JP2911308B2 - 発酵装置 - Google Patents

発酵装置

Info

Publication number
JP2911308B2
JP2911308B2 JP19642492A JP19642492A JP2911308B2 JP 2911308 B2 JP2911308 B2 JP 2911308B2 JP 19642492 A JP19642492 A JP 19642492A JP 19642492 A JP19642492 A JP 19642492A JP 2911308 B2 JP2911308 B2 JP 2911308B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner box
main body
fermentation chamber
cold air
fermentation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19642492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0614690A (ja
Inventor
正夫 齋藤
稔 田中
幸夫 柏瀬
角治 久米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP19642492A priority Critical patent/JP2911308B2/ja
Publication of JPH0614690A publication Critical patent/JPH0614690A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2911308B2 publication Critical patent/JP2911308B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドーナツやパンなどの生
地を適温適湿に保って発酵させる発酵装置の構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の装置として特公昭55−428
05号公報に開示するパン生地の収蔵庫が知られてい
る。
【0003】この収蔵庫はパン生地の冷凍室とパン生地
のリターダ兼ホイロ室とを有し、冷凍室からリターダ兼
ホイロ室に移し換えられた冷凍パン生地は、リターダ兼
ホイロ室に備えたヒータと加湿器を利用して熱と湿気と
が底壁に設けた多数の孔より供給され、そして循環ファ
ン、循環ダクトにより循環供給されることでリターダ兼
ホイロ室は適温、適湿とされてパン生地は発酵されるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
発酵装置においては、ドーナツ、パンなどのパン生地を
良好に発酵させる適性状態を発酵室内につくりだすこと
が必要である。
【0005】上記公報に示す従来の発酵庫では庫内に加
湿、加熱空気のみを循環供給しているだけであるため、
安定した発酵適正条件を維持することが困難で発酵に偏
りが生ずるという問題点があった。
【0006】本発明は上述の問題点に鑑み成されたもの
で、発酵室内を発酵に適した適正雰囲気状態に容易に維
持できる構造の発酵室とすると共に、発酵装置全体の組
立を頗る簡単に成し得るように構成的に改良を図ったも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、断熱構造の本
体と、この本体内側に所定間隙を介して組み込まれる熱
良導部材からなる内箱と、この内箱と前記本体との間に
前記所定間隔を形成するために前記本体の内底面にその
奥行き方向に並設されると共に、前記内箱の本体への組
み込む時には該内箱を乗せて挿入案内させるガイドとも
なる複数本のスペーサと、前記内箱と前記本体との間に
形成される冷気循環路と、該冷気循環路に冷風を循環さ
せ、前記内箱を冷却する冷却装置と、前記本体内部に加
熱器、加湿器及び循環ファンとを配し、加熱気(加熱空
気)を前記内箱内に循環供給するよう該内箱と連通形成
した加熱気通路と、内箱内の発酵室に着脱自在に設置さ
れ、パン生地を載せる複数段の網棚と、前記冷気循環路
が発酵室に通じる連通口に設けた送風機と、発酵室と前
記冷却装置が収容されている冷却室との間の吸込口に設
けたダンパー装置とを有し、前記発酵室内が高湿状況の
時、前記送風機が回転駆動され前記ダンパー装置が開放
作動して冷気を発酵室に導入し除湿する除湿装置とを備
え、前記スペーサには多数の冷風通過孔が穿設された構
造の発酵装置である。
【0008】また本発明は、断熱構造の本体と、この本
体内側に所定間隙を介して組み込まれる熱良導部材から
なる内箱と、この内箱と前記本体との間に前記所定間隔
を形成するために前記本体の内底面にその奥行き方向に
並設されると共に、前記内箱の本体への組み込む時には
該内箱を乗せて挿入案内させるガイドともなる複数本の
下部スペーサと、前記内箱と前記本体との間に形成され
る冷気循環路と、該冷気循環路に冷風を循環させ、前記
内箱を冷却する冷却装置と、前記本体内部に加熱器、加
湿器及び循環ファンとを配し、加熱気(加熱空気)を前
記内箱内に循環供給するよう該内箱と連通形成した加熱
気通路と、内箱内の発酵室に着脱自在に設置され、パン
生地を載せる複数段の網棚と、前記冷気循環路が発酵室
に通じる連通口に設けた送風機と、発酵室と前記冷却装
置が収容されている冷却室との間の吸込口に設けたダン
パー装置とを有し、前記発酵室内が高湿状況の時、前記
送風機が回転駆動され前記ダンパー装置が開放作動して
冷気を発酵室に導入し除湿する除湿装置とを備え、前記
内箱の背部の外面には、後方に突出した上下方向に延在
する複数の突出部により本体背壁内面と当たり止めさ
れ、背部に冷気循環の間隙を形成するための背部スペー
サを装着する一方、内箱の背部の内面には、前方に突出
した上下方向に延在する複数の突出部により前記網棚の
後端と当たり止めされ網棚後方に加熱気、冷気の循環用
空隙を確保すると共に前記背部スペーサを取り付け固定
させるための取付金具を装着した発酵装置である。
【0009】
【作用】断熱構造の本体と熱良導部材よりなる内箱との
間にスペーサを配して、冷風の循環通路を形成してな
り、これにより内箱を本体との間に隙間を確保して組み
立て構成できる。特に、内箱の下部に配した底部のスペ
ーサには、多数の孔を設けて冷風を順調に通流させて内
箱の冷却を万全とし、発酵の均一化を図れる。またスペ
ーサは、内箱を本体内に組み入れる際に、内箱が乗るレ
ールのようなガイド部材となり、その組み立てを容易に
する。さらに、発酵室が高湿となると、発酵室と冷気循
環路との連通口にある送風機が回転し、また発酵室と冷
却室との間の吸込口に設けたダンパー装置が開放動作
し、冷気が発酵室に供給されて、除湿が行われるように
なっている。
【0010】また、内箱内部から背部スペーサを内箱に
装着する取付金具は、発酵室内側へ突出する突出部を有
して、網棚はこの突出部によって後方に隙間を作って発
酵室内に設置されるので、加熱気がこの隙間によって流
れ易くなり、また高湿時に導入される冷気も流れ易くな
ってムラなく循環し、発酵室を適温、適湿に保てる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】発酵装置1は断熱構造の本体2とこの本体
2と一体形成の中間の断熱仕切壁3とで画成される部屋
4内に形成される発酵室5、5を所有している。6は発
酵室5を構成する内箱にして、熱良導部材、例えばステ
ンレス鋼板などより成り、部屋4の内面すなわち本体壁
2aの壁面とは所定の間隙を存しさせて部屋4内に組み
込まれるようになっている。そして、この内箱6と本体
壁2aとの間を冷気循環路7としてそこに冷風を流し、
内箱6の間接冷却を行わしめている。一方、内箱6内に
はその庫内空気を外部に導出し、後で詳述するように加
湿器とヒータなどの加熱器を配した加湿熱源室に導き、
加湿、加熱された空気を送りこみ循環して、発酵室5内
に良好な発酵環境を作り出すようにしている。
【0013】図2には上の部屋4に組み込まれる前の内
箱6とそれに関連する構造部品を示している。次にこの
図2および図3乃至図7を参照して内箱6の取付構造を
説明する。
【0014】内箱6は部屋4内に所定位置に位置決めさ
れることが大切であると共に、内箱6の外周面全てを冷
風が一様に流れることも重要である。
【0015】さて、内箱6はその対向する左右側壁6
b、6bの内面に、イースト菌の付与されたドーナツ等
のパン生地10を多数個整列して載せる網棚8をスライ
ドさせて支持する棚受9が上下に複数段、着脱自在に装
着されている。内箱6の前面開口6aの周縁には、それ
ぞれ上下の取付片11、11と左右の取付片12、12
とが折曲形成されている。そして上下の取付片11、1
1にはL字型をした取付金具13、13がネジ14にて
装着固定され(図6参照)、また左右の取付片12、1
2には同様にL字型をした取付金具15、15がネジ1
6にて装着固定されている(図4参照)。内箱6を部屋
4内に挿入して、これら上下、左右の取付金具13、1
3、15、15をもって部屋4の前面開口の周縁にネジ
止めすることで内箱6を部屋4内に組み込み固定される
こととなるが、この時、取付金具15、15により部屋
6に対して冷気循環のための左右のスペースをつくり、
又取付金具13、13により同様に冷気循環用の上下の
スペースをつくることが可能となる。
【0016】更に、内箱6において部屋4に対して下部
のスペースと後側のスペースを作るために、底部スペー
サ17a,17a,17bと背部スペーサ18,18と
が設けられる。底部スペーサ17a,17a,17bは
2種類有り、一方は断面凸型で、他方は断面略L型で共
にその長手方向に多数の冷風通孔19が形成されてい
る。そして底部スペーサ17a,17aは図5に示すよ
うに、内箱6の下面を均等に受けるような位置で、部屋
4の底面4cに奥行方向に延在してネジ(図示せず)に
て取付固定されている。一方底部スペーサ17bは、部
屋4の左側下の隅角部に同じく奥行方向に沿ってネジ
(図示せず)にて取付固定されている。これら底部スペ
ーサ17a,17a,17bにより、本体と内箱との間
に所定間隙を確保し、冷気の循環する通路を形成できる
と共に、本体内に内箱を組み入れる時に、底部スペーサ
17a,17a,17bがレールとなって、内箱を乗せ
挿入するのを容易にするガイド部材としても役立ってい
る。一方、背部スペーサ18,18は、前記底部スペー
サ17a,17aと同様、断面凸型に形成されている。
そしてこの背部スペーサも多数の冷気通孔を設けるよう
にしても良い。これら底部スペーサ17a,17a,1
7b、背部スペーサ18,18の存在で作られる本体2
と内箱6との間の冷気循環通路7を冷気が循環するが、
その通路にこれらスペーサ17a,17a,18が介在
しても、スペーサ17a,17aに形成している多数の
冷気通孔19により冷気は、スムーズに循環することが
可能で何ら支障ない。よって内箱6の均一冷却は十分に
行われる。この背部スペーサ18,18は、予め内箱6
の背面に適当な間隙を存して縦に装着固定されるものと
なっている。その為、図4に示すように内箱6内へ入れ
られて内箱6内部から外へ通されるネジ21,21によ
って外にある前記背部スペーサ18,18を取付固定す
る断面凸型の押さえ金具22,22が設けられている。
そしてこの押さえ金具22,22の突出部22bは、図
4に示すように内箱6内にスライド進入させた網棚8の
後端縁を手前位置にて受け止めて、加熱気を通流させる
間隙23をつくり、発酵室5内を加熱気の循環ができ易
い状態に保つように網棚8を位置決めする役目をも果さ
せている。また、前記間隙23によって、除湿時にも取
り入れられた冷気が発酵室5全体に流れやすくなる。と
ころで、部屋4の内壁と内箱6との間に形成される冷気
循環路7は、冷却器24および送風機25を配した冷却
室26と連通され、冷却室26にて熱交換された冷気が
送風機25によって送り出され循環するようになってい
る。そして、前記冷却気器24を冷凍サイクルを形成す
る圧縮機、凝縮器、送風機等のコンデンシングユニット
29が、本体2の上部に搭載されている。
【0017】一方、内箱6右方の本体内領域2Dには、
前記冷却室26と隔壁31にて区画形成され、内部に加
湿器32とヒータ内蔵の加熱器33とを配した加湿熱源
室34が設けられている。この加湿熱源室34の入口側
は、内箱6右側の加熱気循環ファン35の配された吸込
口36を通して内箱6を連通し、そして出口側は上部の
冷気循環路7部分に配設形成されたダクト37(図6参
照)を通して発酵室5と連通して、加熱気の循環する加
熱気通路38が形成されている。よって前記冷気循環路
7とは別個の加熱気通路38を介して、前記加熱気循環
ファン35の回転時、図3の白矢印に示すように加熱気
が内箱6内を通り循環し、ドーナツ等のパン生地10の
発酵をさせる。なおダクト37より発酵室5内に入った
加熱気を下まで届かせるダクト41を構成すると共に各
段の網棚8上のパン生地10に均等の風量を流させるよ
うに網棚8に対応して風吐出用開口42が複数形成され
ている棚支持体43を内箱6内に有している。こうして
内箱6内に加熱気が循環し発酵の適正環境がつくられる
が、高湿度状態となって除湿が必要となることもある。
その場合に図6に示すように冷気を少し内箱6内に導入
し除湿するようにしている。すなわち送風機44を冷風
ダクト部7bの発酵室5に通じる連通口45に設け、ま
た冷却室26との間の吸込口にダンパー装置46を設け
て、送風機44を運転すると冷気循環路7から冷気が導
入して除湿が可能となる。除湿による庫内ドレンは図示
しない排水ドレンにより外部へ排出される。なお47は
発酵室5を開閉する扉であり、又48は冷却器24のド
レン受けである。
【0018】ところで内箱6右方の本体内領域2Dには
加湿熱源室34、冷却室26が設けられるが、その領域
2Dの前面は製品完成時に図1に示すように操作部51
を有するコントロールパネル52が装着され、また内部
に断熱状態をつくり出す仕切支柱53などが配されて前
面は閉塞されてしまう。よって加湿器32、加熱器33
の補修サービスが手間取り困難となる。そこで加熱気循
環ファン35は片側に支点を設けたヒンジにて開閉でき
るような取付構造とし、加湿熱源室34に容易に手が入
るようにした。その為の構造を図7に示す。
【0019】加熱気循環ファン35を取付固定した取付
板58の一側に支軸56を上下に設け、この支軸56に
て取付板58をファン固定枠57に対して前後に開閉自
在に組み立て装着する。これによって加熱気循環ファン
35を手前に開放回動して加湿熱源室34の側方を開け
ることができる。
【0020】発酵装置1を長時間使用していると加湿水
タンク32bに水アカ、埃塵などが付着し性能を低下さ
せる為、定期的な清掃が必要となるが、加熱気循環ファ
ン35を開閉することでこの清掃が内部より行えること
となる。
【0021】以上の構成となっており、次に組立構造に
付いて説明する。
【0022】内箱6の内部には棚受9を左右側壁の内面
に組み付け、また内箱6の前面開口6aに取付金具1
3、15を装着し、内箱6背部に背部スペーサ18、1
8を止着させる。一方、底部スペーサ17a、17a、
17bを部屋4の底面の所定箇所にそれぞれ止着する。
そしてこの内箱6を底部スペーサ17a、17a、17
bの上に載せスライドさせながら部屋6へ押し入れる。
所定位置まで入ると内箱6は背部スペーサ18、18と
当たり位置決めされる。この後、上下の取付金具13、
13を図6に示すようにネジ61によって部屋の内壁、
すなわち本体壁2aに固定する。同様に左右の取付金具
15、15を図4に示すように仕切支柱53とこれと対
向する本体左側壁の前端突出部54にネジによって取付
固定する。
【0023】これによって内箱6の外周に冷気循環路7
が形成される。このようにして簡単に内箱6を組み込む
ことができ、生産性が高い。そしてパン生地10を載せ
た網棚8をその後端が押え金具22、22に当たるまで
入れて棚受9で支持する。運転動作に入ると冷風にて内
箱6は間接冷却される。冷風は内箱6の外周面に沿い流
れる。そして内箱6の底部に沿い流れる冷気も底部スペ
ーサ17a、17a、17bに多数の冷気通孔19が有
るためスムーズに通過して順調な冷気循環が行われる。
この内箱6の冷却と並行して内箱6内には加熱気が循環
してパン生地10の発酵が行われる。発酵室5内の湿度
が高くなるとダンパー装置46が開き、送風機44が回
転して冷気が発酵室5内に導入されて除湿され、適正な
発酵条件に復帰する。これら上述の運転操作はマイコン
にて制御されるものとなっている。
【0024】所定の発酵時間経過後、網棚8を取り出
し、発酵したパン生地10をフライングする工程に移し
てパンを作り上げる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、熱良導性
の内箱を断熱構造の本体と間隙を保って組み込み、この
間隙に冷風を循環して間接冷却し、そして内箱に加熱気
(加熱空気)を循環供給する構成で、内箱内に発酵に良
好な適正環境を作り得る。内箱と外箱との間にはスペー
サを配し、冷気循環のための隙間を確保し、特に底部ス
ペーサは内箱を外箱内に組み込むときに、内箱が乗り挿
入されるレールのごときガイドの役目を果たし、発酵装
置を組み立てるのを容易としている。また、発酵室内の
湿度が高くなった場合には、発酵室の外周を循環して間
接冷却している冷気の一部が発酵室に導入されるので、
除湿され、発酵に適した湿度環境に戻る。そして、前記
底部スペーサは多数の冷風通孔を形成して冷風の循環を
スムーズにし、内箱の均一冷却を達成できる。そして内
箱に背部に取り付けた背部スペーサによって、背部の冷
気循環路を確保され、かつ内箱の背面内側に前記背部ス
ペーサをネジ止めするために固定した取り付金具には、
前方に突出する突出部が有り、これによって、内箱内に
設置した網棚は当たり止めされ、内箱壁面との間に隙間
を作って設置できるようにしている。故に、この隙間は
発酵室全体に加熱気および除湿するために導入される冷
気の循環をムラなく行わせて、全てのパン生地の良好な
発酵を可能とし、生産効率を高めるのに有効に作用する
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発酵装置の外観斜視図。
【図2】同発酵装置の組立分解斜視図。
【図3】発酵装置の縦断正面図。
【図4】発酵装置に備えさせた上下同一構成の発酵室の
横断平面図。
【図5】同発酵室の縦断側面図。
【図6】図3におけるA−A断面図。
【図7】開閉自在の構造で発酵室に取付けた加熱気循環
ファンの取付構造斜視図。
【符号の説明】
2 本体 5 発酵室 6 内箱 7 冷気循環路 8 網棚 17a、17b 底部スペーサ 18 背部スペーサ 19 冷風通孔 22 取付金具 22b 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久米 角治 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−84127(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A21C 1/00 - 15/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱構造の本体と、この本体内側に所定
    間隙を介して組み込まれる熱良導部材からなる内箱と、
    この内箱と前記本体との間に前記所定間隔を形成するた
    めに前記本体の内底面にその奥行き方向に並設されると
    共に、前記内箱の本体への組み込む時には該内箱を乗せ
    て挿入案内させるガイドともなる複数本のスペーサと、
    前記内箱と前記本体との間に形成される冷気循環路と、
    該冷気循環路に冷風を循環させ、前記内箱を冷却する冷
    却装置と、前記本体内部に加熱器、加湿器及び循環ファ
    ンとを配し、加熱気(加熱空気)を前記内箱内に循環供
    給するよう該内箱と連通形成した加熱気通路と、内箱内
    の発酵室に着脱自在に設置され、パン生地を載せる複数
    段の網棚と、 前記冷気循環路が発酵室に通じる連通口に設けた送風機
    と、発酵室と前記冷却装置が収容されている冷却室との
    間の吸込口に設けたダンパー装置とを有し、前記発酵室
    内が高湿状況の時、前記送風機が回転駆動され前記ダン
    パー装置が開放作動して冷気を発酵室に導入し除湿する
    除湿装置 とを備え、前記スペーサには多数の冷風通過孔
    が穿設されていることを特徴とする発酵装置。
  2. 【請求項2】 断熱構造の本体と、この本体内側に所定
    間隙を介して組み込まれる熱良導部材からなる内箱と、
    この内箱と前記本体との間に前記所定間隔を形成するた
    めに前記本体の内底面にその奥行き方向に並設されると
    共に、前記内箱の本体への組み込む時には該内箱を乗せ
    て挿入案内させるガイドともなる複数本の下部スペーサ
    と、前記内箱と前記本体との間に形成される冷気循環路
    と、該冷気循環路に冷風を循環させ、前記内箱を冷却す
    る冷却装置と、前記本体内部に加熱器、加湿器及び循環
    ファンとを配し、加熱気(加熱空気)を前記内箱内に循
    環供給するよう該内箱と連通形成した加熱気通路と、内
    箱内の発酵室に着脱自在に設置され、パン生地を載せる
    複数段の網棚と、 前記冷気循環路が発酵室に通じる連通口に設けた送風機
    と、発酵室と前記冷却装置が収容されている冷却室との
    間の吸込口に設けたダンパー装置とを有し、前記発酵室
    内が高湿状況の時、前記送風機が回転駆動され前記ダン
    パー装置が開放作動して冷気を発酵室に導入し除湿する
    除湿装置 とを備え、前記内箱の背部の外面には、後方に
    突出した上下方向に延在する複数の突出部により本体背
    壁内面と当 たり止めされ、背部に冷気循環の間隙を形成
    するための背部スペーサを装着する一方、内箱の背部の
    内面には、前方に突出した上下方向に延在する複数の突
    出部により前記網棚の後端と当たり止めされ網棚後方に
    加熱気、冷気の循環用空隙を確保すると共に前記背部ス
    ペーサを取り付け固定させるための取付金具を装着した
    ことを特徴とする発酵装置。
JP19642492A 1992-06-30 1992-06-30 発酵装置 Expired - Fee Related JP2911308B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19642492A JP2911308B2 (ja) 1992-06-30 1992-06-30 発酵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19642492A JP2911308B2 (ja) 1992-06-30 1992-06-30 発酵装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0614690A JPH0614690A (ja) 1994-01-25
JP2911308B2 true JP2911308B2 (ja) 1999-06-23

Family

ID=16357620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19642492A Expired - Fee Related JP2911308B2 (ja) 1992-06-30 1992-06-30 発酵装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2911308B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8420383B2 (en) * 2008-09-09 2013-04-16 Biomerieux, Inc. Incubation system with low temperature enclosure
JP7360166B2 (ja) * 2020-11-25 2023-10-12 株式会社コガサン ドウコンディショナー

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0614690A (ja) 1994-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2911308B2 (ja) 発酵装置
JP2798851B2 (ja) 発酵装置
JP2798846B2 (ja) 発酵装置
JP3037082B2 (ja) 恒温恒湿装置
JP3143236B2 (ja) 発酵装置
JP3253348B2 (ja) 発酵装置
JP2620664B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP3037081B2 (ja) 恒温恒湿装置
JP2840514B2 (ja) 低温庫
JP2883550B2 (ja) 貯蔵庫
JP2925959B2 (ja) 温蔵庫
JP3015622B2 (ja) 低温貯蔵庫
JPS5918290Y2 (ja) 恒温庫
JP2614558B2 (ja) 冷却貯蔵庫
CN219415094U (zh) 一种带电加热功能的新风机
CN219243960U (zh) 一种半导体式恒温恒湿柜
JP4156952B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP3377925B2 (ja) 冷蔵庫
JPH09310964A (ja) 冷却貯蔵庫
JP2896020B2 (ja) 発酵装置
KR0182582B1 (ko) 창문형 공기조화기용 일체형케이싱
JPH0674630A (ja) 冷却貯蔵庫
JPH11190582A (ja) 冷却貯蔵庫
JP2001104168A (ja) 温蔵庫
JP3754138B2 (ja) 恒温恒湿装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees