JP3052533B2 - 壁埋込形空気調和機 - Google Patents

壁埋込形空気調和機

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JP3052533B2
JP3052533B2 JP4031694A JP3169492A JP3052533B2 JP 3052533 B2 JP3052533 B2 JP 3052533B2 JP 4031694 A JP4031694 A JP 4031694A JP 3169492 A JP3169492 A JP 3169492A JP 3052533 B2 JP3052533 B2 JP 3052533B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁などに埋め込まれる
空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機51は、図4のように
室内側に開口を有した箱体の台枠52の内部に熱交換器
53,水受皿54、ファン55、エアガイダ56などを
設け、また台枠52の外部上方には熱交換器53から導
出する補助配管57と補助配管57を固定する配管固定
具58及び補助配管57の室内側を被う配管カバー59
を設け、そしてそれらを壁60に矩形状にして既設の据
付枠61に挿入固定すると共に、それら室内側全面を被
う吸込部62と吹出部63を有する前面グリル64を設
けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
調和機においては、台枠52の上方に補助配管57を設
けているから空気調和機の据付寸法としては台枠52の
高さと補助配管57の高さを併せた寸法が必要であり、
そして補助配管57のスペースは、他の用途には使用で
きないため効率の悪い形態となっていた。また、補助配
管57は、据付時に操作されるため配管固定具58を用
いての固定が必要で、また室内側から可視できるため配
管カバー59で被う必要があった。
【0004】そしてさらに台枠52の下部に空気調和機
51の吹出が位置するため、前面グリル64の吹出部6
3を介しての吹出風の下方への変更ができにくく、特に
暖房時における温風は、床面に余り到達しないという課
題を有していた。また吹出の上部にあたる水受皿54も
低い位置に設けられているためドレンヘッドが少なく、
またドレンホース等の接続の作業性もよくないものであ
った。
【0005】本発明は、以上の問題に鑑みて空気調和機
の補助配管のスペースを効率的に利用し、余分な部品を
必要とすることなく、風向変更性のよい、またドレン処
理性を向上した空気調和機を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため熱交換器より導出する補助配管を空気調和
機本体の底板の下方に設け、補助配管の室内側に、風向
変更の案内壁を、前面グリルに設けたものである。また
本発明は、熱交換器の下方の水受皿のドレン排水口を補
助底板の位置に設け、かつ補助底板に補助配管の配管固
定部を設けたものである。
【0007】
【作用】従って補助配管のスペースを風向変更の案内壁
として使用することができ、下方への風向変更を容易に
し、暖房時における温風の床面への到達を良好にでき
る。またドレン排水口を補助底板の位置に設けたからド
レン接続の作業スペースを拡大でき、また補助底板に補
助配管の固定部を設けたから余分な部品で固定する必要
がない。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1〜図3に基づい
て説明する。
【0009】図1において1は壁2内に埋込まれる空気
調和機本体で3は、壁2内に矩形状に既設された据付
枠、4は空気調和機本体1の室内側面を被い壁2表面に
密着して設けられる前面グリルである。5は前面グリル
の吸込口、6は前面グリルの吹出口である。7は空気調
和機1の外装天面と背面を構成する鋼板製の台枠で、8
は空気調和機1の外装底面を構成する同じく鋼板製の底
板である。9は発泡樹脂製(たとえば発泡スチロールな
ど)のエアガイダ、10は、送風作用を行なうクロスフ
ローファン、11は室内空気と冷媒の熱交換を行なう熱
交換器、12は熱交換器11から排出されるドレン水を
受ける水受皿、13は熱交換器11から導出し底板8の
下側に設けられた補助配管である。また、14は前面グ
リル4の吹出口6に設けられた風向変更羽根、15は、
前面グリル4の下枠を形成すると共に空気調和機本体1
からの送風を風向変更羽根14との関係において案内す
る案内壁である。
【0010】次に空気調和機本体1の詳しい構成につい
て図2及び図3を用いて説明する。前記エアガイダ9
は、円弧状断面形状をなし、前記クロスフローファン1
0と並列に配設されて、その一端、つまりクロスフロー
ファン10の軸16方向には合成樹脂製の左側板17
が、そして他端、クロスフローファン10のボス18方
向には、合成樹脂の右側板19が挿入固定され通風案内
壁を構成している。そして右側板19のモーター支持部
20にファンモーター21を設けて、さらに左側板17
の軸受支持部22に軸受23を設けて、前記ファンモー
ター21と軸受23を連結してクロスフローファン10
が設けられる。ファンモーター21は電源板24により
固定されている。また前記右側板19と左側板17を連
結して熱交換器11が設けられ、また熱交換器11に
は、その右側から下方に導出し、右側板19の配管案内
部25を介してさらに前記エアガイダ9の下側に位置す
るように補助配管13が設けられている。このようにエ
アガイダ9、右側板19、左側板17、クロスフローフ
ァン10、熱交換器11などで構成した通風ブロック
は、前記台枠7に挿入され、右側板19と左側板17を
台枠7の切起し部25,26に係止させて固定される。
また台枠7の下方には、前記エアガイダ9と補助配管1
3の間に底板8が設けられ、また底板8の右側には、底
板8よりも補助配管13のスペース分下方に突出して補
助底板27が設けられる。補助配管13は、補助底板2
7の配管固定部28によりその一部を固定される。そし
てまた台枠7の左側には外装左側板29が設けられ、右
側には外装右側板30が設けられる。外装左側板29
は、その上部を台枠7の天面部31と固定され、下部を
底板8と固定されるが、外装左側板29の下部に設けた
脚部32は、底板8より補助配管13のスペース分下側
に突出して設けられる。また外装右側板30は、その上
部を台枠7の天面部31と固定され、下部は前記補助底
板27と固定される。そしてドレン排水口33を有した
水受皿12は、前記熱交換器11を被うごとくその下方
に設けられ、前記右側板19と左側板17を連結して固
定される。この時、ドレン排水口33は、補助底板27
上に設けられている。そして水受皿12下面とエアガイ
ダ9、右側板19、左側板17で前記前面グリル4の吹
出口6に連絡する通風路が形成される。
【0011】以上のように構成された空気調和機におい
て、クロスフローファン10を回転させることにより室
内空気は、前面グリル4の吸込口5を介して熱交換器1
1に導入されて熱交換器11内を流れる冷媒と熱交換さ
れたのち、空気調和機本体1の通風路を通じて再び前面
グリル4の吹出口6から導出されて室内の空気調和は行
なわれる。そして吹出の風向は、前面グリル4の風向変
更羽根6と案内壁15により下方へ大巾変更が可能とな
り床面へ到達が容易となる。
【0012】このように空気調和機本体1の脚部32と
補助底板27を底板8より下方へ突出して設けそのスペ
ースに補助配管13を設け、また補助配管13の室内側
に前面グリル4の案内壁15を設けているから、補助配
管13のスペースを風向の下側への変更を容易にさせる
案内とすることができて効率的な形態とすることがで
き、また従って暖房時における温風の床面への到達も良
好とすることができる。そして案内壁15そのもので補
助配管13を被い室内側より可視できないようにできる
ためカバーなどの余分な部品も不要である。
【0013】また、脚部32と補助底板27は、底板8
より配管スペース分下方に突出しているから、補助配管
13を保護するばかりでなく空気調和機本体1の安定し
た据付を確保することができる。またさらに脚部32は
左側板29と一体であり、また補助底板27と底板8の
接続の際、補助底板27の配管固定部28により補助配
管13を固定することができるため部品点数も少なく安
価にすることができる。また補助配管13が下方のため
水受皿12も高い位置に設けることができてドレンヘッ
ドを高くすることができるばかりでなく、水受皿12の
ドレン排水口33を補助底板27上に位置させているか
らドレンホースの接続スペースを拡大させ接続作業も容
易にすることができる。また、エアガイダ9、右側板1
9、左側板17などを合成樹脂で形成しているから軽量
化することができ、またそれらで構成する通風ブロック
をあらかじめ組付けてから台枠7に挿入固定し、底板
8、補助底板27等を固定するから組立性も良好とする
ことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、熱交換器より導出する補助配
管を吹出口及び底板の下方に設け、底板の一端には底板
より下方に突出する脚部を設け、また底板の他端には底
板より下方に突出する補助底板を設け、前記補助配管の
室内側に室内側を被う案内壁を有した前面グリルを設け
たから、補助配管のスペースを風向の下側への変更を容
易させる案内とすることができて効率的な形態とするこ
とができ、従って暖房時における温風の床面への到達を
良好とすることができる。また前面グリルの案内壁で補
助配管を被い室内側より可視できないようにできるため
余分な部品も不要である。また、脚部と補助底板が底板
より突出しているから、補助配管の保護や空気調和機本
体の安定を確保することもできる。また補助配管が下方
のため水受皿のドレンヘッドも高くすることができる。
また水受皿のドレン排水口を補助底板の位置に設けると
共に補助配管を補助底板の配管固定部で固定したからド
レンホースの接続スペースを拡大させ接続作業も容易に
することができ、また余分な部品を用いることもない。
本発明は以上のように種々の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における壁埋込形空気調和機
の要部縦断面図
【図2】同実施例における空気調和機本体の分解斜視図
【図3】同実施例における空気調和機本体の正面断面図
【図4】従来例の空気調和機の縦断面図
【符号の説明】
4 前面グリル 6 吹出口 8 底板 11 熱交換器 12 水受皿 13 補助配管 15 案内壁 27 補助底板 28 配管固定部 32 脚部 33 ドレン排水口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401 F24F 1/00 361

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和機本体下部に設けられた吹出口の
    下方に底板を設け、この底板の下方に、熱交換器より導
    出する補助配管を配設するスペースを設け、前記底板の
    一端には、前記底板より下方に突出する脚部を有する側
    を設け、前記底板の他端には前記底板より下方に突出
    する補助底板を設け、かつ前面グリルには、前記補助配
    管を配設するスペースの前面側を被うとともに、吹出す
    風の方向を下方に案内する案内壁を設けた壁埋込形空気
    調和機。
  2. 【請求項2】熱交換器の下方に設けた水受皿のドレン排
    水口を補助底板の位置に設けると共に補助配管を前記補
    助底板の配管固定部で固定した請求項1記載の壁埋込形
    空気調和機。
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