JP3891158B2 - 空気調和装置の室内ユニット - Google Patents
空気調和装置の室内ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP3891158B2 JP3891158B2 JP2003303137A JP2003303137A JP3891158B2 JP 3891158 B2 JP3891158 B2 JP 3891158B2 JP 2003303137 A JP2003303137 A JP 2003303137A JP 2003303137 A JP2003303137 A JP 2003303137A JP 3891158 B2 JP3891158 B2 JP 3891158B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- indoor unit
- wall surface
- main plate
- unit
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
図1は、本発明にかかる据付板及び空気調和装置の室内ユニットの一実施形態が採用された空気調和装置1の外観を示す図である。
図2は、空気調和装置1の概略冷媒回路を示す図である。この冷媒回路は、主として、室内熱交換器21、アキュムレータ31、圧縮機32、四路切換弁33、室外熱交換器30及び膨張弁35から構成されている。
<室内ユニットの全体構成>
室内ユニット2は、図1に示されるように、正面視において横方向に長いユニットケーシング23を備えており、前述の室内熱交換器21や室内ファン22は、室内ユニット2のユニットケーシング23内に収容されている。このユニットケーシング23は、図3に示されるように、壁面Wに固定された据付板53を介して壁面Wに取り付けられている。しかも、ユニットケーシング23は、後述のように、後面側が開口しており、据付板53によって後面側が閉じられている。すなわち、本実施形態において、据付板53は、室内ユニット2の後面側の部分も構成していることになる。このため、本実施形態において、据付板53を除いた室内ユニット2を呼ぶ場合には、別の名称で呼ぶ方が望ましいのであるが、下記において特に区別して記載する場合を除いては、便宜上、室内ユニット2と呼ぶことにする。ここで、図3は、室内ユニット2が壁面Wに取り付けられた状態を示す側面図である。尚、下記における「前側」及び「後側」とは、それぞれ、室内ユニット2の「反壁面側」及び「壁面側」を意味するものとする。また、下記における「左」及び「右」とは、それぞれ、室内ユニット2の正面視における「左」及び「右」を意味するものとする。
ユニットケーシング23は、図1及び図3に示されるように、主として、ケーシング本体51と、前面パネル52とから構成されている。
次に、室内ユニット2を据付板53を介して壁面Wに取り付けるための構造について説明する。この取付構造は、図3及び図4に示されるように、据付板53に設けられた支持部62bと、室内ユニット2に設けられ支持部62bによって支持される被支持部71bとから構成されている。ここで、図4は、下部ユニット56及び据付板53を示す斜視図である。
次に、室内ユニット2の壁面Wへの取付手順について、図3、図4及び図7を用いて説明する。ここで、図7は、下部ユニット56が壁面Wに取り付けられた状態を示す側面図である。
次に、空気調和装置1の動作について、図2を用いて説明する。
まず、冷房運転について説明する。冷房運転時は、四路切換弁33が図2の実線で示される状態、すなわち、圧縮機32の吐出側が室外熱交換器30のガス側に接続され、かつ、圧縮機32の吸入側が室内熱交換器21のガス側に接続された状態となっている。また、液側閉鎖弁36及びガス側閉鎖弁37は開にされ、膨張弁35は冷媒を減圧するように開度調節されている。
次に、暖房運転について説明する。暖房運転時は、四路切換弁33が図2の破線で示される状態、すなわち、圧縮機32の吐出側が室内熱交換器21のガス側に接続され、かつ、圧縮機32の吸入側が室外熱交換器30のガス側に接続された状態となっている。また、液側閉鎖弁36及びガス側閉鎖弁37は開にされ、膨張弁35は冷媒を減圧するように開度調節されている。
上記の冷房運転及び暖房運転において、空調室内の空気は、吸入口52a、54cから室内ユニット2内に吸入されるが、本実施形態の室内ユニット2のように、据付板53が室内ユニット2の後面側の部分を構成している場合には、据付板53と室内熱交換器21との前後方向間に形成される隙間から空気が吸入されるおそれがある。しかし、本実施形態の室内ユニット2では、据付板53の取付部62(具体的には、第1補強部62a)が据付板53と室内熱交換器21との前後方向間に形成される隙間を閉じるように設けられているため、このような隙間から流入しようとする空気を遮断することができて、室内熱交換器21への埃等の侵入を防ぐことができる。
本実施形態の据付板53及び空気調和装置1の室内ユニット2には、以下のような特徴がある。
従来の据付板953では、図8に示されるように、主板部961から上方に向かって延びる側面視が略L字形状の取付部962を有している。この取付部962は、主板部961から反壁面側に向かって延びるようにかつ側方に向かって延びる突出部962aと、突出部962aの反壁面側端部から上方に向かって延びる支持部962bとから構成されている。このため、支持部962bを反壁面側に配置するために突出部962aの反壁面側への突出距離L0を大きくすると、突出部962aの下向きの荷重に対する強度が低下してしまい、結果的に、取付部962に室内ユニット2の製品荷重を受けるのに十分な強度を保持させることができなくなる。このため、突出部962aの反壁面側への突出距離L0は、10mm程度までしか大きくすることができなかった。
本実施形態の据付板53では、主板部61の第1補強部62aの近傍にネジ孔61hが形成されており、このネジ孔61hの位置において主板部61が壁面Wにネジ止めにより固定されているため、第1補強部62aの近傍における主板部61の撓みをさらに少なくできる。
本実施形態の室内ユニット2の据付板53は、室内ユニット2の一部を構成しており、室内熱交換器21の後面側を閉じる機能を有している。そして、据付板53の取付部62は、図6に示されるように、室内ユニット2の吸入口54cをバイパスして据付板53の両側端部付近から流入しようとする室内空気の流れを遮断するために、熱交換器の両側端部の近傍に配置されている。これにより、室内熱交換器21への埃等の侵入を防ぐことができる。
前記実施形態では、取付部62が、平面視において、第1補強部62a、支持部62b及び第2補強部62cとを結ぶ「コ」の字形状に形成されているが、図9に示されるように、取付部62が第2補強部62cの後面側端部から第1補強部62a側に折り返すように側方(具体的には、第1補強部62a側)に延びる補助板部62eをさらに有していてもよい。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
21 室内熱交換器
22 室内ファン
53 据付板
54 上部ケーシング
54c 吸入口
55 下部ケーシング
61 主板部
61h ネジ孔
62 取付部
62a 第1補強部
62b 支持部
62c 第2補強部
L1、L2 距離
M 折り曲げ線
W 壁面
Claims (8)
- 空調室内の壁面(W)に取り付けられる空気調和装置の室内ユニットであって、
送風ファン(22)と、
前記送風ファンの上側を覆うように配置されており、側面視が略逆V字形の断面形状を有する熱交換器(21)と、
前記送風ファンを支持するとともに前記熱交換器が固定されて下部ユニット(56)を構成する下部ケーシング(55)と、前記熱交換器の反壁面側及び上側を覆うように配置されており吸入口(54c)を有する上部ケーシング(54)とを含み、後面側が開口したユニットケーシング(23)と、
前記壁面に沿うように配置されて固定される主板部(61)と、前記主板部から反壁面側に向かって延びるようにかつ前記主板部の上下方向に延びるように形成された板状の第1補強部(62a)と前記第1補強部に形成され前記下部ユニットを掛止させるための支持部(62b)とを有する取付部(62)とを含み、前記ユニットケーシングの後面側を閉じるように配置された据付板(53)と、
を備えた空気調和装置の室内ユニット(2)。 - 前記取付部(62)は、前記吸入口(54c)をバイパスして前記据付板(53)の両側端部付近から流入しようとする室内空気の流れを遮断するために、前記熱交換器(21)の両側端部の近傍に配置されている、請求項1に記載の空気調和装置の室内ユニット(2)。
- 前記主板部(61)は、前記壁面(W)に前記主板部をネジ止めするために前記第1補強部(62a)の近傍に形成されたネジ孔(61h)を有している、請求項1又は2に記載の空気調和装置の室内ユニット(2)。
- 前記ネジ孔(61h)は、前記主板部(61)と前記第1補強部(62a)との境界位置(M)から水平方向に15mm以下の距離(L2)範囲内に形成されている、請求項3に記載の空気調和装置の室内ユニット(2)。
- 前記第1補強部(62a)は、前記主板部(61)との境界位置(M)から反壁面側に向かって15mm以上、25mm以下の距離(L1)まで延びている、請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和装置の室内ユニット(2)。
- 前記支持部(62b)は、前記第1補強部(62a)から側方に延びるように、かつ、前記主板部(61)の上下方向に延びるように形成された板状部分である、請求項1〜5のいずれかに記載の空気調和装置の室内ユニット(2)。
- 前記取付部(62)は、前記支持部(62a)から壁面側に向かって延びるように、かつ、前記主板部(61)の上下方向に延びる板状の第2補強部(62c)をさらに有している、請求項6に記載の空気調和装置の室内ユニット(2)。
- 前記取付部(62)は、複数個設けられている、請求項1〜7のいずれかに記載の空気調和装置の室内ユニット(2)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003303137A JP3891158B2 (ja) | 2003-08-27 | 2003-08-27 | 空気調和装置の室内ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003303137A JP3891158B2 (ja) | 2003-08-27 | 2003-08-27 | 空気調和装置の室内ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005069636A JP2005069636A (ja) | 2005-03-17 |
JP3891158B2 true JP3891158B2 (ja) | 2007-03-14 |
Family
ID=34407219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003303137A Expired - Fee Related JP3891158B2 (ja) | 2003-08-27 | 2003-08-27 | 空気調和装置の室内ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3891158B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6160156B2 (ja) * | 2013-03-22 | 2017-07-12 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
-
2003
- 2003-08-27 JP JP2003303137A patent/JP3891158B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005069636A (ja) | 2005-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4063296B2 (ja) | 閉鎖弁サポート部材及びそれを備えた空気調和装置の室外ユニット | |
JP5523822B2 (ja) | 空気調和装置の室外ユニット | |
JP4835585B2 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
KR20040082957A (ko) | 벽걸이형 공기 조화 장치 | |
JP5611605B2 (ja) | 空気調和装置の室外ユニット | |
US7752861B2 (en) | Outdoor unit of air conditioner | |
JP5496697B2 (ja) | 空気調和装置の室外ユニット | |
JP4961979B2 (ja) | 空気調和装置の電装品ユニット、およびこれを備えた空気調和装置の室外機 | |
JP2008267727A (ja) | 冷凍空調装置 | |
KR20160081718A (ko) | 공기 조화기의 실외기 | |
JP2008045780A (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP5104993B1 (ja) | 冷凍装置の室外ユニット | |
JP3891158B2 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP2009085465A (ja) | 空気調和装置の室外ユニット | |
JP5104324B2 (ja) | 空気調和装置の室外機 | |
JP4010327B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP3888343B2 (ja) | 室内ユニットの壁面取付構造 | |
JP4417101B2 (ja) | 天吊型空気調和装置 | |
JP2013007561A (ja) | 冷凍装置の室外ユニット | |
JP2001201078A (ja) | 室内ユニット及び空気調和機 | |
JP4425007B2 (ja) | 換気ユニット | |
JP7309065B2 (ja) | 室内機の据付板 | |
JP3151334B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP4876845B2 (ja) | 電装品ユニット、およびこれを備えた空気調和装置の室外機 | |
JP2000274807A (ja) | 室内ユニット及び空気調和機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060801 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060927 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061127 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |