JP2703318B2 - 空気調和ユニット - Google Patents

空気調和ユニット

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JP2703318B2
JP2703318B2 JP1052306A JP5230689A JP2703318B2 JP 2703318 B2 JP2703318 B2 JP 2703318B2 JP 1052306 A JP1052306 A JP 1052306A JP 5230689 A JP5230689 A JP 5230689A JP 2703318 B2 JP2703318 B2 JP 2703318B2
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正和 仲島
幸人 縄田
正純 牧野
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は天井空間内に設置される天井埋込型の空気調
和ユニットに関する。
(ロ)従来の技術 ユニット本体内を仕切板で吹出側通風室と吸込側通風
室とに区画して、吹出側通風室に熱交換器を、吸込側通
風室に遠心型送風機を夫々設けた天井埋込型空気調和ユ
ニットが実公昭63−11528号公報で提示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記公報で提示の天井埋込型空気調和ユニットではユ
ニット本体の高さを低くするために遠心型送風機のファ
ンケースの一部を仕切板よりも上方の吹出側通風室に突
出させるようにしているが、遠心型送風機の吸込口を仕
切板より下方の吸込側通風室と連通させるために吸込口
が仕切板より低い位置となるように限定されてしまい、
このため、遠心型送風機のファンケースを仕切板から突
出させる寸法はそれほど大きくとれず、ユニット本体の
高さをあまり低くすることができない不具合さがあっ
た。
本発明はかかる課題を解決した天井埋込タイプの空気
調和ユニットを提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、天井空間内に設置されるユニット本体内を
上下に仕切板で吹出側通風室と吸込側通風室とに区画し
て、吹出側通風室の前記仕切板上に熱交換器を、吸込側
通風室に遠心型送風機を夫々設けた空気調和ユニットに
おいて、遠心型送風機の吸込口の一部と吐出口とを含む
ファンケース部分を仕切板より吹出側通風室の方へ張り
出させる一方、この仕切板には吸込口の一部へ吸込空気
を吸込側通風室から導くための導風部を設けたことを特
徴とする。
また、前記遠心型送風機のファンケースを分割してこ
の分割された一方のファンケース部分を前記仕切板と一
体に形成することを特徴とする。
(ホ)作用 遠心型送風機の吸込口の一部を含むファンケース上半
部分を仕切板より吹出側通風室の方へ張り出させること
によりユニット本体の高さ寸法が小さくなる。そして、
吸込側通風室からの吸込空気の一部は仕切板の導風部を
経てファンケース上半部分の吸込口の一部へ吸入される
一方、吸込空気の残りはファンケース下半部分の吸込口
の他部へ吸入されて吐出口から吹出側通風室へ吹き出さ
れる。
又、遠心型送風機のファンケースを分割してこの分割
された一方のファンケース上半部分を仕切板と一体に形
成することにより、この分割面からファンケース内に遠
心ファンを容易に組み込める。
(ヘ)実施例 本発明の一実施例を第1図乃至第4図に基づいて説明
すると、天井埋込型空気調和ユニットは天井(1)の空
気内に取付具(2)が吊り具(3)で吊り下げられて設
置されるユニット本体(4)と、この本体の下面に設け
られ吸入口(5)と吹出口(6)を有する化粧パネル
(7)とから構成されており、ユニット本体(4)内は
2枚の仕切板(8a)(8b)で吹出側通風室(9)と吸込
側通風室(10)とで区画され、吹出側通風室(9)に熱
交換器(11)が、吸込側通風室(10)に二連の両吸込型
遠心型送風機(12)と電動機(13)とが設けられてい
る。
この遠心型送風機(12)のファンケース(14)は吸込
口の一部(15a)と吐出口(16)とを含む上半分のファ
ンケース部分(14a)と、吸込口の他部(15b)を含む下
半分のファンケース部分(14b)とに分割され、この上
半分のファンケース部分(14a)を一方の板金製の仕切
板(8a)と一体に形成することによりこのファンケース
部分(14a)が仕切板(8a)(8b)より吹出側通風室
(9)の方へ張り出された状態となっている。
そして、他方の仕切板(8b)には、一方の仕切板(8
a)が嵌まり合う嵌合部(17)と、ファンケース部分(1
4a)が嵌まり合う開口(18)と、吸込口の一部(15a)
へ吸込空気を吸込側通風室(10)から導くために吹出側
通風室(9)へ張り出された導風部(19)と、熱交換器
(11)で生じたドレン水を受けるドレバン(20)とが発
泡スチロールで一体に形成されている。
(21)はファンケース(14)の両外側の吸込口(15
a)(15b)に取りつけられたPTCヒータと称せられる電
気ヒータで、暖房時に室内空気を補助加熱するものであ
り、ファンケース(14)の両内側の吸込口(15a)(15
b)に臨んで電動機(13)が、両外側の吸込口(15a)
(15b)に臨んで電気ヒータ(21)があるため、これら
吸込口(15a)(15b)に吸込まれる空気の抵抗は略同じ
となり、空気吸収量のバランスがとれた効率の良い送風
運転が行なえる。
以上の如く構成されており、天井埋込型空気調和ユニ
ットは、ユニット本体(4)の外装箱(22)を反転して
熱交換器(11)を天井(1)に固定した後、一方の仕切
板(8b)を挿入し、次に他方の仕切板(8a)及びこれと
一体に形成された上半分のファンケース部分(14a)を
一方の仕切板(8b)の嵌合部(17)及び開口(18)に夫
々嵌合させて仕切板(8a)を外装箱(22)に固定する。
然る後、二連の遠心ファン(24)を上半分のファンケー
ス部分(14a)に組み込んで電動機(13)を仕切板(8
a)に固定した後、下半分のファンケース部分(14b)を
仕切板(8a)に固定すると、上半分のファンケース部分
(14a)に下半分のファンケース部分(14b)が組みつけ
られて遠心型送風機(12)のファンケース(14)が形成
され、ユニット本体(4)が組立終了する。
かかるユニット本体(4)を現地で据付ける際、再度
反転して元の状態に戻した後、天井穴(25)から天井
(1)の空間内に押し込んで吊り具(3)で吊り下げて
設置した後、このユニット本体(4)に化粧パネル
(7)を取りつけて天井穴(25)を塞ぐと天井埋込型空
気調和ユニットの据付作業が終了する。
そして、冷暖房運転時に遠心ファン(24)を電動機
(13)で駆動すると、化粧パネル(7)の吸込口(5)
からエアーフィルター(26)を通って吸込側通風室(1
0)に吸い込まれた室内空気の一部は仕切板(8b)の導
風部(19)を経てファンケース上半部分(14a)の吸込
口の一部(15a)へ吸入される一方、室内空気の残りは
ファンケース下半部分(14b)の吸込口の他部(15b)へ
吸入されて吐出口(16)から吹出側通風室(9)へ吹き
出される。然る後、この吹出された室内空気は左右方向
へ分配されて熱交換器(11)で冷房時に冷却され、暖房
時に加熱された後に下降し、化粧パネル(7)の吹出口
(6)から二方向へ吹き出されて室内が冷暖房される。
第5図は本発明の他実施例を示すもので、一実施例と
異なるのは発泡スチロール製の仕切板(8b)に上半分の
ファンケース部分(14a)を一体に形成し、板金製の仕
切板(8a)には発泡スチロール製の仕切板(8b)を外装
箱(22)を固定し、且つファンケース下半部分(14b)
と電動機(13)とを固定するための機能のみをもたせた
点であり、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
尚、上記実施例ではファンケース(14)を上下に分割
したが、分割しないでファンケースの上半部分(14a)
を仕切板(8a)(8b)より吹出側通風室(9)の方へ押
し込むようにしても良い。
又、上記実施例では天井埋込型空気調和ユニットにつ
いて説明したが、本発明は遠心型送風機を用いた他の空
気調和ユニットにも適用可能である。
(ト)発明の効果 本発明によれば、遠心型送風機の吸込口の一部と吐出
口とを含むファンケース部分を仕切板より吹出側通風室
の方へ張り出される一方、この仕切板に吸込口の一部へ
吸込空気を吸込側通風室から導くための導風部を設けた
ので、吸込空気が導風部を通って仕切板よりも上方の吸
込口の一部へ吸入されるため、吸込空気量を充分確保し
ながらもユニット本体の高さを低くすることができる。
しかも、遠心型送風機のファンケースを分割してこの
分割された一方のファンケース部分を仕切板と一体に形
成することにより、遠心型送風機のファンケースの組立
と遠心ファンの組込とを容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は空気調和ユニットの断面図、第2図は第1図のII
−II線で切断した空気調和ユニットの断面図、第3図は
空気調和ユニットの要部分解斜視図、第4図は空気調和
ユニットの要部斜視図、第5図は本発明の他実施例を示
す空気調和ユニットの断面図である。 (4)……ユニット本体、(8a)(8b)……仕切板、
(9)……吹出側通風室、(10)……吸込型通風室、
(11)……熱交換器、(12)……遠心型送風機、(14)
……ファンケース、(14a)(14b)……ファンケース部
分、(15a)(15b)……吸込口、(16)……吐出口、
(19)……導風部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井空間内に設置されるユニット本体内を
    上下に仕切板で吹出側通風室と吸込側通風室とに区画し
    て、前記吹出側通風室の前記仕切板上に熱交換器を、前
    記吸込側通風室に遠心型送風機を夫々設けた空気調和ユ
    ニットにおいて、前記遠心型送風機の吸込口の一部と吐
    出口とを含むファンケース部分を前記仕切板より前記吹
    出側通風室の方へ張り出させる一方、この仕切板には前
    記吸込口の一部へ吸込空気を前記吸込側通風室から導く
    ための導風部を設けたことを特徴とする空気調和ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】前記遠心型送風機のファンケースを分割し
    てこの分割された一方のファンケース部分を前記仕切板
    と一体に形成することを特徴とする請求項1に記載の空
    気調和ユニット。
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