JP2009052808A - 冷蔵庫 - Google Patents

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JP2009052808A
JP2009052808A JP2007220113A JP2007220113A JP2009052808A JP 2009052808 A JP2009052808 A JP 2009052808A JP 2007220113 A JP2007220113 A JP 2007220113A JP 2007220113 A JP2007220113 A JP 2007220113A JP 2009052808 A JP2009052808 A JP 2009052808A
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Hideaki Wakasa
秀章 若狹
Koji Mishima
浩二 三嶋
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Toshiba Corp
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp
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Abstract

【課題】充填発泡時に簡単な治具対応で内箱背面の縁部において変形しにくく良好な外観が得られる内箱形状のキャビネットを備える冷蔵庫を提供する。
【解決手段】外箱2と内箱3との間に断熱材4を充填したキャビネット1を備えた冷蔵庫において、内箱3は、左右の両側面3aと天井面と庫内奥側の背面3cと、背面3cの縁部に形成した傾斜面3dとを有し、断熱材4の充填発泡時に内箱3とその内面に宛がう支えとしての治具20との形状を合わせ易くする。
【選択図】図6

Description

本発明は、断熱構造のキャビネットを備える冷蔵庫に関するものである。
冷蔵庫は、主として金属板よりなる外箱と、主として合成樹脂の成形体よりなる内箱との間に、ウレタンフォーム等の断熱材を充填発泡してなる断熱構造のキャビネットを備えている(例えば、特許文献1参照)。図7は、従来の冷蔵庫のキャビネット51の一部の横断面図を示しており、同図における符号52はキャビネット51の外箱、53は内箱、54は外箱52と内箱53との間に充填した発泡断熱材(以下、単に断熱材とする)、56は庫内に冷気を送風するダクト55を形成するダクト板である。前記内箱53の庫内奥側の背面53cにおける縁部、すなわち左右両側面53a,53aや天井面等との連続部になる縁部は、図7に示すようにラウンド状をなしている。
前記キャビネット51の外箱52と内箱53の間に断熱材54を充填発泡する際は、前記外箱52及び内箱53の外側にそれぞれに対応した形状の支えとしての治具を宛がって発泡成形する。
この断熱材54の充填発泡の際、外箱52については問題はないが、主として合成樹脂の成形体よりなる内箱53については、成形上の誤差等のために、特にラウンド状をなす背面53cの縁部において、内箱用の治具20に内箱53の形状が合いにくく、そのため充填発泡時に前記ラウンド状の部分53dが変形して皺になりやすいという問題があった。またこのため、充填発泡時の変形抑制対策として、図8のように内箱53の前記治具20に多くの細かい張物22をして、内箱30のラウンド状に対応する形状を出していた。
特開2007−71521号公報
しかし、従来の治具に多くの張物して形状を合わせる対策では、内箱が奥に押される等して内箱と側壁前面部との合わせ部に隙ができる等の悪影響が発生するという問題があった。
そこで、本発明は、断熱材の充填発泡時に変形が生じにくく外観が良好な内箱形状が得られるキャビネットを備える冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明は、外箱と内箱との間に断熱材を充填したキャビネットを備えた冷蔵庫において、内箱は、左右の両側面と天井面と庫内奥側の背面と、背面の縁部に形成した傾斜面とを有することを特徴とする。
本発明の冷蔵庫によれば、断熱材の充填発泡時の支えのための治具と内箱の形状合わせが容易になり、発泡成形時に内箱の背面縁部が変形しにくくなる。しかも、治具の張り物が簡素化されるため、従来の多くの張物により生じる悪影響を避けることができる。
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は冷蔵庫の外観図、図2は図1の冷蔵室の左右扉開放時の外観図であり、冷蔵庫本体を構成するキャビネット1は、主として金属板よりなる外箱2と、主として合成樹脂の成形体よりなる内箱3と、これら内外箱間の空間部に発泡充填された断熱材4とからなる断熱構造をなしている。キャビネット1の内部には、貯蔵空間として最上部に冷蔵室5、その下方に断熱仕切壁を介して比較的小容量の自動製氷機を備えた製氷室と第1冷凍室が併設され、これらの下方には 断熱仕切壁を介して比較的容量の大きい第2冷凍室がそれぞれ独立して配置されている。前記各室の前面開口には各々専用の扉が設けられており、開閉自在になっている。
前記冷蔵室5は、最も収納容積が大きく使用頻度も高いため、例えば図1及び図2のように、前面開口部の両側に設けたヒンジにより観音開き式の冷蔵室左扉6と冷蔵室右扉7を回動自在に枢支することで開口部を開閉可能に閉塞している。前記冷蔵室5以外の製氷室扉8及び第1冷凍室の扉9と第2冷凍室の扉10は、冷蔵室5に比べ収納容積が小さいこと、及びその設置高さ位置による使い勝手面から、扉に固着した支持枠にて保持した容器を室内壁面に設けたレール部材で前後に摺動させ、開扉動作とともに室外に引き出して容器の上部開口から食品を収納し取り出す引き出し扉方式としている。
図2のように、前記冷蔵室左扉6と冷蔵室右扉7の内側にはそれぞれ複数の扉ポケット11が配置され、冷蔵室5内には棚12と、野菜容器13と、チルド容器14が配置されている。
図3は、図2の冷蔵室左扉6と冷蔵室右扉7とポケット11と棚12と野菜容器13とチルド容器14を取り除いた冷蔵室5の正面図であり、冷蔵室奥部に内箱3の背面3cのやや前方に庫内の冷気を送風するダクト15を形成するダクト板16を配置している。符号17,18はダクト板16の左右端を示し、15a,15aは冷気の吹出口、15b,15bは吸込み口を示す。
図4は図3のA−A線に沿う横断面図、図5は図3のB−B線に沿う横断面図である。図4及び図5に示すように、前記内箱3は、左右の両側面3a,3aと天井面3bと庫内奥側の背面3cと、背面3cの縁部に形成した傾斜面3dを備えており、前記背面3cは前記傾斜面3dを介して前記左右両側面3a,3a及び天井面3bと連続している。通常、前記傾斜面3dと左右両側面3a,3a及び天井面3bとの境界部及び前記傾斜面3dと背面3cとの境界部が、図のように僅かに丸みのある折曲形状をなしている。
前記のように前記背面3cの前方にダクト板15を備えている場合は、該ダクト板16の左右端17,18が前記傾斜面3dの内側の境界部より外側に位置するように形成される。これにより、前記傾斜面3dの境界部の一部がダクト板16より後方にあって該ダクト板16により隠されるため、冷蔵室内において良好な外観が得られることになる。
前記の傾斜面3dは、発泡成形時の支え用の治具との当接部としての役目を果たし、傾斜面3dで治具20を当接させ易くなっている。
すなわち、前記構成のキャビネット1の製造において、外箱2と内箱3の間の空間部に断熱材としてのポリウレタンを充填発泡する際は、前記外箱2及び内箱3の外側にそれぞれ支えとしての治具を宛がうが、この際、内箱用の治具20を図6のように前記傾斜面3dに対応する傾斜面21を有する形状にしておきさえすればよく、従来の背面縁部がラウンド状をなすものと違い、傾斜面のために内箱の成形上の寸法誤差を吸収しやすいこともあって、治具形状を内箱形状に合わせ易く、ひいては断熱材4の充填発泡時の内箱3の変形を抑制できることになる。
すなわち、図7のように、内箱53の左右両側面53a,53aと天井面と庫内奥側の背面53cの縁部がラウンド状に形成された従来形状では、内箱の成形上の誤差等を吸収できず、前記のラウンド状の部分53dで治具形状と内箱形状が合いにくいため、図8のように内箱用の治具20に多くの細かい張物22をして形状を出す必要があり、この張物22による悪影響、例えば内箱30が奥に押されることによって内箱30と側壁前面部の合わせ部に隙が発生する等の問題が生じていたが、本発明の冷蔵庫におけるキャビネット1の内箱形状によれば、背面3cの縁部が傾斜面3dをなすことで、内箱の成形上の誤差に対応しやすく、前記のように傾斜面3dの部分でも治具形状と内箱形状を合わせやすく、ひいては、発泡時に内箱3の傾斜面3dが変形しにくくなり、形状合わせのための張物等の治具対応が簡素化されるため、多くの張物による悪影響を避けることができる。例えば内箱と側壁前面部の合わせ部での隙の発生を避けることができる。
本発明の1実施形態を示す冷蔵庫の外観図である。 図1の冷蔵室の左右扉開放時の外観図である。 図2における冷蔵室部分の扉、棚、容器類を取り除いた正面図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 図3のB−B線に沿う断面図である。 断熱材の充填発泡成形時の治具形状の説明図である。 従来の冷蔵室の横断面図である。 従来の治具対策の説明図である。
符号の説明
1…キャビネット、2…外箱、3…内箱、3a,3a…左右側面、3b…天井面、3c…背面、3d…傾斜面、4…断熱材、5…冷蔵室、6…冷蔵室左扉、7…冷蔵室右扉、8…製氷室扉、9…第1冷凍室の扉、10…第2冷凍室の扉、11…扉ポケット、12…棚、13…野菜容器、14…チルド容器、15…ダクト、15a…冷気の吹出口、15b…吸い込み口、16…ダクト板、17…ダクト板左端、18…ダクト板右端、20…内箱用の治具、21…傾斜面、22…張物。

Claims (2)

  1. 外箱と内箱との間に断熱材を充填したキャビネットを備えた冷蔵庫において、内箱は、左右の両側面と天井面と庫内奥側の背面と、背面の縁部に形成した傾斜面とを有することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 内箱の背面の前方に室内に冷気を送風するダクト板を備え、ダクト板の左右端は前記傾斜面の内側より外側に配置したことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
JP2007220113A 2007-08-27 2007-08-27 冷蔵庫 Pending JP2009052808A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018054141A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 大陽日酸株式会社 低温冷却装置
CN113686079A (zh) * 2020-05-18 2021-11-23 东芝生活电器株式会社 冰箱
JP7455657B2 (ja) 2020-05-18 2024-03-26 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

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