JP2960142B2 - 個別型空気調和機 - Google Patents

個別型空気調和機

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JP2960142B2
JP2960142B2 JP2273554A JP27355490A JP2960142B2 JP 2960142 B2 JP2960142 B2 JP 2960142B2 JP 2273554 A JP2273554 A JP 2273554A JP 27355490 A JP27355490 A JP 27355490A JP 2960142 B2 JP2960142 B2 JP 2960142B2
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JP
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indoor
outdoor
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air conditioner
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伊藤  晋
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Matsushita Seiko Co Ltd
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビルディング等の壁面に取り付けられる個
別型空気調和機に関するものである。
従来の技術 近年ビルディング等に使用される個別型の空気調和機
は壁面に開口部を設け、この開口部に空気調和機本体を
取り付けるタイプのものが多くなっている。
従来、この種の個別型空気調和機は第2図に示すよう
な構成であった。すなわち、空気調和機の本体51は室内
ユニット部52と室外ユニット部53と、この間に圧縮機室
54を設けて構成され、前記室内ユニット部52には、室内
熱交換器55と、この室内熱交換器55の下方に室内送風機
56が設けられている。また前記室外ユニット部53は、室
外熱交換器57と、この室外熱交換器57の下方には、室外
送風機58が設けられている。さらに前記圧縮機室54に
は、圧縮機59が設けられている。この構成において、室
内循環空気は矢印Iに示すように、前記室内ユニット部
52の下方に設けられた室内空気吸込口60から吸い込ま
れ、前記室内送風機56を経て前記室内熱交換器55を通過
し、冷却または加熱された空気が前記室内ユニット部52
の上方すなわち、右側上方に設けられた室内空気吹出口
61から室内へと矢印Jに示すように吹き出される。一方
外気は、矢印Kに示すように、前記室内ユニット部52の
後方に設けられ、外気を導入する室外空気吸込口62から
吸い込まれ、矢印Lに示すように圧縮機室54を経て前記
室外送風機58に吸い込まれ、前記室外熱交換器57を通っ
て熱交換され、前記室外ユニット部53の後方に設けられ
た室外空気吹出口63から室外へと矢印Mに示すように吹
き出される構成となっていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、ビルディングの広室をパ
ーティションなどで小区画し、この小区画した室に、本
体51が対応しているとき、室内空気吹出口61が、空気調
和機の本体51に対し、右側もしくは室内ユニット部52と
室外ユニット部53を逆の構成にする場合もあって、仮に
逆にすると左端に寄ってしまうため、小区画した部屋内
の気流分布が、均一にならないという課題を有してい
た。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、部屋内
の気流分布を均一にすることを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、本体中央部に室
内熱交換器と室内送風機とを有する室内ユニット部を設
けるとともに、本体天面の中央部に室内空気吹出口を備
え、前記室内ユニット部の両端に室外ユニット部Aと室
外ユニット部Bとを設け、前記室外ユニット部Aと室外
ユニット部Bとをダクト部を介在して連通するよう形成
したものである。
作用 この構成により、室外ユニット部Aに対応した室外空
気吸込口より流入し、ダクトを通って室外ユニット部B
に流れ、室外空気吹出口より外へ排気されるとともに、
室内空気吸込口より流入した空気は室内ユニット部を通
って空気調和機本体の中央部より風が吹き出すこととな
り均一な気流分布が得られることとなる。
実 施 例 以下本発明の一実施例について第1図を参照しながら
説明する。空気調和機の本体1は、室外ユニット部A2
と、室外ユニット部B3と、この間に室内ユニット部4と
によって構成されている。前記室外ユニット部A2には室
外送風機5が前面寄りに設けられている。一方室外ユニ
ット部B3には、室外熱交換器6と圧縮機7が設けられ、
前記室内ユニット部4には、室内熱交換器8と、この室
内熱交換器8の下方には、室内送風機9が設けられてい
る。前記室内ユニット部4の前方部にはダクト部10が形
成され、前記室外ユニット部A2に設けられた室外送風機
5の吐出口11と、室外ユニット部B3側の開口部3aとを連
通している。すなわち、室外ユニット部A2の後面側に
は、室外空気吹込口14と、前記室外ユニット部B3の後面
には室外空気吹出口15を設けるとともに、室内ユニット
部4には、室内側に吹き出す室内空気吹出口13を設けた
構成としているのである。
上記構成において、室内空気循環は矢印Aに示すよう
に、室内ユニット部4の下方部に設けられた室内空気吹
込口12から吸い込まれ、室内送風機9により吸引され、
室内熱交換器8を経て室内空気吹出口13から矢印Bに示
すように室外へと吹き出される。一方外気は、矢印Cに
示すように、室外ユニット部A2の後面に設けられた室外
空気吸込口14から吸い込まれ、室外送風機5により吸引
され、室外送風機5の吐出口11より矢印Dに示すように
前方側に位置するダクト部10を通過し、開口部3aを経て
室外ユニット部B3に吹き出され、室外熱交換器6を通過
し、室外ユニット部B3の後面に設けられた室外空気吹出
口15より矢印Eに示すように屋外へと吹き出される。な
お、本実施例では圧縮機7を室外ユニット部B3に設ける
構成としたが、室外ユニット部A2に設けてもかまわな
い。
発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように本発明は、室外
ユニット部を2分割し、中央に室内ユニット部を設ける
とともに、前記2分割した室外ユニットA,Bの間をダク
ト部で連通させる構成としたことにより、室内空気吹出
口が空気調和機本体の中央部になることが可能となり、
仮に小区画した部屋に、1台の空気調和機が備えられた
場合は、とくに室内の気流分布および温度分布が向上
し、たとえ小区画にしない場合であっても、中央より室
内へ吹き出すということは、気流分布が有利となる効果
を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による個別型空気調和機の透
視斜視図、第2図は従来例に付した個別型空気調和機の
透視斜視図である。 1……本体、2……室外ユニット部A、3……室外ユニ
ット部B、4……室内ユニット部、8……室内熱交換
器、9……室内送風機、10……ダクト部、13……室内空
気吹出口。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体の中央部に室内熱交換器と室内送風機
    とを有する室内ユニット部を設けるとともに、本体天面
    の中央部に室内空気吹出口を備え、前記室内ユニット部
    の両端に室外ユニット部Aと室外ユニット部Bとを設
    け、前記室外ユニット部Aと室外ユニット部Bとをダク
    ト部を介在して連通するよう形成してなる個別型空気調
    和機。
JP2273554A 1990-10-12 1990-10-12 個別型空気調和機 Expired - Fee Related JP2960142B2 (ja)

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