JPH10288453A - 貯蔵庫及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各貯蔵室の容積比が変更したものを簡単に製
造し、かつ断熱箱体を補強すべくフレームを見栄え良く
取り付ける。 【解決手段】 断熱箱体１０の間口を仕切ってフレーム
が先に取り付けられ、取付位置は隠される。フレームの
背面側で断熱箱体１０の天井面に沿って支持部材５７が
取り付けられる。支持部材５７はチャンネル形をなし、
かつ一方の側板５８が他方５９よりも長い。間口から仕
切壁１３を入れ、斜め姿勢にしてその上縁を長い方の側
板５８に沿わせつつ起こすと、仕切壁１３の上縁が支持
部材５７に嵌まって鉛直に支持され、手前側と奥側の端
縁がフレームと断熱箱体１０の奥面にねじ止めされる。
仕切壁１３の両側に断熱された冷凍室１５と冷蔵室１６
が構成される。フレームと支持部材５７の取付位置を適
宜に変え、その位置に合わせて仕切壁１３を取り付ける
ことで両室１５，１６の容積比が変えられる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えば冷凍冷蔵庫
のように、断熱箱体内に複数の貯蔵室を構成した貯蔵庫
及びその製造方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、冷凍室と冷蔵室とを備えた冷凍冷
蔵庫の本体部を製造するに当たっては、図１１に示すよ
うに、外箱ａ内に２つの内箱ｂ，ｃを間隔を開けて収容
したのち、外箱ａと内箱ｂ，ｃの間に断熱材ｄを発泡充
填し、これにより各内箱ｂ，ｃ内に互いに断熱された冷
凍室ｅと冷蔵室ｆを構成するようにしていた。ところで
この種の冷凍冷蔵庫では、外形寸法を同じにしたままで
冷凍室ｅと冷蔵室ｆの容積比が異なる別の仕様のものを
製造する場合がある。その場合、従来のものでは、内箱
ｂ，ｃについて大きさの変更されたものを形成せねばな
らないことに加えて、発泡用の治具もそれぞれに合わせ
て準備する必要があるため、コスト的に負担が掛かると
いう問題があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】一つの解決策として、
前面に開口した共通の断熱箱体を形成し、断熱性の仕切
壁を適宜位置において前面から差し込んで固定する構造
を採ることで、冷凍室と冷蔵室の容積比を任意に変える
ことが考えられる。一方、特に業務用の冷凍冷蔵庫のよ
うに大型のものでは、断熱箱体の強度を確保するため
に、間仕切りと扉の当てを兼ねて開口にフレームを取り
付ける必要がある。しかるに、上記のような構造では、
フレームは仕切壁を差し込んだ後でしか取り付けられな
いので、フレームの取付部分を例えばフレームの裏面側
等の隠れた部分に設定することができず、見栄えの悪い
ものとなってしまい、実現化し難いという事情があっ
た。本発明は上記のような事情に基づいて完成されたも
のであって、その目的は、各貯蔵室の容積比が変更され
たものを簡単に製造でき、かつ断熱箱体を補強すべくフ
レームを見栄え良く取り付けることができるようにする
ところにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項１の発明は、断熱箱体内を仕切
って複数の貯蔵室を構成するようにした貯蔵庫の製造方
法において、前面に開口した断熱箱体を形成したのち、
その断熱箱体の間口を仕切るようにしてフレームを取り
付け、そののち前記フレームの背面側に断熱性の仕切壁
を挿入して取り付けるところに特徴を有する。

【０００５】請求項２の発明は、断熱箱体内を仕切って
複数の貯蔵室を構成した貯蔵庫において、前面を開口し
た箱形に形成された断熱箱体と、この断熱箱体の間口を
仕切って適宜位置に取付可能なフレームと、前記断熱箱
体の内面から突出しかつ奥行き方向に延びて適宜位置に
取付可能な支持部材と、前記支持部材に一縁を係合させ
つつ前記断熱箱体内を仕切るように取付可能な断熱性の
仕切壁とを具備した構成としたところに特徴を有する。
請求項３の発明は、請求項２の発明において、前記支持
部材が、前記仕切壁の一縁が嵌合可能なチャンネル形を
なし、かつ一方の側板が他方に比べて長く形成された形
状となっている構成としたところに特徴を有する。

【０００６】

【発明の作用及び効果】

＜請求項１の発明＞断熱箱体の強度を確保すべくフレー
ムがまず取り付けられ、その後フレームの背面に仕切壁
を取り付けることで断熱された複数の貯蔵室が構成され
る。フレーム並びに仕切壁の取付位置を適宜に変更する
ことで、各貯蔵室の容積比が任意に変えられる。フレー
ムを先に取り付けるので取付位置を隠れた部分に設定で
き、見栄え良くできる。断熱箱体、フレーム及び仕切壁
といった共通の構成部材を準備し、フレームと仕切壁の
取付位置を変えるだけで、各貯蔵室の容積比が違う異な
った仕様の貯蔵庫を簡単にかつ安価に製造することがで
きる。

【０００７】＜請求項２の発明＞組み立てる場合は、断
熱箱体の間口にフレームを取り付けるとともに、そのフ
レームの背面側において断熱箱体の内面に支持部材を取
り付ける。そののち間口から仕切壁を入れて、その一縁
を支持部材に係合させつつ仕切壁を取り付ける。仕切壁
の両側に断熱された貯蔵室が構成される。フレームと支
持部材の取付位置を適宜に変え、その位置に合わせて仕
切壁を取り付けることで貯蔵室の容積比が変えられる。
上記方法発明を確実に実施することができる。 ＜請求項３の発明＞仕切壁を斜め姿勢にして、その一縁
を支持部材の長い方の側板に沿わせつつ真直ぐな姿勢と
すると、仕切壁の一縁が支持部材に嵌まって支持され
る。仕切壁の取り付けを能率良く行うことができる。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図１
ないし図１０に基づいて説明する。この実施形態では横
型の冷凍冷蔵庫を例示しており、まず図１，２及び図８
によって製品状態のものを説明する。符号１は冷凍冷蔵
庫の本体であって、前面に開口部２を設けた横長の箱形
に形成されており、底面の四隅に設けられた脚３によっ
て支持されている。本体１の正面から見て左上部には、
内部に冷却器室６を形成すべく膨出部５が形成されてお
り、この膨出部５を含む本体１は、外箱７内に内箱８を
収容してその間に断熱材９を発泡充填してなる断熱箱体
１０となっている。本体１の開口部２には、この開口部
２を左右に仕切るフレーム１２が取り付けられていると
ともに、このフレーム１２の背面側に、断熱性の仕切壁
１３が設けられて本体１内が左右に仕切られており、正
面から見た左側に冷凍室１５が、右側に冷蔵室１６がそ
れぞれ形成されている。冷凍室１５の前面の出入口１５
Ａには、１枚の扉１７が装着されているとともに、冷蔵
室１６の前面の出入口１６Ａは、さらに仕切枠１９によ
り左右に仕切られて、２枚の扉１８が観音開き式に装着
されている。

【０００９】上記した冷凍室１５の側方の冷却器室６内
には、第１冷却器２１が引き出し可能に収納されるよう
になっている。この第１冷却器２１は、圧縮機２２、凝
縮器等からなる冷凍装置２３と積み上げ式にユニット化
されて周知の冷凍サイクルを構成しており、冷凍装置２
３が冷却器室６の下面の機械室２４内に前面から収納さ
れることに伴って、第１冷却器２１が冷却器室６の前面
の開口部６Ａから収納されるようになっている。そし
て、冷凍サイクルと第１庫内ファン２６が駆動される
と、冷凍室１５の庫内空気が吸込ダクト２７を通して第
１冷却器２１の下面側に吸引され、熱交換により生成さ
れた冷気が吹出ダクト２８から吹き出されて循環供給さ
れ、冷凍室１５内が所定の冷凍温度に冷却されるように
なっている。

【００１０】一方、仕切壁１３の冷蔵室１６側の面には
第２冷却器３１が取り付けられ、本体１の背面を通った
配管を介して上記した冷凍装置２３と接続されること
で、別の冷凍サイクルが構成されている。そして、冷凍
サイクルとともに第２庫内ファン３２が駆動されると、
冷蔵室１６の庫内空気がダクト３３を通して第２冷却器
３１の下面側に吸引され、熱交換により生成された冷気
が第２庫内ファン３２により吹き出されて循環供給さ
れ、冷蔵室１６内が上記の冷凍温度よりも高い所定の冷
蔵温度に冷却されるようになっている。

【００１１】次に、上記した仕切壁１３の取付部分の構
造について詳細に説明する。本体１の開口部２を左右に
仕切るフレーム１２は、図３、４に示すように、後面側
に開口したチャンネル形に形成され、上下両端面に設け
られた取付板３５を、取付孔３６を介して開口部２の上
下両縁にねじ止めすることによって固定される。フレー
ム１２内には、予め成形された断熱材３７が収納され、
後面から両側面を覆うようにして合成樹脂製のカバー３
８が嵌め付けられる。このカバー３８には、詳しくは後
記する仕切壁１３を取り付けるための取付孔３９が形成
されている。なお、フレーム１２の前面の裏面側には、
露付防止ヒータ４０が埋設されている。

【００１２】仕切壁１３は、図６に示すような形状に形
成されている。この仕切壁１３は、図４にも示すよう
に、２枚のステンレス鋼板製の板材４２，４３を備えて
おり、一方の板材４２は、手前側と奥側の側縁が直角に
２度曲げされて、それぞれＬ字形の取付板４４が形成さ
れているとともに、上縁には直角に２度曲げされた上面
板４５が、下縁には直角曲げされた下面板４６がそれぞ
れ形成されている（図７参照）。他方の板材４３は、上
縁において上記の板材４２の上面板４５よりも高い位置
で直角曲げされた上面板４８が形成されているととも
に、下縁に直角曲げされた下面板４８Ａが形成されてい
る。また手前側の側縁に直角に２度曲げされたＬ字形の
取付板４９が形成され、奥側の側縁に直角曲げされた取
付板５０が形成されている。手前側の取付板４９におけ
る両板面４９Ａ，４９Ｂには、それぞれの上下両端部に
取付孔５１，５２が形成されているとともに、奥側の取
付板５０の上下両端部にも取付孔５３が形成されてい
る。また、板材４３の四隅にはエンボス５４が形成され
ている。なお、エンボスは、板材４３の手前側と奥側の
側縁に沿って全高にわたって形成してもよい。

【００１３】そして、一方の板材４２の両取付板４４の
前面に、シート状の断熱材５６を挟んで他方の板材４３
のエンボス５４が当てられてリベット５５により固定さ
れる。なお、断熱材５６の上端部は、両板材４２，４３
の上面板４５，４８の間に屈曲されつつ介装される（図
５参照）。この断熱材５６は、両板材４２，４３間の熱
伝導を防止するように機能する。そして、両板材４２，
４３の間に断熱材９が発泡充填されている。このように
形成された仕切壁１３は、全体として、本体１内の高さ
よりも所定寸法低い高さで、本体１内を仕切ることがで
きる奥行き寸法を持った形状に形成される。

【００１４】また、本体１の天井面には、仕切壁１３の
上縁を嵌めて支持する支持部材５７が取り付けられるよ
うになっている。この支持部材５７は、図５に示すよう
に、チャンネル形に形成され、本体１内の奥行き寸法に
等しい長さを有している。また、一方の側板５８が他方
の側板５９に比べて長く形成されているとともに、天井
板には取付孔６０が形成されている。

【００１５】続いて、組み立て手順について説明する。
まず図８に示すように、本体１と膨出部５とを含む断熱
箱体１０が形成される。ここで、冷凍室１５と冷蔵室１
６とに分けるべく所定位置には、フレーム１２、支持部
材５７、仕切壁１３及びダクト３３を取り付けるための
取付孔が予め形成される。フレーム１２用の取付孔（図
示せず）は開口部２の上下両縁に形成され、支持部材５
７のための取付孔６２は、図５に示すように本体１の天
井面に形成される。また図４に示すように、仕切壁１３
の奥端側を取り付ける取付孔６３と、ダクト３３の奥端
側を取り付ける取付孔６４は、本体１の奥面に形成され
る。

【００１６】次に、本体１の開口部２の所定位置に、フ
レーム１２が既述した要領によって取り付けられる。こ
のフレーム１２を取り付けることによって断熱箱体１０
の強度が確保され、かつ取付部分は隠れた状態とされ
る。続いて、フレーム１２の背面側において、本体１の
天井面の奥行き方向に沿って支持部材５７が当てられ、
図７に示すように、取付孔６０，６２にねじ６６を締め
付けることで固定される。本実施形態の場合は、右側の
冷蔵室１６の方が広く設定されているので、支持部材５
７は短い方の側板５９が右に来た姿勢で取り付けられ
る。

【００１７】そして、開口部２の右側の領域から予め形
成された仕切壁１３が入れられ、図７に示すように、仕
切壁１３を傾けてその上縁を支持部材５７の長い方の側
板５８の内面に当て、その側板５８に沿わせつつ仕切壁
１３を起こして上縁を支持部材５７内に押し込み、鉛直
姿勢を取ったところで底面上に下げると、図５に示すよ
うに、上縁が支持部材５７内に嵌まった状態で仕切壁１
３が鉛直姿勢で保持される。このとき、図４に示すよう
に、仕切壁１３の手前側のＬ字形の取付板４９の板面４
９Ａがフレーム１２のカバー３８の裏面に当てられるの
で、取付孔５１，３９にねじ６６を締め付けることで固
定する。一方、奥側の取付板５０は本体１の奥面に当て
られるので、取付孔５３，６３にねじ６６を締め付ける
ことで固定する。これにより、仕切壁１３の取り付けが
完了し、仕切壁１３の左右に冷凍室１５と冷蔵室１６が
断熱状態で形成されることになる。

【００１８】仕切壁１３が取り付けられたら、図４、５
に示すように、その冷蔵室１６側の面に第２冷却器３１
がねじ６６で取り付けられる。なお、第２冷却器３１の
下面には、カバー６８を備えた除霜用ヒータ６７と、ド
レンパン６９とが併せて配設される。また、それらの前
面には、第２庫内ファン３２ならびにファンカバー７０
を設けたダクト３３が取り付けられる。ダクト３３は、
図４に示すように、その手前側の側縁を仕切壁１３にお
けるＬ字形の取付板４９の板面４９Ｂに当てるととも
に、奥縁に直角曲げして形成された取付板７２を本体１
の奥面に当てて、それぞれねじ６６で止めることによっ
て固定される。次に、冷蔵室１６の出入口１６Ａを左右
に仕切るようにして仕切枠１９が取り付けられる（図１
参照）。この仕切枠１９は、前記したフレーム１２と同
じものを使用してもよい。最後に、冷蔵室１６の出入口
１６Ａに２枚の扉１８が観音開き式に装着され、冷凍室
１５の出入口１５Ａに１枚の扉１７が装着される。

【００１９】なお、冷凍室１５と冷蔵室１６の容量比が
違う異なった仕様のものを製造する場合は、以下のよう
にして製造する。例えば、冷蔵室１６よりも冷凍室１５
の方が大きい容量の仕様のものを製造する場合は、図９
に示すように、仕切壁１３を実線位置から鎖線位置に移
設することになる。断熱箱体１０は前記と同じものが使
用される。そして、冷凍室１５と冷蔵室１６とに分ける
べく新たな位置に、同様にフレーム１２、支持部材５
７、仕切壁１３及びダクト３３を取り付けるための取付
孔が予め形成される。開口部２に同じ要領によってフレ
ーム１２を取り付けたのち、フレーム１２の背面側の本
体１の天井面に沿って支持部材５７が取り付けられる。
今度の場合は、左側の冷凍室１５の方が広く設定される
ので、支持部材５７は短い方の側板５９が左に来た姿勢
で取り付けられる。

【００２０】そして、開口部２の左側の領域から仕切壁
１３が入れられて、前記と同じ要領でその上縁が支持部
材５７内に嵌まった状態で鉛直姿勢で保持され、フレー
ム１２のカバー３８の裏面と、本体１の奥面にねじ止め
することで固定する。これにより、仕切壁１３の左右に
冷凍室１５と冷蔵室１６が断熱状態で形成されることに
なる。その後、仕切壁１３の右側に、第２冷却器３１、
ダクト３３等を取り付け、冷凍室１５の出入口１５Ａに
仕切枠１９を取り付けると、図１０に示すように、左側
に２枚の扉１７を観音開き式に備えた容量の大きい冷凍
室１５が、右側に１枚の扉１８を備えた相対的に容量の
小さい冷蔵室１６がそれぞれ設けられた仕様の冷凍冷蔵
庫が完成される。

【００２１】以上説明したように本実施形態によれば、
発泡成形される断熱箱体１０を共通のものとし、同じく
共通の仕切壁１３を任意位置に移設し得るようにしたか
ら、冷凍室１５と冷蔵室１６の容量比が違う異なった仕
様のものを安価に製造することができる。しかも、断熱
箱体１０の強度を確保すべくフレーム１２が仕切壁１３
よりも先に取り付けられるから、その取付位置が隠れた
箇所に設定でき、見栄えの良いものとなる。

【００２２】また、仕切壁１３を支持する支持部材５７
が、チャンネル形でかつ両側の側板５８，５９の長さが
違う形状となっていて、これを天井面に沿って取り付け
る構造としたから、仕切壁１３を傾けてその上縁を長い
方の側板５８に当てて沿わせつつ仕切壁１３を次第に起
こすことで、上縁を支持部材５７内に嵌めつつ仕切壁１
３を鉛直姿勢に保持することができる。すなわち、仕切
壁１３の組み付けを能率良く行える。また、支持部材５
７の短い方の側板５９を本体１内の広い方に向けて取り
付けておけば、より組み付けがしやすくなる。しかも、
支持部材５７並びに仕切壁１３の取付孔はいずれも、本
体１の底面以外の天井面や側面に設けられているので、
水洩れを起こすおそれがない。さらに、開口部２を仕切
るフレーム１２は、冷蔵庫単体や冷凍庫単体において、
扉の端縁を当てるために用いるフレームをそのまま共通
化して使用することもでき、そうすることによって製造
コストをさらに低減することが可能となる。

【００２３】＜他の実施形態＞本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 （１）支持部材は、仕切壁の上縁の一面を当てるべく単
に天井面から垂下しているようなものであってもよい。 （２）上記実施形態では、温度帯が違う２室に分ける場
合を例示したが、３室以上に分ける場合にも適用するこ
とができる。 （３）また、縦方向に分ける場合にも適用することが可
能である。 （４）さらに本発明は、冷凍冷蔵庫に限らず、温蔵庫等
も含めて、要は、断熱箱体内に互いに断熱された複数の
貯蔵室を構成した貯蔵庫全般に広く適用することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の一実施形態に係る冷凍冷蔵庫の正面
図である。

【図２】 その内部構造を示す断面図である。

【図３】 フレームの分解斜視図である。

【図４】 仕切壁の取付部分の平断面図である。

【図５】 その縦断面図である。

【図６】 仕切壁の斜視図である。

【図７】 仕切壁の組み付け動作を示す縦断面図であ
る。

【図８】 断熱箱体の平断面図である。

【図９】 仕切壁の移設動作を示す概略図である。

【図１０】 別の仕様の冷凍冷蔵庫の正面図である。

【図１１】 従来例の断面図である。

【符号の説明】

１…本体 ２…開口部 ９…断熱材 １０…断熱箱体
１２…フレーム １３…仕切壁 １５…冷凍室 １６…
冷蔵室 ５７…支持部材 ５８，５９…側板 ６６…ねじ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 断熱箱体内を仕切って複数の貯蔵室を構
   成するようにした貯蔵庫の製造方法において、 前面に開口した断熱箱体を形成したのち、その断熱箱体
   の間口を仕切るようにしてフレームを取り付け、そのの
   ち前記フレームの背面側に断熱性の仕切壁を挿入して取
   り付けることを特徴とする貯蔵庫の製造方法。
2. 【請求項２】 断熱箱体内を仕切って複数の貯蔵室を構
   成した貯蔵庫において、 前面を開口した箱形に形成された断熱箱体と、 この断熱箱体の間口を仕切って適宜位置に取付可能なフ
   レームと、 前記断熱箱体の内面から突出しかつ奥行き方向に延びて
   適宜位置に取付可能な支持部材と、 前記支持部材に一縁を係合させつつ前記断熱箱体内を仕
   切るように取付可能な断熱性の仕切壁とを具備したこと
   を特徴とする貯蔵庫。
3. 【請求項３】 前記支持部材が、前記仕切壁の一縁が嵌
   合可能なチャンネル形をなし、かつ一方の側板が他方に
   比べて長く形成された形状となっていることを特徴とす
   る請求項２記載の貯蔵庫。