JP2001349668A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- JP2001349668A JP2001349668A JP2000173171A JP2000173171A JP2001349668A JP 2001349668 A JP2001349668 A JP 2001349668A JP 2000173171 A JP2000173171 A JP 2000173171A JP 2000173171 A JP2000173171 A JP 2000173171A JP 2001349668 A JP2001349668 A JP 2001349668A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷却部品、冷却部品の実装効率を高め、内容
積効率を高めた冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 庫内を断熱区画壁51にて上下に区画
し、上部の区画室52を冷蔵温度帯、下部の区画室53
を冷凍温度帯にし、夫々を独立して冷却する冷却器8
4,81と送風機85,82を有する冷却部83,80
を配設するとともに、上部区画室52の上方に冷却部8
3と制御基板収納部86を左右に並列配置したものであ
り、冷却,制御部品の重なりがなく、奥行きの浅い冷蔵
庫でも食品の収納に十分な奥行き空間を提供できる。
積効率を高めた冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 庫内を断熱区画壁51にて上下に区画
し、上部の区画室52を冷蔵温度帯、下部の区画室53
を冷凍温度帯にし、夫々を独立して冷却する冷却器8
4,81と送風機85,82を有する冷却部83,80
を配設するとともに、上部区画室52の上方に冷却部8
3と制御基板収納部86を左右に並列配置したものであ
り、冷却,制御部品の重なりがなく、奥行きの浅い冷蔵
庫でも食品の収納に十分な奥行き空間を提供できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の冷却器を備
えた冷蔵庫における冷却,制御部品の配置構成に関する
ものである。
えた冷蔵庫における冷却,制御部品の配置構成に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫においては大容量化のニー
ズが高まっている。一方住宅事情の関係で冷蔵庫の大型
化に対する設置スペースの制約があり、大容量化を実現
するためには冷蔵庫本体内の無効空間や実用性の低い空
間を見直し、これらを減らすことによって容積効率を高
め、設置スペースを大きくせずに有効な内容積を増やす
ことが求められている。
ズが高まっている。一方住宅事情の関係で冷蔵庫の大型
化に対する設置スペースの制約があり、大容量化を実現
するためには冷蔵庫本体内の無効空間や実用性の低い空
間を見直し、これらを減らすことによって容積効率を高
め、設置スペースを大きくせずに有効な内容積を増やす
ことが求められている。
【0003】容積効率を高める手段には種々の取り組み
があるが、冷蔵庫本体の断熱材の断熱性能を強化し直接
的に庫内容積を拡大する方法と、庫内を冷却するための
冷凍サイクル、送風機、ダンパー装置、冷却風路などの
冷却機能部品や電子制御基板など必要不可欠であるが庫
内の貯蔵空間に対しては無効容積となる構成体の占有容
積を低減する方法が代表的な取り組みとされている。
があるが、冷蔵庫本体の断熱材の断熱性能を強化し直接
的に庫内容積を拡大する方法と、庫内を冷却するための
冷凍サイクル、送風機、ダンパー装置、冷却風路などの
冷却機能部品や電子制御基板など必要不可欠であるが庫
内の貯蔵空間に対しては無効容積となる構成体の占有容
積を低減する方法が代表的な取り組みとされている。
【0004】このうち、前者については断熱材そのもの
の技術開発によるところが大きいため、冷蔵庫への適用
面での創意工夫は、主として後者の冷却機能、制御部品
の実装効率を高める取り組みがなされてきた。
の技術開発によるところが大きいため、冷蔵庫への適用
面での創意工夫は、主として後者の冷却機能、制御部品
の実装効率を高める取り組みがなされてきた。
【0005】従来のこの種の冷蔵庫としては、特開平8
−338681号公報に示されているものがある。
−338681号公報に示されているものがある。
【0006】以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵
庫を説明する。
庫を説明する。
【0007】図6は、従来の冷蔵庫の正面図である。図
7は同冷蔵庫の断面図である。図6、図7において、1
は冷蔵庫本体で、2は冷蔵庫本体1の内部を上下に区画
する後方に立ち上がり部2aを設けた断熱壁である。3
は冷蔵室、4は冷蔵室3の下部に設けた野菜室であり、
いずれも断熱壁2の上方に区画形成されている。5は上
部冷凍室、6は下部冷凍室であり、いずれも断熱壁2の
下方に区画形成されている。また、7は冷蔵室3内の下
部に設けて冷蔵室よりも低温に温度管理される区画室で
ある。
7は同冷蔵庫の断面図である。図6、図7において、1
は冷蔵庫本体で、2は冷蔵庫本体1の内部を上下に区画
する後方に立ち上がり部2aを設けた断熱壁である。3
は冷蔵室、4は冷蔵室3の下部に設けた野菜室であり、
いずれも断熱壁2の上方に区画形成されている。5は上
部冷凍室、6は下部冷凍室であり、いずれも断熱壁2の
下方に区画形成されている。また、7は冷蔵室3内の下
部に設けて冷蔵室よりも低温に温度管理される区画室で
ある。
【0008】8は冷蔵室3の前面開口部に設けた回転式
の扉であり、9,10,11はそれぞれ野菜室4、上部
冷凍室5、下部冷凍室6の前面開口部に設けた引き出し
式の扉である。また、12,13,14は引き出し式の
扉9,10,11にそれぞれ一体に設けられて引き出さ
れる収納容器であり、15は区画室7内に設けた収納容
器である。16は冷蔵室3内を複数の収納区画に区画す
るよう設けた棚である。
の扉であり、9,10,11はそれぞれ野菜室4、上部
冷凍室5、下部冷凍室6の前面開口部に設けた引き出し
式の扉である。また、12,13,14は引き出し式の
扉9,10,11にそれぞれ一体に設けられて引き出さ
れる収納容器であり、15は区画室7内に設けた収納容
器である。16は冷蔵室3内を複数の収納区画に区画す
るよう設けた棚である。
【0009】17は冷蔵庫本体1の下部から下部後方に
かけて形成された機械室であり、18は機械室17内に
あって下部冷凍室6の後方に設置された冷凍サイクルの
圧縮機、19は機械室17内にあって下部冷凍室6の下
方に設置された凝縮器である。20は凝縮器19の近傍
の空間に設けた除霜水蒸発用の蒸発皿である。21は上
部冷凍室5の庫内側後方に備えた冷凍サイクルの冷却器
であり、圧縮機18の上方に縦方向に配置されている。
また、22は冷却器20の上部に設けた強制通風用の送
風機であり、野菜室4の後方にあって断熱壁の立ち上が
り部2aに対向して配置されている。
かけて形成された機械室であり、18は機械室17内に
あって下部冷凍室6の後方に設置された冷凍サイクルの
圧縮機、19は機械室17内にあって下部冷凍室6の下
方に設置された凝縮器である。20は凝縮器19の近傍
の空間に設けた除霜水蒸発用の蒸発皿である。21は上
部冷凍室5の庫内側後方に備えた冷凍サイクルの冷却器
であり、圧縮機18の上方に縦方向に配置されている。
また、22は冷却器20の上部に設けた強制通風用の送
風機であり、野菜室4の後方にあって断熱壁の立ち上が
り部2aに対向して配置されている。
【0010】23は、野菜室4および区画室7の後方に
設けた風路制御盤であり、内部に冷蔵室3および野菜室
4への冷気供給量を調整するダンパー装置24、区画室
7への冷気供給量を調整するダンパー装置25と、圧縮
機18、送風機22、ダンパー装置24、25など電気
部品の作動を制御するための電子制御基板26を内蔵し
ている。
設けた風路制御盤であり、内部に冷蔵室3および野菜室
4への冷気供給量を調整するダンパー装置24、区画室
7への冷気供給量を調整するダンパー装置25と、圧縮
機18、送風機22、ダンパー装置24、25など電気
部品の作動を制御するための電子制御基板26を内蔵し
ている。
【0011】27は送風機22からダンパー装置24を
介して冷蔵室3に冷気を送り込む第1の冷気吐出風路で
あり、冷蔵室3の中央部の上下方向に設けられ棚16間
の収納区画に対向して複数の冷気吐出口28が備えられ
ている。29はダンパー装置24を介して区画室7に冷
気を送り込む第2の冷気吐出風路であり、区画室7の奥
面に冷気吐出口30を開口している。
介して冷蔵室3に冷気を送り込む第1の冷気吐出風路で
あり、冷蔵室3の中央部の上下方向に設けられ棚16間
の収納区画に対向して複数の冷気吐出口28が備えられ
ている。29はダンパー装置24を介して区画室7に冷
気を送り込む第2の冷気吐出風路であり、区画室7の奥
面に冷気吐出口30を開口している。
【0012】31は野菜室4から冷却器21に冷気を帰
還させるための冷気吸入風路であり、野菜室4の奥面に
冷気吸入口32を開口している。また、冷蔵室3および
区画室7に吐出された冷気は、区画室7の奥面下部に設
けた連通口33より野菜室4の収納容器12の外周を介
して冷気吸入口32に循環するように構成されている。
還させるための冷気吸入風路であり、野菜室4の奥面に
冷気吸入口32を開口している。また、冷蔵室3および
区画室7に吐出された冷気は、区画室7の奥面下部に設
けた連通口33より野菜室4の収納容器12の外周を介
して冷気吸入口32に循環するように構成されている。
【0013】34は送風機22より上部冷凍室5、下部
冷凍室6に冷気を吐出するための冷気吐出口であり、そ
の前面に断熱壁の立ち上がり部2aが対向して下方に冷
気を導いている。また、35は冷却器21の下部に冷気
を帰還させるための冷気吸入口である。
冷凍室6に冷気を吐出するための冷気吐出口であり、そ
の前面に断熱壁の立ち上がり部2aが対向して下方に冷
気を導いている。また、35は冷却器21の下部に冷気
を帰還させるための冷気吸入口である。
【0014】36は上部冷凍室5の奥面に設けて冷凍室
内温度を検知する温度検知器、37は冷蔵室3の奥面に
設けて冷蔵室内温度を検知する温度検知器、38は区画
室7の奥面に設けて区画室内温度を検知する温度検知器
である。
内温度を検知する温度検知器、37は冷蔵室3の奥面に
設けて冷蔵室内温度を検知する温度検知器、38は区画
室7の奥面に設けて区画室内温度を検知する温度検知器
である。
【0015】また、39は冷却器21の下部に近接して
設けた除霜ヒーター、40は除霜水を受ける除霜水受け
皿、41は排水管であり、排水管41は除霜水受け皿4
0と蒸発皿20を連通している。
設けた除霜ヒーター、40は除霜水を受ける除霜水受け
皿、41は排水管であり、排水管41は除霜水受け皿4
0と蒸発皿20を連通している。
【0016】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。
以下その動作を説明する。
【0017】まず、温度検知器36の検知温度が設定値
より高い場合、圧縮機18が運転し、冷却器21で冷却
された冷気は送風機22によって強制通風され、冷凍室
については冷気吐出口34から上部冷凍室5、下部冷凍
室6に吐出された後、冷気吸入口35から冷却器21に
戻される。そして温度検知器36の検知温度が設定値よ
り低くなると圧縮機18は停止し、以後この作用を繰り
返して室内をたとえば−18℃などの冷凍温度に冷却す
る。
より高い場合、圧縮機18が運転し、冷却器21で冷却
された冷気は送風機22によって強制通風され、冷凍室
については冷気吐出口34から上部冷凍室5、下部冷凍
室6に吐出された後、冷気吸入口35から冷却器21に
戻される。そして温度検知器36の検知温度が設定値よ
り低くなると圧縮機18は停止し、以後この作用を繰り
返して室内をたとえば−18℃などの冷凍温度に冷却す
る。
【0018】次に、温度検知器36,37の検知温度が
設定値より高い場合、ダンパー装置24が開放して冷却
器21で冷却された冷気は送風機22によって強制通風
され、第1の冷気吐出風路27を通じ冷気吐出口28よ
り冷蔵室3内に吐出される。そして、冷蔵室3内を冷却
した冷気は連通口33より野菜室4の上面に流入し、収
納容器12の外周より野菜室4内を間接冷却して冷気吸
入口32から冷気吸入風路31を通じて冷却器21に戻
される。そして、その後温度検知器37の検知温度が設
定値より低くなるとダンパー装置24は閉止し、以後こ
の作用を繰り返して、冷蔵室3内をたとえば4℃、野菜
室4内をたとえば6℃などの冷蔵温度に冷却する。
設定値より高い場合、ダンパー装置24が開放して冷却
器21で冷却された冷気は送風機22によって強制通風
され、第1の冷気吐出風路27を通じ冷気吐出口28よ
り冷蔵室3内に吐出される。そして、冷蔵室3内を冷却
した冷気は連通口33より野菜室4の上面に流入し、収
納容器12の外周より野菜室4内を間接冷却して冷気吸
入口32から冷気吸入風路31を通じて冷却器21に戻
される。そして、その後温度検知器37の検知温度が設
定値より低くなるとダンパー装置24は閉止し、以後こ
の作用を繰り返して、冷蔵室3内をたとえば4℃、野菜
室4内をたとえば6℃などの冷蔵温度に冷却する。
【0019】また、温度検知器36,38の検知温度が
設定値より高い場合、ダンパー装置25が開放して冷却
器21で冷却された冷気は送風機22によって強制通風
され、第2の冷気吐出風路29を通じ冷気吐出口30よ
り区画室7内に吐出される。そして、区画室7内を冷却
した冷気は連通口33より野菜室4の上面に流入し、収
納容器12の外周より野菜室4内を間接冷却して冷気吸
入口32から冷気吸入風路31を通じて冷却器21に戻
される。そして、その後温度検知器38の検知温度が設
定値より低くなるとダンパー装置25は閉止し、以後こ
の作用を繰り返して区画室7内をたとえば0℃のチルド
や−3℃のパーシャルフリージングなどの温度帯に冷却
する。
設定値より高い場合、ダンパー装置25が開放して冷却
器21で冷却された冷気は送風機22によって強制通風
され、第2の冷気吐出風路29を通じ冷気吐出口30よ
り区画室7内に吐出される。そして、区画室7内を冷却
した冷気は連通口33より野菜室4の上面に流入し、収
納容器12の外周より野菜室4内を間接冷却して冷気吸
入口32から冷気吸入風路31を通じて冷却器21に戻
される。そして、その後温度検知器38の検知温度が設
定値より低くなるとダンパー装置25は閉止し、以後こ
の作用を繰り返して区画室7内をたとえば0℃のチルド
や−3℃のパーシャルフリージングなどの温度帯に冷却
する。
【0020】一方、冷却機能、制御部品の実装効率とい
う観点では、冷却源である冷却器21を、庫内温度が高
い野菜室4と段違いにして、庫内温度が最も低い上部冷
凍室5の後方に近接配置したので、野菜室4内の温度低
下を軽減して上部冷凍室5、下部冷凍室6を効率よく冷
やすことができる。特に、上部冷凍室5、下部冷凍室6
を冷蔵庫本体1の下部に配置しているので、必然的に冷
却器21を下方に配置することができるから、機械室1
7と冷却器21との間に形成されるデッドスペースをな
くすことができる。
う観点では、冷却源である冷却器21を、庫内温度が高
い野菜室4と段違いにして、庫内温度が最も低い上部冷
凍室5の後方に近接配置したので、野菜室4内の温度低
下を軽減して上部冷凍室5、下部冷凍室6を効率よく冷
やすことができる。特に、上部冷凍室5、下部冷凍室6
を冷蔵庫本体1の下部に配置しているので、必然的に冷
却器21を下方に配置することができるから、機械室1
7と冷却器21との間に形成されるデッドスペースをな
くすことができる。
【0021】さらには、冷却器21とその上部に配置さ
れる送風機22、ダンパー装置24、25を下方に下げ
ることができるから、実装効率が高まり、庫内の有効利
用ができるとともに冷蔵庫本体1の重心を下方にさげて
設置性を向上することもできる、としている。
れる送風機22、ダンパー装置24、25を下方に下げ
ることができるから、実装効率が高まり、庫内の有効利
用ができるとともに冷蔵庫本体1の重心を下方にさげて
設置性を向上することもできる、としている。
【0022】また、電気部品を制御するための電子制御
基板26も従来一般的であったように冷蔵庫本体1の背
面上部に設けず、庫内中央部の風路制御盤23内に収め
たため、主として中央部以下に配置した圧縮機18、送
風機22、ダンパー装置24、25、除霜ヒーター39
などの電気部品との距離が従来より短縮され、配線のた
めのコストや組立作業が軽減される利点もある。
基板26も従来一般的であったように冷蔵庫本体1の背
面上部に設けず、庫内中央部の風路制御盤23内に収め
たため、主として中央部以下に配置した圧縮機18、送
風機22、ダンパー装置24、25、除霜ヒーター39
などの電気部品との距離が従来より短縮され、配線のた
めのコストや組立作業が軽減される利点もある。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、下部冷凍室6の後方の全幅にわたる機械室
17内に圧縮機18を収納しているため、機械室17内
の幅方向に大きな無効スペースが生じるという欠点があ
った。
来の構成は、下部冷凍室6の後方の全幅にわたる機械室
17内に圧縮機18を収納しているため、機械室17内
の幅方向に大きな無効スペースが生じるという欠点があ
った。
【0024】また、冷却器21をその圧縮機18の上方
に配置しているため、必要十分な冷却能力を持たせるた
めに冷却器21の高さ寸法の設計を行なうと、冷却器2
1の上端面は必然的に断熱壁2の高さまで達する。その
結果、冷却器21の上部近傍に配置される送風機22は
上部冷凍室5より上方にはみ出すことになり、そのため
断熱壁2の奥端部を部分的に立ち上げて立ち上がり部2
aを形成し送風機22の周りと野菜室4を断熱区画する
必要が生じて構造が複雑になり無効容積も増加するとい
う欠点があった。
に配置しているため、必要十分な冷却能力を持たせるた
めに冷却器21の高さ寸法の設計を行なうと、冷却器2
1の上端面は必然的に断熱壁2の高さまで達する。その
結果、冷却器21の上部近傍に配置される送風機22は
上部冷凍室5より上方にはみ出すことになり、そのため
断熱壁2の奥端部を部分的に立ち上げて立ち上がり部2
aを形成し送風機22の周りと野菜室4を断熱区画する
必要が生じて構造が複雑になり無効容積も増加するとい
う欠点があった。
【0025】さらに、断熱壁の立ち上がり部2aや送風
機22、風路制御盤23が後方に配置されることによっ
て野菜室4、区画室7の奥行きが侵害されて収納量が低
下し、冷蔵庫の高さの略中央部にあって収納動作として
最も使いやすい貯蔵部分の収納性が阻害されるという欠
点もあった。
機22、風路制御盤23が後方に配置されることによっ
て野菜室4、区画室7の奥行きが侵害されて収納量が低
下し、冷蔵庫の高さの略中央部にあって収納動作として
最も使いやすい貯蔵部分の収納性が阻害されるという欠
点もあった。
【0026】また、凝縮器19と蒸発皿20を冷蔵庫本
体1の底部になる機械室17内に上下に収めたため、凝
縮器19の放熱能力や蒸発皿の蒸発能力を確保するため
に一定の高さ空間が必要となる。このため貯蔵室のスペ
ースが侵害されて容積効率が低下するという欠点もあっ
た。
体1の底部になる機械室17内に上下に収めたため、凝
縮器19の放熱能力や蒸発皿の蒸発能力を確保するため
に一定の高さ空間が必要となる。このため貯蔵室のスペ
ースが侵害されて容積効率が低下するという欠点もあっ
た。
【0027】また、電子制御基板26は使用者が最も使
いやすい位置への配置となっており、食品収納において
は奥行き寸法を縮めるレイアウトとなり、逆に食品収納
量を減らしてしまう欠点があった。
いやすい位置への配置となっており、食品収納において
は奥行き寸法を縮めるレイアウトとなり、逆に食品収納
量を減らしてしまう欠点があった。
【0028】一方、冷蔵室3、野菜室4、上部冷凍室
5、下部冷凍室6、区画室7の各室は一つの冷却器21
と送風機22によって冷却されるため、それぞれの使用
状態における温度状態の影響を相互に受け、収納した食
品の貯蔵品質を劣化させてしまうという欠点があった。
5、下部冷凍室6、区画室7の各室は一つの冷却器21
と送風機22によって冷却されるため、それぞれの使用
状態における温度状態の影響を相互に受け、収納した食
品の貯蔵品質を劣化させてしまうという欠点があった。
【0029】また、冷却器21の蒸発温度の設計は最も
室内設定温度の低い冷凍室5,6を基準に設計される。
このため、冷凍室5,6に比べて室内設定温度の高い冷
蔵室3、野菜室4、区画室7の各室に対しては蒸発温度
の設計が最適とはならない。
室内設定温度の低い冷凍室5,6を基準に設計される。
このため、冷凍室5,6に比べて室内設定温度の高い冷
蔵室3、野菜室4、区画室7の各室に対しては蒸発温度
の設計が最適とはならない。
【0030】このため、必要以上に低い蒸発温度で熱交
換された低温の冷気で室内が冷却されることになり、貯
蔵中の食品に対して乾燥を促進したり、部分的な過冷却
による温度むらが発生して食品の貯蔵品質に影響を与え
る場合があるという欠点があった。
換された低温の冷気で室内が冷却されることになり、貯
蔵中の食品に対して乾燥を促進したり、部分的な過冷却
による温度むらが発生して食品の貯蔵品質に影響を与え
る場合があるという欠点があった。
【0031】また、蒸発温度の設計が必要以上に低くな
ることによる冷凍サイクルの効率低下と、一つの送風機
22によってすべての室に強制通風を行わせることによ
る送風機動力の増大などにより、所望の冷却状態を維持
するための電力消費が大きくなるという欠点があった。
ることによる冷凍サイクルの効率低下と、一つの送風機
22によってすべての室に強制通風を行わせることによ
る送風機動力の増大などにより、所望の冷却状態を維持
するための電力消費が大きくなるという欠点があった。
【0032】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、その第1の目的は冷却部品、制御部品の実装効率を
高め、内容積効率を高めた冷蔵庫を提供することであ
る。
で、その第1の目的は冷却部品、制御部品の実装効率を
高め、内容積効率を高めた冷蔵庫を提供することであ
る。
【0033】また、本発明の第2の目的は、冷蔵庫の高
さの中央部に位置する使い勝手のよい領域の収納性を高
めた冷蔵庫を提供することである。
さの中央部に位置する使い勝手のよい領域の収納性を高
めた冷蔵庫を提供することである。
【0034】また、本発明の第3の目的は、食品の貯蔵
品質を高め、省エネルギー化を図ることのできる冷蔵庫
を提供することである。
品質を高め、省エネルギー化を図ることのできる冷蔵庫
を提供することである。
【0035】また、一方で近年の冷蔵庫は、収納する食
品に応じた複数の温度に管理する為、冷蔵と冷凍に、夫
々冷却部を配設する構成が増えつつある。この為、上記
従来例より冷却部が増え、配置によっては食品の有効収
納容積を更に侵害するという懸念があった。
品に応じた複数の温度に管理する為、冷蔵と冷凍に、夫
々冷却部を配設する構成が増えつつある。この為、上記
従来例より冷却部が増え、配置によっては食品の有効収
納容積を更に侵害するという懸念があった。
【0036】本発明の第4の目的は、複数の冷却部を備
えた冷蔵庫において、食品収納効率を高めた冷蔵庫を提
供することである。
えた冷蔵庫において、食品収納効率を高めた冷蔵庫を提
供することである。
【0037】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、庫内を断熱区画壁により上部区画室と下部区
画室に区画形成し、前記上部区画室および前記下部区画
室を夫々独立して冷却する冷却器と送風機とを有する冷
却部を配設するとともに、前記上部区画室の上方に前記
冷却部と制御基板収納部を左右に並列配置したものであ
り、冷却部品と制御部品の重なりがなく、奥行きの浅い
冷蔵庫でも食品の収納に十分な奥行き空間がとれる。ま
た、最上段奥の収納空間を浅くすることで、使用者が立
ち姿勢で楽に収納物の出し入れができる。
の発明は、庫内を断熱区画壁により上部区画室と下部区
画室に区画形成し、前記上部区画室および前記下部区画
室を夫々独立して冷却する冷却器と送風機とを有する冷
却部を配設するとともに、前記上部区画室の上方に前記
冷却部と制御基板収納部を左右に並列配置したものであ
り、冷却部品と制御部品の重なりがなく、奥行きの浅い
冷蔵庫でも食品の収納に十分な奥行き空間がとれる。ま
た、最上段奥の収納空間を浅くすることで、使用者が立
ち姿勢で楽に収納物の出し入れができる。
【0038】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上部区画室を冷蔵温度帯とし、下部区
画室を冷凍温度帯としたものであり、使用頻度が高く、
収納量の多い冷蔵温度帯の庫内空間を有効に使え、立ち
姿勢で対面して見渡しやすく、使いやすい配置となる。
の発明において、上部区画室を冷蔵温度帯とし、下部区
画室を冷凍温度帯としたものであり、使用頻度が高く、
収納量の多い冷蔵温度帯の庫内空間を有効に使え、立ち
姿勢で対面して見渡しやすく、使いやすい配置となる。
【0039】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、上部区画室上方の冷却
部を庫内側に配置し、制御基板収納部を庫外に断熱材を
介して並列配置したものであり、制御基板の発熱による
庫内温度上昇が抑えられる。
請求項2に記載の発明において、上部区画室上方の冷却
部を庫内側に配置し、制御基板収納部を庫外に断熱材を
介して並列配置したものであり、制御基板の発熱による
庫内温度上昇が抑えられる。
【0040】請求項4に記載の発明は、請求項1から請
求項3のいずれか一項に記載の発明において、下部区画
室の下方の庫内側に冷却部を配置し、圧縮機を庫外に断
熱材を介して左右に並列配置したものであり、下部区画
室において冷却部品同志の重なりがなく、奥行きの浅い
冷蔵庫でも、食品の収納に十分な空間がとれる。
求項3のいずれか一項に記載の発明において、下部区画
室の下方の庫内側に冷却部を配置し、圧縮機を庫外に断
熱材を介して左右に並列配置したものであり、下部区画
室において冷却部品同志の重なりがなく、奥行きの浅い
冷蔵庫でも、食品の収納に十分な空間がとれる。
【0041】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、上部区画室と下部区画室を区画壁で左
右に区画して貯蔵室を形成し、上下左右の4つの貯蔵室
の後方に2つの冷却部と、制御基板収納部と、圧縮機を
夫々配置したものであり、冷却部品と制御部品がそれぞ
れ重ならず分散配置されるため、奥行きの浅い冷蔵庫で
も、上下の各貯蔵室で食品の収納に十分な空間をとるこ
とができる。
の発明において、上部区画室と下部区画室を区画壁で左
右に区画して貯蔵室を形成し、上下左右の4つの貯蔵室
の後方に2つの冷却部と、制御基板収納部と、圧縮機を
夫々配置したものであり、冷却部品と制御部品がそれぞ
れ重ならず分散配置されるため、奥行きの浅い冷蔵庫で
も、上下の各貯蔵室で食品の収納に十分な空間をとるこ
とができる。
【0042】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、上部区画室の冷却部と下部区画室の冷
却部を上下方向に配置し、制御基板収納部と圧縮機を上
下方向に配置したものであり、上下の冷却器を繋ぐ配
管、上下の制御基板収納部と圧縮機を繋ぐ配線が簡素化
される。
の発明において、上部区画室の冷却部と下部区画室の冷
却部を上下方向に配置し、制御基板収納部と圧縮機を上
下方向に配置したものであり、上下の冷却器を繋ぐ配
管、上下の制御基板収納部と圧縮機を繋ぐ配線が簡素化
される。
【0043】請求項7に記載の発明は、請求項1から請
求項6に記載の発明において、冷蔵庫の奥行きDを、4
00mm≦D≦550mmとしたものであり、食器棚やシス
テムキッチンの奥行き範囲内に設置され前面に飛び出さ
ない。また、奥行きが必要以上に深くないため、貯蔵室
内の収納物の出し入れがしやすい。
求項6に記載の発明において、冷蔵庫の奥行きDを、4
00mm≦D≦550mmとしたものであり、食器棚やシス
テムキッチンの奥行き範囲内に設置され前面に飛び出さ
ない。また、奥行きが必要以上に深くないため、貯蔵室
内の収納物の出し入れがしやすい。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明による冷蔵庫の実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。
の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0045】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による冷蔵庫の扉を開けた状態の斜視図である。
図2は、同実施の形態の冷蔵庫の正面図である。図3は
図2のA−A線断面図である。図4は、図2のB−B線
断面図である。図5は、図2のC−C線平面断面図であ
る。
形態1による冷蔵庫の扉を開けた状態の斜視図である。
図2は、同実施の形態の冷蔵庫の正面図である。図3は
図2のA−A線断面図である。図4は、図2のB−B線
断面図である。図5は、図2のC−C線平面断面図であ
る。
【0046】図1から図5において、50は冷蔵庫本体
である。51は冷蔵庫本体50内を上下に区画する断熱
区画壁であり、上部に上部区画52、下部に下部区画5
3を形成している。54は上部区画52内を左右に区画
する第1の区画壁であり、55は下部区画53内を左右
に区画する第2の区画壁である。56は第1の区画壁5
4で一側に形成された冷蔵室、57は冷蔵室56の下部
に区画壁58を挟んで形成された野菜室である。59は
第1の区画壁54で他側に形成されたボトル収納室であ
る。60は第2の区画壁55により一側に形成された冷
凍室、61は他側に形成された製氷室である。
である。51は冷蔵庫本体50内を上下に区画する断熱
区画壁であり、上部に上部区画52、下部に下部区画5
3を形成している。54は上部区画52内を左右に区画
する第1の区画壁であり、55は下部区画53内を左右
に区画する第2の区画壁である。56は第1の区画壁5
4で一側に形成された冷蔵室、57は冷蔵室56の下部
に区画壁58を挟んで形成された野菜室である。59は
第1の区画壁54で他側に形成されたボトル収納室であ
る。60は第2の区画壁55により一側に形成された冷
凍室、61は他側に形成された製氷室である。
【0047】ここで、第1の区画壁54と第2の区画壁
55は上下方向の同一線上に配置され、且つボトル収納
室59側の幅が冷蔵室56側の幅より小さくなるよう構
成されている。
55は上下方向の同一線上に配置され、且つボトル収納
室59側の幅が冷蔵室56側の幅より小さくなるよう構
成されている。
【0048】冷蔵室56は内部に収納物を載置する複数
の棚62を備えている。また、室内下部には低温室63
を設けている。低温室63は収納容器64を備えて、主
として肉、魚介類等の生鮮食料品を冷蔵室以下の温度
(例えば、約0℃のチルド)で貯蔵する。そして、冷蔵
室56の開口面には開閉自在に取り付けられたヒンジ開
閉式扉65が設けられている。
の棚62を備えている。また、室内下部には低温室63
を設けている。低温室63は収納容器64を備えて、主
として肉、魚介類等の生鮮食料品を冷蔵室以下の温度
(例えば、約0℃のチルド)で貯蔵する。そして、冷蔵
室56の開口面には開閉自在に取り付けられたヒンジ開
閉式扉65が設けられている。
【0049】野菜室57は開口面に開閉自在に取り付け
られた引き出し式扉66が設けられており、室内側の収
納容器67を一体に引き出せるように構成されている。
られた引き出し式扉66が設けられており、室内側の収
納容器67を一体に引き出せるように構成されている。
【0050】ボトル収納室59の開口面には開閉自在に
取り付けられた引き出し式扉68を設けている。
取り付けられた引き出し式扉68を設けている。
【0051】ボトル収納室59は大小のボトルやパック
タイプの飲料、調味料等の液状物容器、その他小物や卵
等、従来、冷蔵室56の扉棚に収納されていた収納物を
主に貯蔵する室としており、室内側の複数の収納容器6
9,70,71を一体に引き出せるように構成されてい
る。
タイプの飲料、調味料等の液状物容器、その他小物や卵
等、従来、冷蔵室56の扉棚に収納されていた収納物を
主に貯蔵する室としており、室内側の複数の収納容器6
9,70,71を一体に引き出せるように構成されてい
る。
【0052】そして、本実施の形態では特に、最下段の
収納容器71にPETボトル飲料、缶ビール、牛乳パッ
クなど容量の大きい収納物を立てて収納出来るように配
置構成されている。
収納容器71にPETボトル飲料、缶ビール、牛乳パッ
クなど容量の大きい収納物を立てて収納出来るように配
置構成されている。
【0053】また、冷凍室60は開口面に開閉自在に取
り付けられた引き出し式扉72を設けており、室内側の
収納容器73を一体に引き出せるように構成されてい
る。74,75は収納容器73の上部に、前後方向に移
動可能に設けられた第2,第3の収納容器である。
り付けられた引き出し式扉72を設けており、室内側の
収納容器73を一体に引き出せるように構成されてい
る。74,75は収納容器73の上部に、前後方向に移
動可能に設けられた第2,第3の収納容器である。
【0054】製氷室61は開口面に開閉自在に取り付け
られた引き出し式扉76を設けており、室内側の収納容
器77を一体に引き出せるように構成されている。収納
容器77は製氷装置78によって生成された氷を貯蔵す
るよう配置されている。
られた引き出し式扉76を設けており、室内側の収納容
器77を一体に引き出せるように構成されている。収納
容器77は製氷装置78によって生成された氷を貯蔵す
るよう配置されている。
【0055】次に、79は製氷室61の下部後方に配置
された冷凍サイクルの圧縮機、80は圧縮機79と断熱
壁を介して横方向に並列配置され冷凍室60の下部後方
に設けられた第1の冷却器81と冷凍室60、製氷室6
1に冷気を送風する送風機82からなる第1の冷却部で
ある。
された冷凍サイクルの圧縮機、80は圧縮機79と断熱
壁を介して横方向に並列配置され冷凍室60の下部後方
に設けられた第1の冷却器81と冷凍室60、製氷室6
1に冷気を送風する送風機82からなる第1の冷却部で
ある。
【0056】83は上部区画52の上部後方に設けられ
冷蔵室56、野菜室57、ボトル室収納59、低温室6
3を冷却する第2の冷却器84と各室に冷気を送風する
送風機85からなる第2の冷却部である。86は第2の
冷却部83と断熱壁を介して横方向に並列配置され、ボ
トル収納室59の上部後方に配置された制御基板収納部
であり、内部に制御基板86aが配置されている。
冷蔵室56、野菜室57、ボトル室収納59、低温室6
3を冷却する第2の冷却器84と各室に冷気を送風する
送風機85からなる第2の冷却部である。86は第2の
冷却部83と断熱壁を介して横方向に並列配置され、ボ
トル収納室59の上部後方に配置された制御基板収納部
であり、内部に制御基板86aが配置されている。
【0057】第1の冷却部80と第2の冷却部83と圧
縮機79は冷却システム上の配管で連結している。ま
た、圧縮機79と制御基板収納部86に収納された制御
基板86aは電気回路上の配線で連結している。
縮機79は冷却システム上の配管で連結している。ま
た、圧縮機79と制御基板収納部86に収納された制御
基板86aは電気回路上の配線で連結している。
【0058】さらに、冷蔵庫本体15の奥行きDを、D
=450mmとし、幅Wを、W=800mmとしている。
=450mmとし、幅Wを、W=800mmとしている。
【0059】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作について説明する。
以下その動作について説明する。
【0060】上部区画52内に設けた第2の冷却器84
と送風機85の冷却作用により冷蔵室56が約3℃、低
温室63が約1℃、野菜室57が約5℃、ボトル収納室
59が約5℃に冷却維持される。
と送風機85の冷却作用により冷蔵室56が約3℃、低
温室63が約1℃、野菜室57が約5℃、ボトル収納室
59が約5℃に冷却維持される。
【0061】また、下部区画53内に設けた第1の冷却
器81と送風機82の冷却作用により冷凍室60および
製氷室61が約−18℃に冷却維持される。
器81と送風機82の冷却作用により冷凍室60および
製氷室61が約−18℃に冷却維持される。
【0062】そして、使用者が食品などの収納物を冷蔵
庫内に貯蔵しようとするとき、雑多な種類や収納量の多
い惣菜や加工食品などの冷蔵食品は約3℃の冷蔵室56
に、肉類,魚介類などの生鮮食品は約0℃の低温室63
に、野菜や果物などは約5℃の野菜室57に、ボトルや
パックなどの飲料や調味料,小物,卵などは約5℃のボ
トル収納室59に、冷凍食品やホームフリージング用の
食品は約−18℃の冷凍室60にと各収納物の貯蔵に適
した温度環境に区分管理され、それぞれの保存性が最適
化された状態で貯蔵管理が行える。
庫内に貯蔵しようとするとき、雑多な種類や収納量の多
い惣菜や加工食品などの冷蔵食品は約3℃の冷蔵室56
に、肉類,魚介類などの生鮮食品は約0℃の低温室63
に、野菜や果物などは約5℃の野菜室57に、ボトルや
パックなどの飲料や調味料,小物,卵などは約5℃のボ
トル収納室59に、冷凍食品やホームフリージング用の
食品は約−18℃の冷凍室60にと各収納物の貯蔵に適
した温度環境に区分管理され、それぞれの保存性が最適
化された状態で貯蔵管理が行える。
【0063】また、収納物の範疇に応じて貯蔵室をそれ
ぞれ独立させることで必要に応じた扉のみの開閉が行わ
れ、使用者の開閉の負担や扉開閉による温度上昇が低減
される。
ぞれ独立させることで必要に応じた扉のみの開閉が行わ
れ、使用者の開閉の負担や扉開閉による温度上昇が低減
される。
【0064】次に、使用者の目の高さで、立ち姿勢のま
まで全体を見渡せる上部区画52に使用頻度の高い冷蔵
室56、野菜室57、ボトル収納室59を集約し、比較
的使用頻度が低い冷凍室60を下部区画61に配置する
ことにより使用頻度に応じた貯蔵室のレイアウトとなり
使い勝手が向上する。さらに、製氷室61が独立した引
き出し式扉76を備えており、氷を収納容器77の上面
からすくい出す動作をすることから下部区画53にあっ
ても使い勝手がよい。
まで全体を見渡せる上部区画52に使用頻度の高い冷蔵
室56、野菜室57、ボトル収納室59を集約し、比較
的使用頻度が低い冷凍室60を下部区画61に配置する
ことにより使用頻度に応じた貯蔵室のレイアウトとなり
使い勝手が向上する。さらに、製氷室61が独立した引
き出し式扉76を備えており、氷を収納容器77の上面
からすくい出す動作をすることから下部区画53にあっ
ても使い勝手がよい。
【0065】また、容量の大きい冷蔵室56はヒンジ開
閉式扉65を設けているため室内の全体が正面で見渡せ
収納物の出し入れがしやすい。野菜室57は使いやすい
高さ位置で引き出し式扉66を設けているため、立ち姿
勢のままで収納容器67を手前に引き出して上から覗き
込んで出し入れができる。ボトル収納室59は引き出し
式扉68を設けているため上部位置であっても手前に各
収納容器69,70,71を引き出して身近な位置で各
収納物を出し入れでき利便性が高い。
閉式扉65を設けているため室内の全体が正面で見渡せ
収納物の出し入れがしやすい。野菜室57は使いやすい
高さ位置で引き出し式扉66を設けているため、立ち姿
勢のままで収納容器67を手前に引き出して上から覗き
込んで出し入れができる。ボトル収納室59は引き出し
式扉68を設けているため上部位置であっても手前に各
収納容器69,70,71を引き出して身近な位置で各
収納物を出し入れでき利便性が高い。
【0066】ここで、ボトル収納室59の最下段の収納
容器71にはPETボトル飲料、瓶ビール、牛乳パック
など容量の大きい収納物が立てて収納されるため冷蔵庫
本体50の重心位置が低くなり設置安定性が高くなる。
引き出し式扉68の場合は引き出し時の安定性に対して
特に有効である。
容器71にはPETボトル飲料、瓶ビール、牛乳パック
など容量の大きい収納物が立てて収納されるため冷蔵庫
本体50の重心位置が低くなり設置安定性が高くなる。
引き出し式扉68の場合は引き出し時の安定性に対して
特に有効である。
【0067】本実施の形態では、特に、使用頻度の高い
ボトル収納室59が使いやすい位置で独立して利用でき
るとともに幅が冷蔵室56より小さく抑えられており、
冷蔵室56の側との容量バランスがとれデザイン的にも
変化が出て好ましい。また、収納物の範疇に応じて貯蔵
室をそれぞれ独立させることで必要に応じた扉のみの開
閉が行われ、使用者の開閉の負担や扉開閉による温度上
昇が低減される。
ボトル収納室59が使いやすい位置で独立して利用でき
るとともに幅が冷蔵室56より小さく抑えられており、
冷蔵室56の側との容量バランスがとれデザイン的にも
変化が出て好ましい。また、収納物の範疇に応じて貯蔵
室をそれぞれ独立させることで必要に応じた扉のみの開
閉が行われ、使用者の開閉の負担や扉開閉による温度上
昇が低減される。
【0068】さらに、冷蔵庫本体15の奥行きDを、4
50mmとしているので、食器棚(奥行き450mm)やシ
ステムキッチン(奥行き600mm)の奥行き範囲内に設
置され前面に飛び出すことがないのでキッチン内のイン
テリア性を高め、人の移動の邪魔にならない。なお、こ
の奥行きDの範囲は400mm≦D≦550mmとすること
により、同様の効果が得られる。
50mmとしているので、食器棚(奥行き450mm)やシ
ステムキッチン(奥行き600mm)の奥行き範囲内に設
置され前面に飛び出すことがないのでキッチン内のイン
テリア性を高め、人の移動の邪魔にならない。なお、こ
の奥行きDの範囲は400mm≦D≦550mmとすること
により、同様の効果が得られる。
【0069】また、冷蔵室本体50の奥行きを浅くして
も、食品収納空間(特に奥行き)を損なうこと無くまと
めることができる.また、奥行きが必要以上に深くない
ため各貯蔵室内の収納物の出し入れがしやすく、幅W
を、800mmとしているので幅広型となりボトル収納室
59を分離独立させても他室の間口が狭くならず使いや
すい。なお、この幅Wの範囲は、700mm≦W≦900
mmとすることで同様の効果が得られる。
も、食品収納空間(特に奥行き)を損なうこと無くまと
めることができる.また、奥行きが必要以上に深くない
ため各貯蔵室内の収納物の出し入れがしやすく、幅W
を、800mmとしているので幅広型となりボトル収納室
59を分離独立させても他室の間口が狭くならず使いや
すい。なお、この幅Wの範囲は、700mm≦W≦900
mmとすることで同様の効果が得られる。
【0070】ボトル収納室59が冷蔵室56から独立し
た分、従来冷蔵室56の扉棚に収納していた収納物のス
ペースが冷蔵室56の収納スペースとして有効活用でき
冷蔵室の容量として問題がない。さらに、奥行き寸法を
抑えても350〜500リットル程度の近年主流となっ
ている容量が確保され冷蔵庫全体としての収納量も満足
できるものになる。
た分、従来冷蔵室56の扉棚に収納していた収納物のス
ペースが冷蔵室56の収納スペースとして有効活用でき
冷蔵室の容量として問題がない。さらに、奥行き寸法を
抑えても350〜500リットル程度の近年主流となっ
ている容量が確保され冷蔵庫全体としての収納量も満足
できるものになる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、断熱区画壁により区画された上部区画室および下
部区画室を夫々独立して冷却する冷却器と送風機とを有
する冷却部を配設するとともに、上部区画室の上方に冷
却部と制御基板収納部を左右に並列配置したので、冷却
部品と制御部品の重なりがなく、奥行きの浅い冷蔵庫で
も食品の収納に十分な奥行き空間がとれ食品の収納効率
が向上する。また、最上段奥の収納空間を浅くすること
で、使用者が立ち姿勢で楽に収納物の出し入れができ、
使い勝手が向上する。
明は、断熱区画壁により区画された上部区画室および下
部区画室を夫々独立して冷却する冷却器と送風機とを有
する冷却部を配設するとともに、上部区画室の上方に冷
却部と制御基板収納部を左右に並列配置したので、冷却
部品と制御部品の重なりがなく、奥行きの浅い冷蔵庫で
も食品の収納に十分な奥行き空間がとれ食品の収納効率
が向上する。また、最上段奥の収納空間を浅くすること
で、使用者が立ち姿勢で楽に収納物の出し入れができ、
使い勝手が向上する。
【0072】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、上部区画室を冷蔵温度帯とし、
下部区画室を冷凍温度帯としたので、使用頻度が高く、
収納量の多い冷蔵温度帯の庫内空間の有効利用ができ、
立ち姿勢で使い勝手のよいレイアウト配置を提供でき
る。
に記載の発明において、上部区画室を冷蔵温度帯とし、
下部区画室を冷凍温度帯としたので、使用頻度が高く、
収納量の多い冷蔵温度帯の庫内空間の有効利用ができ、
立ち姿勢で使い勝手のよいレイアウト配置を提供でき
る。
【0073】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の発明において、上部区画室上方
の冷却部を庫内側に配置し、制御基板収納部を庫外に断
熱材を介して並列配置したので、制御基板の発熱による
庫内温度上昇が抑えられ、消費電力を低減できる。
または請求項2に記載の発明において、上部区画室上方
の冷却部を庫内側に配置し、制御基板収納部を庫外に断
熱材を介して並列配置したので、制御基板の発熱による
庫内温度上昇が抑えられ、消費電力を低減できる。
【0074】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、下
部区画室の下方の庫内側に冷却部を配置し、圧縮機を庫
外に断熱材を介して左右に並列配置したので、下部区画
室において冷却部品同志の重なりがなく、奥行きの浅い
冷蔵庫でも、食品の収納量が十分に確保できる。
から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、下
部区画室の下方の庫内側に冷却部を配置し、圧縮機を庫
外に断熱材を介して左右に並列配置したので、下部区画
室において冷却部品同志の重なりがなく、奥行きの浅い
冷蔵庫でも、食品の収納量が十分に確保できる。
【0075】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の発明において、上部区画室と下部区画室を区画
壁で左右に区画して貯蔵室を形成し、上下左右の4つの
貯蔵室の後方に2つの冷却部と、制御基板収納部と、圧
縮機を夫々配置したので、冷却部品と制御部品がそれぞ
れ重ならず分散配置されるため、奥行きの浅い冷蔵庫で
も、上下の各貯蔵室で食品の収納量が十分に確保でき
る。
に記載の発明において、上部区画室と下部区画室を区画
壁で左右に区画して貯蔵室を形成し、上下左右の4つの
貯蔵室の後方に2つの冷却部と、制御基板収納部と、圧
縮機を夫々配置したので、冷却部品と制御部品がそれぞ
れ重ならず分散配置されるため、奥行きの浅い冷蔵庫で
も、上下の各貯蔵室で食品の収納量が十分に確保でき
る。
【0076】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の発明において、上部区画室の冷却部と下部区画
室の冷却部を上下方向に配置し、制御基板収納部と圧縮
機を上下方向に配置したので、上下の冷却器を繋ぐ配
管、上下の制御基板収納部と圧縮機を繋ぐ配線が簡素化
され、作業工数やコストの低減が図れる。
に記載の発明において、上部区画室の冷却部と下部区画
室の冷却部を上下方向に配置し、制御基板収納部と圧縮
機を上下方向に配置したので、上下の冷却器を繋ぐ配
管、上下の制御基板収納部と圧縮機を繋ぐ配線が簡素化
され、作業工数やコストの低減が図れる。
【0077】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
から請求項6に記載の発明において、冷蔵庫の奥行きD
を、400mm≦D≦550mmとしたので、食器棚やシス
テムキッチンの奥行き範囲内に収まり、調理作業や人の
移動の邪魔にならず台所が使いやすくなる、また、イン
テリアとしての意匠効果も高まる。さらに、奥行きが必
要以上に深くないため、貯蔵室内の収納物の出し入れが
しやすい。
から請求項6に記載の発明において、冷蔵庫の奥行きD
を、400mm≦D≦550mmとしたので、食器棚やシス
テムキッチンの奥行き範囲内に収まり、調理作業や人の
移動の邪魔にならず台所が使いやすくなる、また、イン
テリアとしての意匠効果も高まる。さらに、奥行きが必
要以上に深くないため、貯蔵室内の収納物の出し入れが
しやすい。
【図1】本発明による実施の形態1の冷蔵庫の斜視図
【図2】同実施の形態の冷蔵庫の正面図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】図2のB−B線断面図
【図5】図2のC−C線平面断面図
【図6】従来の冷蔵庫の正面図
【図7】従来の冷蔵庫の断面図
51 断熱区画壁 52 上部区画室 53 下部区画室 54,55 区画壁 79 圧縮機 80 第1の冷却部(冷却部) 83 第2の冷却部(冷却部) 81 第1の冷却器(冷却器) 84 第2の冷却器(冷却器) 82,85 送風機 86 制御基板収納部 86a 制御基板
Claims (7)
- 【請求項1】 庫内を断熱区画壁により上部区画室と下
部区画室に区画形成し、前記上部区画室および前記下部
区画室を夫々独立して冷却する冷却器と送風機とを有す
る冷却部を配設するとともに、前記上部区画室の上方に
前記冷却部と制御基板収納部を左右に並列配置したこと
を特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項2】 上部区画室を冷蔵温度帯とし、下部区画
室を冷凍温度帯としたことを特徴とする請求項1に記載
の冷蔵庫。 - 【請求項3】 上部区画室上方の冷却部を庫内側に配置
し、制御基板収納部を庫外に断熱材を介して並列配置し
たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷
蔵庫。 - 【請求項4】 下部区画室の下方の庫内側に冷却部を配
置し、圧縮機を庫外に断熱材を介して左右に並列配置し
たことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一
項に記載の冷蔵庫。 - 【請求項5】 上部区画室と下部区画室を区画壁で左右
に区画して貯蔵室を形成し、上下左右の4つの貯蔵室の
後方に2つの冷却部と、制御基板収納部と、圧縮機を夫
々配置したことを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。 - 【請求項6】 上部区画室の冷却部と下部区画室の冷却
部を上下方向に配置し、制御基板収納部と圧縮機を上下
方向に配置したことを特徴とする請求項5に記載の冷蔵
庫。 - 【請求項7】 冷蔵庫の奥行きDを、400mm≦D≦5
50mmとしたことを特徴とする請求項1から請求項6の
いずれか一項に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000173171A JP2001349668A (ja) | 2000-06-09 | 2000-06-09 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000173171A JP2001349668A (ja) | 2000-06-09 | 2000-06-09 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001349668A true JP2001349668A (ja) | 2001-12-21 |
Family
ID=18675454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000173171A Pending JP2001349668A (ja) | 2000-06-09 | 2000-06-09 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001349668A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005172306A (ja) * | 2003-12-09 | 2005-06-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷蔵庫 |
JP2007003173A (ja) * | 2005-05-26 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷蔵庫 |
JP2007003174A (ja) * | 2005-05-26 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷蔵庫 |
US7827811B2 (en) * | 2006-01-09 | 2010-11-09 | Maytag Corporation | Refrigerator control including a hidden features menu |
-
2000
- 2000-06-09 JP JP2000173171A patent/JP2001349668A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005172306A (ja) * | 2003-12-09 | 2005-06-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷蔵庫 |
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