JP2512039Y2 - 局所吹出し形空調機 - Google Patents

局所吹出し形空調機

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JP2512039Y2
JP2512039Y2 JP1992061190U JP6119092U JP2512039Y2 JP 2512039 Y2 JP2512039 Y2 JP 2512039Y2 JP 1992061190 U JP1992061190 U JP 1992061190U JP 6119092 U JP6119092 U JP 6119092U JP 2512039 Y2 JP2512039 Y2 JP 2512039Y2
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JP
Japan
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drain tank
air conditioner
casing
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drain
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JP1992061190U
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JPH0559129U (ja
Inventor
正晴 長野
康司 長川
時男 梶本
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サンデン株式会社
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はドレンタンクを収納しス
ポット冷却を行う局所吹出し形空調機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空調機として、実開平1
−125933号に開示されたものが知られている。
【0003】この空調機は、空調機ケ−シング内に圧縮
機、凝縮器、膨脹弁、蒸発器、蒸発器用送風機及び凝縮
器用送風機等の冷却機器を設置しており、この蒸発器に
て冷却された空気をダクトを介して局所空間に送風しス
ポット冷却している。他方、この蒸発器で凝縮された凝
縮水は、ドレンタンクに収容貯留される。ここで、この
ドレンタンクが満水になったときは、このドレンタンク
をこのケ−シング内から取出して、このドレンタンク内
の水を排水し、空になったドレンタンクをケ−シング内
に再度装着する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の局所吹出し
形空調機おいて、そのドレンタンク内の水を排出すると
きは、ドレンタンクの出し入れ用の開閉扉を開放し、空
調機ケ−シングの内部に収容されたドレンタンクを引き
出すこととなる。しかしながら、満水のドレンタンクを
このケ−シングの内部から引き出すとき、このタンクの
重量が非常に重くなっているため、この引き出し作業が
非常に面倒なものとなっていた。
【0005】本考案の目的は前記従来の課題に鑑み、ド
レンタンクの空調機ケ−シングからの取出し及び空調機
ケ−シングへの収納作業が簡単になり、ドレンタンクの
排水作業を簡単にできる局所吹出し形空調機を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は前記課題を解決
するため、請求項1の考案は、蒸発器の凝縮水が流下貯
留されるドレンタンクを空調機ケーシング内のドレンタ
ンク室に収納するとともに、該空調機ケーシングに該ド
レンタンクを出し入れする開口部を設けた局所吹出し形
空調機において、前記ドレンタンク室に、前記ドレンタ
ンクを収容し該ドレンタンクを前記開口部から出し入れ
自在とする逆U字状の把手部を兼ねた支持フレームを設
けたドレンタンク用カートを配置したことを特徴とす
る。
【0007】請求項の考案は、前記請求項1の局所吹
出し形空調機において、前記空調機ケーシングはその下
部に該空調機ケーシングを設置面から浮かし移動自在と
する車輪を有するとともに、前記ドレンタンク用カート
はその下部に該ドレンタンク用カートを移動自在とする
車輪を有し、該ドレンタンク用カートの車輪を浮かして
前記ドレンタンク室に収容することを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1の考案によれば、ドレンタンクを空調
機ケーシングに収容するとき、或いは、ドレンタンクが
満水となりドレンタンクをこのケーシングから引き出す
ときは、ドレンタンク用カートに設けられた、逆U字状
の把手部を握り押引することによりドレンタンクを収容
或いは引き出せば良い。
【0009】請求項2の考案によれば、ドレンタンク用
カ−トの車輪を浮かしてドレンタンク室に収容している
ため、このドレンタンク用カ−トを空調機ケ−シングに
収容した状態で空調機ケ−シングを移動するとき、この
カ−トの車輪が設置面に接触することがなく、空調機ケ
−シングの移動作業においてこのカ−トの車輪が邪魔に
ならない。
【0010】
【実施例】図1及び図2は本考案に係る局所吹出し形空
調機の第1実施例を示すもので、図1は局所吹出し形空
調機の排水作業を示す斜視図、図2は局所吹出し形空調
機の内部構造を示す概略断面図である。
【0011】図中、1は局所吹出し形空調機の空調機ケ
−シングである。このケ−シング1はその内部を仕切り
板2により上下に仕切り、上部には機器設置室3を、下
部には底面を開口したドレンタンク室4をそれぞれ形成
している。
【0012】この機器設置室3には、その中央に支持台
5上に設置された両軸形の送風機6を有し、この送風機
6の一方の軸にはシロッコファン7を、他方の軸には軸
流ファン8をそれぞれ固定している。また、このシロッ
コファン7側には蒸発器9が設置され、他方、軸流ファ
ン8側には凝縮器10が設置されている。この蒸発器9
と対向するケ−シング1の一部にはフィルタ付の冷却用
空気吸入口11を形成し、凝縮器10と対向するケ−シ
ング1の一部には吹出し口12を形成している。また、
この蒸発器9の上方のケ−シング1には冷気送風用のフ
レキシブルダクト13が連結し、他方、凝縮器10の上
方のケ−シング1にはフィルタ付の放熱用空気吸入口1
4が形成されている。
【0013】このように設置された空調機において、こ
の送風機6を駆動すると、各ファン7,8が回転し、凝
縮器10では図2の実線矢印に示すように、各口12,
14を通じて空気が流れ冷媒の放熱が行われる。他方、
蒸発器9では図2の一点鎖線矢印に示すように冷却用空
気吸入口11及びフレキシブルダクト13を通じて空気
が流れ冷風が送風される。
【0014】このような空調機による冷風の生成におい
て、蒸発器9で空気中の水分が凝縮し、これによりドレ
ン水が生成されるため、このドレン水を受けるドレンパ
ン15をこの蒸発器9の下方に設置し、ドレンパン15
を通じてこのドレン水がドレンタンク室4のドレンタン
ク16に排水される。
【0015】このドレンタンク16は、図1に示すよう
に、偏平に形成されており、そのドレンパン15の下方
にはドレンパン15のパイプ17に対向する流入口18
が穿設されている。
【0016】本考案はこのドレンタンク16の出し入れ
構造に特徴を有するものである。図中、19はドレンタ
ンク16の出し入れ用の開口部である。この開口部19
は、ドレンタンク室4に臨みドレンタンク16と対向す
るよう形成されている。また、このドレンタンク16は
ドレンタンク用カ−ト20に設置されている。
【0017】このドレンタンク用カート20は、上下に
逆U字状に形成された把手部を兼ねた支持フレーム21
を有し、この支持フレーム21の下端に2個の車輪22
を取り付けている。この支持フレーム21の上下方向略
中央には横長大径に形成された環状の保持フレーム23
が、下端側には小径に形成された載置フレーム24がそ
れぞれ固定され、この保持フレーム23内にドレンタン
ク16を通し、かつ、このドレンタンク16を載置フレ
ーム24上に載置することにより、ドレンタンク16が
ドレンタンク用カート20に固定される。また、載置フ
レーム24の前側には下方に突出した前フレーム25が
連結しており、この前フレーム25により載置フレーム
24を水平に支持している。
【0018】次に、ドレンタンク16の出し入れ方法に
ついて説明する。即ち、ドレンタンク16をケ−シング
1内に配置するときは、図1に示すように、ドレンタン
ク16をドレンタンク用カ−ト20の保持フレ−ム23
内に通し、載置フレ−ム24上に載置する。次いで、ド
レンタンク用カ−ト20をケ−シング1の開口部19に
向かって移動し、前フレ−ム25が開口部19の周縁に
掛からないよう跨ぎ、ドレンタンク室4内に移動する。
これにより、ドレンタンク16の流入口18がパイプ1
7に対向し、ドレンタンク16の収納が完了する。
【0019】他方、ドレンタンク16が満水となったと
きは、このドレンタンク16内の水を排水することを要
する。この排水作業は、前述したドレンタンク16の収
納作業と全く逆の作業をすることにより、ドレンタンク
16を取出すことができ、ドレンタンク16内のドレン
水を排水できる。
【0020】図3及び図4は本考案の第2実施例に係る
局所吹出し形空調機を示すもので、図3は局所吹出し形
空調機の排水作業を示す斜視図、図4は第2実施例の要
部を示す断面図である。
【0021】この第2実施例に係るドレンタンク用カ−
ト20´は前記第1実施例に係る保持フレ−ム23、載
置フレ−ム24及び前フレ−ム25の代りに断面L字状
の載せ板26を使用したものである。この載せ板26は
その上下に延びる垂直板26aと、この垂直板26aの
下端から前方に延びる水平板26bとからなり、この垂
直板26を支持フレ−ム21に固着している。このドレ
ンタンク用カ−ト20´にドレンタンク16を載置する
ときは、載せ板26の水平板26bにドレンタンク16
を載置する。また、このドレンタンク用カ−ト20´の
水平板26bと車輪22との上下の間隔幅は、開口部1
9の下辺19aとケ−シング1の車輪1aの上下の間隔
幅よりも小さくなっている。
【0022】一方、空調機ケ−シング1のドレンタンク
室4´は底板4aを有し、その底板4aには開口部19
の下辺19aと面一となるよう載置板4bを配置してい
る。
【0023】このように構成された局所吹出し形空調機
において、ドレンタンク16を載置したドレンタンク用
カ−ト20´をこのドレンタンク室4´に収容するとき
は、図4に示すように、載せ板26の水平板26bが載
置板4bの上に載置され、このとき、ドレンタンク用カ
−ト20´の車輪22がケ−シング1の設置面Aから浮
いている。従って、このドレンタンク用カ−ト20´を
ケ−シング1に収容した状態でこのケ−シング1を移動
する場合にあっても、ドレンタンク用カ−ト20´の車
輪22が設置面Aに接触することがなく、その移動作業
の邪魔になることがない。なお、その他の構成、作用は
前記第1実施例と同様である。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように、請求項1の考案に
よれば、ドレンタンクの空調機ケーシングへの収納及び
取出し作業が逆U字状の把手部を兼ねた支持フレームを
設けたドレンタンク用カートにより簡単にできるため、
ドレンタンク内の排水及びドレンタンクの収容作業が非
常に簡単になるという利点を有する。
【0025】請求項2の考案によれば、ドレンタンク用
カ−トの車輪を浮かしてドレンタンク室に収容している
ため、このドレンタンク用カ−トを空調機ケ−シングに
収容した状態で空調機ケ−シングを移動するとき、この
カ−トの車輪が設置面に接触することがなく、空調機ケ
−シングの移動作業においてこのカ−トの車輪が邪魔に
ならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る局所吹出し形空調機の排水作
業を示す斜視図
【図2】第1実施例に係る局所吹出し形空調機の概略断
面図
【図3】第2実施例に係る局所吹出し形空調機の排水作
業を示す斜視図
【図4】第2実施例に係る局所吹出し形空調機の要部断
面図
【符号の説明】
1…空調機ケ−シング、1a…車輪、4,4´…ドレン
タンク室、9…蒸発器、16…ドレンタンク、19…開
口部、20,20´…ドレンタンク用カ−ト、22…車
輪。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸発器の凝縮水が流下貯留されるドレン
    タンクを空調機ケーシング内のドレンタンク室に収納す
    るとともに、該空調機ケーシングに該ドレンタンクを出
    し入れする開口部を設けた局所吹出し形空調機におい
    て、 前記ドレンタンク室に、前記ドレンタンクを収容し該ド
    レンタンクを前記開口部から出し入れ自在とする逆U字
    状の把手部を兼ねた支持フレームを設けたドレンタンク
    用カートを配置したことを特徴とする局所吹出し形空調
    機。
  2. 【請求項2】 前記空調機ケ−シングはその下部に該空
    調機ケ−シングを設置面から浮かし移動自在とする車輪
    を有するとともに、前記ドレンタンク用カ−トはその下
    部に該ドレンタンク用カ−トを移動自在とする車輪を有
    し、該ドレンタンク用カ−トの車輪を浮かして前記ドレ
    ンタンク室に収容することを特徴とする請求項1記載の
    局所吹出し形空調機。
JP1992061190U 1991-10-28 1992-08-31 局所吹出し形空調機 Expired - Lifetime JP2512039Y2 (ja)

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JP8835491 1991-10-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04292726A (ja) * 1991-03-22 1992-10-16 Matsushita Seiko Co Ltd 局所冷房機のドレンタンク装置

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JPH0559129U (ja) 1993-08-06

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