JP2739272B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2739272B2
JP2739272B2 JP4300880A JP30088092A JP2739272B2 JP 2739272 B2 JP2739272 B2 JP 2739272B2 JP 4300880 A JP4300880 A JP 4300880A JP 30088092 A JP30088092 A JP 30088092A JP 2739272 B2 JP2739272 B2 JP 2739272B2
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JP
Japan
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outdoor unit
air conditioner
attic
intake port
shutter
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JP4300880A
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Inventor
和博 中尾
Original Assignee
株式会社ハーベストシステム
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、室内機と室外機から
なる、一般にセパレート型と呼ばれる空気調和機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の室外機2aは、図5に
示すように、建物の横に設置したり、ベランダの片隅に
設置したりしていた。
【0003】又、建物の屋根に日光があたると、温めら
れた空気が屋根裏に籠もるので、屋根裏に換気口を設け
て自然換気をしていた。さらに、その換気口にはガラリ
窓4aを取り付け、換気口から雨水が入らないように覆っ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機の室
外機2aは、建物の横に設置したり、ベランダの片隅に設
置しているため、室外機2aが敷地の一部を占拠し、敷地
を有効に活用できないだけでなく、室外機2aが建物の外
部に露出しているため、建物の外観が悪くなる原因とな
っていた。
【0005】また、屋根裏に換気口を設けただけの自然
換気では、温められた空気が抜けきれず屋根裏に籠もる
ので、天井から熱気が下りてきて、冷房しても冷房効果
が損なわれるという問題もあった。
【0006】そこで、この発明は、上記の問題点を解決
し、敷地を有効活用でき、しかも冷房効果を高めること
ができる空気調和機を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、室内機1
と室外機2からなるセパレート型の空気調和機の室外機
2を、屋根裏に形成した換気口に臨んで配置すると共
に、室外機2の前側面をガラリ窓4で覆った空気調和機
であって、吸気口5を室外機2の前面側と後面側に形成
すると共に、後面側の吸気口5の下端を前面側の吸気口
5の下端より高くし、さらに下部及び後部に通気可能な
空間を設けて室外機2の内部に略L字形の通気路10を形
成し、上記の課題を解決した。
【0008】前記裏面側の吸気口5には、開閉可能なシ
ャッタ11を設けることが好ましい。前記シャッタ11の羽
根12は、室外機2の内側に向けて傾けることが好まし
い。
【0009】
【作用】この発明では、空気調和機の室外機2を屋根裏
に配置しているので、室外機2を設置するために必要な
敷地が不要となる。さらに、室外機2の前側面を換気口
に取り付けたガラリ窓4で覆っているので、建物の外部
からは室外機2が見えない。
【0010】空気調和機を使用すると、屋根裏に籠もっ
た温められた空気が室外機2の排気用ファン6により排
出されるので、屋根裏の温度が下がる。
【0011】また、室外機2の内部には通気路10が形成
されており、室外機2の内部を通気の障害なしに空気が
流通できるので、換気口に室外機2を取り付けても屋根
裏の自然換気ができる。またさらに、通気路10は略L字
形に形成されているので、風が強い日に雨水が室外機2
の中に吹き込んだ場合でも、屋根裏には雨水が入らない
ようになる。
【0012】前記裏面側の吸気口5に、開閉可能なシャ
ッタ11を設けると、冬場等の屋根裏の換気が不要な場合
には、シャッタ12を閉めた状態で空気調和機を運転すれ
ば、前面側の吸気口5だけからの吸気になるので、屋根
裏の換気がされないようになる。
【0013】後面側の吸気口5のシャッタ11の羽根12
を、室外機2の内側に向けて傾けることにより、結露に
より羽根12に水滴がついても、水滴が室外機2の中に落
ちるようになる。
【0014】
【実施例】以下、この発明を図面に従って説明する。
【0015】この発明の空気調和機は、図1に示すよう
に、室内に設けた室内機1と、屋根裏に形成した換気口
に臨んで配置された室外機2からなる空気調和機であ
り、室外機2の前側面は、屋根裏の換気口に取り付けた
ガラリ窓4で覆われている。
【0016】室内機1は従来と同一の構成のものである
ので、説明を省略する。室外機2は、図2及び図3に示
すように、前面上部に排気口3を設け、前面下部と後面
に吸気口5を設けている。さらに、後面側の吸気口5の
下端は、前面側の吸気口5の下端より高くなっている。
またさらに、室外機2の内部には排気用ファン6、熱交
換器7、冷媒を循環させるコンプレッサー8等が設置さ
れている。尚、図中の符号9は、ガラリ窓4を通って室
外機2内に吹き込んだ雨水を排水するための排水口であ
る。
【0017】室外機2の熱交換器7は、図2に示すよう
に、排気用ファン6を取り囲むように略U字形に形成さ
れている。熱交換器7を略U字形に形成することによ
り、熱交換器7の長さを長くすることができるので、横
幅を細く形成することができ、ガラリ窓4の外径寸法内
に収納可能となっている。
【0018】室外機2の内部の下部及び後部には通気可
能な空間を設けており、前面側の吸気口5と後面側の吸
気口5を結ぶ通気路10となっている。そのため、空気調
和機を運転していないときには、通気路10を経て屋根裏
の自然換気が行われるようになっている。尚、前記通気
路10は、L字形に曲げて形成されており、後面側の吸気
口5の下端が前面側の吸気口5の下端より高くなってい
るため、雨水が室外機2の中に吹き込んでも、屋根裏に
は入らないようになっている。そして、室外機2の中に
吹き込んだ雨水は排水口9から排水される。
【0019】室外機2の後面側の吸気口5には、シャッ
タ11が設けられており、冬季等で屋根裏換気が不要の場
合には、後面側の吸気口5を閉鎖し、前面側の吸気口5
だけに切替えできるようになっている。前記シャッタ11
の羽根12は、室外機2の内側に傾斜しており、羽根12に
結露等により水滴がついても、室外機2の中に落ち、前
記排水口9から排水されるようになっている。
【0020】シャッタ11の開閉機構の一例を示したのが
図4であり、任意の方法にて連結棒13を上方に移動させ
るとシャッタ11の各羽根12が回動して吸気口5を閉鎖す
るようになっている。吸気口5を開放するときは、前記
と逆に連結棒13を下方に移動させるとシャッタ11の各羽
根12が回動して吸気口5を閉鎖する。
【0021】この発明の空気調和機は、以上のように構
成されており、スイッチを入れて室外機2の排気用ファ
ン6を回転させると、図1に矢印で示したように、前面
側と後面側に形成された吸気口5から吸い込まれた空気
は、熱交換器7で熱交換されて排気口3から排出され
る。後面側の吸気口5から吸気されると、屋根裏の気圧
が低くなるので、図1に示したように、別の換気口から
外気が吸い込まれ、屋根裏換気が行われる。
【0022】
【発明の効果】この発明は、上述のような構成であり、
次の効果を有する。
【0023】空気調和機の室外機2を屋根裏に収納でき
るので、室外機2を設置するために必要な敷地が不要と
なり、土地を有効に活用することができる。さらに、室
外機2の前側面をガラリ窓4で覆っているので、建物の
外部からは室外機2が見えず、建物の外観が損なわれる
ことがない。
【0024】空気調和機を使用すると屋根裏換気が強制
的に行われ、温められた空気が外部に放出されて屋根裏
の温度が下がるので、冷房効果が損なわれることがな
い。
【0025】さらに、室外機2の吸気口5を室外機2の
前面側と後面側に形成し、前面側と後面側の吸気口5が
通気路10でつながれており、しかも通気路10には換気を
妨げるものがなく、自然換気ができるので、空気調和機
を運転しないときでも屋根裏の換気を保つことができ
る。しかも、通気路10は、略L字形に形成されているの
で、雨水が室外機2の中に吹き込んでも、屋根裏には入
らず、屋根裏が湿ることがない。
【0026】前記裏面側の吸気口5に、開閉可能なシャ
ッタ11を設けると、冬場等の屋根裏の換気が不要な場合
は、シャッタ11を閉めて屋根裏換気がされないようにす
ることができるので、温まった屋根裏の空気を逃がさな
いようにできる。
【0027】後面側の吸気口5のシャッタ11の羽根12
を、室外機2の内側に向けて傾ければ、結露により羽根
12に水滴がついても、室外機2の中に落ちるので、屋根
裏が湿ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気調和機の説明図。
【図2】この発明の室外機を屋根裏に配置した状態を示
す縦断面図
【図3】この発明の室外機の前側面を覆うガラリ窓を外
した状態を示す斜視図。
【図4】室外機の後面側の吸気口に設けられたシャッタ
の構造を示す説明図。
【図5】従来の空気調和機の説明図。
【符号の説明】
1 室内機 2 室外機 3 排気口 4 ガラリ窓 5 吸気口 6 排気用ファン 7 熱交換器 10 通気路 11 シャッタ 12 羽根

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内機(1)と室外機(2)からなるセ
    パレート型の空気調和機の室外機(2)を、屋根裏に形
    成した換気口に臨んで配置すると共に、室外機(2)の
    前側面をガラリ窓(4)で覆った空気調和機であって、
    吸気口(5)を室外機(2)の前面側と後面側に形成す
    ると共に、後面側の吸気口(5)の下端を前面側の吸気
    口(5)の下端より高くし、さらに下部及び後部に通気
    可能な空間を設けて室外機(2)の内部に略L字形の通
    気路(10)を形成したことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 裏面側の吸気口(5)に開閉可能なシャ
    ッタ(11)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    空気調和機。
  3. 【請求項3】 シャッタ(11)の羽根(12)を室外機
    (2)の内側に向けて傾けたことを特徴とする請求項1
    又は2記載の空気調和機。
JP4300880A 1992-11-11 1992-11-11 空気調和機 Expired - Lifetime JP2739272B2 (ja)

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JPH06147556A JPH06147556A (ja) 1994-05-27
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