JP2001012841A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2001012841A
JP2001012841A JP11182878A JP18287899A JP2001012841A JP 2001012841 A JP2001012841 A JP 2001012841A JP 11182878 A JP11182878 A JP 11182878A JP 18287899 A JP18287899 A JP 18287899A JP 2001012841 A JP2001012841 A JP 2001012841A
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pipe
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box
refrigerator
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JP11182878A
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Koji Maeda
耕治 前田
Kiyoshi Takayama
清 高山
Yoshihiro Kuwari
義博 桑理
Yoshinori Ohashi
祥記 大橋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防露配管の結露防止機能を合理的に維持しな
がら、冷蔵庫庫内への侵入熱量を極力小さくし、冷却効
率を高め、省エネルギー化を図る。 【解決手段】 断熱箱体31内の第1の仕切壁35の上
部に形成した冷蔵室37、第1の仕切壁35と第2の仕
切壁36間に形成した野菜室38、第2の仕切壁36の
下部に形成した冷凍室39を備え、第1の仕切壁35と
第2の仕切壁36の前面には一条の防露配管53を配設
し、断熱箱体31の開口周縁部より所定距離L68をお
いた外箱32の内面には凝縮配管54を配設することに
より、第1の仕切壁35と第2の仕切壁36および冷蔵
室37、野菜室38、冷凍室39の開口部周縁の結露を
簡素で安価な配管構成で合理的に防止するとともに、侵
入熱量を低減し冷却効率を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫の開口部近
傍の結露防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫においては、冷却された庫
内温度の影響により、冷蔵庫の開口部近傍に外部空気中
の水蒸気が凝縮結露することを防止するため、貯蔵室の
開口部周縁を加熱して表面温度が露点温度を大きく下回
ることがないように設計上の配慮をしている。そして、
省エネルギー化を意図して加熱手段として、電気ヒータ
に代えて冷凍サイクルの凝縮配管の一部を冷蔵庫の開口
部周縁および貯蔵室を区画する仕切壁の前面部分に配設
することが一般的に行われている。
【0003】この種、従来の冷蔵庫としては、特開平9
−310961号公報の従来例に示されたものが一般的
である。
【0004】以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵
庫を説明する。
【0005】図13は、従来の冷蔵庫の断面図である。
図14は同冷蔵庫の冷凍サイクル配管の透視図である。
図15は図14のA−A線要部断面図である。図16は
図14のB−B線要部断面図である。
【0006】図13から図16において、1は断熱箱体
であり、鋼板製の外箱2と合成樹脂製の内箱3の間に充
填した断熱材4より構成されている。5、6、7は前記
断熱箱体1の内部を上下に区画する、上より第1の仕切
壁、第2の仕切壁、第3の仕切壁であり、前記第1の仕
切壁5の上部に冷蔵室8、前記第1の仕切壁5と前記第
2の仕切壁6の間に上部冷凍室9、前記第2の仕切壁6
と前記第3の仕切壁7の間に下部冷凍室10、前記第3
の仕切壁7の下部に野菜室11をそれぞれ区画形成して
いる。
【0007】12、13、14、15はそれぞれ前記冷
蔵室8、上部冷凍室9、下部冷凍室10、野菜室11の
前面に開閉自在に取り付けられた扉であり、16、1
7、18、19は前記各扉12、13、14、15の周
縁部に取り付けられたガスケットである。
【0008】20は前記断熱箱体1の下部後方に設けら
れた冷凍サイクルの圧縮機、21は前記外箱2の内面に
熱伝導的に配設された凝縮配管である。22は前記凝縮
配管21の下流に接続され、前記断熱箱体1の開口部周
縁の結露を防止するための防露配管であり、23は毛細
管、24は冷却器であって一連の冷凍サイクルを構成し
ている。そして、前記防露配管22は、前記上部冷凍室
9と下部冷凍室10の開口部周縁に側面においては、図
9に示すように外箱2の前端角部に熱伝導的に配置され
ている。
【0009】また、前記第1の仕切壁5、第2の仕切壁
6、第3の仕切壁7の前面には前記防露配管22を部分
的に略Uの字状に延設した折り返し配管部25、26、
27が仕切板28、29、30にそれぞれ熱伝導的に配
置されている。この配管構成は防露配管22を各室の開
口部周縁全体に連続的に配置するため、製造面の組立上
の便宜を考慮したものである。
【0010】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。
【0011】冷凍サイクルの冷却器24で各室内が冷却
されることにより、各室の開口部周縁および仕切壁5、
6および7の前面の温度が低下しようとするが、圧縮機
20で高圧に圧縮されたガス冷媒が凝縮配管21、防露
配管22で液化凝縮する際に配管周囲に放熱する。圧縮
機20の運転中、防露配管22の温度は概ね40℃前後
に上昇するため各室の開口部周縁および仕切壁5、6お
よび7の前面温度も上昇し、雰囲気に対する露点温度を
大きく下回ることが避けられ結露の継続的な発生が防止
できる。このため、結露水の滴下による床材の汚れや劣
化、周辺部材の発錆など、実用上の諸問題に対処するこ
とができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、仕切壁5、6、7以外の開口部周縁では防
露配管22の配置位置が開口部に近接しており、また、
仕切壁5、6、7では折り返し配管部25、26、27
で配管が二条に配置されているため、圧縮機20の運転
時には必ず防露配管22が発熱する構成上、結露防止目
的としては過剰品質になる部分も生じることになる。こ
のため、防露配管22からの熱が外箱2や仕切板28、
29、30を伝導し、ガスケット16、17、18、1
9を通過して庫内の各室に侵入する量が多く冷却効率を
低下させ、延いては電力消費を増大させるという欠点が
あった。
【0013】本発明は従来の課題を解決するもので、防
露配管の結露防止機能を合理的に維持しながら、冷蔵庫
庫内への侵入熱量を極力小さくし、冷却効率を高め、省
エネルギー化を図ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、断熱箱体内を上下に区画して、相互間に少
なくとも一つ以上の貯蔵室を区画形成する複数の仕切壁
を備えて、仕切壁の前面には一条の防露配管を配設した
ものである。
【0015】これにより、仕切壁の前面から庫内側へ侵
入熱量が低減でき、冷却効率を高めて省エネルギーに寄
与させることができる。
【0016】また、本発明は断熱箱体内を上下に区画す
る複数の仕切壁を備えて、仕切壁相互間に形成された貯
蔵室にのみ前面開口周縁部に防露配管を設け、仕切壁の
前面には一条の防露配管を配設したものである。
【0017】これにより、簡素で安価な構成で組み立て
性を損なわず、必要十分な防露機能を確保しながら侵入
熱量の低減による冷却効率の向上と省エネルギー化を一
層図ることができる。
【0018】また、本発明は断熱箱体の開口周縁部より
所定距離をおいた外箱の内面に凝縮配管を配設したもの
である。
【0019】これにより、防露配管が配設されない貯蔵
室の開口部周縁に対しても必要十分な防露機能を確保し
ながら侵入熱量の低減を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、外箱と、内箱と、前記外箱と内箱間に充填された断
熱材により形成した断熱箱体と、前記断熱箱体内を上下
に区画する複数の仕切壁と、前記仕切壁相互間に形成さ
れた少なくとも一つ以上の貯蔵室とよりなり、前記仕切
壁の前面には一条の防露配管を配設したものであり、仕
切壁前面の必要以上の加熱が抑制され、室内側への侵入
熱量が低減される。
【0021】請求項2に記載の発明は、開口縁を折り返
した前部フランジと、前記前部フランジと連続して一定
の間隔をおいて形成した後部フランジを備えた外箱と、
開口部フランジを前記外箱の前部フランジと後部フラン
ジの間に挿入した内箱と、前記外箱と内箱間に充填され
た断熱材により形成した断熱箱体と、前面に仕切板を備
え前記断熱箱体内を上下に区画する複数の仕切壁と、前
記仕切壁相互間に形成された少なくとも一つ以上の貯蔵
室とよりなり、前記仕切壁相互間に形成された貯蔵室に
のみ前面開口周縁部に防露配管を設け、前記仕切壁には
一条の配管を配設したものであり、防露配管が簡素化さ
れ、併せて仕切壁相互間に形成された貯蔵室に対して結
露防止に適当な量の加熱が行われ、余分な侵入熱量が低
減する。
【0022】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、防露配管は、貯蔵室の前面開口周縁部
のうち、少なくとも仕切壁側の二辺を含めた三辺に配設
し、残る一辺に配管の取り出し部を設けたものであり、
防露配管の配設構造が簡素になる。
【0023】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3に記載の発明において、防露配管は、横辺を仕切壁前
面に固定し、縦辺を内箱の開口部フランジに固定したも
のであり、内箱に仕切壁を取り付けた状態で、断熱材の
充填前に予め一条の防露配管が貯蔵室の開口部周縁に配
置される。
【0024】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、防露配管は、横辺を仕切壁前面の凹部
に配置して仕切板に当接させ、縦辺を内箱の開口部フラ
ンジの凹部に配置して外箱の前部フランジに当接させた
ものであり、防露配管の配設の位置決めが確実に行われ
る。
【0025】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、凹部の頂点となる内箱を外箱の後部フ
ランジで押接し、防露配管を直接内箱の凹部で外箱の前
部フランジに密接させたものであり、防露配管からの熱
が確実に外箱に伝導される。
【0026】請求項7に記載の発明は、請求項4から6
のいずれか一項に記載の発明において、防露配管が仕切
壁にまたがる部分の内箱に凹溝を形成したものであり、
仕切壁に挟まれた貯蔵室の開口部周縁への防露配管の位
置決めが一層確実に行われる。
【0027】請求項8に記載の発明は、請求項1から3
のいずれか一項に記載の発明において、断熱箱体の開口
周縁部より所定距離をおいた外箱の内面に凝縮配管を配
設したものであり、防露配管を配設しない部分にも防露
作用が行われ、開口周縁部の加熱量が適当量に抑制され
庫内への侵入熱量が低減する。
【0028】請求項9に記載の発明は、請求項1から3
のいずれか一項に記載の発明において、冷凍サイクルの
順路において、凝縮配管の上流に防露配管を接続したも
のであり、一条の配管でも結露防止のために必要十分な
加熱量が確保される。
【0029】請求項10に記載の発明は、請求項1から
3または8のいずれか一項に記載の発明において、断熱
箱体の開口部を開閉する扉と、前記扉の内周面に取り付
けたガスケットと、仕切壁相互間に形成された貯蔵室の
開口部近傍に、前記扉の閉扉時において前記扉と断熱箱
体の間の空間をシールするシール部材を設けたものであ
り、開口部近傍の断熱構造が強化されて外部からの侵入
熱が低減するとともに、一条の防露配管や開口部から距
離を置いた凝縮配管の熱量でも結露防止が十分に行われ
る。
【0030】請求項11に記載の発明は、外箱と、内箱
と、前記外箱と内箱間に充填された断熱材により形成し
た断熱箱体と、前面に仕切板を備え前記断熱箱体内を上
下に区画する上から第1の仕切壁、第2の仕切壁と、前
記第1の仕切壁の上部に形成した冷蔵室と、前記第2の
仕切壁の下部に形成した冷凍室と、前記第1の仕切壁と
第2の仕切壁の間に形成した野菜室とよりなり、前記第
1の仕切壁、第2の仕切壁には一条の防露配管を配設
し、前記断熱箱体の開口周縁部より所定距離をおいた外
箱の内面に凝縮配管を配設したものであり、比較的庫内
温度設定が高い野菜室の周囲への配管で防露配管との温
度差が小さく、且つ一条の配管で侵入熱量が抑制され
る。また、仕切壁以外防露配管の配設されない冷蔵室と
冷凍室に対しては、所定距離を置いた凝縮配管から適当
量の加熱が行われて侵入熱を抑制しながら結露が防止さ
れる。
【0031】請求項12に記載の発明は、外箱と、内箱
と、前記外箱と内箱間に充填された断熱材により形成し
た断熱箱体と、前面に仕切板を備え前記断熱箱体内を上
下に区画する上から第1の仕切壁、第2の仕切壁、第3
の仕切壁と、前記第1の仕切壁の上部に形成した冷蔵室
と、前記第3の仕切壁の下部に形成した冷凍室と、前記
第1の仕切壁と第2の仕切壁の間に形成した野菜室と、
前記第2の仕切壁と第3の仕切壁の間に形成した第4の
貯蔵室とよりなり、前記第1の仕切壁と第2の仕切壁と
第3の仕切壁に防露配管を配設し、前記防露配管は少な
くとも前記第1の仕切壁と第2の仕切壁において一条の
配管とし、前記断熱箱体の開口周縁部より所定距離をお
いた外箱の内面に凝縮配管を配設したものであり、比較
的庫内温度設定が高い野菜室の周囲への配管で防露配管
との温度差が小さく、且つ一条の配管で侵入熱量が抑制
される。また、仕切壁以外防露配管の配設されない冷蔵
室と冷凍室に対しては、所定距離を置いた凝縮配管から
適当量の加熱が行われて侵入熱を抑制しながら結露が防
止される。
【0032】請求項13に記載の発明は、外箱と、内箱
と、前記外箱と内箱間に充填された断熱材により形成し
た断熱箱体と、前面に仕切板を備え前記断熱箱体内を上
下に区画する上から第1の仕切壁、第2の仕切壁、第3
の仕切壁と、前記第2の仕切壁と第3の仕切壁との間を
左右に区画する第4の仕切壁と、前記第1の仕切壁の上
部に形成した冷蔵室と、前記第3の仕切壁の下部に形成
した冷凍室と、前記第1の仕切壁と第2の仕切壁の間に
形成した野菜室と、前記第2の仕切壁と第3の仕切壁の
間に形成した第4の貯蔵室と、前記第4の仕切壁を介し
て前記第4の貯蔵室に隣接して形成された第5の貯蔵室
とよりなり、前記第1の仕切壁、第2の仕切壁、第3の
仕切壁、第4の仕切壁に防露配管を配設し、前記防露配
管は少なくとも前記第1の仕切壁と第2の仕切壁におい
て一条の配管とし、前記第4の仕切壁には前記第2の仕
切壁に設けた一条の配管より折り返し配管部を延出して
配設し、前記断熱箱体の開口周縁部より所定距離をおい
た外箱の内面に凝縮配管を配設したものであり、比較的
庫内温度設定が高い野菜室の周囲への配管で防露配管と
の温度差が小さく、且つ一条の配管で侵入熱量が抑制さ
れる。また、前記第4の仕切壁にも合理的に防露配管が
配設され結露が防止される。また、仕切壁以外防露配管
の配設されない冷蔵室と冷凍室に対しては、所定距離を
置いた凝縮配管から適当量の加熱が行われて侵入熱を抑
制しながら結露が防止される。
【0033】請求項14に記載の発明は、請求項12ま
たは13に記載の発明において、第1の仕切壁、第2の
仕切壁の一条の防露配管は野菜室側に近接させて配設し
たものであり、防露配管との温度差が小さい貯蔵室側へ
の配置と一条の配管で、仕切壁からの侵入熱量が全体と
して抑制される。
【0034】
【実施例】以下、本発明による冷蔵庫の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0035】(実施例1)図1は本発明の実施例1によ
る冷蔵庫の配管を透視した斜視図である。図2は同実施
例の冷蔵庫の断面図である。図3は同実施例の冷蔵庫の
要部斜視図である。図4は同実施例の冷蔵庫の要部拡大
図である。図5は図1のC−C線要部断面図である。図
6は図1のD−D線要部断面図である。図7は図1のE
−E線要部断面図である。図8は図1のF−F線要部断
面図である。
【0036】図1から図8において、31は断熱箱体で
あり、鋼板製の外箱32と合成樹脂製の内箱33の間に
充填した断熱材34より構成されている。35、36は
前記断熱箱体31の内部を上下に区画する、上より第1
の仕切壁、第2の仕切壁であり、前記第1の仕切壁35
の上部に冷蔵室37、前記第1の仕切壁35と前記第2
の仕切壁36の間に野菜室38、前記第2の仕切壁36
の下部に冷凍室39をそれぞれ区画形成している。
【0037】40は前記冷蔵室37の前面に開閉自在に
取り付けられた扉であり、41、42はそれぞれ前記野
菜室38、冷凍室39の前面に開閉自在に取り付けられ
た引き出し式の扉である。43、44、45は前記各扉
40、41、42の内周縁部に取り付けられて前記冷蔵
庫31との間を密閉シールするガスケットである。ま
た、46は前記第1の仕切壁の下面に取り付けられて前
記ガスケット44より庫内側で前記扉41との間を二重
にシールするシール部材である。47は前記第2の仕切
壁の上面に取り付けられて前記ガスケット44より庫内
側で前記扉41との間を二重にシールするシール部材で
ある。48は前記第2の仕切壁の下面に取り付けられて
前記ガスケット45より庫内側で前記扉42との間を二
重にシールするシール部材である。また、49は前記扉
41の両側面に取り付けられて前記ガスケット44より
庫内側で断熱箱体31との間を二重にシールするシール
部材である。50は前記扉42の両側面に取り付けられ
て前記ガスケット45より庫内側で断熱箱体31との間
を二重にシールするシール部材である。
【0038】51は断熱箱体31の下部後方に設けられ
た冷凍サイクルの圧縮機、52は断熱箱体31の底部に
設けられた凝縮器である。また、53は断熱箱体31の
開口部周縁の結露を防止するための防露配管であり、5
4は前記防露配管53の下流に接続され、前記外箱32
の内面に配設された凝縮配管である。また、55は減圧
器として作用する毛細管である。56は前記冷凍室39
内の後方に設けられた冷却器であり、57は吸入管であ
る。そして、前記圧縮機51、凝縮器52、防露配管5
3、凝縮配管54、毛細管55、冷却器56、吸入管5
7は順次接続されて一連の冷凍サイクルを構成してい
る。また、58は前記冷却器56の上部に設けて庫内各
室に冷気を強制通風させる送風機である。
【0039】ここで、前記防露配管53は前記野菜室3
8の開口周縁部の三辺を囲むように一条の配管が配設さ
れ、上下部にあたる前記第1の仕切壁35、第2の仕切
壁36の前面においては断熱材で形成した凹部59、6
0内に、側部にあたる前記内箱33の開口部フランジ部
においては凹部61内に収められており、前記凹部61
と前記凹部59、60との間は凹溝62で連通してい
る。また、第1の仕切壁35、第2の仕切壁36の一条
の防露配管53は野菜室38の室内側に近接して配置さ
れている。そして、前記防露配管53は前記野菜室38
の開口周縁部の残りの一辺となる側部に形成された取り
出し部63より導出されている。
【0040】そして、外箱32の開口縁を内側に折り返
して形成した前部フランジ64と前記前部フランジ64
と一定の距離をおいて逆方向に折り返された後部フラン
ジ65を形成し、前記前部フランジ64と後部フランジ
65の間に内箱33の開口部フランジを挿入することに
よって、凹部61の頂点となる内箱部分を後部フランジ
65で押接し、凹部61で直接防露配管53を前部フラ
ンジ64に密接させている。一方、前記第1の仕切壁3
5、第2の仕切壁36おいては、凹部59、60内に収
めた防露配管53を前面に取り付けた仕切板66、67
に熱伝導するように密接させている。
【0041】また、前記凝縮配管54は断熱箱体31の
開口部から所定距離L68だけ離れた位置で、冷蔵室3
7の両側面と天面、野菜室の両側面、冷凍室の両側面の
外箱32ににアルミ箔等によって熱伝導的に配設されて
いる。ここで、所定距離L68は各室の開口部周縁の結
露を防止できる最大距離に一定のバラツキ範囲を加味し
たものであり、概ね50mm乃至150mmとするのが
適当である。ただし、設計上、庫内各室の温度や使用環
境を特に考慮する必要があれば、上述した範囲に必ずし
もとらわれるものではない。
【0042】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。
【0043】冷凍サイクルの冷却器56で冷却された冷
気が強制通風用の送風機58で冷蔵室37、野菜室3
8、冷凍室39の各室に送風され室内がそれぞれの所定
の温度に冷却される。通常時、冷凍室39は約−18℃
に、冷蔵室37と野菜室38は図示しないダンパー装置
により冷気流入量が調節されて、それぞれ約3℃、約6
℃に冷却維持される。このように、各室内が冷却される
と各室の開口部周縁および第1の仕切壁35、第2の仕
切壁36の前面の温度が低下しようとする。
【0044】一方、圧縮機51で高圧に圧縮されたガス
冷媒が凝縮器52、防露配管53、凝縮配管54で液化
凝縮する際に周囲に放熱作用を行う。そして、圧縮機5
1の運転中、防露配管53、凝縮配管54の温度は概ね
40℃前後に上昇する。このため、防露配管53が配設
される野菜室38の開口部周縁の温度も上昇する。この
とき、第1の仕切壁35、第2の仕切壁36においては
一条の防露配管53によって前面の仕切板66、67に
熱伝導され、仕切板66、67やガスケット44の温度
が上昇して雰囲気に対する露点温度を大きく下回ること
が避けられ結露の継続的な発生が防止できる。
【0045】また、防露配管53は凝縮配管54より冷
凍サイクルの上流に接続されているため、循環する冷媒
の湿り度が高すぎず凝縮潜熱を放出する余地がある。こ
のため一条の配管であっても結露防止に必要十分な加熱
量が得られ、より安定した防露機能が維持できる。
【0046】一方、防露配管53が一条の配管であるた
め必要以上の加熱が行われず、結露防止のために必要な
加熱量に留められるため、庫内側への侵入熱量が低減で
き冷却効率が高まる。また、第1の仕切壁35、第2の
仕切壁36に設けた防露配管53は室内温度設定の比較
的高い野菜室38に近接して配置されているため、防露
配管53と野菜室38の温度差が比較的小さくなり侵入
熱量が低減する。また、逆に野菜室38に比べて室内温
度設定の低い冷蔵室37、冷凍室39に対しては防露配
管53との距離が遠くなることによって侵入熱量が低減
する。併せて、防露配管53が一条で簡素であるため配
管コストも低減できる。
【0047】次に、野菜室38の開口部周縁部の一側面
においては、内箱の開口部フランジの凹部61の頂点に
相当する内箱部分を、外箱の後部フランジ65で押接
し、凹部61の斜面で防露配管53を直接前部フランジ
64に圧接密着させている。そして、防露配管53の加
熱作用によって外箱の前部フランジ64に効率的に熱伝
導が行われ、前部フランジ64やガスケット44の温度
が上昇して雰囲気に対する露点温度を大きく下回ること
が避けられ結露の継続的な発生が防止できる。
【0048】また、第1の仕切壁35、第2の仕切壁3
6の凹部59、60と内箱の凹部61とは凹溝62で連
通され防露配管53の位置決め固定が確実に行われ安定
した防露機能が得られる。併せて組立の作業性も良い。
また、防露配管53は野菜室38の周縁に対して一辺を
残した三辺の配設としており、残る一辺となる野菜室3
8の一側面の内箱に設けた取り出し部63より配管を内
箱裏面に導出している。このため断熱材の発泡後に断熱
材中に埋設させる防露配管53の位置決めが確実に行わ
れて配管組立の作業性が良い。
【0049】以上のように、組立作業性を損なわない一
条の防露配管53によって必要十分な結露防止が行われ
て、結露水の滴下による床材の汚れや劣化、周辺部材の
発錆など、実用上の諸問題に対処することができる。ま
た、庫内側への侵入熱量の低減による冷却効率の向上
で、省エネルギー化を同時に図ることができる。
【0050】次に、凝縮配管54の温度も概ね40℃前
後に上昇する。このため、外箱の前部フランジ64から
後方に所定距離L68だけ離れた位置を加熱源として外
箱32の前後方向に熱伝導して凝縮器の一部としての作
用を発揮する。そして、このうち凝縮配管54の前方に
伝導される熱により外箱開口部の前部フランジ64やガ
スケット43、44、45の温度が適度に上昇して露点
温度を大きく下回ることが避けられ冷蔵室37の開口部
側面と天面、野菜室38の開口部側面、冷凍室39の開
口部側面の結露の継続的な発生が防止できる。このと
き、上述の防露配管53が配設されなかった野菜室38
の残りの一側面の近傍にも凝縮配管54が配設されるた
め、防露配管53の配設がなくても結露防止作用が補足
され、配管コストも低減できる。
【0051】そして、上述の各開口部に伝達される熱量
は、凝縮配管54が開口部の前部フランジ64より所定
距離L68だけ離れているため過剰な加熱量とならず、
結露防止のための適量の加熱量に抑えられる。このた
め、開口部から冷蔵室37、野菜室38、冷凍室39へ
の侵入熱量は最小限に抑制され冷却効率が高まり、省エ
ネルギー化が図れる。なお、所定距離L68は冷蔵室3
7、野菜室38、冷凍室39の結露を防止できる最大公
約的な距離を選択している。
【0052】上述の説明のとおり、本実施例では従来に
比較して防露配管53と凝縮配管54の組合わせによる
合理的な配管構成で、防露機能と省エネルギー化の両立
を図れるものであるが、断熱箱体と扉の閉合部の断熱性
もしくはシール性を構造的に強化することによって一
層、庫内側への吸熱を軽減した断熱箱体をベースとする
ことができ、防露配管53、凝縮配管54による防露機
能の安定維持や凝縮配管54と前部フランジ64との所
定距離L68の拡大による侵入熱量の低減をより図るこ
とができる。即ち、野菜室38のガスケット44に対す
る庫内側のシール部材46、47および冷凍室39のガ
スケット45に対する庫内側のシール部材48をそれぞ
れ追加して二重のシール構造をとることで、上述した一
層の効果を得ることができるものである。
【0053】(実施例2)図9は本発明の実施例2によ
る冷蔵庫の配管を透視した斜視図である。図10は同実
施例の冷蔵庫の断面図である。
【0054】図9、図10において、69は断熱箱体で
あり、鋼板製の外箱70と合成樹脂製の内箱71の間に
充填した断熱材72より構成されている。73、74、
75は前記断熱箱体69の内部を上下に区画する、上よ
り第1の仕切壁、第2の仕切壁、第3の仕切壁であり、
前記第1の仕切壁73の上部に冷蔵室76、前記第1の
仕切壁73と前記第2の仕切壁74の間に野菜室77、
前記第2の仕切壁74と前記第3の仕切壁75の間に第
4の貯蔵室78、前記第3の仕切壁75の下部に冷凍室
79をそれぞれ区画形成している。ここで、前記第4の
貯蔵室78は冷凍から冷蔵までの温度帯を、使用者が必
要に応じて任意に切り換えて使えるようにした貯蔵室で
ある。80は前記冷蔵室76の前面に開閉自在に取り付
けられた扉であり、81、82、83はそれぞれ前記野
菜室77、第4の貯蔵室78、冷凍室79の前面に開閉
自在に取り付けられた引き出し式の扉である。
【0055】84は断熱箱体69の開口部周縁の結露を
防止するための冷凍サイクルの防露配管であり、前記外
箱70の内面に配設された凝縮配管54の上流に接続さ
れている。そして、圧縮機51、凝縮器52、防露配管
84、凝縮配管54、毛細管55、冷却器56、吸入管
57は順次接続されて一連の冷凍サイクルを構成してい
る。
【0056】ここで、前記防露配管84は前記野菜室7
7と第4の貯蔵室78の開口周縁部の三辺を囲むように
一連の配管が配設され、このうち前記第3の仕切壁75
には二条の折り返し配管部85を形成するが、その他の
配管においては第1の仕切壁73と第2の仕切壁74を
含めて一条の配管で形成されている。
【0057】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。
【0058】冷凍サイクルの冷却器56で冷却された冷
気が強制通風用の送風機58で冷蔵室76、野菜室7
7、第4の貯蔵室78、冷凍室79の各室に送風され室
内がそれぞれの所定の温度に冷却される。通常時、冷凍
室79は約−18℃に、冷蔵室76と野菜室77は図示
しないダンパー装置により冷気流入量が調節されて、そ
れぞれ約3℃、約6℃に冷却維持される。また、第4の
貯蔵室78は図示しないダンパー装置により使用者によ
り冷凍(約−18℃)から冷蔵(0〜10℃)の温度帯
まで任意に冷却設定される。このように、各室内が冷却
されると各室の開口部周縁および第1の仕切壁73、第
2の仕切壁74、第3の仕切壁75の前面の温度が低下
しようとする。
【0059】一方、圧縮機51で高圧に圧縮されたガス
冷媒が凝縮器52、防露配管84、凝縮配管54で液化
凝縮する際に周囲に放熱作用を行う。そして、圧縮機5
1の運転中、防露配管84、凝縮配管54の温度は概ね
40℃前後に上昇する。このため、防露配管84が配設
される野菜室77、第4の貯蔵室78の開口部周縁の温
度も上昇する。このとき、第1の仕切壁73、第2の仕
切壁74と野菜室77と第4の貯蔵室78の一側辺にお
いては一条の防露配管84によって適度な加熱が行わ
れ、結露の継続的な発生が防止できると同時に庫内側へ
の侵入熱量が低減され電力消費が軽減される。
【0060】また、本実施例では配管を同一側面から取
り出して接続組立性を高めたり、冷却器56や送風機5
8の組立性を考慮して第3の仕切壁75を断熱箱体の発
泡成形後に挿入する工程を採用する場合に配慮して、第
3の仕切壁75において防露配管84を二条として折り
返し配管部85を設けているが、上述した配慮の必要が
ないか、または省エネルギー化をそれに優先する課題と
位置付ける場合には第3の仕切壁75においても防露配
管84を一条としても構わない。
【0061】次に、凝縮配管54の温度も概ね40℃前
後に上昇する。このため、外箱の開口部から後方に所定
距離L68だけ離れた位置を加熱源として外箱70の前
後方向に熱伝導して凝縮器の一部としての作用を発揮す
る。そして、このうち凝縮配管54の前方に伝導される
熱により外箱開口部周縁の温度が適度に上昇して冷蔵室
76の開口部側面と天面、野菜室77の開口部側面、第
4の貯蔵室78の開口部側面、冷凍室79の開口部側面
の結露の継続的な発生が防止できる。このとき、上述の
防露配管84が配設されなかった野菜室77、第4の貯
蔵室78の残りの一側面の近傍にも凝縮配管54が配設
されるため、この面の結露防止作用も併せて補足される
ことになる。
【0062】以上のように、防露配管84と凝縮配管5
4の合理的な組合わせにより、効率的な結露防止による
床材の汚れや劣化、周辺部材の発錆など、実用上の諸問
題に対処することができる。また、庫内側への侵入熱量
の低減による冷却効率の向上で、省エネルギー化を同時
に図ることができる。また、組立作業性を改善しながら
配管コストを低減できる。
【0063】(実施例3)図11は本発明の実施例3に
よる冷蔵庫の配管を透視した斜視図である。図12は同
実施例の冷蔵庫の断面図である。
【0064】図11、図12において、86は断熱箱体
であり、鋼板製の外箱87と合成樹脂製の内箱88の間
に充填した断熱材89より構成されている。90、9
1、92は前記断熱箱体86の内部を上下に区画する、
上より第1の仕切壁、第2の仕切壁、第3の仕切壁であ
り、93は前記第2の仕切壁91と前記第3の仕切壁9
2間を縦方向に区画する第4の仕切壁である。そして、
前記第1の仕切壁90の上部に冷蔵室94、前記第1の
仕切壁90と前記第2の仕切壁91の間に野菜室95、
前記第2の仕切壁91と前記第3の仕切壁92の間に第
4の貯蔵室96、前記第3の仕切壁92の下部に冷凍室
97を区画形成し、前記第4の貯蔵室96の横方向には
前記第4の仕切壁93を介して第5の貯蔵室98を配置
している。ここで、前記第4の貯蔵室96は冷凍から冷
蔵までの温度帯を、使用者が必要に応じて任意に切り換
えて使えるようにした貯蔵室である。また、第5の貯蔵
室98は自動製氷機99を備えて氷を貯蔵する製氷室で
ある。
【0065】100は断熱箱体86の開口部周縁の結露
を防止するための冷凍サイクルの防露配管であり、前記
外箱87の内面に配設された凝縮配管54の上流に接続
されている。そして、圧縮機51、凝縮器52、防露配
管100、凝縮配管54、毛細管55、冷却器56、吸
入管57は順次接続されて一連の冷凍サイクルを構成し
ている。
【0066】ここで、前記防露配管100は前記第1の
仕切壁90と前記第2の仕切壁91および前記野菜室9
5と前記第4の貯蔵室96の一側面には一条の配管がな
され、前記第3の仕切壁92と前記第4の仕切壁93に
は二条の折り返し配管部101および102を一条の配
管の一部より延出して形成している。
【0067】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。
【0068】冷凍サイクルの冷却器56で冷却された冷
気が強制通風用の送風機58で冷蔵室94、野菜室9
5、第4の貯蔵室96、冷凍室97、第5の貯蔵室98
の各室に送風され室内がそれぞれの所定の温度に冷却さ
れる。通常時、冷凍室97は約−18℃に、冷蔵室94
と野菜室95は図示しないダンパー装置により冷気流入
量が調節されて、それぞれ約3℃、約6℃に冷却維持さ
れる。また、第4の貯蔵室96は図示しないダンパー装
置により使用者により冷凍(約−18℃)から冷蔵(0
〜10℃)の温度帯まで任意に冷却設定される。また、
第5の貯蔵室98は約−18℃に冷却維持される。この
ように、各室内が冷却されると各室の開口部周縁および
第1の仕切壁90、第2の仕切壁91、第3の仕切壁9
2、第4の仕切壁93の前面の温度が低下しようとす
る。
【0069】一方、圧縮機51で高圧に圧縮されたガス
冷媒が凝縮器52、防露配管100、凝縮配管54で液
化凝縮する際に周囲に放熱作用を行う。そして、圧縮機
51の運転中、防露配管100、凝縮配管54の温度は
概ね40℃前後に上昇する。このため、防露配管100
が配設される野菜室95、第4の貯蔵室96、第5の貯
蔵室98の開口部周縁の温度も上昇する。このとき、第
1の仕切壁90、第2の仕切壁91と野菜室95と第4
の貯蔵室96の一側辺においては一条の防露配管100
によって適度な加熱が行われ、結露の継続的な発生が防
止できると同時に庫内側への侵入熱量が低減され電力消
費が軽減される。また、第3の仕切壁92、第4の仕切
壁93においては二条の折り返し配管部101、102
で十分な防露機能を維持できる。特に、第4の仕切壁9
3においては配管構成上一条の配管ができないために、
第2の仕切壁91の一条の配管から二条の折り返し配管
部102を中途分岐させることで合理的に組み立て作業
が行える。
【0070】また、本実施例では配管を同一側面から取
り出して接続組立性を高めたり、冷却器56や送風機5
8の組立性を考慮して第3の仕切壁92を断熱箱体の発
泡成形後に挿入する工程を採用する場合に配慮して、第
3の仕切壁92において防露配管100を二条として折
り返し配管部101を設けているが、上述した配慮の必
要がないか、または省エネルギー化をそれに優先する課
題と位置付ける場合には第3の仕切壁92においても防
露配管100を一条としても構わない。
【0071】次に、凝縮配管54の温度も概ね40℃前
後に上昇する。このため、外箱の開口部から後方に所定
距離L68だけ離れた位置を加熱源として外箱87の前
後方向に熱伝導して凝縮器の一部としての作用を発揮す
る。そして、このうち凝縮配管54の前方に伝導される
熱により外箱開口部周縁の温度が適度に上昇して冷蔵室
94の開口部側面と天面、野菜室95の開口部側面、第
4の貯蔵室96の開口部側面、冷凍室97の開口部側
面、第5の貯蔵室98の開口部側面の結露の継続的な発
生が防止できる。このとき、上述の防露配管100が配
設されなかった野菜室95、第5の貯蔵室98の残りの
一側面の近傍にも凝縮配管54が配設されるため、この
面の結露防止作用も併せて補足されることになる。
【0072】以上のように、防露配管100と凝縮配管
54の合理的な組合わせにより、効率的な結露防止によ
る床材の汚れや劣化、周辺部材の発錆など、実用上の諸
問題に対処することができる。また、庫内側への侵入熱
量の低減による冷却効率の向上で、省エネルギー化を同
時に図ることができる。また、組立作業性を維持しなが
ら配管コストも低減できる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、断熱箱体内を上下に区画して、相互間に少なくと
も一つ以上の貯蔵室を区画形成する複数の仕切壁を備え
て、仕切壁の前面には一条の防露配管を配設したので、
仕切壁の前面から庫内側へ侵入熱量が低減でき、冷却効
率を高めて省エネルギー化を図ることができる。
【0074】また、請求項2に記載の発明は、断熱箱体
内を上下に区画する複数の仕切壁を備えて、仕切壁相互
間に形成された貯蔵室にのみ前面開口周縁部に防露配管
を設け、仕切壁の前面には一条の防露配管を配設したの
で、簡素で安価な構成で組み立て性を損なわず、必要十
分な防露機能を確保しながら侵入熱量の低減による冷却
効率の向上と省エネルギー化を一層図ることができる。
【0075】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明において、防露配管は、貯蔵室の前面開口
周縁部のうち、少なくとも仕切壁側の二辺を含めた三辺
に配設し、残る一辺に配管の取り出し部を設けたので、
防露配管の配設構造が簡素になり配管の位置決めも含め
て組立作業性が向上する。
【0076】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
または3に記載の発明において、防露配管は、横辺を仕
切壁前面に固定し、縦辺を内箱の開口部フランジに固定
したので、断熱材の充填前の配管の組立作業性が向上す
る。
【0077】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の発明において、防露配管は、横辺を仕切壁前面
の凹部に配置して仕切板に当接させ、縦辺を内箱の開口
部フランジの凹部に配置して外箱の前部フランジに当接
させたので、防露配管の配設の位置決めが確実に行わ
れ、組立精度が高まる。
【0078】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の発明において、凹部の頂点となる内箱を外箱の
後部フランジで押接し、防露配管を直接内箱の凹部で外
箱の前部フランジに密接させたので、防露配管からの熱
が確実に外箱に伝導され安定した結露防止が行える。
【0079】また、請求項7に記載の発明は、請求項4
から6のいずれか一項に記載の発明において、防露配管
が仕切壁にまたがる部分の内箱に凹溝を形成したので、
仕切壁に挟まれた貯蔵室の開口部周縁への防露配管の位
置決めが一層確実に行われ、組み立て精度が一層向上す
る。
【0080】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
から3のいずれか一項に記載の発明において、断熱箱体
の開口周縁部より所定距離をおいた外箱の内面に凝縮配
管を配設したので、安価な構成で防露配管が配設されな
い貯蔵室の開口部周縁に対しても必要十分な防露機能を
確保し、結露水の滴下による床材の汚れや劣化、周辺部
材の発錆などの諸問題に対処することができる。また、
過剰な加熱が抑えられ侵入熱量の低減による省エネルギ
ー化を図ることができる。
【0081】また、請求項9に記載の発明は、請求項1
から3のいずれか一項に記載の発明において、冷凍サイ
クルの順路において、凝縮配管の上流に防露配管を接続
したので、一条の配管でも結露防止のために必要十分な
加熱量が確保される。
【0082】また、請求項10に記載の発明は、請求項
1から3または8のいずれか一項に記載の発明におい
て、断熱箱体の開口部の庫内側と扉との空間に扉のガス
ケットとは別にシール部材を設けたので、開口部近傍の
侵入熱が低減するとともに、一条の防露配管や開口部か
ら距離を置いた凝縮配管の熱量でも結露防止が十分に行
われる。
【0083】また、請求項11に記載の発明は、断熱箱
体内を上下に区画する上から第1の仕切壁、第2の仕切
壁と、第1の仕切壁の上部に形成した冷蔵室と、第2の
仕切壁の下部に形成した冷凍室と、第1の仕切壁と第2
の仕切壁の間に形成した野菜室とよりなり、第1の仕切
壁、第2の仕切壁には一条の防露配管を配設し、断熱箱
体の開口周縁部より所定距離をおいた外箱に凝縮配管を
配設したので、防露配管との温度差が小さく、且つ一条
の配管で侵入熱量が抑制され省エネルギー化が図れる。
また、仕切壁以外防露配管の配設されない冷蔵室と冷凍
室に対しては、凝縮配管から適当量の加熱が行われて侵
入熱を抑制しながら結露が防止でき、結露水の滴下によ
る床材の汚れや劣化、周辺部材の発錆などの諸問題に対
処することができる。
【0084】また、請求項12に記載の発明は、断熱箱
体内を上下に区画する上から第1の仕切壁、第2の仕切
壁、第3の仕切壁と、第1の仕切壁の上部に形成した冷
蔵室と、第3の仕切壁の下部に形成した冷凍室と、第1
の仕切壁と第2の仕切壁の間に形成した野菜室と、第2
の仕切壁と第3の仕切壁の間に形成した第4の貯蔵室と
よりなり、第1の仕切壁と第2の仕切壁と第3の仕切壁
に防露配管を配設して少なくとも第1の仕切壁と第2の
仕切壁において一条の配管とし、断熱箱体の開口周縁部
より所定距離をおいた外箱に凝縮配管を配設したので、
防露配管との温度差が小さく、且つ一条の配管で侵入熱
量が抑制でき省エネルギー化が図れる。また、仕切壁以
外防露配管の配設されない冷蔵室と冷凍室に対しては、
凝縮配管から適当量の加熱が行われて侵入熱を抑制しな
がら結露が防止でき、結露水の滴下による床材の汚れや
劣化、周辺部材の発錆などの諸問題に対処することがで
きる。
【0085】また、請求項13に記載の発明は、断熱箱
体内を上下に区画する上から第1の仕切壁、第2の仕切
壁、第3の仕切壁と、第2の仕切壁と第3の仕切壁との
間を左右に区画する第4の仕切壁と、第1の仕切壁の上
部に形成した冷蔵室と、第3の仕切壁の下部に形成した
冷凍室と、第1の仕切壁と第2の仕切壁の間に形成した
野菜室と、第2の仕切壁と第3の仕切壁の間に形成した
第4の貯蔵室と、第4の仕切壁を介して第4の貯蔵室に
隣接して形成された第5の貯蔵室とよりなり、第1の仕
切壁、第2の仕切壁、第3の仕切壁、第4の仕切壁に防
露配管を配設して少なくとも第1の仕切壁と第2の仕切
壁において一条の配管とし、第4の仕切壁には第2の仕
切壁に設けた一条の配管より折り返し配管部を延出して
配設し、断熱箱体の開口周縁部より所定距離をおいた外
箱の内面に凝縮配管を配設したので、防露配管との温度
差が小さく、且つ一条の配管で侵入熱量が抑制でき省エ
ネルギー化が図れる。また、前記第4の仕切壁にも合理
的に防露配管が配設され結露が防止できる。また、仕切
壁以外防露配管の配設されない冷蔵室と冷凍室に対して
は、凝縮配管から適当量の加熱が行われて侵入熱を抑制
しながら結露が防止でき、結露水の滴下による床材の汚
れや劣化、周辺部材の発錆などの諸問題に対処すること
ができる。
【0086】また、請求項14に記載の発明は、請求項
12または13に記載の発明において、第1の仕切壁、
第2の仕切壁の一条の防露配管は野菜室側に近接させて
配設したので、防露配管との温度差が小さい貯蔵室側へ
の配置と一条の配管で、仕切壁からの侵入熱量が全体と
して抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵庫の実施例1の配管を透視し
た斜視図
【図2】同実施例の冷蔵庫の断面図
【図3】同実施例の冷蔵庫の要部斜視図
【図4】同実施例の冷蔵庫の要部斜視図
【図5】図1のC−C線要部断面図
【図6】図1のD−D線要部断面図
【図7】図1のE−E線要部断面図
【図8】図1のF−F線要部断面図
【図9】本発明の実施例2による冷蔵庫の配管を透視し
た斜視図
【図10】同実施例の冷蔵庫の断面図
【図11】本発明の実施例3による冷蔵庫の配管を透視
した斜視図
【図12】同実施例の冷蔵庫の断面図
【図13】従来の冷蔵庫の断面図
【図14】同冷蔵庫の冷凍サイクル配管の透視図
【図15】図14のA−A線要部断面図
【図16】図14のB−B線要部断面図
【符号の説明】
31 断熱箱体 32 外箱 33 内箱 34 断熱材 35 第1の仕切壁 36 第2の仕切壁 37 冷蔵室 38 野菜室 39 冷凍室 40、41、42 扉 43、44、45 ガスケット 46、47、48、49、50 シール部材 53 防露配管 54 凝縮配管 59、60 凹部 61 凹部 62 凹溝 63 取り出し部 64 前部フランジ 65 後部フランジ 66、67 仕切板 68 L 69 断熱箱体 73 第1の仕切壁 74 第2の仕切壁 75 第3の仕切壁 76 冷蔵室 77 野菜室 78 第4の貯蔵室 79 冷凍室 84 防露配管 86 断熱箱体 90 第1の仕切壁 91 第2の仕切壁 92 第3の仕切壁 93 第4の仕切壁 94 冷蔵室 95 野菜室 96 第4の貯蔵室 97 冷凍室 98 第5の貯蔵室 100 防露配管 102 折り返し配管部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑理 義博 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 大橋 祥記 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3L102 JA01 KA01 KC05 KC08 KD09 LB13 LE01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱と、内箱と、前記外箱と内箱間に充
    填された断熱材により形成した断熱箱体と、前記断熱箱
    体内を上下に区画する複数の仕切壁と、前記仕切壁相互
    間に形成された少なくとも一つ以上の貯蔵室とよりな
    り、前記仕切壁の前面には一条の防露配管を配設したこ
    とを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 開口縁を折り返した前部フランジと、前
    記前部フランジと連続して一定の間隔をおいて形成した
    後部フランジを備えた外箱と、開口部フランジを前記外
    箱の前部フランジと後部フランジの間に挿入した内箱
    と、前記外箱と内箱間に充填された断熱材により形成し
    た断熱箱体と、前面に仕切板を備え前記断熱箱体内を上
    下に区画する複数の仕切壁と、前記仕切壁相互間に形成
    された少なくとも一つ以上の貯蔵室とよりなり、前記仕
    切壁相互間に形成された貯蔵室にのみ前面開口周縁部に
    防露配管を設け、前記仕切壁には一条の配管を配設した
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 防露配管は、貯蔵室の前面開口周縁部の
    うち、少なくとも仕切壁側の二辺を含めた三辺に配設
    し、残る一辺に配管の取り出し部を設けたことを特徴と
    する請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 防露配管は、横辺を仕切壁前面に固定
    し、縦辺を内箱の開口部フランジに固定したことを特徴
    とする請求項2または3に記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 防露配管は、横辺を仕切壁前面の凹部に
    配置して仕切板に当接させ、縦辺を内箱の開口部フラン
    ジの凹部に配置して外箱の前部フランジに当接させたこ
    とを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 凹部の頂点となる内箱を外箱の後部フラ
    ンジで押接し、防露配管を直接内箱の凹部で外箱の前部
    フランジに密接させたことを特徴とする請求項5に記載
    の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 防露配管が仕切壁にまたがる部分の内箱
    に凹溝を形成したことを特徴とする請求項4から6のい
    ずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 断熱箱体の開口周縁部より所定距離をお
    いた外箱の内面に凝縮配管を配設したことを特徴とする
    請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 冷凍サイクルの順路において、凝縮配管
    の上流に防露配管を接続したことを特徴とする請求項1
    から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 断熱箱体の開口部を開閉する扉と、前
    記扉の内周面に取り付けたガスケットと、仕切壁相互間
    に形成された貯蔵室の開口部近傍に、前記扉の閉扉時に
    おいて前記扉と断熱箱体の間の空間をシールするシール
    部材を設けたことを特徴とする請求項1から3または8
    のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  11. 【請求項11】 外箱と、内箱と、前記外箱と内箱間に
    充填された断熱材により形成した断熱箱体と、前面に仕
    切板を備え前記断熱箱体内を上下に区画する上から第1
    の仕切壁、第2の仕切壁と、前記第1の仕切壁の上部に
    形成した冷蔵室と、前記第2の仕切壁の下部に形成した
    冷凍室と、前記第1の仕切壁と第2の仕切壁の間に形成
    した野菜室とよりなり、前記第1の仕切壁、第2の仕切
    壁には一条の防露配管を配設し、前記断熱箱体の開口周
    縁部より所定距離をおいた外箱の内面に凝縮配管を配設
    したことを特徴とする冷蔵庫。
  12. 【請求項12】 外箱と、内箱と、前記外箱と内箱間に
    充填された断熱材により形成した断熱箱体と、前面に仕
    切板を備え前記断熱箱体内を上下に区画する上から第1
    の仕切壁、第2の仕切壁、第3の仕切壁と、前記第1の
    仕切壁の上部に形成した冷蔵室と、前記第3の仕切壁の
    下部に形成した冷凍室と、前記第1の仕切壁と第2の仕
    切壁の間に形成した野菜室と、前記第2の仕切壁と第3
    の仕切壁の間に形成した第4の貯蔵室とよりなり、前記
    第1の仕切壁と第2の仕切壁と第3の仕切壁に防露配管
    を配設し、前記防露配管は少なくとも前記第1の仕切壁
    と第2の仕切壁において一条の配管とし、前記断熱箱体
    の開口周縁部より所定距離をおいた外箱の内面に凝縮配
    管を配設したことを特徴とする冷蔵庫。
  13. 【請求項13】 外箱と、内箱と、前記外箱と内箱間に
    充填された断熱材により形成した断熱箱体と、前面に仕
    切板を備え前記断熱箱体内を上下に区画する上から第1
    の仕切壁、第2の仕切壁、第3の仕切壁と、前記第2の
    仕切壁と第3の仕切壁との間を左右に区画する第4の仕
    切壁と、前記第1の仕切壁の上部に形成した冷蔵室と、
    前記第3の仕切壁の下部に形成した冷凍室と、前記第1
    の仕切壁と第2の仕切壁の間に形成した野菜室と、前記
    第2の仕切壁と第3の仕切壁の間に形成した第4の貯蔵
    室と、前記第4の仕切壁を介して前記第4の貯蔵室に隣
    接して形成された第5の貯蔵室とよりなり、前記第1の
    仕切壁、第2の仕切壁、第3の仕切壁、第4の仕切壁に
    防露配管を配設し、前記防露配管は少なくとも前記第1
    の仕切壁と第2の仕切壁において一条の配管とし、前記
    第4の仕切壁には前記第2の仕切壁に設けた一条の配管
    より折り返し配管部を延出して配設し、前記断熱箱体の
    開口周縁部より所定距離をおいた外箱の内面に凝縮配管
    を配設したことを特徴とする冷蔵庫。
  14. 【請求項14】 第1の仕切壁と第2の仕切壁の一条の
    防露配管は野菜室側に近接させて配設したことを特徴と
    する請求項11から13のいずれか一項に記載の冷蔵
    庫。
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