JPH1082577A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

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Publication number
JPH1082577A
JPH1082577A JP23525396A JP23525396A JPH1082577A JP H1082577 A JPH1082577 A JP H1082577A JP 23525396 A JP23525396 A JP 23525396A JP 23525396 A JP23525396 A JP 23525396A JP H1082577 A JPH1082577 A JP H1082577A
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JP
Japan
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room
wavy
machine room
plates
cooling storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP23525396A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Maru
健治 丸
Nobumitsu Imai
宣充 今井
Takeshi Fujii
猛 藤井
Fumio Mizuno
文夫 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1082577A publication Critical patent/JPH1082577A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械室上のどの位置に物が置かれても、機械
室内の排気効率を良好に維持することを目的とした。 【解決手段】 断熱箱体3の上部に機械室20を構成
し、この機械室20内に冷却装置を構成する圧縮機2
9、凝縮器31、凝縮器用送風機32を設置して成る冷
却貯蔵庫1において、機械室20の天部に、波状に形成
した波状天板35を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばホテルやレ
ストランなどの厨房に設置される縦型の業務用冷蔵庫の
如く、断熱箱体の天部に機械室を構成して成る冷却貯蔵
庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりホテルやレストランなどの厨房
に設置される業務用の縦型冷却貯蔵庫は、例えば特開平
7ー318223号公報(F25D19/00)に示さ
れる如く、貯蔵庫本体の上部に、上面が天板により塞が
れる機械室を形成し、この機械室内に、凝縮器及びその
凝縮器への送風を行うための送風機を設けるようにした
ものにおいて、前記機械室の床部に固定され前記送風機
のファンモータが取付けられるモータ取付板を、前記天
板まで上方に長く構成し、そのモータ取付板により前記
天板の途中部を支持する構造とした冷却貯蔵庫が開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
技術では、モータ取付板により天板の一部を支持してい
る構造であるため、支持している以外の部位に重量のあ
る物品等を載置すると、その物品を載置した位置で天板
がへこむ恐れがある。特に、機械室天部に排気ダクトを
構成する冷却貯蔵庫の場合、排気ダクトの一部が載置し
た物品によってへこみ、排気ダクトの一部を塞いでしま
う恐れがある。そして、排気ダクトが塞がれてしまう
と、著しく排気効率が落ちる問題を有していた。
【0004】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、機械室上のどの位置に物
が置かれても、機械室内の排気効率を良好に維持するこ
とができる冷却貯蔵庫を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の冷却貯
蔵庫は、断熱箱体の上部に機械室を構成し、この機械室
内に冷却装置を構成する圧縮機、凝縮器、凝縮器用送風
機を設置して成るものであって、機械室の天部に、波状
に形成した波状部材を設けたものである。このため、波
状部材を排気ダクトとすることができる。即ち、波を左
右方向に形成した場合、前後方向の排気ダクトを形成す
ることができ、波を前後方向に形成した場合、左右方向
の排気ダクトを形成することができる。また、波状であ
るため、どの位置に物品を載置しても物品を載置した部
分がへこむことを防止できる。
【0006】また、請求項2の発明の冷却貯蔵庫は、上
記において複数の波状部材を備え、排気方向を変更可能
としたものである。このため、排気方向を適宜変更可能
で、一方を側方向に排気させ、他方を前後方向に排気さ
せるということも可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の冷却貯蔵庫の正面図、
図2は図1のA−A断面図、図3は左右方向に排気する
構造の冷却貯蔵庫の正面図、図4は図3のB−B断面図
である。実施例の冷却貯蔵庫1は、例えばホテルやレス
トランの厨房に設置される縦型の業務用冷蔵庫であり、
前面に開口2を有した矩形状の断熱箱体3により構成さ
れている。そして、この断熱箱体3内に貯蔵室4が構成
されると共に、開口2は横仕切7にて区画され、区画さ
れた各開口は扉8、9にて開閉自在に閉塞されている。
また、10は貯蔵室4内に架設された棚である。
【0008】断熱箱体3の背壁3Bの中央部には外気通
風経路を構成する上下に渡る凹所11が所定幅で形成さ
れており、この凹所11の背面は背面ダクト板12にて
閉塞されている。また、凹所11の上下端は開放してい
る。一方、断熱箱体3の天壁3Aには矩形状の孔が形成
されており、この孔を上から閉塞するかたちで断熱板1
4が取り付けられる。この断熱板14の下面には冷却装
置の冷却ユニット16を構成する冷却器17と、その前
側に送風機18が取り付けられており、これら冷却器1
7及び送風機18は貯蔵室4内上部に位置している。そ
して、冷却器17の下側には露受板19が配置されてお
り、送風機18、露受板19及び冷却器17は、送風機
18に対応する位置に吸込口21が、冷却器17より後
方には図示しない吐出口が形成された冷却器カバー15
が設けられている。
【0009】露受板19の後端はパイプ形状となり、断
熱箱体3の背壁3Bを貫通して凹所11内に臨んだドレ
ンソケット25に接続されている。そして、このドレン
ソケット25は凹所11内においてドレンホース26に
連結され、ドレンホース26は凹所11内を降下し、断
熱箱体3の下側に引き込まれている。そして、ドレンホ
ース26は断熱箱体3の底面に設けられた排水トラップ
36に接続されている。尚、この断熱箱体3の下面四隅
には脚27・・・が取り付けられている。
【0010】一方、断熱箱体3の天壁3A上(天部)に
は機械室20が構成され、断熱板14の上面には前記冷
却装置のコンデンシングユニット28を構成する圧縮機
29、凝縮器31及び凝縮器用送風機32が設置され
て、これらは機械室20内に位置する。そして、前記凹
所11はこの機械室20後端中央部において開放する。
このとき、圧縮機29は最も後方(凹所11の近傍)に
設置され、その前側に凝縮器用送風機32が設置され
る。また、凝縮器用送風機32の前側には凝縮器31が
設けられ、この凝縮器31の前側には着脱自在なフィル
タ33が設けられている。
【0011】機械室20の前方には開閉自在のパネル3
4が取り付けられてコンデンシングユニット28は隠蔽
されると共に、機械室20の後及び左右は閉塞される。
36はパネル34に取り付けられたコントロールユニッ
トである。また、パネル34の下部には、コンデンシン
グユニット28を冷却するため、外気を取り入れる取入
口37が形成されている。
【0012】また、機械室20の上面前部、即ち空気取
入口37から冷却器17までは、仕切板30にて閉塞さ
れている。更に、機械室20の上面は波状に形成された
波状部材としての波状天板35、35にて閉塞される。
そして、この波状天板35上には食材を入れた段ボール
Dなどの物品を載置できる。図1及び図2に示す実施の
形態は、左右方向に波うつ形態で二個の波状天板35、
35を並設した例を示し、これら波状天板35、35は
後端に傾斜状の導入板37を設け、機械室20の後方か
らの排気を前方に導くものである。
【0013】これにより、波状天板35上に段ボールD
等の物品が載置された場合、或いは冷却貯蔵庫1がビル
トイン設置された場合であっても、機械室20から前方
に排気できるため凝縮能力不足となる事態を防止でき、
常に良好な冷却能力とすることができる。また、図3及
び図4に示す実施の形態は、前後方向に波うつ形態の波
状天板35を左右に並設した例を示し、左右方向に排気
することができるものである。この場合、波状天板35
の上点側と下点側の内、下点側を前記フィルタ33と同
位置とすることにより、前記仕切板30を用いず、前側
から外気を取り入れ、後側から排気するという構造とす
る。
【0014】尚、各波状天板35、35は冷却貯蔵庫1
の据え付け現場にて取り付けると共に、それらの取付形
態は当該据え付け現場の状況で排気方向を考慮し、決定
するものとする。そして、以上の例の他にも、左側の波
状天板35は前方向に排気し、右側は右方向に排気する
構造、若しくは左側を左方向に排気し、右側を前方向に
排気するように構成することもできる。この際、前方側
に排気する側にのみ仕切板30を設ける必要がある。
【0015】このように構成することにより、厨房の多
彩なレイアウトに対応して排気方向を適宜変更すること
ができる。以上の構成で前記圧縮機29及び各送風機1
8、32が運転されると、冷却器17が冷却作用を発揮
し、この冷却器17と熱交換した冷気は吐出口から貯蔵
室4に吹き出される。そして、貯蔵室4内を循環した後
吸込口21から吸引され、これによって貯蔵室4内は所
定の冷蔵温度(若しくは冷凍温度)に維持される。
【0016】即ち、請求項1の発明では断熱箱体3の上
部に機械室20を構成し、この機械室20内に冷却装置
を構成する圧縮機29、凝縮器31、凝縮器用送風機3
2を設置して成る冷却貯蔵庫1において、機械室20の
天部に、波状に形成した波状天板35を設けたので、波
状天板35を排気ダクトとすることができる。即ち、波
を左右方向に形成した場合、前後方向の排気ダクトを形
成することができ、波を前後方向に形成した場合、左右
方向の排気ダクトを形成することができる。また、波状
であるため、どの位置に物品Dを載置しても物品Dを載
置した部分がへこむことを防止できる。
【0017】また、請求項2の発明によれば複数の波状
天板35を備え、排気方向を変更可能としたので、排気
方向を適宜変更可能で、一方を側方向に排気させ、他方
を前後方向に排気させるということも可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、断熱箱体の上部に機械室を構成し、この機械室内に
冷却装置を構成する圧縮機、凝縮器、凝縮器用送風機を
設置して成る冷却貯蔵庫において、機械室の天部に、波
状に形成した波状部材を設けたので、波状部材を排気ダ
クトとすることができる。即ち、波を左右方向に形成し
た場合、前後方向の排気ダクトを形成することができ、
波を前後方向に形成した場合、左右方向の排気ダクトを
形成することができる。また、波状であるため、どの位
置に物品を載置しても物品を載置した部分がへこむこと
を防止できる。従って、機械室上のどの位置に物が置か
れても、機械室内の排気効率を良好に維持することがで
きる また、請求項2の発明によれば、上記に加えて複数の波
状部材を備え、排気方向を変更可能としたので、排気方
向を適宜変更可能で、一方を側方向に排気させ、他方を
前後方向に排気させるということも可能となる。従っ
て、設置する厨房室のレイアウトに合わせて最適な排気
方向とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却貯蔵庫の正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】左右方向に排気する構造の冷却貯蔵庫の正面図
である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 冷却貯蔵庫 3 断熱箱体 4 貯蔵室 17 冷却器 20 機械室 29 圧縮機 31 凝縮器 32 凝縮器用送風機 35 波状天板(波状部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 文夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体の上部に機械室を構成し、この
    機械室内に冷却装置を構成する圧縮機、凝縮器、凝縮器
    用送風機を設置して成る冷却貯蔵庫において、 機械室の天部に設けられ、波状に形成した波状部材を備
    えていることを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 複数の波状部材を備え、排気方向を変更
    可能としたことを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵
    庫。
JP23525396A 1996-09-05 1996-09-05 冷却貯蔵庫 Pending JPH1082577A (ja)

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JP23525396A JPH1082577A (ja) 1996-09-05 1996-09-05 冷却貯蔵庫

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JP23525396A Pending JPH1082577A (ja) 1996-09-05 1996-09-05 冷却貯蔵庫

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007017022A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫

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