JP2686105B2 - 熱交換ユニット - Google Patents

熱交換ユニット

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JP2686105B2
JP2686105B2 JP63222004A JP22200488A JP2686105B2 JP 2686105 B2 JP2686105 B2 JP 2686105B2 JP 63222004 A JP63222004 A JP 63222004A JP 22200488 A JP22200488 A JP 22200488A JP 2686105 B2 JP2686105 B2 JP 2686105B2
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卓郎 西原
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は集合住宅やマンション等のパイプシャフトと
言われている屋外へ面する室に設置される分離型空気調
和機の熱交換ユニットに関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種の熱交換ユニットの構造例としては特願
昭62-96479号や特願昭63-88853号で提案したものがあ
る。
この内容は、筐体は前面に吸込口と吐出口とを左右に
並べ、これら吸込口と吐出口とに通じる通風路内に、こ
の筐体の奥行方向に対して斜めとなる熱交換器とクロス
フローファンとを収納するようにしたものである。
そして、クロスフローファンの回転によって筐体の前
面の吸込口より空気を吸込み、前面の吐出口からこの吸
込んだ空気を吐出させるようにしていた。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上述したような熱交換ユニットでは、パイプシャフト
(屋外に開かれた収納室)にその熱交換ユニットが取付
けられているので、この熱交換ユニットの運転音を屋内
側に伝えにくいようにする作用効果や、ベランダに設置
されるわけではないのでベランダを有効に利用できる作
用効果を発揮でき、有効な構造の熱交換ユニットとなっ
ている。
また、上述のパイプシャフトはその開口が狭いため、
このパイプシャフトに設置される熱交換ユニットの開口
(前面の横寸法)も小さくなり、必然的にこの熱交換ユ
ニットの奥行寸法が大きくなっている。このため前面に
設けられる吸込口の開口面積が小さく吸込抵抗が大きく
なるおそれがあった。又、奥行寸法が大きいため筐体の
吸込まれて熱交換器へ流れ込む空気の分布が均一化され
にくく、全体として熱交換能力の低下はまぬがれなかっ
た。
本発明は集合住宅等のパイプシャフトに配置される熱
交換ユニットにおいて、このユニットの吸込面積を大き
くして熱交換能力の低下を抑えることを目的としたもの
である。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は背面及び/又は
側面に設けた空気吸込口と前面に設けた空気吐出口とを
有し、前面が屋外に臨むように一方が屋外に開かれた収
納室内に配置される熱交換ユニットにおいて、前記熱交
換ユニットの前記前面に前記空気吐出口に隣接した空気
吸込口を設けると共に、前記背面及び/又は側面に設け
た空気吸込口が吸込む屋外の空気と前記空気吐出口に隣
接した空気吸込口が吸込む屋外の空気とが前記空気吐出
口に至る風路中に熱交換器を設けたものである。
(ホ)作用 この熱交換ユニットでは、筐体の側面及び/又は背面
の空気吸込口に加えて前面にも空気吸込口を設けたの
で、吸込口の面積が広く、これらの空気吸込口から吸込
んだ空気が空気吐出口に至る風路中に熱交換器が設けら
れているので、空気吸込口に対向する熱交換器の面積を
広くすることができ、吸込空気の通過する熱交換器の幅
寸法を小さくでき、吸込空気の通風抵抗を小さくするこ
とができる。しかも、空気吸込口が大きいので吸込空気
をより均一にすることができる。
(ヘ)実施例 第1図において、1は集合住宅(マンション)等の屋
外の開放廊下、2はこの廊下(屋外)に面した室で、パ
イプシャフトと呼ばれている。このパイプシャフト2内
には電気メータ、ガスメータ、ガス管および水道管等
(図示せず)が収納されている。3はこのパイプシャフ
ト2の下部開口4をおおうサービスドアで、電気メータ
の検針窓5と、ガスメータの検針窓6と、通気口7とが
形成されている。このようにパイプシャフト2と開放廊
下(室外)1とは完全に区画されたものではなく子供が
入らない程度の開放状態で区画されている。8は分離型
空気調和機の室外側熱交換ユニット(以下熱交換ユニッ
トと言う)、9はボイラで、いずれも直方体形状をして
おりその前面が開放廊下1の壁面10と面一となるようパ
イプシャフト2内に組み込まれている。このように熱交
換ユニット8並びにボイラ9の前面11を開放廊下1の壁
面10と面一にすることによって開放廊下1に突出物がな
くなり、廊下を歩きやすくしている。
第2図はこの熱交換ユニット8とボイラ9との取付状
態を示す斜視図で、12はパイプシャフト2の開口に組み
込まれる取付枠で上部には上取付片13が、左右には下取
付片14が夫々内方へ突出されている。15は下取付片14同
志に跨がって取り付けられる取付板である。16,17は熱
交換ユニットの上面並びに下面に設けたユニット固定
片、18,19はボイラ9の上面並びに下面に設けたボイラ
固定片である。
そして、取付板15を取付枠12の下取付片14同志に跨が
って取り付けた後、熱交換ユニット8並びにボイラ9を
順次パイプシャフト内挿入してユニット固定片16,17並
びにボイラ固定片18,19を上取付片13は取付板15にネジ
で固定する。
第3図はパイプシャフト2内に収納された熱交換ユニ
ット8の内部構造を示すもので、20はこの熱交換ユニッ
ト8の前カバーで、左側に吸込口21が右側に吐出口22が
夫々形成されている。40はこの吐出口22に設けられた羽
根で上下に複数枚並べられている。そして吐出口22の上
部付近の羽根は水平方向に、下部付近の羽根は上向きに
固定されている。このようにして吐出口22の下部付近か
ら吐出される風の向きを上方向とし、開放廊下を通る人
に吐出口22からの排気がかかりにくいようにしている。
23,24はこの熱交換ユニット8の筐体の側面並びに背面
に設けた吸込口、25は室外熱交換器で、前カバー20の吸
込口21並びに筐体の吸込口23,24に沿うよう略コ字状に
折り曲げられている。このように折り曲げることによ
り、第3図に示すように先端29から斜め左上に延びる部
分が前記吸込口21に臨んでおり、同図の左側で上下に延
びる部分が吸込口23に臨んでおり、同図の上側で左右方
向に延びる部分が吸込口24に臨んでいる。このように、
筐体の前面だけでなく、側面や背面にも吸込口(空気吸
込口)を設け、この吸込口に臨むように、特に吸込口2
3、24には熱交換器が対向するように室外熱交換25を湾
曲させることにより、吸込口23と吐出口22とをつなぐ通
風路、及び吸込口24と吐出口22とをつなぐ通風路に熱交
換器25を配置して、吸込空気の通過する熱交換器の幅寸
法(符号25の引出し線の指す部分では左右方向の幅が幅
寸法となる。つまり、空気の通過する距離を幅寸法とい
っている。)を、例えば実願昭62-96479号に記載のもの
に比べて、薄くすることができる。また、吸込口の面積
が大きいので吸込空気の送風を均一にすることもできる
と共に、送風音を小さくすることもできる。
26はこの筐体の略中央に立てられたクロスフローファ
ン、27はこのファンのフロントケーシングで、一端28が
室外熱交換器25の先端29に、他端30が吐出口22の左側部
に夫々固定されている。31はこのファンのリアケーシン
グで、一端32が室外熱交換器25の後端33に、他端34が吐
出口22の右側部に夫々固定されている。35は圧縮機、36
はこの圧縮機35に取り付けられたアキュムレータで、こ
のアキュムレータ36並びに圧縮機35の一部はリアケーシ
ング31の開口37を介して熱交換室38側へ突出している。
この熱交換ユニット8が設置されるパイプシャフト2
には熱交換ユニット8の側面並びに背面の吸込口23,24
の吸込スペース39が確保されている。そして、この熱交
換ユニット8に内蔵されたクロスフローファン26の回転
によって、3つの吸込口21,23,24から筐体内に略均一に
空気が吸込まれ、熱交換器25内に流れる冷媒と熱交換さ
れる。そして熱交換作用を受けた後の空気は2つのケー
シング27,31に案内されて実線矢印のように吐出口22か
ら排出される。ここで、吸込口24から吸込まれて熱交換
作用を受けた空気は、圧縮機35のケース温度よりも低く
抑えられているので、圧縮機35の一部が前述の空気によ
って冷やされる。
又、吸込口23,24を前カバー20の他に筐体の側面並び
に背面にも設けて、開放廊下(屋外)1並びにパイプシ
ャフト(屋外に面する室)2から夫々空気をこの筐体内
に吸込むようにしたので、前面の吸込口21が塞がれたと
しても、残りの2つの吸込口23,24で最低限の吸込面積
を確保して、熱交換ユニットの運転に支障をきたさない
ようにすることができる。尚、この明細書では、側面と
いう言葉を右がわの側面や左がわの側面を指す言葉とし
て使用しており、天面(上面)や底面(下面)、及び前
面や背面を指す言葉として使用しているものではない。
また、この実施例は、正面から見て左がわの側面、及び
背面に吸込口を設けた例で説明したが、この左がわの側
面だけに空気吸込口を設けたり、また、背面だけに空気
吸込口を設けても構わない。
(ト)発明の効果 以上述べたように、本発明は、筐体の側面及び/又は
背面の空気吸込口に加えて前面にも空気吸込口を設けた
ので、吸込口の面積が広く、これらの空気吸込口から吸
い込んだ空気が空気吐出口に至る風路中に熱交換器が設
けられているので、空気吸込口に対向する熱交換器の面
積を広くすることができ、吸込空気の通過する熱交換器
の幅寸法を小さくでき、吸込空気の通風抵抗を小さくす
ることができる。このように、吸込空気の通風抵抗を小
さくでき、且つ、吸込空気をより均一にすることができ
るので、大きな通風抵抗や吸込空気の不均一を原因とす
る熱交換器における熱交換能力の低下を小さく抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は熱交換ユ
ニットが据付けられた開放廊下の斜視図、第2図はこの
熱交換ユニットの固定装置を示す斜視図、第3図はこの
熱交換ユニットの横断面図である。 2……パイプシャフト(屋外へ面する室)、8……熱交
換ユニット、22……吐出口、23,24……吸込口、25……
室外熱交換器、35……圧縮機。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背面及び/又は側面に設けた空気吸込口と
    前面に設けた空気吐出口とを有し、前面が屋外に臨むよ
    うに一方が屋外に開かれた収納室内に配置される熱交換
    ユニットにおいて、前記熱交換ユニットの前記前面に前
    記空気吐出口に隣接した空気吸込口を設けると共に、前
    記背面及び/又は側面に設けた空気吸込口が吸込む屋外
    の空気と前記空気吐出口に隣接した空気吸込口が吸込む
    屋外の空気とが前記空気吐出口に至る風路中に熱交換器
    を設けたことを特徴とする熱交換ユニット。
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US5775120A (en) * 1995-09-14 1998-07-07 Daikin Industries, Ltd. Compact air conditioner outdoor unit having high heat exchanging ability
DE102007007928A1 (de) * 2007-02-17 2008-08-21 Ltg Aktiengesellschaft Lufttechnische Einrichtung

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