JPH0942824A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

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JPH0942824A
JPH0942824A JP21409795A JP21409795A JPH0942824A JP H0942824 A JPH0942824 A JP H0942824A JP 21409795 A JP21409795 A JP 21409795A JP 21409795 A JP21409795 A JP 21409795A JP H0942824 A JPH0942824 A JP H0942824A
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JP
Japan
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heat insulating
insulating box
closed
cooling
machine room
Prior art date
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Pending
Application number
JP21409795A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Seyama
光夫 瀬山
Nobumitsu Imai
宣充 今井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な設置形態に対応することができる冷却
貯蔵庫を提供する。 【解決手段】 冷却貯蔵庫1は、矩形状の断熱箱体2内
に形成した貯蔵室を冷却装置により冷却して成り、断熱
箱体2の正面及びそれに隣接する側面にそれぞれ開口を
形成すると共に、各開口を扉7A、7B、8にてそれぞ
れ開閉自在に閉塞する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、矩形状の断熱箱体
内に貯蔵室を形成し、この貯蔵室を冷却装置により冷却
して食品などの物品を貯蔵する冷却貯蔵庫に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来よりレストランやホテルの厨房室に
は、例えば特開平6−312783号公報(B65D8
5/68)に示される如き冷却貯蔵庫(冷却庫)が設置
されている。この冷却貯蔵庫は、前面に開口した矩形状
の断熱箱体内に貯蔵室を形成し、この貯蔵室内を冷却装
置の冷却器にて所定の温度に冷却することにより、食品
を冷蔵若しくは冷凍保存するものであった。
【0003】また、断熱箱体の天面には機械室が構成さ
れ、この機械室内には冷却装置の圧縮機や凝縮器が設置
される。そして、この機械室の前面には開閉自在のパネ
ルが取り付けられ、メンテナンス時にはこのパネルを開
いて作業できるように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の地価
の高騰、人件費の上昇などにより、この種レストランに
おいても厨房室の敷地面積を縮小せざるを得ない状況と
なって来ている。そのため、この種冷却貯蔵庫において
も様々な設置状況に対応できることが要望されて来てい
るが、従来の冷却貯蔵庫は貯蔵室及び機械室が前面のみ
に開口する構造であったため、設置場所、設置形態が限
定されてしまい、厨房室内面積の有効利用を図れなくな
る問題を有していた。
【0005】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、様々な設置形態に対応す
ることができる冷却貯蔵庫を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却貯蔵庫は、
矩形状の断熱箱体内に形成した貯蔵室を冷却装置により
冷却して成り、断熱箱体の正面及びそれに隣接する側面
にそれぞれ開口を形成すると共に、各開口を扉にてそれ
ぞれ開閉自在に閉塞したものである。
【0007】請求項2の発明の冷却貯蔵庫は、上記にお
いて断熱箱体は縦長で、奥行き方向の寸法が幅方向の寸
法よりも狭く構成されているものである。
【0008】請求項3の発明の冷却貯蔵庫は、前記各発
明において断熱箱体外に冷却装置の圧縮機、凝縮器など
を設置するための機械室を構成すると共に、断熱箱体の
各開口に対応した機械室の正面及び側面を、機械室扉に
てそれぞれ開閉自在に閉塞したものである。
【0009】請求項4の発明の冷却貯蔵庫は、上記にお
いて圧縮機及び凝縮器を断熱箱体の幅方向に並設したも
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の冷却貯蔵庫1の正面
図、図2は冷却貯蔵庫1の左側面図、図3は冷却貯蔵庫
1の平面図、図4は図1のA−A線断面図、図5は図1
のB−B線断面図である。本発明の冷却貯蔵庫1は、例
えばレストランの厨房室内に設置される業務用冷蔵庫で
あり、外箱、及び、内箱間に断熱材を発泡充填し、内部
に貯蔵室5を形成された矩形状の断熱箱体2から構成さ
れている。
【0011】この断熱箱体2は縦長で、その奥行き方向
の寸法が幅方向の寸法より狭く構成されており、実際に
は幅方向の寸法は例えば550mm、奥行き方向の寸法
は400mmとされている。また、断熱箱体2の正面及
びそれに隣接する左側面は、それらの略全面が開口して
おり、正面開口3及び側面開口4がそれぞれ形成されて
いる。
【0012】前記正面開口3は上下方向の中央部におい
て仕切部材6により仕切られており、この仕切られた上
下の開口は、断熱箱体2の正面右側に回動自在に枢支さ
れた上下二枚の断熱扉7A、7Bにて開閉自在に閉塞さ
れると共に、側面開口4は断熱箱体2の左側面前側に回
動自在に枢支された断熱扉8にて開閉自在に閉塞されて
いる。
【0013】尚、各断熱扉7A、7B、8を含めた冷却
貯蔵庫1の幅方向の寸法は、例えば600mm、奥行き
方向の寸法は450mmとなる。
【0014】一方、前記貯蔵室5内上部には冷却装置R
の冷凍サイクルを構成する冷却器11が取り付けられて
おり、この冷却器11の下側には露受板12が架設され
ている。この露受板12の前部には吸込口13が形成さ
れ、露受板12と断熱箱体2の背壁2A間には吐出口1
4が構成されている。そして、前記吸込口13には冷却
用送風機16が取り付けられると共に、露受板12の後
端にはドレンホース17が連通接続されている。また、
露受板12下方の貯蔵室5内には食品などの物品を載置
するための複数段の網棚22・・が架設されている。
【0015】このドレンホース17は後方に延在して断
熱箱体2の背壁2Aを貫通し、背壁2Aに上下に渡って
凹陥形成した凹所19内を降下した後、断熱箱体2の底
壁2B下面にて開口している。また、底壁2Bには貯蔵
室5内に開口した排水口21が形成されており、前記ド
レンホース17に連通されている。更に、24・・・は
断熱箱体2の下面四隅に取り付けられた脚である。
【0016】他方、断熱箱体2の天壁2C上面には、背
面及び右側面に立設されたパネル27、28と、正面及
び左側面に取り付けられた機械室扉29、31にて囲繞
された空間に、機械室32が構成されている。この機械
室32内には前記冷却装置Rの冷凍サイクルを構成する
圧縮機36、凝縮器37及び凝縮器用送風機38が設置
されるものであるが、この場合、圧縮機36は右端、凝
縮器37は左端、凝縮器用送風機37はそれらの間と云
うかたちで、それらは断熱箱体2の幅方向一直線上で並
設されている。
【0017】また、これら圧縮機36などの前側の機械
室32内前部には左側に電装箱41が、右側にコントロ
ールパネル42が設置され、このコントロールパネル4
2は正面の機械室扉29から前方に臨む。更に、両機械
室扉29、31は下端を上に持ち上げることにより、機
械室32の正面及び左側面をそれぞれ周囲に隙間を残し
て開閉自在に閉塞すると共に、両パネル27、28には
図示しない通気孔が複数穿設されている。
【0018】以上の構成で、次に冷却貯蔵庫1の動作を
説明する。圧縮機36及び冷却用送風機16が運転され
ると、冷却器11と熱交換した冷気が吐出口14から貯
蔵室5内に吐出され、内部を循環して冷却した後、吸込
口13から吸引される。これによって、貯蔵室5内の網
棚22・・・上に収納した食品などは所定の冷蔵、若し
くは、冷凍温度に冷却される。
【0019】また、凝縮器用送風機38も運転され、図
3に示される如く機械室扉31側(左側)から外気を吸
引してパネル28側に(右側)吹き出す。このとき、凝
縮器37、凝縮器用送風機38及び圧縮機36は前述の
如く一直線上に並設されているので、凝縮器37及び圧
縮機36には円滑に外気が流通され、空冷される。
【0020】更に、前述の如く断熱箱体2の奥行き方向
の寸法が狭いために、機械室32の奥行き方向の寸法も
狭くなるが、凝縮器37、凝縮器用送風機38及び圧縮
機36は断熱箱体2の幅方向に並設されているので、機
械室32内空間の有効利用が図れ、整然と配置できるた
めに通風性能も一層向上する。
【0021】このような冷却貯蔵庫1を厨房室に設置す
る際、壁の隅部など、断熱扉7A、7B及び断熱扉8の
双方が開閉できる場所に設置できる場合には、二方向か
ら貯蔵室5内に食品の納出が可能となるので、作業効率
が著しく向上する。
【0022】一方、既に他の機器が設置済みの厨房室な
どにおいて、設置場所の幅が広く奥行きが狭い場合に
は、断熱扉7A、7Bのみを開閉可能とし、断熱扉8は
壁面や他の機器に対向させて設置できる。また、設置場
所の幅が狭く奥行きが広い場合には、断熱扉8のみを開
閉可能とし、断熱扉7A、7Bは壁面や他の機器に対向
させて設置できる。
【0023】このように、本発明によれば様々な設置形
態に円滑に対応し、狭い厨房室内の空間を有効に利用す
ることができるようになる。また、上記の如く設置した
場合にも、何れかの機械室扉29及び又は31は必ず開
閉可能となるので、圧縮機36などの保守点検作業は支
障無く行える。
【0024】次に、図6及び図7は本発明の冷却貯蔵庫
1の他の実施例を示している。尚、各図において図1乃
至図5と同一符号は同一のものとする。この場合は、断
熱箱体2の側面開口4も図示しない仕切部材にて上下方
向の中央部において仕切られており、この仕切られた上
下の開口は、断熱箱体2の左側面前側に回動自在に枢支
された上下二枚の断熱扉8A、8Bにて開閉自在に閉塞
されている。係る構成によれば、扉一枚当たりの開口面
積を減らして、食品の納出時の冷気漏洩を更に抑制する
ことが可能となる。
【0025】次に、図8乃至図10は本発明の冷却貯蔵
庫1のもう一つの他の実施例を示している。尚、各図に
おいて図1乃至図7と同一符号は同一のものとする。こ
の場合も、断熱箱体2の側面開口4が仕切部材52にて
上下方向の中央部において仕切られており、この仕切ら
れた上下の開口は、断熱箱体2の左側面前側に回動自在
に枢支された上下二枚のガラス扉51A、51Bにて開
閉自在に閉塞されている。
【0026】各ガラス扉51A、51Bは、何れもアル
ミニウムなどにて構成された枠状のサッシュ54と、サ
ッシュ54に嵌め込まれた複層ガラス56とから構成さ
れている。係る構成によれば、上述同様に扉一枚当たり
の開口面積を減らして、食品の納出時の冷気漏洩を更に
抑制することが可能となると共に、ガラス扉51A、5
1Bから貯蔵室5内が見えるので、食品を取り出す際の
選択作業性が向上する。
【0027】尚、実施例では機械室32を断熱箱体2の
上面に構成したが、断熱箱体2の下部に構成しても差し
支えない。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、内部
を貯蔵室とした矩形状の断熱箱体の正面とそれに隣接す
る側面に開口を形成すると共に、各開口を扉にてそれぞ
れ開閉自在に閉塞するようにしたので、壁の隅部など、
正面の扉及びそれに隣接する側面の扉の双方が開閉でき
る場所に設置できる場合には、二方向から貯蔵室内に物
品の納出が可能となる。従って、作業効率が著しく向上
する。
【0029】また、設置空間の幅や奥行き寸法に応じ
て、正面若しくは側面の扉の何れか一方を開放できるよ
うに選択して設置することもできるので、様々な設置形
態に対応することができるようになり、既に他の機器が
設置済みの厨房室などの設置面積の有効利用を図ること
が可能となるものである。
【0030】特に、請求項2の発明の如く上記に加えて
断熱箱体を縦長とすれば、厨房室などの狭い空間に容易
に設置できると共に、奥行き方向の寸法を幅方向の寸法
よりも狭く構成すれば、設置場所の幅が広く奥行きが狭
い場合には正面の扉のみを開閉可能とし、或いは、設置
場所の幅が狭く奥行きが広い場合には側面の扉のみを開
閉可能とするなどの設置形態を採ることが可能となる。
従って、様々な設置形態により円滑に対応し、狭い厨房
室内などの空間をより一層有効に利用することができる
ようになるものである。
【0031】また、請求項3の発明によれば、前記各発
明に加えて断熱箱体外に冷却装置の圧縮機、凝縮器など
を設置するための機械室を構成すると共に、断熱箱体の
各開口に対応した機械室の正面及び側面を、機械室扉に
てそれぞれ開閉自在に閉塞したので、前述の如き様々な
設置形態を採られた場合にも、何れかの機械室扉を必ず
開閉可能とすることができ、支障無く保守点検作業を行
えるようにすることができるものである。
【0032】更に、請求項4の発明によれば、上記発明
に加えて圧縮機及び凝縮器を断熱箱体の幅方向に並設し
たので、奥行き寸法の狭い機械室内空間の有効利用が図
れると共に、整然と配置できることによって、通風性能
も向上させることが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却貯蔵庫の正面図である。
【図2】本発明の冷却貯蔵庫の左側面図である。
【図3】本発明の冷却貯蔵庫の平面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図1のB−B線断面図である。
【図6】本発明の他の実施例の冷却貯蔵庫の正面図であ
る。
【図7】図6の冷却貯蔵庫の左側面図である。
【図8】本発明のもう一つの他の実施例の冷却貯蔵庫の
正面図である。
【図9】図8の冷却貯蔵庫の左側面図である。
【図10】図8のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 冷却貯蔵庫 2 断熱箱体 3 正面開口 4 側面開口 5 貯蔵室 7A、7B 断熱扉 8、8A、8B 断熱扉 11 冷却器 32 機械室 29、31 機械室扉 36 圧縮機 37 凝縮器 51A、51B ガラス扉 R 冷却装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の断熱箱体内に形成した貯蔵室を
    冷却装置により冷却して成る冷却貯蔵庫において、 前記断熱箱体の正面及びそれに隣接する側面にそれぞれ
    開口を形成すると共に、各開口を扉にてそれぞれ開閉自
    在に閉塞したことを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 断熱箱体は縦長で、奥行き方向の寸法が
    幅方向の寸法よりも狭く構成されていることを特徴とす
    る請求項1の冷却貯蔵庫。
  3. 【請求項3】 断熱箱体外に冷却装置の圧縮機、凝縮器
    などを設置するための機械室を構成すると共に、前記断
    熱箱体の各開口に対応した前記機械室の正面及び側面
    を、機械室扉にてそれぞれ開閉自在に閉塞したことを特
    徴とする請求項1又は請求項2の冷却装置。
  4. 【請求項4】 圧縮機及び凝縮器を断熱箱体の幅方向に
    並設したことを特徴とする請求項3の冷却貯蔵庫。
JP21409795A 1995-07-31 1995-07-31 冷却貯蔵庫 Pending JPH0942824A (ja)

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