JP2902929B2 - 貯蔵庫の排水装置 - Google Patents
貯蔵庫の排水装置Info
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- JP2902929B2 JP2902929B2 JP6001231A JP123194A JP2902929B2 JP 2902929 B2 JP2902929 B2 JP 2902929B2 JP 6001231 A JP6001231 A JP 6001231A JP 123194 A JP123194 A JP 123194A JP 2902929 B2 JP2902929 B2 JP 2902929B2
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- drain
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2321/00—Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2321/14—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
- F25D2321/146—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the pipes or pipe connections
Landscapes
- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務用冷蔵庫の排水装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種貯蔵庫は、例えば特開平2ー
272286号公報(F25D 11/02)に示す如
く、前面開口部に開閉扉を備える断熱箱体の内部に、該
断熱箱体と間隔を存して熱良導箱を配設し、該熱良導箱
の内側を貯蔵室とすると共に、前記断熱箱体と熱良導箱
との空間に前記貯蔵室を間接冷却する冷却手段を設けて
なる冷却貯蔵庫において、前記冷却手段の除霜水排水管
を配設し、該排水管の排水経路の途中に、除霜水で滞留
する水封じ部を設け、この水封じ部より下流で、前記貯
蔵庫の庫内ドレン排水管路と連通するようにした排水構
造を備えてなる冷却貯蔵庫が開示されております。
272286号公報(F25D 11/02)に示す如
く、前面開口部に開閉扉を備える断熱箱体の内部に、該
断熱箱体と間隔を存して熱良導箱を配設し、該熱良導箱
の内側を貯蔵室とすると共に、前記断熱箱体と熱良導箱
との空間に前記貯蔵室を間接冷却する冷却手段を設けて
なる冷却貯蔵庫において、前記冷却手段の除霜水排水管
を配設し、該排水管の排水経路の途中に、除霜水で滞留
する水封じ部を設け、この水封じ部より下流で、前記貯
蔵庫の庫内ドレン排水管路と連通するようにした排水構
造を備えてなる冷却貯蔵庫が開示されております。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術は、
水封じ部を含む排水経路が、断熱箱体底面とこの断熱箱
体底面に設けられた台脚との間に形成された隙間に位置
するため、冷蔵庫の入れ替え等により、それまで入って
いた冷蔵庫を廃棄し、新しい冷蔵庫を搬入する場合、前
の冷蔵庫が新しく入れる冷蔵庫と同じ形式、サイズであ
れば問題ないが、これらが異なり、特に大きいサイズの
冷蔵庫を搬入する時等には台脚を用いることができず、
搬入する事ができなかった。
水封じ部を含む排水経路が、断熱箱体底面とこの断熱箱
体底面に設けられた台脚との間に形成された隙間に位置
するため、冷蔵庫の入れ替え等により、それまで入って
いた冷蔵庫を廃棄し、新しい冷蔵庫を搬入する場合、前
の冷蔵庫が新しく入れる冷蔵庫と同じ形式、サイズであ
れば問題ないが、これらが異なり、特に大きいサイズの
冷蔵庫を搬入する時等には台脚を用いることができず、
搬入する事ができなかった。
【0004】これは、台脚を外すと最下部に排水経路が
位置する事となるため、そのまま設置すると排水経路が
潰されてしまうからである。このため、事実上設置する
ことができなかった。また、冷却器から除霜水の排水経
路は箱体背面を用い、排水装置が前部に設けられている
場合、排水経路を断熱箱体の底壁に設ける関係上、この
部分でのごみ等による詰まりは防止できず、埋設されて
いるため掃除もままならなかった。
位置する事となるため、そのまま設置すると排水経路が
潰されてしまうからである。このため、事実上設置する
ことができなかった。また、冷却器から除霜水の排水経
路は箱体背面を用い、排水装置が前部に設けられている
場合、排水経路を断熱箱体の底壁に設ける関係上、この
部分でのごみ等による詰まりは防止できず、埋設されて
いるため掃除もままならなかった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みて、台脚
を用いずとも設置することができ、清掃性も良好にする
ことを目的とした貯蔵庫の排水装置を提供するものであ
る。
を用いずとも設置することができ、清掃性も良好にする
ことを目的とした貯蔵庫の排水装置を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するための手段として、外箱、内箱及びその
間に発泡充填された断熱材とより構成され、開閉扉を有
して外箱底部に凹所が形成された断熱箱体と、該断熱箱
体にて画成された貯蔵室と、該貯蔵室の上部に設けられ
た冷却器と、該冷却器からの除霜水を貯蔵室に導く排水
管と、前記貯蔵室の底壁に形成された排水口と、該排水
口の下方であって、排水を受ける位置に設けられる第1
排水受と該第1排水受の下方であって、該第1排水受か
らの排水を受ける位置に設けられる着脱自在な第2排水
受とを前記凹所内に収納して形成される排水部とよりな
り、設置場所の該排水部の下方には、下水道に排水を導
入する廃水部が設置されていることを特徴とする貯蔵庫
の排水装置を提供するものである。
目的を達成するための手段として、外箱、内箱及びその
間に発泡充填された断熱材とより構成され、開閉扉を有
して外箱底部に凹所が形成された断熱箱体と、該断熱箱
体にて画成された貯蔵室と、該貯蔵室の上部に設けられ
た冷却器と、該冷却器からの除霜水を貯蔵室に導く排水
管と、前記貯蔵室の底壁に形成された排水口と、該排水
口の下方であって、排水を受ける位置に設けられる第1
排水受と該第1排水受の下方であって、該第1排水受か
らの排水を受ける位置に設けられる着脱自在な第2排水
受とを前記凹所内に収納して形成される排水部とよりな
り、設置場所の該排水部の下方には、下水道に排水を導
入する廃水部が設置されていることを特徴とする貯蔵庫
の排水装置を提供するものである。
【0007】また、請求項2の発明として、外箱、内箱
及びその間に発泡充填された断熱材とより構成され、外
箱底部に凹所を形成すると共に、前後に開口を有する断
熱箱体と、該断熱箱体の開口を縦に仕切る縦仕切体と、
前記断熱箱体の開口を閉塞する開閉扉と、前記断熱箱体
にて画成された貯蔵室と、該貯蔵室の上部に設けられた
冷却器と、該冷却器からの水を排水するため、前記縦仕
切体内に設けられた排水管と、該排水管側であって、且
つ前記貯蔵室の底壁に形成された排水口と、該排水口及
び前記排水管と連通し、これら排水口及び排水管からの
排水を受ける位置に設けられ、前記凹所内に収納される
排水部とよりなり、設置場所の該排水部の下方には、下
水道に排水を導入する廃水部が設置されている貯蔵庫の
排水装置を提供するものである。
及びその間に発泡充填された断熱材とより構成され、外
箱底部に凹所を形成すると共に、前後に開口を有する断
熱箱体と、該断熱箱体の開口を縦に仕切る縦仕切体と、
前記断熱箱体の開口を閉塞する開閉扉と、前記断熱箱体
にて画成された貯蔵室と、該貯蔵室の上部に設けられた
冷却器と、該冷却器からの水を排水するため、前記縦仕
切体内に設けられた排水管と、該排水管側であって、且
つ前記貯蔵室の底壁に形成された排水口と、該排水口及
び前記排水管と連通し、これら排水口及び排水管からの
排水を受ける位置に設けられ、前記凹所内に収納される
排水部とよりなり、設置場所の該排水部の下方には、下
水道に排水を導入する廃水部が設置されている貯蔵庫の
排水装置を提供するものである。
【0008】また、請求項3の発明として、排水部は、
凹所内に位置する第1排水受と、該第1排水受の下方で
あって、第1排水受からの排水を受ける位置に設けられ
ると共に、着脱自在となし前記凹所内に収納される第2
排水受とよりなる請求項2記載の貯蔵庫の排水装置を提
供するものである。また、請求項4の発明として、第1
排水受には該第1排水受の下方に設けられた第2排水受
に排水を導く傾斜が形成され、第2排水受には該第2排
水受の下方に設けられた廃水部に排水を導く傾斜が形成
されている請求項3記載の貯蔵庫の排水装置を提供する
ものである。
凹所内に位置する第1排水受と、該第1排水受の下方で
あって、第1排水受からの排水を受ける位置に設けられ
ると共に、着脱自在となし前記凹所内に収納される第2
排水受とよりなる請求項2記載の貯蔵庫の排水装置を提
供するものである。また、請求項4の発明として、第1
排水受には該第1排水受の下方に設けられた第2排水受
に排水を導く傾斜が形成され、第2排水受には該第2排
水受の下方に設けられた廃水部に排水を導く傾斜が形成
されている請求項3記載の貯蔵庫の排水装置を提供する
ものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、断熱箱体の外箱底部
に凹所を形成し、この凹所内に排水部を設けた関係上、
台脚を用いることなく貯蔵庫を設置することができる。
また、請求項2の発明によれば、縦仕切体内に設けられ
た排水管と、この排水管側であって、且つ前記貯蔵室の
底壁に形成された排水口と、この排水口及び前記排水管
と連通し、前記凹所内に排水を導く排水部とを設けてい
る関係上、貯蔵室内と除霜水とを別々に排水することが
できる。
に凹所を形成し、この凹所内に排水部を設けた関係上、
台脚を用いることなく貯蔵庫を設置することができる。
また、請求項2の発明によれば、縦仕切体内に設けられ
た排水管と、この排水管側であって、且つ前記貯蔵室の
底壁に形成された排水口と、この排水口及び前記排水管
と連通し、前記凹所内に排水を導く排水部とを設けてい
る関係上、貯蔵室内と除霜水とを別々に排水することが
できる。
【0010】また、請求項3の発明によれば、排水部
は、第1排水受及び第2排水受とよりなり、第2排水受
は第1排水受からの排水を受ける位置に設けられると共
に、着脱自在となしている関係上、第2排水受にごみ等
が溜まっても取り外して掃除することができる。また、
請求項4の発明によれば、第1排水受及び第2排水受は
傾斜が形成されている関係上、排水部での水の流れをス
ムーズに行わせることができ、排水部に水が溜まること
を防止することができる。
は、第1排水受及び第2排水受とよりなり、第2排水受
は第1排水受からの排水を受ける位置に設けられると共
に、着脱自在となしている関係上、第2排水受にごみ等
が溜まっても取り外して掃除することができる。また、
請求項4の発明によれば、第1排水受及び第2排水受は
傾斜が形成されている関係上、排水部での水の流れをス
ムーズに行わせることができ、排水部に水が溜まること
を防止することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は請求項1、請求項3及び請求項4の発明を
具備する縦型業務用冷蔵庫の正面図、図2は図1の縦側
断面図、図3は図1の横側断面図、図4は本発明の排水
装置の正面からの要部断面図、図5は本発明の排水装置
の横からの要部断面図、図6は本発明の排水装置の上面
図、図7は請求項2の発明の縦側断面図である。
する。図1は請求項1、請求項3及び請求項4の発明を
具備する縦型業務用冷蔵庫の正面図、図2は図1の縦側
断面図、図3は図1の横側断面図、図4は本発明の排水
装置の正面からの要部断面図、図5は本発明の排水装置
の横からの要部断面図、図6は本発明の排水装置の上面
図、図7は請求項2の発明の縦側断面図である。
【0012】本発明は、台脚の代わりにフロアーA上に
コンクリートベースBを形成し、そのコンクリートベー
スB上に業務用冷蔵庫を載置し、フロアーAに設けられ
た廃水部Cに除霜水や貯蔵室10内の結露水を排水する
ものである。1は前面開口部に4枚の開閉扉2を、後面
開口部にも4枚の開閉扉2を備えた断熱箱体であり、こ
の断熱箱体1は、内外両箱間に断熱材を充填して構成さ
れ前面開口部の中央部分には縦仕切体3とこれに直交す
る横仕切体4とが十文字状に固着装備されている。そし
て、この縦仕切体3及び横仕切体4に扉2の内周面に装
備したパッキン5が密着するようになっている。尚、4
枚の開閉扉2の内、上の2枚の開閉扉2はガラスがはめ
込まれ、内部が見える様になっており、下の2枚の開閉
扉2は断熱扉である。尚、23は棚13を保持するため
の棚受け(図示せず)を取り付けるための棚支柱であ
る。
コンクリートベースBを形成し、そのコンクリートベー
スB上に業務用冷蔵庫を載置し、フロアーAに設けられ
た廃水部Cに除霜水や貯蔵室10内の結露水を排水する
ものである。1は前面開口部に4枚の開閉扉2を、後面
開口部にも4枚の開閉扉2を備えた断熱箱体であり、こ
の断熱箱体1は、内外両箱間に断熱材を充填して構成さ
れ前面開口部の中央部分には縦仕切体3とこれに直交す
る横仕切体4とが十文字状に固着装備されている。そし
て、この縦仕切体3及び横仕切体4に扉2の内周面に装
備したパッキン5が密着するようになっている。尚、4
枚の開閉扉2の内、上の2枚の開閉扉2はガラスがはめ
込まれ、内部が見える様になっており、下の2枚の開閉
扉2は断熱扉である。尚、23は棚13を保持するため
の棚受け(図示せず)を取り付けるための棚支柱であ
る。
【0013】また、この断熱箱体1の上部には機械室6
が形成されており、前面の開口がパネル6Aにて被覆さ
れると共に、凝縮器7、凝縮器冷却用ファン8及び圧縮
機9等が収納されている。また、断熱箱体1の内部に
は、貯蔵室10が形成されており、この貯蔵室10の天
部には貯蔵室10を冷却するため、前記凝縮器7や圧縮
機9と共に冷凍サイクルを構成する冷却器11及びこの
冷却器11の冷気を貯蔵室10内に送風する冷却器用フ
ァン12が設けられており、棚13上に載置された食材
等を冷却する。また、前記冷却器11の下方には、冷却
器11に付着した霜を取り除く際に発生する除霜水を受
ける露受皿14が設けられており、この露受皿14は縦
仕切体3内に設けられた排水管15に接続され、排水管
15から貯蔵室10内に除霜水を流入させる様構成され
ている。また、貯蔵室10の底壁には、前述した除霜水
の他に、貯蔵室10の壁面に付着した露を処理するため
の排水口16が設けられており、この排水口16は前記
断熱箱体1の底部に形成された凹所17内に収納される
排水部18に案内される。
が形成されており、前面の開口がパネル6Aにて被覆さ
れると共に、凝縮器7、凝縮器冷却用ファン8及び圧縮
機9等が収納されている。また、断熱箱体1の内部に
は、貯蔵室10が形成されており、この貯蔵室10の天
部には貯蔵室10を冷却するため、前記凝縮器7や圧縮
機9と共に冷凍サイクルを構成する冷却器11及びこの
冷却器11の冷気を貯蔵室10内に送風する冷却器用フ
ァン12が設けられており、棚13上に載置された食材
等を冷却する。また、前記冷却器11の下方には、冷却
器11に付着した霜を取り除く際に発生する除霜水を受
ける露受皿14が設けられており、この露受皿14は縦
仕切体3内に設けられた排水管15に接続され、排水管
15から貯蔵室10内に除霜水を流入させる様構成され
ている。また、貯蔵室10の底壁には、前述した除霜水
の他に、貯蔵室10の壁面に付着した露を処理するため
の排水口16が設けられており、この排水口16は前記
断熱箱体1の底部に形成された凹所17内に収納される
排水部18に案内される。
【0014】次に排水部18について図3乃至図6を参
照して説明する。排水部18は、前記断熱箱体1の凹所
17内に位置し、前記排水口16の開口の下方に位置す
る第1排水受19と、この第1排水受19の下方であっ
て、第1排水受19からの排水を受ける位置に設けられ
ると共に、螺子21にて着脱自在となし前記凹所17内
に収納される第2排水受20とよりなるもので、第1排
水受19にはこの第1排水受19の下方に設けられた第
2排水受20に排水を導く傾斜が形成され、第2排水受
20にはフロアーAの廃水部Cに排水を導くための傾斜
が形成されている。また、この第2排水受20の底部に
は、廃水部Cへ排水を確実に導くための導出管22が設
けられている。
照して説明する。排水部18は、前記断熱箱体1の凹所
17内に位置し、前記排水口16の開口の下方に位置す
る第1排水受19と、この第1排水受19の下方であっ
て、第1排水受19からの排水を受ける位置に設けられ
ると共に、螺子21にて着脱自在となし前記凹所17内
に収納される第2排水受20とよりなるもので、第1排
水受19にはこの第1排水受19の下方に設けられた第
2排水受20に排水を導く傾斜が形成され、第2排水受
20にはフロアーAの廃水部Cに排水を導くための傾斜
が形成されている。また、この第2排水受20の底部に
は、廃水部Cへ排水を確実に導くための導出管22が設
けられている。
【0015】以上の構成において、冷却器11に発生し
た霜は除霜運転にて除霜水となり、露受皿14に落下
し、縦仕切体3内に埋設された排水管15内を通過して
貯蔵室10内に導入され、貯蔵室10の底壁に設けられ
た排水口16から排水部18を通過して導出管22より
廃水部Cへ排水される。ここで、廃水部18は凹所17
内に位置すると共に、凹所17内に固定された第1排水
受19と、この第1排水受19からの排水を受け、螺子
21にて着脱自在に設けられた第2排水受20とよりな
るため、排水部18にゴミ等が詰まっても第1排水受1
9は貯蔵室10の底壁に設けられた排水口16から棒状
の掃除器具等にて掃除することができ、第2排水受20
は螺子21を外して第2排水受20を取り出し、掃除す
ることができる。以上により、排水部18の衛生的管理
が可能となる。
た霜は除霜運転にて除霜水となり、露受皿14に落下
し、縦仕切体3内に埋設された排水管15内を通過して
貯蔵室10内に導入され、貯蔵室10の底壁に設けられ
た排水口16から排水部18を通過して導出管22より
廃水部Cへ排水される。ここで、廃水部18は凹所17
内に位置すると共に、凹所17内に固定された第1排水
受19と、この第1排水受19からの排水を受け、螺子
21にて着脱自在に設けられた第2排水受20とよりな
るため、排水部18にゴミ等が詰まっても第1排水受1
9は貯蔵室10の底壁に設けられた排水口16から棒状
の掃除器具等にて掃除することができ、第2排水受20
は螺子21を外して第2排水受20を取り出し、掃除す
ることができる。以上により、排水部18の衛生的管理
が可能となる。
【0016】次に、請求項2の発明の実施例を図7を参
照して説明する。基本的構造は上述と略同様であるが、
排水部18を排水管15側に形成し、排水管15からの
排水を貯蔵室10を通さずに直接排水部18に導くもの
である。この様に構成することにより、除霜水を貯蔵室
10に流す事なく衛生的に排水することができるもので
ある。また、排水経路も横方向への経路が廃止できるた
め、ごみ等の詰まりも極力減少させることができる。
照して説明する。基本的構造は上述と略同様であるが、
排水部18を排水管15側に形成し、排水管15からの
排水を貯蔵室10を通さずに直接排水部18に導くもの
である。この様に構成することにより、除霜水を貯蔵室
10に流す事なく衛生的に排水することができるもので
ある。また、排水経路も横方向への経路が廃止できるた
め、ごみ等の詰まりも極力減少させることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項1の発明によ
れば、断熱箱体の外箱底部に凹部を形成し、この凹部内
に排水部を設けた関係上、台脚を用いることなく貯蔵庫
を設置することができる。このため、小さいサイズの業
務用冷蔵庫からの代替えであっても対応することができ
るものである。
れば、断熱箱体の外箱底部に凹部を形成し、この凹部内
に排水部を設けた関係上、台脚を用いることなく貯蔵庫
を設置することができる。このため、小さいサイズの業
務用冷蔵庫からの代替えであっても対応することができ
るものである。
【0018】また、請求項2の発明によれば、縦仕切体
内に設けられた排水管と、この排水管側であって、且つ
前記貯蔵室の底壁に形成された排水口と、この排水口及
び前記排水管と連通し、前記凹部内に排水を導く排水部
とを設けている関係上、貯蔵室内と除霜水とを別々に排
水することができ、貯蔵室を通す事なく衛生的に管理す
ることができると共に、排水経路の清掃性も良好となす
ものである。また、排水経路も横方向への経路が廃止で
きるため、ごみ等の詰まりも極力減少させることができ
る。
内に設けられた排水管と、この排水管側であって、且つ
前記貯蔵室の底壁に形成された排水口と、この排水口及
び前記排水管と連通し、前記凹部内に排水を導く排水部
とを設けている関係上、貯蔵室内と除霜水とを別々に排
水することができ、貯蔵室を通す事なく衛生的に管理す
ることができると共に、排水経路の清掃性も良好となす
ものである。また、排水経路も横方向への経路が廃止で
きるため、ごみ等の詰まりも極力減少させることができ
る。
【0019】また、請求項3の発明によれば、排水部
は、第1排水受及び第2排水受とよりなり、第2排水受
は第1排水受からの排水を受ける位置に設けられると共
に、着脱自在となしている関係上、第2排水受にごみ等
が溜まっても取り外して掃除することができ、衛生的に
管理することができるものである。また、請求項4の発
明によれば、第1排水受及び第2排水受は傾斜が形成さ
れている関係上、排水部での水の流れをスムーズに行わ
せることができ、排水部に水が溜まることを防止するこ
とができ、衛生的に管理することができる。
は、第1排水受及び第2排水受とよりなり、第2排水受
は第1排水受からの排水を受ける位置に設けられると共
に、着脱自在となしている関係上、第2排水受にごみ等
が溜まっても取り外して掃除することができ、衛生的に
管理することができるものである。また、請求項4の発
明によれば、第1排水受及び第2排水受は傾斜が形成さ
れている関係上、排水部での水の流れをスムーズに行わ
せることができ、排水部に水が溜まることを防止するこ
とができ、衛生的に管理することができる。
【図1】本発明の業務用冷蔵庫設置時の正面図である。
【図2】請求項1、請求項3及び請求項4の発明を具備
した業務用冷蔵庫の縦側断面図である。
した業務用冷蔵庫の縦側断面図である。
【図3】請求項1、請求項3及び請求項4の発明を具備
した業務用冷蔵庫の横側断面図である。
した業務用冷蔵庫の横側断面図である。
【図4】本発明の要部断面図である。
【図5】本発明の要部断面図である。
【図6】本発明の要部上面図である。
【図7】請求項2の発明の縦側断面図である。
C 廃水部 1 断熱箱体 10 貯蔵室 15 排水管 16 排水口 17 凹所 18 排水部 19 第1排水受 20 第2排水受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 猛 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−1078(JP,A) 実開 平4−29787(JP,U) 実開 昭55−26371(JP,U) 実開 昭59−98274(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 21/14
Claims (4)
- 【請求項1】 外箱、内箱及びその間に発泡充填された
断熱材とより構成され、開閉扉を有して外箱底部に凹所
が形成された断熱箱体と、該断熱箱体にて画成された貯
蔵室と、該貯蔵室の上部に設けられた冷却器と、該冷却
器からの除霜水を貯蔵室に導く排水管と、前記貯蔵室の
底壁に形成された排水口と、該排水口の下方であって、
排水を受ける位置に設けられる第1排水受と該第1排水
受の下方であって、該第1排水受からの排水を受ける位
置に設けられる着脱自在な第2排水受とを前記凹所内に
収納して形成される排水部とよりなり、設置場所の該排
水部の下方には、下水道に排水を導入する廃水部が設置
されていることを特徴とする貯蔵庫の排水装置。 - 【請求項2】 外箱、内箱及びその間に発泡充填された
断熱材とより構成され、外箱底部に凹所を形成すると共
に、前後に開口を有する断熱箱体と、該断熱箱体の開口
を縦に仕切る縦仕切体と、前記断熱箱体の開口を閉塞す
る開閉扉と、前記断熱箱体にて画成された貯蔵室と、該
貯蔵室の上部に設けられた冷却器と、該冷却器からの水
を排水するため、前記縦仕切体内に設けられた排水管
と、該排水管側であって、且つ前記貯蔵室の底壁に形成
された排水口と、該排水口及び前記排水管と連通し、こ
れら排水口及び排水管からの排水を受ける位置に設けら
れ、前記凹所内に収納される排水部とよりなり、設置場
所の該排水部の下方には、下水道に排水を導入する廃水
部が設置されていることを特徴とする貯蔵庫の排水装
置。 - 【請求項3】 排水部は、凹所内に位置する第1排水受
と、該第1排水受の下方であって、第1排水受からの排
水を受ける位置に設けられると共に、着脱自在となし前
記凹所内に収納される第2排水受とよりなることを特徴
とする請求項2記載の貯蔵庫の排水装置。 - 【請求項4】 第1排水受には該第1排水受の下方に設
けられた第2排水受に排水を導く傾斜が形成され、第2
排水受には該第2排水受の下方に設けられた廃水部に排
水を導く傾斜が形成されていることを特徴とする請求項
3記載の貯蔵庫の排水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6001231A JP2902929B2 (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 貯蔵庫の排水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6001231A JP2902929B2 (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 貯蔵庫の排水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07198244A JPH07198244A (ja) | 1995-08-01 |
JP2902929B2 true JP2902929B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=11495706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6001231A Expired - Lifetime JP2902929B2 (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 貯蔵庫の排水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2902929B2 (ja) |
-
1994
- 1994-01-11 JP JP6001231A patent/JP2902929B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07198244A (ja) | 1995-08-01 |
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