JPH0325271A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ〉産業上の利用分野 本発明は、断熱箱体の内部に配設した熱良導箱によって
画成される貯蔵室を、間接的に冷却する冷却貯蔵庫に関
するものである。

（ロ〉従来の技術 従来技術として、゛例えば実公昭５７−１７２７０号公
報には、貯蔵室上部の冷気通路に除霜用ヒータ及び膨張
弁を有する冷却器と送風機とを設け、膨張弁と相対向す
る位置に開口部を形成し、該開口部に着脱自在な蓋体を
設けた露受皿を冷気通路と貯蔵室とを仕切るように冷却
器直下に傾斜して着脱自在に設け、露受皿を取外すこと
により冷却器、送風機の保守点検を行なうことができる
冷却箱体が開示されている。

（八）発明が解決しようとする課題 斯かる従来技術の冷却箱体は、冷却器や送風機が貯蔵室
上部の冷気通路に配設されているため、これらの着脱作
業が煩わしいばかりでなく、これらの保守点検時に、ゴ
ミ等の汚れが落下して貯蔵室や棚を汚す問題点があった
。

本発明は、この様な従来技術の問題点に鑑み、冷却器や
送風機の点検を、貯蔵室を汚すことなく容易に行い得る
冷却貯蔵庫を提供するものである。

（二〉課題を解決するための手段 本発明仕上記課題を解決するために、前面開口部に開閉
扉を備える断熱箱体の内部に、該断熱箱体と間隔を存し
て熱良導箱を配設し、断熱箱体と熱良導箱間に冷気通路
を形成すると共に、熱良゛導箱の内側に貯蔵室を形或し
、前記熱良導箱の底板と断熱箱体の底壁間の冷気通路に
は、熱良導箱の前面下部フランジと間隔を存する前面板
及び熱良導箱の底板と間隔を存する上面板を有するカバ
ーを配設し、該カバーの前面板に通風口を形成すると共
に、該通気口に対向して前記前面下部フランジとカバー
の前面板間には、取付け具を介して該カバーの前面板に
着脱自在に取付けた冷気循環ファンを配設し、前記断熱
箱体の底壁上には冷凍系の蒸発器を配設し、前記カバー
の上面板及び熱良導箱の底板には前記蒸発器に対向して
開口を形成し、上面板の開口を着脱可能な上面閉塞板に
て閉塞すると共に、底抜の開口を着脱可能な熱良導板に
て閉塞し、前記熱良導箱の前面下部フランジには前記冷
気循環ファンに対向して開口を形成し、該開口を着脱可
能な前面閉塞板にて閉塞して成る冷却貯蔵庫である。

（＊〉作用 本発明は、熱良導箱の底抜と断熱箱体の底壁間の冷気通
路に、蒸発器及び冷気循環ファンを配設しているため、
熱良導板及び上面閉塞板を取外して行なう冷却器の点検
や前面閉塞板を取外して行なう送風機の点検において、
貯蔵室や棚を汚すことなく簡単に行なうことができる． また、送風機の交換は前面閉塞板を取外して容易に行な
うことができる。

（へ〉実施例 以下に本発明の冷却貯蔵庫の実施例を、第１図乃至第７
図を参照して説明する．〈ｌ〉は前面開口部に開閉扉（
２）を備える断熱箱体であり、該断熱箱体（１〉の内部
には、天板（３Ａ）、両側板（３Ｂ）　，　（３Ｃ）、
後板（３Ｄ）及び底板（３Ｅ）と、前面開口周縁に外向
きの開ロフランジ（３Ｆ〉を有するステンレス製の熱良
導箱（３）が、断熱箱体（１）の内壁面と間隔を存して
固着装備され、これによって形成される略密閉された空
間を冷気通路（４〉とすると共に、熱良導箱｛３｝の内
側を貯蔵食品を収納する貯蔵室ク５）としている。この
貯蔵室（５〉には食品を載置する複数段の棚（６〉が着
脱自在に配設されている。

而して、断熱箱体（１）の底壁（ＩＡ＞と熱良導箱（３
〉の底抜（３Ｅ〉との間の冷気通路（４〉に辻、熱良導
箱（３〉の底板（３Ｅ）と間隔を存して対向する上面板
（７Ａ〉と特に図番（３Ｇ＞で示す熱良導箱（３〉の前
面下部開ロフランジと間隔を存して対向する傾斜した前
面板（７Ｂ）より成り、該前面板（７Ｂ〉に吸込口（８
）を形成したカバー（７）を配設している。このカバー
（７）は前面板（７Ｂ〉の下端を断熱箱体（１）の底壁
（ＩＡ）に螺看し、上面板（７Ａ〉を断熱箱体（１）の
両側壁に夫々固定した支持金具〈９）に螺着して着脱可
能になっている．　（１０）は断熱箱体（１〉の後壁と
熱良導箱（３〉の後板（３Ｄ〉との間に配設され、冷気
通路（４〉を二層に仕切る仕切り板であり、その下端折
曲部に前記カバー（７〉の上面板（７Ａ〉の後端が係止
している． また、カバー（７〉の上面板（７Ａ）の下方には、断熱
箱体ク１）の底壁（ＩＡ）の上に冷凍系の蒸発器（１工
）が設置され、この蒸発器（１１）は断熱箱（１）の天
壁（１Ｂ）の上に設置した電動圧縮機（１２）及び凝縮
器｛１３｝に冷媒配管（１４〉によって接続され冷凍サ
イクルを構成する．　＜１５）は凝縮器空冷用ファンで
ある。

更に、熱良導箱（３〉の前面下部開口フランジ（３Ｇ〉
とカバー（７）の前面板（７Ｂ）の間には、前面板〈７
Ｂ〉に形成した吸込口（８）に対向して冷気循環ブアン
（１６〉を配設する．この冷気循環ファン（１６）は予
め取外し可能に固定された取付け板（１７）を介して前
面板（７Ｂ）にネジ（ｌ８）によって着脱自在に取付け
てある． 而して、前記カバーク７）の上面板（７Ａ）及び熱良導
箱（３〉の底板（３Ｅ）には、蒸発器（１１〉に対向し
て点検用開口（１９〉及び（２０）を形成する。これら
各開口（１９）及び（２０）は蒸発器（１１〉を取り出
し得る大きさを有しており、上面板（７Ａ〉に形成した
開口（１９〉は、上面閉塞板（２１〉によって閉塞され
、底抜〈３Ｅ）に形成した開口〈２０〉は、熱良導箱（
３〉と同材質のステンレス製熱良導板ク２２）によって
閉塞される．これら上面閉塞板（２１〉及び熱良導板（
２２）はネジ（２３〉によって固定されており、必要に
応じて取外すことが可能である．また、熱良導箱（３）
の前面下部開ロフランジ（３Ｇ）には、前記冷気循環ブ
アン（１６）に対向して点検用開口（２４）を形成する
。該開口（２４）は取付け板（１７〉を外して冷気循環
ファン（１６〉を取出すのに十分な開口面積に形成され
ており、この間Ｑ（２４）は前面閉塞板（２５〉によっ
て閉塞される．モして前面閉室板（２５）はネジ（２６
〉によって固定されており、必要に応じて取外すことが
可能である． 以上の構成において、開閉扉（２〉を開いて下段の棚ク
６〉を取外した後、第６図に示すようにネジ（２３）を
外して熱良導板（２２〉と上面閉塞板ク２１）を取外す
ことによって、蒸発器（１１）の点検を行なうことがで
きる。なお、本発明の実施例は点検用開口ク１９）及び
（２０）が蒸発器（１１）を取外すのに十分な開口面積
を有しているので、蒸発器（ｌ１〉を交換することも可
能である。

また、開閉扉（２〉を開いて、第７図に示すようにネジ
（２６）を外して前面閉塑板（２５）を取外すことによ
って、冷気循環ファン（１６）の点検を行なうことがで
き、しかも、ネジ〈１８）を外すことによって取付け板
《１７〉と共に冷気循環ファン（１６〉を点検用開口（
２４〉から外部に取外すことができるため、冷気循環フ
ァン（１６）の交換を容易に行なうことができる． 〈ト〉発明の効果 本発明は以上の様に、蒸発器及び冷気循環ファンの点検
を簡単に行なえることは勿論、蒸発器及び冷気循環ファ
ンを熱良導箱の底板と断熱箱体の底壁との間の冷気通路
に配設しているため、点検時にゴミ等の汚れが貯蔵室や
棚に落下してこれらを汚すことがなく、点検後の余分な
清掃作業が簡略でき、点検作業を短時間で効率よく行な
うことができる． また、冷気循環ファンに関しては、前面閉塞板を取外す
ことによって簡単に交換作業を行なうことができると共
に、この作業を貯蔵室の前方で行なえるため、貯蔵室を
汚すことなく冷気循環ファンの交換を行なうことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の冷却貯蔵庫の縦断側面図、第２図は一
部を省略し扉を外した冷却貯蔵庫の正面図、第３図は本
発明の熱良導箱の分解斜視図、第４図は第１図の要部拡
大図、第５図は要部縦断正面図、第６図は蒸発器の点検
作業を説明する要部縦断側面図、第７図は冷気循環ファ
ンの点検及び交換作業を説明する要部縦断側面図である
。 （１〉・・・断熱箱体、　（ＩＡ〉・・・底壁、　（３
〉・・・熱良導箱、　（３Ｅ）・・・底板、　（３Ｇ）
・・・前面下部フランジ、（４〉・・・冷気通路、　（
５）・・・貯蔵室、　（７）・・・カバー《７Ａ〉・・
・上面板、　（７Ｂ）・・・前面板、　（８）・・・吸
込口（通気口）、　〈１１）・・・蒸発器、　（１６）
・・・冷気循環ファン、　（１７）・・・取付け板、　
（１９）・・・上面板の開口、　＜２０）・・・底板の
開口、　（２１〉・・・上面閉塞板、（２２〉・・・熱
良導板、　（２４）・・・前面下部フランジの開口、　
（２５〉・・・前面閉塞板。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、前面開口部に開閉扉を備える断熱箱体の内部に、該
   断熱箱体と間隔を存して熱良導箱を配設し、断熱箱体と
   熱良導箱間に冷気通路を形成すると共に、熱良導箱の内
   側に貯蔵室を形成し、前記熱良導箱の底板と断熱箱体の
   底壁間の冷気通路には、熱良導箱の前面下部フランジと
   間隔を存する前面板及び熱良導箱の底板と間隔を存する
   上面板を有するカバーを配設し、該カバーの前面板に通
   風口を形成すると共に、該通気口に対向して前記前面下
   部フランジとカバーの前面板間には、取付け具を介して
   該カバーの前面板に着脱自在に取付けた冷気循環ファン
   を配設し、前記断熱箱体の底壁上には冷凍系の蒸発器を
   配設し、前記カバーの上面板及び熱良導箱の底板には前
   記蒸発器に対向して開口を形成し、上面板の開口を着脱
   可能な上面閉塞板にて閉塞すると共に、底板の開口を着
   脱可能な熱良導板にて閉塞し、前記熱良導箱の前面下部
   フランジには前記冷気循環ファンに対向して開口を形成
   し、該開口を着脱可能な前面閉塞板にて閉塞したことを
   特徴とする冷却貯蔵庫。