JP2019199977A - 断熱パネル - Google Patents

断熱パネル Download PDF

Info

Publication number
JP2019199977A
JP2019199977A JP2018093198A JP2018093198A JP2019199977A JP 2019199977 A JP2019199977 A JP 2019199977A JP 2018093198 A JP2018093198 A JP 2018093198A JP 2018093198 A JP2018093198 A JP 2018093198A JP 2019199977 A JP2019199977 A JP 2019199977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
front cover
main body
body panel
ice making
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018093198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7032024B2 (ja
Inventor
邦彦 石富
Kunihiko Ishitomi
邦彦 石富
野津 慎次
Shinji Nozu
慎次 野津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Corp
Original Assignee
Hoshizaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Corp filed Critical Hoshizaki Corp
Priority to JP2018093198A priority Critical patent/JP7032024B2/ja
Publication of JP2019199977A publication Critical patent/JP2019199977A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7032024B2 publication Critical patent/JP7032024B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

【課題】製氷機に隣接区画した製氷室と機械室との開放部は、フロントカバーにより覆われると共に、該フロントカバーの裏面に設けた断熱パネルが製氷室の開放部を断熱的に覆うようになっている。従来の断熱カバーは、コストの嵩むポリエチレン発泡体を4つのセグメントにカットしたものを使用し、フロントカバーの裏面へ夫々貼り付ける作業を要していたので組立工数が繁雑であった。【解決手段】樹脂を金型へ射出することで一体成形された断熱パネル40に、本体パネル42と下部パネル44とを仕切る脆弱部46を形成し、該脆弱部46に沿って該本体パネル42と下部パネル44とを分離し得るように構成した。【選択図】図1

Description

この発明は、断熱パネルに関するものであって、更に詳細には、製氷機の内部に隣接して区画した製氷室と機械室との開放面を覆うフロントカバーの裏側に配置されて、前記製氷室を外部と熱的に遮断する断熱パネルの改良に関するものである。
業務用の大型製氷機には、図27に示すように、独立の筐体からなる貯氷庫12の上に、同じく独立の筐体からなる製氷機10を載置する所謂スタックオンタイプが存在する。例えば、図27(a)に示す製氷機10の内部には、製氷部14を収納した製氷室16と、圧縮機や凝縮器等の冷凍機構を収納した機械室18とが横方向に隣接して区画されており、該製氷室16と機械室18とは仕切壁20により縦に分離されている。また、符号12で示す独立筐体からなる貯氷庫は、その内部に貯氷室が画成されており、この貯氷庫12の上に前記製氷機10が載置される。前記貯氷庫12の頂部には開口部58が開設され、該貯氷庫12に載置した製氷機10で製造された多数の氷塊は、該開口部58を介して前記貯氷室に落下貯留される。なお、前記製氷室16に収納される製氷部14は、例えば、多数の製氷室に下方の水皿から製氷水を噴射供給する所謂クローズドセル式の製氷機構が採用され、該製氷部14の直下に廃水や結露水を回収するドレンパン22が配設されている。
前記製氷機10の前面における製氷室16と機械室18との開放面は、図27(b)に示すように、化粧用のフロントカバー24で覆うようになっている。前記フロントカバー24の裏面で、かつ前記製氷室16の開放領域に対応する部位には、符号26で示す断熱パネルが配置されている。また、前記フロントカバー24が前記機械室18の開放面を覆う領域、すなわち前記断熱パネル側でない部位には通風用のルーバー28が開設されている。従って、前記フロントカバー24を製氷機本体の前面に装着すると、図27(c)に示すように、前記断熱パネル26が製氷室16の開放部を覆うと共に、図27(b)に示すように、該フロントカバー24のルーバー28は機械室18の開放部に対応して外気を機械室内部に導入させる。
図27(a)に示すように、製氷機10における筐体の前面、すなわち製氷室16および機械室18を囲む端縁には、前記フロントカバー24を該製氷機10へ装着する際に使用されるネジカラー30および引掛けエッジ32が設けられている(何れも後述)。なお、前記フロントカバー24は横長の矩形状をしており、その裏面には、図28(a)および(c)に示すように、四辺ともにコ字状をなす曲げ加工がされると共に、四つの隅角部はカシメ固定がされている。このコ字状の曲げ加工した部位を、本発明では上方に横長の上部片24a、下方に横長の下部片24b、左右に縦長の縦片24cと称する。またフロントカバー24の裏面における左右の前記縦片24cには、前記製氷機10のネジカラー30が挿入される瓢型の通孔34が開設されている。またフロントカバー24の裏面における上部片24aは、該フロントカバー24を製氷機10の前面に宛がった際に、前記引掛けエッジ32と係合して該フロントカバー24の安定的な取り付けに寄与する。
特開平10−62041号公報 特開2009−216270号公報
前述したように、製氷機10の前面開放部には、これを覆うように化粧用のフロントカバー24が装着される(この装着には、後述するネジカラー30および引掛けエッジ32が使用される)。そして、前記フロントカバー24の裏面で、かつ前記製氷室16の開放部を対応的に覆う部位に前記断熱パネル26が配設される。この断熱パネル26はフロントカバー24の裏面に接着剤で貼り付けられるが、該フロントカバー24の前記四辺のコ字状折曲げ部(24a,24b,24c)へ差し込むために、該断熱パネル26は四分割されている。
すなわち、図28(b)に示すように、断熱パネル26は、ポリエチレン発泡体を素材とする4つのセグメント26A〜26Dから構成されている。例えば、ポリエチレン発泡体のシートを切断して、図28(b)に示す4つのセグメント26A〜26Dを製作し、図28(c)に示す如く、夫々のセグメントを前記フロントカバー24の裏面に貼り付けることで断熱パネル26を完成させている。なお、図示のセグメント26Cは、フロントカバー24を製氷機10の開放面に取り付けた際に、前記仕切壁20と対応的に向かい合って、製氷室16と機械室18との空間を遮断するべく機能する。
このように、従来の断熱パネル26は、一枚のポリエチレン発泡体シートから4つのセグメント26A〜26Dを切り出した後に、前記フロントカバー24の裏面の定位置へ個別に貼り付ける作業を要し、加工工程や取付工程が増大していた。またポリエチレン発泡体は素材的にも高価であるため、製造コストが一般に嵩む難点もあった。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため請求項1に記載の発明は、
製氷機に隣接して区画した製氷室と機械室との開放面を覆うフロントカバーの裏面で、かつ該製氷室の開放領域に対応して配置される断熱パネルであって、
前記断熱パネルは、前記製氷室の開放領域を全面的に覆う本体パネルと、前記フロントカバーの裏面下部に配置されて、該本体パネルを該フロントカバーの裏面に配置した際に接触して該本体パネルを支持する下部パネルとの射出一体成形品であって、
前記射出一体成形された断熱パネルには、前記本体パネルと下部パネルとを仕切る脆弱部が形成されており、該脆弱部に沿って該本体パネルと下部パネルとは分離し得るようになっていることを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、フロントカバーの裏面に配設される断熱パネルは、樹脂の射出成形により本体パネルおよび下部パネルからなる一体品として構成されており、本体および下部の両パネルの間に同時に一体成形した脆弱部に沿って割裂することで、本体パネルと下部パネルとに分けることができて組立工数が軽減される。また、低廉な発泡樹脂素材を使えるので製造コストを抑えることができる。
請求項2に記載の発明では、前記フロントカバーの上部片における庇部の垂下寸法と、本体パネルの下端面を該フロントカバーの下部片に配置した下部パネルの上面に当接させた際に、該本体パネルの上端面と該フロントカバーにおける上部片の内側上面との間に形成される隙間とは、本体パネルの上端面を該フロントカバーにおける上部片の内側上面に当接させた際に、該本体パネルの下端面と該フロントカバーにおける下部片の上面との間に形成される隙間よりも大きく設定されていることを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、フロントカバーの上部片における庇部の垂下寸法Cと、本体パネルをフロントカバーに配置した下部パネルの上に当接させた際に、該本体パネルの上端面とフロントカバーにおける上部片の内側上面との間に形成される隙間Bとの夫々は、本体パネルの下端面と該フロントカバーにおける下部片の上面との間の隙間Aよりも大きく設定されている。このため、本体パネルをフロントカバーに配置する作業を行う際に、引き戸を鴨居の戸溝へ差し込むようにして、該本体パネルの上部をフロントカバーの上部片に差し込み、次いで該本体パネルの下部を該フロントパネルの下部片へ差し込む作業を容易になし得る。
請求項3に記載の発明では、前記フロントカバーの上部片における庇部の垂下寸法は、本体パネルの下端面を該フロントカバーの下部片に配置した下部パネルの上面に当接させた際に、該本体パネルの上端面と該フロントカバーにおける上部片の内側上面との間に形成される隙間よりも大きく設定されていることを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、フロントカバーの上部片における庇部の垂下寸法Cは、本体パネルをフロントカバーに配置した下部パネルの上に当接させた際に、該本体パネルの上端面とフロントカバーにおける上部片の内側上面との間に形成される隙間Bよりも大きいから、本体パネルをフロントカバーの裏側へ嵌め込み配置した後は該本体パネルが簡単に脱落することがない。しかも、本体パネルを交換したりする場合は、引き戸を鴨居の戸溝から外すように簡単に取り外すことができる。
請求項4に記載の発明では、前記射出一体成形した断熱パネルにおける前記本体パネルには第1嵌合部が形成されると共に、前記下部パネルには前記第1嵌合部に嵌合可能な第2嵌合部が形成されており、
前記断熱パネルから分離した本体パネルの第1嵌合部と下部パネルの第2嵌合部とを嵌合させることで、両パネルの位置決めがなされることを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、断熱パネルを下部パネルと本体パネルとに分割した際に、その割れ目に欠け等を生じても、フロントカバーの裏面で両パネルを合体させる際に、第1嵌合部と第2嵌合部とが嵌合するので正しく位置規制がなされる。
請求項5に記載の発明では、前記断熱パネルにおける本体パネルには、該断熱パネルから分離した本体パネルを配置した前記フロントカバーが前記製氷室の開放面を覆った際に、該開放面の全周内縁に嵌合する無端の凸条部が形成されていることを要旨とする。
請求項5に係る発明によれば、断熱パネルから分離されてフロントカバーの裏面に配置される本体パネルには無端の凸条部が形成されている。このため、フロントカバーを製氷機の前面開放部に装着した際に、前記凸条部が開放面の全周内縁に嵌合するため、製氷室の結露水が外部へ漏出したり、冷気が逃出したりする現象が大幅に抑制される。
本発明によれば、フロントパネルの裏側に配設される断熱パネルが発泡一体成形品として得られるものであり、該断熱パネルから本体パネルと下部パネルとを分離するだけで良いため、製造・組立工程が簡単になると共に、製造コストが低減される。
本発明の実施例1に係る射出一体成形された断熱パネルを示す斜視図であって、(a)は断熱パネルの裏面、(b)は断熱パネルの表面を示している。 (a)は図1(a)に示す断熱パネルの側面図、(b)は図1(a)のX−X線断面図である。 図1(a)および図2(a)に示す断熱パネルから分割した下部パネルの斜視図である。 (a)は、図1(a)に示す断熱パネルから下部パネルを分離した後の本体パネルの裏面斜視図、(b)は(a)に示す本体パネルの側面図である。 (a)はフロントカバーの裏側におけるコ字状の下部片に、図3に示した下部パネルを嵌め込んだ状態を示す斜視図、(b)は(a)のY−Y線断面図である。 図5(a)に示すフロントカバーにおける裏側へ、図4(a)に示す本体パネルを差し込む前の状態を示す斜視図である。 図6のZ−Z線断面図である。 フロントカバーにおける裏側の上部片へ本体パネルの上端を差し込むことにより、該本体パネルをフロントカバーの裏側へ密着させた状態を示す斜視図である。 図8に示すフロントカバーのA−A線断面図である。 フロントカバーの裏側に密着させた本体パネルを、予めフロントカバーの下部片に配置した下部パネルの上で溝方向へスライドさせることで、該本体パネルの縦端縁をフロントカバーのコ字状縦片へ嵌め込んだ状態を示す斜視図である。 図10に示すフロントカバーのB−B線断面図である。 図11に示すフロントカバーを製氷機の前面開放部に装着することで、フロントカバー裏面の断熱パネルが製氷室の開放部を覆っている状態を示す断面図である。 本発明の実施例2に係る射出一体成形された断熱パネルを示すものであって、(a)は断熱パネル裏面の下部パネルとなる部位に第1嵌合部(凸部)が形成されている状態を示す斜視図、(b)は断熱パネル表面の本体パネルとなる部位に第2嵌合部(凹部)が形成されている状態を示す斜視図、(c)は(b)のC−C線断面図であって、立てた状態で示す。 図13(a)に示す断熱パネルから分離した下部パネルの斜視図であって、該下部パネルには第2嵌合部としての突条が形成されている。 (a)は図13(b)に示す断熱パネルから下部パネルを分離した後の本体パネルの斜視図であって、第1嵌合部としての長溝が形成されており、(b)は(a)の長手側面図である。 (a)はフロントカバーの裏側におけるコ字状の下部片に、図14に示す下部パネルを嵌め込んだ状態を示す斜視図、(b)は(a)のD−D線断面図である。 図16(a)に示すフロントカバーにおける裏側の上部片へ本体パネルを差し込む前の状態を示す断面図である。 フロントカバーの裏側に本体パネルを宛がって、本体パネルを上方へ押し付けた状態の断面図である。 フロントカバーの裏側に本体パネルを宛がって、本体パネルを下方へ位置させた状態の断面図である。 下部パネルにおける第2嵌合部(突条)が、本体パネルにおける第1嵌合部(長溝)に嵌合している状態を示す断熱パネルの部分断面図である。 本発明の実施例3に係る射出一体成形した断熱パネルの斜視図であって、(a)は断熱パネルの裏面を斜め左方向から観察した図面であり、(b)は断熱パネルの裏面を斜め右方向から観察した図面である。 (a)は図21(a)のE−E線断面図、(b)は図21(a)の右側面図である。 フロントカバーの裏側に宛がった本体パネルを、予めフロントカバーの下部片に配置してある下部パネルの上で溝方向へスライドさせることで、該本体パネルにおける縦端縁をフロントカバーのコ字状縦片へ嵌め込んだ状態を示す斜視図である。 図23に示すフロントカバーのF−F線断面図である。 図24に示すフロントカバーを製氷機の前面開放部に装着することで、フロントカバー裏面の断熱パネルが製氷室の開放部に嵌合状態で覆っていることを示す断面図である。 図23に示すフロントパネルを製氷機に装着した場合に、無端の凸条部が製氷室の開放部に嵌り込んでいる状態を、製氷機内側から観察した部分斜視図である。 従来技術に係るスタックオンタイプの製氷機の説明図であって、(a)はフロントカバーを外して前面を開放した製氷機と、この製氷機が載置される貯氷庫とを示す斜視図、(b)はフロントカバーを装着した製氷機の斜視図、(c)は(b)のG−G線断面図である。 (a)は図27(b)に示すフロントカバーの裏面を示す斜視図、(b)は前記フロントカバーの裏面に貼り付けられる従来の断熱パネルを構成する4つのセグメントの分解斜視図、(c)は(a)に示すフロントパネルの裏側に、(b)に示す4つのセグメントからなる断熱パネルを貼り付けた状態を示す斜視図である。
次に、本発明に係る断熱パネルの好適な実施例を、添付図面を参照しながら説明する。本発明の実施例に係る断熱パネルは、実施例1〜実施例3に分かたれるが、これらの実施例に本発明が限定されるものでないことは勿論である。また、断熱パネルを設けたフロントカバーが装着される製氷機の前面は、従来技術のものであって変更はない。すなわち、製氷機の製氷室と機械室とを隣接区画した前面の構造およびフロントカバーの構造は従来通りである。
本発明に係る断熱パネルの実施例1を、図1〜図12に示す。従来の断熱パネル26は、図28(b)に関して説明したように、4つのセグメント26A〜26Dを寄せ集めてフロントカバー24の裏側に貼り付けるものであった。しかし、実施例1の断熱パネル40は、図1および図2に示すように、樹脂材料を射出成形した一体成形品として構成されている。
すなわち、実施例1の断熱パネル40は、例えば発泡スチロール材料を金型のキャビティに高圧で射出することで、裏面側が図1(a)に示す形状で、かつ表面側が図1(b)に示す形状の一体成形品(以下「射出一体成形品」という)になっている。この断熱パネル40は、図6に示すフロントカバー24の裏面にセットされるものである。すなわち、前記断熱パネル40は、フロントカバー24を製氷機10の前面開放部に装着した際に、前記製氷室16の開放領域を覆う本体パネル42と、図5(a)に示す如く前記フロントカバー24の下部片24bに配置されて、該本体パネル42を支持する下部パネル44とから構成される。なお、図4に示す本体パネル42の裏側下部に形成された突片54は、製氷室16を覆った際に該本体パネル42に付着する結露水をドレンパン22へ案内する傾斜面として機能する。更に前記突片54は、図26に示すように、本体パネル42を裏面に配置したフロントカバー24を製氷機10の前面に装着した際に、製氷室16を覆っている該本体パネル42が何等かの衝撃により隣接する機械室18の側へズレる力が働いても、該突片54の左側が該仕切壁20に当接するに到るので、該本体パネル42は機械室側へ変位することがない。
射出一体成形品である断熱パネル40を構成する前記本体パネル42および下部パネル44は、図2(a)および(b)に示す線状の脆弱部46(例えば一条の凹溝)によって仕切られている。この凹溝46の深さは充分に大きく設定され、断熱パネル40の肉厚に比べて、該凹溝46の底面と該断熱パネル40の表面との間の肉厚は極めて薄くなっている。従って、射出一体成形品である断熱パネル40に関して、前記凹溝46に沿って前記下部パネル44に折り曲げ力を僅かに加えるだけで、該下部パネル44は該凹溝46の部位で割裂して、前記本体パネル42から簡単に分離される。なお、前記脆弱部46として凹溝を例示したが、この脆弱部46は断熱パネル40を2つのパネル42,44に分離するのが容易な形態であればよいので、ミシン目状に形成した多数の通孔や、間欠的に凹設した多数の凹部等であってもよい。
この分離された下部パネル44を、図3に斜視状態で示す。また、前記下部パネル44が分離された後の本体パネル42を、図4(a)に斜視状態で示し、図4(b)に側面図として示す。このように実施例1の断熱パネル40は、前記本体パネル42と下部パネル44とが前記凹溝46を介して繋がった状態で射出一体成形されているが、使用に際しては、該凹溝46の部位に沿って該本体パネル42と下部パネル44とに夫々分離される。そして前記下部パネル44は、図5(a)に示すように、フロントカバー24のコ字状をなす下部片24bに嵌め込まれる。
前記本体パネル42の高さ寸法は、図9に示すように、該本体パネル42をフロントカバー24の裏面に宛がって、該本体パネル42の上端面を該フロントカバー24におけるコ字状をなす上部片24aの内側上面に当接させた際に、該フロントカバー24のコ字状に折曲された下部片24bの上面と本体パネル42の下端面との間に、若干の隙間Aが形成されるようになっている。従って、本体パネル42の上端面をフロントカバー24の上部片24aへ差し込んで上方へ突き当てることで、該本体パネル42をフロントカバー24へ簡単に嵌め込み可能である。なお、図9において、前記フロントカバー24のコ字状に折曲された上部片24aにおける庇部の垂下寸法Cは、前記隙間Aよりも大きくなるよう設定されている(C>A)。
また図11に示すように、前記フロントカバー24の裏面へ嵌め込まれた前記本体パネル42を若干下方へ変位させて、該本体パネル42の下端面を該フロントカバー24の下部片24bに嵌め込まれている前記下部パネル44に接触させた状態では、該フロントカバー24の上端面と前記コ字状の上部片24aの内側上面との間に隙間Bが存在している。このとき前述した曲げ寸法Cは、前記隙間Bよりも大きく設定されている。すなわち、前記曲げ寸法C>前記隙間Bの関係になっているため、前記フロントカバー24の裏面に嵌め込んだ本体パネル42が該フロントカバー24から簡単に外れることはない。また、本体パネル42の上端面とフロントカバー24における上部片24aの内面には前記隙間Bが存在するので、図10に示すように、該本体パネル42をフロントカバー24に対して横方向(図10の矢印右方向)へスライドさせることができ、これにより該本体パネル42の右縦面をフロントカバー24のコ字状をなす右縦片24cの内側へ嵌め込むことができる。このとき、図10において、本体パネル42における右側の縦側端がフロントカバー24における右縦片24cの内面に衝き当ることで、本体パネル42は所定の位置規制がなされる。
このように、本体パネル42と下部パネル44とからなる断熱パネル40を裏面に配設した前記フロントカバー24は、図12に示すように、製氷機10の前面開放部に装着されて、前記製氷室16と機械室18とを全面的に覆うことになる。すなわち、フロントカバー裏面の本体パネル42は前記製氷室16の開放部を断熱的に覆い、また該フロントカバー裏面で、かつ該本体パネル42が配設されていない側は機械室18の開放部を覆うことになる。なお、図27(a)に示すように、製氷機10の筐体における前面左右には前述したネジカラー30が設けられ、また該製氷機10の上部水平面には前記引掛けエッジ32が設けられている。また、フロントカバー24における裏側の左右縦片24cには、前述した瓢型の通孔34が前記ネジカラー30と対応的に穿設してある。従って、前記フロントカバー24の上部片24aを製氷機10の引掛けエッジ32に引掛けると共に、前記通孔34をネジカラー30に挿入して下方へ若干スライドさせることで、該フロントカバー24は製氷機10の前面に確実に装着される。
先に説明した実施例1の断熱パネル40は、図27および図28で説明した断熱パネル26に比べて製造工数やコストが低減される利点を有している。しかし、射出一体成形品である断熱パネル40から、本体パネル42と下部パネル44とを線状の脆弱部(凹溝)46に沿って割裂させることで分離させるものである。このため、前記凹溝46に沿ってきれいに割ることができれば良いが、材質が発泡スチロールであるために、分割部の一部が欠落することがある。このように、本体パネル42と下部パネル44との分割面に部分的な欠けがあると、両部材42,44をフロントカバー24の裏面へ嵌め込んだ際に、両部材42,44の間に遊びが発生して位置決めがなされず、該フロントカバー24の裏面で一方が長手方向へ動いてしまう欠点がある。
そこで、実施例2に係る断熱パネル40では、図13(a)および(b)に示す如く、前記本体パネル42に第1嵌合部48を形成すると共に、前記下部パネル44に前記第1嵌合部48と嵌合して下部パネル44および本体パネル42の位置決めを行う第2嵌合部50が予め一体成形されている。例えば、図15(a)は断熱パネル40から分割した本体パネル42の表側を示す斜視図であって、該本体パネル42の一方の長手端部に所定長さの長溝からなる第1嵌合部48が、該断熱パネル40を射出成形する際に同時に形成されている。また、図14は断熱パネル40から分割した下部パネル44の表側を示す斜視図であって、該下部パネル44の一方の長手端部に所定長さの突条(凸部)からなる第2嵌合部50が、同じく断熱パネル40を射出成形する際に同時に形成されている。そして図17〜図19に示す如く、フロントカバー24の裏面に本体パネル42と下部パネル44とを嵌め込む際に、該本体パネル42に形成した長溝(第1嵌合部)48と、該下部パネル44に形成した突条(第2嵌合部)50とが密着的に嵌合可能な寸法に予め設定されている。
従って、図14に示した下部パネル44を、図16(a)および(b)に示すように、前記フロントカバー24の下部片24bに嵌め込んだ後に、図15に示した本体パネル42を図17〜図19に示すように、該フロントカバー24に嵌め込むと、前記第1嵌合部としての長溝48と第2嵌合部としての突条50とが互いに嵌合して、本体パネル42と下部パネル44とを安定的に接続することができる。この第1嵌合部48と第2嵌合部50との嵌合関係を、図20に部分断面で示す。なお、第1嵌合部48を突条として形成し、また第2嵌合部50を長溝として形成してもよい。
実施例1および実施例2に係る断熱パネル40は、従来の4つのセグメントからなる部材をフロントカバー24に貼り合わせて断熱パネル26とする場合に比べて、前述したように優れた利点を有している。しかし、従来の断熱パネル26および実施例1および2に係る断熱パネル40に共通する不都合として、製氷機10の製氷室16に対して断熱パネルによる密閉が充分でない点が挙げられる。すなわち、前記の断熱パネルを設けたフロントカバー24を製氷機10に装着して前面開放部を覆った際に、前記製氷室16の開放部を前記断熱パネルが覆うことにはなるが、完全に密着的に断熱するものではない。このため、前記製氷室16に生じた結露水が断熱パネルとの隙間を介して外部へ漏出する畏れがあった。また、断熱が完全でないために、外部の熱が製氷室16へ侵入したり、該製氷室16から冷気が外部へ逃出したりする畏れもある。
実施例3に係る発明は、前述した不都合を解決するべく提案されたもので、前記断熱パネル40における本体パネル42には、該本体パネル42を裏面に配置したフロントカバー24で製氷室16の開放面を覆った際に、該開放面の全周内縁に嵌合する無端の凸条部52が形成されている。この無端の凸条部52が本体パネル42の裏側に形成されている状態を、図21(a)および(b)、図22(a)および(b)、図23、図24、図25、更に図26に示す。これらの図面において、凸条部52は本体パネル42に射出成形時に一体的に形成されており、該凸条部52は該本体パネル42の他の部分と視覚的に識別し得るよう細かいドットの薄墨状色調で表してある。これにより、フロントカバー24で製氷機10の開口部を覆って、断熱パネル40が製氷室16を覆う際は、前記凸条部52が製氷室16の開口周縁に嵌合するので、完全に断熱することができる。なお、図21および図26に示すように、本体パネル42の裏側に設けた前記突片54と隣接して、斜めに内部傾斜する三角形状の突片56を併せて形成してもよい。このときは、前記突片54および三角形状の突片56が相俟って、前記本体パネル42の裏面に付着した結露水をドレンパン22へ確実に案内可能である。
なお、前記突片56を三角形状とした理由は、本体パネル42の裏面に付着した結露水の飛沫が前記貯氷庫12の内部へ落下するのを避けるようにするためである。すなわち、図26において、製氷室内にはドレンパン22が設けられているが、該ドレンパン22の機械室側(図26において左側)には、前記貯氷庫12へ氷塊を案内する開口部58が開口している。このようにドレンパン22の左側(図26)に開口部58が存在するということは、本体パネルの裏側に付着した結露水が該ドレンパン22に落下して跳ねて、その飛沫が前記開口部58から貯氷庫内へ落下する畏れがあることを意味する。そこで、三角形状にした前記突片56を製氷室内へ出張らせて、貯氷庫12の開口部58から極力遠い位置へ結露水を落下させるようにして、貯氷庫内への結露水の飛び込みを抑制するようにしたものである。
本発明に係る断熱パネル40は、発泡スチロールの如く安価な材料を使用した射出一体成形品であり、かつ一体成形した脆弱部(例えば凹溝)46に沿って本体パネル42と下部パネル44とに容易に分割することができる。また、成形された断熱パネル40の納品時は、本体パネル42と下部パネル44とに分離していない一体品であるから、流通コストを抑制することができる。更に、フロントカバー24に配設するときは、断熱パネル40から分割した下部パネル44を該フロントカバー24のコ字状下部片24bへ嵌め込み、次いで本体パネル42を恰も引き戸を取り付ける要領で該フロントカバー24の裏面に嵌め込み可能であるから、作業工程が簡単で工程数も低減される。しかも、本体パネル42のフロントカバー24からの取り外しも容易なので、水垢やカビで汚損したり破損した際は、該本体パネル42だけを交換すれば良く、廃棄時のリサイクルも容易である。また、在来のフロントカバー24の寸法や形状を変更する必要は全くないので合理的でもある。
10 製氷機,16 製氷室,18 機械室,24 フロントカバー,
24a 上部片,24b 下部片,26、40 断熱パネル,42 本体パネル,
44 下部パネル,46 凹溝(脆弱部),48 第1嵌合部,50 第2嵌合部,
52 凸条部,A、B 隙間,C 垂下寸法

Claims (5)

  1. 製氷機(10)に隣接して区画した製氷室(16)と機械室(18)との開放面を覆うフロントカバー(24)の裏面で、かつ該製氷室(16)の開放領域に対応して配置される断熱パネル(40)であって、
    前記断熱パネル(40)は、前記製氷室(16)の開放領域を全面的に覆う本体パネル(42)と、前記フロントカバー(24)の裏面下部に配置されて、該本体パネル(42)を該フロントカバー(24)の裏面に配置した際に接触して該本体パネル(42)を支持する下部パネル(44)との射出一体成形品であって、
    前記射出一体成形された断熱パネル(40)には、前記本体パネル(42)と下部パネル(44)とを仕切る脆弱部(46)が形成されており、該脆弱部(46)に沿って該本体パネル(42)と下部パネル(44)とは分離し得るようになっている
    ことを特徴とする断熱パネル。
  2. 前記フロントカバー(24)の上部片(24a)における庇部の垂下寸法(C)と、本体パネル(42)の下端面を該フロントカバー(24)の下部片(24b)に配置した下部パネル(44)の上面に当接させた際に、該本体パネル(42)の上端面と該フロントカバー(24)における上部片(24a)の内側上面との間に形成される隙間(B)とは、本体パネル(42)の上端面を該フロントカバー(24)における上部片(24a)の内側上面に当接させた際に、該本体パネル(42)の下端面と該フロントカバー(24)における下部片(24b)の上面との間に形成される隙間(A)よりも大きく設定されている請求項1記載の断熱パネル。
  3. 前記フロントカバー(24)の上部片(24a)における庇部の垂下寸法(C)は、本体パネル(42)の下端面を該フロントカバー(24)の下部片(24b)に配置した下部パネル(44)の上面に当接させた際に、該本体パネル(42)の上端面と該フロントカバー(24)における上部片(24a)の内側上面との間に形成される隙間(B)よりも大きく設定されている請求項1記載の断熱パネル。
  4. 前記射出一体成形した断熱パネル(40)における前記本体パネル(42)には第1嵌合部(48)が形成されると共に、前記下部パネル(44)には前記第1嵌合部(48)に嵌合可能な第2嵌合部(50)が形成されており、
    前記断熱パネル(40)から分離した本体パネル(42)の第1嵌合部(48)と下部パネル(44)の第2嵌合部(50)とを嵌合させることで、両パネル(42,44)の位置決めがなされる請求項1〜3の何れか一項に記載の断熱パネル。
  5. 前記断熱パネル(40)における本体パネル(42)には、該断熱パネル(40)から分離した本体パネル(42)を配置した前記フロントカバー(24)が前記製氷室(16)の開放面を覆った際に、該開放面の全周内縁に嵌合する無端の凸条部(52)が形成されている請求項1〜4の何れか一項に記載の断熱パネル。
JP2018093198A 2018-05-14 2018-05-14 断熱パネル Active JP7032024B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018093198A JP7032024B2 (ja) 2018-05-14 2018-05-14 断熱パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018093198A JP7032024B2 (ja) 2018-05-14 2018-05-14 断熱パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019199977A true JP2019199977A (ja) 2019-11-21
JP7032024B2 JP7032024B2 (ja) 2022-03-08

Family

ID=68611935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018093198A Active JP7032024B2 (ja) 2018-05-14 2018-05-14 断熱パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7032024B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10288453A (ja) * 1997-04-16 1998-10-27 Hoshizaki Electric Co Ltd 貯蔵庫及びその製造方法
JP2006038404A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Hoshizaki Electric Co Ltd 筐体の枠構造
JP2007178097A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Hitachi Ltd 空気調和機
JP2012007337A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Takenaka Komuten Co Ltd 高い階高に対応できる間仕切り壁及びその施工方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10288453A (ja) * 1997-04-16 1998-10-27 Hoshizaki Electric Co Ltd 貯蔵庫及びその製造方法
JP2006038404A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Hoshizaki Electric Co Ltd 筐体の枠構造
JP2007178097A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Hitachi Ltd 空気調和機
JP2012007337A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Takenaka Komuten Co Ltd 高い階高に対応できる間仕切り壁及びその施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7032024B2 (ja) 2022-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102366410B1 (ko) 냉장고 및 이에 구비되는 진공 단열재
JP4699732B2 (ja) 冷蔵庫用ドアバスケットの取り付け構造体
US9217600B2 (en) No-frost refrigeration device
KR101059453B1 (ko) 냉장고
KR102025177B1 (ko) 냉장고 및 그 내부 도어의 제조 방법
JP6850756B2 (ja) 冷蔵庫
US4191434A (en) Refrigerator compartment partitioning means
JP2019199977A (ja) 断熱パネル
JP2001066049A (ja) 冷蔵庫のキャビネット及びその製造方法
JP2003336963A (ja) 冷蔵庫
JP2009042947A (ja) 自動販売機
JP5722014B2 (ja) 貯蔵庫の断熱扉
JP5052203B2 (ja) 断熱箱体の開口部構造
JP4242363B2 (ja) 断熱扉
CN202947408U (zh) 冷藏库
JP2006329549A (ja) 冷蔵庫扉
JP2019027734A (ja) 冷蔵庫
KR100308090B1 (ko) 냉장고
JP2005077006A (ja) 冷却貯蔵庫
JP5412378B2 (ja) ドアの製造方法及びドア
JP2783096B2 (ja) 冷蔵庫の断熱箱体
JP6797091B2 (ja) 冷蔵庫及びこの製造方法
JP6980429B2 (ja) 断熱パネル
EP3063483B1 (en) Refrigerator door and method of manufacturing the same
JPS6038866Y2 (ja) 断熱箱体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7032024

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150