JP2002364978A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2002364978A
JP2002364978A JP2001173679A JP2001173679A JP2002364978A JP 2002364978 A JP2002364978 A JP 2002364978A JP 2001173679 A JP2001173679 A JP 2001173679A JP 2001173679 A JP2001173679 A JP 2001173679A JP 2002364978 A JP2002364978 A JP 2002364978A
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refrigerator
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door body
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JP2001173679A
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Inventor
Tomohiro Hayashi
知宏 林
Toyoshi Kamisako
豊志 上迫
Shinichi Hashimoto
晋一 橋本
Akira Nakano
明 中野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の貯蔵室を有する冷蔵庫の仕切部の構造
に関し、省エネルギと結露防止を図る。 【解決手段】 少なくとも2つの貯蔵室を有し、前面開
口部にそれぞれ開閉自在な扉体59,60と、貯蔵室間
を仕切る仕切壁の前面部に仕切板81を備え、仕切板8
1の前面部に突出部81aを設け、突出部前面は扉体の
前面と略同一面としたものであり、外観意匠性が向上す
る。また、仕切板81が外気の温度を受けやすくなり表
面温度が高まり結露による発汗を防止できる。さらに貯
蔵室からの沿面距離の増加により外部への熱移動量を抑
え省エネルギとなる。さらに突出部81aを設けること
で仕切板の強度向上が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫の仕切部の
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫においては、冷蔵庫と冷凍
室など、少なくとも2つの冷却室を有するものが供され
ており、その冷却室間を仕切る仕切壁の前面部に前仕切
板が備えられている。従来のこの種の冷蔵庫としては、
特開平7−180944号公報に示されているものがあ
る。
【0003】以下図10から図12を参照しながら従来
の冷蔵庫について説明する。
【0004】図において、1は冷蔵庫本体で、上部仕切
壁2、下部仕切壁3によって中央に引き出し式冷凍室
4、上部に冷蔵室5、下部に引き出し式野菜室6を区画
形成している。又中央仕切壁7により前記冷凍室4を上
下2段の引き出し式冷凍室としている。8は冷蔵室5底
部に設けられた低温室であり約−3℃のパーシャルフリ
ージング温度に保たれている。また前面部に低温室扉9
を有する。
【0005】10は冷凍サイクルの圧縮機、11は補助
コンデンサ、12はサイドコンデンサ、13はフロント
コンデンサ、14はキャピラリチューブである。また1
5は冷却器であり冷却器15で冷却された冷気は送風器
16によって前記各室に送風される。
【0006】17は上下に折曲部を形成した断面コの字
型の前面板でコの字型内部にはフロントコンデンサ13
の一部をなす放熱パイプ18が配設されている。又、前
面板17は鉄板のような熱電導性のよい材料からなって
いる。
【0007】19は蓄熱材で、前記前面板17の裏面に
張り付け放熱パイプ18と熱交換できるように接触して
配設されている。
【0008】20は弾性保持板で上部仕切壁に前記前面
板17が取りつけられたとき断熱材21により放熱パイ
プ18と、蓄熱材19を前面板17に確実に密着させ放
熱パイプ18の放熱を前記蓄熱材を介して前面板17に
効率よく確実に伝達させるものである。
【0009】上記構成において以下その動作について説
明する。圧縮機10で圧縮された冷媒は補助放熱器11
を経てサイドコンデンサ12からフロントコンデンサ1
3へとはいりキャピラリチューブ14で減圧され冷却器
15で蒸発する。
【0010】冷却器15で冷却された冷気は送風器16
で冷凍室4、冷蔵室5、野菜室6へと送風され夫々の室
を所定の温度に冷却する。
【0011】ここで庫内の冷却作用により仕切壁2、
3、7は冷却され結露を生じやすくなるが、冷凍サイク
ルの運転中は放熱管18の温度が40℃前後になり蓄熱
材19を介して前面板17に熱伝達されるので前面板1
7の温度は40℃弱に保たれ前面板14の露付きを防止
する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では前記前面板の上下両端部は強度確保の面か
ら冷蔵庫庫内側に延出しているため放熱管からの放熱の
一部は前面板両端部を通じて冷蔵庫庫内に熱負荷として
侵入し冷蔵庫の冷凍システムの効率を低下させるという
問題が生じる。又逆に、前面板の温度は前面板両端部を
通じて庫内の冷気によって冷却され温度が低下し結露の
原因となっていた。
【0013】本発明は従来の課題を解決するものであり
フロントコンデンサから冷蔵庫庫内への熱負荷侵入を小
さくし省エネルギを図る。と共に、前面仕切板の温度の
低下を防ぎ冷蔵庫本体仕切部の結露をなくすものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、少なくとも2つの貯蔵室を有し、前記貯蔵室
の前面開口部にそれぞれ開閉自在な扉体と、前記貯蔵室
間を仕切る仕切壁の前面部に仕切板を備えたもので、前
記仕切板の前面部に突出部を設け、前記突出部前面は前
記扉体の前面と略同一面としたものであり、扉前面部が
同一面となることにより外観意匠性が向上する。また、
仕切板が外気の温度を受けやすくなり表面温度が高ま
る。さらに貯蔵室からの沿面距離の増加により外部への
熱移動量を抑えられる。さらに突出部を設けることで仕
切板の強度が高まる。
【0015】請求項2に記載の発明は、少なくとも2つ
の貯蔵室を有し、前記貯蔵室の前面開口部にそれぞれ開
閉自在な扉体と、前記貯蔵室間を仕切る仕切壁の前面部
に仕切板を備えたもので、前記仕切板の前面上下部に垂
直部を有しながら前方に突出部を設けるとともに、前記
突出部前面は前記扉体の前面と略同一面としたものであ
り、扉前面部が同一面となることによる外観意匠性の向
上、表面温度の上昇、貯蔵室からの沿面距離の増加によ
る外部への熱移動量抑制に加え、仕切板の前面上下部に
垂直面を設けることで扉体に設けたガスケット等とのシ
ール面を確保でき、さらに仕切板の強度が高まる。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、突出部の前面に化粧板
を取り付けたものであり、仕切板を自由に設計できると
ともに、デザイン変更をも容易にできるという作用を有
する。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、突出部は、外部に向か
って傾斜部を有するものであり、扉体に設けたガスケッ
ト等とのシール面を突出部前方に確保できるとともに、
突出部の上下扉体の間隔をさらに小さくできる。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、突出部は、外部に向か
って傾斜部と水平部とを有するものであり、突出部の内
部体積を大きくできる。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項1から請
求項5のいずれか一項に記載の発明において、突出部の
最小厚みは仕切壁の1/2以上としたものであり、充分
な断熱厚みを確保できる。さらに、突出部内部にマリオ
ンパイプやヒータ等の熱源を配設するスペースを確保で
きる。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項1から請
求項6のいずれか一項に記載の発明において、突出部の
内部に断熱材を充填したものであり、製造時の工数を減
らすことができるとともに高い断熱性能を確保すること
ができる。
【0021】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明において、断熱材として真空断熱材を用いたもの
であり、さらに高い断熱性能を確保することができる。
【0022】請求項9に記載の発明は、請求項1から請
求項8のいずれか一項に記載の発明において、突出部と
仕切板とを別体としたものであり、別体とすることによ
り仕切板から突出部への伝熱を遮断することができる。
さらに突出部の交換が容易となる。
【0023】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の発明において、突出部と仕切板は取り外し可能に係
合部を設けたものであり、サービス性が向上するととも
に製造時の組立性向上、同一幅で容量の異なる機種の兼
用化が図れる。
【0024】請求項11に記載の発明は、請求項1から
請求項10のいずれか一項に記載の発明において、突出
部に近接する扉体端面は、対向する突出部形状と一定の
間隔を有する嵌合形状とするものであり、扉体と突出部
の隙間を極力小さくでき、空気対流を少なくできる。
【0025】請求項12に記載の発明は、請求項1から
請求項11のいずれか一項に記載の発明において、突出
部を有する仕切板と扉体との間に複数のシール部材を設
けたものであり、貯蔵室と庫外との断熱効果がさらに増
す。
【0026】請求項13に記載の発明は、請求項2から
請求項11のいずれか一項に記載の発明において、突出
部を有する仕切板と扉体との間に複数のシール部材を設
け、前記複数のシール部材は少なくとも仕切板の前面上
下部に設けた垂直部と、仕切板突出部に設けたものであ
り、仕切板と扉体の複数のシールが、垂直部を利用し容
易に、かつ確実に行うことができる。
【0027】請求項14に記載の発明は、請求項4から
請求項11のいずれか一項に記載の発明において、突出
部を有する仕切板と扉体との間に複数のシール部材を設
け、前記複数のシール部材は少なくとも仕切板の突出部
傾斜部に設けたものであり、仕切板と扉体の複数のシー
ルが、突出部傾斜部を利用し容易に、かつ確実に行うこ
とができる。
【0028】請求項15に記載の発明は、請求項1から
請求項14のいずれか一項に記載の発明において、突出
部内に冷凍サイクルの放熱パイプを配設したものであ
り、放熱パイプの熱を利用し、より確実に仕切板突出部
の表面温度を発汗しない程度に高く設定できる。ととも
に突出部内に放熱パイプを配置することで貯蔵室内への
放熱パイプの熱影響を小さくできる。
【0029】請求項16に記載の発明は、請求項1から
請求項14のいずれか一項に記載の発明において、突出
部内に発熱ヒータを配設したものであり、発熱ヒータの
熱を利用し、より確実に仕切板突出部の表面温度を発汗
しない程度に高く設定できる。とともに突出部内に発熱
ヒータを配置することで貯蔵室内への発熱ヒータの熱影
響を小さくできる。
【0030】請求項17に記載の発明は、請求項12か
ら請求項14のいずれか一項に記載の発明において、シ
ール部材の近傍に熱源を配設したものであり、より確実
に仕切板突出部の表面温度およびシール部材を発汗しな
い程度に高く設定できる。
【0031】請求項18に記載の発明は、請求項9また
は請求項10に記載の発明において、扉体のヒンジ部を
仕切板に設けるとともに、前記仕切板の突出部で前記ヒ
ンジ部を覆うようにしたものであり、ヒンジ部の意匠性
向上が図れる。
【0032】請求項19に記載の発明は、請求項1から
請求項18のいずれか一項に記載の発明において、突出
部と対向する扉体下面に、突出部と回転摺動するローラ
を設けたものであり、扉体と仕切板突出部の隙間ばらつ
きをローラにより吸収することで扉体の開閉動作を確実
にするとともに、扉体と貯蔵室前面開口部のシールを確
実に行うことができる。
【0033】請求項20に記載の発明は、請求項1から
請求項19のいずれか一項に記載の発明において、仕切
板および突出部は磁性材料で形成したものであり、扉体
に設けたガスケットの内部に配置したマグネットと着磁
し確実なシールが可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明による冷蔵庫の実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0035】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による冷蔵庫の縦断面図である。図2は、同実施
の形態の冷蔵庫の冷凍サイクル図である。図3は、同実
施の形態の冷蔵庫の仕切部断面図である。
【0036】図1から図3において、51は冷蔵庫本
体、52は前記冷蔵庫本体51を上下に区画する断熱区
画壁であり、上部に冷蔵室53と野菜室54、下部に冷
凍室55、56を区画形成している。57は前記冷蔵室
53の前面開口部に取付けた回転式の冷蔵室扉、58は
前記野菜室の前面開口部に取付けた引き出し式扉、5
9、60は前記冷凍室55、56の前面開口部に取付け
た引き出し式扉である。また、61は前記野菜室の引き
出し式扉と一体に引き出される収納容器であり、62は
前記収納容器61の上部後方に設けた上部収納容器であ
る。63、64は前記冷凍室の引き出し式扉と一体に引
き出される収納容器である。65は前記冷蔵室の回転式
扉57の室内側に設けた扉収納部であり、その最下段に
はPETボトルや牛乳パックなどを収納するボトル棚6
6が設けられている。また、67は前記冷蔵室53の下
部に設けられ冷蔵室より低温度に設定された低温室であ
る。
【0037】68は冷凍サイクルの冷却器であり、69
は前記冷却器68の上方で前記野菜室54の後方に設け
た強制通風用の送風機、70は前記野菜室54と低温室
67の後方に設けた風路制御手段であり、内部に前記冷
蔵室53、野菜室54および低温室67への冷気供給量
を調整するダンパー装置71を備えている。72は、冷
凍サイクルの圧縮機、73は補助コンデンサ、74はサ
イドコンデンサ、75はフロントコンデンサ、76はキ
ャピラリチューブである。また68は冷却器であり、冷
却器68で冷却された冷気は送風機69、風路制御手段
70によって前記各室に送風される。
【0038】77は、冷蔵室53と野菜室54を仕切る
仕切壁、78は、冷凍室55と冷凍室56を仕切る仕切
壁で、仕切壁77、78の前面部に仕切板79、81の
突出部79a、81aを備えている。また、断熱区画壁
52の前面部には、同様に仕切板80の突出部80aを
備えている。そして、突出部79a、80a、81a
は、仕切板79、80、81のほぼ全幅に亘って形成し
ている。
【0039】82は仕切板固定部で、仕切壁78に嵌合
し固定される。83は、仕切板81の垂直部で、仕切壁
78の前面に位置している。84は、仕切板81の垂直
部から外部に向かって形成される傾斜部である。85
は、突出部81aの前面に取り付けた化粧板で、その前
面は、扉59、60の前面と略同一面としている。86
は仕切壁78内に充填した断熱材で、発泡スチロールあ
るいは発泡ウレタンからなる。87は、仕切板81の内
部に充填した断熱材で、発泡スチロールあるいは発泡ウ
レタンあるいは真空断熱材の単体もしくは複数の組合せ
からなる。前記真空断熱材は、ガスの透過を阻止する多
層ラミネートフィルムの周囲を溶着した袋内にシリカ、
パーライトなどの微粉末、あるいはグラスファイバ、連
続気泡の発泡ウレタンなどからなる断熱材を挿入した
後、袋内のガスを排気し真空状態として密封したもので
ある。
【0040】88は、扉59の下辺の扉体端面で、対向
する仕切板81の突出部81aの形状と一定の間隔を有
した嵌合形状としている。89は、扉60の上辺の扉体
端面で、同様に、対向する仕切板81の突出部81aの
形状と一定の間隔を有した嵌合形状としている。
【0041】90は、シール部材としての第一のガスケ
ットで、扉59に取り付けられ、そのシール面は仕切板
81の上部に位置する垂直部83で密着シールする。9
1は、シール部材としての第二のガスケットで、扉59
に取り付けられ、そのシール面は仕切板81の傾斜部8
4で密着シールする。また、92は、シール部材として
の第三のガスケットで、扉60に取り付けられ、そのシ
ール面は仕切板81の下部に位置する垂直部83で密着
シールする。93は、シール部材としての第四のガスケ
ットで、扉60に取り付けられ、そのシール面は仕切板
81の下部に位置する傾斜部84で密着シールする。以
上のように突出部81aを有する仕切板81と扉体5
9、60との間に複数のガスケット90、91、92,
93を設けたものである。
【0042】また、必要に応じて冷凍サイクルの放熱パ
イプとしてのフロントコンデンサ75を、突出部81a
内に配設している。そして、熱源としてのフロントコン
デンサ75は、第二のガスケット91と第四のガスケッ
ト93の近傍に配設している。
【0043】さらに、仕切板81および突出部81aは
磁性材料で形成したものである。
【0044】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。
【0045】圧縮機72、補助コンデンサ73、サイド
コンデンサ74、フロントコンデンサ75、キャピラリ
チューブ76、冷却器68よりなる冷凍サイクルの運転
により生成された冷気は、送風機69および風路制御手
段70によって各室に送風、制御され、冷蔵室53、野
菜室54、冷凍室55、56、低温室67をそれぞれ所
定の温度に冷却制御される。
【0046】そして、断熱区画壁52の前面部には仕切
板80、仕切壁77、78の前面部に仕切板79、81
の突出部79a、81aを備え、その前面は、扉59、
60の前面と略同一面としているので、扉前面部が同一
面となることにより意匠性が向上し、使用者に美観を与
えることができる。
【0047】また、仕切板81の突出部81aが前面に
突出しているので、外気の温度を受けやすくなり、仕切
板81の表面温度が高まり結露による発汗を防止でき
る。さらに冷凍室55,56から仕切板81前面までの
距離が長くなり、外部への熱移動量を抑えることがで
き、省エネルギに寄与する。さらに仕切板81に突出部
81aを設けたので、仕切板81の強度を向上すること
ができる。
【0048】また、前記仕切板81の前面上下部に垂直
部83を有しているので、扉59、60の前後方向の動
作に対し、第一のガスケット90、第三のガスケット9
2と仕切板81のシールを垂直部83で確実に行うこと
ができる。さらに、垂直部83の折り曲げにより仕切板
81の強度がさらに高まる。
【0049】また、突出部81aの前面に化粧板85を
取り付けたものであり、仕切板81の前面のデザインを
自由に選定できるので、設計自由度が増す。また、使用
中のデザイン変更をも容易にできる。
【0050】また、突出部81aは、外部に向かって厚
みの小さくなる傾斜部84を有しているので、扉体に設
けた第二のガスケット91および第四のガスケット93
と仕切板81とのシール面を突出部81aの前方に確保
でき、複数のガスケットの設置が容易となる。さらに、
突出部81a前面の上下扉体の間隔を小さくできるの
で、扉前面部の更なる意匠向上が図れる。
【0051】また、突出部81aの内部に断熱材を充填
しているので、高い断熱性能を確保することができ、仕
切板81表面の発汗防止、省エネが実現できる。さらに
製造時、ウレタン発泡断熱材を用いることで工数を減ら
すことができる。そして、さらに断熱材として真空断熱
材を用いることにより、さらに高い断熱性能を確保する
ことができる。
【0052】また、突出部81aに近接する扉体端面8
8、89は、対向する突出部81aの形状と一定の間隔
を有する嵌合形状としているので、扉体端面88、89
と突出部81aの隙間を極力小さくでき、空気対流を少
なくし、更なる発汗防止、省エネを図ることができる。
【0053】また、突出部81aを有する仕切板81と
扉59,60との間に複数のシール部材である第一のガ
スケット90、第二のガスケット91、および第三のガ
スケット92、第四のガスケット93を設けたことによ
り、貯蔵室と庫外との断熱効果がさらに増し、なお一層
の発汗防止、省エネを図ることができる。
【0054】また、複数のシール部材である第一のガス
ケット90と第三のガスケット92は、仕切板81の前
面上下部に設けた垂直部83に、第二のガスケット91
と第四のガスケット93は、仕切板81の突出部81a
に設けたことにより、仕切板81と扉体の複数のシール
が、垂直部83を利用し容易に、かつ確実に行うことが
できる。
【0055】また、複数のシール部材である第二のガス
ケット91と第四のガスケット93は、仕切板81の突
出部81aの傾斜部84に設けたものであり、仕切板8
1と扉体の複数のシールが、突出部の傾斜部84を利用
し容易に、かつ確実に行うことができる。
【0056】また、突出部81a内に冷凍サイクルの放
熱パイプであるフロントコンデンサ75を配設したこと
により、冷凍サイクル運転時の放熱パイプの熱を利用
し、より確実に仕切板81の突出部81aの表面温度を
発汗しない程度に高く設定できる。とともに突出部81
a内に放熱パイプを配置することで貯蔵室内への放熱パ
イプの熱影響を小さくでき、省エネとなる。
【0057】また、シール部材である第二のガスケット
91と第四のガスケット93の近傍に熱源であるフロン
トコンデンサ75を配設したことにより、より確実に仕
切板81の突出部81aの表面温度およびシール部材で
ある第二のガスケット91と第四のガスケット93を発
汗しない程度に効率的に高くすることができる。
【0058】また、仕切板81および突出部81aは磁
性材料で形成しているので、扉体に設けた各ガスケット
の内部に配置したマグネットと着磁して、確実なシール
が可能となる。
【0059】なお、本実施の形態において、シール部材
はガスケットで説明したが、弾性材料で成形したヒレや
サッシュ等を組み合わせて用いてもよい。その場合、安
価な材料を使用できるのでコスト低減の効果を得られ
る。また、冷凍室55,56は上下2段の引き出し式の
もので説明したが、上段を左右に区画し一方を製氷室、
他方を切換室に設定し、その縦仕切部に、本実施の形態
で説明した仕切板を用いることもできる。これにより縦
仕切部の発汗防止、庫内への熱影響を小さくでき、更な
る省エネを得ることができる。
【0060】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2による冷蔵庫の仕切部断面図である。なお、実施
の形態1と同一構成については、同一符号を付して詳細
な説明を省略する。
【0061】94は、仕切板81の前面に突出した突出
部81aを形成する水平部で、傾斜部84に連続して成
形されている。そして、水平部94の厚みT2は、仕切
壁78の厚みT1に対して、1/2以上としている。
【0062】95は発熱ヒータで、突出部81a内の傾
斜部84近傍に配設している。発熱ヒータとしては、面
状ヒータやマリオンヒータを使用している。
【0063】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。
【0064】突出部81aは、外部に向かって傾斜部8
4と水平部94とを有することにより、突出部81aの
内部体積を大きくでき、貯蔵室と外部との断熱性能を向
上できる。
【0065】また、仕切板81の前面に突出した突出部
81aの最小厚み(水平部94の厚みT2)は仕切壁7
8の厚みT1に対して、1/2以上としたので、突出部
81aは充分な断熱厚みを確保でき、仕切板81の表面
の発汗を防止できる。さらに、突出部81a内部にマリ
オンパイプやヒータ等の熱源を配設するスペースを確保
できる。また、必要に応じ、発熱ヒータ95を、突出部
81a内の傾斜部84近傍に配設することにより、入力
制御等により、最適な発熱量制御が可能となり、発汗防
止と省エネが達成できる。
【0066】(実施の形態3)図5は、本発明の実施の
形態3による冷蔵庫の仕切部断面図である。図6は、同
実施の形態の冷蔵庫の仕切部突出部断面図である。図7
は、同実施の形態の冷蔵庫の他の仕切部突出部断面図で
ある。なお、実施の形態1、2と同一構成については、
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0067】仕切板96は、突出部96aと別体構造と
し、仕切壁78の前面に固着されている。97は、突出
部96aと仕切板96とを接続する係合部で、突出部9
6aと仕切板96の間には伸縮性、断熱性のあるシール
部材98を介して仕切板96に固定される。
【0068】突出部96aは、背面部材99と前面部材
100から構成し、内部には断熱材87が充填されてい
る。背面部材99は熱伝導しにくいプラスチックなどか
ら成形したものである。また、前面部材100は比較的
熱伝導しやすい金属磁性材料から成形したものである。
そして、前面部材100は、背面部材99の内面に接す
るように組み込まれる。あるいは、前面部材100は、
背面部材99の外面に接するように組み込まれる。
【0069】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。
【0070】突出部96aと仕切板96とを別体とする
ことにより、庫内55,56から仕切板96を介して突
出部96aへの熱移動を遮断することができ、更なる発
汗防止、省エネが可能となる。
【0071】さらに、突出部96aは、背面部材99と
前面部材100の二部品から構成し、外部に接する前面
部材100は、比較的熱伝導しやすい金属磁性材料から
成形し、庫内側に位置する背面部材99は、熱伝導しに
くいプラスチックなどから成形しているので、突出部9
6a前面は外気の温度を受けて露点温度以上を確保で
き、加えて、突出部96a前面への熱移動を遮断するこ
とができ、より効率的に発汗防止、省エネを達成でき
る。
【0072】また、突出部96aと仕切板96との接続
は係合部97を介して固定しているので、使用中の突出
部96aの交換が容易となりサービス性が向上する。さ
らに製造時の組立性向上、同一幅で容量の異なる機種の
兼用化が図れる。また、突出部96aは伸縮性、断熱性
のあるシール部材98を介して仕切板96に固定される
ので、さらに突出部96aへの熱移動を遮断することが
できる。とともに突出部96a取付時のがたつきを吸収
することができる。
【0073】(実施の形態4)図8は、本発明の実施の
形態4による冷蔵庫の仕切部斜視図である。図9は、同
実施の形態の冷蔵庫の他の仕切部要部斜視図である。
【0074】図において、96は仕切板で、ヒンジ部1
01が取り付けられている。ヒンジ部101の上部には
開閉式扉57が配置されている。102は、係合部97
と係合し固定される被係合部である。そして、突出部9
6a内は、ヒンジカバー部103を除いて断熱材が充填
されている。
【0075】104は、扉体59の下面に設けたローラ
で、突出部96aと回転摺動する。
【0076】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。
【0077】突出部96aは、係合部97と被係合部1
02で固定され、ヒンジ部101はヒンジカバー部10
3で覆われる。したがって開閉式扉57が開放されても
突出部96aは全幅に亘って形成しているので、ヒンジ
部の意匠性向上が図れる。
【0078】また、突出部96aと対向する扉体59の
下面に、突出部96aと回転摺動するローラ104を設
けたものであり、扉体9と仕切板突出部96aの隙間ば
らつきをローラ104により吸収することで扉体59の
開閉動作を確実にするとともに、扉体59と貯蔵室前面
開口部のシールを確実に行うことができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明は、少なくとも2つの貯蔵室を有し、前記貯蔵室の
前面開口部にそれぞれ開閉自在な扉体と、前記貯蔵室間
を仕切る仕切壁の前面部に仕切板を備えたもので、前記
仕切板の前面部に突出部を設け、前記突出部前面は前記
扉体の前面と略同一面としたものであり、扉前面部が同
一面となることにより外観意匠性が向上する。また、仕
切板が外気の温度を受けやすくなり表面温度が高まり結
露による発汗を防止できる。さらに貯蔵室からの沿面距
離の増加により外部への熱移動量を抑え省エネルギとな
る。さらに突出部を設けることで仕切板の強度向上が図
れる。
【0080】また、請求項2に記載の発明は、少なくと
も2つの貯蔵室を有し、前記貯蔵室の前面開口部にそれ
ぞれ開閉自在な扉体と、前記貯蔵室間を仕切る仕切壁の
前面部に仕切板を備えたもので、前記仕切板の前面上下
部に垂直部を有しながら前方に突出部を設けるととも
に、前記突出部前面は前記扉体の前面と略同一面とした
ものであり、扉前面部が同一面となることによる外観意
匠性の向上、表面温度の高まりによる発汗防止、貯蔵室
からの沿面距離の増加による外部への熱移動量抑制によ
る省エネルギに加え、仕切板の前面上下部に垂直面を設
けることで扉体に設けたガスケット等とのシール面を確
保でき、さらに仕切板の強度を高めることができる。
【0081】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の発明において、突出部の前面に
化粧板を取り付けたものであり、仕切板を自由に設計で
きるとともに、デザイン変更をも容易にできるという作
用を有する。
【0082】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の発明において、突出部は、外部
に向かって傾斜部を有するものであり、扉体に設けたガ
スケット等とのシール面を突出部前方に確保できるとと
もに、突出部の上下扉体の間隔を小さくでき更なる意匠
向上が図れる。
【0083】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の発明において、突出部は、外部
に向かって傾斜部と水平部とを有するものであり、突出
部の内部体積を大きくでき、貯蔵室と外部との断熱性能
を向上できる。
【0084】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
から請求項5のいずれか一項に記載の発明において、突
出部の最小厚みは仕切壁の1/2以上としたものであ
り、充分な断熱厚みを確保できる。さらに、突出部内部
にマリオンパイプやヒータ等の熱源を配設するスペース
を確保できる。
【0085】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
から請求項6のいずれか一項に記載の発明において、突
出部の内部に断熱材を充填したものであり、製造時の工
数を減らすことができるとともに高い断熱性能を確保す
ることができる。
【0086】また、請求項8に記載の発明は、請求項7
に記載の発明において、断熱材として真空断熱材を用い
たものであり、さらに高い断熱性能を確保することがで
きる。
【0087】また、請求項9に記載の発明は、請求項1
から請求項8のいずれか一項に記載の発明において、突
出部と仕切板とを別体としたものであり、別体とするこ
とにより仕切板から突出部への伝熱を遮断することがで
き、更なる発汗防止、省エネが可能となる。さらに交換
が容易となりサービス性が向上する。
【0088】また、請求項10に記載の発明は、請求項
9に記載の発明において、突出部と仕切板は取り外し可
能に係合部を設けたものであり、サービス性が向上する
とともに製造時の組立性向上、同一幅で容量の異なる機
種の兼用化が図れる。
【0089】また、請求項11に記載の発明は、請求項
1から請求項10のいずれか一項に記載の発明におい
て、突出部に近接する扉体端面は、対向する突出部形状
と一定の間隔を有する嵌合形状とするものであり、扉体
と突出部の隙間を極力小さくでき、空気対流を少なく
し、更なる発汗防止、省エネを図ることができる。
【0090】また、請求項12に記載の発明は、請求項
1から請求項11のいずれか一項に記載の発明におい
て、突出部を有する仕切板と扉体との間に複数のシール
部材を設けたものであり、貯蔵室と庫外との断熱効果が
さらに増し、なお一層の発汗防止、省エネを図ることが
できる。
【0091】また、請求項13に記載の発明は、請求項
2から請求項11のいずれか一項に記載の発明におい
て、突出部を有する仕切板と扉体との間に複数のシール
部材を設け、前記複数のシール部材は少なくとも仕切板
の前面上下部に設けた垂直部と、仕切板突出部に設けた
ものであり、仕切板と扉体の複数のシールが、垂直部を
利用し容易に、かつ確実に行うことができる。
【0092】また、請求項14に記載の発明は、請求項
4から請求項11のいずれか一項に記載の発明におい
て、突出部を有する仕切板と扉体との間に複数のシール
部材を設け、前記複数のシール部材は少なくとも仕切板
の突出部傾斜部に設けたものであり、仕切板と扉体の複
数のシールが、突出部傾斜部を利用し容易に、かつ確実
に行うことができる。
【0093】また、請求項15に記載の発明は、請求項
1から請求項14のいずれか一項に記載の発明におい
て、突出部内に冷凍サイクルの放熱パイプを配設したも
のであり、放熱パイプの熱を利用し、より確実に仕切板
突出部の表面温度を発汗しない程度に高く設定できる。
とともに突出部内に放熱パイプを配置することで貯蔵室
内への放熱パイプの熱影響を小さくできる。
【0094】また、請求項16に記載の発明は、請求項
1から請求項14のいずれか一項に記載の発明におい
て、突出部内に発熱ヒータを配設したものであり、発熱
ヒータの熱を利用し、より確実に仕切板突出部の表面温
度を発汗しない程度に高く設定できる。とともに突出部
内に発熱ヒータを配置することで貯蔵室内への発熱ヒー
タの熱影響を小さくできる。
【0095】また、請求項17に記載の発明は、請求項
12から請求項14のいずれか一項に記載の発明におい
て、シール部材の近傍に熱源を配設したものであり、よ
り確実に仕切板突出部の表面温度およびシール部材を発
汗しない程度に高く設定できる。
【0096】また、請求項18に記載の発明は、請求項
9または請求項10に記載の発明において、扉体のヒン
ジ部を仕切板に設けるとともに、前記仕切板の突出部で
前記ヒンジ部を覆うようにしたものであり、ヒンジ部の
意匠性向上が図れる。
【0097】また、請求項19に記載の発明は、請求項
1から請求項18のいずれか一項に記載の発明におい
て、突出部と対向する扉体下面に、突出部と回転摺動す
るローラを設けたものであり、扉体と仕切板突出部の隙
間ばらつきをローラにより吸収することで扉体の開閉動
作を確実にするとともに、扉体と貯蔵室前面開口部のシ
ールを確実に行うことができる。
【0098】また、請求項20に記載の発明は、請求項
1から請求項19のいずれか一項に記載の発明におい
て、仕切板および突出部は磁性材料で形成したものであ
り、扉体に設けたガスケットの内部に配置したマグネッ
トと着磁し確実なシールが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵庫の実施の形態1の縦断面図
【図2】同実施の形態の冷蔵庫の冷凍サイクル図
【図3】同実施の形態の冷蔵庫の仕切部断面図
【図4】本発明による冷蔵庫の実施の形態2の仕切部断
面図
【図5】本発明による冷蔵庫の実施の形態3の仕切部断
面図
【図6】同実施の形態の冷蔵庫の仕切部突出部断面図
【図7】同実施の形態の冷蔵庫の他の仕切部突出部断面
【図8】本発明による冷蔵庫の実施の形態4の仕切部斜
視図
【図9】同実施の形態の冷蔵庫の他の仕切部要部斜視図
【図10】従来の冷蔵庫の縦断面図
【図11】従来の冷蔵庫の要部断面図
【図12】従来の冷蔵庫の冷凍サイクル図
【符号の説明】
52 断熱区画壁 53 冷蔵室 54 野菜室 55、56 冷凍室 57 冷蔵室扉 58、59,60 引き出し式扉 75 フロントコンデンサ 77,78 仕切壁 79、80、81、96 仕切板 79a、80a、81a、96a 突出部 83 垂直部 84 傾斜部 85 化粧板 86,87 断熱材 88、89 扉体端面 90 第一のガスケット 91 第二のガスケット 92 第三のガスケット 93 第四のガスケット 94 水平部 95 発熱ヒータ 97 係合部 101 ヒンジ部 104 ローラ
フロントページの続き (72)発明者 橋本 晋一 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 中野 明 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3L102 JA01 KA01 KB05 KC07 KC08 KC10 LB12 LB13 LE01 LE02 LE03 MB22 MB27

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの貯蔵室を有し、前記貯
    蔵室の前面開口部にそれぞれ開閉自在な扉体と、前記貯
    蔵室間を仕切る仕切壁の前面部に仕切板を備えたもの
    で、前記仕切板の前面部に突出部を設け、前記突出部前
    面は前記扉体の前面と略同一面としたことを特徴とする
    冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つの貯蔵室を有し、前記貯
    蔵室の前面開口部にそれぞれ開閉自在な扉体と、前記貯
    蔵室間を仕切る仕切壁の前面部に仕切板を備えたもの
    で、前記仕切板の前面上下部に垂直部を有しながら前方
    に突出部を設けるとともに、前記突出部前面は前記扉体
    の前面と略同一面としたことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 突出部の前面に化粧板を取り付けている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 突出部は、外部に向かって傾斜部を有す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 突出部は、外部に向かって傾斜部と水平
    部とを有することを特徴とする請求項1または2記載の
    冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 突出部の最小厚みは仕切壁の1/2以上
    としたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれ
    か一項に記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 突出部の内部に断熱材を充填したことを
    特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載
    の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 断熱材として真空断熱材を用いたことを
    特徴とする請求項7記載の冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 突出部と仕切板とを別体としたことを特
    徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の
    冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 突出部と仕切板は取り外し可能に係合
    部を設けたことを特徴とする請求項9記載の冷蔵庫。
  11. 【請求項11】 突出部に近接する扉体端面は、対向す
    る突出部形状と一定の間隔を有する嵌合形状とすること
    を特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に
    記載の冷蔵庫。
  12. 【請求項12】 突出部を有する仕切板と扉体との間に
    複数のシール部材を設けたことを特徴とする請求項1か
    ら請求項11のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  13. 【請求項13】 突出部を有する仕切板と扉体との間に
    複数のシール部材を設け、前記複数のシール部材は少な
    くとも仕切板の前面上下部に設けた垂直部と、仕切板突
    出部に設けたことを特徴とする請求項2から請求項11
    のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  14. 【請求項14】 突出部を有する仕切板と扉体との間に
    複数のシール部材を設け、前記複数のシール部材は少な
    くとも仕切板の突出部傾斜部に設けたことを特徴とする
    請求項4から請求項11のいずれか一項に記載の冷蔵
    庫。
  15. 【請求項15】 突出部内に冷凍サイクルの放熱パイプ
    を配設したことを特徴とする請求項1から請求項14の
    いずれか一項に記載の冷蔵庫。
  16. 【請求項16】 突出部内に発熱ヒータを配設したこと
    を特徴とする請求項1から請求項14のいずれか一項に
    記載の冷蔵庫。
  17. 【請求項17】 シール部材の近傍に熱源を配設したこ
    とを特徴とする請求項12から請求項14のいずれか一
    項に記載の冷蔵庫。
  18. 【請求項18】 扉体のヒンジ部を仕切板に設けるとと
    もに、前記仕切板の突出部で前記ヒンジ部を覆うように
    したことを特徴とする請求項9または10に記載の冷蔵
    庫。
  19. 【請求項19】 突出部と対向する扉体下面に、突出部
    と回転摺動するローラを設けたことを特徴とする請求項
    1から請求項18のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  20. 【請求項20】 仕切板および突出部は磁性材料で形成
    したことを特徴とする請求項1から請求項19のいずれ
    か一項に記載の冷蔵庫。
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