JP3891158B2 - 空気調和装置の室内ユニット - Google Patents

空気調和装置の室内ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP3891158B2
JP3891158B2 JP2003303137A JP2003303137A JP3891158B2 JP 3891158 B2 JP3891158 B2 JP 3891158B2 JP 2003303137 A JP2003303137 A JP 2003303137A JP 2003303137 A JP2003303137 A JP 2003303137A JP 3891158 B2 JP3891158 B2 JP 3891158B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
indoor unit
wall surface
main plate
unit
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003303137A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005069636A (ja
Inventor
俊明 山田
祐一 寺田
哲二 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2003303137A priority Critical patent/JP3891158B2/ja
Publication of JP2005069636A publication Critical patent/JP2005069636A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3891158B2 publication Critical patent/JP3891158B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

本発明は、空気調和装置の室内ユニット、特に、空気調和装置の室内ユニットを空調室内の壁面に取り付けるための据付板に関する。
壁掛け形の空気調和装置の室内ユニットは、空調室内の壁面に固定された据付板に掛止されることによって取り付けられている。
このような据付板は、壁面に沿うように配置されて固定された主板部と、主板部から上方に向かって延びる側面視が略L字形状の取付部とを有している。すなわち、この取付部は、主板部から反壁面側に向かって延びるようにかつ側方に向かって延びる突出部と、突出部の反壁面側端部から上方に向かって延びる支持部とから構成されている。この取付部は、据付板の一部を切り起こしたり折り曲げたりすることによって形成されている。そして、室内ユニットは、壁面側上部に被支持部を有しており、この被支持部が据付板の支持部に掛止されることによって、壁面に取り付けられている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
このような室内ユニットでは、室内ユニットの被支持部が据付板の支持部に掛止された状態において、被支持部を支点にして室内ユニットを回転させて、その下部を反壁面側に傾けることによって、空調室外に設置された室外ユニットと配管接続を行うための作業スペースが確保できるようになっている。
ところで、最近では、空調性能を重視した結果、室内ユニットの高さ方向のサイズを大きくする場合がある。このような製品においては、室内ユニットを回転させた際に、室内ユニットの頂部が空調室内の天井に当たってしまい、配管接続を行うための作業スペースが十分に確保できなくなってしまうため、据付板の支持部をさらに反壁面側に配置して、室内ユニットの頂部が天井に当たらないようにする必要がある。
しかし、据付板の支持部をさらに反壁面側に配置するために据付板の突出部の反壁面側への突出距離を大きくすると、突出部の下向きの荷重に対する強度が低下してしまい、結果的に、取付部に室内ユニットの製品荷重を受けるのに十分な強度を保持させることができなくなってしまう。このため、据付板の主板部の取付部近傍において主板部が反壁面側に撓んでしまい、室内ユニットを据付板に取り付けた際に、据付板と壁面との隙間が大きくなるという問題が生じる。
特公平7−6684号公報 特開平10−185298号公報
本発明の課題は、壁掛け形の空気調和装置の室内ユニットを壁面に固定された据付板を介して取り付けた際に、据付板と壁面との間の隙間が大きくならないようにすることにある。
請求項1に記載の空気調和装置の室内ユニットは、空調室内の壁面に取り付けられる空気調和装置の室外ユニットであって、送風ファンと、熱交換器と、下部ケーシングと上部ケーシングとを含み後面側が開口したユニットケーシングと、ユニットケーシングの後面側を閉じるように配置された据付板とを備えている。熱交換器は、送風ファンの上側を覆うように配置されており、側面視が略逆V字形の断面形状を有する。下部ケーシングは、送風ファンを支持するとともに、熱交換器が固定されて、下部ユニットを構成している。上部ケーシングは、熱交換器の反壁面側及び上側を覆うように配置されており、吸入口を有している。据付板は、主板部と取付部とを含んでいる。主板部は、壁面に沿うように配置されて固定されている。取付部は、主板部から反壁面側に向かって延びるように、かつ、主板部の上下方向に延びるように形成された板状の第1補強部と、第1補強部に形成され下部ユニットを掛止させるための支持部とを有している。
この空気調和装置の室内ユニットでは、据付板が、上下方向に延びるように形成され下向きの荷重に対して強度の高い第1補強部を介して、取付部の支持部が設けられているため、取付部の強度が向上している。これにより、支持部が主板部から反壁面側に離れた位置に設けられる場合であっても、取付部の近傍における主板部の撓みが小さくなり、壁面と据付板との隙間が大きくならないようにすることができる。
請求項に記載の空気調和装置の室内ユニットは、請求項において、取付部は、吸入口をバイパスして据付板の両側端部付近から流入しようとする室内空気の流れを遮断するために、熱交換器の両側端部の近傍に配置されている。
この空気調和装置の室内ユニットでは、据付板の取付部によって、上部ケーシングに設けられた吸入口をバイパスして据付板の両側端部付近から流入しようとする室内空気の流れを遮断することができるため、熱交換器への埃等の侵入を防ぐことができる。
請求項に記載の空気調和装置の室内ユニットは、請求項1又は2において、主板部は、壁面に主板部をネジ止めするために第1補強部の近傍に形成されたネジ孔を有している。
この室内ユニットの据付板では、主板部の第1補強部の近傍にネジ孔が形成されており、このネジ孔の位置において主板部が壁面にネジ止めにより固定されているため、第1補強部の近傍における主板部の撓みをさらに小さくできる。
請求項に記載の空気調和装置の室内ユニットは、請求項において、ネジ孔は、主板部と第1補強部との境界位置から水平方向に15mm以下の距離範囲内に形成されている。
例えば、ネジ孔を主板部と第1補強部との境界位置から水平方向に15mmよりも離して形成すると、撓みが生じやすい主板部の第1補強部の近傍の部分を壁面に固定しておくことが難しい。しかし、この室内ユニットの据付板では、ネジ孔が主板部と第1補強部との境界位置から水平方向に15mm以下の距離範囲内に形成されているため、第1補強部の近傍における主板部の撓みを小さくする効果を確実に得ることができる。
請求項に記載の空気調和装置の室内ユニットは、請求項1〜4のいずれかにおいて、第1補強部は、主板部との境界位置から反壁面側に向かって15mm以上、25mm以下の距離まで延びている。
例えば、第1補強部を主板部との境界位置から反壁面側に向かって25mmよりも大きくなるように延ばすと、支持部を主板部から大きく離れた位置に配置することができるが、第1補強部に下向きの荷重に対する強度を保持させることができなくなるおそれがある。一方、第1補強部を主板部との境界位置から反壁面側に向かって15mmよりも小さくなるように延ばすと、支持部を主板部から離れた位置に配置することができなくなり、支持部を支点にして室内ユニットを回転させた際に、室内ユニットの頂部が空調室内の天井に当たってしまい、配管接続を行うための作業スペースを確保することができなくなる。このように、この室内ユニットの据付板では、第1補強部が主板部との境界位置から反壁面側に向かって15mm以上、25mm以下の距離まで延びているため、第1補強部に下向きの荷重に対する強度を保持させつつ、支持部を主板部から離れた位置に配置することができるようになる。
請求項に記載の空気調和装置の室内ユニットは、請求項1〜5のいずれかにおいて、支持部は、第1補強部から側方に延びるように、かつ、主板部の上下方向に延びるように形成された板状部分である。
この室内ユニットの据付板では、支持部が、第1補強部と同様に、下向きの荷重に対して強度が高くなっているため、取付部自体の剛性が高くなっている。これにより、主板部の取付部の近傍における撓みを小さくするのに寄与できる。
請求項に記載の空気調和装置の室内ユニットは、請求項において、取付部は、支持部から壁面側に向かって延びるように、かつ、主板部の上下方向に延びる板状の第2補強部をさらに有している。
この室内ユニットの据付板では、第2補強部が、第1補強部及び支持部と同様に、下向きの荷重に対して強度が高くなっているため、取付部自体の剛性がさらに高くなっている。これにより、主板部の取付部の近傍における撓みを小さくするのに寄与できる。
請求項に記載の空気調和装置の室内ユニットは、請求項1〜7のいずれかにおいて、取付部は、複数個設けられている。
この室内ユニットの据付板では、取付部が複数個設けられているため、各取付部に作用する荷重を小さくして、主板部の取付部の近傍の撓みを小さくすることができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
請求項1にかかる発明では、上下方向に延びるように形成され下向きの荷重に対して強度の高い第1補強部を介して、取付部の支持部が設けられているため、取付部の強度が向上している。これにより、支持部が主板部から反壁面側に離れた位置に設けられる場合であっても、取付部の近傍における主板部の撓みが小さくなり、壁面と据付板との隙間が大きくならないようにすることができる。
請求項にかかる発明では、据付板の取付部によって、上部ケーシングに設けられた吸入口をバイパスして据付板の両側端部付近から流入しようとする室内空気の流れを遮断することができるため、熱交換器への埃等の侵入を防ぐことができる。
請求項にかかる発明では、主板部の第1補強部の近傍にネジ孔が形成されており、このネジ孔の位置において主板部が壁面にネジ止めにより固定されているため、第1補強部の近傍における主板部の撓みをさらに小さくできる。
請求項にかかる発明では、ネジ孔が主板部と第1補強部との境界位置から水平方向に15mm以下の距離範囲内に形成されているため、第1補強部の近傍における主板部の撓みを小さくする効果を確実に得ることができる。
請求項にかかる発明では、第1補強部が主板部との境界位置から反壁面側に向かって15mm以上、25mm以下の距離まで延びているため、第1補強部に下向きの荷重に対する強度を保持させつつ、支持部を主板部から離れた位置に配置することができるようになる。
請求項にかかる発明では、支持部が、第1補強部と同様に、下向きの荷重に対して強度が高くなっているため、取付部自体の剛性が高くなっている。これにより、主板部の取付部の近傍における撓みを小さくするのに寄与できる。
請求項にかかる発明では、第2補強部が、第1補強部及び支持部と同様に、下向きの荷重に対して強度が高くなっているため、取付部自体の剛性がさらに高くなっている。これにより、主板部の取付部の近傍における撓みを小さくするのに寄与できる。
請求項にかかる発明では、取付部が複数個設けられているため、各取付部に作用する荷重を小さくして、主板部の取付部の近傍の撓みを小さくすることができる。
以下、本発明の据付板及び空気調和装置の室内ユニットの実施形態について、図面に基づいて説明する。
(1)空気調和装置の外観
図1は、本発明にかかる据付板及び空気調和装置の室内ユニットの一実施形態が採用された空気調和装置1の外観を示す図である。
この空気調和装置1は、空調室内の壁面に取り付けられる室内ユニット2と、室外に設置される室外ユニット3と、室内ユニット2と室外ユニット3とを接続する冷媒配管4とを備えており、各ユニット2、3内に収納された機器・弁類と冷媒配管4とが接続されて冷媒回路を構成している。
(2)空気調和装置の冷媒回路
図2は、空気調和装置1の概略冷媒回路を示す図である。この冷媒回路は、主として、室内熱交換器21、アキュムレータ31、圧縮機32、四路切換弁33、室外熱交換器30及び膨張弁35から構成されている。
室内ユニット2は、主に、室内熱交換器21を有しており、室内空気との間で熱交換を行う。また、室内ユニット2には、室内空気を吸入して室内熱交換器21との間で熱交換を行わせた後に室内に吹き出すための室内ファン22が設けられている。室内ファン22は、外周部に複数の翼が設けられた細長い円筒形状の羽根車22aと、羽根車22aを回転駆動するファンモータ22bとを有しており、その回転軸と交わる方向に空気を吹き出すクロスフローファンである。室内ユニット2の詳細な構成については後述する。
室外ユニット3は、主に、圧縮機32と、圧縮機32の吐出側に接続された四路切換弁33と、圧縮機32の吸入側に接続されたアキュムレータ31と、四路切換弁33に接続された室外熱交換器30と、室外熱交換器30に接続された膨張弁35とを有している。膨張弁35は、液側閉鎖弁36を介して液冷媒配管41に接続されており、この液冷媒配管41を介して室内熱交換器21の一端と接続されている。また、四路切換弁33は、ガス側閉鎖弁37を介してガス冷媒配管42に接続されており、このガス冷媒配管42を介して室内熱交換器21の他端と接続されている。尚、冷媒配管41、42は、図1の冷媒配管4に相当する。また、室外ユニット3には、熱源としての室外空気を室外から吸入して室外熱交換器30との間で熱交換を行わせた後に室外に吹き出すための室外ファン38が設けられている。室外ファン38は、プロペラ形状の翼を有する羽根車38aと、羽根車38aを回転駆動するファンモータ38bとを有しており、その回転軸方向に空気を吹き出すプロペラファンである。
(3)室内ユニットの構成
<室内ユニットの全体構成>
室内ユニット2は、図1に示されるように、正面視において横方向に長いユニットケーシング23を備えており、前述の室内熱交換器21や室内ファン22は、室内ユニット2のユニットケーシング23内に収容されている。このユニットケーシング23は、図3に示されるように、壁面Wに固定された据付板53を介して壁面Wに取り付けられている。しかも、ユニットケーシング23は、後述のように、後面側が開口しており、据付板53によって後面側が閉じられている。すなわち、本実施形態において、据付板53は、室内ユニット2の後面側の部分も構成していることになる。このため、本実施形態において、据付板53を除いた室内ユニット2を呼ぶ場合には、別の名称で呼ぶ方が望ましいのであるが、下記において特に区別して記載する場合を除いては、便宜上、室内ユニット2と呼ぶことにする。ここで、図3は、室内ユニット2が壁面Wに取り付けられた状態を示す側面図である。尚、下記における「前側」及び「後側」とは、それぞれ、室内ユニット2の「反壁面側」及び「壁面側」を意味するものとする。また、下記における「左」及び「右」とは、それぞれ、室内ユニット2の正面視における「左」及び「右」を意味するものとする。
<ユニットケーシング>
ユニットケーシング23は、図1及び図3に示されるように、主として、ケーシング本体51と、前面パネル52とから構成されている。
ケーシング本体51は、上部ケーシング54と下部ケーシング55とが上下に組み合わされて構成されている。上部ケーシング54は、側面視が略逆V字形の断面形状を有する室内熱交換器21(図3において破線で図示)の上部、前部及び側部を覆うように配置されており、ユニットケーシング23の上側部分を構成している。下部ケーシング55は、室内熱交換器21の下側に配置された室内ファン22(図3において破線で図示)を支持するとともに、室内ファン22を支持した状態で室内熱交換器21が固定されており、ユニットケーシング23の下側部分を構成している。
上部ケーシング54は、下面側と後面側とが開口しており、下面側が下部ケーシング55によって閉じられ、後面側が据付板53によって閉じられている。上部ケーシング54の前面54aには、複数の開口が格子状に設けられている。これらの開口の前方は、前面パネル52によって覆われており、前面パネル52の上部に設けられた吸入口52aから吸い込まれた空調室内の空気が開口を通ってケーシング本体51内へと取り込まれるようになっている。また、上部ケーシング54の天面54bには、複数のスリット状の開口からなる吸入口54cが設けられている。これにより、室内ユニット2の天面54bからも空調室内の空気が吸入されるようになっている。
下部ケーシング55は、天面側と後面側とが開口しており、天面側が上部ケーシング54によって閉じられ、後面側の一部が据付板53によって閉じられている。下部ケーシング55の前面55aには、左右に細長い開口からなる吹出口55b(図1参照)が設けられている。吹出口55bは、ケーシング本体51内に形成され、室内熱交換器21及び室内ファン22が収納されている空間からなる通風路を介して吸入口52a、54cに接続されている。これにより、吸入口52a、54cから吸入された空調室内の空気は、通風路に導入されて室内熱交換器21を通過した後、室内ファン22によって昇圧されて、吹出口55bを通って空調室内へと吹き出すようになっている。そして、下部ケーシング55は、室内熱交換器21や室内ファン22を含む各種機器や配管類とともに下部ユニット56としてモジュール化されている。
前面パネル52は、正面視において下部ケーシング55の上方に位置するように、ケーシング本体51の前面側に取り付けられており、室内ユニット2の前面上部を構成している。吸入口52aは、前面パネル52の上部に設けられており、左右に細長い開口からなる。
<室内ユニットの壁面取付構造>
次に、室内ユニット2を据付板53を介して壁面Wに取り付けるための構造について説明する。この取付構造は、図3及び図4に示されるように、据付板53に設けられた支持部62bと、室内ユニット2に設けられ支持部62bによって支持される被支持部71bとから構成されている。ここで、図4は、下部ユニット56及び据付板53を示す斜視図である。
まず、据付板53について説明する。据付板53は、室内ユニット2の後面側の部分を構成しており、主として、主板部61と、取付部62と、2つの帯状部63とを有している。
主板部61は、正面視において横方向に長い長方形状の金属製の板状部材であり、壁面Wに沿うように配置されて固定されている。主板部61の上側の端部には、前面側斜め上方に向かって延びる側面視が「へ」の字形状の上端側折り曲げ部61aが形成されている。この上端側折り曲げ部61aは、室内ユニット2が壁面Wに取り付けられた状態で、上部ケーシング54の後面側の上端部近傍に配置されている。主板部61の下側の端部には、前面側斜め下方に向かって延びる下端側折り曲げ部61bが形成されている。この下端側折り曲げ部61bは、室内ユニット2が壁面Wに取り付けられた状態で、下部ケーシング55の後面側の上端部近傍に配置されている。主板部61の下部の横方向の両端部には、略長方形状の開口からなる角窓部61cが下端側折り曲げ部61bの一部にかかるように形成されている。また、主板部61の下部には、主板部61を横方向にほぼ3等分する位置に、角窓部61cと同様略長方形状の開口からなる2つの角窓部61dが形成されている。さらに、主板部61には、主板部61(すなわち、据付板53)を壁面Wにネジ止め固定するための複数のネジ孔61f、61g、61hが形成されている。ネジ孔61fは、本実施形態において21個あり、取付部62の近傍を除く主板部61の上部に形成されている。ネジ孔61gは、本実施形態において4個あり、主板部61の下部に形成されている。ネジ孔61hは、本実施形態において8個あり、取付部62の近傍に形成されている。
帯状部63は、上下方向に細長い帯状の金属製の板状部材であり、角窓部61dを貫通するように配置されている。帯状部63の上端部は、主板部61の上下方向の中間付近を切り起こすことによって形成された1対のタブ61eに差し込まれて固定されている。帯状部63の下端部には、前面側斜め下方に向かって延びる側面視が「く」の字形状の下端側折り曲げ部63aが形成されている。この下端側折り曲げ部63aは、室内ユニット2が壁面Wに取り付けられた状態で、下部ケーシング55の後面側の下端部近傍に配置されている。
取付部62は、本実施形態において、主板部61の両側端部に設けられており、主として、板状の第1補強部62aと、支持部62bとを有している。次に、取付部62について、図3〜図5を用いて説明する。ここで、図5は、図4の右側に示される取付部62付近を拡大して示した図である。
第1補強部62aは、主板部61から前面側に向かって延びるように、かつ、主板部61の上下方向に延びるように形成されている。本実施形態において、第1補強部62aは、主板部61の各側端部を前面側に向かって折り曲げることによって形成された垂直に延びる板状部分である。そして、第1補強部62aは、主板部61との境界位置(すなわち、折り曲げ線M)から前面側に向かって15mm以上、25mm以下の距離L1まで延びている。
支持部62bは、第1補強部62aに形成され室内ユニット2を掛止させるための部分であり、第1補強部62aから側方に延びるように、かつ、主板部61の上下方向に延びるように形成された板状部分である。本実施形態において、支持部62bは、第1補強部62aの前面側の端部を側方に折り曲げることによって形成された垂直に延びる板状部分である。そして、支持部62bの上端部には、支持部62bの一部を前面側に折り返して形成された折り返し支持部62eが形成されている。この折り返し支持部62eは、被支持部71bが掛止されて室内ユニット2の荷重を直接受ける部分である。
このように、据付板53では、室内ユニット2の荷重を直接受ける部分である支持部62bが、上下方向に延びるように形成され下向きの荷重に対して強度の高い第1補強部62aを介して設けられているため、取付部62の強度が向上している。しかも、支持部62bが、第1補強部62aと同様に、上下方向に延びるように形成されており、下向きの荷重に対して強度が高くなっているため、取付部62自体の剛性を高めるのに寄与している。
また、上述のネジ孔61hは、取付部62を構成する第1補強部62aの近傍に形成されている。しかも、ネジ孔61hは、主板部61と第1補強部62aとの境界位置(すなわち、折り曲げ線M)から水平方向に15mm以下の距離L2の範囲内に形成されている。これにより、第1補強部62aの近傍における主板部61の剛性が高くなっている。
また、取付部62は、支持部62bから後面側に向かって延びるように、かつ、主板部61の上下方向に延びる板状の第2補強部62cを有している。本実施形態において、第2補強部62cは、支持部62bの側方側の端部を後面側に折り曲げることによって形成された垂直に延びる板状部分であり、第1補強部62aと同様に、下向きの荷重に対して強度が高くなっているため、取付部62自体の剛性を高めるのに寄与している。
さらに、取付部62は、支持部62bの下側に第1補強部62aの前面側の端部から側方に延びる板状のカバー部62dを有している。本実施形態において、カバー部62dは、図3に示されるように、室内ユニット2が壁面Wに取り付けられた状態において、室内熱交換器21の後面側の下部近傍に沿うように配置されている。
次に、被支持部71bについて説明する。被支持部71bは、図4に示されるように室内熱交換器21の後面側の両側端部に固定された被支持部形成部材71に形成されている。被支持部形成部材71には、略3角形の板状の3角板部71aが形成されており、3角板部71aの上部ケーシング54の後面側の上端部の近傍に被支持部71bが形成されている。被支持部71bは、後面側に向かうにつれて下方に傾斜するように延びる爪部であり、その下面が据付板53の支持部62b(具体的には、折り返し支持部62e)の上面に掛止されている。これにより、室内ユニット2は、据付板53を介して壁面Wに取り付けられている。しかも、被支持部71b及び支持部62bは、本実施形態において、複数(具体的には、2個)設けられているため、各取付部62に作用する荷重が小さくなっている。
また、本実施形態において、据付板53は、室内ユニット2の一部を構成しており、ユニットケーシング23の後面側を閉じる機能を有している。より具体的には、図6に示されるように、据付板53の主板部61は室内熱交換器21の両側端部付近を除く後面側を閉じるように配置されており、取付部62は熱交換器21の両側端部の近傍に配置されている。これにより、取付部62の第1補強部62aは、据付板53の主板部61の両側端部と室内熱交換器21との前後方向間に形成される隙間を閉じて、室内ユニット2の吸入口54cをバイパスして据付板53の両側端部付近から流入しようとする室内空気の流れを遮断する機能を有している。
(4)室内ユニットの壁面への取付手順
次に、室内ユニット2の壁面Wへの取付手順について、図3、図4及び図7を用いて説明する。ここで、図7は、下部ユニット56が壁面Wに取り付けられた状態を示す側面図である。
最初に、下部ケーシング55に室内熱交換器21や室内ファン22を含む各種機器及び配管類を組み込んで、図4に示すような下部ユニット56を組み立てる。ここで、室内熱交換器21の後面側には、被支持部71bを有する被支持部形成部材71も取り付けておく。尚、この下部ユニット56を組み立てる作業は、室内ユニット2の出荷前に行われる。
次に、据付板53を、壁面Wの所定の位置に固定する。ここで、据付板53は、複数のネジ孔61f、61g、61hの位置においてネジ止めにより固定されている。
次に、下部ユニット56の被支持部71bを据付板53の支持部62bに掛止する(図4の矢印A、図7参照)。これにより、下部ユニット56は、その後面側の部分が据付板53の主板部61及び帯板部63に当接するように配置される。
次に、下部ユニット56の被支持部71bが支持部62bに支持された位置を支点Pとして回転させて、下部ユニット56の下部を前面側に傾けることによって、下部ユニット56と壁面W(具体的には、据付板53)との間に、室外ユニット3と配管接続を行うための作業スペースSを確保する(図7の2点鎖線で示された下部ユニット56参照)。
ここで、下部ユニット56は、室内熱交換器21の頂部が空調室内の天井面Uに当たるまで回転させることができるようになっており、それに応じて、作業スペースSが確保されるようになっている。このため、室内ユニット2の高さ方向のサイズが大きい場合のように、室内ユニット2を天井面Uの近傍に配置せざるを得ない場合には、作業スペースSのサイズが制約されることになる。
しかし、本実施形態の据付板53の取付部62のように、支持部62bが第1補強部62aを介して設けられている場合には、取付部62の強度が向上しているため、第1補強部62aの前面側への突出距離L1を大きくすることができるようになる。これにより、下部ユニット56の下部を前面側に向かって大きく回転させても、室内熱交換器21の頂部が天井面Uに当たらなくなり、作業スペースSが確保されやすくなっている。
最後に、図3に示されるように、上部ケーシング54及び前面パネル52を下部ユニット56に取り付けることによって、室内ユニット2を壁面Wに取り付けられる。
(5)空気調和装置の動作
次に、空気調和装置1の動作について、図2を用いて説明する。
<冷房運転>
まず、冷房運転について説明する。冷房運転時は、四路切換弁33が図2の実線で示される状態、すなわち、圧縮機32の吐出側が室外熱交換器30のガス側に接続され、かつ、圧縮機32の吸入側が室内熱交換器21のガス側に接続された状態となっている。また、液側閉鎖弁36及びガス側閉鎖弁37は開にされ、膨張弁35は冷媒を減圧するように開度調節されている。
この冷媒回路の状態で、室外ファン38、室内ファン22及び圧縮機32を起動すると、冷媒は、圧縮機32に吸入されて圧縮された後、四路切換弁33を経由して室外熱交換器30に送られて、外気と熱交換して凝縮される。この凝縮した冷媒は、膨張弁35において減圧された後、液側閉鎖弁36及び液冷媒配管41を経由して室内ユニット2に送られる。そして、室内ユニット2に送られた冷媒は、室内熱交換器21で室内空気と熱交換して蒸発される。この蒸発した冷媒は、ガス冷媒配管42を経由して、室外ユニット3に戻される。そして、室外ユニット3に戻された冷媒は、ガス側閉鎖弁37、四路切換弁33及びアキュムレータ31を経由して、再び、圧縮機32に吸入される。
<暖房運転>
次に、暖房運転について説明する。暖房運転時は、四路切換弁33が図2の破線で示される状態、すなわち、圧縮機32の吐出側が室内熱交換器21のガス側に接続され、かつ、圧縮機32の吸入側が室外熱交換器30のガス側に接続された状態となっている。また、液側閉鎖弁36及びガス側閉鎖弁37は開にされ、膨張弁35は冷媒を減圧するように開度調節されている。
この冷媒回路の状態で、室外ファン38、室内ファン22及び圧縮機32を起動すると、冷媒は、圧縮機32に吸入されて圧縮された後、四路切換弁33、ガス側閉鎖弁37及びガス冷媒配管42を経由して室内ユニット2に送られる。そして、室内ユニット2に送られた冷媒は、室内熱交換器21で室内空気と熱交換して凝縮される。この凝縮した冷媒は、液冷媒配管41を経由して室外ユニット3に戻される。そして、室外ユニット3に戻された冷媒は、液側閉鎖弁36を経由して、膨張弁35に送られて減圧された後、室外熱交換器30に送られて、室外空気と熱交換して蒸発される。この蒸発された冷媒は、四路切換弁33及びアキュムレータ31を経由して、再び、圧縮機32に吸入される。
<据付板の取付部のバイパス防止>
上記の冷房運転及び暖房運転において、空調室内の空気は、吸入口52a、54cから室内ユニット2内に吸入されるが、本実施形態の室内ユニット2のように、据付板53が室内ユニット2の後面側の部分を構成している場合には、据付板53と室内熱交換器21との前後方向間に形成される隙間から空気が吸入されるおそれがある。しかし、本実施形態の室内ユニット2では、据付板53の取付部62(具体的には、第1補強部62a)が据付板53と室内熱交換器21との前後方向間に形成される隙間を閉じるように設けられているため、このような隙間から流入しようとする空気を遮断することができて、室内熱交換器21への埃等の侵入を防ぐことができる。
(6)据付板及び空気調和装置の室内ユニットの特徴
本実施形態の据付板53及び空気調和装置1の室内ユニット2には、以下のような特徴がある。
(A)
従来の据付板953では、図8に示されるように、主板部961から上方に向かって延びる側面視が略L字形状の取付部962を有している。この取付部962は、主板部961から反壁面側に向かって延びるようにかつ側方に向かって延びる突出部962aと、突出部962aの反壁面側端部から上方に向かって延びる支持部962bとから構成されている。このため、支持部962bを反壁面側に配置するために突出部962aの反壁面側への突出距離L0を大きくすると、突出部962aの下向きの荷重に対する強度が低下してしまい、結果的に、取付部962に室内ユニット2の製品荷重を受けるのに十分な強度を保持させることができなくなる。このため、突出部962aの反壁面側への突出距離L0は、10mm程度までしか大きくすることができなかった。
しかし、本実施形態の据付板53では、上下方向に延びるように形成され下向きの荷重に対して強度の高い第1補強部62aを介して、取付部62の支持部62bが設けられているため、取付部62の強度が向上している。これにより、支持部62bが主板部61から反壁面側に離れた位置(図3、図5及び図7の距離L1)に設けられる場合であっても、取付部62の近傍における主板部61の撓みが小さくなり、壁面Wと据付板53との隙間が大きくならないようにすることができる。
特に、第1補強部62aが主板部61との境界位置から反壁面側に向かって延びる距離L1としては、15mm以上、25mm以下に設定するのが好ましい。例えば、第1補強部62aを主板部61との境界位置(折り曲げ線M)から反壁面側に向かって25mmよりも大きくなるように延ばすと、支持部62bを主板部61から大きく離れた位置に配置することができるが、第1補強部62aに下向きの荷重に対する強度を保持させることができなくなるおそれがある。一方、第1補強部62aを主板部61との境界位置から反壁面側に向かって15mmよりも小さくなるように延ばすと、支持部62b(具体的には、室内ユニット2を回転させる際の支点P)を主板部61から離れた位置に配置することができなくなる。このように、本実施形態の据付板53では、距離L1が15mm以上、25mm以下の距離に設定されているため、第1補強部62aに下向きの荷重に対する強度を保持させつつ、支持部62bを主板部61から離れた位置に配置することができる。
また、支持部62bは、第1補強部62aから側方に延びるように、かつ、主板部61の上下方向に延びるように形成された板状部分であるため、第1補強部62aと同様に、下向きの荷重に対して強度が高くなっており、取付部62自体の剛性が高くなっている。これにより、主板部61の取付部62の近傍の撓みを小さくするのに寄与できる。
また、取付部62は、支持部62bから壁面側に向かって延びるように、かつ、主板部61の上下方向に延びる板状の第2補強部62cをさらに有しているため、第1補強部62a及び支持部62bと同様に、下向きの荷重に対して強度が高くなっており、取付部62自体の剛性がさらに高くなっている。これにより、主板部61の取付部62の近傍の撓みを小さくするのに寄与できる。
さらに、取付部62は、複数個(本実施形態では、2個)設けられているため、各取付部62に作用する荷重を小さくして、主板部61の取付部62の近傍の撓みを小さくすることができる。
(B)
本実施形態の据付板53では、主板部61の第1補強部62aの近傍にネジ孔61hが形成されており、このネジ孔61hの位置において主板部61が壁面Wにネジ止めにより固定されているため、第1補強部62aの近傍における主板部61の撓みをさらに少なくできる。
特に、主板部61のネジ孔61hは、主板部61と第1補強部62aとの境界位置から水平方向に15mm以下(図5の距離L2)の範囲内に形成するのが好ましい。例えば、ネジ孔61hを主板部61と第1補強部62aとの境界位置から水平方向に15mmよりも遠くに離して形成すると、第1補強部62aの近傍において、主板部61に撓みが生じるおそれのある領域を壁面Wに固定することができなくなる。しかし、この据付板53では、距離L2が15mm以下の距離に設定されているため、第1補強部62aの近傍における主板部61の撓みを少なくする効果を確実に得ることができる。
(C)
本実施形態の室内ユニット2の据付板53は、室内ユニット2の一部を構成しており、室内熱交換器21の後面側を閉じる機能を有している。そして、据付板53の取付部62は、図6に示されるように、室内ユニット2の吸入口54cをバイパスして据付板53の両側端部付近から流入しようとする室内空気の流れを遮断するために、熱交換器の両側端部の近傍に配置されている。これにより、室内熱交換器21への埃等の侵入を防ぐことができる。
特に、取付部62の第1補強部62aは、据付板53の主板部61の両側端部と室内熱交換器21との前後方向間に形成される隙間を閉じる機能を有しており、本実施形態のように、据付板53の取付部62の支持部62bを前面側に配置した室内ユニット2においては、取付部62の強度を向上させるとともに、室内空気のバイパス流れを遮断することができる。
(7)据付板の変形例
前記実施形態では、取付部62が、平面視において、第1補強部62a、支持部62b及び第2補強部62cとを結ぶ「コ」の字形状に形成されているが、図9に示されるように、取付部62が第2補強部62cの後面側端部から第1補強部62a側に折り返すように側方(具体的には、第1補強部62a側)に延びる補助板部62eをさらに有していてもよい。
さらに、図10に示されるように、補助板部62eが図9に示される変形例とは逆の方向に延びていてもよい。この場合、補助板部62eにネジ孔61iを設けて壁面にネジ止め固定することによって、支持部62bが第1補強部62a及び第2補強部62cを介して設けるようにして、取付部62の強度をさらに高めるようにしてもよい。
(8)他の実施形態
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、前記実施形態では、据付板が室内ユニットの後面側の部分を構成しているが、これに限定されず、後面側の部分を含む室内ユニットを壁面に取り付けられた据付板に取り付ける構成のものに採用してもよい。
本発明を利用すれば、壁掛け形の空気調和装置の室内ユニットを壁面に固定された据付板を介して取り付けた際に、据付板と壁面との間の隙間が大きくならないようにすることができる。
本発明にかかる据付板及び空気調和装置の室内ユニットの一実施形態が採用された空気調和装置の外観を示す図である。 空気調和装置の概略冷媒回路を示す図である。 室内ユニットが壁面に取り付けられた状態を示す側面図である。 下部ユニット及び据付板を示す斜視図である。 図4に示される取付部付近を拡大して示した図である。 室内ユニットが壁面に取り付けられた状態を壁面側から見た斜視図である。 下部ユニットが壁面に取り付けられた状態を示す側面図である。 従来の据付板を示す斜視図である。 据付板の第1の変形例を示す図であって、図5に相当する図である。 据付板の第2の変形例を示す図であって、図5に相当する図である。
符号の説明
2 室内ユニット
21 室内熱交換器
22 室内ファン
53 据付板
54 上部ケーシング
54c 吸入口
55 下部ケーシング
61 主板部
61h ネジ孔
62 取付部
62a 第1補強部
62b 支持部
62c 第2補強部
1、L2 距離
M 折り曲げ線
W 壁面

Claims (8)

  1. 空調室内の壁面(W)に取り付けられる空気調和装置の室内ユニットであって、
    送風ファン(22)と、
    前記送風ファンの上側を覆うように配置されており、側面視が略逆V字形の断面形状を有する熱交換器(21)と、
    前記送風ファンを支持するとともに前記熱交換器が固定されて下部ユニット(56)を構成する下部ケーシング(55)と、前記熱交換器の反壁面側及び上側を覆うように配置されており吸入口(54c)を有する上部ケーシング(54)とを含み、後面側が開口したユニットケーシング(23)と、
    前記壁面に沿うように配置されて固定される主板部(61)と、前記主板部から反壁面側に向かって延びるようにかつ前記主板部の上下方向に延びるように形成された板状の第1補強部(62a)と前記第1補強部に形成され前記下部ユニットを掛止させるための支持部(62b)とを有する取付部(62)とを含み、前記ユニットケーシングの後面側を閉じるように配置された据付板(53)と、
    を備えた空気調和装置の室内ユニット(2)
  2. 前記取付部(62)は、前記吸入口(54c)をバイパスして前記据付板(53)の両側端部付近から流入しようとする室内空気の流れを遮断するために、前記熱交換器(21)の両側端部の近傍に配置されている、請求項に記載の空気調和装置の室内ユニット(2)。
  3. 前記主板部(61)は、前記壁面(W)に前記主板部をネジ止めするために前記第1補強部(62a)の近傍に形成されたネジ孔(61h)を有している、請求項1又は2に記載の空気調和装置の室内ユニット(2)
  4. 前記ネジ孔(61h)は、前記主板部(61)と前記第1補強部(62a)との境界位置(M)から水平方向に15mm以下の距離(L2)範囲内に形成されている、請求項に記載の空気調和装置の室内ユニット(2)
  5. 前記第1補強部(62a)は、前記主板部(61)との境界位置(M)から反壁面側に向かって15mm以上、25mm以下の距離(L1)まで延びている、請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和装置の室内ユニット(2)
  6. 前記支持部(62b)は、前記第1補強部(62a)から側方に延びるように、かつ、前記主板部(61)の上下方向に延びるように形成された板状部分である、請求項1〜5のいずれかに記載の空気調和装置の室内ユニット(2)
  7. 前記取付部(62)は、前記支持部(62a)から壁面側に向かって延びるように、かつ、前記主板部(61)の上下方向に延びる板状の第2補強部(62c)をさらに有している、請求項に記載の空気調和装置の室内ユニット(2)
  8. 前記取付部(62)は、複数個設けられている、請求項1〜7のいずれかに記載の空気調和装置の室内ユニット(2)
JP2003303137A 2003-08-27 2003-08-27 空気調和装置の室内ユニット Expired - Fee Related JP3891158B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003303137A JP3891158B2 (ja) 2003-08-27 2003-08-27 空気調和装置の室内ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003303137A JP3891158B2 (ja) 2003-08-27 2003-08-27 空気調和装置の室内ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005069636A JP2005069636A (ja) 2005-03-17
JP3891158B2 true JP3891158B2 (ja) 2007-03-14

Family

ID=34407219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003303137A Expired - Fee Related JP3891158B2 (ja) 2003-08-27 2003-08-27 空気調和装置の室内ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3891158B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6160156B2 (ja) * 2013-03-22 2017-07-12 ダイキン工業株式会社 空調室内機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005069636A (ja) 2005-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4063296B2 (ja) 閉鎖弁サポート部材及びそれを備えた空気調和装置の室外ユニット
JP5523822B2 (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP4835585B2 (ja) 空気調和機の室外機
KR20040082957A (ko) 벽걸이형 공기 조화 장치
JP5611605B2 (ja) 空気調和装置の室外ユニット
US7752861B2 (en) Outdoor unit of air conditioner
JP5496697B2 (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP4961979B2 (ja) 空気調和装置の電装品ユニット、およびこれを備えた空気調和装置の室外機
JP2008267727A (ja) 冷凍空調装置
KR20160081718A (ko) 공기 조화기의 실외기
JP2008045780A (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP5104993B1 (ja) 冷凍装置の室外ユニット
JP3891158B2 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP2009085465A (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP5104324B2 (ja) 空気調和装置の室外機
JP4010327B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP3888343B2 (ja) 室内ユニットの壁面取付構造
JP4417101B2 (ja) 天吊型空気調和装置
JP2013007561A (ja) 冷凍装置の室外ユニット
JP2001201078A (ja) 室内ユニット及び空気調和機
JP4425007B2 (ja) 換気ユニット
JP7309065B2 (ja) 室内機の据付板
JP3151334B2 (ja) 空気調和機
JP4876845B2 (ja) 電装品ユニット、およびこれを備えた空気調和装置の室外機
JP2000274807A (ja) 室内ユニット及び空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061127

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees