JPH07233973A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH07233973A JPH07233973A JP6026801A JP2680194A JPH07233973A JP H07233973 A JPH07233973 A JP H07233973A JP 6026801 A JP6026801 A JP 6026801A JP 2680194 A JP2680194 A JP 2680194A JP H07233973 A JPH07233973 A JP H07233973A
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- air
- heat exchanger
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F12/00—Use of energy recovery systems in air conditioning, ventilation or screening
- F24F12/001—Use of energy recovery systems in air conditioning, ventilation or screening with heat-exchange between supplied and exhausted air
- F24F12/006—Use of energy recovery systems in air conditioning, ventilation or screening with heat-exchange between supplied and exhausted air using an air-to-air heat exchanger
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/56—Heat recovery units
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Central Air Conditioning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空調用熱交換器の通風路内における通気抵抗
を極力低減することのできる空気調和機を提供する。 【構成】 熱回収用熱交換器と、空調用熱交換器とを備
え、熱回収用熱交換器を換気熱回収ユニットケース内に
配置すると共に、この換気熱回収ユニットケースを空調
用熱交換器の通風路に配置した空気調和機において、通
風路の一次側の換気熱回収ユニットケースの断面より二
次側の換気熱回収ユニットケースの断面を小さくしたか
ら、二次側の通風路の断面が大きくなり、その分だけ通
気抵抗が減少し、空調用熱交換器の熱交換率を向上させ
ることができる。
を極力低減することのできる空気調和機を提供する。 【構成】 熱回収用熱交換器と、空調用熱交換器とを備
え、熱回収用熱交換器を換気熱回収ユニットケース内に
配置すると共に、この換気熱回収ユニットケースを空調
用熱交換器の通風路に配置した空気調和機において、通
風路の一次側の換気熱回収ユニットケースの断面より二
次側の換気熱回収ユニットケースの断面を小さくしたか
ら、二次側の通風路の断面が大きくなり、その分だけ通
気抵抗が減少し、空調用熱交換器の熱交換率を向上させ
ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機に係り、特
に、熱回収用熱交換器を備えた空気調和機の構造に関す
る。
に、熱回収用熱交換器を備えた空気調和機の構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図９に示すように、筐体３００内に、熱
回収用熱交換器を含む換気熱回収ユニット３０１と、エ
アフィルタ３０２と、空調用熱交換器３０３と、加湿器
３０４と、送風機３０５などを備えた空気調和機は、例
えば特開平５−２４８６６１号公報に記載されており、
知られている。
回収用熱交換器を含む換気熱回収ユニット３０１と、エ
アフィルタ３０２と、空調用熱交換器３０３と、加湿器
３０４と、送風機３０５などを備えた空気調和機は、例
えば特開平５−２４８６６１号公報に記載されており、
知られている。
【０００３】この種のものでは、換気熱回収ユニット３
０１の背側の通風路３０６を通じて室内の空気が導入さ
れ、この室内空気はエアフィルタ３０２を通った後、空
調用熱交換器３０３に送られ、そこで空調された後に、
加湿器３０４で加湿されて、送風機３０５を通じて、通
風路３０７を通って室内に戻される。
０１の背側の通風路３０６を通じて室内の空気が導入さ
れ、この室内空気はエアフィルタ３０２を通った後、空
調用熱交換器３０３に送られ、そこで空調された後に、
加湿器３０４で加湿されて、送風機３０５を通じて、通
風路３０７を通って室内に戻される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、空調用熱交換器３０３への通風路内に、換気熱
回収ユニット３０１が配置されると、通気抵抗が増大す
るという問題がある。
ように、空調用熱交換器３０３への通風路内に、換気熱
回収ユニット３０１が配置されると、通気抵抗が増大す
るという問題がある。
【０００５】とくに収納スペースの関係から換気熱回収
ユニット３０１とエアフィルタ３０２との間の空間は狭
く、そこを通過する空気３０８は多大な通気抵抗を受け
るので、空調用熱交換器３０３の熱交換効率を低下させ
るという問題がある。
ユニット３０１とエアフィルタ３０２との間の空間は狭
く、そこを通過する空気３０８は多大な通気抵抗を受け
るので、空調用熱交換器３０３の熱交換効率を低下させ
るという問題がある。
【０００６】そこで、本発明は、上述した従来の技術が
有する問題点を解消し、空調用熱交換器の通風路内にお
ける通気抵抗を極力低減することのできる空気調和機を
提供することにある。
有する問題点を解消し、空調用熱交換器の通風路内にお
ける通気抵抗を極力低減することのできる空気調和機を
提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は、排出される
室内空気と導入される室外空気とを熱交換させるための
熱回収用熱交換器と、吸込んだ室内空気を調温するため
の空調用熱交換器とを備え、前記熱回収用熱交換器を換
気熱回収ユニットケース内に配置すると共に、この換気
熱回収ユニットケースを空調用熱交換器の通風路に配置
した空気調和機において、前記通風路の一次側の換気熱
回収ユニットケースの断面より二次側の換気熱回収ユニ
ットケースの断面を小さくしたものである。
室内空気と導入される室外空気とを熱交換させるための
熱回収用熱交換器と、吸込んだ室内空気を調温するため
の空調用熱交換器とを備え、前記熱回収用熱交換器を換
気熱回収ユニットケース内に配置すると共に、この換気
熱回収ユニットケースを空調用熱交換器の通風路に配置
した空気調和機において、前記通風路の一次側の換気熱
回収ユニットケースの断面より二次側の換気熱回収ユニ
ットケースの断面を小さくしたものである。
【０００８】また、熱回収用熱交換器と、空調用熱交換
器とを備え、前記熱回収用熱交換器を換気熱回収ユニッ
トケース内に配置すると共に、この換気熱回収ユニット
ケースを空調用熱交換器の一次側の通風路に配置した空
気調和機において、前記換気熱回収ユニットケースの二
次側を先細り状に形成したものである。
器とを備え、前記熱回収用熱交換器を換気熱回収ユニッ
トケース内に配置すると共に、この換気熱回収ユニット
ケースを空調用熱交換器の一次側の通風路に配置した空
気調和機において、前記換気熱回収ユニットケースの二
次側を先細り状に形成したものである。
【０００９】更に、熱回収用熱交換器と、空調用熱交換
器とを備え、前記熱回収用熱交換器を換気熱回収ユニッ
トケース内に配置すると共に、この換気熱回収ユニット
ケースを空調用熱交換器の一次側の通風路に配置した空
気調和機において、前記換気熱回収ユニットケースの側
面を、熱回収用熱交換器の端面に略平行に形成したもの
である。
器とを備え、前記熱回収用熱交換器を換気熱回収ユニッ
トケース内に配置すると共に、この換気熱回収ユニット
ケースを空調用熱交換器の一次側の通風路に配置した空
気調和機において、前記換気熱回収ユニットケースの側
面を、熱回収用熱交換器の端面に略平行に形成したもの
である。
【００１０】
【作用】換気熱回収ユニットケースの二次側の断面積を
一次側の断面より小さくした空気調和機では、換気熱回
収ユニットケースの二次側の通風路の断面が大きくな
る。
一次側の断面より小さくした空気調和機では、換気熱回
収ユニットケースの二次側の通風路の断面が大きくな
る。
【００１１】また、換気熱回収ユニットケースを空調用
熱交換器の一次側に配置すると共に、この換気熱回収ユ
ニットケースの二次側を先細り状に形成したものは、通
気抵抗の大きい空調用熱交換器の一次側の通風路の断面
が大きくなる。
熱交換器の一次側に配置すると共に、この換気熱回収ユ
ニットケースの二次側を先細り状に形成したものは、通
気抵抗の大きい空調用熱交換器の一次側の通風路の断面
が大きくなる。
【００１２】更に、換気熱回収ユニットケースの側面
を、熱回収用熱交換器の端面に略平行に形成したもので
は、略平行にしていない従来のものに比べて、通風路の
断面が大きくなる。
を、熱回収用熱交換器の端面に略平行に形成したもので
は、略平行にしていない従来のものに比べて、通風路の
断面が大きくなる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【００１４】図１において、１は空気調和機の本体を示
し、この本体１は、例えば、２階の部屋４６に設置さ
れ、その部屋４６と１階の部屋４７とを、同時に空調で
きるようになっている。本体１は筐体１００を有し、こ
の筐体１００内には、図２に示すように、換気熱回収ユ
ニット２と空調ユニット３とが収容されている。
し、この本体１は、例えば、２階の部屋４６に設置さ
れ、その部屋４６と１階の部屋４７とを、同時に空調で
きるようになっている。本体１は筐体１００を有し、こ
の筐体１００内には、図２に示すように、換気熱回収ユ
ニット２と空調ユニット３とが収容されている。
【００１５】この換気熱回収ユニット２の構造を簡単に
説明すると、図３に示すように、換気熱回収ユニットケ
ース１５０を有し、その内部には、外気取入用送風機２
０と、排気用送風機２１と、熱回収用熱交換器２３とが
収納されている。
説明すると、図３に示すように、換気熱回収ユニットケ
ース１５０を有し、その内部には、外気取入用送風機２
０と、排気用送風機２１と、熱回収用熱交換器２３とが
収納されている。
【００１６】そして、外気取入用送風機２０を通じて取
入れられる外気ＯＡと、排気用送風機２１を通じて取入
れられる室内空気ＲＡ´とが、熱回収用熱交換器２３に
おいて熱交換された後に、上記の外気ＯＡが供給空気Ｓ
Ａとなって、下記の空調ユニット３に送り出される。
尚、室内空気ＲＡ´は排気空気ＥＡとして排出される。
入れられる外気ＯＡと、排気用送風機２１を通じて取入
れられる室内空気ＲＡ´とが、熱回収用熱交換器２３に
おいて熱交換された後に、上記の外気ＯＡが供給空気Ｓ
Ａとなって、下記の空調ユニット３に送り出される。
尚、室内空気ＲＡ´は排気空気ＥＡとして排出される。
【００１７】この空調ユニット３には、図２に示すよう
に、集塵フィルタ５および脱臭フィルタ６から成る空気
清浄機４、循環空気の加熱、冷却を行なうための空調用
の熱交換器７、および多孔質の親水性樹脂板８ａを積層
した加湿器８、空気循環用の送風機９が、空気の流れ方
向に沿って順次収納されている。尚、熱交換器７には、
冷媒配管を介して、図示しない室外機に収納された、冷
媒圧縮機、四方弁、室外熱交換器、および減圧装置が順
に接続されている。
に、集塵フィルタ５および脱臭フィルタ６から成る空気
清浄機４、循環空気の加熱、冷却を行なうための空調用
の熱交換器７、および多孔質の親水性樹脂板８ａを積層
した加湿器８、空気循環用の送風機９が、空気の流れ方
向に沿って順次収納されている。尚、熱交換器７には、
冷媒配管を介して、図示しない室外機に収納された、冷
媒圧縮機、四方弁、室外熱交換器、および減圧装置が順
に接続されている。
【００１８】本体１を２階の部屋４６に設置するに際し
ては、部屋４６の壁面と本体１との間に、送風機２につ
ながる送風ダクト１１が設けられる。
ては、部屋４６の壁面と本体１との間に、送風機２につ
ながる送風ダクト１１が設けられる。
【００１９】この送風ダクト１１の上端部には開口１２
が形成され、この開口１２には、２階の天井３５部分に
位置する給気ダクト３６が接続されている。この給気ダ
クト３６は２階の吹出チャンバ３４に接続され、この２
階の吹出チャンバ３４は２階の部屋４６の天井板３３に
取付けられている。
が形成され、この開口１２には、２階の天井３５部分に
位置する給気ダクト３６が接続されている。この給気ダ
クト３６は２階の吹出チャンバ３４に接続され、この２
階の吹出チャンバ３４は２階の部屋４６の天井板３３に
取付けられている。
【００２０】また、送風ダクト１１の下端部には開口１
４が形成され、この開口１４には、１階の部屋４７の天
井４０部分に位置する分流チャンバ１３が接続され、こ
の分流チャンバ１３の側面の開口１５（図２）には、給
気ダクト４１が接続されている。この給気ダクト４１に
は、１階の吹出チャンバ３９が接続され、この１階の吹
出チャンバ３９は、１階の部屋４７の天井板に取付けら
れている。
４が形成され、この開口１４には、１階の部屋４７の天
井４０部分に位置する分流チャンバ１３が接続され、こ
の分流チャンバ１３の側面の開口１５（図２）には、給
気ダクト４１が接続されている。この給気ダクト４１に
は、１階の吹出チャンバ３９が接続され、この１階の吹
出チャンバ３９は、１階の部屋４７の天井板に取付けら
れている。
【００２１】さらに、２階の部屋４６の壁面には、吸込
グリル３７が設けられ、この吸込グリル３７には、吸気
ダクト３８が接続されている。
グリル３７が設けられ、この吸込グリル３７には、吸気
ダクト３８が接続されている。
【００２２】この吸気ダクト３８は２階の部屋４６の天
井３５部分に配置され、換気熱回収ユニット２の背側の
還気流入口１０に接続されている。また、建屋の外壁に
は、内部空気を排気するための排気口４２が設けられて
いる。
井３５部分に配置され、換気熱回収ユニット２の背側の
還気流入口１０に接続されている。また、建屋の外壁に
は、内部空気を排気するための排気口４２が設けられて
いる。
【００２３】この種のものにおいて、熱回収用熱交換器
２３を通じて空調する場合には、図４を参照し、まず送
風機２０、送風機２１、並びに送風機９を駆動する。
２３を通じて空調する場合には、図４を参照し、まず送
風機２０、送風機２１、並びに送風機９を駆動する。
【００２４】これが駆動されると、室外空気ＯＡ、およ
び室内空気ＲＡ´が、図５に模式的に示すように、熱回
収用熱交換器２３に取り入れられる。ここで熱交換した
後の室内空気は、送風機２１を通じて、排気口４２から
排気空気ＥＡとなって室外に排出され、熱交換した後の
室外空気は、エアフィルタ４を通り、空調用の熱交換器
７を通り、送風機９を通じて、各吹出チャンバ３４，３
９から供給空気ＳＡとなって室内に供給される。
び室内空気ＲＡ´が、図５に模式的に示すように、熱回
収用熱交換器２３に取り入れられる。ここで熱交換した
後の室内空気は、送風機２１を通じて、排気口４２から
排気空気ＥＡとなって室外に排出され、熱交換した後の
室外空気は、エアフィルタ４を通り、空調用の熱交換器
７を通り、送風機９を通じて、各吹出チャンバ３４，３
９から供給空気ＳＡとなって室内に供給される。
【００２５】熱回収用熱交換器２３を通さない場合に
は、送風機９を駆動する。すると、室内空気ＲＡは、吸
込グリル３７から吸い込まれ、吸気ダクト３８、換気熱
回収ユニット２の背側の還気流入口１０、並びにエアフ
ィルタ４を通り、換気熱回収ユニット２をバイパスし
て、直接、空調用熱交換器７を通り、送風機９を通じ
て、供給空気ＳＡとなって室内に供給される。
は、送風機９を駆動する。すると、室内空気ＲＡは、吸
込グリル３７から吸い込まれ、吸気ダクト３８、換気熱
回収ユニット２の背側の還気流入口１０、並びにエアフ
ィルタ４を通り、換気熱回収ユニット２をバイパスし
て、直接、空調用熱交換器７を通り、送風機９を通じ
て、供給空気ＳＡとなって室内に供給される。
【００２６】尚、参照番号２００は室外機であり、そこ
には圧縮機２０１と室外熱交換器２０２とが内蔵されて
いる。
には圧縮機２０１と室外熱交換器２０２とが内蔵されて
いる。
【００２７】以上の床置式の空気調和機においては、図
６を参照し、換気熱回収ユニット２とエアフィルタ４と
の間の空間が狭いと、そこを通過する空気に多大な通気
抵抗がかかるので、空調用熱交換器７の熱交換効率が低
下する。
６を参照し、換気熱回収ユニット２とエアフィルタ４と
の間の空間が狭いと、そこを通過する空気に多大な通気
抵抗がかかるので、空調用熱交換器７の熱交換効率が低
下する。
【００２８】この実施例によれば、図７、図８からも明
らかなように、その通気抵抗を低減するために、換気熱
回収ユニットケース１５０に工夫が施される。
らかなように、その通気抵抗を低減するために、換気熱
回収ユニットケース１５０に工夫が施される。
【００２９】図７において、換気熱回収ユニットケース
１５０は、天板１５１と、側板１５２と、背板１５３
と、点検扉１５４とから成り、天板１５１と、側板１５
２と、背板１５３の一部とには断熱材が貼付けられてい
る。また、ユニットケース１５０の内部には、中央仕切
板１６１と送風機仕切板１６２とが設けられ、図８に示
すように、上記の送風機２０，２１は、夫々の仕切板に
よって区画されている。
１５０は、天板１５１と、側板１５２と、背板１５３
と、点検扉１５４とから成り、天板１５１と、側板１５
２と、背板１５３の一部とには断熱材が貼付けられてい
る。また、ユニットケース１５０の内部には、中央仕切
板１６１と送風機仕切板１６２とが設けられ、図８に示
すように、上記の送風機２０，２１は、夫々の仕切板に
よって区画されている。
【００３０】換気熱回収ユニットケース１５０は、空気
の流れ方向に向かって、下流側の断面積が、上流側の断
面積よりも小さくなるように形成されている。
の流れ方向に向かって、下流側の断面積が、上流側の断
面積よりも小さくなるように形成されている。
【００３１】具体的には、ユニットケース１５０の下部
領域１５０ａにおいて、図７に示すように、その両端部
を斜めに切り落とし、従って、ユニットケース１５０は
先細り状に形成されている。ユニットケース１５０の下
部領域１５０ａには、図８に示すように、熱回収用熱交
換器２３が設けられる。
領域１５０ａにおいて、図７に示すように、その両端部
を斜めに切り落とし、従って、ユニットケース１５０は
先細り状に形成されている。ユニットケース１５０の下
部領域１５０ａには、図８に示すように、熱回収用熱交
換器２３が設けられる。
【００３２】この熱回収用熱交換器２３は、ユニットケ
ース１５０の側板１５２に設けられた、レール１６３，
１６４によって支持されており、その配置は、熱回収用
熱交換器２３の端面２３ａが、換気熱回収ユニットケー
ス１５０の先細り状の側面１６５に略平行になるように
配置されている。尚、側面１６５と端面２３ａとの寸法
Ａは５０ｍｍに設定されている。この寸法Ａは、この発
明の通風量が、従来の通風量（従来のＢの部分を有する
もの［図８参照］）の９９％以下にならないような寸法
に設定している。
ース１５０の側板１５２に設けられた、レール１６３，
１６４によって支持されており、その配置は、熱回収用
熱交換器２３の端面２３ａが、換気熱回収ユニットケー
ス１５０の先細り状の側面１６５に略平行になるように
配置されている。尚、側面１６５と端面２３ａとの寸法
Ａは５０ｍｍに設定されている。この寸法Ａは、この発
明の通風量が、従来の通風量（従来のＢの部分を有する
もの［図８参照］）の９９％以下にならないような寸法
に設定している。
【００３３】これによれば、図６を参照して、還気流入
口１０から導入される室内空気は、換気熱回収ユニット
２の背側を通って、熱回収用熱交換器２３とエアフィル
タ４との間の空間を通って、空調用熱交換器７に至る。
口１０から導入される室内空気は、換気熱回収ユニット
２の背側を通って、熱回収用熱交換器２３とエアフィル
タ４との間の空間を通って、空調用熱交換器７に至る。
【００３４】この際、換気熱回収ユニットケース１５０
は、その下部領域１５０ａにおいて、下流側の断面積
が、上流側の断面積よりも小さくなるように形成されて
いるので、その分だけ通路面積が増大する。
は、その下部領域１５０ａにおいて、下流側の断面積
が、上流側の断面積よりも小さくなるように形成されて
いるので、その分だけ通路面積が増大する。
【００３５】従って、そこを通過する空気の通気抵抗は
弱まるので、多量の空気が流れるので、空調用熱交換器
７の熱交換効率を向上させることができる。具体的に
は、従来のＢの部分を有するもの（図８参照）に比べ
て、通気抵抗は４ｍｍＨ2Ｏ減少している。
弱まるので、多量の空気が流れるので、空調用熱交換器
７の熱交換効率を向上させることができる。具体的に
は、従来のＢの部分を有するもの（図８参照）に比べ
て、通気抵抗は４ｍｍＨ2Ｏ減少している。
【００３６】尚、この実施例で説明したように、ユニッ
ト２とエアフィルタが近接している場合に、この発明に
よる通風抵抗を小さくする効果が大きい。この効果によ
り、送風機９の動力を小さくしたり、エアフィルタ４へ
の送風をより均一化させたりすることができる。
ト２とエアフィルタが近接している場合に、この発明に
よる通風抵抗を小さくする効果が大きい。この効果によ
り、送風機９の動力を小さくしたり、エアフィルタ４へ
の送風をより均一化させたりすることができる。
【００３７】以上、一実施例に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は、これに限定されるものでないことは明
らかである。
たが、本発明は、これに限定されるものでないことは明
らかである。
【００３８】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、換気熱回収ユニットケースの二次側の通風路を大き
くすることができるので、その分だけ通風路を流れる空
気の通風抵抗が小さくなるから、通風路を空気が流れ易
くなり、空調用熱交換器の熱交換率を向上させることが
できる。
ば、換気熱回収ユニットケースの二次側の通風路を大き
くすることができるので、その分だけ通風路を流れる空
気の通風抵抗が小さくなるから、通風路を空気が流れ易
くなり、空調用熱交換器の熱交換率を向上させることが
できる。
【００３９】また、換気熱回収ユニットケースを空調用
熱交換器の一次側の通風路に配置したものでは、特に、
通風抵抗の大きい空調用熱交換器の一次側の通風路の断
面を大きくして、この一次側の通風路の通風抵抗を小さ
くすることができるから、空調用熱交換器の熱交換率を
向上させることができる。
熱交換器の一次側の通風路に配置したものでは、特に、
通風抵抗の大きい空調用熱交換器の一次側の通風路の断
面を大きくして、この一次側の通風路の通風抵抗を小さ
くすることができるから、空調用熱交換器の熱交換率を
向上させることができる。
【図１】本発明に係る空気調和機を２階に配置した状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図２】本発明に係る空気調和機の内部の構造を示す説
明図である。
明図である。
【図３】換気熱回収ユニットの説明図である。
【図４】図１の空気調和機の送風の経路を示す説明図で
ある。
ある。
【図５】換気熱回収ユニットの熱回収熱交換器を示す斜
視図である。
視図である。
【図６】本発明に係る空気調和機の一実施例を示す断面
図である。
図である。
【図７】換気熱回収ユニットケースを示す斜視図であ
る。
る。
【図８】同じく換気熱回収ユニットケースを示す正面図
である。
である。
【図９】従来の空気調和機を示す断面図である。
１ 本体 ２ 換気熱回収ユニット ３ 空調ユニット ７ 空調用熱交換器 ２３ 熱回収用熱交換器 ２３ａ 熱回収用熱交換器の端面 １５０ 換気熱回収ユニットケース １６５ 換気熱回収ユニットケースの側面
Claims (3)
- 【請求項１】 排出される室内空気と導入される室外空
気とを熱交換させるための熱回収用熱交換器と、吸込ん
だ室内空気を調温するための空調用熱交換器とを備え、
前記熱回収用熱交換器を換気熱回収ユニットケース内に
配置すると共に、この換気熱回収ユニットケースを空調
用熱交換器の通風路に配置した空気調和機において、前
記通風路の一次側の換気熱回収ユニットケースの断面よ
り二次側の換気熱回収ユニットケースの断面を小さくし
たことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 排出される室内空気と導入される室外空
気とを熱交換させるための熱回収用熱交換器と、吸込ん
だ室内空気を調温するための空調用熱交換器とを備え、
前記熱回収用熱交換器を換気熱回収ユニットケース内に
配置すると共に、この換気熱回収ユニットケースを空調
用熱交換器の一次側の通風路に配置した空気調和機にお
いて、前記換気熱回収ユニットケースの二次側を先細り
状に形成したことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項３】 排出される室内空気と導入される室外空
気とを熱交換させるための熱回収用熱交換器と、吸込ん
だ室内空気を調温するための空調用熱交換器とを備え、
前記熱回収用熱交換器を換気熱回収ユニットケース内に
配置すると共に、この換気熱回収ユニットケースを空調
用熱交換器の一次側の通風路に配置した空気調和機にお
いて、前記換気熱回収ユニットケースの側面を、熱回収
用熱交換器の端面に略平行に形成したことを特徴とする
空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6026801A JP2925916B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6026801A JP2925916B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07233973A true JPH07233973A (ja) | 1995-09-05 |
| JP2925916B2 JP2925916B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=12203420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6026801A Expired - Fee Related JP2925916B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2925916B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1123042A (ja) * | 1997-07-04 | 1999-01-26 | Aqueous Res:Kk | 複合換気ユニット |
| WO2008018361A1 (fr) * | 2006-08-11 | 2008-02-14 | Daikin Industries, Ltd. | Mécanisme de ventilation |
| WO2010120122A2 (ko) * | 2009-04-14 | 2010-10-21 | Lee Chan Bong | 굴곡형의 공기경로를 갖는 전열소자 및 이를 이용한 공기교환 시스템 |
| JP2011144995A (ja) * | 2010-01-14 | 2011-07-28 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換換気装置及び建造物 |
| CZ302767B6 (cs) * | 2007-06-06 | 2011-10-26 | Morávek@Petr | Horizontální vzduchotechnická jednotka s protiproudým rekuperacním výmeníkem |
| US20170350607A1 (en) * | 2016-06-06 | 2017-12-07 | Delta Electronics, Inc. | Hybrid air conditioning apparatus |
-
1994
- 1994-02-24 JP JP6026801A patent/JP2925916B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
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|---|---|---|---|---|
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| WO2010120122A2 (ko) * | 2009-04-14 | 2010-10-21 | Lee Chan Bong | 굴곡형의 공기경로를 갖는 전열소자 및 이를 이용한 공기교환 시스템 |
| WO2010120122A3 (ko) * | 2009-04-14 | 2011-01-20 | Lee Chan Bong | 굴곡형의 공기경로를 갖는 전열소자 및 이를 이용한 공기교환 시스템 |
| JP2011144995A (ja) * | 2010-01-14 | 2011-07-28 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換換気装置及び建造物 |
| US20170350607A1 (en) * | 2016-06-06 | 2017-12-07 | Delta Electronics, Inc. | Hybrid air conditioning apparatus |
| JP2017219301A (ja) * | 2016-06-06 | 2017-12-14 | 台達電子工業股▲ふん▼有限公司Ｄｅｌｔａ Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ，Ｉｎｃ． | 複合型空気調和設備 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2925916B2 (ja) | 1999-07-28 |
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