JP2883550B2 - 貯蔵庫 - Google Patents

貯蔵庫

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JP2883550B2
JP2883550B2 JP28741994A JP28741994A JP2883550B2 JP 2883550 B2 JP2883550 B2 JP 2883550B2 JP 28741994 A JP28741994 A JP 28741994A JP 28741994 A JP28741994 A JP 28741994A JP 2883550 B2 JP2883550 B2 JP 2883550B2
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    • F25D2317/0681Details thereof

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品を冷蔵若しく
は冷凍保存する冷凍庫若しくは冷蔵庫として、または、
調理済み料理の保温や料理の再加熱等を行う温蔵庫とし
て、或いはそれらの双方を行う冷温蔵庫等として使用さ
れる貯蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種貯蔵庫は、例えば出願人が先
に出願した特願平5−293340号に示した如き温蔵
庫として用いられ、前方に開放した断熱箱体内に貯蔵室
を形成すると共に、この貯蔵室内にはヒータや加湿器を
取り付け、前記ヒータによって加熱され、加湿器によっ
て加湿された暖気を送風機により貯蔵室内に強制循環す
ることによって、貯蔵室内を上記料理等の保温等に適し
た恒温恒湿環境としている。また、係る従来の温蔵庫は
例えば実開平3−115383号(F25D27/0
0)にも示されているが、この種の貯蔵庫は加温(及び
または冷却)、加湿、給水及び電装等の各種部品を限ら
れたスペースに配置しなければならない関係上、従来で
は図9及び図10に示す如き構造とされていた。
【0003】即ち、図9及び10に示す温蔵庫101
は、前方に開口する断熱箱体107から成り、内部に形
成された貯蔵室108の前面開口は図示しない扉にて開
閉自在に閉塞されている。断熱箱体107の天壁107
Aの後部右側は上方に矩形状に延長された突出部107
Bが形成されており、その上端には透孔112が形成さ
れ、この透孔112を上から蓋113にて開閉可能に塞
いでいる。
【0004】この突出部107B内の右側には熱交換装
置としての加温ヒータ114が取り付けられている。ま
た、突出部107B内の左側にはそのシャフト116S
方向から空気を吸引し、半径方向に吹き出すシロッコフ
ァンから成る送風機116が取り付けられ、前記シャフ
ト116Sは突出部107Bの左壁を貫通し、そのモー
タ116Mは突出部107Bの左側面に固定されてい
る。この送風機116は、下端に吹出口121Dを有
し、加温ヒータ114側に吸込口121Sを有して突出
部107B内に取り付けられたファンケーシング121
内に配置されており、突出部107B内は仕切板115
によって加温ヒータ114が存在する吸込側と送風機1
16(ファンケーシング121)が存在する吐出側とに
仕切られている。尚、ファンケーシング121の吸込口
121Sはファンケーシング121の本体に対して着脱
可能な吸込口板105に形成されている。
【0005】この断熱箱体107の天壁107A上には
後述する加湿皿122に給水する注水弁123が取り付
けられ、その接続口124は図示しない水道管に接続さ
れている。断熱箱体107内の上部にはほぼ門型の上ダ
クト板128が取り付けられており、その上面及び左右
側面は断熱箱体107の内面と間隔を存し、そこに前記
突出部107B内に連通した上ダクト140が構成され
る。
【0006】上ダクト板128の上面には上仕切132
が取り付けられ、この上仕切132は仕切板115下方
に対応している。これによって、上ダクト140内は上
方に加温ヒータ114が存在する吸込側と、送風機11
6が存在する吐出側とに仕切られる。また、上ダクト板
128の左側角部は凹陥しており、そこに加湿装置14
1を構成する前記加湿皿122と加湿ヒータ142が配
置されている。
【0007】一方、断熱箱体107の内箱103の左右
側面103B、103Cには間隔を存して左右ダクト板
151、152が取り付けられており、それらと左右側
面103B、103C間に左右ダクト153、154が
構成され、これら左右ダクト153、154の上端は上
ダクト上ダクト140の吐出側及び吸込側とそれぞれ連
通している。
【0008】そして、左右ダクト板151、152には
図示しない複数の透孔が形成されると共に、左右ダクト
板151、152の前面は閉塞されている。そして、左
右ダクト板151、152の前後には図示しない支柱が
それぞれ上下に取り付けられており、これら支柱には前
後に渡るレール159・・が複数段着脱自在に取り付け
られ、左右のレール159、159間にはトレー161
が載置されて架設される。
【0009】送風機116が運転(回転)されるとファ
ンケーシング121の吸込口121Sを経て加温ヒータ
114側から空気が吸引され、吹出口121Dより上ダ
クト140内の上仕切132の左側の吐出側に向けて吹
き出される。上ダクト140の吐出側に吐出された空気
は、加湿装置41を経て上ダクト板128の上面を伝わ
って左側面の外側を降下し、左ダクト板151と内箱1
03間の左ダクト153内に流入する。
【0010】そして、左ダクト153内を降下する空気
は途中で順次前記透孔から貯蔵室108内に吐出され
る。貯蔵室108内に吐出された空気は内部を左から右
に横断し、右ダクト板152に形成した透孔から右ダク
ト154内に吸引されて上昇する。そして、上ダクト1
40の吸込側に流入し、加温ヒータ114を経て吸込口
121Sより再びファンケーシング121内に入り、送
風機116に吸い込まれる循環を行うものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記送風機1
16の清掃や交換等の保守点検を行う場合、従来のファ
ンケーシング121では吹出口121Dから送風機11
6を引き出すことができなかったため、蓋113を外し
て上方に取り出す方法が採られていた。しかしながら、
この場合には送風機116をファンケーシング121か
ら加温ヒータ114方向に取り出さなければならず、送
風機116とファンケーシング121の幅寸法を加えた
寸法が必要となり、送風機116の交換に大きなスペー
スが必要となる。
【0012】そのため送風機116を取り出す際には、
先ず蓋113を外して加温ヒータ114を突出部107
Bから取り外し、外部に取り出す。次に、仕切板115
を取り外してからファンケーシング121の吸込口板1
05を取り外す。そして、送風機116をシャフト11
6Sから外して透孔112より送風機116を引き出す
ものであった。
【0013】このように従来の構造では送風機116の
保守点検を行う際に多くの手間がかかっており、作業性
が著しく悪く改善が望まれていた。
【0014】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、送風機の保守点検作業や
組立時の作業を簡素化できる貯蔵庫を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の貯蔵庫は、断熱
箱体と、この断熱箱体の上部に形成された透孔と、この
透孔を塞ぐかたちで断熱箱体に着脱可能に取り付けられ
たユニット箱と、このユニット箱内に設けられた熱交換
装置と、ユニット箱内に設けられ、透孔側に開口した吹
出口及び熱交換装置に対向した吸込口を有するファンケ
ーシングと、このファンケーシング内に配置された送風
機と、透孔部分の断熱箱体に取り付けられた風向板とを
備えており、ユニット箱が断熱箱体に取り付けられた状
態で、風向板はファンケーシングの吹出口端部に着脱可
能に当接するものである。
【0016】本発明の貯蔵庫によれば、断熱箱体の透孔
を塞ぐかたちで断熱箱体に着脱自在に取り付けたユニッ
ト箱内に、熱交換装置とファンケーシングを設け、この
ファンケーシング内に送風機を配置すると共に、透孔に
は風向板を取り付け、ユニット箱が断熱箱体に取り付け
られた状態で、この風向板がファンケーシングの吹出口
端部に着脱可能に当接するようにしたので、組立時或い
は保守点検時に断熱箱体にユニット箱を取り付けるだけ
で、ユニット箱側のファンケーシングと断熱箱体側の風
向板を連結させることができる。従って、組立作業性が
著しく向上するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
例を詳述する。図1は本発明の貯蔵庫1の正面図、図2
は貯蔵庫1の縦断側面図、図3は貯蔵庫1の縦断正面
図、図4は貯蔵庫1上部の平断面図、図5はもう一つの
貯蔵庫1上部の平断面図、図6は貯蔵庫1上部の拡大縦
断正面図、図7はそのC−C線断面図である。尚、実施
例の貯蔵庫1は、後述する如く調理済みの料理等を凍結
状態から解凍、加熱、保温することができる冷温蔵庫と
しての機能を有しているものとする。
【0018】貯蔵庫1は、前方に開口するステンレス鋼
板製の外箱2内にこれも前方に開口するステンレス鋼板
製の内箱3を間隔を存して組み込み、図示しない合成樹
脂製のブレーカにて接続した後、両箱2、3及びブレー
カに構成される空間内に発泡断熱材6を充填して構成さ
れた断熱箱体7から成り、内箱3内に形成された貯蔵室
8の前面開口8Aは中央にて左右に差し渡された中仕切
9により上下に仕切られている。そして、この上下の開
口8Aは扉11、11にて開閉自在に閉塞されている。
【0019】断熱箱体7の天壁7Aの後部右側には矩形
状の透孔12が穿設されており、この透孔12を上から
塞ぐかたちで下方に開口した断熱性のユニット箱13
が、固定具10、10にてシール材10Aを介し、天壁
7Aに着脱可能に取り付けられている。このユニット箱
13内右側には熱交換装置としての冷却器15が取り付
けられ、その下方にはドレンパン35が配置されてい
る。
【0020】また、ユニット箱13内の左側にはそのシ
ャフト16S方向から空気を吸引し、半径方向に吹き出
すシロッコファンから成る送風機16が取り付けられ、
この送風機16が着脱可能に取り付けられた前記シャフ
ト16Sは、ユニット箱13の左壁を貫通し、そのモー
タ16Mはユニット箱13の左側面に固定されている。
この送風機16は、図7に示す如く下端に吹出口21D
を有し、冷却器15側に吸込口21Sを有してユニット
箱13内に取り付けられたファンケーシング21内に配
置されている。ファンケーシング21の吸込口21Sは
ファンケーシング21の本体に対して着脱可能な吸込口
板5に形成されており、この吸込口板5によってユニッ
ト箱13内は冷却器15が存在する吸込側と送風機16
(ファンケーシング21)が存在する吐出側とに仕切ら
れている。
【0021】この断熱箱体7の天壁7A上にはユニット
箱13と並んで後述する加湿皿22に給水する注水弁2
3が取り付けられ、その接続口24は図示しない水道管
に接続されている。また、天壁7A上の前端にはコント
ロールパネル26が取り付けられ、その後側にはコント
ロールボックス27が配置されている。更に、天壁7A
上には前記冷却器15と共に冷却装置の冷凍サイクルを
構成する圧縮機17、凝縮器18及び凝縮器用外箱19
が設置され、圧縮機17はユニット箱13の前壁を貫通
するサクションパイプ20にて前記冷却器15と接続さ
れている。また、34は電装箱である。
【0022】前記断熱箱体7の透孔12内左側には図8
に示す如く何れも前下方に傾斜した前後の風向板91、
92と、その右側を連結する仕切板93が断熱箱体7に
取り付けられており、それらの上面にはシール材94が
設けられている。そして、前記ファンケーシング21の
吹出口21Dの下端部はシール材94を介してこれら前
後風向板91、92及び仕切板93に着脱可能に当接し
ており、前後風向板91、92はファンケーシング21
の吹出口21Dの延在方向(前下方)に連続している。
また、仕切板93はファンケーシング21の吸込口板5
の下端に位置している。
【0023】ここで、ファンケーシング21の吹出口2
1Dの最小寸法は、前記送風機16の直径L2により大
きくされており、これによって、送風機16は吹出口2
1Dを通過可能とされている。
【0024】一方、断熱箱体7内の上部には略門型の上
ダクト板28が取り付けられており、その上面28A及
び左右側面28B、28Cは内箱3の天面3A及び左右
側面3B、3Cと間隔を存している。そして、上面28
Aと天面3A間及び左右側面28B、28Cと左右側面
3B、3C間には前記ユニット箱13内に連通した上ダ
クト40が構成される。
【0025】上ダクト板28の上面28A及び左右側面
28B、28Cの前端、左右側面28B、28Cの下端
には外向きのフランジ29A、29B、29C、29D
及び29Eがそれぞれ折曲形成されており、フランジ2
9D及び29Eには複数の透孔31・・が穿設されてい
る。そして、各フランジ29A、29B、29C、29
D及び29Eはそれぞれ内箱3の天面3A、左右側面3
B、3Cに当接している。
【0026】また、上ダクト板28の上面28Aには後
から前に延在し、且つ、右側に傾斜した後、左側面28
Bの前部をフランジ29Dまで降下する上仕切32が取
り付けられている。この上仕切32は内箱3の天面3A
及び左右側面3B、3Cに当接しており、その後部は前
記ファンケーシング21の下端に対応している。これに
よって、上ダクト40内は上方に冷却器15が存在する
吸込側40Sと、送風機16が存在する吐出側40Dと
に仕切られる。そして、この吸込側40Sに位置する上
面28A前部、左右側面28B、28C前部及びフラン
ジ29Aには複数の吸込口33・・が穿設されている。
尚、41は吸込側40S内に設けられた温度センサであ
る。
【0027】また、上ダクト40の吐出側40D内には
加熱装置としての加温ヒータ14が取り付けられてい
る。更に、上ダクト板28の左側角部は凹陥しており、
そこに加湿装置41を構成する前記加湿皿22と加湿ヒ
ータ42が配置されている。尚、43は加湿皿22から
のオーバーフロー水を排出するための排水管であり、貯
蔵室8の左側を降下して外部に引き出されている。
【0028】一方、内箱3の左右側面3B、3Cには間
隔を存して左右ダクト板51、52が取り付けられてお
り、それらと左右側面3B、3C間に左右ダクト53、
54が構成され、これら左右ダクト53、54の上端は
上ダクト板28のフランジ29D、29Eに形成した透
孔31・・により上ダクト40の吐出側40D及び吸込
側40Sとそれぞれ連通している。
【0029】そして、左右ダクト板51、52には複数
の透孔57・・が形成されると共に、左右ダクト板5
1、52の前面は閉塞されている。そして、左右ダクト
板51、52の前後には支柱58、58がそれぞれ上下
に取り付けられており、これら支柱58、58には前後
に渡るレール59・・が複数段着脱自在に取り付けら
れ、左右のレール59、59間にはトレー61が載置さ
れて架設される。
【0030】尚、貯蔵室8の背面にはトレー61を挿入
したときの当たりとなるトレーストッパ62、62が上
下に取り付けられている。また、扉11、11には把手
66が取り付けられ、また、ガラス63が嵌め込まれて
おり、ガラス63には曇り防止用のヒータ64が貼り付
けられている。また、69は台脚である。
【0031】前記圧縮機17、送風機16(モータ16
M)、加温ヒータ14及び加湿装置41の加湿ヒータ4
2は、貯蔵室8内の温度を検出する前記センサ41と、
湿度を検出する図示しないセンサに基づき、コントロー
ルボックス27内の図示しない制御装置によって制御さ
れる。
【0032】送風機16が運転されるとファンケーシン
グ21の吸込口21Sを経て冷却器15側から空気が吸
引され、吹出口21Dより上ダクト40内の上仕切32
の左側の吐出側40Dに向けて吐出される。上ダクト4
0の吐出側40Dに吐出された空気は、加温ヒータ14
と加湿装置41を経て、上ダクト板28の上面28Aを
伝わり、左側面28Bの外側を降下し、フランジ29D
の透孔31を経て、左ダクト板51と内箱3間の左ダク
ト53内に流入する。
【0033】そして、左ダクト53内を降下する空気は
途中で順次透孔57・・から貯蔵室8内に吐出される。
貯蔵室8内に吐出された空気の多くは内部を左から右に
横断し、右ダクト板52に形成した透孔57・・から右
ダクト54内に吸引されて上昇する。そして、上ダクト
板28のフランジ29Eの透孔31を経て上ダクト40
の吸込側40Sに流入する。また、貯蔵室8内上部の空
気は開口8Aの上部に対応して形成された吸込口33・
・から吸込側40Sに吸引される。そしてこれらの帰還
空気は冷却器15を経て再び送風機16に吸い込まれる
循環を行う。
【0034】前記貯蔵室8内のトレー61上に調理済み
の冷凍食品等を入庫した場合、前記制御装置は圧縮機1
7を運転し、加温ヒータ14と加湿ヒータ42の通電を
停止することにより、前記センサ41に基づき貯蔵室8
内を例えば−20℃等の冷凍温度に冷却する。これによ
って、前記食品を凍結保存する。次に、所定の時刻とな
ったら制御装置は圧縮機17を停止して加温ヒータ14
と加湿ヒータ42に通電し、貯蔵室8内の空気の温度を
例えば+90℃、湿度60%に一気に上昇させる。
【0035】これによって、貯蔵室8内の冷凍食品は解
凍され、次いで加熱される。そして、食品の温度が+7
0℃に達する時間が経過した場合、制御装置は貯蔵室8
内を+70℃、湿度95%として食品の保温を行う。こ
の保温時間は30分から1時間継続され、食品内の大腸
菌等の食中毒菌を殺した後、暖かい状態で料理を提供す
る。
【0036】次に、上記送風機16の清掃や交換等の保
守点検を行う場合には、先ず固定具10、10を外して
断熱箱体7の天壁7Aからユニット箱13を取り外す。
このとき、ユニット箱13と一緒に冷却器15やファン
ケーシング21及び送風機16も断熱箱体7から外さ
れ、前記ファンケーシング21の吹出口21Dは前後風
向板91、92及び仕切板93から離間する。
【0037】次に、ファンケーシング21の吸込口板5
をユニット箱13から取り外し、その状態で送風機16
をシャフト16Sから引き抜いて、ファンケーシング2
1の吹出口21Dから取り出す。そして、新たな送風機
16を吹出口21Dからファンケーシング21内に挿入
してシャフト16Sに取り付ける。その後、吸込口板5
を元の位置に取り付け、ユニット箱13を再び断熱箱体
7の天壁7Aに固定具10、10にてシール材10Aを
介し固定する。このとき、同時にファンケーシング21
の吹出口21Dは透孔12内の前後風向板91、92及
び仕切板93に当接し、両者の間はシール材94にてシ
ールされる。以上の作業は貯蔵庫1の組立時にも同様で
ある。
【0038】このように、本発明によれば送風機16の
保守点検時等に送風機16を取り外し、或いは、取り付
ける場合、ユニット箱13を断熱箱体7から取り外した
後、ファンケーシング21の吹出口21Dを通してこれ
らの作業を行うことができるようになる。従って、従来
の如く冷却器15(或いは加温ヒータ等)を取り外す等
の作業が不要となり、送風機16の組み付けや交換の際
の手間が簡素化され、作業性が著しく向上する。
【0039】また、ユニット箱13が断熱箱体7に取り
付けられた状態で、この前後風向板91、92がファン
ケーシング21の吹出口21D端部に着脱可能に当接す
るようにしたので、組立時或いは保守点検時に断熱箱体
7にユニット箱13を取り付けるだけで、ユニット箱1
3側のファンケーシング21と断熱箱体7側の前後風向
板91、92を連結させることができる。従って、組立
作業性が著しく向上するものである。
【0040】尚、実施例ではユニット箱13内に熱交換
装置として冷却器15を取り付けたが、それに限らず、
加温ヒータ(熱交換装置)をユニット箱13内に設けた
貯蔵庫にも本発明は有効である。
【0041】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、断熱
箱体の透孔を塞ぐかたちで断熱箱体に着脱自在に取り付
けたユニット箱内に、熱交換装置とファンケーシングを
設け、このファンケーシング内に送風機を配置すると共
に、透孔には風向板を取り付け、ユニット箱が断熱箱体
に取り付けられた状態で、この風向板がファンケーシン
グの吹出口端部に着脱可能に当接するようにしたので、
組立時或いは保守点検時に断熱箱体にユニット箱を取り
付けるだけで、ユニット箱側のファンケーシングと断熱
箱体側の風向板を連結させることができる。従って、組
立作業性が著しく向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の貯蔵庫の正面図である。
【図2】本発明の貯蔵庫の縦断側面図である。
【図3】本発明の貯蔵庫の縦断正面図である。
【図4】本発明の貯蔵庫上部の平断面図である。
【図5】本発明の貯蔵庫上部のもう一つの平断面図であ
る。
【図6】本発明の貯蔵庫上部の拡大縦断正面図である。
【図7】図7のC−C線断面図である。
【図8】本発明の貯蔵庫の断熱箱体の透孔部分の透視斜
視図である。
【図9】従来の温蔵庫の縦断正面図である。
【図10】図9の温蔵庫上部の拡大図である。
【符号の説明】
1 貯蔵庫 7 断熱箱体 8 貯蔵室 13 ユニット箱 15 冷却器 16 送風機 21 ファンケーシング 21D 吹出口 21S 吸込口 91、92 前後風向板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 19/02 F25D 17/06 F25D 23/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体と、この断熱箱体の上部に形成
    された透孔と、この透孔を塞ぐかたちで前記断熱箱体に
    着脱可能に取り付けられたユニット箱と、このユニット
    箱内に設けられた熱交換装置と、前記ユニット箱内に設
    けられ、前記透孔側に開口した吹出口及び前記熱交換装
    置に対向した吸込口を有するファンケーシングと、この
    ファンケーシング内に配置された送風機と、前記透孔部
    分の断熱箱体に取り付けられた風向板とを備え、前記ユ
    ニット箱が断熱箱体に取り付けられた状態で、前記風向
    板は前記ファンケーシングの吹出口端部に着脱可能に当
    接することを特徴とする貯蔵庫。
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