JP2000018809A - 貯蔵庫 - Google Patents

貯蔵庫

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JP2000018809A
JP2000018809A JP10191269A JP19126998A JP2000018809A JP 2000018809 A JP2000018809 A JP 2000018809A JP 10191269 A JP10191269 A JP 10191269A JP 19126998 A JP19126998 A JP 19126998A JP 2000018809 A JP2000018809 A JP 2000018809A
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JP
Japan
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frame
heat insulating
strength
box
insulating box
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JP10191269A
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English (en)
Inventor
Tadashi Kuratani
忠志 倉谷
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵庫が大型化した場合であっても、その断
熱箱体の強度を、十分に保つことができる貯蔵庫を提供
する。 【解決手段】 断熱箱体18の開口部を開閉扉によって
開閉自在に閉塞する貯蔵庫において、断熱箱体18は、
ほぼ一定幅の金属製の枠材で枠組みされたフレーム41
と、このフレーム41の枠材間に当該枠材の幅とほぼ同
じ幅を有して設けられる断熱部材45と、フレーム41
の外側に設けられる外側部材42と、フレーム41の内
側に設けられる内側部材43と、この内側部材43と外
側部材42とを接続する断熱性のブレーカ44とを備え
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品を冷蔵若しく
は冷凍保存する冷凍庫若しくは冷蔵庫として、又は、調
理済み料理の保温や料理の再加熱等を行う温蔵庫として
或いはそれらの双方を行う冷温蔵庫等として使用される
貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、断熱箱体の開口部を開閉扉によ
って開閉自在に閉塞する構造の貯蔵庫が知られている。
この種のものでは、断熱箱体が、金属製の外箱と、この
外箱内に間隔をあけて組み込まれた金属製の内箱と、両
箱の開口縁を接続する断熱性のブレーカと、これら両箱
及びブレーカで囲まれた空間内に充填される発泡断熱材
とで構成されるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、断熱箱体の強度が、発泡断熱材の強度、或い
は金属製の外箱、内箱の強度に依存し、特に発泡断熱材
の強度が不足する場合には、目的の強度が得られず、貯
蔵庫が大型化すればするほど、断熱箱体の強度が不十分
になるおそれがあるという問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、例えば、貯蔵庫が大型化し
た場合であっても、その断熱箱体の強度を、十分に保つ
ことができる貯蔵庫を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
断熱箱体の開口部を開閉扉によって開閉自在に閉塞する
貯蔵庫において、前記断熱箱体は、ほぼ一定幅の金属製
の枠材で枠組みされたフレームと、このフレームの枠材
間に当該枠材間とほぼ同じ幅を有して設けられる断熱部
材と、前記フレームの外側に設けられる外側部材と、前
記フレームの内側に設けられる内側部材と、この内側部
材と外側部材とを接続する断熱性のブレーカとを備える
ことを特徴とするものである。
【0006】この発明では、断熱箱体にフレームが設け
られるので、このフレームによって断熱箱体の強度が維
持される。従って、従来のようにこの強度を例えば現場
発泡方式の硬質発泡ウレタン等の断熱材強度、或いは外
側部材、内側部材の強度に依存する必要がなく、断熱材
に発泡断熱材以外の断熱材の使用が可能になる。
【0007】請求項2記載の発明は、断熱箱体の開口部
を開閉扉によって開閉自在に閉塞する貯蔵庫において、
前記断熱箱体は、ほぼ一定幅の金属製の枠材で枠組みさ
れたフレームと、このフレームの枠材間に当該枠材間と
ほぼ同じ幅を有して嵌合される真空断熱材と、前記フレ
ームの外側に設けられる外側部材と、前記フレームの内
側に設けられる内側部材と、この内側部材と外側部材と
を接続する断熱性のブレーカとを備えることを特徴とす
るものである。
【0008】この発明では、断熱箱体にフレームが設け
られるので、このフレームによって断熱箱体の強度が維
持される。従って、この強度を、例えば断熱材の強度に
依存する必要がなく、断熱材に真空断熱材の使用が可能
になる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載のものにおいて、フレームに開閉扉を支持するヒン
ジを取り付けたことを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれか1項に記載のものにおいて、フレームに台脚を
取り付けたことを特徴とするものである。
【0011】これらの発明では、フレームに開閉扉を支
持するヒンジ、或いは台脚が取り付けられるので、それ
ぞれの強度が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】図1において、Rは冷却貯蔵庫を示してい
る。この冷却貯蔵庫Rは、ホテルやレストランの厨房等
に設置される縦型業務用冷蔵庫であり、前面に開口する
断熱箱体18を備えている。この断熱箱体18内には貯
蔵室20が形成され、この貯蔵室20には、調理済みの
食品(料理)や食材を載置するための棚21が設けられ
ている。この貯蔵室20の前面は横方向の中仕切23に
よって上下に仕切られている。この貯蔵室20の上部に
は冷却器(図示せず)が設置され、この冷却器によって
貯蔵室20内は所定の温度に冷却されている。
【0014】断熱箱体18の天面上には周囲のパネル2
5によって機械室26が形成され、この機械室26には
圧縮機33や凝縮器34等が設置され、これらは前記の
冷却器と共に冷却装置24の冷媒回路を構成している。
また、前記の中仕切23によって仕切られた貯蔵室20
の上下の開口22には二組の観音開き式の開閉扉(断熱
扉)2,28が開閉自在に設けられている。
【0015】以上の構成において、断熱箱体18は、図
2に示すような、金属製のフレーム41を備えている。
このフレーム41は一定幅を有するL字型アングル(枠
材)41aでほぼ直方体状に枠組みされ、それぞれの部
材41aは溶接で接合されている。この実施形態では、
このフレーム41を用いることによって、図3に示すよ
うに、断熱箱体18が形成される。すなわち、断熱箱体
18はフレーム41の外側に設置される外箱(外側部
材)42と、フレーム41の内側に設置される内箱(内
側部材)43と、両箱42,43の開口縁を接続する断
熱性のブレーカ44とを備え、これら両箱42,43及
びブレーカ44で囲まれた空間内に発泡断熱材45を充
填して製造されている。
【0016】この断熱箱体18は、フレーム41で強度
が維持されるので、発泡断熱材45の強度、或いは外箱
42、内箱43の強度等に依存する必要がなく、これが
大型化したとしても十分な強度を保つことができる。
【0017】また、断熱箱体18の強度が、発泡断熱材
45の強度に依存しないので、断熱材に発泡断熱材45
以外の断熱材、例えば真空断熱材等の使用が可能にな
る。この真空断熱材は、例えばガスバリアフィルム等を
袋状或いは容器状に形成して内部を真空にしたものを利
用したものであり、両箱42,43間に充填するもので
はなく、当該真空断熱材を、所定形状に形成しておい
て、枠材41a間に嵌合するだけでよい。これによれ
ば、断熱箱体18の製造段階での作業性を向上させるこ
とができる。
【0018】この実施形態では、図2に示すように、開
閉扉2,28のヒンジ46をフレーム41に直接固定す
ることができる。従来では、このヒンジ46を外箱42
に固定したので、ヒンジ46の強度を保つのが困難であ
ったが、ヒンジ46をフレーム41に直接固定すること
により、十分な強度を得ることができる。また、フレー
ム41を使用することにより、このフレーム41に台脚
47(図1)を直接取り付けることができる。従来で
は、この台脚47を外箱42に固定したので、台脚47
の強度を保つのが困難であったが、この実施形態では、
台脚47の固定部の強度を十分に保つことができる。
【0019】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明は、これに限定されるものではない。例
えば、断熱箱体18にフレーム41を使用することによ
り、ヒンジ46や台脚47だけでなく、従来外箱42等
に固定していた他の付属部品をすべてフレーム41に直
接固定することが可能になり、それぞれの取り付け部分
の強度を十分に高めることができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、断熱箱体にフ
レームが設けられるので、このフレームによって断熱箱
体の強度が維持される。従って、従来のようにこの強度
を例えば現場発泡方式の硬質発泡ウレタン等の断熱材強
度、或いは外側部材、内側部材の強度に依存する必要が
なく、断熱材に現場発泡方式の発泡断熱材以外の成形発
泡断熱材やグラスウール等の断熱材の使用が可能にな
る。
【0021】請求項2記載の発明では、断熱箱体にフレ
ームが設けられるので、このフレームによって断熱箱体
の強度が維持される。従って、従来のようにこの強度を
例えば現場発泡方式の硬質発泡ウレタン等の断熱材強度
に依存する必要がなく、断熱材に真空断熱材の使用が可
能になる。
【0022】請求項3又は4記載の発明では、フレーム
に開閉扉を支持するヒンジ或いは台脚が取り付けられる
のでそれぞれの強度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による貯蔵庫を示す斜視図である。
【図2】本発明によるフレームを示す斜視図である。
【図3】断熱箱体の断面図である。
【符号の説明】
2,28 開閉扉 18 断熱箱体 20 貯蔵室 26 機械室 41 フレーム 41a 枠材 42 外箱(外側部材) 43 内箱(内側部材) 44 ブレーカ 45 発泡断熱材 46 ヒンジ 47 台脚

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体の開口部を開閉扉によって開閉
    自在に閉塞する貯蔵庫において、前記断熱箱体は、ほぼ
    一定幅の金属製の枠材で枠組みされたフレームと、この
    フレームの枠材間に当該枠材間とほぼ同じ幅を有して設
    けられる断熱部材と、前記フレームの外側に設けられる
    外側部材と、前記フレームの内側に設けられる内側部材
    と、この内側部材と外側部材とを接続する断熱性のブレ
    ーカとを備えることを特徴とする貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 断熱箱体の開口部を開閉扉によって開閉
    自在に閉塞する貯蔵庫において、前記断熱箱体は、ほぼ
    一定幅の金属製の枠材で枠組みされたフレームと、この
    フレームの枠材間に当該枠材間とほぼ同じ幅を有して嵌
    合される真空断熱材と、前記フレームの外側に設けられ
    る外側部材と、前記フレームの内側に設けられる内側部
    材と、この内側部材と外側部材とを接続する断熱性のブ
    レーカとを備えることを特徴とする貯蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記フレームに前記開閉扉を支持するヒ
    ンジを取り付けたことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の貯蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記フレームに台脚を取り付けたことを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の貯蔵
    庫。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007327734A (ja) * 2006-05-08 2007-12-20 Wako Seisakusho:Kk 保冷庫
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JP2020091073A (ja) * 2018-12-06 2020-06-11 アイリスオーヤマ株式会社 断熱箱体及びこれを備えた冷蔵庫

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