JP2983824B2 - 横型冷蔵庫 - Google Patents
横型冷蔵庫Info
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- JP2983824B2 JP2983824B2 JP644694A JP644694A JP2983824B2 JP 2983824 B2 JP2983824 B2 JP 2983824B2 JP 644694 A JP644694 A JP 644694A JP 644694 A JP644694 A JP 644694A JP 2983824 B2 JP2983824 B2 JP 2983824B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にアンダーカウ
ンターと称する横型業務用冷蔵庫に関する。
ンターと称する横型業務用冷蔵庫に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種冷蔵庫は、例えば特開平１ー
２６３４８３号公報（Ｆ２５Ｄ ２３／００）に示す如
く、第１の冷却室を画成する断熱箱体の天壁の上面に作
業部を形成すると共に、天壁の後部に開口部を形成し、
該開口部の上方に前記第１冷却室と連通する第２冷却室
を画成して食材容器を取り出し自在に収納する上下面開
口の断熱突出壁体を形成して成る横型業務用冷蔵庫が開
示されている。
２６３４８３号公報（Ｆ２５Ｄ ２３／００）に示す如
く、第１の冷却室を画成する断熱箱体の天壁の上面に作
業部を形成すると共に、天壁の後部に開口部を形成し、
該開口部の上方に前記第１冷却室と連通する第２冷却室
を画成して食材容器を取り出し自在に収納する上下面開
口の断熱突出壁体を形成して成る横型業務用冷蔵庫が開
示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術の冷
蔵庫は、単純に第１冷却室の後部天壁に開口を形成し、
該開口部の上方に第１冷却室と連通する第２冷却室が、
冷蔵庫の略全幅に渡って形成されている関係上、機械室
上方の第２冷却室には冷気が行き届かない構造であり、
機械室上方に収納した食材容器には冷却不足が発生する
ものである。
蔵庫は、単純に第１冷却室の後部天壁に開口を形成し、
該開口部の上方に第１冷却室と連通する第２冷却室が、
冷蔵庫の略全幅に渡って形成されている関係上、機械室
上方の第２冷却室には冷気が行き届かない構造であり、
機械室上方に収納した食材容器には冷却不足が発生する
ものである。
【０００４】本発明は上述した問題点に鑑みて成された
もので、第２冷却室を均一に冷却することを目的とした
冷蔵庫を提供するものである。
もので、第２冷却室を均一に冷却することを目的とした
冷蔵庫を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、上記
目的を達成するための手段として、内外両箱間に断熱材
を設けて形成し、第１冷却室を画成する横長の断熱箱体
と、該断熱箱体の側部に設けられた機械室と、該機械室
及び前記断熱箱体の上方に設けられ、上面が開口した第
２冷却室を画成する断熱突出壁体と、前記第１冷却室の
側部に設けられ、冷却器及び冷気循環ファンを設けた冷
却部と、該冷却部からの冷気の一部を前記第２冷却室の
機械室上方区域に導入する導入部と、該導入部とは反対
側に位置する断熱箱体の側部に形成され、第２冷却室と
第１冷却室とを連通する導出部と、前記断熱突出壁体の
上面開口を閉塞し、容器状を成して内部に被冷却物を収
納する収納容器とを備えた横型冷蔵庫を提供する。
目的を達成するための手段として、内外両箱間に断熱材
を設けて形成し、第１冷却室を画成する横長の断熱箱体
と、該断熱箱体の側部に設けられた機械室と、該機械室
及び前記断熱箱体の上方に設けられ、上面が開口した第
２冷却室を画成する断熱突出壁体と、前記第１冷却室の
側部に設けられ、冷却器及び冷気循環ファンを設けた冷
却部と、該冷却部からの冷気の一部を前記第２冷却室の
機械室上方区域に導入する導入部と、該導入部とは反対
側に位置する断熱箱体の側部に形成され、第２冷却室と
第１冷却室とを連通する導出部と、前記断熱突出壁体の
上面開口を閉塞し、容器状を成して内部に被冷却物を収
納する収納容器とを備えた横型冷蔵庫を提供する。
【０００６】また、請求項２の発明として、導入部は、
機械室の天壁を形成する断熱部材と、冷却部の冷気循環
ファンの上部に対向する第１仕切部材と、第１冷却室及
び第２冷却室を仕切る第２仕切部材とにより冷気通路を
形成して成る請求項１記載の横型冷蔵庫を提供する。ま
た、請求項３の発明として、冷却部の冷気循環ファンは
並列に複数個設置され、第１仕切部材は複数個の冷気循
環ファンの内の一つのファンに対向して設けられている
請求項１或いは請求項２記載の横型冷蔵庫を提供する。
機械室の天壁を形成する断熱部材と、冷却部の冷気循環
ファンの上部に対向する第１仕切部材と、第１冷却室及
び第２冷却室を仕切る第２仕切部材とにより冷気通路を
形成して成る請求項１記載の横型冷蔵庫を提供する。ま
た、請求項３の発明として、冷却部の冷気循環ファンは
並列に複数個設置され、第１仕切部材は複数個の冷気循
環ファンの内の一つのファンに対向して設けられている
請求項１或いは請求項２記載の横型冷蔵庫を提供する。
【０００７】また、請求項４の発明として、導入部の上
方に設けられ、第２冷却室横方向へ送風するための風向
板を備えた請求項１又は請求項２或いは請求項３記載の
横型冷蔵庫を提供する。
方に設けられ、第２冷却室横方向へ送風するための風向
板を備えた請求項１又は請求項２或いは請求項３記載の
横型冷蔵庫を提供する。
【０００８】
【作用】請求項１の発明によれば、導入部にて形成され
た冷気通路を介して、第２冷却室に冷気を送るため、機
械室上方に載置された収納容器から順次冷却されて導出
部から第１冷却室に戻される。また、請求項２の発明に
よれば、導入部は、機械室の天壁を形成する断熱部材
と、冷却部の冷気循環ファンの上部に対向する第１仕切
部材と、第１冷却室及び第２冷却室を仕切る第２仕切部
材とにより冷気通路を形成している関係上、第２冷却室
の側部から冷却することができる。
た冷気通路を介して、第２冷却室に冷気を送るため、機
械室上方に載置された収納容器から順次冷却されて導出
部から第１冷却室に戻される。また、請求項２の発明に
よれば、導入部は、機械室の天壁を形成する断熱部材
と、冷却部の冷気循環ファンの上部に対向する第１仕切
部材と、第１冷却室及び第２冷却室を仕切る第２仕切部
材とにより冷気通路を形成している関係上、第２冷却室
の側部から冷却することができる。
【０００９】また、請求項３の発明によれば、複数個設
置された冷気循環ファンの内の一つの冷気循環ファンか
らの冷気を第２冷却室に送風する。また、請求項４の発
明によれば、風向板にて導入部からの冷風を第２冷却室
横方向へ送風することができる。
置された冷気循環ファンの内の一つの冷気循環ファンか
らの冷気を第２冷却室に送風する。また、請求項４の発
明によれば、風向板にて導入部からの冷風を第２冷却室
横方向へ送風することができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明を具備する横型業務用冷蔵庫の正面
図、図２は本発明の要部断面図、図３は図２の他側部の
断面図、図４は本発明を具備する横型業務用冷蔵庫の縦
側断面図、図５は本発明の要部斜視図である。
する。図１は本発明を具備する横型業務用冷蔵庫の正面
図、図２は本発明の要部断面図、図３は図２の他側部の
断面図、図４は本発明を具備する横型業務用冷蔵庫の縦
側断面図、図５は本発明の要部斜視図である。
【００１１】１は第１冷却室２を画成する横長の断熱箱
体で、ステンレス製の内箱３及び外箱４と両箱間に発泡
充填された断熱材５によって構成されている。この断熱
箱体１は前面に開口部６を有しており、開閉扉７にて開
閉自在に閉塞されている。また側方にはコンデンシング
ユニット（図示せず）を収納し、カバー９にて閉塞され
て成る機械室８が並設されている。尚、カバー９の下部
にはコンデンシングユニット（図示せず）を冷却するた
めの吸気ダクト９Ａが形成されている。また、断熱箱体
１内側、即ち第１冷却室２の機械室８側には、第１冷却
室２及び第１冷却室２の上方に設けられた第２冷却室１
２を冷却するための冷却部１５が設けられており、この
冷却部１５は、前述したコンデンシングユニット（図示
せず）と共に冷凍サイクルを構成する冷却器１６、この
冷却器１６にて熱交換された冷気を循環供給する冷気循
環ファン１７にて構成され、冷却器１６及び冷気循環フ
ァン１７を冷却部カバー１８にて被覆している。また、
冷気循環ファン１７は左右に２台設けられており、冷却
部カバー１８の冷気循環ファン１７に対応する位置には
冷気吐出口１８Ｂが形成され、冷却部カバー１８の下部
には第１冷却室２からの冷気を吸い込む吸込口１８Ａが
形成されている。また、冷却器１６の下方には除霜水を
受けるための露受皿１９が設けられており、この露受皿
１９は排水管１１に接続され、除霜水を排水すると共
に、第１冷却室２及び第２冷却室１２内の結露水を排水
するものである。また、１０は台脚で、冷蔵庫本体を移
動するための車輪が設けられておりまた、冷蔵庫本体の
上部には第２冷却室１２を画成し、上面が開口した断熱
突出壁体１３が設けられており、この断熱突出壁体１３
は断熱箱体１及び機械室８に跨って設けられている。即
ち、断熱突出壁体１３にて画成される第２冷却室１２は
機械室８の上方から断熱箱体１の全副に渡って形成され
ているものである。そして、この断熱突出壁体１３の上
面開口はホテルパンと称される収納容器１４にて閉塞さ
れており、この収納容器１４はステンレス等の熱伝導性
の良好な部材にて形成され、一時的に冷却保存する食材
等を収納するものである。また、この収納容器１４は上
面が開口しており、この開口縁にはフランジ１４Ａが形
成されている。そして、断熱突出壁体１３の開口縁に形
成した壁体段部１３Ａに前記収納容器１４のフランジ１
４Ａを載置することにより、収納容器１４を保持するも
のである。
体で、ステンレス製の内箱３及び外箱４と両箱間に発泡
充填された断熱材５によって構成されている。この断熱
箱体１は前面に開口部６を有しており、開閉扉７にて開
閉自在に閉塞されている。また側方にはコンデンシング
ユニット（図示せず）を収納し、カバー９にて閉塞され
て成る機械室８が並設されている。尚、カバー９の下部
にはコンデンシングユニット（図示せず）を冷却するた
めの吸気ダクト９Ａが形成されている。また、断熱箱体
１内側、即ち第１冷却室２の機械室８側には、第１冷却
室２及び第１冷却室２の上方に設けられた第２冷却室１
２を冷却するための冷却部１５が設けられており、この
冷却部１５は、前述したコンデンシングユニット（図示
せず）と共に冷凍サイクルを構成する冷却器１６、この
冷却器１６にて熱交換された冷気を循環供給する冷気循
環ファン１７にて構成され、冷却器１６及び冷気循環フ
ァン１７を冷却部カバー１８にて被覆している。また、
冷気循環ファン１７は左右に２台設けられており、冷却
部カバー１８の冷気循環ファン１７に対応する位置には
冷気吐出口１８Ｂが形成され、冷却部カバー１８の下部
には第１冷却室２からの冷気を吸い込む吸込口１８Ａが
形成されている。また、冷却器１６の下方には除霜水を
受けるための露受皿１９が設けられており、この露受皿
１９は排水管１１に接続され、除霜水を排水すると共
に、第１冷却室２及び第２冷却室１２内の結露水を排水
するものである。また、１０は台脚で、冷蔵庫本体を移
動するための車輪が設けられておりまた、冷蔵庫本体の
上部には第２冷却室１２を画成し、上面が開口した断熱
突出壁体１３が設けられており、この断熱突出壁体１３
は断熱箱体１及び機械室８に跨って設けられている。即
ち、断熱突出壁体１３にて画成される第２冷却室１２は
機械室８の上方から断熱箱体１の全副に渡って形成され
ているものである。そして、この断熱突出壁体１３の上
面開口はホテルパンと称される収納容器１４にて閉塞さ
れており、この収納容器１４はステンレス等の熱伝導性
の良好な部材にて形成され、一時的に冷却保存する食材
等を収納するものである。また、この収納容器１４は上
面が開口しており、この開口縁にはフランジ１４Ａが形
成されている。そして、断熱突出壁体１３の開口縁に形
成した壁体段部１３Ａに前記収納容器１４のフランジ１
４Ａを載置することにより、収納容器１４を保持するも
のである。
【００１２】また、第１冷却室２及び第２冷却室１２は
導入部２１を介して連通しており、この導入部２１は、
前記冷気循環ファン１７の奥側に設けられ、冷気循環フ
ァン１７の略上半分を被覆する第１仕切部材２０と、前
記第１冷却室２及び第２冷却室１２を仕切る第２仕切部
材２２の一部と、機械室８の天壁８Ａにて冷気通路２３
を形成して成るものである。ここで、機械室８の天壁８
Ａは、断熱箱体１の側部に固着されており、Ｌ字型の支
持部材２４にて支持されるものである。また、天壁８Ａ
自体は断面がＬ字状をしており、機械室８の上方に段部
を形成し、この段部を冷気通路２３とするものである。
そして、機械室８の上方であって、且つ天壁８Ａの上端
と第２仕切部材２２との間には開口部２５が形成されて
おり、この開口部２５にて導入部２１からの冷気を第２
冷却室１２に導入するものである。更に、前記開口部２
５の上方には第２冷却室１２の横方向に向けて冷気を送
風するための風向板２６が設けられており、第２仕切部
材２２の開口部２５とは反対側には導出部２９（開口）
が形成されている。また、第２仕切部材２２の下方には
所定の間隔を存して第１冷却室２に循環させるための第
２冷気通路２７を構成するための第３仕切部材２８が設
けられている。
導入部２１を介して連通しており、この導入部２１は、
前記冷気循環ファン１７の奥側に設けられ、冷気循環フ
ァン１７の略上半分を被覆する第１仕切部材２０と、前
記第１冷却室２及び第２冷却室１２を仕切る第２仕切部
材２２の一部と、機械室８の天壁８Ａにて冷気通路２３
を形成して成るものである。ここで、機械室８の天壁８
Ａは、断熱箱体１の側部に固着されており、Ｌ字型の支
持部材２４にて支持されるものである。また、天壁８Ａ
自体は断面がＬ字状をしており、機械室８の上方に段部
を形成し、この段部を冷気通路２３とするものである。
そして、機械室８の上方であって、且つ天壁８Ａの上端
と第２仕切部材２２との間には開口部２５が形成されて
おり、この開口部２５にて導入部２１からの冷気を第２
冷却室１２に導入するものである。更に、前記開口部２
５の上方には第２冷却室１２の横方向に向けて冷気を送
風するための風向板２６が設けられており、第２仕切部
材２２の開口部２５とは反対側には導出部２９（開口）
が形成されている。また、第２仕切部材２２の下方には
所定の間隔を存して第１冷却室２に循環させるための第
２冷気通路２７を構成するための第３仕切部材２８が設
けられている。
【００１３】以上の構成に於いて動作の説明をする。ま
ず第１冷却室２から冷却部カバー１８の吸込口１８Ａを
介して冷却部１５内に導かれ、冷却器１６にて熱交換さ
れて冷却された冷気は、前後の冷気循環ファン１７にて
各冷却室２、１２に送風される。ここで第１冷却室２に
送風される冷気は、前側の冷気循環ファン１７及び後側
の冷気循環ファン１７の下半分から送出され、図２の矢
印の如く第２冷気通路２７を通って第１冷却室２の冷却
部１５とは反対方向に送出される。この際、第３仕切部
材２８を熱良導性の部材にて形成することにより、第２
冷気通路２７の通過中に間接的に貯蔵物を冷却すること
ができ、第１冷却室２に収納した貯蔵物を均一に冷却す
ることができる。
ず第１冷却室２から冷却部カバー１８の吸込口１８Ａを
介して冷却部１５内に導かれ、冷却器１６にて熱交換さ
れて冷却された冷気は、前後の冷気循環ファン１７にて
各冷却室２、１２に送風される。ここで第１冷却室２に
送風される冷気は、前側の冷気循環ファン１７及び後側
の冷気循環ファン１７の下半分から送出され、図２の矢
印の如く第２冷気通路２７を通って第１冷却室２の冷却
部１５とは反対方向に送出される。この際、第３仕切部
材２８を熱良導性の部材にて形成することにより、第２
冷気通路２７の通過中に間接的に貯蔵物を冷却すること
ができ、第１冷却室２に収納した貯蔵物を均一に冷却す
ることができる。
【００１４】また、第２冷却室１２に送風される冷気
は、後側の冷気循環ファン１７の略上半分を被覆する第
１仕切部材２０により、第１冷却室２に吐出される冷気
の略４分の１の冷気を冷気通路２３に送風し、この冷気
通路２３から第２冷却室１２の側端部に形成されている
開口部２５から第２冷却室１２内に吐出される。また、
この開口部２５の上方には第２冷却室１２横方向に送風
するための送風板２６が設けられている関係上、第２冷
却室１２内を開口部２５から導出部２９方向に向けて順
次冷却していき、その後導出部２９から第１冷却室２内
に戻され、第１冷却室２の冷却部１５に吸い込まれて再
び冷却器１６と熱交換する。
は、後側の冷気循環ファン１７の略上半分を被覆する第
１仕切部材２０により、第１冷却室２に吐出される冷気
の略４分の１の冷気を冷気通路２３に送風し、この冷気
通路２３から第２冷却室１２の側端部に形成されている
開口部２５から第２冷却室１２内に吐出される。また、
この開口部２５の上方には第２冷却室１２横方向に送風
するための送風板２６が設けられている関係上、第２冷
却室１２内を開口部２５から導出部２９方向に向けて順
次冷却していき、その後導出部２９から第１冷却室２内
に戻され、第１冷却室２の冷却部１５に吸い込まれて再
び冷却器１６と熱交換する。
【００１５】以上説明した様に、第２冷却室１２内を端
部から他端部まで冷却することができ、この第２冷却室
に載置した収納容器１４を均一に冷却することができる
ものである。また、機械室８の上方に冷気通路２３を形
成する導入部２１は、機械室天壁８Ａを断熱部材にて構
成した関係上、機械室８から第２冷却室１２への熱侵入
を防止することができるものである。また、２台の冷気
循環ファン１７を設け、その内の１台の略半分の吐出す
る冷気を第２冷却室１２に、その他の１台と半分の吐出
冷気は第１冷却室２に送風するため、第１冷却室２の冷
却能力を著しく損なう事なく第２冷却室１２を冷却でき
るものである。更に、開口部２５の上方には風向板２６
が設けられている関係上、収納容器１４が足りずに断熱
突出壁体１３の上面開口に隙間が発生しても、冷気に方
向性が付与されているため、冷気の熱損失を極力抑える
ことができる。
部から他端部まで冷却することができ、この第２冷却室
に載置した収納容器１４を均一に冷却することができる
ものである。また、機械室８の上方に冷気通路２３を形
成する導入部２１は、機械室天壁８Ａを断熱部材にて構
成した関係上、機械室８から第２冷却室１２への熱侵入
を防止することができるものである。また、２台の冷気
循環ファン１７を設け、その内の１台の略半分の吐出す
る冷気を第２冷却室１２に、その他の１台と半分の吐出
冷気は第１冷却室２に送風するため、第１冷却室２の冷
却能力を著しく損なう事なく第２冷却室１２を冷却でき
るものである。更に、開口部２５の上方には風向板２６
が設けられている関係上、収納容器１４が足りずに断熱
突出壁体１３の上面開口に隙間が発生しても、冷気に方
向性が付与されているため、冷気の熱損失を極力抑える
ことができる。
【００１６】また、第２仕切部材２２と第３仕切部材２
８とで第２冷気通路２７を形成しているため、第２冷却
室１２をも第２冷気通路２７を通過する冷気にて間接的
に冷却することになる。
８とで第２冷気通路２７を形成しているため、第２冷却
室１２をも第２冷気通路２７を通過する冷気にて間接的
に冷却することになる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項１の発明によ
れば、第２冷却室内を端部から他端部まで冷却すること
ができ、この第２冷却室に載置した収納容器を均一に冷
却することができるものである。また、請求項２の発明
によれば、機械室８の上方に冷気通路２３を形成する導
入部２１は、機械室天壁８Ａを断熱部材にて構成した関
係上、機械室８から第２冷却室１２への熱侵入を防止す
ることができるものである。
れば、第２冷却室内を端部から他端部まで冷却すること
ができ、この第２冷却室に載置した収納容器を均一に冷
却することができるものである。また、請求項２の発明
によれば、機械室８の上方に冷気通路２３を形成する導
入部２１は、機械室天壁８Ａを断熱部材にて構成した関
係上、機械室８から第２冷却室１２への熱侵入を防止す
ることができるものである。
【００１８】また、請求項３の発明によれば、２台の冷
気循環ファン１７を設け、その内の１台の略半分の吐出
する冷気を第２冷却室１２に、その他の１台と半分の吐
出冷気は第１冷却室２に送風するため、第１冷却室２の
冷却能力を著しく損なう事なく第２冷却室１２を冷却で
きるものである。また、請求項４の発明によれば、開口
部２５の上方には風向板２６が設けられている関係上、
収納容器１４が足りずに断熱突出壁体１３の上面開口に
隙間が発生しても、冷気に方向性が付与されているた
め、冷気の熱損失を極力抑えることができるものであ
る。
気循環ファン１７を設け、その内の１台の略半分の吐出
する冷気を第２冷却室１２に、その他の１台と半分の吐
出冷気は第１冷却室２に送風するため、第１冷却室２の
冷却能力を著しく損なう事なく第２冷却室１２を冷却で
きるものである。また、請求項４の発明によれば、開口
部２５の上方には風向板２６が設けられている関係上、
収納容器１４が足りずに断熱突出壁体１３の上面開口に
隙間が発生しても、冷気に方向性が付与されているた
め、冷気の熱損失を極力抑えることができるものであ
る。
【図１】本発明を具備する横型業務用冷蔵庫の正面図で
ある。
ある。
【図２】本発明の要部断面図である。
【図３】図２の他側部の断面図である。
【図４】本発明を具備する横型業務用冷蔵庫の縦側断面
図である。
図である。
【図５】本発明の要部斜視図である。
１ 断熱箱体 ２ 第１冷却室 ３ 内箱 ４ 外箱 ５ 断熱材 ８ 機械室 １２ 第２冷却室 １３ 断熱突出壁体 １４ 収納容器 １５ 冷却部 １６ 冷却器 １７ 冷気循環ファン ２０ 第１仕切部材 ２１ 導入部 ２２ 第２仕切部材 ２６ 風向板 ２９ 導出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 文夫 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平１−263483（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F25D 17/06 F25D 25/00
Claims (4)
- 【請求項１】 内外両箱間に断熱材を設けて形成し、第
１冷却室を画成する横長の断熱箱体と、該断熱箱体の側
部に設けられた機械室と、該機械室及び前記断熱箱体の
上方に設けられ、上面が開口した第２冷却室を画成する
断熱突出壁体と、前記第１冷却室の側部に設けられ、冷
却器及び冷気循環ファンを設けた冷却部と、該冷却部か
らの冷気の一部を前記第２冷却室の機械室上方区域に導
入する導入部と、該導入部とは反対側に位置する断熱箱
体の側部に形成され、第２冷却室と第１冷却室とを連通
する導出部と、前記断熱突出壁体の上面開口を閉塞し、
容器状を成して内部に被冷却物を収納する収納容器とを
備えたことを特徴とする横型冷蔵庫。 - 【請求項２】 導入部は、機械室の天壁を形成する断熱
部材と、冷却部の冷気循環ファンの上部に対向する第１
仕切部材と、第１冷却室及び第２冷却室を仕切る第２仕
切部材とにより冷気通路を形成して成ることを特徴とす
る請求項１記載の横型冷蔵庫。 - 【請求項３】 冷却部の冷気循環ファンは並列に複数個
設置され、第１仕切部材は複数個の冷気循環ファンの内
の一つのファンに対向して設けられていることを特徴と
する請求項１或いは請求項２記載の横型冷蔵庫。 - 【請求項４】 導入部の上方に設けられ、第２冷却室横
方向へ送風するための風向板を備えたことを特徴とする
請求項１又は請求項２或いは請求項３記載の横型冷蔵
庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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