JPH0328298Y2 - - Google Patents

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JPH0328298Y2
JPH0328298Y2 JP3982684U JP3982684U JPH0328298Y2 JP H0328298 Y2 JPH0328298 Y2 JP H0328298Y2 JP 3982684 U JP3982684 U JP 3982684U JP 3982684 U JP3982684 U JP 3982684U JP H0328298 Y2 JPH0328298 Y2 JP H0328298Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本考案は、冷凍回路の凝縮器をショーケース本
体に組み付けてなる一般に内蔵ショーケースと呼
ばれているショーケースに係り、特に空冷式凝縮
器の排熱構造に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来、空冷式内蔵ショーケースはショーケース
本体下部の機械室内に圧縮機、凝縮器及び凝縮器
用送風機等を設けた構造からなり、前記空冷式内
蔵ショーケースの凝縮器からの放熱はそのショー
ケースが設置されている店舗内に放出されてい
た。そのため夏期においては、店内に滞留する排
熱が店舗内冷房の妨げとなり、店内用空調機の容
量不足の要因となるばかりか、ショーケースおよ
び空調機のランニングコストの上昇の要因にもな
つていた。又、空調機容量が不足していると、こ
の排熱によつて店舗内の空気温度が上昇するばか
りか、ショーケースの庫内温度も上昇してしまう
欠陥を有していた。さらに、冬期においては、シ
ョーケース本体の開口部から洩れる冷気が店舗内
暖房の妨げとなり、店内用空調機の空調容量の増
加を余儀なくされていた。
そこで、本出願人は過去に、空冷式内蔵シヨー
ケースの凝縮器に好ましい排熱構造として、夏期
における店舗内の冷房負荷を軽減し、空調機の所
要容量を小さくするとともに、冬期における店舗
内暖房に凝縮器の排熱を有効に利用することが出
来るものを提供している。
即ち、第1乃至第2図に示す様に、空冷式内蔵
オープンシヨーケース1のケース本体2の天壁2
aと店舗3の天井4との間に形成された第1のダ
クト5と、前記ケース本体2の背面部2bと店舗
3の壁6との間に形成された第2ダクト7と、前
記ケース本体2の底壁2cと店舗3の床8との間
に形成された第3ダクト9とを含み、前記第1ダ
クト5と店舗3とを第1の排気口10を介して連
通すると共に前記第1ダクト5店舗外部とを第2
の排気口11を介して連通し、前記第3ダクト9
と店舗とをシヨーケース前面下部に設けた第2の
吸気口12を介して連通すると共に店舗外部と前
記第2ダクト7とを店舗の壁6に設けた第1の吸
気口13を介して連通し、凝縮器14と、前記吸
気口12,13から凝縮器14を通して前記吸気
口10,11へ通風するための送風手段15を前
記第1ダクト5内に設けた空冷式内蔵シヨーケー
スの排熱構造である。
尚、図中、17は蒸発器、18は庫内フアンで
ある。
この様な構造において冬期と夏期における動作
を夫々説明をする。
先ず冬期においては凝縮器14の排熱が暖房に
利用される。(第2図)。
即ち、吸気用フアン20の運転を止めるととも
に、第2の排気口11を閉にし、第2の吸気口1
2に設けたダンパ21を開にするとともに、第1
の排気口10を開にして排気用フアン15を運転
する。このようにするとシヨーケースの前面下部
に滞留しているコールドアイルはケース本体2の
底部2cに形成された第3ダクト9を通り、圧縮
器22を冷却する。その後該コールドアイルはケ
ース本体2の背部に形成された第2ダクト7を通
り、ケース本体2の天壁2aに配設された凝縮器
14で熱交換され、暖気となつて第1ダクト5に
入る。そして暖気は排気用フアン15を通じ第1
の排気口10から店舗3内へと吹き出され、以下
矢印で図示するような循環経路をたどる。これに
よつて店舗3内は暖房され、暖房費が節減され
る。
次に、夏期における凝縮器14の排熱処理につ
いて説明する(第1図)。
先ず、第1の排気口10を閉にして排気用フア
ン15の運転を停止するとともに、第2の吸気口
12を開にして吸気用フアン20を運転するとと
もに、第2の排気口11を開にする。このように
すると店舗外部の空気は第1の吸気口13より吸
入され第2ダクト7を通り、ケース本体2の天壁
2aに配設された凝縮器14で熱交換される。こ
の時凝縮器14より生じる排熱(暖気)は第1ダ
クト5へ入り、第2の排気口11より店舗外部へ
排出される。従つて、凝縮器14の排熱を店舗内
に入れること無しに処理することが出来ると共
に、店舗内の冷房に何等影響を与えないものであ
る。
(ハ) 従来の問題点 ところが、一般にシヨーケースを店舗内に配置
してシヨーケースの背面と壁とによつて形成され
る第2ダクトを完全に隙間の無い構造にすること
が出来ない。
即ち、シヨーケースの周囲の側板と、壁とによ
つて形成される空洞(ダクト)の周囲に、設置時
点での技術や工事状況等によつて隙間が生じてい
た。この様な状況のもとで、従来の構成による
と、店舗外部から空気を吸入する第1の吸気口が
第2ダクトの中央の位置にあるので、該吸気口か
ら凝縮器に吸入されるまでの距離が長く、夏期に
おいて吸気用フアンによつて吸気された高温の外
気が前記隙間から入り込み室内の空気の温度を上
昇させてしまう問題点を有していた。
(ニ) 本考案の目的 本考案は空冷式内蔵シヨーケースの外部に設け
た凝縮器に排熱を冬期に店舗内の暖房に利用し、
夏期に外部から吸込んだ外気と共に外部に排出す
る構造にした場合、夏期において外気が店舗内に
入るのを防止して店舗内の温度上昇を阻止したも
のである。
(ホ) 本考案の構成 本考案によれば、空冷式凝縮器をケース本体に
組み付けてなる内蔵ショーケースの排熱構造にお
いて、前記ケース本体の天壁と店舗の天井との間
に形成された第1ダクトと、前記ケース本体の背
面部と店舗の壁との間から前記ケース本体の天壁
の上面に沿つてのびるように形成され、該天壁上
に位置した上端を前記第1ダクトに接続された第
2ダクトと、前記ケース本体の底壁と店舗の床と
の間に形成され、後端を前記第2ダクトの下端に
接続された第3ダクトとを含み、前記第1ダクト
は店舗内に開口した第1の排気口と店舗の壁に形
成した第2の排気口とを有し、前記第2ダクトは
前記ケース本体の天壁より上方の店舗の壁に形成
した第1の吸気口を有し、前記第3ダクトは店舗
内に開口した第2の吸気口を有し、前記凝縮器を
前記第2ダクトの前記上端の近傍に配し、前記各
吸気口から前記凝縮器を通して前記各排気口へ通
風するための送風手段と該通風の経路を切替える
通風経路切替手段とを設け、上記通風経路切替手
段は、上記第1の吸気口から吸気して上記第2の
排気口から排気する経路を開放した状態と、上記
第2の吸気口から吸気して上記第1の排気口から
排気する経路を開放した状態とを切り替えるもの
であることを特徴とする空冷式内蔵ショーケース
の排熱構造が得られる。
(ヘ) 本考案の実施例 以下、本考案を図面の実施例にもとづいて従来
と異なる点について説明をする。
第3図は第1の実施例で、30は第1ダクトで
仕切板31に第1の排気口32が、壁6に第2の
排気口33が夫々設けてある。各排気口32,3
3には夫々シヤツター34,35が設けられ、第
1の排気口32のシヤツター34は手動又は電動
によつて開閉し、第2の排気口33のシヤツター
35は換気扇36に風圧によつて開閉する。この
場合、換気扇36が回つている時はシヤツター3
4は閉じ、逆に換気扇36が止つている時はシヤ
ツター34は開いた状態にある。
37は第2ダクトで、従来例と異なる点は第1
の吸気口38がケース本体2の天壁2aの近傍よ
り上方に位置し、手動又は電動によつて開閉する
シヤツター39が設けられ、そのシヤツターは前
記換気扇36が回転すると開になり、停止すると
閉になる。
この様な構造において、冬期は、換気扇36が
停止していると共にシヤツター39は閉じ、且
つ、シヤツター34とダンパー21は開になつて
いる。
この状態において、ショーケース1の冷凍回路
を動作させて、凝縮器用フアン23を回転する
と、第2の吸気口12から吸い込まれた店舗内の
空気は、第3ダクトと第2ダクト37を通過して
凝縮器14によつて加温された後、第1の排気口
32より店舗内に排出される。一方、シヤツター
35と39は閉じているので、外気が内部に入る
ことが無い。従つて凝縮器の排熱によつて店舗内
は暖房されていく。
一方、夏期は冬期とは逆に、換気扇36が回転
して、シヤツター35を開くと共にシヤツター3
9も開き、且つ、シヤツター34とダンパー21
は閉になつている。
即ち、ダンバー21、及びシヤツター34,3
5,39は合せて通風経路切替手段として働く。
従つて、店舗内の空気は吸い込まれることが無
く、外部の空気が、第1の吸気口38から吸い込
まれ、第2の排気口33より凝縮器14の排熱と
共に排出されるので店舗内の冷房に影響を与える
ことが無い。
尚、ダンパー21は第4図に示す第2の実施例
の様に、第2ダクト37内でシヨーケース本体2
の天壁2aと同一の高さに設けても良い。その場
合の動作は第1の実施例と同様で、冬期の場合を
第5図に、夏期の場合を第6図に夫々示してあ
る。
又、ダンパー21は第9図に示す様にベルト4
0を介してモータ41によつて開閉する。42は
ダンパー21の閉止感知用マイクロスイツチ、4
3は開放感知用マイクロスイツチである。
この第4図の実施例はダンパーによつて第2ダ
クトの終端が開閉されるので、夏期において、外
気が第2ダクトに入り、隙間より室内に侵入する
ことが無く、第1の実施例よりさらに従来の問題
を完全に解決している。
(ト) 本考案の効果 以上のように、本考案は外気の吸入口を、空冷
式内蔵オープンシヨーケースの天壁の近傍より上
方の壁に設けた構造であるから、外気が各ダクト
内を通過する距離が短く、しかも、シヨーケース
の設置技術により発生する隙間が生じない天壁近
傍より上方の位置であるから、夏期において、高
温の外気が隙間より室内に侵入し、冷房の効率を
下げるようなことが無く、極めて簡単な構造にし
て有用な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1乃至2図は従来の実施例で第1図は夏期の
使用状態図、第2図は冬期の使用状態図、第3乃
至9図は本考案の実施例で、第3図は第1の実施
例、第4図は第2の実施例、第5図は第4図の冬
期の使用状態図、第6図は同図の夏期の使用状態
図、第7図は第5図の斜視図、第8図は第6図の
斜視図、第9図はダンパーの斜視図である。 図中、1は空冷式内蔵オープンシヨーケース、
2はケース本体、2aは天壁、2bは背壁、2c
は底壁、3は店舗、4は天井、5と30は第1ダ
クト、6は壁、7と37は第2ダクト、9は第3
ダクト、10と32は第1の排気口、11と33
は第2の排気口、12は第2の吸気口、13と3
8は第1の吸気口、14は凝縮器、21はダンパ
ー、34と35と39はシヤツター、36は換気
扇である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空冷式凝縮器をケース本体に組み付けてなる内
    蔵ショーケースの排熱構造において、前記ケース
    本体の天壁と店舗の天井との間に形成された第1
    ダクトと、前記ケース本体の背面部と店舗の壁と
    の間から前記ケース本体の天壁の上面に沿つての
    びるように形成され、該天壁上に位置した上端を
    前記第1ダクトに接続された第2ダクトと、前記
    ケース本体の底壁と店舗の床との間に形成され、
    後端を前記第2ダクトの下端に接続された第3ダ
    クトとを含み、前記第1ダクトは店舗内に開口し
    た第1の排気口と店舗の壁に形成した第2の排気
    口とを有し、前記第2ダクトは前記ケース本体の
    天壁より上方の店舗の壁に形成した第1の吸気口
    を有し、前記第3ダクトは店舗内に開口した第2
    の吸気口を有し、前記凝縮器を前記第2ダクトの
    前記上端の近傍に配し、前記各吸気口から前記凝
    縮器を通して前記各排気口へ通風するための送風
    手段と該通風の経路を切替える通風経路切替手段
    とを設け、上記通風経路切替手段は、上記第1の
    吸気口から吸気して上記第2の排気口から排気す
    る経路を開放した状態と、上記第2の吸気口から
    吸気して上記第1の排気口から排気する経路を開
    放した状態とを切り替えるものであることを特徴
    とする空冷式内蔵ショーケースの排熱構造。
JP3982684U 1984-03-19 1984-03-19 空冷式内蔵シヨ−ケ−スの排熱構造 Granted JPS60151071U (ja)

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JPS60151071U JPS60151071U (ja) 1985-10-07
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JP6576638B2 (ja) * 2015-01-13 2019-09-18 株式会社オカムラ 空調装置を備える展示室内に配設した展示ケース内の環境制御方法およびシステム

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JPS60151071U (ja) 1985-10-07

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