JPS6212171Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6212171Y2 JPS6212171Y2 JP171182U JP171182U JPS6212171Y2 JP S6212171 Y2 JPS6212171 Y2 JP S6212171Y2 JP 171182 U JP171182 U JP 171182U JP 171182 U JP171182 U JP 171182U JP S6212171 Y2 JPS6212171 Y2 JP S6212171Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- fan
- centrifugal
- air conditioner
- back plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 14
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、薄形ケーシングを備えた空気調和機
に関するものである。
に関するものである。
従来のこの種、空気調和機として実開昭56−
136222号公報記載のものがある。即ち、第3図図
示のように、薄形ケーシング1′内に熱交換器
2′を配設し、前記ケーシング1′の前後面間に2
個の遠心フアン3′,4′を上下並列状に配設し、
更に前記各遠心フアン3′,4′の吐出通路5′,
6′を前記ケーシング1′の吹出チヤンバー7′に
並列状に開口させて構成されている。
136222号公報記載のものがある。即ち、第3図図
示のように、薄形ケーシング1′内に熱交換器
2′を配設し、前記ケーシング1′の前後面間に2
個の遠心フアン3′,4′を上下並列状に配設し、
更に前記各遠心フアン3′,4′の吐出通路5′,
6′を前記ケーシング1′の吹出チヤンバー7′に
並列状に開口させて構成されている。
ところが、この場合、各遠心フアン3′,4′の
フアンモータ8′,9′が共にケーシング1′の背
面板10′に固定せしめられているため、上方の
遠心フアン3′のフアンモータ8′が下方の遠心フ
アン4′の吐出通路6′内に位置することとなり、
通風抵抗が増大するとともに、吐出通路6′を流
通する吹出空気流によつてフアンモータ8′の運
転音が運ばれることとなつて騒音低下を阻害する
という問題点があつた。
フアンモータ8′,9′が共にケーシング1′の背
面板10′に固定せしめられているため、上方の
遠心フアン3′のフアンモータ8′が下方の遠心フ
アン4′の吐出通路6′内に位置することとなり、
通風抵抗が増大するとともに、吐出通路6′を流
通する吹出空気流によつてフアンモータ8′の運
転音が運ばれることとなつて騒音低下を阻害する
という問題点があつた。
本考案は、上記問題点に鑑み、下方の遠心フア
ンの吐出通路をケーシング背面板と共に構成する
仕切板に上方の遠心フアンのフアンモータを固定
するようにして、両遠心フアンの吐出通路におけ
る通風抵抗の減少と騒音低下とを計ることを目的
とするものである。
ンの吐出通路をケーシング背面板と共に構成する
仕切板に上方の遠心フアンのフアンモータを固定
するようにして、両遠心フアンの吐出通路におけ
る通風抵抗の減少と騒音低下とを計ることを目的
とするものである。
かかる目的達成のため、薄形ケーシングの前後
面間において上下並列状に配設された2個の遠心
フアンのうち、下方の遠心フアンのフアンモータ
を前記ケーシングの背面板に固定し且つその吐出
通路をケーシング背面板とその前面に設けた仕切
板とによつて構成して、ケーシング背面板をモー
タ取付部材および吐出通路構成部材に兼用せしめ
る一方、上方の遠心フアンのフアンモータを前記
仕切板に固定して下方の遠心フアンの吐出通路の
通風抵抗を低減させるとともに、前記両遠心フア
ンの前面を合成樹脂の一体成形品からなるハウジ
ングユニツトで被包したことを特徴とする。
面間において上下並列状に配設された2個の遠心
フアンのうち、下方の遠心フアンのフアンモータ
を前記ケーシングの背面板に固定し且つその吐出
通路をケーシング背面板とその前面に設けた仕切
板とによつて構成して、ケーシング背面板をモー
タ取付部材および吐出通路構成部材に兼用せしめ
る一方、上方の遠心フアンのフアンモータを前記
仕切板に固定して下方の遠心フアンの吐出通路の
通風抵抗を低減させるとともに、前記両遠心フア
ンの前面を合成樹脂の一体成形品からなるハウジ
ングユニツトで被包したことを特徴とする。
以下第1図および第2図を参照して本考案の実
施例にかかる空気調和機を説明する。
施例にかかる空気調和機を説明する。
図において、符号1は奥行の浅い薄形のケーシ
ング、2はケーシング1前面の吸込グリル3内方
に配設された熱交換器、4,5はケーシング1の
前後面間において吹出方向を同一となすように上
下2段に併設された遠心フアン、6は吹出チヤン
バー、7はケーシング1前面の吹出グリルをそれ
ぞれ示している。
ング、2はケーシング1前面の吸込グリル3内方
に配設された熱交換器、4,5はケーシング1の
前後面間において吹出方向を同一となすように上
下2段に併設された遠心フアン、6は吹出チヤン
バー、7はケーシング1前面の吹出グリルをそれ
ぞれ示している。
前記フアン4,5はそれぞれ羽根車8,9と該
各羽根車8,9を駆動させるフアンモータ10,
11と前記各羽根車8,9を被包すべきフアンハ
ウジング12,13とによつて構成されている。
各羽根車8,9を駆動させるフアンモータ10,
11と前記各羽根車8,9を被包すべきフアンハ
ウジング12,13とによつて構成されている。
前記ケーシング1の背面板15内面には、吸音
断熱材16が貼着されている。
断熱材16が貼着されている。
又、ケーシング背面板15の長手両側には、後
述する仕切板17およびモータ台18を固定するた
めの断面L字状のリブ15a,15aが内向きに
一体突設されている。符号14はケーシング1の前
面板である。
述する仕切板17およびモータ台18を固定するた
めの断面L字状のリブ15a,15aが内向きに
一体突設されている。符号14はケーシング1の前
面板である。
前記ケーシング背面板15内面には、下段側の
遠心フアン5のフアンモータ11がモータ台18を
介して固定され、又その上方に下段側の遠心フア
ン5の吐出通路21を構成すべき仕切板17が固
着されている。
遠心フアン5のフアンモータ11がモータ台18を
介して固定され、又その上方に下段側の遠心フア
ン5の吐出通路21を構成すべき仕切板17が固
着されている。
該仕切板17両側には、断面L字状の取付片1
7a,17aが一体に形成されており、該取付片
17a,17aがケーシング背面板15のリブ1
5a,15aに対してビス止めされている。前記
仕切板17およびモータ台18はケーシング背面板
15を補強する作用をも果している。
7a,17aが一体に形成されており、該取付片
17a,17aがケーシング背面板15のリブ1
5a,15aに対してビス止めされている。前記
仕切板17およびモータ台18はケーシング背面板
15を補強する作用をも果している。
前記仕切板17前面には、上段側の遠心フアン
4のフアンモータ10が直接固着されている。
4のフアンモータ10が直接固着されている。
前記フアンハウジング12,13は、共に後板
を欠除した形状とされ、両者を一体結合した形状
の合成樹脂の一体成形品からなるハウジングユニ
ツト22で構成されている。
を欠除した形状とされ、両者を一体結合した形状
の合成樹脂の一体成形品からなるハウジングユニ
ツト22で構成されている。
従つてハウジングユニツト22の後板として下
段側においてはケーシング背面板15を、上段側
においては仕切板17が共に兼用している。即
ち、ハウジングユニツト22は、ケーシング背面
板15および仕切板17に対してビス止めされて
いる。
段側においてはケーシング背面板15を、上段側
においては仕切板17が共に兼用している。即
ち、ハウジングユニツト22は、ケーシング背面
板15および仕切板17に対してビス止めされて
いる。
なお、遠心フアン4,5の吸込口23,24は
共に吸込グリル3側に開口される一方、それぞれ
の吐出通路20,21は共に吹出チヤンバー6に
並列状に開口せしめられている。
共に吸込グリル3側に開口される一方、それぞれ
の吐出通路20,21は共に吹出チヤンバー6に
並列状に開口せしめられている。
次に本実施例の空気調和機の作用を説明する。
遠心フアン4,5によつて吸込グリル3から吸
込まれた吸込空気Aは、熱交換器2で冷却(冷房
運転時)あるいは加熱(暖房運転時)された後、
各遠心フアン4,5の吐出通路20,21から吹
出チヤンバー6を経て、吹出グリル7から吹出空
気Bとして室内に吹出されて、冷房あるいは暖房
作用を行なう。
込まれた吸込空気Aは、熱交換器2で冷却(冷房
運転時)あるいは加熱(暖房運転時)された後、
各遠心フアン4,5の吐出通路20,21から吹
出チヤンバー6を経て、吹出グリル7から吹出空
気Bとして室内に吹出されて、冷房あるいは暖房
作用を行なう。
この時、本実施例の場合、下段側の遠心フアン
5の吐出通路21にフアンモータ等の障害物がな
いため、通風抵抗が大巾に低減されるとともに、
モータ運転音の室内側への伝幡も可及的に抑制さ
れる。
5の吐出通路21にフアンモータ等の障害物がな
いため、通風抵抗が大巾に低減されるとともに、
モータ運転音の室内側への伝幡も可及的に抑制さ
れる。
続いて本考案の空気調和機の効果を以下に列記
する。
する。
即ち、本考案によれば、
(1) 薄形のケーシング1内に上下並列状に配設し
た2個の遠心フアン4,5のうち下方の遠心フ
アン5の吐出通路21を前記ケーシング1の背
面板15とその前面に配設した仕切板17とで
構成し且つ該仕切板17に上方の遠心フアン4
のフアンモータ10を固定したもので、吐出通
路21にフアンモータ等の障害物が存在しない
こととなり、通風抵抗の大巾な低減とモータ運
転音の室内側への伝幡の抑制とを計り得る、 (2) 下方の遠心フアン5のフアンモータ11をケ
ーシング背面板15に固定し且つ吐出通路21
の一部をケーシング背面板15で構成し、更に
両遠心フアン4,5の前面を合成樹脂の一体成
形品からなるハウジングユニツト22で被包し
たので、部品点数が大巾に削減され且つ構造も
簡略化されることとなり、生産性の向上および
生産コストの低下を計り得る、 等の実用的な効果がある。
た2個の遠心フアン4,5のうち下方の遠心フ
アン5の吐出通路21を前記ケーシング1の背
面板15とその前面に配設した仕切板17とで
構成し且つ該仕切板17に上方の遠心フアン4
のフアンモータ10を固定したもので、吐出通
路21にフアンモータ等の障害物が存在しない
こととなり、通風抵抗の大巾な低減とモータ運
転音の室内側への伝幡の抑制とを計り得る、 (2) 下方の遠心フアン5のフアンモータ11をケ
ーシング背面板15に固定し且つ吐出通路21
の一部をケーシング背面板15で構成し、更に
両遠心フアン4,5の前面を合成樹脂の一体成
形品からなるハウジングユニツト22で被包し
たので、部品点数が大巾に削減され且つ構造も
簡略化されることとなり、生産性の向上および
生産コストの低下を計り得る、 等の実用的な効果がある。
第1図は本考案の実施例にかかる空気調和機の
縦断面図、第2図は第1図の要部分解斜視図、第
3図は従来例の空気調和機の縦断面図である。 1……ケーシング、2……熱交換器、4,5…
…遠心フアン、6……吹出チヤンバー、10,1
1……フアンモータ、15……ケーシング背面
板、17……仕切板、20,21……吐出通路、
22……ハウジングユニツト。
縦断面図、第2図は第1図の要部分解斜視図、第
3図は従来例の空気調和機の縦断面図である。 1……ケーシング、2……熱交換器、4,5…
…遠心フアン、6……吹出チヤンバー、10,1
1……フアンモータ、15……ケーシング背面
板、17……仕切板、20,21……吐出通路、
22……ハウジングユニツト。
Claims (1)
- 薄形のケーシング1内に熱交換器2を配設し、
前記ケーシング1の前後面間に2個の遠心フアン
4,5を上下並列状に配設し、更に前記各遠心フ
アン4,5の吐出通路20,21を前記ケーシン
グ1の吹出チヤンバー6に並列状に開口させた空
気調和機において、下方の遠心フアン5のフアン
モータ11を前記ケーシング1の背面板15に固
定し且つその吐出通路21をケーシング背面板1
5とその前面に配設した仕切板17とによつて構
成する一方、上方の遠心フアン4のフアンモータ
10を前記仕切板17に固定するとともに、前記
両遠心フアン4,5の前面を合成樹脂の一体成形
品からなるハウジングユニツト22で被包したこ
とを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP171182U JPS58103626U (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP171182U JPS58103626U (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58103626U JPS58103626U (ja) | 1983-07-14 |
JPS6212171Y2 true JPS6212171Y2 (ja) | 1987-03-27 |
Family
ID=30014717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP171182U Granted JPS58103626U (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58103626U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63210544A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-01 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換器付換気装置 |
JP2001324169A (ja) * | 2000-05-19 | 2001-11-22 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
JP2007296524A (ja) * | 2007-05-24 | 2007-11-15 | Sharp Corp | 空気調和機 |
JP6370406B2 (ja) * | 2015-01-29 | 2018-08-08 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
-
1982
- 1982-01-08 JP JP171182U patent/JPS58103626U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58103626U (ja) | 1983-07-14 |
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