JP2007327734A - 保冷庫 - Google Patents

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Takeo Nishida
武生 西田
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Abstract

【課題】製造時の溶接の熱による歪み等が保冷庫本体の外表面に表れ難い保冷庫を提供する。
【解決手段】保冷室2内を冷却するための冷却手段3を保冷庫本体1内に有する。保冷庫本体1の底面にキャスタ6を取り付ける。保冷室2を囲む外周壁7が、断熱材10を外箱11と内箱12とで挟み込んだ断熱構造になっている。外箱11は、枠体15に取り付ける側板16・17・19を有する。その側板16・17・19の端部は、それぞれ外箱11の内側へ折り返されるとともに、その折り返し部の先端側が外箱11の内方へ向けて折り曲げられることで、側板16・17・19の端に突き合わせ部45を形成している。枠体15の各支柱26は、前記側板16・17・19の突き合わせ部45と、各支柱26の突き合わせ部49とをそれぞれ突き合わせて、それらの突き合わせ部45・49どうしをシーム溶接で接合してある。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍品や冷蔵品等を保冷室に収容して低温のまま運搬するための保冷庫に関する。
特許文献1〜3には、保冷庫本体の底面にキャスタを取り付けて移動可能にした保冷庫が開示されている。その保冷庫では、保冷室を囲む外周壁が、断熱材をステンレス鋼板製の外箱と内箱とで挟み込んだ断熱構造になっている。また、保冷室の前面が開口しており、その保冷室の前面開口が断熱構造の扉で開閉されるようになっている。
特開2006−3004号公報(図1−2) 特開2000−249450号公報(図1−2) 特開平9−318237号公報(図1)
前記保冷庫では、保冷庫本体の外周壁内に水等が浸入すると、外箱や内箱の内面に錆が発生してしまう。このため、外箱の枠体と側板や内箱の側板どうし等は、例えばシーム溶接によって隙間が生じないように接合することになる。
ところで、保冷庫の軽量化のためには外箱や内箱の側板等を薄くする必要があるが、外箱の側板を薄くした場合、外箱の枠体と側板とのシーム溶接の際の熱が外箱の側板に伝わったときに、外箱の側板に歪みが生じてしまうおそれがある。その歪みが保冷庫本体の外表面に表れて、保冷庫の外観が悪くなる。また、外箱の側板を薄くした分だけ、その側板の外面に他物が当たった際には、外箱の側板が窪んだりするおそれ等がある。
そこで本発明の目的は、製造時の溶接の熱による歪みや、他物との衝突による窪み等が保冷庫本体の外表面に表れ難い保冷庫を提供することにある。
本発明に係る保冷庫は、保冷庫本体1の内部に、被保冷物を収容するための保冷室2と、保冷室2内を冷却するための冷却手段3とを有しており、保冷庫本体1の底面に、移動用のキャスタ6を取り付けてあり、保冷室2を囲む外周壁7が、断熱材10を外箱11と内箱12とで挟み込んだ断熱構造になっており、外箱11は、直方体状に組み立てられた枠体15と、枠体15に取り付けられて保冷庫本体1の外表面を形成する側板16・17・19とを有しており、外箱11の各側板16・17・19の端部が、外箱11の内側へ折り返されるとともに、その折り返し部の先端側が外箱11の内方へ向けて折り曲げられることで、各側板16・17・19の端に突き合わせ部45を形成してあり、枠体15の四隅に配置された4本の支柱26は、外箱11の内方へ折り曲げられた突き合わせ部49を有しており、外箱11の各側板16・17・19の突き合わせ部45と、各支柱26の突き合わせ部49とをそれぞれ突き合わした状態で、それらの突き合わせ部45・49どうしが溶接で接合されていることを第1の特徴とする(図1・図3・図4)。
本発明に係る保冷庫の第2の特徴は、前記第1の特徴に加えて、内箱12は、側板30・31・32と天井部33と底部35とを有しており、底部35は、前後左右の周縁が上向きに折れ曲がる薄皿状に形成されており、底部35の周縁の上端部と、側板30・31・32の下端の周縁とをそれぞれ突き合わした状態で、それらの突き合わせ部どうしを溶接で接合してある点にある(図7)。
本発明に係る保冷庫の第3の特徴は、前記第1および第2の何れかの特徴に加えて、外箱11と内箱12との前面がそれぞれ開口しており、外箱11と内箱12との前縁間を塞ぐための前板13が配置されており、前板13と内箱12との間が、断熱性を有するシール材67で液密状に塞がれている点にある(図1)。
本発明に係る保冷庫の第4の特徴は、前記第1、第2および第3の何れかの特徴に加えて、保冷庫本体1の底面側の外周壁7内には袋ナット57を配置してあり、ボルト56が、キャスタ6に設けた台座6aを介して袋ナット57に締め込まれるようになっており、袋ナット57が、溶接によって外箱11の底面に対して隙間なく接合されている点にある(図12)。
本発明に係る保冷庫の第5の特徴は、前記第1、第2、第3および第4の何れかの特徴に加えて、保冷庫本体1の外表面には、バンパ55が突出状に配置されており、バンパ55が、保冷庫本体1の外表面に溶接された板ナット62にビス63で固定されている点にある(図10)。
本発明に係る保冷庫の第6の特徴は、前記第1、第2、第3、第4および第5の何れかの特徴に加えて、外周壁7の内部に、外箱11の側板16・17・19の内面に接する補強板95を配置してある点にある(図16・図17・図18)。
本発明に係る保冷庫の第7の特徴は、前記第6の特徴に加えて、補強板95がベニヤ板から成る点にある。
本発明に係る保冷庫の第8の特徴は、前記第6および第7の何れかの特徴に加えて、補強板95は、その周縁が外箱11の各側板16・17・19の突き合わせ部45から離れた状態に配置されている点にある(図16)。
本発明の保冷庫は、外箱11の各側板16・17・19の突き合わせ部45と、各支柱26の突き合わせ部49とをそれぞれ突き合わせて、それらの突き合わせ部45・49どうしを溶接で接合してあるので、外箱11の外側から外周壁7内に水等が浸入することが防止される。そのうえで、外箱11の側板16・17・19の端部を折り返してから突き合わせ部45を形成してあるので、突き合わせ部45から外箱11の外側に露出する側板16・17・19の外表面43部分までの距離が長くなって、溶接の熱が外箱11の側板16・17・19の外表面43に伝わり難くなる。その分だけ側板16・17・19の外表面43部分が溶接の熱で歪むことが低減され、歪みによって外箱11の外観が悪くなることが防止される。
内箱12の底部35の前後左右の周縁を上向きに折り曲げているので、内箱12内に溜まった水等が、底部35の周縁と側板30・31・32の周縁との突き合わせ部分から外周壁7内に染み込むことが抑えられる。
前板13と内箱12との間がシール材67で液密状に塞がれているので、内箱12内に溜まった水等が、前板13と内箱12との隙間から外周壁7内に染み込むことがない。そのうえで、シール材67は、前板13と内箱12との間を断熱するために、これによって外気で温まっている前板13の熱が内箱12に伝わることが低減される。
保冷庫本体1の底面にキャスタ6を取り付けるためのボルト56が締め込まれる袋ナット57が、溶接によって外箱11の底面に隙間なく接合されているので、袋ナット57と外箱11の底面との間から水等が外周壁7内に染み込むことがない。
バンパ55をビス63で保冷庫本体1に固定するための板ナット62が、保冷庫本体1の外表面に溶接されているので、ビス63を締め込むために保冷庫本体1の外表面に孔を設けなくても済み、その分だけ水等が外周壁7内に染み込むことがない。
外箱11の各側板16・17・19の内面に接する補強板95を外周壁7の内部に配置したので、補強板95によって各側板16・17・19が補強されて、側板16・17・19の外面に他物が当たった際等に側板16・17・19が窪んだり大きく傷付いたりすること等が低減される。これによって、外箱11の側板16・17・19が窪んだりする等で外箱11の外観が悪くなること等が低減される。しかも、補強板95は外部から見えないので、その分だけ外箱11の外観がすっきりして、保冷庫の見栄えが悪くなることが防止される。
補強板95がベニヤ板から成るので、ベニヤ板によるクッション作用で、外箱11の側板16・17・19の外面に他物が当たった際等の衝撃エネルギーを確りと吸収できて、その衝撃を好適に緩和できる。従って、側板16・17・19が窪んだり大きく傷付いたりすること等がより低減できるうえ、保冷庫を移動させた際等の騒音を確実に低減できる。しかも、ベニヤ板の表面はざらざらした状態になっているので、ベニヤ板と断熱材10との接着性がよく、断熱材10が補強板95から容易に剥離することが抑制される。また、ベニヤ板は、金属等よりも断熱性が高いために、外周壁7の内部に配置したことによる外周壁7の断熱効果の低下が抑えられる。さらに、ベニヤ板は安価であるので、その分だけ補強板95を配置することによる保冷庫のコストアップを抑えることができる。
補強板95の周縁が、外箱11の各側板16・17・19の突き合わせ部45から離れているので、外箱11の側板16・17・19の突き合わせ部45と、外箱11の枠体15の支柱26の突き合わせ部49とを溶接する際の熱で、補強板95が焼損すること等が低減される。
図面は、本発明が対象とする保冷庫を示しており、図3および図4に示すごとく、保冷庫本体1の内部には、被保冷物を収容するための保冷室2と、保冷室2内を冷却するための冷却手段3とを有している。
保冷室2の前面は開口しており、その前面開口には、図2および図4に示す断熱構造の扉5が配置される。扉5によって保冷室2の前面開口が開閉される。冷却手段3は、蓄熱容量の大きい保冷剤等からなり、保冷室2内の天井部に配置される。保冷庫本体1の底面の四隅には、移動用のキャスタ6がそれぞれ取り付けられる。
保冷室2を囲む外周壁7は、図5に示すごとく、発泡性ポリウレタン樹脂等からなる断熱材10をステンレス鋼板製の外箱11と内箱12とで挟み込んだ断熱構造になっている。外箱11と内箱12との前面は、それぞれ開口しており、外箱11と内箱12との前縁間を塞ぐための前板13(図2参照)が取り付けられている。前板13は、厚さ寸法が2.0mm程度である。
外箱11は、図6に示すごとく、直方体状に組み立てられた枠体15と、枠体15の左右に取り付けられて保冷庫本体1の外表面を形成する左右の側板16・17と、枠体15の後面に取り付けられて保冷庫本体1の外表面を形成する後ろ側板19と、枠体15の上面に取り付けられる天井板20(図9)と、枠体15の下面に取り付けられる底板21(図9)とを有する。側板16・17・19と天井板20と底板21とは、それぞれ厚さ寸法が0.3〜0.4mm程度である。
枠体15は、四角枠状の上枠部22と、四角枠内にπ字状の補強枠23が配置された下枠部25と、上枠部22および下枠部25の前後左右の四隅どうしを繋ぐ4本の支柱26とを有する。下枠部25の下面の前後左右の四隅には、前記キャスタ6を取り付けるための四角板状の座金27がそれぞれ配置されている。上枠部22と下枠部25との各前側枠部22a・25aは、それぞれ後ろ側に寄っている。枠体15は、厚さ寸法が2.0mm程度である。
内箱12は、図7に示すごとく、左右の側板30・31と、後ろ側板32と、四角形の薄皿状の天井部33と、四角形の薄皿状の底部35とを有する。内箱12は、保冷室2に臨んでいて、厚さ寸法が0.4mm程度である。内箱12の底部35は、前後左右の周縁がそれぞれ上向きに折れ曲がっており、前側の上向き縁部の左右方向の中央部が切り欠かれた状態に形成される。底部35の前後左右の周縁の上端部は、外方へ折れ曲がっていて、これによって左右の側板30・31と後ろ側板32との周縁部にそれぞれ突き合わすための突き合わせ部35aが形成される(図10参照)。
内箱12の天井部33は、前後左右の周縁がそれぞれ下向きに折れ曲がっており、前側の下向き縁部の左右方向の中央部が切り欠かれた状態に形成される。天井部33の前後左右の周縁の下端部は、外方へ折れ曲がっていて、これによって左右の側板30・31と後ろ側板32との上端部に突き合わすための突き合わせ部33aが形成される(図10参照)。
内箱12の左右の側板30・31は、各前端部が内箱12の左右方向の中央側にそれぞれ折れ曲がっており、さらに各前端部の先端が前方へそれぞれ折れ曲がっている。左右の側板30・31の上下および後ろ側の各周縁部は、それぞれ外方へ折れ曲がっていて、後ろ側板32と天井部33と底部35との各周縁部に突き合わせるための突き合わせ部36をそれぞれ形成している(図1および図10参照)。
内箱12の後ろ側板32は、左右両端部が前方へ折れ曲がっている。後ろ側板32の上下および前側の各周縁部は、それぞれ外方へ折れ曲がっていて、左右の側板30・31と天井部33と底部35とに突き合わせるための突き合わせ部37をそれぞれ形成している(図1参照)。
内箱12の左右の側板30・31の突き合わせ部36に、後ろ側板32の突き合わせ部37と天井部33の突き合わせ部33aと底部35の突き合わせ部35aとをそれぞれ突き合わせて密着させ、さらに後ろ側板32の突き合わせ部37に、天井部33の突き合わせ部33aと底部35の突き合わせ部35aとをそれぞれ突き合わせて密着させ、それらの突き合わせ部どうしをシーム溶接で隙間なく接合する(図10参照)。これにより、図8に示す内箱12が形成される。
このように、内箱12の左右の側板30・31と、後ろ側板32と、天井部33と、底部35とを突き合わせてシーム溶接するので、その突き合わせ部分から内箱12内に溜まった水等が内箱12外へ染み出すことがない。しかも、底部35の周縁が立ち上がっている分だけ、底部35と、左右の側板30・31や後ろ側板32との突き合わせ部に保冷室2内の水等が入り込み難くなる。
内箱12の左右の側板30・31および後ろ側板32には、図1および図7に示すごとく、上下方向に直線状に延びる複数条の突条39が、内箱12の内方に向けて突出形成してある。左右の側板30・31および後ろ側板32の各突条39は、互いに所定間隔をあけて形成される。左右の側板30・31および後ろ側板32の上部には、図3および図4に示すごとく、冷却手段3を載置するための棚40が支持される支持具41が取り付けられる。扉5の内壁にも、図5に示すごとく複数条の突条39が互いに所定間隔をあけて形成される。
外箱11の左右の側板16・17の前後両端部と、後ろ側板19の左右両端部とは、図1に示すごとく、それぞれ外箱11の内側へ折り返されるとともに、その折り返し部の先端側が外箱11の内方へ向けて折り曲げられることで、各側板16・17・19の端に突き合わせ部45をそれぞれ形成してある。枠体15の各支柱26は、C面状に形成した角部46と、左右の側板16・17あるいは後ろ側板19の折り返し部に対面する対面部47と、左右の側板16・17あるいは後ろ側板19の突き合わせ部45に突き合わせるために外箱11の内方へ折り曲げられた突き合わせ部49とを有する。
外箱11の左右の側板16・17および後ろ側板19の突き合わせ部45と、各支柱26の突き合わせ部49とをそれぞれ突き合わせて密着させた状態で、それらの突き合わせ部45・49どうしをシーム溶接で隙間なく接合する(図1の状態)。これにより、図8に示す外箱11が形成される。左右の側板16・17および後ろ側板19は、図1に示すごとく折り返し部を設けた分だけ、シーム溶接部分50から外箱11外に露出する各側板16・17・19の外表面43までの距離が長くなって、シーム溶接の熱が前記外表面43に伝わり難くなる。
外箱11の左右の側板16・17および後ろ側板19と各支柱26とのシーム溶接後に、後ろ側の2本の支柱26の角部46が、横断面視で円弧状の化粧板51によってそれぞれ覆われる。化粧板51は、溶接等で支柱26に固定される。外箱11の後ろ側板19には、その左右両端の上下方向の中央に、図1に示す凹み52がそれぞれ形成されており、各凹み52内に棒状の取っ手53がそれぞれ縦向きに取り付けられている。
保冷庫本体1の外表面であって、外箱11および前板13の上下両端と、外箱11および扉5において上端よりやや下寄りの個所とには、図2に示すごとく、バンパ55がそれぞれ突出状に配置されている。各バンパ55は、図10および図11に示すごとく、外箱11、前板13および扉5の外表面に溶接された複数の板ナット62にビス63で固定されている。
外箱11の底板21および前記各座金27には、図12に示すごとく複数個の袋ナット57がそれぞれ貫通状に配置されている。つまり、各袋ナット57は、保冷庫本体1の底面側の外周壁7内に配置される。そして、複数本のボルト56が、各キャスタ6にそれぞれ設けた台座6aと、外箱11の底面とを貫通した状態で、各袋ナット57にそれぞれ締め込まれる。
各袋ナット57は、外箱11の底面すなわち外箱11の底板21および座金27に対してシーム溶接によって隙間なく接合される。これにより、袋ナット57と底板21や座金27との隙間から外箱11内に水等が浸入することが防止される。
前板13は、図8に示すごとく四角枠状になっており、左右の両側には上下方向の中央に凹み59がそれぞれ形成されており、図1および図2に示すごとく、各凹み59内に棒状の取っ手60がそれぞれ縦向きに取り付けられている。前板13の左右の一方側(図2の右側)には、扉5に配置した上下3個の蝶番61がそれぞれ取り付けられる。
前板13の内周縁と、内箱12の前面開口の周縁との間は、図1に示すごとく、断熱性を有する合成樹脂製のシール材67で液密状に塞がれている。シール材67は、抜け止め用の一対の係止部67a・67aを有しており、その係止部67a・67aが、前板13の内周縁および内箱12の前面開口の周縁の内側に密着状にそれぞれ係止される。
前板13の外周縁は、外箱11の支柱26に溶接される。扉5の内面の周縁部は、外側に凹む段差状になっており、その段差面に弾性体からなるパッキン65が取り付けられる。パッキン65は、図13に示すごとく、内周側と外周側とに縦断面視で円弧状に膨出する密封部66・66がそれぞれ形成されており、扉5を閉じたときには、その密封部66・66が前記シール材67に押し当たって密着し、これによって保冷室2を密封する。密封部66・66は、外周部と内部とが異なる材質の弾性体で形成される。
扉5の内面側の揺動先端部には、保冷室2の内方に向けて突出する上下一対のパイロットピン69が、扉5に取り付けられた袋ナット70にそれぞれボルト止めされる。各袋ナット70は、扉5の内壁71の内面にシーム溶接で固定される。つまり、各袋ナット70は、扉5の内壁71の内面に対して隙間なく接合される。
内箱12の側板30の前側の周縁には、上下一対の位置決め部73が、外周壁7に取り付けられた袋ナット75にそれぞれボルト止めされる。各位置決め部73には、前記パイロットピン69が嵌合する嵌合穴76を設けてある。各袋ナット75は、内箱12の側板30の内面にシーム溶接で固定される。つまり、各袋ナット75は、内箱12の側板30の内面に対して隙間なく接合される。扉5のパイロットピン69が位置決め部73の嵌合穴76に嵌合することで、扉5が保冷庫本体1の前面に的確に位置決めされて、保冷室2の前面開口が扉5で確実に密封される。
扉5には、図2に示すごとく、上下方向の中央部に開閉レバー79を配置している。開閉レバー79は、扉5の左右の一方の側(図2では左側)に設けた凹み80内に配置されており、上下方向に延びる上下一対の係止棒81・81に連結される。各係止棒81は、図14に示す扉5内に配置された上下一対のパイプ82内をそれぞれ通っており、各係止棒81の上下方向の端部が、前板13の上下の縁にそれぞれ係止可能になっている。パイプ82・82と扉5の上下面とは、シーム溶接で隙間なく接合される。
そして、扉5を閉じたのちに開閉レバー79を、図2に示す水平姿勢に揺動させることで、各係止棒81の端部が前板13の上下の縁にそれぞれ係止されて、扉5が閉じた状態でロックされる。開閉レバー79は、ストッパーによって過度に揺動しないようにしてある。
扉5の凹み80内には、図14に示すごとく、ガス抜き弁機構85が配置される。ガス抜き弁機構85は、扉5を貫通する貫通孔86の保冷室2側の開口に着座する弁体87と、凹み80内に配置する押しボタン89と、貫通孔86を挿通して弁体87と押しボタン89とを連結する連結棒90と、押しボタン89を扉5の外方に付勢するコイルバネ91とを有している。弁体87は、合成ゴム等からなる。
そして、押しボタン89をコイルバネ91の付勢力に抗して保冷室2側に押すことで、弁体87が貫通孔86から離れ、貫通孔86を介して保冷室2内の圧力が保冷庫外に開放される。なお、押しボタン89を押さないときには、コイルバネ91の付勢力によって弁体87が、貫通孔86側に押し付けられて、貫通孔86を閉じることになる。
保冷室2内には、その保冷室2内の温度を測定する温度センサ等が設けられている。前板13には、図2に示すごとく、前記温度センサで測定された温度等を表示する表示部93等が配置されている。
保冷庫は、図8に示すごとく、内箱12を組み立てて前述のシーム溶接等を施したのちに、天井板20の取り付け前の外箱11に内箱12を嵌め込む。次いで、前述のごとく天井板20をシーム溶接し、さらに前板13をシーム溶接する。この後、天井板20に設けた樹脂注入孔から発泡性ポリウレタン樹脂を注入して発泡させて、前記樹脂注入孔を塞ぐ。最後に、扉5を取り付けるとともにキャスタ6を取り付けることで、図2に示す保冷庫が完成する。
なお、保冷室2内には、白色ダイオード等からなる照明が配置されている。その照明は、バッテリーや太陽電池等を電源としており、さらに扉5を開けると点灯し、扉5を閉じると消灯するようになっている。
前記説明では、シール材67がパッキン65の密封部66・66に押し当たるように構成したが、図15に示すごとく、前板13の内周縁と内箱12の前面開口の周縁との隙間が、図13よりも保冷室2側に寄っていてもよい。この場合、扉5のパッキン65が前板13に直接押し当たって保冷室2を密封する。なお、図15の場合でも、シール材67の係止部67a・67aが、前板13の内周縁および内箱12の前面開口の周縁の内側に密着状にそれぞれ係止される。
図16ないし図18では、外周壁7の内部において、外箱11の各側板16・17・19の内面に接する補強板95をそれぞれ配置してある。各補強板95は、厚さ寸法が2〜3mmの扁平なベニヤ板から成り、接着剤等で外箱11の各側板16・17・19の内面にそれぞれ密着状態に固定される。各補強板95によって外箱11の各側板16・17・19がそれぞれ補強される。また、各補強板95がベニヤ板から成り、しかもそのベニヤ板を接着剤等で各側板16・17・19の内面に密着状態に固定したので、ベニヤ板によって各側板16・17・19の外面に他物が当たった際等の衝撃エネルギーを確りと吸収できて、その衝撃を緩和できるうえに、保冷庫を移動させた際等の騒音を低減することができる。各補強板95は、厚い方が補強の点では好ましいが、厚くなるに従って保冷庫の重量が増えるために、厚さ寸法を2〜3mmに設定してある。
各補強板95は、その周縁95aが外箱11の側板16・17・19の突き合わせ部45から5〜10mmだけ離れた状態に配置してある(図16)。これにより、外箱11の側板16・17・19の突き合わせ部45と、外箱11の枠体15の支柱26の突き合わせ部49とをシーム溶接する際の熱で補強板95が焼損することが低減される。つまり、補強板95の周縁95aと側板16・17・19の突き合わせ部45との距離が5mmよりも小さい場合には、突き合わせ部45・49どうしのシーム溶接の熱で補強板95が焼損するおそれがある。一方、補強板95の周縁95aと側板16・17・19の突き合わせ部45との距離が10mmよりも大きい場合には、補強板95が臨まない側板16・17・19の部分が大きくなり過ぎて、補強板95による側板16・17・19の補強効果が小さくなってしまう。
補強板95を配置したものでは、バンパ55を省略してもよい。各補強板95は、1枚の木材の板から成るものやプラスチック板等であってもよく、ハニカム構造等から成る板状のものであってもよい。扉5の外板の内側等にも補強板95を配置してもよい。
本発明の保冷庫の横断平面図である。 保冷庫の正面図である。 図5のB−B線断面図である。 図5のC−C線断面図である。 図2のA−A線断面図である。 外箱の分解斜視図である。 内箱の分解斜視図である。 外箱と内箱と前板との組立図である。 保冷庫本体の組立図である。 保冷庫の要部を示す縦断正面図である。 保冷庫の要部を示す縦断側面図である。 キャスタの取り付けを示す断面図である。 扉の周縁部を示す横断面図である。 扉の凹み部分を示す横断面図である。 シール材の他の実施例を示す横断面図である。 本発明の保冷庫の他の例の要部を示す横断平面図である。 本発明の保冷庫の他の例の横断平面図である。 本発明の保冷庫の他の例の縦断平面図である。
符号の説明
1 保冷庫本体
2 保冷室
3 冷却手段
5 扉
6 キャスタ
6a キャスタの台座
7 外周壁
10 断熱材
11 外箱
12 内箱
13 前板
15 枠体
16 左側板
17 右側板
19 後ろ側板
26 支柱
30 左側板
31 右側板
32 後ろ側板
33 天井部
35 底部
45 突き合わせ部
49 突き合わせ部
55 バンパ
56 ボルト
57 袋ナット
67 シール材
95 補強板
95a 周縁

Claims (8)

  1. 保冷庫本体(1)の内部に、被保冷物を収容するための保冷室(2)と、保冷室(2)内を冷却するための冷却手段(3)とを有しており、
    保冷庫本体(1)の底面に、移動用のキャスタ(6)を取り付けた保冷庫において、
    保冷室(2)を囲む外周壁(7)が、断熱材(10)を外箱(11)と内箱(12)とで挟み込んだ断熱構造になっており、
    外箱(11)は、直方体状に組み立てられた枠体(15)と、枠体(15)に取り付けられて保冷庫本体(1)の外表面を形成する側板(16)・(17)・(19)とを有しており、
    外箱(11)の各側板(16)・(17)・(19)の端部が、外箱(11)の内側へ折り返されるとともに、その折り返し部の先端側が外箱(11)の内方へ向けて折り曲げられることで、各側板(16)・(17)・(19)の端に突き合わせ部(45)を形成してあり、
    枠体(15)の四隅に配置された4本の支柱(26)は、外箱(11)の内方へ折り曲げられた突き合わせ部(49)を有しており、
    外箱(11)の各側板(16)・(17)・(19)の突き合わせ部(45)と、各支柱(26)の突き合わせ部(49)とをそれぞれ突き合わした状態で、それらの突き合わせ部(45)・(49)どうしが溶接で接合されていることを特徴とする保冷庫。
  2. 内箱(12)は、側板(30)・(31)・(32)と天井部(33)と底部(35)とを有しており、
    前記底部(35)は、前後左右の周縁がそれぞれ上向きに折れ曲がる薄皿状に形成されており、
    前記底部(35)の周縁の上端部と、側板(30)・(31)・(32)の下端の周縁とをそれぞれ突き合わした状態で、それらの突き合わせ部どうしを溶接で接合してある請求項1に記載の保冷庫。
  3. 外箱(11)と内箱(12)との前面がそれぞれ開口しており、
    外箱(11)と内箱(12)との前縁間を塞ぐための前板(13)が配置されており、
    前板(13)と内箱(12)との間が、断熱性を有するシール材(67)で液密状に塞がれている請求項1と2の何れかに記載の保冷庫。
  4. 保冷庫本体(1)の底面側の外周壁(7)内には袋ナット(57)を配置してあり、
    ボルト(56)が、キャスタ(6)に設けた台座(6a)を介して袋ナット(57)に締め込まれるようになっており、
    袋ナット(57)は、溶接によって外箱(11)の底面に対して隙間なく接合されている請求項1と2と3の何れかに記載の保冷庫。
  5. 保冷庫本体(1)の外表面には、バンパ(55)が突出状に配置されており、
    バンパ(55)は、保冷庫本体(1)の外表面に溶接された板ナット(62)にビス(63)で固定されている請求項1と2と3と4の何れかに記載の保冷庫。
  6. 外周壁(7)の内部には、外箱(11)の側板(16)・(17)・(19)の内面に接する補強板(95)を配置してある請求項1と2と3と4と5の何れかに記載の保冷庫。
  7. 補強板(95)がベニヤ板から成る請求項6に記載の保冷庫。
  8. 補強板(95)は、その周縁が外箱(11)の側板(16)・(17)・(19)の突き合わせ部(45)から離れた状態に配置されている請求項6と7の何れかに記載の保冷庫。
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