JP3015605B2 - 製氷機 - Google Patents

製氷機

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JP3015605B2
JP3015605B2 JP4283528A JP28352892A JP3015605B2 JP 3015605 B2 JP3015605 B2 JP 3015605B2 JP 4283528 A JP4283528 A JP 4283528A JP 28352892 A JP28352892 A JP 28352892A JP 3015605 B2 JP3015605 B2 JP 3015605B2
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JP
Japan
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ice
ice storage
ice making
room
air
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JP4283528A
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Inventor
剛 黒沢
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は貯氷庫の上に製氷装置を
積載したスタックオン型の製氷機に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はスタックオン型の製氷機の外観図
で、また図4は同製氷機の断面図を示し、各図において
同製氷機1は下部に貯氷庫2を有し、貯氷庫2の上に製
氷室3と製氷機ユニット室4とが仕切壁5で左右に仕切
られて積載する格好で設けられている。
【0003】製氷機ユニット室4には、コンプレッサ
6、コンデンサ7および冷却ファン8が設けられてい
る。冷却用ファン8は外部の空気を製氷機ユニット室4
内に吸い込んでコンプレッサ6、コンデンサ7を冷却さ
せ、冷却後の暖気を排気させている。従って製氷機ユニ
ット室4の例えば背面にスリット状の外気取入孔をそし
て側面にスリット状の排気孔を設ける等している。
【0004】一方、10は製氷室3内に設けられた製氷
装置を示す。そして製氷室3および製氷機ユニット4の
前面を塞ぐように一枚の前パネル9が取外し可能に設け
られている。
【0005】製氷装置10にて作られた氷(i)は貯氷
庫2へと導かれて貯氷されるようになっている。氷iは
貯氷庫2の正面上部に手前に傾斜して配置した貯氷庫扉
11,11を左右に開閉して適宜取り出す。11bは扉
の把手を示す。
【0006】ここで貯氷庫2に氷iが相当量溜まってい
る場合、氷による冷気で断熱性の弱い場所である貯氷庫
扉11,11の周辺に結露する。丁度図3で斜線で図示
する部分がその結露部12である。ここに結露した露1
2aは貯氷庫扉11,11の開閉の際に、貯氷庫2内に
流れ込み非衛生的となる。
【0007】このように製氷機に限らず透明な扉部を有
する冷却機器では、この扉部の結露が問題となり、その
露を取り除く工夫として、例えば実開昭58−1294
88号公報に見られるように、冷却室の上部に前面の照
明部と隣接して送風機を収納した外気導入室を設け、導
入した外気を照明部の熱を利用して温くし、温風を透明
扉に向かって吹き出すようにした方法が提案されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記公報に示す
従来技術では、送風機を収納した外気導入室を新たに設
けており、コストが嵩むと共に、果たして照明部から熱
が十分に与えられ、結露を防止する効果的な温風を流せ
るかどうか問題もある。
【0009】本発明は貯氷庫扉の露付きを製氷機の構造
を大きく変更することなく、確実に防止できるように図
ったものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は正面に貯氷庫扉
を備えた貯氷庫と、該貯氷庫の上に仕切壁を介して併設
された製氷室及び内部に冷却ファンを有する製氷機ユニ
ット室と、該両室に渡ってその前面を覆うように設けた
前パネルとを備え、前記前パネルに前記製氷機ユニット
室冷却後の暖気を前記貯氷庫扉の前面域にわたって均等
に吹き出させるダクトを設けたものである。
【0011】
【作用】冷却ファンによって、外気を製氷機ユニット室
に取り入れ冷却後の暖気は、前パネルに設けたダクトに
よって製氷機ユニット室と併設する製氷室の外部前面下
部へと流れ、更に下へ向かって吹き出して貯氷庫の貯氷
庫扉部の表面を流れて、この扉部又はその周辺に結露す
るのを防止する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】なお、各図において図3および図4と同一
符号は同一又は相当部分を示している。
【0014】前パネル9は、図2に示すように前面を塞
いでいる前壁9aと枠部9bとを有すると共に、裏の凹
所9cを仕切壁5に合わせて仕切るように設けられ、底
壁14から少し上の高さまで変化する柱壁9dとを有し
ている。そして、製氷機ユニット室4および製氷室3に
対して前面から被着した状態では図1より理解されるよ
うに、前パネル9は位置的に貯氷庫扉11を嵌め込んで
いる窓枠部分13の前端より前へ出た状況にある。そし
て、この出ている部分である前パネル9の前記底壁14
にスリット状の送風孔15が二列に長手方向に多数、穿
設形成されている。ここで図2において、これらの送風
孔15のうち、柱壁9dの左側に存在する送風孔群15
aは、製氷機ユニット室4と連通している。そして、冷
却ファン8によって取り込まれた外気が製氷機ユニット
室4を冷却した後、その熱交換後の暖気がこの送風孔群
15aより出て行く。
【0015】一方、前パネル9には、前記柱壁9dより
右側に存在する送風孔群15bに対応させて形成したダ
クト18が設けられている。このダクト18によって送
風孔群15bは製氷室3と連通しないように画成され、
かつ製氷機ユニット室4からの暖気を一部導入させて、
左側の送風孔群15aから出て行く暖気と並行してこの
送風孔群15bより吹き出させるようにしている。こう
してこれら送風孔15より下向きに暖気が層状に吹き出
し、その温かい風は貯氷庫扉11,11の表面および扉
の周辺を流れて行く。
【0016】これによって貯氷庫扉11,11部分に結
露が生じないようにすることが確実に成し得て、露が貯
氷庫2に入るという不衛生状況の発生を回避できる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、前パネル
に製氷機ユニット室冷却後の温かい空気が製氷室に入ら
ぬように導き、貯氷庫扉部に送風するダクトを設けたの
で、簡単な構成で貯氷庫扉部の露付きを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る結露防止手段を具える製氷機の概
略側断面図。
【図2】貯氷庫扉部に暖気を流すようにするダクトを設
けた前パネルの外観斜視図。
【図3】貯氷庫扉部に結露の生ずる不具合を説明する従
来の製氷機の外観斜視図。
【図4】同上趣旨の製氷機の概略側断面図。
【符号の説明】
2 貯氷庫 3 製氷室 4 製氷機ユニット室 8 冷却ファン 9 前パネル 11 貯氷庫扉 15 送風孔 18 ダクト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面に貯氷庫扉を備えた貯氷庫と、該貯
    氷庫の上に仕切壁を介して併設された製氷室及び内部に
    冷却ファンを有する製氷機ユニット室と、該両室に渡っ
    てその前面を覆うように設けた前パネルとを備え、前記
    前パネルに前記製氷機ユニット室冷却後の暖気を前記貯
    氷庫扉の前面域にわたって均等に吹き出させるダクトを
    設けたことを特徴とする製氷機。
JP4283528A 1992-09-30 1992-09-30 製氷機 Expired - Lifetime JP3015605B2 (ja)

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JP5165440B2 (ja) * 2008-03-31 2013-03-21 ホシザキ電機株式会社 貯氷庫を装備する製氷機

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