JPH0522589Y2 - - Google Patents

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JPH0522589Y2
JPH0522589Y2 JP1986146615U JP14661586U JPH0522589Y2 JP H0522589 Y2 JPH0522589 Y2 JP H0522589Y2 JP 1986146615 U JP1986146615 U JP 1986146615U JP 14661586 U JP14661586 U JP 14661586U JP H0522589 Y2 JPH0522589 Y2 JP H0522589Y2
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roof
intake port
ventilation
floor
roof ventilation
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JP1986146615U
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JPS6353463U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、サンルームの室内を効率的に換気す
る技術に関する。
[背景技術] 従来のサンルーム4にあつては、第5図に示す
ように、サンルーム4の側壁24の上部に換気扇
25を設けただけであり、この換気扇25により
サンルーム4の室内にこもつた湿気や熱気を強制
的に排出していた。
しかしながら、この側壁24の換気扇25だけ
では室内の換気をまんべんなく効果的に行なうこ
とはできなかつた。また、夏などでは換気扇25
から強制的に熱気を排出しても屋外の熱気が流入
して熱気の排出を効果的に行なえなかった。
[考案の目的] 本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為さ
れたものであり、その目的とするところはサンル
ーム室内の換気を効果的に行なえるようにするこ
とにある。
[考案の開示] 本考案サンルームの室内換気装置は、屋根6の
中央部に屋根換気装置7を設け、床2の周縁部に
床下と連通した吸気口3を設けて成るサンルーム
の室内換気装置であつて、床の前縁部分および両
側縁部分に沿つて細巾状の吸気口3を設けるとと
もに、吸気口3の面積と屋根換気装置7の面積と
を略等しく設定し、屋根換気装置7を覆うカバー
9を屋根換気装置7の上方に設け、屋根換気装置
7に設けられた通気ブロツク11に防虫網12を
設け、床下と連通する吸気口3に防虫ネツト23
を設けたことを特徴とするものである。しかし
て、床2の周縁の吸気口3から導入された外気を
屋根6の中央部の屋根換気装置7から排出するこ
とにより室内の換気をまんべん無く効果的に行な
うことができるものである。また、吸気口3から
は床下の冷気が導入されるので、夏などにも室内
の熱気を効率良く室外に排出することができるの
である。
以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述す
る。
サンルーム4は母屋の外壁部分に張り出す如く
付設されており、母屋から直接サンルーム4内へ
行き来できるようになつている。
サンルーム4は、例えば第1図に示すように、
木質の床材や合成樹脂製のデツキ材などにより床
2を構成されており、壁面は全面がアルミサツシ
の履き出し窓状の大形のガラス窓1により構成さ
れており、屋根6もガラス板により透明に形成さ
れていて屋根6の幅方向中央部には第2図のよう
な一対の屋根換気装置7が設けられている。ま
た、ガラス窓1に沿つて床2の周縁(両側縁及び
前縁)には吸気口3が設けられている。
屋根換気装置7は、第2図に示すような構造を
有している。第2図において8はルーバ片であ
り、ルーバ片8は回動機構により実線のように閉
じた状態から2点鎖線のように開いた状態に開閉
できるようになつており、またドーム状をしたカ
バー9はルーバ片8と連動機構10を介して連動
させられるようになつており、ルーバ片8を閉じ
た時には実線のようにカバー9が閉じて屋外と屋
内との間で換気を行なわないようにしてあり、ル
ーバ片8が開いた時には2点鎖線のようにカバー
9が開いて屋内と屋外との換気をできるようにし
てある。カバー9は透光性を有していて屋根換気
装置7により採光を妨げないようになつている。
ルーバ片8の周囲に配設されているものは防虫網
12を積層した通気ブロツク11であり、屋根換
気装置7の枠体13外周に固着してある。14は
カバー9または通気ブロツク1の一方に固着する
と共に他方に圧接している弾性を有する気密材で
あり、カバー9の上下動の際における通気ブロツ
ク11とカバー9との間の気密を保つている。
吸気口3は、第3図のような吸気口開閉装置1
5をガラス窓1に隣接して床2の縁に埋め込んで
構成されており、吸気口開閉装置15の上面は床
2に露出しており、下面は床下に露出している。
この吸気口3の面積は屋根換気装置7の面積とほ
ぼ等しくなつている。この吸気口開閉装置15
は、第4図に示すような一定間隔毎にスリツト状
の吸気口3を開口された固定枠16内に可動体1
7をスライド自在に収納したものであり、固定枠
16下面のレール18内の可動枠17の両側の摺
動部19を摺動自在に保持させて可動枠17を一
定距離動かせるようにしてある。吸気口3は固定
枠16の横桟20間に設けられており、可動枠1
7の上面に防虫ネツト23を張つて通気口22を
防虫ネツト23により塞いである。ここで両横桟
20,21の幅は吸気口3及び通気口22の幅よ
りも少し広くなつており、可動体17を一方方向
へ固定枠16に当たるまで動かして吸気口3と通
気口22とを一致させると床下から外気をサンル
ーム4の室内に取り入れることができ、可動体1
7を他方方向へ固定枠16に当たるまで動かして
横桟21で吸気口3を閉じると床下と室内とを遮
断できるようにしてある。
しかして、吸気口開閉装置15の吸気口3を開
き、屋根換気装置7を開いてあると、床2の周囲
の吸気口3から流入した床下の冷気は屋根6の中
央部の屋根換気装置7へ向けてサンルーム4内を
まんべん無く流れ、屋根換気装置7から屋外へ排
出され、サンルーム4の室内換気が行なわれるの
である。しかも、室内で暖房している時には吸気
口3から入つた床下の外気はガラス窓1の室内面
に外気の空気層を形成し、暖房効果を損なうこと
なくガラス窓1の室内面と室外面との温度差を無
くしてガラス窓1の室内面に結露が発生するのを
防止し、また室内を加湿するのである。逆に、冷
房時には吸気口3から入つた床下の外気はガラス
窓1の室内面に外気の空気層を形成し、冷房効果
を損なうことなくガラス窓1の室内面と室外面と
の温度差を無くしてガラス窓1の屋外面に結露が
発生するのを防止する。また、吸気口3の面積と
屋根換気装置7の面積とがほぼ等しくなつている
ので、室内の換気流の流れがスムーズになり、換
気が効率的に行なわれる。
[考案の効果] 本考案は、叙述の如く屋根の中央部に屋根換気
装置を設け、床の周縁部に床下と連通した吸気口
を設けてなるサンルームの室内換気装置であつ
て、床の前縁部分及び両側部分に沿つて細巾状の
吸気口を設けるとともに、吸気口の面積と屋根換
気装置の面積とを略等しく設定したものであり、
床の前縁部分および両側縁部分に沿つて細巾状の
吸気口を設けているので、床の周縁に設けられた
吸気口から導入された外気が屋根の中央部の屋根
換気装置に向けてまんべん無く流れ、室内の換気
を効果的に行なうことができ、しかも、吸気口か
ら導入された外気はガラス窓などが形成されてい
る内側面に沿つて流れることになるので、暖房効
果および冷房効果を損なうことがない上、ガラス
窓の内外温度差を少なくして結露を防止すること
ができるという効果がある。さらに、吸気口の面
積と屋根換気装置の面積とを略等しく設定してい
るので、室内の換気流の流れがスムーズになり、
より効果的な換気が行なえるという効果がある。
また、屋根換気装置を覆うカバーを屋根換気装置
の上方に設け、屋根換気装置に設けられた通気ブ
ロツクに防虫網を設け、床下と連通する吸気口に
防虫ネツトを設けてあるので、各換気部分から室
内に虫が侵入するのを防止できると共に屋根換気
装置から雨水が室内に浸入するようなことなく換
気が支障なく行なわれるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す室内全景図、
第2図は同上の屋根換気装置を示す断面図、第3
図は同上の床の吸気口を示す斜視図、第4図は同
上の吸気口を分解して示す一部破断した拡大斜視
図、第5図は従来例の斜視図である。 2……床、3……吸気口、6……屋根、7……
屋根換気装置、9……カバー、11……通気ブロ
ツク、12……防虫網、23……防虫ネツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根の中央部に屋根換気装置を設け、床の周縁
    部に床下と連通した吸気口を設けて成るサンルー
    ムの室内換気装置であつて、床の前縁部分および
    両側縁部分に沿つて細巾状の吸気口を設けるとと
    もに、吸気口の面積と屋根換気装置の面積とを略
    等しく設定し、屋根換気装置を覆うカバーを屋根
    換気装置の上方に設け、屋根換気装置に設けられ
    た通気ブロツクに防虫網を設け、床下と連通する
    吸気口に防虫ネツトを設けたことを特徴とするサ
    ンルームの室内換気装置。
JP1986146615U 1986-09-25 1986-09-25 Expired - Lifetime JPH0522589Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986146615U JPH0522589Y2 (ja) 1986-09-25 1986-09-25

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JP1986146615U JPH0522589Y2 (ja) 1986-09-25 1986-09-25

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Publication Number Publication Date
JPS6353463U JPS6353463U (ja) 1988-04-11
JPH0522589Y2 true JPH0522589Y2 (ja) 1993-06-10

Family

ID=31059245

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5885131U (ja) * 1981-12-02 1983-06-09 新日軽株式会社 サンル−ム
JPS5974296U (ja) * 1982-11-09 1984-05-19 ミサワホ−ム株式合社 換気框一体サツシ
JPS60188937U (ja) * 1984-05-25 1985-12-14 松下電工株式会社 換気口を有するサンル−ム用張出体

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JPS6353463U (ja) 1988-04-11

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