JPH0961037A

JPH0961037A - 冷却貯蔵庫

Info

Publication number: JPH0961037A
Application number: JP24087995A
Authority: JP
Inventors: Minoru Tanaka; 稔田中; Hajime Komada; 一駒田
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1995-08-25
Filing date: 1995-08-25
Publication date: 1997-03-07

Abstract

(57)【要約】【課題】機械室上に物が置かれ、或いは、ビルトイン
設置される場合にも、機械室内の通風性を良好に維持す
ることができる冷却貯蔵庫を提供する。【解決手段】冷却貯蔵庫１は、断熱箱体３の天井に機
械室２０を構成し、この機械室２０内に冷却装置１５を
構成する圧縮機２９、凝縮器３１、凝縮器用送風機３２
を設置して成る。凝縮器用送風機３２の運転に伴い、断
熱箱体３下部から外気を吸引して機械室２０内に供給す
る凹所１１を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えばホテルやレ
ストランなどの厨房に設置される縦型の業務用冷蔵庫の
如く、断熱箱体の天井に機械室を構成して成る冷却貯蔵
庫に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来よりホテルやレストランなどの厨房
に設置される業務用の縦型冷却貯蔵庫は、例えば特開平
５−１８７７５９号公報（Ｆ２５Ｄ１９／００）に示さ
れる如く、前面に開口する断熱箱体の天面に圧縮機や凝
縮器、凝縮器用送風機などを設置する機械室を構成して
いる。

【０００３】以下、図６において係る従来の冷却貯蔵庫
１０１の構造を説明する。従来の冷却貯蔵庫１０１は、
前面に開口１０２を有した矩形状の断熱箱体１０３によ
り構成されている。そして、この断熱箱体１０３内に貯
蔵室１０４が構成されると共に、開口１０２は横仕切１
０７にて上下に区画され、区画された各開口は扉１０
８、１０９にて開閉自在に閉塞されている。

【０００４】断熱箱体１０３の天壁１０３Ａには矩形状
の窓孔１１３が形成されており、この窓孔１１３を上か
ら閉塞するかたちで断熱板１１４が取り付けられる。こ
の断熱板１１４の下面には冷却装置１１５の冷却ユニッ
ト１１６を構成する冷却器１１７と、その前側に送風機
１１８が取り付けられており、これら冷却器１１７及び
送風機１１８は貯蔵室１０４内上部に位置している。そ
して、冷却器１１７の下側には露受板１１９が配置さ
れ、送風機１１８に対応する露受板１１９には吸込口１
２１が、また、露受板１１９の後端には吐出口１２２が
形成される。

【０００５】露受板１１９の後端はパイプ状となり、断
熱箱体１０３の背壁を貫通して取り付けられたドレンソ
ケット１２５を介してドレンホース１２６に連結される
と共に、このドレンホース１２６は断熱箱体１０３の背
面を降下して、断熱箱体１０３の下側に引き込まれてい
る。そして、この断熱箱体１０３の下面四隅には脚１２
７・・・が取り付けられている。

【０００６】一方、断熱箱体１０３の天壁１０３Ａ上
（天井）には機械室１２０が構成され、この機械室１２
０内に位置して、前記断熱板１１４の上面には前記冷却
装置１１５のコンデンシングユニット１２８を構成する
圧縮機１２９、凝縮器１３１及び凝縮器用送風機１３２
が設置されている。また、この凝縮器１３１の前側には
フィルタ１３３が配置されている。

【０００７】これら機械室１２０の前方には開閉自在の
パネル１３４が取り付けられて隠蔽される。そして、こ
のパネル１３４の下縁と断熱箱体１０３との間には隙間
Ｇが構成されている。

【０００８】前記圧縮機１２９及び各送風機１１８、１
３２が運転されると、冷却器１１７が冷却作用を発揮
し、この冷却器１１７と熱交換した冷気は吐出口１２２
から貯蔵室１０４に吹き出される。そして、貯蔵室１０
４内を循環した後、吸込口１２１から吸引され、これに
よって、貯蔵室１０４内は所定の冷蔵温度（若しくは冷
凍温度）に維持される。また、パネル１３４下縁の隙間
Ｇからは図６に矢印で示す如く外気が吸引され、凝縮器
１３１及び圧縮機１２９を空冷した後、後方及び上方に
吹き出される。更に、冷却器１１７にて生じた除霜水は
露受板１１９に受容され、ドレンソケット１２５、ドレ
ンホース１２６を経て外部に排出されるものであった。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の厨房
スペースの効率化に伴い、係る冷却貯蔵庫の上方には物
が置かれ、或いは、冷却貯蔵庫全体が壁面に組み込まれ
る、所謂ビルトイン設置が行われるようになって来てい
るが、係る場合には天井部の機械室１２０における通風
性能が問題となるため、従来では前記公報の如く機械室
１２０周囲を孔が穿設されたカバーにて被っていた。

【００１０】しかしながら、パネル１３４と前記カバー
の孔は近接しているため、隙間Ｇと孔の間で通風空気の
所謂ショートサイクルが発生し、機械室１２０内の圧縮
機１２９や凝縮器１３１の空冷が損なわれて、冷却装置
１１５の冷却能力が低下する問題がある。特に、前述の
如き状況（物が置かれたりビルトイン設置されるなど）
で機械室周囲が囲まれると、係るショートサイクルは一
層生じ易くなる。

【００１１】また、冷却器１１７にて生じた除霜水は露
受板１１９からドレンソケット１２５、ドレンホース１
２６を経て外部に排出されるものであるが、係る冷たい
除霜水や冷気によってドレンソケット１２５は冷やさ
れ、周囲に結露するため、従来では図７に示す如く断熱
材１４１にてドレンソケット１２５を断熱する必要があ
った。尚、１４２はドレンソケットカバーである。

【００１２】更に、ドレンホース１２６から流出した除
霜水を廃棄するために、ピットと称される配水管を設置
現場（床面）に設けてドレンホース１２６を接続しなけ
ればならず、現場工事が極めて煩雑なものとなってい
た。

【００１３】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、機械室上に物が置かれ、
或いは、ビルトイン設置される場合にも、機械室内の通
風性を良好に維持することができる冷却貯蔵庫を提供す
ることを目的とする。

【００１４】

【課題を解決するための手段】請求項１の発明の冷却貯
蔵庫は、断熱箱体の天井に機械室を構成し、この機械室
内に冷却装置を構成する圧縮機、凝縮器、凝縮器用送風
機を設置して成るものであって、凝縮器用送風機の運転
に伴い、断熱箱体下部から外気を吸引して機械室内に供
給する外気通風経路を形成したものである。

【００１５】請求項２の発明の冷却貯蔵庫は、断熱箱体
の天井に機械室を構成し、この機械室内に冷却装置を構
成する圧縮機、凝縮器、凝縮器用送風機を設置して成る
ものであって、断熱箱体の背面に、上下に渡る凹所を形
成すると共に、この凹所の上端を機械室内に連通させ、
少なくとも一部を外部に開放させたものである。

【００１６】請求項３の発明の冷却貯蔵庫は、上記に加
えて断熱箱体の底面に形成された底面ダクトと、この底
面ダクト内に設けられ、冷却装置を構成する冷却器から
の除霜水を受容する蒸発皿と、この蒸発皿内に設けら
れ、毛細管作用を有する蒸発部材と、この底面ダクトの
一端に着脱可能に設けられたフィルタとを備えており、
断熱箱体の凹所の背面を閉塞すると共に、底面ダクトの
他端を凹所の下端に連通させたものである。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図１は本発明の冷却貯蔵庫１の縦断側
面図、図２は天板３５を除く冷却貯蔵庫１の平面図を示
している。

【００１８】実施例の冷却貯蔵庫１は、例えばホテルや
レストランの厨房に設置される縦型の業務用冷蔵庫であ
り、前面に開口２を有した矩形状の断熱箱体３により構
成されている。そして、この断熱箱体３内に貯蔵室４が
構成されると共に、開口２は横仕切７にて区画され、区
画された各開口は扉８、９にて開閉自在に閉塞されてい
る。また、１０は貯蔵室４内に架設された棚である。

【００１９】断熱箱体３の背壁３Ｂの中央部には外気通
風経路を構成する上下に渡る凹所１１が所定幅で形成さ
れており、この凹所１１の背面は背面ダクト板１２にて
閉塞されている。また、凹所１１の上下端は開放してい
る。

【００２０】一方、断熱箱体３の天壁３Ａには矩形状の
窓孔１３が形成されており、この窓孔１３を上から閉塞
するかたちで断熱板１４が取り付けられる。この断熱板
１４の下面には冷却装置１５の冷却ユニット１６を構成
する冷却器１７と、その前側に送風機１８が取り付けら
れており、これら冷却器１７及び送風機１８は貯蔵室４
内上部に位置している。そして、冷却器１７の下側には
露受板１９が配置され、送風機１８に対応する露受板１
９には吸込口２１が、また、露受板１９の後端には吐出
口２２が形成される。

【００２１】露受板１９の後端はパイプ形状となり、断
熱箱体３の背壁３Ｂを貫通して凹所１１内に臨んだドレ
ンソケット２５に接続されている。そして、このドレン
ソケット２５は凹所１１内においてドレンホース２６に
連結され、ドレンホース２６は凹所１１内を降下し、断
熱箱体３の下側に引き込まれている。そして、この断熱
箱体３の下面四隅には脚２７・・・が取り付けられてい
る。

【００２２】一方、断熱箱体３の天壁３Ａ上（天井）に
は機械室２０が構成され、断熱板１４の上面には前記冷
却装置１５のコンデンシングユニット２８を構成する圧
縮機２９、凝縮器３１及び凝縮器用送風機３２が設置さ
れて、これらは機械室２０内に位置する。そして、前記
凹所１１はこの機械室２０後端中央部において開放す
る。

【００２３】このとき、圧縮機２９は最も後方（凹所１
１の近傍）に設置され、その前側に凝縮器用送風機３２
が設置される。また、凝縮器用送風機３２の前側には階
段状の仕切板３０が取り付けられており、この仕切板３
０の水平壁は開口してその上側にはフィルタ３３が着脱
自在に挿入される。そして、前記凝縮器３１はこのフィ
ルタ３３の上側に水平に設置されている。

【００２４】機械室２０の前方には開閉自在のパネル３
４が取り付けられてコンデンシングユニット２８は隠蔽
されると共に、機械室２０の後及び左右は閉塞される。
３６はパネル３４に取り付けられたコントロールユニッ
トである。また、機械室２０の上面も天板３５にて閉塞
される。そして、この天板３５上には食材を入れた段ボ
ールＤなどの物品を載置できる。更に、天板３５の前端
とパネル３４の上縁には隙間Ｇが構成される。

【００２５】以上の構成で、前記圧縮機２９及び各送風
機１８、３２が運転されると、冷却器１７が冷却作用を
発揮し、この冷却器１７と熱交換した冷気は吐出口２２
から貯蔵室４に吹き出される。そして、貯蔵室４内を循
環した後、吸込口２１から吸引され、これによって、貯
蔵室４内は所定の冷蔵温度（若しくは冷凍温度）に維持
される。

【００２６】また、凝縮器用送風機３２は運転して圧縮
機２９側から空気を吸引するので、凹所１１の下端から
は断熱箱体３下部の比較的温度の低い外気が吸引され、
図１及び図２中矢印で示す如く圧縮機２９及び凝縮器３
１を空冷した後、前上方の隙間Ｇから外部に吹き出され
る。更に、冷却器１７にて生じた除霜水は露受板１９に
受容され、ドレンソケット２５及びドレンホース２６を
経て外部に排出される。

【００２７】このように、本発明では断熱箱体３の天井
に構成した機械室２０内に圧縮機２９、凝縮器３１、凝
縮器用送風機３２を設置し、凝縮器用送風機３２の運転
に伴い、断熱箱体３の下部から凹所１１を通して外気を
吸引し、機械室２０内に供給するようにしたので、機械
室２０の天板３５上に段ボールＤなどの物品が置かれ、
或いは、冷却貯蔵庫１がビルトイン設置される場合に
も、凹所１１から外気の通風を確保することが可能とな
る。また、凹所１１の下端と隙間Ｇとは離間しているの
で、通風外気のショートサイクルも発生し難くなる。

【００２８】特に、断熱箱体３下部の比較的温度の低い
外気を機械室２０内に通風することができるので、圧縮
機２９や凝縮器３１を円滑且つ有効に空冷することがで
きるようになり、冷却装置１５の運転効率が向上すると
共に、長寿命化を図ることが可能となる。

【００２９】また、凹所１１内を流通する外気によって
ドレンソケット２５への結露を防止することが可能とな
るので、従来必要とされていた断熱材なども不要とな
り、部品点数の削減を図ることが可能となる。

【００３０】次に、図４及び図５はもう一つの本発明の
冷却貯蔵庫１を示している。尚、図中図１乃至図３と同
一符号で示すものは同一若しくは同様の機能を奏するも
のとする。

【００３１】この場合、断熱板１４上には前側から圧縮
機２９、凝縮器用送風機３２、凝縮器３１の順で各機器
が設置されている。また、断熱箱体３の底面には前端が
開口した底面ダクト部材４１が取り付けられ、内部に底
面ダクト４２が構成されている。そして、この底面ダク
ト４２の後端は凹所１１の下端に連通している。

【００３２】また、底面ダクト部材４１の前部底面は切
り欠かれており、この切欠部分に位置して蒸発皿４４が
着脱自在に支持されている。また、この蒸発皿４４内に
は毛細管作用を有する蒸発部材４５（不織布などから成
る）が載置される。そして、ドレンホース２６はこの蒸
発皿４４上に開口している。更に、底面ダクト部材４１
前端にはフィルタ３３がマジックテープ４６、４６及び
４７、４７にて着脱自在に取り付けられ、底面ダクト４
２の前端部に配置される。

【００３３】以上の構成で、凝縮器用送風機３２は運転
して今度は凝縮器３１側から空気を吸引するので、底面
ダクト４２の前端からはフィルタ３３を介し、底面ダク
ト４２、凹所１１内を通って断熱箱体３下部の比較的温
度の低い外気が吸引され、図４中矢印で示す如く凝縮器
３１及び圧縮機２９を空冷した後、前上方の隙間Ｇから
外部に吹き出される。更に、冷却器１７にて生じた除霜
水は露受板１９に受容され、ドレンソケット２５及びド
レンホース２６を経て蒸発皿４４内に排出される。

【００３４】このように、図４及び図５の冷却貯蔵庫１
では前記に加えて底面ダクト４２内を流れる外気によっ
て蒸発皿４４内の除霜水を蒸発させることができると共
に、蒸発部材４５によって除霜水の蒸発はより一層円滑
に行われるようになる。従って、床面にピットを形成す
ることも不要となり、据え付け作業性が著しく向上す
る。そして、底面ダクト４２にはフィルタ３３が着脱自
在に設けられているので、機械室２０にフィルタを設け
る必要が無くなり、保守管理も極めて容易になる。

【００３５】

【発明の効果】以上詳述した如く請求項１の発明によれ
ば、断熱箱体の天井に構成した機械室内に冷却装置を構
成する圧縮機、凝縮器、凝縮器用送風機を設置した冷却
貯蔵庫において、凝縮器用送風機の運転に伴い、断熱箱
体下部から外気を吸引して機械室内に供給する外気通風
経路を形成したので、機械室上に物が置かれ、或いは、
冷却貯蔵庫がビルトイン設置される場合にも、外気通風
経路から外気の通風を確保することが可能となると共
に、通風外気のショートサイクルが発生し難くなる。

【００３６】特に、断熱箱体下部の比較的温度の低い外
気を機械室内に通風することができるので、圧縮機や凝
縮器を円滑且つ有効に空冷することができるようにな
り、冷却装置の運転効率が向上すると共に、長寿命化を
図ることが可能となる。

【００３７】また、請求項２の発明によれば、断熱箱体
の天井に構成した機械室内に冷却装置を構成する圧縮
機、凝縮器、凝縮器用送風機を設置した冷却貯蔵庫にお
いて、断熱箱体の背面に、上下に渡る凹所を形成すると
共に、この凹所の上端を機械室内に連通させ、少なくと
も一部を外部に開放させたので、機械室上に物が置か
れ、或いは、冷却貯蔵庫がビルトイン設置される場合に
も、凹所から外気の通風を確保することが可能となると
共に、通風外気のショートサイクルが発生し難くなる。

【００３８】特に、除霜水の排水経路を凹所内に配置す
ることにより、凹所内を流通する外気によって排水経路
への結露を防止することが可能となる。従って、従来必
要とされていた断熱材なども不要となり、部品点数の削
減を図ることが可能となるものである。

【００３９】そして、請求項３の発明によれば、上記に
加えて断熱箱体の底面に底面ダクトを構成し、この底面
ダクト内に冷却装置を構成する冷却器からの除霜水を受
容する蒸発皿を設け、この蒸発皿内に毛細管作用を有す
る蒸発部材を設けると共に、底面ダクトの一端に着脱可
能にフィルタを設け、断熱箱体の凹所の背面を閉塞し
て、底面ダクトの他端を凹所の下端に連通させたので、
断熱箱体下部の比較的温度の低い外気を、底面ダクト及
び凹所内を通して機械室内に通風することができるよう
になる。

【００４０】従って、圧縮機や凝縮器を円滑且つ有効に
空冷することができるようになり、冷却装置の運転効率
が向上すると共に、長寿命化を図ることが可能となる。

【００４１】また、通風外気によって蒸発皿内の除霜水
を蒸発させることができると共に、蒸発部材によって除
霜水の蒸発はより一層円滑に行われるようになる。従っ
て、床面にピットを形成することも不要となり、据え付
け作業性が著しく向上する。そして、底面ダクトにはフ
ィルタが着脱自在に設けられているので、機械室にフィ
ルタを設ける必要が無くなり、保守管理も極めて容易に
なるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の冷却貯蔵庫の縦断側面図である。

【図２】天板を除く本発明の冷却貯蔵庫の平面図であ
る。

【図３】ドレンソケット部分の冷却貯蔵庫の拡大縦断側
面図である。

【図４】もう一つの本発明の冷却貯蔵庫の縦断側面図で
ある。

【図５】図４の冷却貯蔵庫下部の正面図である。

【図６】従来の冷却貯蔵庫の縦断側面図である。

【図７】従来の冷却貯蔵庫のドレンソケット部分の拡大
縦断側面図である。

【符号の説明】

１冷却貯蔵庫２開口３断熱箱体４貯蔵室１１凹所１２背面ダクト板１５冷却装置１７冷却器２０機械室２５ドレンソケット２６ドレンホース２９圧縮機３１凝縮器３２凝縮器用送風機３３フィルタ４２底面ダクト４４蒸発皿４５蒸発部材

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】断熱箱体の天井に機械室を構成し、この
機械室内に冷却装置を構成する圧縮機、凝縮器、凝縮器
用送風機を設置して成る冷却貯蔵庫において、前記凝縮器用送風機の運転に伴い、前記断熱箱体下部か
ら外気を吸引して前記機械室内に供給する外気通風経路
を形成したことを特徴とする冷却貯蔵庫。
【請求項２】断熱箱体の天井に機械室を構成し、この
機械室内に冷却装置を構成する圧縮機、凝縮器、凝縮器
用送風機を設置して成る冷却貯蔵庫において、前記断熱箱体の背面に、上下に渡る凹所を形成すると共
に、この凹所の上端を前記機械室内に連通させ、少なく
とも一部を外部に開放させたことを特徴とする冷却貯蔵
庫。
【請求項３】断熱箱体の底面に形成された底面ダクト
と、この底面ダクト内に設けられ、冷却装置を構成する
冷却器からの除霜水を受容する蒸発皿と、この蒸発皿内
に設けられ、毛細管作用を有する蒸発部材と、この底面
ダクトの一端に着脱可能に設けられたフィルタとを備
え、断熱箱体の凹所の背面を閉塞すると共に、前記底面
ダクトの他端を前記凹所の下端に連通させたことを特徴
とする請求項２の冷却貯蔵庫。