JP3015715B2 - 冷却貯蔵庫の排水装置 - Google Patents
冷却貯蔵庫の排水装置Info
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- JP3015715B2 JP3015715B2 JP7188631A JP18863195A JP3015715B2 JP 3015715 B2 JP3015715 B2 JP 3015715B2 JP 7188631 A JP7188631 A JP 7188631A JP 18863195 A JP18863195 A JP 18863195A JP 3015715 B2 JP3015715 B2 JP 3015715B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2321/00—Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2321/14—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
- F25D2321/146—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the pipes or pipe connections
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- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、業務用冷蔵庫などの冷
却貯蔵庫の排水装置に関するものである。
却貯蔵庫の排水装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種冷却貯蔵庫、特に、メイソン
リー仕様と称される業務用冷蔵庫は、例えば特開平５−
６０４５２号公報（Ｆ２５Ｄ２１／１４）に示される如
く断熱箱体の底面に脚を有しておらず、通常コンクリー
トで形成されたベースに断熱箱体を直接載置して設置さ
れる。
リー仕様と称される業務用冷蔵庫は、例えば特開平５−
６０４５２号公報（Ｆ２５Ｄ２１／１４）に示される如
く断熱箱体の底面に脚を有しておらず、通常コンクリー
トで形成されたベースに断熱箱体を直接載置して設置さ
れる。
【０００３】また、前記公報では貯蔵室の底面に排水孔
が形成されると共に、貯蔵室内に設けられた冷却器から
の排水を庫外に排出するためのドレンホースは、貯蔵室
の底面上を延在して前記排水孔に連結されている。係
る、構成によればドレンホースが断熱箱体の底面に現れ
ないので、据え付け時に係るドレンホースを避けるため
にベースを掘削するなどの作業が不要となるものであっ
た。
が形成されると共に、貯蔵室内に設けられた冷却器から
の排水を庫外に排出するためのドレンホースは、貯蔵室
の底面上を延在して前記排水孔に連結されている。係
る、構成によればドレンホースが断熱箱体の底面に現れ
ないので、据え付け時に係るドレンホースを避けるため
にベースを掘削するなどの作業が不要となるものであっ
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】更に、前記公報ではド
レンホースの継ぎ手にて排水孔の上方を覆うことによっ
て、貯蔵室からの冷気漏洩を削減していたが、ドレンホ
ース内を通って冷気が流出し、或いは、外気が流入する
不都合を阻止することができない問題があった。
レンホースの継ぎ手にて排水孔の上方を覆うことによっ
て、貯蔵室からの冷気漏洩を削減していたが、ドレンホ
ース内を通って冷気が流出し、或いは、外気が流入する
不都合を阻止することができない問題があった。
【０００５】また、ドレンホースが貯蔵室の底面上を左
右に渡っているため、貯蔵室内への物品収納の邪魔とな
り、それによって貯蔵室の有効容積が狭められてしまう
問題もあった。
右に渡っているため、貯蔵室内への物品収納の邪魔とな
り、それによって貯蔵室の有効容積が狭められてしまう
問題もあった。
【０００６】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、所謂メイソンリー仕様の
冷却貯蔵庫においても、その据え付け作業性を悪化させ
ること無く、貯蔵室からの冷気漏洩、並びに、貯蔵室へ
の外気の侵入を有効に阻止することができる排水装置を
提供することを目的とする。
るために成されたものであり、所謂メイソンリー仕様の
冷却貯蔵庫においても、その据え付け作業性を悪化させ
ること無く、貯蔵室からの冷気漏洩、並びに、貯蔵室へ
の外気の侵入を有効に阻止することができる排水装置を
提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の排水装置は、貯
蔵室内に冷却器を設置して成る冷却貯蔵庫に適用される
ものであり、冷却器の下側に設けられ、冷却器からの排
水を受容するドレンパンと、このドレンパンに形成され
た排水孔と、この排水孔と水平方向において離間した位
置の貯蔵室の底面に形成された排水口と、排水孔と排水
口とを連通する排水経路とを備え、排水口は排水孔より
も下方に位置しており、排水経路は排水孔と排水口との
間の貯蔵室内においてＵトラップを形成するものであ
る。
蔵室内に冷却器を設置して成る冷却貯蔵庫に適用される
ものであり、冷却器の下側に設けられ、冷却器からの排
水を受容するドレンパンと、このドレンパンに形成され
た排水孔と、この排水孔と水平方向において離間した位
置の貯蔵室の底面に形成された排水口と、排水孔と排水
口とを連通する排水経路とを備え、排水口は排水孔より
も下方に位置しており、排水経路は排水孔と排水口との
間の貯蔵室内においてＵトラップを形成するものであ
る。
【０００８】請求項２の発明の冷却貯蔵庫の排水装置
は、上記において貯蔵室は前面に開口すると共に、冷却
器は貯蔵室の側面に設けられ、排水口は貯蔵室の前部に
おける側面近傍に形成されているものである。
は、上記において貯蔵室は前面に開口すると共に、冷却
器は貯蔵室の側面に設けられ、排水口は貯蔵室の前部に
おける側面近傍に形成されているものである。
【０００９】
【作用】本発明の冷却貯蔵庫の排水装置によれば、ドレ
ンパンの排水孔と水平方向において離間した位置の貯蔵
室底面に、排水孔よりも下方に位置して排水口を形成
し、且つ、排水孔と排水口とを連通する排水経路は、Ｕ
トラップを形成するようにしたので、排水経路を通って
貯蔵室内の冷気が漏洩し、或いは、外気が貯蔵室内に侵
入する不都合を解消し、冷却貯蔵庫の運転効率を向上さ
せることができる。
ンパンの排水孔と水平方向において離間した位置の貯蔵
室底面に、排水孔よりも下方に位置して排水口を形成
し、且つ、排水孔と排水口とを連通する排水経路は、Ｕ
トラップを形成するようにしたので、排水経路を通って
貯蔵室内の冷気が漏洩し、或いは、外気が貯蔵室内に侵
入する不都合を解消し、冷却貯蔵庫の運転効率を向上さ
せることができる。
【００１０】特に、排水経路は排水孔から排水口に渡っ
て所定距離水平方向に延在することになるので、その内
部には所要の容積が確保される。従って、上記封止作用
も確実なものとなる。また、排水経路は排水孔と排水口
との間の貯蔵室内に位置しているので、脚を有しない冷
却貯蔵庫であっても据え付け作業性が悪化することがな
くなる。
て所定距離水平方向に延在することになるので、その内
部には所要の容積が確保される。従って、上記封止作用
も確実なものとなる。また、排水経路は排水孔と排水口
との間の貯蔵室内に位置しているので、脚を有しない冷
却貯蔵庫であっても据え付け作業性が悪化することがな
くなる。
【００１１】また、請求項２の発明の冷却貯蔵庫の排水
装置によれば、上記に加えて貯蔵室は前面に開口すると
共に、冷却器は貯蔵室の側面に設けられ、排水口は貯蔵
室の前部における側面近傍に形成されているので、排水
経路を冷却器と貯蔵室の底面間における貯蔵室の側面近
傍に沿って配置することが可能となり、排水経路が貯蔵
室の有効容積を狭める不都合を解消することができるよ
うになる。特に、排水口は開口近傍に位置しているの
で、据え付け場所の排水ピットを冷却貯蔵庫下側の前部
に採ることが可能となり、据え付け現場における作業性
を一段と向上させることができるようになるものであ
る。
装置によれば、上記に加えて貯蔵室は前面に開口すると
共に、冷却器は貯蔵室の側面に設けられ、排水口は貯蔵
室の前部における側面近傍に形成されているので、排水
経路を冷却器と貯蔵室の底面間における貯蔵室の側面近
傍に沿って配置することが可能となり、排水経路が貯蔵
室の有効容積を狭める不都合を解消することができるよ
うになる。特に、排水口は開口近傍に位置しているの
で、据え付け場所の排水ピットを冷却貯蔵庫下側の前部
に採ることが可能となり、据え付け現場における作業性
を一段と向上させることができるようになるものであ
る。
【００１２】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図１は本発明を適用する冷却貯蔵庫１の正面図、図
２は冷却貯蔵庫１の平面図、図３は図１のＡ−Ａ線断面
図、図４は図１のＢ−Ｂ線断面図、図５は図１のＣ−Ｃ
線断面図、図６は冷却器２部分の冷却貯蔵庫１の拡大縦
断正面図、図７は排水経路３部分の冷却貯蔵庫１の拡大
縦断側面図である。
る。図１は本発明を適用する冷却貯蔵庫１の正面図、図
２は冷却貯蔵庫１の平面図、図３は図１のＡ−Ａ線断面
図、図４は図１のＢ−Ｂ線断面図、図５は図１のＣ−Ｃ
線断面図、図６は冷却器２部分の冷却貯蔵庫１の拡大縦
断正面図、図７は排水経路３部分の冷却貯蔵庫１の拡大
縦断側面図である。
【００１３】実施例の冷却貯蔵庫１は脚を有しない所謂
メイソンリー仕様の横長業務用冷蔵庫であり、前面に左
から開口４Ａ、４Ｂ、４Ｃを備えた横長の断熱箱体６か
ら成る。断熱箱体６内に構成された貯蔵室７内には、断
熱箱体６の左側壁６Ａの内側、即ち、貯蔵室７の左側面
に冷却ユニット８が取り付けられている。この冷却ユニ
ット８は断熱箱体６の底壁６Ｂ上面、即ち、貯蔵室７の
底面よりも上方に間隔を存して位置しており、その内部
には冷却器２が縦設されている。
メイソンリー仕様の横長業務用冷蔵庫であり、前面に左
から開口４Ａ、４Ｂ、４Ｃを備えた横長の断熱箱体６か
ら成る。断熱箱体６内に構成された貯蔵室７内には、断
熱箱体６の左側壁６Ａの内側、即ち、貯蔵室７の左側面
に冷却ユニット８が取り付けられている。この冷却ユニ
ット８は断熱箱体６の底壁６Ｂ上面、即ち、貯蔵室７の
底面よりも上方に間隔を存して位置しており、その内部
には冷却器２が縦設されている。
【００１４】この冷却ユニット８内には、冷却器２の上
側に送風機９、９が配設されると共に、冷却ユニット８
の前面（貯蔵室７側の面）上部には送風機９、９に対応
して吐出口１１、１１が、また、下部には吸込口１２が
それぞれ形成されている。また、冷却ユニット８内には
冷却器２の下側に位置してドレンパン１３が配設されて
おり、この略中央には排水孔１４が冷却ユニット８内か
ら下方に突出して開口形成されている。
側に送風機９、９が配設されると共に、冷却ユニット８
の前面（貯蔵室７側の面）上部には送風機９、９に対応
して吐出口１１、１１が、また、下部には吸込口１２が
それぞれ形成されている。また、冷却ユニット８内には
冷却器２の下側に位置してドレンパン１３が配設されて
おり、この略中央には排水孔１４が冷却ユニット８内か
ら下方に突出して開口形成されている。
【００１５】また、排水孔１４から水平方向で離間した
前下方の底壁６Ｂには硬質塩化ビニル製野パイプにて構
成された排水口５２が形成されている。この排水口５２
は開口４Ａの内側近傍の左側壁６Ａ側に位置しており、
下端は断熱箱体６下方に開口している。
前下方の底壁６Ｂには硬質塩化ビニル製野パイプにて構
成された排水口５２が形成されている。この排水口５２
は開口４Ａの内側近傍の左側壁６Ａ側に位置しており、
下端は断熱箱体６下方に開口している。
【００１６】更に、前記排水孔１４には略Ｕ字状のゴム
パイプ５３の上端が接続され、前方に延在した他端には
硬質塩化ビニル製のコネクタパイプ５４に接続されてい
る。このコネクタパイプ５４は前方に水平に延在してお
り、その前端には略逆Ｕ字状のゴムパイプ５６が接続さ
れ、このゴムパイプ５６の下端が前記排水口５２に接続
される。また、コネクタパイプ５４は底壁６Ｂに取り付
けられた支持板５７にバンド５８にて固定される。そし
て、これらゴムパイプ５３、コネクタパイプ５４及びゴ
ムパイプ５６にて排水経路３が構成され、底壁６Ｂと冷
却ユニット８間に位置するカバー５９に隠蔽される。
パイプ５３の上端が接続され、前方に延在した他端には
硬質塩化ビニル製のコネクタパイプ５４に接続されてい
る。このコネクタパイプ５４は前方に水平に延在してお
り、その前端には略逆Ｕ字状のゴムパイプ５６が接続さ
れ、このゴムパイプ５６の下端が前記排水口５２に接続
される。また、コネクタパイプ５４は底壁６Ｂに取り付
けられた支持板５７にバンド５８にて固定される。そし
て、これらゴムパイプ５３、コネクタパイプ５４及びゴ
ムパイプ５６にて排水経路３が構成され、底壁６Ｂと冷
却ユニット８間に位置するカバー５９に隠蔽される。
【００１７】このとき、ゴムパイプ５３の折り返し部の
最上点Ｐ１の高さは、ゴムパイプ５６の折り返し部の最
下点Ｐ２よりも低く設定されており、これによって、排
水経路３にはＵトラップが形成されることになる。ま
た、排水経路３は排水孔１４から排水口５２に渡って所
定距離前後方向に延在しているので、その内部には所要
の容積が確保される。尚、３０は中央付近の底壁６Ｂに
形成されたもう一つの排水口である。
最上点Ｐ１の高さは、ゴムパイプ５６の折り返し部の最
下点Ｐ２よりも低く設定されており、これによって、排
水経路３にはＵトラップが形成されることになる。ま
た、排水経路３は排水孔１４から排水口５２に渡って所
定距離前後方向に延在しているので、その内部には所要
の容積が確保される。尚、３０は中央付近の底壁６Ｂに
形成されたもう一つの排水口である。
【００１８】一方、断熱箱体６の左側壁６Ａの外側には
機械室１７が構成されており、この機械室１７内には前
記冷却器２と周知の冷凍サイクルを構成する圧縮機１
８、凝縮器１９及び凝縮器用送風機２１が設置されてい
る。尚、２２は機械室１７の前面を開閉自在に閉塞する
パネルである。他方、開口４Ｂ、４Ｃの上側の断熱箱体
６の前面は後方に階段状に後退してそこに収納部２３が
構成されている。そして、これら機械室１７及び収納部
２３の上方を含む断熱箱体６の上面にはステンレス製の
トップテーブル２６が取り付けられて作業台とされる。
機械室１７が構成されており、この機械室１７内には前
記冷却器２と周知の冷凍サイクルを構成する圧縮機１
８、凝縮器１９及び凝縮器用送風機２１が設置されてい
る。尚、２２は機械室１７の前面を開閉自在に閉塞する
パネルである。他方、開口４Ｂ、４Ｃの上側の断熱箱体
６の前面は後方に階段状に後退してそこに収納部２３が
構成されている。そして、これら機械室１７及び収納部
２３の上方を含む断熱箱体６の上面にはステンレス製の
トップテーブル２６が取り付けられて作業台とされる。
【００１９】断熱箱体６の天壁６Ｃ及びトップテーブル
２６の奥側には上下に貫通した矩形状の開口部２８が形
成されている。そして、この開口部２８に対応して上面
が前側に低く傾斜し、上下に開口した内部中空の上部断
熱壁２９が取り付けられている。この上部断熱壁２９内
は開口部２８にて貯蔵室７内に連通すると共に、上部断
熱壁２９の上端開口にはステンレス製の複数の保冷容器
（ホテルパン）３１・・・が着脱自在に載置されて当該
開口を閉塞する。
２６の奥側には上下に貫通した矩形状の開口部２８が形
成されている。そして、この開口部２８に対応して上面
が前側に低く傾斜し、上下に開口した内部中空の上部断
熱壁２９が取り付けられている。この上部断熱壁２９内
は開口部２８にて貯蔵室７内に連通すると共に、上部断
熱壁２９の上端開口にはステンレス製の複数の保冷容器
（ホテルパン）３１・・・が着脱自在に載置されて当該
開口を閉塞する。
【００２０】断熱箱体６の左側の開口４Ａは左側を回動
自在に枢支された断熱扉３３にて開閉自在に閉塞され、
この断熱扉３３の後方に位置する貯蔵室７内には網棚３
４が架設される。また、開口４Ｂ、４Ｃはそれぞれ上下
に仕切られており、仕切られた各開口４Ｂ、４Ｃは引き
出し自在の四個のドロワー３６・・・にて開閉自在に閉
塞されている。
自在に枢支された断熱扉３３にて開閉自在に閉塞され、
この断熱扉３３の後方に位置する貯蔵室７内には網棚３
４が架設される。また、開口４Ｂ、４Ｃはそれぞれ上下
に仕切られており、仕切られた各開口４Ｂ、４Ｃは引き
出し自在の四個のドロワー３６・・・にて開閉自在に閉
塞されている。
【００２１】各ドロワー３６は、断熱扉部３７と、この
断熱扉部３７より後方に延在する一対の扉側レール３
８、３８と、各扉側レール３８、３８の後端にそれぞれ
取り付けられたローラ３９とから構成され、各扉側レー
ル３８、３８に上面開口の容器４０が保持されている。
そして、仕切られた各開口４Ｂ、４Ｃの両側に対応する
貯蔵室７内にはそれぞれ本体側レール４１、４１が取り
付けられ、各本体側レール４１、４１の前端にはローラ
４２が取り付けられている。
断熱扉部３７より後方に延在する一対の扉側レール３
８、３８と、各扉側レール３８、３８の後端にそれぞれ
取り付けられたローラ３９とから構成され、各扉側レー
ル３８、３８に上面開口の容器４０が保持されている。
そして、仕切られた各開口４Ｂ、４Ｃの両側に対応する
貯蔵室７内にはそれぞれ本体側レール４１、４１が取り
付けられ、各本体側レール４１、４１の前端にはローラ
４２が取り付けられている。
【００２２】ここで、各開口４Ｂ、４Ｃの両側後方に対
応する貯蔵室７の奥下隅角部には、それぞれ断面略Ｚ字
状の補強板４６・・・が断熱箱体６に固定されており、
各補強板４６・・・の前面には上下に長孔４７、４７が
それぞれ穿設されている。そして、各補強板４６・・・
を覆うかたちで内部中空横長矩形箱状のダクトカバー４
８が取り付けられる。
応する貯蔵室７の奥下隅角部には、それぞれ断面略Ｚ字
状の補強板４６・・・が断熱箱体６に固定されており、
各補強板４６・・・の前面には上下に長孔４７、４７が
それぞれ穿設されている。そして、各補強板４６・・・
を覆うかたちで内部中空横長矩形箱状のダクトカバー４
８が取り付けられる。
【００２３】このダクトカバー４８の各面には複数の透
孔４９・・・が穿設されており、更に、前記補強板４６
・・・の長孔４７・・・に対応した位置にも同様の長孔
が穿設されている。そして、前記本体側レール４１・・
の後端は各長孔４７・・・に挿入され、前端は断熱箱体
６にネジ止めされる。このようにして、本体側レール４
１・・は断熱箱体６に後方にやや低く傾斜して取り付け
られると共に、扉側レール３８は係る本体側レール４１
にローラ３９、４２によって引き出し自在に保持され
る。
孔４９・・・が穿設されており、更に、前記補強板４６
・・・の長孔４７・・・に対応した位置にも同様の長孔
が穿設されている。そして、前記本体側レール４１・・
の後端は各長孔４７・・・に挿入され、前端は断熱箱体
６にネジ止めされる。このようにして、本体側レール４
１・・は断熱箱体６に後方にやや低く傾斜して取り付け
られると共に、扉側レール３８は係る本体側レール４１
にローラ３９、４２によって引き出し自在に保持され
る。
【００２４】ドロワー３６の断熱扉部３７が開口４Ｂ、
４Ｃを閉じたとき、扉側レール３８の後端はダクトカバ
ー４８の前側に位置する。これによって、各容器４０の
後方にはダクトカバー４８の寸法分の空間が確実に形成
されることになる。
４Ｃを閉じたとき、扉側レール３８の後端はダクトカバ
ー４８の前側に位置する。これによって、各容器４０の
後方にはダクトカバー４８の寸法分の空間が確実に形成
されることになる。
【００２５】係る構成の冷却貯蔵庫１は、据え付け現場
において図示しないコンクリート製のベース上に載置さ
れる。そして、各排水口５２、３０はベースの前面に設
けられた図示しない排水ピットに対応、若しくは、接続
される。
において図示しないコンクリート製のベース上に載置さ
れる。そして、各排水口５２、３０はベースの前面に設
けられた図示しない排水ピットに対応、若しくは、接続
される。
【００２６】そして、圧縮機１８及び各送風機２１、
９、９が運転されると、冷却器２と熱交換した冷気は吐
出口１１から貯蔵室７内に吐出される。そして、貯蔵室
７内を循環した後、吸込口１２から冷却ユニット８内に
帰還する。このとき、ダクトカバー４８内には透孔４９
・・・から冷気が流通するので、容器４０周囲の冷気循
環が確保され、温度斑の発生が防止される。
９、９が運転されると、冷却器２と熱交換した冷気は吐
出口１１から貯蔵室７内に吐出される。そして、貯蔵室
７内を循環した後、吸込口１２から冷却ユニット８内に
帰還する。このとき、ダクトカバー４８内には透孔４９
・・・から冷気が流通するので、容器４０周囲の冷気循
環が確保され、温度斑の発生が防止される。
【００２７】係る冷却運転によって冷却器２には着霜が
成長するため、冷却器２は定期的に除霜される。このと
き、冷却器２から滴下する除霜水はドレンパン１３に受
容され、排水孔１４からゴムパイプ５３、コネクタパイ
プ５４及びゴムパイプ５６（排水経路３）を経て排水口
５２から外部に排出される。
成長するため、冷却器２は定期的に除霜される。このと
き、冷却器２から滴下する除霜水はドレンパン１３に受
容され、排水孔１４からゴムパイプ５３、コネクタパイ
プ５４及びゴムパイプ５６（排水経路３）を経て排水口
５２から外部に排出される。
【００２８】このとき、排水経路３には前述の如くＵト
ラップが形成されているので、ゴムパイプ５３、コネク
タパイプ５４及びゴムパイプ５６内には除霜水が貯留さ
れて最上点Ｐ１にて封止されるので、排水経路３を通っ
て貯蔵室７内の冷気が漏洩し、或いは、外気が貯蔵室７
内に侵入する不都合を解消し、冷却貯蔵庫１の運転効率
を向上させることができる。
ラップが形成されているので、ゴムパイプ５３、コネク
タパイプ５４及びゴムパイプ５６内には除霜水が貯留さ
れて最上点Ｐ１にて封止されるので、排水経路３を通っ
て貯蔵室７内の冷気が漏洩し、或いは、外気が貯蔵室７
内に侵入する不都合を解消し、冷却貯蔵庫１の運転効率
を向上させることができる。
【００２９】特に、排水経路３は排水孔１４から排水口
５２に渡って所定距離水平方向に延在しているので、そ
の内部には所要の容積が確保される。従って、上記封止
作用も確実なものとなる。また、排水経路３は排水孔１
４と排水口５２との間の貯蔵室７内に位置しているの
で、メイソンリー仕様の冷却貯蔵庫１の据え付け作業性
が悪化することがなくなる。
５２に渡って所定距離水平方向に延在しているので、そ
の内部には所要の容積が確保される。従って、上記封止
作用も確実なものとなる。また、排水経路３は排水孔１
４と排水口５２との間の貯蔵室７内に位置しているの
で、メイソンリー仕様の冷却貯蔵庫１の据え付け作業性
が悪化することがなくなる。
【００３０】更に、排水経路３は冷却ユニット８と底壁
６Ｂ間における貯蔵室７の側面に沿って配置されている
ので、排水経路３が貯蔵室７の有効容積を狭める不都合
を解消することができる。特に、排水口５２は開口４Ａ
近傍に位置しているので、前述の如く据え付け場所の排
水ピットを冷却貯蔵庫１下側の前部に採ることが可能と
なり、据え付け現場における作業性を一段と向上させる
ことができるようになる。また、排水経路３は断熱扉３
３の近傍に位置しているのでメンテナンスも容易とな
る。
６Ｂ間における貯蔵室７の側面に沿って配置されている
ので、排水経路３が貯蔵室７の有効容積を狭める不都合
を解消することができる。特に、排水口５２は開口４Ａ
近傍に位置しているので、前述の如く据え付け場所の排
水ピットを冷却貯蔵庫１下側の前部に採ることが可能と
なり、据え付け現場における作業性を一段と向上させる
ことができるようになる。また、排水経路３は断熱扉３
３の近傍に位置しているのでメンテナンスも容易とな
る。
【００３１】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、ドレ
ンパンの排水孔と水平方向において離間した位置の貯蔵
室底面に、排水孔よりも下方に位置して排水口を形成
し、且つ、排水孔と排水口とを連通する排水経路は、Ｕ
トラップを形成するようにしたので、排水経路を通って
貯蔵室内の冷気が漏洩し、或いは、外気が貯蔵室内に侵
入する不都合を解消し、冷却貯蔵庫の運転効率を向上さ
せることができる。
ンパンの排水孔と水平方向において離間した位置の貯蔵
室底面に、排水孔よりも下方に位置して排水口を形成
し、且つ、排水孔と排水口とを連通する排水経路は、Ｕ
トラップを形成するようにしたので、排水経路を通って
貯蔵室内の冷気が漏洩し、或いは、外気が貯蔵室内に侵
入する不都合を解消し、冷却貯蔵庫の運転効率を向上さ
せることができる。
【００３２】特に、排水経路は排水孔から排水口に渡っ
て所定距離水平方向に延在することになるので、その内
部には所要の容積が確保される。従って、上記封止作用
も確実なものとなる。また、排水経路は排水孔と排水口
との間の貯蔵室内に位置しているので、脚を有しない冷
却貯蔵庫であっても据え付け作業性が悪化することがな
くなる。
て所定距離水平方向に延在することになるので、その内
部には所要の容積が確保される。従って、上記封止作用
も確実なものとなる。また、排水経路は排水孔と排水口
との間の貯蔵室内に位置しているので、脚を有しない冷
却貯蔵庫であっても据え付け作業性が悪化することがな
くなる。
【００３３】また、請求項２の発明によれば、上記に加
えて貯蔵室は前面に開口すると共に、冷却器は貯蔵室の
側面に設けられ、排水口は貯蔵室の前部における側面近
傍に形成されているので、排水経路を冷却器と貯蔵室の
底面間における貯蔵室の側面近傍に沿って配置すること
が可能となり、排水経路が貯蔵室の有効容積を狭める不
都合を解消することができるようになる。特に、排水口
は開口近傍に位置しているので、据え付け場所の排水ピ
ットを冷却貯蔵庫下側の前部に採ることが可能となり、
据え付け現場における作業性を一段と向上させることが
できるようになるものである。
えて貯蔵室は前面に開口すると共に、冷却器は貯蔵室の
側面に設けられ、排水口は貯蔵室の前部における側面近
傍に形成されているので、排水経路を冷却器と貯蔵室の
底面間における貯蔵室の側面近傍に沿って配置すること
が可能となり、排水経路が貯蔵室の有効容積を狭める不
都合を解消することができるようになる。特に、排水口
は開口近傍に位置しているので、据え付け場所の排水ピ
ットを冷却貯蔵庫下側の前部に採ることが可能となり、
据え付け現場における作業性を一段と向上させることが
できるようになるものである。
【図１】本発明を適用した冷却貯蔵庫の正面図である。
【図２】冷却貯蔵庫の平面図である。
【図３】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図４】図１のＢ−Ｂ線断面図である。
【図５】図１のＣ−Ｃ線断面図である。
【図６】冷却器部分の冷却貯蔵庫の拡大縦断正面図であ
る。
る。
【図７】排水経路部分の冷却貯蔵庫の拡大縦断側面図で
ある。
ある。
【図８】排水経路の分解斜視図である。
【図９】ダクトカバーの正面図である。
【図１０】ダクトカバーの平面図である。
１ 冷却貯蔵庫 ２ 冷却器 ３ 排水経路 ６ 断熱箱体 １３ ドレンパン １４ 排水孔 ３３ 断熱扉 ５２ 排水口 ５３、５６ ゴムパイプ ５４ コネクタパイプ
フロントページの続き (72)発明者 水野 文夫 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平５−60452（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−147888（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−186086（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F25D 21/14 F25D 19/00 - 19/02
Claims (2)
- 【請求項１】 貯蔵室内に冷却器を設置して成る冷却貯
蔵庫において、 前記冷却器の下側に設けられ、冷却器からの排水を受容
するドレンパンと、このドレンパンに形成された排水孔
と、この排水孔と水平方向において離間した位置の前記
貯蔵室の底面に形成された排水口と、前記排水孔と排水
口とを連通する排水経路とを備え、前記排水口は前記排
水孔よりも下方に位置しており、前記排水経路は前記排
水孔と排水口との間の前記貯蔵室内においてＵトラップ
を形成することを特徴とする冷却貯蔵庫の排水装置。 - 【請求項２】 貯蔵室は前面に開口すると共に、冷却器
は貯蔵室の側面に設けられ、排水口は前記貯蔵室の前部
における前記側面近傍に形成されていることを特徴とす
る請求項１の冷却貯蔵庫の排水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7188631A JP3015715B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 冷却貯蔵庫の排水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7188631A JP3015715B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 冷却貯蔵庫の排水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0914817A JPH0914817A (ja) | 1997-01-17 |
| JP3015715B2 true JP3015715B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=16227087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7188631A Expired - Fee Related JP3015715B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 冷却貯蔵庫の排水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3015715B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3467410A1 (de) * | 2017-10-04 | 2019-04-10 | BSH Hausgeräte GmbH | Haushaltkältegerät mit einem Endseitig flexiblen Ablaufrohr |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4507811B2 (ja) * | 2004-10-08 | 2010-07-21 | パナソニック株式会社 | ビルトイン型冷蔵庫 |
| CN105090631A (zh) * | 2015-09-02 | 2015-11-25 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种防冻裂排水管道及其制造方法 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP7188631A patent/JP3015715B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3467410A1 (de) * | 2017-10-04 | 2019-04-10 | BSH Hausgeräte GmbH | Haushaltkältegerät mit einem Endseitig flexiblen Ablaufrohr |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0914817A (ja) | 1997-01-17 |
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