JP2010190433A - 断熱箱体 - Google Patents

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Abstract

【課題】断熱材の膨張圧によりサイドパネルが外方へ拡がるのを防止し得る断熱箱体を提供する。
【解決手段】
断熱箱体40は、フロントパネル、サイドパネル16,16およびバックパネルにより構成されて、上方開口部46を覆蓋するトップパネル48が配設された外箱18と、内部に貯氷庫が画成された内箱とを備える。外箱18および内箱の間には、断熱材が充填される。各サイドパネル16に設けた補強フレーム70には、上方へ突出すると共にサイドパネル16に沿って前後方向に延在するリブ82が形成される。また、トップパネル48の下面に設けたカバー部材88の左右の縁部には、下方へ突出すると共に、該トップパネル48の左右の縁部に沿って前後方向に延在する屈曲縁部90,90が形成される。各屈曲縁部90は、対応するリブ82の側面に外側から当接して、サイドパネル16が外方へ湾曲するのを規制する。
【選択図】図4

Description

この発明は、上部にトップパネルが配設された外箱と内部に収納室が画成された内箱とを備え、外箱および内箱の間に断熱材が充填された断熱箱体に関するものである。
例えば、製氷部で製造した氷塊を貯氷室に貯留する貯氷庫が、喫茶店やレストラン等の施設その他の厨房において好適に使用されている(特許文献1参照)。図7は、このような貯氷庫10の一例を示す概略斜視図であって、該貯氷庫10は、フロントパネル12、バックパネル14および左右のサイドパネル16,16(図7では、右側のみ図示)で4面が構成された外箱18と、該外箱18の内部に配設され、製氷部20で製造した氷塊を貯留可能な貯氷室22が内部画成された内箱(ストッカ)24とから断熱箱体11を構成している。図8に示すように、外箱18と内箱24との間には、所要の充填空間が画成され、該空間に発泡ウレタン等の断熱材26が充填されるようになっている。
前記外箱18の上部には、トップパネル28が配設され、該トップパネル28により外箱18の上方開口部を覆蓋するよう構成されている。前記トップパネル28は、該トップパネル28の前縁部および後縁部が、夫々、フロントパネル12およびバックパネル14にネジ30,30によりネジ止めされている。すなわち、前記トップパネル28は、外箱18に対して前後の縁部のみが固定されており、トップパネル28の左右の縁部は、サイドパネル16,16に対しフリーな状態となっている。
特開2008−249190号公報
ところで、前記外箱18および内箱24の間に充填された断熱材26は、その膨張圧により、外箱18を構成する各パネル12,14,16,16に対し常に外向きの負荷を与えている(図7の矢印参照)。従って、各パネル12,14,16,16は外方へ拡がろうとするが、左右のサイドパネル16,16とトップパネル28とは固定されていないため、図7の二点鎖線に示すように、断熱材26の膨張圧によりサイドパネル16,16の前後方向の中央部が外方へ湾曲して、トップパネル28との間に隙間が生じることがある。このような隙間が生ずると、貯氷室22内の冷気が漏出して製氷能力が低下したり、トップパネル28の内面に大量の結露が発生して衛生上の問題が生じることがあった。なお、前記フロントパネル12およびバックパネル14は、サイドパネル16,16に比べ剛性を有しており、断熱材26の膨張圧による外箱18の前後方向への拡がりは、フロントパネル12およびバックパネル14の剛性により防止されている。
そこで、この発明は、従来の技術に係る断熱箱体に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、断熱材の膨張圧によりサイドパネルが外方へ拡がるのを防止し得る断熱箱体を提供することを目的とする。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、本発明に係る断熱箱体は、
フロントパネル、左右のサイドパネルおよびバックパネルにより上方に開放する箱状に構成されると共に、上方開口部を覆蓋するようトップパネルが配設された外箱と、前記外箱に収容されると共に上方に開口して前記上方開口部に連通する収納室が内部画成された内箱とを備え、外箱および内箱の間に断熱材が充填された断熱箱体において、
前記各サイドパネルに上方へ突出するよう設けられ、該サイドパネルに沿って前後方向に延在する第1当接部と、
前記トップパネルの左右の縁部に下方へ突出するよう設けられ、該トップパネルの左右の縁部に沿って前後方向に延在すると共に、対応する前記第1当接部の側面に外側から当接する第2当接部とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、トップパネルに設けた第2当接部が各サイドパネルの第1当接部に外側から当接するので、断熱材の膨張圧によりサイドパネルが外方へ拡がるのを規制し得る。従って、トップパネルとサイドパネルとの間に隙間が生じることはなく、当該隙間から収納室内の空気が漏出するのを防止し得る。また、収納室を密閉し得るので、該収納室内を衛生的に保持し得る。
請求項2に係る断熱箱体では、前記左右の各サイドパネルとフロントパネルまたはバックパネルとの隅部に、補強フレームが配設され、該補強フレームは、上下方向に延在してフロントパネルまたはバックパネルに固定された鉛直部と、各サイドパネルの上縁部に沿って前後方向に延在して該サイドパネルに固定された水平部とから構成され、該水平部に前記第1当接部を形成した。
請求項2の発明によれば、補強フレームの水平部に第1当接部を形成したので、第1当接部の剛性が向上して、サイドパネルが拡がるのを確実に規制し得る。
請求項3に係る断熱箱体では、前記トップパネルには、該トップパネルの下面を保護するカバー部材が設けられ、該カバー部材の左右の縁部を下方に折曲げて前記第2当接部を形成した。
請求項3の発明によれば、トップパネルの下面にカバー部材を設けたので、該トップパネルの剛性を向上し得る。また、カバー部材に第2当接部を折曲成形したので、第2当接部を別部材で構成した場合に比べ部品点数が少なくなって、コストを低廉にし得る。
本発明に係る断熱箱体によれば、サイドパネルが外方へ拡がるのを防止して、トップパネルとサイドパネルとの間に隙間が生じるのを抑制し得る。
実施例に係る貯氷庫の全体構成を示す斜視図である。 実施例に係る貯氷庫を示す縦断側面図である。 (a)は補強フレームを示す平面図であり、(b)は補強フレームを示す側面図である。 補強フレームのリブとカバー部材の折曲縁部が当接した状態を示す図1のIV−IV線縦断面図である。 実施例に係る貯氷庫を示す平面図である。 トップパネルを下側から見た斜視図である。 従来例に係る貯氷庫の全体構成を示す斜視図である。 従来例に係る貯氷庫を示す縦断側面図である。
次に、本発明に係る断熱箱体につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、以下の説明において「上」、「下」、「左」、「右」とは、断熱箱体におけるフロントパネルが設けられた側を基準として指称することとする。また、実施例では、断熱箱体を貯氷庫に採用した場合で説明するが、本発明に係る断熱箱体としては、貯氷庫に限定される訳でなく、例えば、収納室として低温に維持された冷蔵室を備える冷蔵庫や、収納室として高温に維持された貯蔵室を備える保管庫等に採用することが可能である。なお、従来技術で説明した部材と同一の部材については、同じ符号を付して説明することとする。
図1は、実施例に係る断熱箱体40が採用された貯氷庫42の外観を示す斜視図である。前記貯氷庫42は、箱状をなす外箱18と、内部に貯氷室(収納室)22が画成された内箱(ストッカ)24とから断熱箱体40が構成されている。図2に示すように、前記外箱18の内部は、前記内箱24の下方に配設された仕切壁44により上下に分割されており、外箱18を構成する各パネル12,14,16,16(後述)、内箱24および仕切壁44で囲繞された空間に発泡ウレタン等の断熱材26が充填されて、前記貯氷室(収納室)22を断熱するよう構成される。
前記外箱18は、前面をなすフロントパネル12と、該フロントパネル12に対向するバックパネル14と、両側面をなす左右のサイドパネル16,16とを備え、外箱18の上部に矩形状の上方開口部46が上方に開口している。前記外箱18の上部には、上方開口部46を覆蓋するようトップパネル48が配設されている。また、外箱18の底部には、ボトムパネル50が設けられ、該ボトムパネル50と前記仕切壁44との間に機械室52が画成されている。この機械室52には、圧縮機54、凝縮器56等の冷凍機構58が配設され、該冷凍機構58から冷媒が製氷部20(後述)へ循環供給されるようになっている。また、前記外箱18における機械室52の前方は、前後方向に開口する空気吸込口60が設けられ、該空気吸込口60はルーバーパネル62により覆蓋されている。
前記内箱24は、上方および前方に開放するよう構成され、該内箱24内の貯氷室22は前記外箱18の上方開口部46に連通している。前記内箱24の上部には、製氷部20が配設されており、該製氷部20は、前記冷凍機構58から供給された冷媒により冷却されて氷塊を製造するよう構成される。そして、製氷部20で製造された氷塊が該製氷部20から剥離・落下して、貯氷室22に氷塊が貯留されるようになっている。
前記フロントパネル12は、後方に開放する箱状に形成されて所要の剛性を有している。フロントパネル12には、前記貯氷室22に連通する矩形状の氷取出口(開口部)64が形成され、該氷取出口64を介して貯氷室22内の氷塊を取出し得るようになっている。前記フロントパネル12には、氷取出口64を開閉自在に閉成する開閉扉66が配設されている。この開閉扉66の左右の側縁部には、外方へ突出する一対のガイドピン68,68が上下に離間して夫々設けられ(図2では、右側のガイドピン68,68のみ図示)、各ガイドピン68が後述する補強フレーム70に形成した第1ガイド溝72,第2ガイド溝74に摺動可能に臨んでいる。なお、前記外箱18の後面を画成する前記バックパネル14は、剛性を有する平板で構成されている。すなわち、前記フロントパネル12およびバックパネル14の剛性を大きくすることで、前記断熱材26の膨張圧による外箱18の前後方向の拡がりを抑制している。
前記サイドパネル16は、薄板状に形成されて、前記フロントパネル12およびバックパネル14に比べて剛性は小さくなっている。図2に示すように、前記各サイドパネル16とフロントパネル12との隅部の上側には、両者の組付強度を補強するよう剛性を備えた補強フレーム70,70が設けられている。各補強フレーム70は、図3(b)に示す如く、上下方向に延在する鉛直部76と、該鉛直部76の上端から直角に折曲して後方へ延出する水平部78とから構成されている。図2に示すように、前記鉛直部76は、略全体がフロントパネル12の内部に臨んで、該鉛直部76の外側面がフロントパネル12の内側面に固定されている。また、前記鉛直部76の内側面には、上下方向に延在する第1ガイド溝72が形成されている。前記水平部78は、サイドパネル16の内面における上端縁に沿って該サイドパネル16の前側から前後方向の略中央位置まで延在するよう配設されている。また、水平部78の内側面には、前記第1ガイド溝72の上部に連通して後方へ延在する第2ガイド溝74が形成されている。すなわち、開閉扉66の上下のガイドピン68,68が第1ガイド溝72から第2ガイド溝74へ移動する間に、開閉扉66の上部側が断熱箱体40内に臨んだ倒置姿勢となって氷取出口64を開放させるようになっている。
前記水平部78の上面には、図3(a)に示す如き形状の薄板状部材80が設けられ、該薄板状部材80の外側(貯氷庫42の外方)の縁部の一部が前記サイドパネル16の上端面に当接している(図4参照)。そして、前記薄板状部材80におけるサイドパネル16の上端面に当接する部位に、上方へ突出するリブ(第1当接部)82が前後方向に延在するよう形成されている。すなわち、このリブ82は、サイドパネル16の前側から前後方向の略中央位置まで延在するよう設けられる。前記薄板状部材80の前側には、上方および後方へ湾曲してフック状に形成された係合片84が設けられている。この係合片84は、図5に示すように、前記補強フレーム70をサイドパネル16およびフロントパネル12の隅部に取付けた際に、該フロントパネル12の上面後縁部から後方へ延出するようになっている。
前記トップパネル48は、前記外箱18の上方開口部46を覆蓋し得るよう該上方開口部46の開口寸法より僅かに大きな寸法に設定され、図6に示すように、前後左右の縁部が下方(図6では上方)へ折曲されて下方に開口する箱状に形成されている。前記トップパネル48の前部には、矩形状の係合孔86,86が左右に離間して2つ設けられ、各係合孔86に対応の補強フレーム70の係合片84が挿通係合することで、トップパネル48の前側が外箱18(補強フレーム70,70)に固定されるようになっている。また、トップパネル48の後部は、図2に示すように、ネジ30により前記バックパネル14にネジ止めされるようになっている。すなわち、トップパネル48は、フロントパネル12およびバックパネル14に前後の縁部が固定された状態で、外箱18の上部に配設されるようになっている。
前記トップパネル48の下面には、該下面を覆うよう断熱材26が配設されると共に、該断熱材26を覆うようにカバー部材88が設けられている。前記カバー部材88は、薄板状の部材から構成され、トップパネル48の下面における後部側を残して該下面を覆うように配設されてトップパネル48の保護および強度向上が図られている。カバー部材88の左右の縁部は、図4に示すように、下方に折曲げられた後に更に外方へ折曲げられて折曲縁部(第2当接部)90,90が形成されている。そして、トップパネル48を外箱18に取付けた際に、各折曲縁部90の内側を指向する内側面が、対応する補強フレーム70のリブ82に外側から当接するようになっている。すなわち、図5示すように、トップパネル48を外箱18に取付けた際に、各折曲縁部90の内側面が、夫々、補強フレーム70のリブ82に外側から当接して、左右のサイドパネル16が外方へ拡がるのを防止するよう構成される。ここで、左右の折曲縁部90,90の内側面の離間距離は、左右の補強フレーム70,70のリブ82,82における外側面の離間距離と略同一に設定され、トップパネル48を外箱18に取付けた際に、両折曲縁部90,90の内側面が対応するリブ82,82の外側面に確実に当接するようになっている。
(実施例の作用)
次に実施例に係る断熱箱体40の作用について説明する。先ず始めに、補強フレーム70をフロントパネル12および各サイドパネル16の隅部上側に固定する。すなわち、補強フレーム70の鉛直部76をフロントパネル12の内側に臨ませて、鉛直部76を該フロントパネル12の内側面に固定すると共に、補強フレーム70の水平部78をサイドパネル16の内側面に固定する。これにより、フロントパネル12およびサイドパネル16がしっかりと組付けられて、組付け強度の向上を図り得る。このとき、補強フレーム70の薄板状部材80におけるリブ82が、サイドパネル16の上端面から上方へ突出すると共に、該サイドパネル16に沿って前後方向に延在する。すなわち、前記リブ82,82は、サイドパネル16,16の前側から前後方向の略中央位置まで延在している。
外箱18に対しトップパネル48を組付ける場合は、該トップパネル48の前部に設けた係合孔86,86に前記補強フレーム70,70の係合片84,84を挿入させる。これにより、前記係合片84,84が係合孔86,86に係合して、トップパネル48の前側が外箱18(補強フレーム70,70)に固定される。次いで、トップパネル48の後部側を前記バックパネル14の上部にネジ30によりネジ止めして(図2参照)、トップパネル48が外箱18に固定される。これにより、外箱18の上方開口部46がトップパネル48により覆蓋される。
すると、図5に示すように、前記トップパネル48におけるカバー部材88の両折曲縁部90,90が、夫々、補強フレーム70,70のリブ82,82に対し外側から当接する。すなわち、各折曲縁部90の内側面が前記リブ82の外側面に外側から当接するので、両サイドパネル16,16は前後方向に亘って外側から規制されることとなる。従って、外箱18および内箱24の間に充填された断熱材26の膨張圧によりサイドパネル16,16が外側へ拡がろうとしても、前記リブ82,82が折曲縁部90,90により規制されてサイドパネル16,16が拡がるのを阻止し得る。なお、断熱材26の膨張圧による前記外箱18の前後方向への拡がりは、前記フロントパネル12およびバックパネル14の剛性により防止される。
すなわち、サイドパネル16,16が外方へ拡がるのを抑制して、トップパネル48と各サイドパネル16との間に隙間が生じるのを防止し得る。従って、貯氷室22内の冷気が外部へ漏れるのを抑制して、ランニングコストを抑え得る。また、トップパネル48と各サイドパネル16との間に生じた隙間から外気が流入すると、内外の温度差によりカバー部材88に結露が生じて貯氷室22内が不衛生となる虞がある。しかるに、実施例に係る断熱箱体40では、トップパネル48と各サイドパネル16との間に隙間が生ずることがなく、カバー部材88に結露が発生することがないので、貯氷室22内を清潔にし得る。
更に、サイドパネル16,16が外方へ拡がると、両補強フレーム70,70に設けたガイド溝72,74の離間距離が大きくなって、開閉扉66のガイドピン68,68がガイド溝72,74から外れてしまうことがある。このような事態が生ずると、開閉扉66が開閉不能となったり、開閉扉66がフロントパネル12から脱落して、貯氷室22内に落下してしまう虞がある。しかるに、実施例に係る断熱箱体40では、サイドパネル16,16が外方へ拡がるのを防止し得るので、このような事態が生ずることはない。
また、実施例に係る断熱箱体40では、サイドパネル16の前側から前後方向の略中央位置まで延在するリブ82に折曲縁部90が当接する構成としたので、両者は所定長さで当接した状態となる。従って、リブ82と折曲縁部90とがしっかりと当接して、サイドパネル16の拡がりを確実に防止し得る。更に、剛性を備えた補強フレーム70の水平部78にリブ82を形成したので、強度を備えたリブ82に折曲縁部90が当接して、サイドパネル16が湾曲するのを確実に規制し得る。しかも、実施例に係る断熱箱体40では、トップパネル48の下面にカバー部材88を設けたので、該トップパネル48の剛性を向上し得る。また、第2当接部としての折曲縁部90,90は、カバー部材88の両側部に折曲成形して設けられるので、第2当接部を別部材で形成した場合に比べ部品点数が少なくなって、コストを低廉にし得る。
なお、実施例では、補強フレームにリブを形成した場合を示しが、各サイドパネルにリブ(第1当接部)を直接形成するようにしてもよい。また、実施例では、補強フレームをサイドパネルおよびフロントパネルの隅部に設けたが、例えば、補強フレームをサイドパネルおよびバックパネルの隅部に設けてもよい。この場合、補強フレームのリブは、サイドパネルの後側から前後方向の略中央位置まで延在することとなる。更に、サイドパネルとフロントパネルおよびサイドパネルとバックパネルの四隅に補強フレームを設け、前後に揃う補強フレームの水平部に夫々リブを形成することで、サイドパネルの前後方向の略全体に亘ってリブを形成してもよい。実施例では、トップパネルのカバー部材に折曲縁部を設け、該折曲縁部を第2当接部として機能する構成としたが、例えば、トップパネルの左右の縁部を折曲形成して第2当接部を形成してもよい。
12フロントパネル,16 サイドパネル,14 バックパネル,18 外箱
22 貯氷庫(収納室),24 内箱,26 断熱材,46 上方開口部
48 トップパネル,70 補強フレーム,76 鉛直部,78 水平部
82 リブ(第1当接部),88 カバー部材,90 折曲縁部(第2当接部)

Claims (3)

  1. フロントパネル(12)、左右のサイドパネル(16,16)およびバックパネル(14)により上方に開放する箱状に構成されると共に、上方開口部(46)を覆蓋するようトップパネル(48)が配設された外箱(18)と、前記外箱(18)に収容されると共に上方に開口して前記上方開口部(46)に連通する収納室(22)が内部画成された内箱(24)とを備え、外箱(18)および内箱(24)の間に断熱材(26)が充填された断熱箱体において、
    前記各サイドパネル(16)に上方へ突出するよう設けられ、該サイドパネル(16)に沿って前後方向に延在する第1当接部(82,82)と、
    前記トップパネル(48)の左右の縁部に下方へ突出するよう設けられ、該トップパネル(48)の左右の縁部に沿って前後方向に延在すると共に、対応する前記第1当接部(82,82)の側面に外側から当接する第2当接部(90,90)とを備えた
    ことを特徴とする断熱箱体。
  2. 前記左右の各サイドパネル(16,16)とフロントパネル(12)またはバックパネル(14)との隅部に、補強フレーム(70,70)が配設され、該補強フレーム(70)は、上下方向に延在してフロントパネル(12)またはバックパネル(14)に固定された鉛直部(76)と、各サイドパネル(16)の上縁部に沿って前後方向に延在して該サイドパネル(16)に固定された水平部(78)とから構成され、該水平部(78)に前記第1当接部(82)を形成した請求項1記載の断熱箱体。
  3. 前記トップパネル(48)には、該トップパネル(48)の下面を保護するカバー部材(88)が設けられ、該カバー部材(88)の左右の縁部を下方に折曲げて前記第2当接部(90,90)を形成した請求項1または2記載の断熱箱体。
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