JP4735451B2 - 通風建物 - Google Patents

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本発明は、強制的に建物内部を通風させることが可能な建物の技術に関し、詳しくは、夏場は強制的に大量の通風を行い、冬場は通風を遮断して建物内の熱を逃がさないようにすることができる建物の技術に関する。
従来より、住宅の外壁部に換気窓やガラリ等を設けて、自然な空気の循環により室内空間と室外空間との空気の往来を可能としていた。しかし、近年住宅の高気密化に伴って、空気の自然な流れを形成することが困難な空間が発生し、これらの空間では空気が淀みがちとなってしまう。そこで、室内用ファンを部屋の天井に取り付けたり、天窓を設けたりして、空気の流れを形成するよう工夫が施された住宅が散見されている。近年では、建物上部に換気ダクトや換気ファン等からなる換気機構を設けた住宅等が公知になっている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−332712号公報
しかし、従来の換気機構を備えた建物は、あくまで建物内部の「換気」を目的とするものであるため、空気の流量が少なく、温度調節等の「通風」の目的を果たすものではなかった。具体的には、「換気」目的の場合の空気の流量は数百m3/hour(小流量)で足りるが、「通風」目的の場合の空気の流量は数千m3/hour(大流量)以上でないとその効果が得られない。即ち、例えば室内の温度が上がった場合であっても、少流量の「換気」しか行なえない場合は、快適な室内温度に達するまでに相当の時間を要するという不具合があった。そこで、本発明が解決しようとする課題は、夏季夜間等、風の吹いていないときの暑さ対策として、大流量の空気を室内上部や天窓を経て建物外部へと強制的に通風させることが可能な通風建物を提供することにある。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、屋根(9)に開閉自在な天窓(7)を配設し、該天窓(7)の下方に空間を挟んで透明板(3)を配設し、該空間の側方に建物内部と該空間とを連通する通風孔(6c)を形成し、該通風孔(6c)に有圧ファン(2)を配設し、該有圧ファン(2)によって建物(1)内部の空気を、該天窓(7)から建物(1)の外部へ排出可能とし、前記通風孔(6c)下部に通風ガラリ(4)を配設したものである。
請求項2においては、前記透明板(3)若しくは前記通風ガラリ(4)を下方へ開閉可能としたものである。
請求項3においては、前記建物(1)の最上階の天井裏に断熱材(5)を敷設したものである。
請求項4においては、前記有圧ファン(2)の回動軸(2a)を略水平方向に配設したものである。
請求項5においては、降雨センサ(11)と、温度センサ(12)とを具備し、降雨が無く且つ温度が予め設定した開放温度以上である場合に、前記天窓(7)を自動で開放し、降雨時若しくは温度が該開放温度以下である場合に、該天窓(7)を自動で閉塞するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、屋根(9)に開閉自在な天窓(7)を配設し、該天窓(7)の下方に空間を挟んで透明板(3)を配設し、該空間の側方に建物内部と該空間とを連通する通風孔(6c)を形成し、該通風孔(6c)に有圧ファン(2)を配設し、該有圧ファン(2)によって建物(1)内部の空気を、該天窓(7)から建物(1)の外部へ排出可能としたので、シーリングファンやシロッコファンと比較して、有圧ファンにより建物内部の空気を大流量で天窓から排出することが可能となる。そのため、エアコン等を使用せずに夏場における建物内部の温度を素早く低下させることが可能となり、光熱費削減や温暖化対策やエアコン等による冷房病や体調不良対策にも効果がある。また、天窓から採光しつつ、有圧ファンが天窓からの光を遮ることがなく、該有圧ファン駆動時においても、回動している有圧ファンの影が室内に映らない。
また、前記通風孔(6c)下部に通風ガラリ(4)を配設したので、建物内部の物等が有圧ファンに当接することが無くなり、安全性が向上する。
請求項2においては、前記透明板(3)若しくは前記通風ガラリ(4)を下方へ開閉可能としたので、透明板や通風ガラリの上面に埃や虫の死骸が溜まった場合であっても、該透明板や通風ガラリを下方に開放することによって、容易に透明板や通風ガラリ上面の掃除を行なうことができる。
請求項3においては、前記建物(1)の最上階の天井裏に断熱材(5)を敷設したので、天窓を閉めるだけで建物内部の熱を逃がし難い状態にすることができ、冬場における温度の低下を防ぐことができる。
請求項4においては、前記有圧ファン(2)の回動軸(2a)を略水平方向に配設したので、建物内部から有圧ファンが見え難くなり、建物内部のデザイン性を損なうことが無い。
請求項5においては、降雨センサ(11)と、温度センサ(12)とを具備し、降雨が無く且つ温度が予め設定した開放温度以上である場合に、前記天窓(7)を自動で開放し、降雨時若しくは温度が該開放温度以下である場合に、該天窓(7)を自動で閉塞するので、天候や温度によって自動で天窓が開閉するため、居住者がこまめに天窓の開閉を行なう必要がない。
また、居住者等が不在の場合であっても、自動で建物内部の温度を調節することができるので、帰宅時に建物内部が暑過ぎたり、寒過ぎたりすることを防止することができる。
次に、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る通風建物全体の正面断面図、図2は天窓と有圧ファンの使用方法の一例を示す表である。
図1に示すように、本発明の実施例に係る建物1は一般の戸建て住宅等であって、該建物1内部の空気を後述する有圧ファン2を用いて強制的に天窓7から排出することができるものである。該有圧ファン2は建物1内の「通風」を目的として配設されるものであって、数百m3/hour程度の排出が行なわれる「換気」の場合と異なり、排出される(「通風」される)空気の流量が1000m3/hour以上(以下、「大流量」とする。)であることが望ましい。具体的には、本実施例における建物1は2階建て構造になっており、2階の天井6の裏面には断熱材5が敷設されている。該天井6には、天窓7及び有圧ファン2用の吹き抜け部6bが形成されており、該吹き抜け部6bの上端、即ち吹き抜け部6bの屋外への開放箇所に天窓7が配設されている。
前記天窓7は開閉自在に配設されており、天窓7を構成するガラス7bの端部が吹き抜け部6bの上端部に枢支されている。本実施例においては、天窓7のガラス7bの枢支軸に開閉モータ14が接続されており、後述する制御手段13からの命令によって自動で天窓7の開閉が行なわれる構成となっている。但し、居住者等が手動で開閉する構成であっても良く、自動開閉に限定するものではない。該天窓7は、断熱性能が高いガラス7b等から成るものであって、日中において自然の(太陽の)光を吹き抜け部6bを介して建物1内へと射し込ませることができるものである。
そして、前記吹き抜け部6bの下部には、前記天窓7の直下方に樹脂製若しくはガラス製の透明板3が配設されており、天窓7及び吹き抜け部6bを通って射し込んできた建物1外部からの光が遮られることなく建物1内部へと達するようになっている。該透明板3は、表面に凹凸を有する透明の型板等であっても良く、即ち、自然の光を建物1内部に取り入れることができる板状部材であれば良く、限定するものではない。
前記天井6の、該透明板3の側方には通風孔6cが形成されており、換言すれば、前記吹き抜け部6bが透明板3の側方まで延長して形成されている。該通風孔6c内には有圧ファン2が配設されており、該通風孔6c内の空気を吹き抜け部6b方向へ流出させる構成となっている。即ち、天窓7と透明板3との間に吹き抜け部6bたる空間が設けられており、該通風孔6cによって、該吹き抜け部6bと建物1内部とが連通されている。
前記通風孔6cの下端には通風ガラリ4が配設されている。即ち、前記有圧ファン2の下方に通風ガラリ4が配設されており、該通風孔6cたる空間の下端部が該通風ガラリ4によって閉じられている。これによって、建物1内部の廊下や部屋に居る居住者等から、有圧ファン2が直接見えないようになり、建物1内部の物や人等が有圧ファン2に当接しない、また、室内から有圧ファン2が見え難い構成となっている。このため、通風ガラリ4の羽根形状をL字状としたり、羽根を斜めに固設すると好ましい。このように、前記通風孔6c下部に通風ガラリ4を配設したので、建物1内部の物等が有圧ファン2に当接することが無くなり、安全性が向上する。
有圧ファン2は、通風孔6c内に配設されるものであり、該通風孔6cから前記吹き抜け部6b方向へ向けて配設されている。本実施例においては、有圧ファン2は通風孔6cの吹き抜け部6b側の端部に配設されており、若しくは通風孔6cと吹き抜け部6bとの間に配設されており、該有圧ファン2の回動軸2aが略水平方向となる姿勢に枢支されている。そして、図1に示すように、該有圧ファン2の駆動によって吹き抜け部6bの側方に位置する通風孔6cから該吹き抜け部6bへ向けて空気が送られる構成となっている。つまり、有圧ファン2の駆動時には、該有圧ファン2の通気孔6c側は負圧となり、該有圧ファン2の吹き抜け部6b側が正圧となる。具体的には、有圧ファン2の回動軸2aは、吹き抜け部6bに固定されている電動モータ15によって枢支されており、該電動モータ15によって有圧ファン2が駆動する構成となっている。
このように、前記有圧ファン2の回動軸2aを水平方向となるように配設したので、建物1内部から有圧ファン2が見え難くなり、建物1内部のデザイン性を損なうことが無い。但し、通風ガラリ4を設ける場合は、有圧ファン2を該通風ガラリ4の上方に配設し、その回動軸2aが垂直方向となるように枢支しても良い。また、有圧ファン2の回動軸2aを水平方向に配設する場合は、通風ガラリ4を配設しない構成としても良い。また、有圧ファン2の回動軸2aは、通風の流れを良くする為に斜めに枢設したり、また、角度が変更可能な構成としても良いものとする。
前記透明板3及び通風ガラリ4は、その一端が天井6に枢支されている。詳しくは、透明板3の一側が吹き抜け部6b下端の一側に枢支され、通風ガラリ4の一端が通気孔6c下端の一側に枢支されている。そして、該透明板3の他側が吹き抜け部6b下端の他側に係止可能となっており、該通風ガラリ4の他端が通気孔6c下端の他側に係止可能となっている。つまり、透明板3及び通風ガラリ4は、下方へ(建物1内部方向へ)回動可能に、そして水平状態に係止可能に構成されている。このように、前記透明板3若しくは前記通風ガラリ4を下方へ開閉可能としたので、透明板3や通風ガラリ4の上面に埃や虫の死骸が溜まった場合であっても、該透明板3や通風ガラリ4を下方に開放することによって、容易に透明板3や通風ガラリ4上面の掃除を行なうことができる。
そして、建物1の屋根9上面には降雨センサ11が設けられており、該降雨センサ11によって降雨の有無が計測される。また、建物1内部には、温度センサ12が設けられており、該温度センサ12によって建物1内部の温度が計測される。
建物1には、制御手段13が備えられており、該制御手段13は天窓7の開閉モータ14や、有圧ファン2の電動モータ15や、降雨センサ11や、温度センサ12に接続されている。そして、降雨センサ11や温度センサ12によって測定された天候や室温等の状況に応じて、天窓7を開閉させたり、有圧ファン2を駆動させることができる。具体的には、制御手段13には、降雨センサ11及び温度センサ12にて計測されたデータに対応した天窓7の開閉動作及び有圧ファン2の駆動方法が記憶されており、それらのセンサ11・12で計測された状況に応じて、自動的に建物1内部に最適な通風環境を実現するための命令を天窓7の開閉モータ14や有圧ファン2の電動モータ15へと送信するものである。
例えば、図2に示すように、制御手段13は、降雨時や建物1の温度が予め設定された温度(以下、閉塞温度とする。)より低いときには天窓7を閉じて有圧ファン2を停止させ、降雨が無く且つ建物1内部の温度が予め設定された温度(以下、開放温度とする。)より高いときには天窓7を開放して有圧ファン2を駆動させ、降雨が無く且つ建物1内部の温度が比較的高いとき即ち建物1内部の温度が閉塞温度と開放温度との間の温度のときには天窓7のみを開放して有圧ファン2は駆動させない、等の命令を開閉モータ14及び電動モータ15へと送信する構成にすれば良い。
このように、降雨センサ11と、温度センサ12とを具備し、降雨が無く且つ温度が予め設定した開放温度以上である場合に前記天窓7を自動で開放し、降雨時若しくは温度が該開放温度以下である場合に該天窓7を自動で閉塞するので、天候や温度によって自動で天窓7が開閉するため、居住者がこまめに天窓7の開閉を行なう必要がない。また、居住者等が不在の場合であっても、自動で建物1内部の温度を調節することができるので、帰宅時に建物1内部が暑過ぎたり、寒過ぎたりすることを防止することができる。
図1に戻って、建物1下部の側壁等には内倒し小窓8が設けられており、該内倒し小窓8は、開放した状態においても建物1外部の雨等が室内へ入り込まない構成となっており、また人間等がすり抜けられない程度までしか開放できない構成となっているため、居住者等が該内倒し小窓8を開放したまま外出した場合であっても、天候及び防犯に対して安心である。但し、内倒し小窓8に限定するものではなく、建物1の側壁に滑り出し窓を設ける構成であっても良い。換言すれば、前記天窓7を開放したときに建物1内に空気が供給され易い構成となっていないと、天窓7を開放しても建物1内部へと空気が流れず、大流量の通風を行なえない。そのため、内倒し小窓8を常時開放しておきながら、天窓7の開閉や有圧ファン2の駆動を自動で制御する構成にすると好ましい。このように、前記建物1下部の側壁に内倒し小窓8若しくは滑り出し窓を配設したので、降雨時であっても雨が室内に入り難く、防犯性能も高い。
以下、本発明に係る建物1の天窓7及び有圧ファン2の使用態様の一実施例について説明する。図1及び図2に示すように、建物1の居住者等は、降雨が無く建物1内部の温度が高いときには、天窓7を開放して有圧ファン2を駆動する。これによって、建物1内部の空気を天窓7から建物1外部へと排出することができる。このとき、前記内倒し小窓8を開放しておくと、建物1外部の空気が建物1下部に流れ込み、建物1下部から天窓7へとスムーズに空気の流れを生じさせることが可能となる。
そして、降雨時や冬場の室内温度が低いときは、天窓7を閉塞しつつ有圧ファン2を停止させ、建物1内部の空気が外部へと流れ出し難い状態にする。本発明においては、前記天井6裏に断熱材5を敷設しているため、天窓7を閉塞した場合に建物1内部の熱が外部へ逃げ難いものにすることができる。降雨が無く室内温度が比較的暖かいときは、天窓7のみを開けて自然な風通しが生じ易い状態としても良い。
但し、前述した様に、居住者等による手動制御ではなく、制御手段13によって自動で天窓7の開閉や内倒し小窓8の開放や有圧ファン2の駆動を行なう構成にしても良い。即ち、前記降雨センサ11によって測定した建物1外部の天候や、前記温度センサ12によって測定した建物1内部の温度等によって、制御手段13が自動で天窓7の開閉や内倒し小窓8の開閉や有圧ファン2の駆動を行なう構成にしても良いし、内倒し小窓8のみを手動制御としても良い。
具体的には、図2に示すように、制御手段13によって、降雨時や建物1の温度が閉塞温度より低いときには天窓7を閉じて有圧ファン2を停止させるものとし、降雨が無く且つ建物1内部の温度が開放温度より高いときには天窓7を開放して有圧ファン2を駆動させるものとし、降雨が無く且つ建物1内部の温度が比較的高い場合即ち建物1内部の温度が閉塞温度と開放温度との間の温度のときには天窓7のみを開放して有圧ファン2は駆動させない、等の自動制御を行なえば良いのである。
このように、屋根9に開閉自在な天窓7を配設し、該天窓7の下方に空間6bを挟んで透明板3を配設し、該空間6bの側方に建物1内部と該空間6bとを連通する通風孔6cを形成し、該通風孔6cに有圧ファン2を配設し、該有圧ファン2によって建物1内部の空気を該天窓7から建物1外部へ排出可能としたので、シーリングファンやシロッコファンと比較して、有圧ファン2により建物1内部の空気を大流量で天窓7から排出することが可能となる。そのため、エアコン等を使用せずに夏場における建物1内部の温度を素早く低下させることが可能となり、光熱費削減や温暖化対策やエアコン等による冷房病や体調不良対策にも効果がある。また、天窓7から採光しつつ、有圧ファン2が天窓7からの光を遮ることがなく、該有圧ファン2駆動時においても、回動している有圧ファン2の影が室内に映らない。
また、前記建物1最上階の天井6裏に断熱材5を敷設したので、天窓7を閉めるだけで建物1内部の熱を逃がし難い状態にすることができ、冬場における温度の低下を防ぐことができる。
本発明の一実施例に係る通風建物全体の正面断面図。 天窓と有圧ファンの使用方法の一例を示す表。
1 建物
2 有圧ファン
2a 回動軸
3 透明板
4 通風ガラリ
5 断熱材
6 天井
7 天窓
8 内倒し小窓
9 屋根
11 降雨センサ
12 温度センサ
13 制御手段

Claims (5)

  1. 屋根(9)に開閉自在な天窓(7)を配設し、該天窓(7)の下方に空間を挟んで透明板(3)を配設し、該空間の側方に建物内部と該空間とを連通する通風孔(6c)を形成し、該通風孔(6c)に有圧ファン(2)を配設し、該有圧ファン(2)によって建物(1)内部の空気を、該天窓(7)から建物(1)の外部へ排出可能とし、前記通風孔(6c)下部に通風ガラリ(4)を配設したことを特徴とする通風建物。
  2. 前記透明板(3)若しくは前記通風ガラリ(4)を下方へ開閉可能としたことを特徴とする請求項1に記載の通風建物。
  3. 前記建物(1)の最上階の天井裏に断熱材(5)を敷設したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通風建物。
  4. 前記有圧ファン(2)の回動軸(2a)を略水平方向に配設したことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の通風建物。
  5. 降雨センサ(11)と、温度センサ(12)とを具備し、降雨が無く且つ温度が予め設定した開放温度以上である場合に、前記天窓(7)を自動で開放し、降雨時若しくは温度が該開放温度以下である場合に、該天窓(7)を自動で閉塞することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の通風建物。
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