室内送風機にクロスフローファンを用いれば、室内
ユニット部の奥行きが小さくなり、製品本体の薄型化を
計れ、オフィス等の有効スペースが増え、快適性も向上
するという効果を発揮する個別型空気調和機を提供でき
る。
明によれば本体の内部であって、中央部に位置する室内
ユニット部と、この室内ユニット部の下方に室外熱交換
器を設け、室外ユニット部の一側に薄型大径の室外送風
機を軸方向を本体の奥行き方向に設けるとともに、前記
室内ユニット部を囲むような構成としたことにより、室
外風量を確保しながら、室内ユニット部の奥行き寸法に
製品本体の奥行き寸法を近づけることが可能となり、さ
らに室内送風機にクロスフローファンを用いれば、室内
ユニット部の奥行きが小さくなり、製品本体の薄型化を
計れ、オフィス等の有効スペースが増え、快適性も向上
するという効果を発揮する個別型空気調和機を提供でき
る。
【００２７】また、室内ユニット部の室内流路に、クロ
スフローファンを設けたことにより、静音化が計れ、室
内空気吹出口を製品の中央付近に設けて、小部屋または
小区画された部屋に１台設置した場合、室内の気流分布
および温度分布が向上し、快適性が増すという効果をも
発揮する個別型空気調和機を提供できる。
スフローファンを設けたことにより、静音化が計れ、室
内空気吹出口を製品の中央付近に設けて、小部屋または
小区画された部屋に１台設置した場合、室内の気流分布
および温度分布が向上し、快適性が増すという効果をも
発揮する個別型空気調和機を提供できる。
【００２８】さらに室内ユニット部と背面板に所定の間
隔を設ければ、内部静圧を下げることにより、外壁のス
リットを小さくでき、エクステリアの美観が向上する個
別型空気調和機を提供できる。
隔を設ければ、内部静圧を下げることにより、外壁のス
リットを小さくでき、エクステリアの美観が向上する個
別型空気調和機を提供できる。
【図１】本発明の第一実施例と、第二実施例の個別型空
気調和機の透視斜視図
気調和機の透視斜視図
【図２】同第一実施例と、第二実施例の同断面図
【図３】同第三実施例の同透視斜視図
【図４】同第三実施例の同断面図
【図５】従来の個別型空気調和機の透視斜視図
１ 本体 ３ 室外送風機 ５ 室外熱交換器 ６ 室外空気吸込口 ７ 室外空気吹出口 ８ 室内ユニット部 ９ 室内熱交換器 １０ 室内送風機 １１ 室内空気吸込口 １２ 室内空気吹出口 １６ 室内ユニット部 ３９ 間隔 ４５ 室内流路 ４６ 室外流路
Claims (3)
- 【請求項１】 本体の中央部に位置し、室内空気吸込口
より空気を取り入れ、室内熱交換器で熱交換後室内送風
機により、室内空気吹出口より空気を吹出す室内流路を
形成する室内ユニット部と、室外空気吸込口より空気を
取り入れ、本体の一側方に室外送風機の軸方向を本体の
奥行き方向として備えた薄型大径の室外送風機により前
記室内ユニット部の下方を通り室外熱交換器で熱交換さ
れ、室外空気吐出口に至る室外流路を形成した室外ユニ
ット部とよりなる個別型空気調和機。 - 【請求項２】 本体の中央部に位置し、室内空気吸込口
より空気を取り入れ、室内熱交換器で熱交換後、室内送
風機により室内空気吹出口より空気を吹出す室内流路に
前記室内送風機をクロスフローファンで構成してなる個
別型空気調和機。 - 【請求項３】 本体の中央部に位置し、室内熱交換器と
室内送風機とを有する室内ユニット部を設けるととも
に、本体の天面に室内空気吹出口を備え、前記本体の一
側方に室外送風機を設け、前記室内ユニット部の下部に
室外熱交換器を設け、前記室内ユニット部の後部に、所
定の間隔を形成し、背面側に室外空気吸込口と室外空気
吹出口を備えてなる個別型空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04018659A JP3076652B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 個別型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04018659A JP3076652B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 個別型空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05215363A JPH05215363A (ja) | 1993-08-24 |
| JP3076652B2 true JP3076652B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=11977746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04018659A Expired - Fee Related JP3076652B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 個別型空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3076652B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109882936A (zh) * | 2019-03-29 | 2019-06-14 | 广东美的制冷设备有限公司 | 落地式空调室内机及空调器 |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP04018659A patent/JP3076652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05215363A (ja) | 1993-08-24 |
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