JP3030154B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3030154B2
JP3030154B2 JP4017707A JP1770792A JP3030154B2 JP 3030154 B2 JP3030154 B2 JP 3030154B2 JP 4017707 A JP4017707 A JP 4017707A JP 1770792 A JP1770792 A JP 1770792A JP 3030154 B2 JP3030154 B2 JP 3030154B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷媒等の媒体が下か
ら上へ向かって熱交換器と、この熱交換器の側方に位置
する吹出口とを備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】冷媒の流れる利用側の熱交換器と、この
熱交換器の側方に位置する吹出口とを備えた空気調和機
は実公昭63−4903号公報に記載されたものがあ
る。
【0003】そして、この空気調和機では、利用側の熱
交換器が本体の上部に、この熱交換器の右側に吹出口が
夫々配置されると共に、下部に電気部品等を収納した電
装室を配置したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した空気調和機で
は、吹出口に設けた風向変更板を備えているものの、こ
の風向変更板を駆動するモータを備えておらず、自動的
に風向変更板を駆動することができないので、本出願人
は利用側熱交換器へ室内空気を送る送風機のモータと同
じ電装室側に風向変更板を駆動するモータを配置するこ
とを試みた。
【0005】この空気調和機の熱交換器は冷媒の流れる
伝熱管が下から上に向かって蛇行状に延びているので、
熱交換器を通る空気は、冷房時上側より下側の方が温度
が低く、この周囲が冷やされるのに伴って風向変更板を
駆動するモータが結露し易く、このモータの下部側の電
気部品を濡らす虞れがあった。
【0006】この発明は、風向変更板を駆動するモータ
が結露しにくい空気調和機を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、媒体が下か
ら上へ向かって流れる伝熱管を有する熱交換器と、この
熱交換器の側方に位置し前記熱交換された空気が吐出さ
れる吹出口とを備え、この吹出口にはモータによって駆
動される風向変更羽根が配置された空気調和機におい
て、前記吹出口の上部を前記熱交換器の上部よりも低く
して収納スペースを設け、このスペースに前記モータを
配置したものである。
【0008】
【作用】この発明は、吹出口の上部にモータを配置した
ので、冷房時熱交換器の上部側を通る空気は熱交換器の
下部側を通る空気よりも温度が高く前記モータの周囲が
冷やされにくく、このモータも冷やされにくい。
【0009】また、モータが冷やされにくいので、吹出
口の上部を熱交換器の上部よりも低くした収納スペース
に前記モータを配置できる。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。
【0011】図2及び図3において、1はその内部に熱
源側の熱交換器や利用側の熱交換器を収納し、家屋の窓
枠に据付けられる一体型の空気調和機、2は縦方向に延
びる吸込グリル3を備えた前面パネル、2aはモータの
収納スペースを覆う前面パネル、4は空気の吹出口5に
配置された風向変更羽根である。
【0012】図1において、6は利用側と熱源側とを区
画する区画板、7は熱源側の送風機、8はこの送風機を
駆動するためのモータ、9はこのモータの取付具10と
モータとの間に配置される防振材である。
【0013】11は吹出口5を形成するための吹出口部
で、左右方向に風向を変える風向変更羽根4が配置され
ている。
【0014】そして、この風向変更羽根を駆動するため
のモータ12が吹出口13の上部に配置されている。
【0015】14は伝熱フィンと伝熱管15とで構成さ
れた利用側の熱交換器で、この熱交換器には冷媒が下か
ら上へ向かって流れるように伝熱管15が蛇行状に配置
されている。
【0016】15aは熱交換器への冷媒の入口管、15
bは熱交換器からの冷媒の出口管である。
【0017】16は熱交換器14の下方に配置されたド
レンパンである。
【0018】尚、吹出口5を有する吹出口部13の上部
13aを熱交換器14の上部14aよりも低くして収納
スペース17を設け、このスペースにモータ12を配置
している。
【0019】また、この空気調和機1の運転を制御する
電気部品が吸込グリル3の下部や下部の前面パネル2b
の内部側に収納されている。
【0020】このように構成された空気調和機1では、
運転スイッチ〔図示せず〕が操作されて冷房運転が開始
されると、吹出口5を塞ぐように閉じていた〔図3参
照〕風向変更羽根4がモータ12に駆動されて吹出口5
の前面側に向き〔図2参照〕、吹出口5が開かれる。
【0021】そして、熱交換器14に冷媒が流れると共
に、吸込んだ空気をこの熱交換器に通過させ吹出口5か
ら吹出すための送風機〔図示せず〕が駆動される。
【0022】このとき、熱交換器14は蒸発器として働
くので、下から上へ向かって蛇行して延びる伝熱管15
に液状の冷媒が流れる。
【0023】このため、熱交換器14の下部側を通る空
気は上部14a側を通る空気の温度より低い。
【0024】即ち、熱交換器14の上部14a側を通る
空気は下部側を通る空気より温度が高いので、モータ1
2の周囲の吹出口部13等が冷やされにくい。
【0025】吹出口部13等のモータ12の周囲が冷や
されにくいので、これに伴ないモータ12も冷やされに
くい。
【0026】このため、モータ12は結露しにくくな
り、モータ12の結露を極力防止することができる。
【0027】また、モータ12が冷やされにくいので、
吹出口5の上部を熱交換器14の上部14aよりも低く
した収納スペース17にモータ12を配置できるから、
空気調和機1の縦方向の寸法を小さくすることもでき
る。
【0028】そして、この空気調和機では、モータ12
の軸が下に向いているので、仮に結露した場合でもドレ
ンがモータ12内に入りにくく、モータ12の故障が起
きにくい。
【0029】また、結露する虞れのあったモータ1を、
電装部品を収納している部分から遠く離しているので、
モータに付いたドレンが電気部品に達しないようにする
ドレン受け等の構成を不要にできる。
【0030】そして、運転スイッチが操作されて運転が
停止されると、吹出口5の前面側に向いていた風向変更
板4がモータ12に駆動されて吹出口5を塞ぐ〔図3参
照〕。
【0031】このように風向変更板4がモータ12で駆
動されると、空気調和機1の運転停止時には、この吹出
口5から埃の入ることを防止できると共に、風向変更板
4が内部の目隠しとなって美観を損なうこともない。
【0032】尚、この実施例では媒体として冷媒を使用
した例及び熱交換器として伝熱管が蛇行状に上向きに延
びたものを使用した例で説明したが、媒体として冷水、
熱交換器として複数の伝熱管が下から上へ延びたものを
使用しても良い。
【0033】
【発明の効果】この発明は、熱交換器と、この熱交換器
の側方に位置した吹出口とを備えた空気調和機におい
て、前記吹出口の上部を前記熱交換器の上部よりも低く
して収納スペースを設け、このスペースに前記モータを
配置したので、冷房時、熱交換器の上部側を通る空気は
熱交換器の下部側を通る空気より温度が高くモータの周
囲及びモータが冷やされにくいから、モータの結露を極
力防止できる。
【0034】また、 モータが冷やされにくいので、吹
出口の上部を熱交換器の上部よりも低くした収納スペー
スにモータを配置できるから、空気調和機の縦方向の寸
法を小さくすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す空気調和機の要部分
解斜視図である。
【図2】同空気調和機の要部斜視図である。
【図3】同空気調和機の斜視図である。
【符号の説明】
1 空気調和機 4 風向変更羽根 5 吹出口 12 モータ 14 熱交換器 14a 上部 15 伝熱管 17 収納スペース

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体が下から上へ向かって流れる伝熱管
    を有する熱交換器と、この熱交換器の側方に位置し前記
    熱交換された空気が吐出される吹出口とを備え、この吹
    出口にはモータによって駆動される風向変更羽根が配置
    された空気調和機において、前記吹出口の上部を前記熱
    交換器の上部よりも低くして収納スペースを設け、この
    スペースに前記モータを配置したことを特徴とする空気
    調和機。
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