JP2007120928A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

空気調和機の室内機 Download PDF

Info

Publication number
JP2007120928A
JP2007120928A JP2005317611A JP2005317611A JP2007120928A JP 2007120928 A JP2007120928 A JP 2007120928A JP 2005317611 A JP2005317611 A JP 2005317611A JP 2005317611 A JP2005317611 A JP 2005317611A JP 2007120928 A JP2007120928 A JP 2007120928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
indoor heat
indoor
unit
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005317611A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4010327B2 (ja
Inventor
Yohei Takada
洋平 高田
Hirotoshi Ogura
博敏 小倉
Norihito Fukui
規仁 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2005317611A priority Critical patent/JP4010327B2/ja
Priority to EP06822220A priority patent/EP1962026A4/en
Priority to PCT/JP2006/321243 priority patent/WO2007052509A1/ja
Publication of JP2007120928A publication Critical patent/JP2007120928A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4010327B2 publication Critical patent/JP4010327B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0059Indoor units, e.g. fan coil units characterised by heat exchangers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0043Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements
    • F24F1/0057Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements mounted in or on a wall
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0059Indoor units, e.g. fan coil units characterised by heat exchangers
    • F24F1/0063Indoor units, e.g. fan coil units characterised by heat exchangers by the mounting or arrangement of the heat exchangers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0059Indoor units, e.g. fan coil units characterised by heat exchangers
    • F24F1/0067Indoor units, e.g. fan coil units characterised by heat exchangers by the shape of the heat exchangers or of parts thereof, e.g. of their fins
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F8/00Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying
    • F24F8/30Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying by ionisation

Abstract

【課題】生産性を向上させることができる空気調和機の室内機を提供する。
【解決手段】空気調和機の室内機は、室内熱交換器と、クロスフローファンと、付加機能ユニット(25)と、シールド部材(24)とを備える。室内熱交換器は、屈曲した形状を有する。クロスフローファンは、室内熱交換器を通り室内へと吹き出される空気の流れを生成する。付加機能ユニット(25)は、室内熱交換器の上流側に配置され、室内熱交換器または室内熱交換器と一体になる部材に固定される。シールド部材(24)は、付加機能ユニット(25)と一体化され、室内熱交換器の屈曲部を上流側から覆う。
【選択図】図5

Description

本発明は、空気調和機の室内機に関する。
空気調和機の室内機では、熱交換能力の向上や収納空間の制約等の観点により熱交換器が屈曲した形状とされることが多い。このような熱交換機においては、屈曲部の厚さが他の部分よりも小さい場合や屈曲部に隙間がある場合があり、空気が十分に熱交換されないまま屈曲部を通過してしまう恐れがある。このため、屈曲した形状を有する熱交換器を備える空気調和機では、屈曲部での空気の通過を防止するためのシールド部材が設けられる。このシールド部材は、熱交換器を構成する複数のフィンの間に圧入される複数の爪部を有しており、爪部がフィンの間に圧入されて係止することにより、シールド部材が熱交換器に固定される(特許文献1参照)。
特開2004―156891号公報
しかし、フィンの間は極小さいものであり、また、複数の爪部をフィンの間に圧入しなければいけないため、組立性が低く、空気調和機の室内機の生産性を低下させる一因となっている。
本発明の課題は、生産性を向上させることができる空気調和機の室内機を提供することにある。
第1発明に係る空気調和機の室内機は、熱交換器と、送風部と、付加機能ユニットと、シールド部材とを備える。熱交換器は、屈曲した形状を有する。送風部は、熱交換器を通り室内へと吹き出される空気の流れを生成する。付加機能ユニットは、熱交換器の上流側に配置され、熱交換器または熱交換器と一体になる部材に固定される。シールド部材は、付加機能ユニットと一体化され、熱交換器の屈曲部を上流側から覆う。
この空気調和機の室内機では、付加機能ユニットとシールド部材とが一体化されているため、付加機能ユニットを熱交換器または熱交換器と一体になる部材に固定することによって、シールド部材を熱交換器の屈曲部に取り付けることができる。このため、シールド部材に設けられる固定用の爪部の数を低減させることができる。或いは、シールド部材に固定用の爪部を設けることなくシールド部材を熱交換器に取り付けることができる。これにより、シールド部材を熱交換器に容易に取り付けることができ、空気調和機の室内機の生産性を向上させることができる。また、部品点数の低減により、組立工数が低減することによっても、空気調和機の室内機の生産性を向上させることができる。
第2発明に係る空気調和機の室内機は、第1発明の空気調和機の室内機であって、付加機能ユニットは、熱交換器を通る空気を清浄化する空気清浄ユニットである。
この空気調和機の室内機では、付加機能ユニットによって熱交換器を通る空気を清浄化して室内に送ることができる。
第3発明に係る空気調和機の室内機は、第1発明または第2発明の空気調和機の室内機であって、シールド部材は、熱交換器の頂上部に配置される。また、付加機能ユニットは、熱交換器の前面または背面に配置される。
この空気調和機の室内機では、付加機能ユニットを熱交換器の前面または背面に配置して熱交換器または熱交換器と一体になる部材に固定することによって、シールド部材が熱交換器の頂上部に配置される。
第4発明に係る空気調和機の室内機は、第3発明の空気調和機の室内機であって、付加機能ユニットとシールド部材とは、付加機能ユニットとシールド部材とを連結する連結部材によって一体化されている。
この空気調和機の室内機では、付加機能ユニットとシールド部材とが連結部材によって一体化されるため、付加機能ユニットとシールド部材とを離して配置することができる。このため、付加機能ユニットとシールド部材との配置の自由度を向上させることができる。
第5発明に係る空気調和機の室内機は、第4発明の空気調和機の室内機であって、連結部材は、熱交換器の形状に沿って屈曲した形状を有する。
この空気調和機の室内機では、連結部材が、熱交換器の形状に沿って屈曲した形状を有することにより、付加機能ユニットとシールド部材とを熱交換器の形状に沿って配置することができる。
第1発明に係る空気調和機の室内機では、シールド部材に設けられる固定用の爪部の数を低減させることができる。或いは、シールド部材に固定用の爪部を設けることなくシールド部材を熱交換器に取り付けることができる。これにより、シールド部材を熱交換器に容易に取り付けることができ、空気調和機の室内機の生産性を向上させることができる。また、部品点数の低減により、組立工数が低減することによっても、空気調和機の室内機の生産性を向上させることができる。
第2発明に係る空気調和機の室内機では、付加機能ユニットによって熱交換器を通る空気を清浄化して室内に送ることができる。
第3発明に係る空気調和機の室内機では、付加機能ユニットを熱交換器の前面または背面に配置して熱交換器または熱交換器と一体になる部材に固定することによって、シールド部材が熱交換器の頂上部に配置される。
第4発明に係る空気調和機の室内機では、付加機能ユニットとシールド部材とが連結部材によって一体化されるため、付加機能ユニットとシールド部材とを離して配置することができる。このため、付加機能ユニットとシールド部材との配置の自由度を向上させることができる。
第5発明に係る空気調和機の室内機では、連結部材が、熱交換器の形状に沿って屈曲した形状を有することにより、付加機能ユニットとシールド部材とを熱交換器の形状に沿って配置することができる。
<構成>
〔空気調和機の外観〕
本発明の一実施形態が採用された空気調和機1の外観を図1に示す。
この空気調和機1は、室内の壁面などに取り付けられる室内機2と、室外に設置される室外機3とを備えている。
室内機2内には室内熱交換器20(熱交換器)が収納され、室外機3内には室外熱交換器30(図2参照)が収納されており、各熱交換器が冷媒配管4により接続されることにより冷媒回路を構成している。
〔空気調和機の冷媒回路の構成概略〕
空気調和機1の冷媒回路の構成を図2に示す。この冷媒回路は、主として室内熱交換器20、アキュムレータ31、圧縮機32、四路切換弁33、室外熱交換器30及び電動膨張弁34で構成される。
室内機2に設けられている室内熱交換器20は、接触する空気との間で熱交換を行う。また、室内機2には、室内空気を吸い込んで室内熱交換器20との間で熱交換を行った後の空気を室内に吹き出すためのクロスフローファン21(送風部)が設けられている。クロスフローファン21は、円筒形状に構成され、周面には回転軸方向に羽根が設けられているものであり、回転軸と交わる方向に空気流を生成する。このクロスフローファン21は、室内機2内に設けられるファンモータ22によって回転駆動される。室内機の詳細な構成については後に説明する。
室外機3には、圧縮機32と、圧縮機32の吐出側に接続される四路切換弁33と、圧縮機32の吸入側に接続されるアキュムレータ31と、四路切換弁33に接続された室外熱交換器30と、室外熱交換器30に接続された電動膨張弁34とが設けられている。電動膨張弁34は、液閉鎖弁36を介して配管41に接続されており、この配管41を介して室内熱交換器20の一端と接続される。また、四路切換弁33は、ガス閉鎖弁37を介して配管42に接続されており、この配管42を介して室内熱交換器20の他端と接続されている。この配管41,42は、図1の冷媒配管4に相当する。また、室外機3には、室外熱交換器30での熱交換後の空気を外部に排出するためのプロペラファン38が設けられている。このプロペラファン38は、ファンモータ39によって回転駆動される。
〔室内機の構成〕
(室内機の全体構成)
室内機2は、図1に示すように、正面視に置いて横方向に長い室内機ケーシング23を備えており、前述した室内熱交換器20やクロスフローファン21は、室内機2の室内機ケーシング23内に収容されている。この室内熱交換器20は後に説明するように側面視において屈曲した形状を有しており、室内機2は、室内熱交換器20の屈曲部Tを空気や水滴が通過することを防ぐシールド部材24を備えている(図3から図5参照)。また、室内機2は、空気清浄機能を有する付加機能ユニット25(図3から図5参照)を備えている。後述するようにシールド部材24と付加機能ユニット25とは一体化され、1つの部品として室内熱交換器20に取り付けられる。
(室内機ケーシング)
図3に室内機2の側面断面図を示す。
室内機ケーシング23は、前面パネル23aと底フレーム23bとにより構成されている。
前面パネル23aは、上面230、下面232、前面235及び側面236,237(図1参照)によって構成されている。上面230は、室内熱交換器20の上方を覆っており、複数のスリット状の開口からなる吸込み口231が設けられている。下面232は、室内熱交換器20及びクロスフローファン21の下方を覆っており、室内機2の長手方向に沿う開口からなる吹出し口233が設けられている。また、吹出し口233には、室内へと吹出す空気が案内される水平フラップ234が設けられている。この水平フラップ234は、室内機2の長手方向に平行な軸を中心に回動自在に設けられている。水平フラップ234は、フラップモータ(図示せず)によって回動することにより、吹出し口233の開閉を行うことができる。前面235は、概ね平坦に形成されており、室内熱交換器20の前方を覆っている。側面236、237は、図1に示すように、室内熱交換器20の側方を覆っている。側面236,237には、左側面236と右側面237とがあり、左側面236は正面視において室内熱交換器20の左側方、右側面は室内熱交換器20の右側方に配置されている。
底フレーム23bは、室内機2の背面を構成しており、室内熱交換器20の後方を覆っている。
また、室内熱交換器20の下方には、熱交換時に室内熱交換器の表面に発生する水滴を受け取るためのドレンパン238が設けられている。このドレンパン238には、受け取った水滴を外部に排出するためのドレンホース(図示せず)が取り付けられている。冷房運転時には、室内熱交換器20は蒸発側熱交換器として作用するため、室内熱交換器20と接触する空気中に含まれる水分が凝縮して水滴となって滴下する。ドレンパン238は、このような水滴を受け取ってドレンホースによって排水するように構成されている。
(室内熱交換器)
室内熱交換器20は、クロスフローファン21の前方、上方および後部上方を取り囲むように取り付けられている。室内熱交換器20は、クロスフローファン21の駆動により吸込み口231から吸い込まれた空気をクロスフローファン21側に通過させ、伝熱管205の内部を通過する冷媒との間で熱交換を行わせる。室内熱交換器20は、側面視において概ね逆V字型に屈曲した断面形状を有している。
室内熱交換器20は、第1室内熱交換器20a、第2室内熱交換器20b、第3室内熱交換器20c、第4室内熱交換器20dの4つの部分に分割されている。分割された各室内熱交換器20a,20b,20c,20dは、それぞれ水平方向に長い板状の形状を有している。
第1室内熱交換器20aは、上端が室内機2の前方へ向けて傾斜して配置されており、クロスフローファン21の上方から後部上方を覆うように配置されている。第2室内熱交換器20bは、上端が室内機2の後方へ向けて傾斜して第1室内熱交換器20aの前方に配置されている。第2室内熱交換器20bの上端は、第1室内熱交換器20aの上端に近接している。このように第1室内熱交換器20aの上端と第2室内熱交換器20bの上端とが近接して配置されることにより、逆V字型の屈曲部Tが室内熱交換器20の頂上部に形成されている。第2室内熱交換器20bは、クロスフローファン21の上方を覆うように配置されている。第3室内熱交換器20cは、第2室内熱交換器20bの下方に配置されており、第3室内熱交換器20cの上端は第2室内熱交換器20bの下端に近接している。第3室内熱交換器20cは、クロスフローファン21の前方を覆うように配置されている。第4室内熱交換器20dは、下端が室内機2の後方へ傾斜しており、第3室内熱交換器20cの下方に配置されている。第4室内熱交換器20dの上端は、第3室内熱交換器20cの下端に近接している。
第1室内熱交換器20a、第2室内熱交換器20b、第3室内熱交換器20c、第4室内熱交換器20dは、それぞれ両側端(正面視における左右方向の端)に設けられた金属製の側板(図示せず)により相互に固定されることにより、一体となって室内熱交換器20を形成している。
各室内熱交換器20a,20b,20c,20dは、両側端で複数回折り返されてなる伝熱管205と、伝熱管205が挿通される複数のフィン206とから構成されている。伝熱管205は、各室内熱交換器20a,20b,20c,20dの長手方向に平行に配置され、各室内熱交換器20a,20b,20c,20dの両側端においてU字型伝熱管(図示せず)によって折り返されている。U字型伝熱管は、各室内熱交換器20a,20b,20c,20dの両側面から室内熱交換器20の長手方向に向けてそれぞれ突出している。
この室内熱交換器20は、図1および図4に示すように、室内機2内で左側に偏って配置されており、室内熱交換器20の左側端が室内機ケーシング23の左側面236に近接している。室内熱交換器20の左側端には、図4に示すように、複数の孔が設けられた樹脂製の固定板26が取り付けられており、室内熱交換器20と一体にされている。なお、図4は、室内機2において前面パネル23aが取り外された状態を示している。固定板26の孔には、室内熱交換器20の左側端から側方に突出するU字型伝熱管が通されている。この固定板26は、底フレーム23bに固定されており、室内熱交換器20を底フレーム23bに固定している。また、固定板26は、室内熱交換器20に取り付けられた状態で、室内熱交換器20の前面から前方に突出し且つ屈曲部Tから上方に突出する形状となっている。この固定板26の突出部分26aには、後述する付加機能ユニット25を取り付けるための孔が設けられている。また、室内熱交換器20の右側端と室内機ケーシング23の右側面237との間の空間は、室内機2内で取り回されて室内熱交換器20に接続される冷媒配管と、電装品を収納する電装品箱10の収納空間となっている。
上記のように室内熱交換器20は、各室内熱交換器20a,20b,20c,20dが固定板26によって両側端で固定されて一体にされたものであるため、各室内熱交換器20a,20b,20c,20dの分割面の間には、長手方向に沿って隙間が存在する。特に、第1室内熱交換器20aと第2室内熱交換器20bとによって形成される屈曲部Tの隙間は、吸込み口231のすぐ内側であって、吸込み口231とクロスフローファン21との間に位置しているため、空気が通り易くなっている。そして、この隙間を通る空気は、熱交換率の低下の原因となる。このため、室内熱交換器20には、この隙間を塞ぐシールド部材24が取り付けられる。
なお、上記における「左右」は、室内機2の正面視における左右を意味しており、特に室内熱交換器20に関する「左右」は、室内熱交換器20が室内機2に備えられた状態での正面視における左右を意味している。また、以下に説明するシールド部材24に関する「左右」もシールド部材24が取り付けられた室内熱交換器20が室内機2に備えられた状態での正面視における左右を意味している。
(シールド部材)
シールド部材24は、分割されている室内熱交換器20の間を空気や水滴が通過することを防ぐ樹脂製の部材である。シールド部材24は、図3に示すように、第1室内熱交換器20aと第2室内熱交換器20bとによって形成される屈曲部Tの隙間に上流側から被せられるように取り付けられ、隙間を覆って塞ぐ。
シールド部材24は、屈曲部Tに沿って上方から被せられるため、第1室内熱交換器20aと第2室内熱交換器20bとによって形成される屈曲部Tの形状に合うように略V字型の断面形状となっている。この屈曲部Tの隙間は室内熱交換器20の長手方向に沿って存在するため、シールド部材24も、図4および図5に示すように、室内熱交換器20の長手方向の長さと略同じ長さの細長い形状となっている。なお、シールド部材24の左側端部には、左側方に突出する係止突起24aが設けられている。この係止突起24aは、室内熱交換器20を固定するための固定板26の上端近傍に設けられた孔に挿入され固定板26に係止する。
(付加機能ユニット)
付加機能ユニット25は、空気清浄機能を有する空気清浄ユニットであり、室内熱交換器20の上流側に配置される。付加機能ユニット25は、ストリーマ放電を生じさせることによって室内熱交換器20を通る空気を清浄化することができる。付加機能ユニット25は、図5に示すように、取付部材27とカバー部材28とを有する。
取付部材27は、室内熱交換器20の長手方向の長さと概ね同じ長さを有する樹脂製の部材であり、第2室内熱交換器20bの上流側に第2室内熱交換器20bに近接して配置される。取付部材27のうち電装品箱10に近い側(正面視における右側)には、カバー部材28が取り付けられ、その内部には、ストリーマ放電を生じさせるための放電電極および対向電極やフィルターなど(図示せず)が収納される。取付部材27のうちカバー部材28が設けられない部分(正面視における左側の部分)は格子状に形成されており、空気を十分に透過する形状となっている。また、取付部材27の両側端には、それぞれ第1固定部27aと第2固定部27bとが設けられている。
第1固定部27aは、取付部材27の左側端から突出する複数の突起であり、固定板26の孔に挿入され固定板26に係止する。なお、固定板26の孔は、第1固定部27aの形状および配置に合致するように設けられている。
第2固定部27bは、取付部材27の右側端近傍に設けられており、前後方向に貫通した螺子穴27cを有する。この取付部材27の螺子穴27cは、室内熱交換器20の右側の側板に設けられた螺子穴と一致するように設けられており、これらの螺子穴に螺子が通されることによって、取付部材27と側板とが固定される。なお、室内熱交換器20の右側の側板には、例えば、概ね直角に折り返されたフランジ部が設けられ、このフランジ部に取付部材27の螺子穴27cと合致する螺子穴が設けられる。このように構成することによって、正面方向から螺子を打つことができる。なお、取付部材27の右側端近傍には、放電電極等と電装品とを接続するハーネスを収納するための収納ポケット43が設けられている。
また、取付部材27は、複数の連結部材29によってシールド部材24と連結されている。複数の連結部材29は、室内熱交換器20の長手方向に沿って並べられており、室内熱交換器20の形状に沿うように屈曲している。なお、取付部材27と連結部材29とシールド部材24とは樹脂により一体成形されている。
<特徴>
(1)
この空気調和機1の室内機2では、以下のようにして、付加機能ユニット25が取り付けられる。
まず、付加機能ユニット25を第2室内熱交換器20bの表面に沿うように配置する。付加機能ユニット25はシールド部材24と一体化されているため、付加機能ユニット25を第2室内熱交換器20bの表面に沿うように配置すると同時に、シールド部材24が屈曲部Tを覆うように配置される。次に、付加機能ユニット25を左方向に移動させ、付加機能ユニット25の第1固定部27aを固定板26の右側方から固定板26の孔に挿入する。なお、この動作により、シールド部材24の係止突起24aも固定板26の孔に挿入される。そして、第2固定部27bの螺子穴27cと、室内熱交換器20の右側の側板の螺子穴との位置を合わせて螺子止めする。これにより、付加機能ユニット25とシールド部材24とが室内熱交換器20に固定される。
以上のように、この空気調和機1の室内機2では、付加機能ユニット25を室内熱交換器20の側板および固定板26に固定することによって、シールド部材24が室内熱交換器20に固定的に取り付けられる。このため、室内熱交換器20のフィンの間に圧入するための爪部をシールド部材24に設けることなく、シールド部材24を室内熱交換器20に容易に取り付けることができる。また、部品点数が削減されると共に、付加機能ユニット25とシールド部材24とを室内熱交換器20に別々に取り付けるのではなく一度に取り付けることができる。さらに、固定のための螺子止めは1カ所でよい。これにより、この空気調和機1の室内機2では、部品の組立性が向上し、生産性を向上させることができる。
(2)
この空気調和機1の室内機2では、付加機能ユニット25とシールド部材24とが連結部材29によって一体化されており、連結部材29の屈曲した形状によって、付加機能ユニット25とシールド部材24と連結部材29とが室内熱交換器20の形状に沿って配置されている。これにより、室内機2をコンパクトに構成することができる。また、付加機能ユニット25を室内熱交換器20に近接して配置することができる。
(3)
シールド部材に数多くの爪部が設けられていた従来の空気調和機の室内機では、室内熱交換器のフィンの角を倒して折り曲げ部を形成する際に、シールド部材の爪部が圧入される位置を避けて折り曲げ部を形成する必要があり煩雑であった。
しかし、この空気調和機1の室内機2では、爪部の圧入位置を考慮せずに折り曲げ部を形成することができ、折り曲げ部の形成作業が簡易である。
<他の実施形態>
(1)
上記の実施形態では、シールド部材24に爪部を設ける必要が無いと記載しているが、シールド部材24の浮きやズレを防止するために、少数の爪部が設けられてもよい。この場合も、爪部の数を比較的少なくすることにより、組立性を向上させることができる。
(2)
上記の実施形態では、付加機能ユニット25は、室内熱交換器20を構成する側板と、室内熱交換器20に一体的に固定される固定板26とに固定されているが、側板のみに固定されてもよい。または、室内熱交換器20と一体的に固定される固定板26が室内熱交換機の両端に設けられ、付加機能ユニット25が固定板26のみに固定されてもよい。すなわち、付加機能ユニット25は、直接的、間接的を問わず、室内熱交換器20に対して固定的に設けられるものであればよい。
(3)
上記の実施形態では、付加機能ユニット25の室内熱交換器20を構成する側板への固定は螺子による固定であり、固定板26への固定は嵌め込みによる固定であるが、固定手段はこれらのものに限られず、他の固定手段が用いられてもよい。
(4)
上記の実施形態では、付加機能ユニット25は、室内熱交換器20の前面に配置されているが、室内熱交換器20の背面に配置されてもよい。
(5)
上記の実施形態は、付加機能ユニット25は、ストリーマ放電による空気清浄機能を有する空気清浄ユニットであるが、他の原理による空気清浄機能を有するものであってもよい。他の原理による空気清浄機能とは、例えば、通過する塵埃を帯電させることによって集塵する集塵機能などがある。また、空気清浄機能ではなく他の機能を付加するための付加機能ユニットが利用されてもよい。
(6)
上記の実施形態では、室内熱交換器20は分割された複数の室内熱交換器20a−20dが組み合わされることによって、全体として屈曲した形状に形成されているが、一体に形成された熱交換器が曲げ加工等を受けることによって屈曲した形状に形成されてもよい。
本発明は、生産性を向上させることができる効果を有し、空気調和機の室内機として有用である。
空気調和機の外観図。 冷媒回路の構成図。 室内機の側面断面図。 シールド部材及び付加機能ユニットが一体化された部品が室内熱交換器に取り付けられた状態を示す図。 シールド部材及び付加機能ユニットが一体化された部品を示す図。
符号の説明
1 空気調和機
2 室内機
20 室内熱交換器(熱交換器)
21 クロスフローファン(送風部)
24 シールド部材
25 付加機能ユニット
29 連結部材
T 屈曲部

Claims (5)

  1. 屈曲した形状を有する熱交換器(20)と、
    前記熱交換器(20)を通り室内へと吹き出される空気の流れを生成する送風部(21)と、
    前記熱交換器(20)の上流側に配置され、前記熱交換器(20)または前記熱交換器(20)と一体になる部材に固定される付加機能ユニット(25)と、
    前記付加機能ユニット(25)と一体化され、前記熱交換器(20)の屈曲部(T)を上流側から覆うシールド部材(24)と、
    を備える空気調和機(1)の室内機(2)。
  2. 前記付加機能ユニット(25)は、前記熱交換器(20)を通る空気を清浄化する空気清浄ユニットである、
    請求項1に記載の空気調和機(1)の室内機(2)。
  3. 前記シールド部材(24)は、前記熱交換器(20)の頂上部に配置され、
    前記付加機能ユニット(25)は、前記熱交換器(20)の前面または背面に配置される、
    請求項1または2のいずれかに記載の空気調和機(1)の室内機(2)。
  4. 前記付加機能ユニット(25)と前記シールド部材(24)とは、前記付加機能ユニット(25)と前記シールド部材(24)とを連結する連結部材(29)によって一体化されている、
    請求項3に記載の空気調和機(1)の室内機(2)。
  5. 前記連結部材(29)は、前記熱交換器(20)の形状に沿って屈曲した形状を有する、
    請求項4に記載の空気調和機(1)の室内機(2)。
JP2005317611A 2005-10-31 2005-10-31 空気調和機の室内機 Expired - Fee Related JP4010327B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005317611A JP4010327B2 (ja) 2005-10-31 2005-10-31 空気調和機の室内機
EP06822220A EP1962026A4 (en) 2005-10-31 2006-10-25 INDOOR UNIT OF AN AIR-CONDITIONING SYSTEM
PCT/JP2006/321243 WO2007052509A1 (ja) 2005-10-31 2006-10-25 空気調和機の室内機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005317611A JP4010327B2 (ja) 2005-10-31 2005-10-31 空気調和機の室内機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007120928A true JP2007120928A (ja) 2007-05-17
JP4010327B2 JP4010327B2 (ja) 2007-11-21

Family

ID=38005660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005317611A Expired - Fee Related JP4010327B2 (ja) 2005-10-31 2005-10-31 空気調和機の室内機

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP1962026A4 (ja)
JP (1) JP4010327B2 (ja)
WO (1) WO2007052509A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009216250A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Hitachi Appliances Inc 空気調和機
JP2010065891A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Daikin Ind Ltd 空調機

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102213482B (zh) * 2010-04-02 2012-12-05 珠海格力电器股份有限公司 一种空调室内机
JP6494943B2 (ja) * 2014-07-31 2019-04-03 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 空気調和機の室内ユニット

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3676547B2 (ja) * 1997-08-29 2005-07-27 東芝キヤリア株式会社 空気調和機
TW449654B (en) * 1999-08-25 2001-08-11 Fujitsu General Ltd Air conditioner
JP2001248855A (ja) * 2000-03-06 2001-09-14 Fujitsu General Ltd 空気調和機
JP4333121B2 (ja) * 2002-11-08 2009-09-16 ダイキン工業株式会社 空気調和機
JP4043387B2 (ja) * 2003-03-18 2008-02-06 三菱重工業株式会社 空調用室内ユニット及びこれを備えた空気調和機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009216250A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Hitachi Appliances Inc 空気調和機
JP2010065891A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Daikin Ind Ltd 空調機

Also Published As

Publication number Publication date
EP1962026A4 (en) 2011-05-25
EP1962026A1 (en) 2008-08-27
JP4010327B2 (ja) 2007-11-21
WO2007052509A1 (ja) 2007-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1050720B1 (en) Air conditioner
JP2009126415A (ja) エアエレメント収納ケースおよびこれを備えたファンシュラウド部材
JP4010327B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP2005069177A (ja) 遠心送風機のスクロールケーシング、それを備えた遠心送風機、その組立方法、及び空気調和装置の室内ユニット
JP2005024223A (ja) 空気調和装置の室内ユニット及び室内熱交換器のシール板
JP4377678B2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JP4436787B2 (ja) 空気調和機
US11536468B2 (en) Indoor unit for air conditioner
JP4425184B2 (ja) 空気調和機の組み立て方法および空気調和機
JP4857794B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP4333121B2 (ja) 空気調和機
JP2007187395A (ja) 空気調和機の室内機
JP4493188B2 (ja) 空気調和機
JP5800740B2 (ja) 空気調和機の室内機
KR20090022102A (ko) 공기조화기
JP3030154B2 (ja) 空気調和機
JP6784177B2 (ja) 天井埋込型空気調和機
JP4397789B2 (ja) 空気調和機の室外機
JP6878909B2 (ja) 天井埋込型空気調和機
JP3891158B2 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP2005083703A (ja) 空気調和機
KR20070053548A (ko) 공기조화기 실내기의 컨트롤박스
KR20060005028A (ko) 공기 조화기의 실내기
JP2004156892A (ja) 熱交換器および空気調和機の室内機
JP2005083654A (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070319

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070719

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070814

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070827

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4010327

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130914

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees