JP2000088438A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
冷却貯蔵庫Info
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- JP2000088438A JP2000088438A JP10255322A JP25532298A JP2000088438A JP 2000088438 A JP2000088438 A JP 2000088438A JP 10255322 A JP10255322 A JP 10255322A JP 25532298 A JP25532298 A JP 25532298A JP 2000088438 A JP2000088438 A JP 2000088438A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D21/00—Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
- F25D21/04—Preventing the formation of frost or condensate
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D23/00—General constructional features
- F25D23/003—General constructional features for cooling refrigerating machinery
Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 凝縮器用ファンからの空気を利用して効果的
にガラス扉への結露を解消できる冷却貯蔵庫を提供す
る。 【解決手段】 冷却貯蔵庫１は、断熱箱体４内に構成さ
れた貯蔵室３と、この貯蔵室３の前面開口を開閉自在に
閉塞するガラス扉２２と、貯蔵室３下方に位置して断熱
箱体４外に構成された機械室７と、この機械室７内に設
置された圧縮機２６、凝縮器２７及び凝縮器用ファン２
８と、機械室７の前面を開閉自在に閉塞し、ガラス扉２
２の下方に位置する機械室カバー３３とを備えたもので
あって、機械室カバー３３の上面に吹出部３７を形成
し、凝縮器用ファン２８から吐出された空気を吹出部３
７よりガラス扉２２の前面に向けて吹き出すと共に、機
械室カバー３３には吹出部３７から吹き出される空気の
流れをガラス扉２２方向に指向させるガイド壁を形成し
た。
にガラス扉への結露を解消できる冷却貯蔵庫を提供す
る。 【解決手段】 冷却貯蔵庫１は、断熱箱体４内に構成さ
れた貯蔵室３と、この貯蔵室３の前面開口を開閉自在に
閉塞するガラス扉２２と、貯蔵室３下方に位置して断熱
箱体４外に構成された機械室７と、この機械室７内に設
置された圧縮機２６、凝縮器２７及び凝縮器用ファン２
８と、機械室７の前面を開閉自在に閉塞し、ガラス扉２
２の下方に位置する機械室カバー３３とを備えたもので
あって、機械室カバー３３の上面に吹出部３７を形成
し、凝縮器用ファン２８から吐出された空気を吹出部３
７よりガラス扉２２の前面に向けて吹き出すと共に、機
械室カバー３３には吹出部３７から吹き出される空気の
流れをガラス扉２２方向に指向させるガイド壁を形成し
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯蔵室の前面開口
をガラス扉にて開閉自在に閉塞して成る冷却貯蔵庫に関
するものである。
をガラス扉にて開閉自在に閉塞して成る冷却貯蔵庫に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来よりこの種冷却貯蔵庫は、特に飲料
や食品などを陳列するショーケースは、例えば特開平９
−１０１０７５号公報に示される如く、断熱箱体内に貯
蔵室を形成し、この貯蔵室の前面開口は透視可能なガラ
ス扉にて開閉自在に閉塞していた。また、断熱箱体外の
下部には機械室を設置し、この機械室内に冷却装置の冷
凍サイクルを構成する圧縮機、凝縮器、凝縮器用ファン
などを設置すると共に、貯蔵室内には同じく冷凍サイク
ルを構成する冷却器を設け、この冷却器によって貯蔵室
内を所定の低温度に冷却していた。
や食品などを陳列するショーケースは、例えば特開平９
−１０１０７５号公報に示される如く、断熱箱体内に貯
蔵室を形成し、この貯蔵室の前面開口は透視可能なガラ
ス扉にて開閉自在に閉塞していた。また、断熱箱体外の
下部には機械室を設置し、この機械室内に冷却装置の冷
凍サイクルを構成する圧縮機、凝縮器、凝縮器用ファン
などを設置すると共に、貯蔵室内には同じく冷凍サイク
ルを構成する冷却器を設け、この冷却器によって貯蔵室
内を所定の低温度に冷却していた。
【０００３】このように貯蔵室内が冷却されるとガラス
扉の内面も冷気に晒される。一方、ガラス扉の断熱性に
は限界があるため、どうしてもその前面に外気中の水分
が結露となって凝結するようになる。係る結露が生じる
と、ガラス扉の視認性が損なわれるため、従来ではガラ
ス扉を電気ヒータなどにて加熱していた。
扉の内面も冷気に晒される。一方、ガラス扉の断熱性に
は限界があるため、どうしてもその前面に外気中の水分
が結露となって凝結するようになる。係る結露が生じる
と、ガラス扉の視認性が損なわれるため、従来ではガラ
ス扉を電気ヒータなどにて加熱していた。
【０００４】しかしながら、係るヒータによる加熱はシ
ョーケースの電気エネルギー消費の増大に繋がる。そこ
で、前記公報では機械室カバーの上面に吹出口を穿設
し、凝縮器用ファンからの暖気をこの吹出口から吹き出
すことにより、ガラス扉前面に結露し難いように考慮し
ていた。
ョーケースの電気エネルギー消費の増大に繋がる。そこ
で、前記公報では機械室カバーの上面に吹出口を穿設
し、凝縮器用ファンからの暖気をこの吹出口から吹き出
すことにより、ガラス扉前面に結露し難いように考慮し
ていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る従
来の構造では機械室カバーの上面に単に吹出口を穿設す
るのみであったため、吹出口より上昇する暖気は直ぐに
拡散してしまい、ガラス扉前面に行き渡らない。そのた
め、十分なる結露防止効果が得られない問題があった。
来の構造では機械室カバーの上面に単に吹出口を穿設す
るのみであったため、吹出口より上昇する暖気は直ぐに
拡散してしまい、ガラス扉前面に行き渡らない。そのた
め、十分なる結露防止効果が得られない問題があった。
【０００６】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、凝縮器用ファンからの空
気を利用して効果的にガラス扉への結露を解消できる冷
却貯蔵庫を提供することを目的とする。
るために成されたものであり、凝縮器用ファンからの空
気を利用して効果的にガラス扉への結露を解消できる冷
却貯蔵庫を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却貯蔵庫は、
断熱箱体内に構成された貯蔵室と、この貯蔵室の前面開
口を開閉自在に閉塞するガラス扉と、貯蔵室下方に位置
して断熱箱体外に構成された機械室と、この機械室内に
設置された圧縮機、凝縮器及び凝縮器用ファンと、機械
室の前面を開閉自在に閉塞し、ガラス扉の下方に位置す
る機械室カバーとを備えたものであって、機械室カバー
の上面に吹出部を形成し、凝縮器用ファンから吐出され
た空気を吹出部よりガラス扉の前面に向けて吹き出すと
共に、機械室カバーには吹出部から吹き出される空気の
流れをガラス扉方向に指向させるガイド壁を形成したも
のである。
断熱箱体内に構成された貯蔵室と、この貯蔵室の前面開
口を開閉自在に閉塞するガラス扉と、貯蔵室下方に位置
して断熱箱体外に構成された機械室と、この機械室内に
設置された圧縮機、凝縮器及び凝縮器用ファンと、機械
室の前面を開閉自在に閉塞し、ガラス扉の下方に位置す
る機械室カバーとを備えたものであって、機械室カバー
の上面に吹出部を形成し、凝縮器用ファンから吐出され
た空気を吹出部よりガラス扉の前面に向けて吹き出すと
共に、機械室カバーには吹出部から吹き出される空気の
流れをガラス扉方向に指向させるガイド壁を形成したも
のである。
【０００８】本発明によれば、断熱箱体内に構成された
貯蔵室と、この貯蔵室の前面開口を開閉自在に閉塞する
ガラス扉と、貯蔵室下方に位置して断熱箱体外に構成さ
れた機械室と、この機械室内に設置された圧縮機、凝縮
器及び凝縮器用ファンと、機械室の前面を開閉自在に閉
塞し、ガラス扉の下方に位置する機械室カバーとを備え
た冷却貯蔵庫において、機械室カバーの上面に吹出部を
形成し、凝縮器用ファンから吐出された空気を吹出部よ
りガラス扉の前面に向けて吹き出すと共に、機械室カバ
ーには吹出部から吹き出される空気の流れをガラス扉方
向に指向させるガイド壁を形成したので、凝縮器用ファ
ンから送出された暖気はその流れがガイド壁により案内
され、ガラス扉方向に指向されて吹出部よりガラス扉前
面に吹き出される。
貯蔵室と、この貯蔵室の前面開口を開閉自在に閉塞する
ガラス扉と、貯蔵室下方に位置して断熱箱体外に構成さ
れた機械室と、この機械室内に設置された圧縮機、凝縮
器及び凝縮器用ファンと、機械室の前面を開閉自在に閉
塞し、ガラス扉の下方に位置する機械室カバーとを備え
た冷却貯蔵庫において、機械室カバーの上面に吹出部を
形成し、凝縮器用ファンから吐出された空気を吹出部よ
りガラス扉の前面に向けて吹き出すと共に、機械室カバ
ーには吹出部から吹き出される空気の流れをガラス扉方
向に指向させるガイド壁を形成したので、凝縮器用ファ
ンから送出された暖気はその流れがガイド壁により案内
され、ガラス扉方向に指向されて吹出部よりガラス扉前
面に吹き出される。
【０００９】これにより、ガラス扉前面のより広い範囲
に暖気が行き渡るようになり、ガラス扉前面への結露防
止効果を一段と向上させることができるようになるもの
である。
に暖気が行き渡るようになり、ガラス扉前面への結露防
止効果を一段と向上させることができるようになるもの
である。
【００１０】請求項２の発明の冷却貯蔵庫は、上記にお
いてガイド壁は機械室カバー内面において吹出部より下
方に延在すると共に、硬質合成樹脂により機械室カバー
と一体成型されているものである。
いてガイド壁は機械室カバー内面において吹出部より下
方に延在すると共に、硬質合成樹脂により機械室カバー
と一体成型されているものである。
【００１１】請求項２の発明によれば、上記に加えてガ
イド壁は機械室カバー内面において吹出部より下方に延
在すると共に、硬質合成樹脂により機械室カバーと一体
成型しているので、部品点数の削減による生産性の向上
を図りつつ、外観の向上を実現することが可能となるも
のである。
イド壁は機械室カバー内面において吹出部より下方に延
在すると共に、硬質合成樹脂により機械室カバーと一体
成型しているので、部品点数の削減による生産性の向上
を図りつつ、外観の向上を実現することが可能となるも
のである。
【００１２】請求項３の発明の冷却貯蔵庫は、上記各発
明において吹出部にはハニカム材を設けたものである。
明において吹出部にはハニカム材を設けたものである。
【００１３】請求項３の発明によれば、上記各発明に加
えて吹出部にはハニカム材を設けたので、吹出部からの
暖気の流れはハニカム材により整流されてその指向性は
より一層向上する。これにより、ガラス扉前面への結露
防止効果をより一層向上させることができるようになる
ものである。
えて吹出部にはハニカム材を設けたので、吹出部からの
暖気の流れはハニカム材により整流されてその指向性は
より一層向上する。これにより、ガラス扉前面への結露
防止効果をより一層向上させることができるようになる
ものである。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図１は本発明の冷却貯蔵庫１の縦断側
面図、図２は冷却貯蔵庫１の斜視図をそれぞれ示してい
る。実施例の冷却貯蔵庫１は、前面に開口２を有した貯
蔵室３を内部に備えた断熱箱体４と、前記貯蔵室３の下
側の断熱箱体４外に形成され、これも前面に開口６を有
した機械室７などから構成されている。前記貯蔵室３内
後部には断熱箱体４の背面と間隔を存して仕切板８が取
り付けられ、この仕切板８と断熱箱体４間にダクト１１
が形成されている。
形態を詳述する。図１は本発明の冷却貯蔵庫１の縦断側
面図、図２は冷却貯蔵庫１の斜視図をそれぞれ示してい
る。実施例の冷却貯蔵庫１は、前面に開口２を有した貯
蔵室３を内部に備えた断熱箱体４と、前記貯蔵室３の下
側の断熱箱体４外に形成され、これも前面に開口６を有
した機械室７などから構成されている。前記貯蔵室３内
後部には断熱箱体４の背面と間隔を存して仕切板８が取
り付けられ、この仕切板８と断熱箱体４間にダクト１１
が形成されている。
【００１５】そして、このダクト１１内に冷却装置の冷
凍サイクルの周知の冷媒回路を構成する冷却器１３が縦
設されると共に、ダクト１１の最上部は貯蔵室３の上面
前部に形成された吸込口１４にて貯蔵室３に連通してい
る。そして、この吸込口１４の奥方のダクト１１内には
吸引型の冷却用ファン１６が設けられている。仕切板８
前方の貯蔵室３内には商品陳列用の棚１７が複数段架設
されており、最下部の棚１７下側がダクト１１下端の吐
出口１８に連通している。これにより、吸込口１４から
貯蔵室３内の冷気は冷却ファン１６によって吸引され、
冷却器１３方向に吹き出される。そして、冷却器１３で
冷却された冷気は吐出口１４から貯蔵室３内に吐出され
る循環を行う。
凍サイクルの周知の冷媒回路を構成する冷却器１３が縦
設されると共に、ダクト１１の最上部は貯蔵室３の上面
前部に形成された吸込口１４にて貯蔵室３に連通してい
る。そして、この吸込口１４の奥方のダクト１１内には
吸引型の冷却用ファン１６が設けられている。仕切板８
前方の貯蔵室３内には商品陳列用の棚１７が複数段架設
されており、最下部の棚１７下側がダクト１１下端の吐
出口１８に連通している。これにより、吸込口１４から
貯蔵室３内の冷気は冷却ファン１６によって吸引され、
冷却器１３方向に吹き出される。そして、冷却器１３で
冷却された冷気は吐出口１４から貯蔵室３内に吐出され
る循環を行う。
【００１６】また、貯蔵室３の前面開口は透視可能な複
層ガラス２１が嵌め込まれたガラス扉２２にて開閉自在
に閉塞される。このガラス扉２２は向かって右側上下を
ヒンジ２３、２３にて断熱箱体４に回動自在に枢支され
ている。
層ガラス２１が嵌め込まれたガラス扉２２にて開閉自在
に閉塞される。このガラス扉２２は向かって右側上下を
ヒンジ２３、２３にて断熱箱体４に回動自在に枢支され
ている。
【００１７】一方、前記機械室７内には前記冷凍サイク
ルの冷媒回路を構成する圧縮機２６や凝縮器２７などが
設置されると共に、更にそれらに送風する凝縮器用ファ
ン２８も設けられている。この場合、凝縮器２７が開口
６の左右方向の略中央部に位置して台脚２９上に設置さ
れると共に、その後側に凝縮器用ファン２８が設置さ
れ、更にその後側に圧縮機２６が台脚２９上に設置され
ている。
ルの冷媒回路を構成する圧縮機２６や凝縮器２７などが
設置されると共に、更にそれらに送風する凝縮器用ファ
ン２８も設けられている。この場合、凝縮器２７が開口
６の左右方向の略中央部に位置して台脚２９上に設置さ
れると共に、その後側に凝縮器用ファン２８が設置さ
れ、更にその後側に圧縮機２６が台脚２９上に設置され
ている。
【００１８】前記凝縮器用ファン２８は吸引型の送風機
であり、凝縮器２７から後方に延在するファンケース３
１の後端に取り付けられている。これにより、凝縮器用
ファン２８が運転されると、凝縮器２７の前側の空気は
凝縮器２７内に吸い込まれ、当該凝縮器２７及び凝縮器
用ファン２８を経て後方の圧縮機２６に吹き付けられる
ことになる。それによって、凝縮器２７と圧縮機２６の
放熱を促進させる。また、係る機械室７の後面は閉塞板
３２により閉塞されると共に、その前面開口６には機械
室カバー３３が取り付けられ、上方のガラス扉２２の下
方に位置している。
であり、凝縮器２７から後方に延在するファンケース３
１の後端に取り付けられている。これにより、凝縮器用
ファン２８が運転されると、凝縮器２７の前側の空気は
凝縮器２７内に吸い込まれ、当該凝縮器２７及び凝縮器
用ファン２８を経て後方の圧縮機２６に吹き付けられる
ことになる。それによって、凝縮器２７と圧縮機２６の
放熱を促進させる。また、係る機械室７の後面は閉塞板
３２により閉塞されると共に、その前面開口６には機械
室カバー３３が取り付けられ、上方のガラス扉２２の下
方に位置している。
【００１９】この機械室カバー３３は、硬質合成樹脂に
より成型されており、図３に示される如く前面は湾曲し
た形状を呈し、その上下縁には断熱箱体３に取り付ける
ための係合部３４及び係合爪３６がそれぞれ形成されて
いる。更に、機械室カバー３３の上面には吹出部３７が
構成され、この吹出部３７は機械室カバー３３の内面に
おいて上下に延在し、当該機械室カバー３３と一体に成
形されて前後方向に所定の幅を有する複数のガイド壁４
１・・・によって左右に区画され、それによって、吹出
部３７内には複数の吹出口４２・・・が構成されてい
る。
より成型されており、図３に示される如く前面は湾曲し
た形状を呈し、その上下縁には断熱箱体３に取り付ける
ための係合部３４及び係合爪３６がそれぞれ形成されて
いる。更に、機械室カバー３３の上面には吹出部３７が
構成され、この吹出部３７は機械室カバー３３の内面に
おいて上下に延在し、当該機械室カバー３３と一体に成
形されて前後方向に所定の幅を有する複数のガイド壁４
１・・・によって左右に区画され、それによって、吹出
部３７内には複数の吹出口４２・・・が構成されてい
る。
【００２０】また、機械室カバー３３の内面中央部はそ
れと一体に成形された区画壁４３によって矩形状に区画
されており、この区画壁４３に対応する前面にはスリッ
ト状の吸込口４４・・が形成され、区画壁４３の内側の
領域は後面に全て開放している。前記ガイド壁４１・・
・はこの区画壁４３の左右においては所定寸法で上下に
延在し、それらが形成する各吹出口４２・・・は機械室
カバー３３の後面に連通している。また、区画壁４３の
上側に対応する各吹出口４２・・はこの区画壁４３の上
側において機械室カバー３３の後面に連通している。更
に、機械室カバー３３の上面後部には上方に開口した露
受け部４７が形成されている。
れと一体に成形された区画壁４３によって矩形状に区画
されており、この区画壁４３に対応する前面にはスリッ
ト状の吸込口４４・・が形成され、区画壁４３の内側の
領域は後面に全て開放している。前記ガイド壁４１・・
・はこの区画壁４３の左右においては所定寸法で上下に
延在し、それらが形成する各吹出口４２・・・は機械室
カバー３３の後面に連通している。また、区画壁４３の
上側に対応する各吹出口４２・・はこの区画壁４３の上
側において機械室カバー３３の後面に連通している。更
に、機械室カバー３３の上面後部には上方に開口した露
受け部４７が形成されている。
【００２１】そして、係る機械室カバー３３が機械室７
の開口６に取り付けられると、区画壁４３の後縁全周が
前記凝縮器２７の前面周縁に対応する。これによって、
凝縮器２７が吸込口４４・・を介して機械室カバー３３
の前方に連通すると共に、機械室７内は区画壁４３の外
側において、各吹出口４２・・・を介して機械室カバー
３３上方に連通するかたちとなる。
の開口６に取り付けられると、区画壁４３の後縁全周が
前記凝縮器２７の前面周縁に対応する。これによって、
凝縮器２７が吸込口４４・・を介して機械室カバー３３
の前方に連通すると共に、機械室７内は区画壁４３の外
側において、各吹出口４２・・・を介して機械室カバー
３３上方に連通するかたちとなる。
【００２２】以上の構成で、圧縮機２６と凝縮器用ファ
ン２８、冷却用ファン１６が運転されると、冷却器１３
が冷却作用を発揮し、それによって冷却された冷気は前
述の如く冷却用ファン１６によって貯蔵室３内に循環さ
れる。これによって、貯蔵室３内は所定の低温度（冷蔵
・冷凍）に冷却される。
ン２８、冷却用ファン１６が運転されると、冷却器１３
が冷却作用を発揮し、それによって冷却された冷気は前
述の如く冷却用ファン１６によって貯蔵室３内に循環さ
れる。これによって、貯蔵室３内は所定の低温度（冷蔵
・冷凍）に冷却される。
【００２３】他方、凝縮器用ファン２８の運転によって
機械室カバー３３前方の外気は吸込口４４・・から吸引
され、先ず凝縮器２７に流入して空冷する。次ぎに、凝
縮器用ファン２８を経て圧縮機２６に吹き付けられ、そ
れを空冷する。このように凝縮器２７、圧縮機２６を順
次空冷して暖かくなった外気（暖気）は、機械室７の後
面が閉塞板３２によって閉塞されている関係上、図１中
矢印の如く機械室７内上部においてＵターンし、前方に
向かう。
機械室カバー３３前方の外気は吸込口４４・・から吸引
され、先ず凝縮器２７に流入して空冷する。次ぎに、凝
縮器用ファン２８を経て圧縮機２６に吹き付けられ、そ
れを空冷する。このように凝縮器２７、圧縮機２６を順
次空冷して暖かくなった外気（暖気）は、機械室７の後
面が閉塞板３２によって閉塞されている関係上、図１中
矢印の如く機械室７内上部においてＵターンし、前方に
向かう。
【００２４】そして、ファンケース３１及び区画壁４３
の外側を前方に向かう暖気はやがてガイド壁４１・・・
間を経て吹出口４２・・・より図２中矢印の如く上方に
吹き出される。このとき、暖気の流れはガイド壁４１・
・・によって上方のガラス扉２２の方向に指向される。
これにより、吹き出された後の拡散が遅延され、ガラス
扉２２のガラス２１前面のより広い範囲に暖気が行き渡
るようになる。この暖気の上昇気流によってガラス扉２
２前面への結露は効果的に防止若しくは抑制される。
の外側を前方に向かう暖気はやがてガイド壁４１・・・
間を経て吹出口４２・・・より図２中矢印の如く上方に
吹き出される。このとき、暖気の流れはガイド壁４１・
・・によって上方のガラス扉２２の方向に指向される。
これにより、吹き出された後の拡散が遅延され、ガラス
扉２２のガラス２１前面のより広い範囲に暖気が行き渡
るようになる。この暖気の上昇気流によってガラス扉２
２前面への結露は効果的に防止若しくは抑制される。
【００２５】尚、ガラス扉２２の前面に結露が生じた場
合、当該結露はそこを伝って流下し、露受け部４７に流
入する。そして、前述の如くその下側及び前側を流通す
る暖気によって円滑に蒸発処理されることになる。
合、当該結露はそこを伝って流下し、露受け部４７に流
入する。そして、前述の如くその下側及び前側を流通す
る暖気によって円滑に蒸発処理されることになる。
【００２６】次ぎに、図４は本発明の他の実施例を示し
ている。この場合、機械室カバー３３の上面の吹出部３
７には上下方向に複数の通路を備えたハニカム材５１が
取り付けられている。係る構成によれば、吹出部３７か
らの暖気の流れはハニカム材５１により整流されてその
指向性はより一層向上する。これにより、ガラス扉２２
前面への結露防止効果をより一層向上させることができ
るようになる。
ている。この場合、機械室カバー３３の上面の吹出部３
７には上下方向に複数の通路を備えたハニカム材５１が
取り付けられている。係る構成によれば、吹出部３７か
らの暖気の流れはハニカム材５１により整流されてその
指向性はより一層向上する。これにより、ガラス扉２２
前面への結露防止効果をより一層向上させることができ
るようになる。
【００２７】但し、この場合には図３の吹出部３７内に
位置するガイド壁４１・・の上部は削除されることにな
ることは云うまでも無い。
位置するガイド壁４１・・の上部は削除されることにな
ることは云うまでも無い。
【００２８】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、断熱
箱体内に構成された貯蔵室と、この貯蔵室の前面開口を
開閉自在に閉塞するガラス扉と、貯蔵室下方に位置して
断熱箱体外に構成された機械室と、この機械室内に設置
された圧縮機、凝縮器及び凝縮器用ファンと、機械室の
前面を開閉自在に閉塞し、ガラス扉の下方に位置する機
械室カバーとを備えた冷却貯蔵庫において、機械室カバ
ーの上面に吹出部を形成し、凝縮器用ファンから吐出さ
れた空気を吹出部よりガラス扉の前面に向けて吹き出す
と共に、機械室カバーには吹出部から吹き出される空気
の流れをガラス扉方向に指向させるガイド壁を形成した
ので、凝縮器用ファンから送出された暖気はその流れが
ガイド壁により案内され、ガラス扉方向に指向されて吹
出部よりガラス扉前面に吹き出される。
箱体内に構成された貯蔵室と、この貯蔵室の前面開口を
開閉自在に閉塞するガラス扉と、貯蔵室下方に位置して
断熱箱体外に構成された機械室と、この機械室内に設置
された圧縮機、凝縮器及び凝縮器用ファンと、機械室の
前面を開閉自在に閉塞し、ガラス扉の下方に位置する機
械室カバーとを備えた冷却貯蔵庫において、機械室カバ
ーの上面に吹出部を形成し、凝縮器用ファンから吐出さ
れた空気を吹出部よりガラス扉の前面に向けて吹き出す
と共に、機械室カバーには吹出部から吹き出される空気
の流れをガラス扉方向に指向させるガイド壁を形成した
ので、凝縮器用ファンから送出された暖気はその流れが
ガイド壁により案内され、ガラス扉方向に指向されて吹
出部よりガラス扉前面に吹き出される。
【００２９】これにより、ガラス扉前面のより広い範囲
に暖気が行き渡るようになり、ガラス扉前面への結露防
止効果を一段と向上させることができるようになるもの
である。
に暖気が行き渡るようになり、ガラス扉前面への結露防
止効果を一段と向上させることができるようになるもの
である。
【００３０】請求項２の発明によれば、上記に加えてガ
イド壁は機械室カバー内面において吹出部より下方に延
在すると共に、硬質合成樹脂により機械室カバーと一体
成型しているので、部品点数の削減による生産性の向上
を図りつつ、外観の向上を実現することが可能となるも
のである。
イド壁は機械室カバー内面において吹出部より下方に延
在すると共に、硬質合成樹脂により機械室カバーと一体
成型しているので、部品点数の削減による生産性の向上
を図りつつ、外観の向上を実現することが可能となるも
のである。
【００３１】請求項３の発明によれば、上記各発明に加
えて吹出部にはハニカム材を設けたので、吹出部からの
暖気の流れはハニカム材により整流されてその指向性は
より一層向上する。これにより、ガラス扉前面への結露
防止効果をより一層向上させることができるようになる
ものである。
えて吹出部にはハニカム材を設けたので、吹出部からの
暖気の流れはハニカム材により整流されてその指向性は
より一層向上する。これにより、ガラス扉前面への結露
防止効果をより一層向上させることができるようになる
ものである。
【図１】本発明の冷却貯蔵庫の縦断側面図である。
【図２】本発明の冷却貯蔵庫の斜視図である。
【図３】本発明の冷却貯蔵庫の機械室カバーの後方斜視
図である。
図である。
【図４】本発明の冷却貯蔵庫の他の実施例の機械室カバ
ーの後方斜視図である。
ーの後方斜視図である。
１ 冷却貯蔵庫 ２、６ 開口 ３ 貯蔵室 ４ 断熱箱体 ７ 機械室 １３ 冷却器 ２２ ガラス扉 ２６ 圧縮機 ２７ 凝縮器 ２８ 凝縮器用ファン ３３ 機械室カバー ３７ 吹出部 ４１ ガイド壁 ４２ 吹出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 一男 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 宮武 俊明 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 玉山 弘司 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 断熱箱体内に構成された貯蔵室と、この
貯蔵室の前面開口を開閉自在に閉塞するガラス扉と、前
記貯蔵室下方に位置して前記断熱箱体外に構成された機
械室と、この機械室内に設置された圧縮機、凝縮器及び
凝縮器用ファンと、前記機械室の前面を開閉自在に閉塞
し、前記ガラス扉の下方に位置する機械室カバーとを備
えた冷却貯蔵庫において、 前記機械室カバーの上面に吹出部を形成し、前記凝縮器
用ファンから吐出された空気を前記吹出部より前記ガラ
ス扉の前面に向けて吹き出すと共に、前記機械室カバー
には前記吹出部から吹き出される空気の流れを前記ガラ
ス扉方向に指向させるガイド壁を形成したことを特徴と
する冷却貯蔵庫。 - 【請求項２】 ガイド壁は機械室カバー内面において吹
出部より下方に延在すると共に、硬質合成樹脂により前
記機械室カバーと一体成型されていることを特徴とする
請求項１の冷却貯蔵庫。 - 【請求項３】 吹出部にはハニカム材を設けたことを特
徴とする請求項１又は請求項２の冷却貯蔵庫。
Priority Applications (5)
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|---|---|---|---|
| JP10255322A JP2000088438A (ja) | 1998-09-09 | 1998-09-09 | 冷却貯蔵庫 |
| SG9904129A SG83146A1 (en) | 1998-09-09 | 1999-08-19 | Cold storage |
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| CNB991185188A CN1171059C (zh) | 1998-09-09 | 1999-09-06 | 冷藏库 |
| AU47432/99A AU757025B2 (en) | 1998-09-09 | 1999-09-08 | Cold storage |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10255322A JP2000088438A (ja) | 1998-09-09 | 1998-09-09 | 冷却貯蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000088438A true JP2000088438A (ja) | 2000-03-31 |
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ID=17277179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10255322A Pending JP2000088438A (ja) | 1998-09-09 | 1998-09-09 | 冷却貯蔵庫 |
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|---|---|
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| MY (1) | MY123911A (ja) |
| SG (1) | SG83146A1 (ja) |
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- 1999-08-23 MY MYPI9903607 patent/MY123911A/en unknown
- 1999-09-06 CN CNB991185188A patent/CN1171059C/zh not_active Expired - Lifetime
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| AU757025B2 (en) | 2003-01-30 |
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|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050510 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050822 |