JP2000121130A - 外気冷房システム - Google Patents
外気冷房システムInfo
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Abstract
空調システムを使用して中間期の外気冷房ができるよう
にすること。 【解決手段】 空調機10に内蔵した内蔵ファン13
で、外気を室内側に導入する。外気冷房時には、還気ダ
クト50をモータダンパ52を閉じ状態にし、外気排気
開口部60も連動して開口状態にし、外気が室内を通過
するようにして外気冷房を行う。外気冷房を止めて、室
内空調を行うこともできる。
Description
いる空調システムを利用して、中間期の外気冷房が簡単
に行えるようにした外気冷房システムに関する。
温度の低い外気を積極的に導入して行う外気冷房が採用
されている。かかる中間期の外気冷房では、室内に外気
を積極的に導入し、また室外に排気する必要があるた
め、室内冷房用に設けた空調システムとは別に、外気冷
房用の給気ファンと排気ファンとを設けている。
冷房システムと外気冷房システムとが併置されている。
室内冷房用の汎用空調システムとして、天井A側に室内
冷房用の一般の汎用空調機1が設置されている。
る給気ダクト2と、導入された外気を冷却してこの冷気
を室内側に送る排気ダクト3とが設けられている。給気
ダクト2には、室内側に吸気口を設けた還気ダクト4が
合流させられ、室内空気を空調機1内に還流させて室内
を適温に保持できるようになっている。空調運転時の余
剰空気の排気用として、空調余剰排気ファン5も設けら
れている。
内冷房を行うためには、上記汎用の空調機1では外気の
室内への供給量が確保できないため、別途外気導入用の
給気ファン6、および導入した室内の外気を室外に排気
するための排気ファン7を外気冷房システムとして設け
ている。
の外気は、室内冷房に使用された後この排気ファン7か
ら室外に排気される。室内空調システムを停止させてい
る中間期には、この専用の給気ファン6と排気ファン7
とで外気冷房を行うこととなる。
の室内冷房システムを構成する空調機では、内蔵ファン
の送風量が小さいため、外気冷房に必要とする風量をそ
の内蔵ファンでは確保することができず、外気冷房専用
に別途給気ファンを設ける必要があった。
に導入する風量の大きな外気を排気するためには、室内
空調システム用に設けた空調余剰排気ファンでは間に合
わず、外気冷房専用に別途排気ファンを設けていた。
設けた汎用の空調システムを一切使用せずに、別途外気
冷房用の専用システムを設けるため、ある意味では冷房
システムの重複施工ともなり、かかる重複施工を可能な
限り排した無駄のない冷房システムの構築が強く望まれ
ている。
テムで兼用できるようにすることにある。
に導入して室内冷房を図る外気冷房システムであって、
外気冷房用の外気を、給気ダクトを介して吸気する内蔵
ファンを設けた空調機と、前記内蔵ファンにより吸気さ
れた外気を前記空調機から室内側に吹き出す排気ダクト
と、前記空調機へ室内空気を還流させるダンパ開閉可能
な還気ダクトと、空調余剰排気ファンと、外気冷房時に
開口状態にする外気排気開口部とを有し、前記空調機に
より外気冷房用の外気を導入して外気冷房を行うに際し
ては、ダンパにより前記還気ダクトを閉じ状態にし、前
記外気排気開口部を開口状態にすることを特徴とする。
と還気のエンタルピと乾球温度との比較演算により行う
ことを特徴とする。
ァンを設けた空調機を使用して、外気冷房用の外気の吸
気を行う。給気ダクトも、外気冷房用の必要風量の大き
な風量に合わせるように容量を大きくしておけばよい。
空調機により吸気された外気は、排気ダクトから室内に
吹き出す。
て、室内に吹き出された外気の空調機への還流を阻止
し、さらに、外気排気開口部を大きく開けて大きな風量
の外気を室内側から室外へ抜けることができるようにす
る。このようにして、大きな風量の外気が室内を通過す
るようにして室内の外気冷房を行う。
とは、還気ダクトを閉じ状態にする場合には、外気排気
口を開口状態にするように連動させておく。例えば、還
気ダクト内にモータダンパを設け、外気排気開口部をモ
ータ開閉可能なシャツタなどを有する開口部に構成し
て、両モータの始動停止などをマイクロコンピュータな
どで連動制御できるようにしておけばよい。
ステムと外気冷房システムとの切り換えを、外気と還気
(室内空調運転時の還気)のエンタルピと乾球温度との
比較で判断して自動的に行えるようにしておけばよい。
に基づいて詳細に説明する。
を示す模式図で、室内の天井A側に空調機10が設けら
れている。空調機10には、室外からの外気を導入する
ための給気ダクト20、および空調機10からの外気や
冷気を室内側に吹き出すための排気ダクト30とが設け
られている。
2、内蔵ファン13とから構成されており、内蔵ファン
13の稼動により給気ダクト20を介して室外から外気
が空調機10に吸気できるようになっている。内蔵ファ
ン13は、室内空調システム専用のファンよりもその送
風量が大きく構成され、室内空調システムと外気冷房シ
ステムとの両方に対応できるようになっている。
も、その容量を大きくしてあり、上記内蔵ファン13に
見合った外気を通すことができるようになっている。併
せて、吸気された外気を室内側に吹き出すことができる
ように、室内側に吹出口31を設けた排気ダクト30も
送風量を大きく構成しておけばよい。
には、空調余剰空気を排気する空調余剰排気ファン40
が設けられている。開口方向を室内側に向けた吸気口4
1から吸気した余剰空気を排気口42から室外に向けて
排気できるようになっている。
けられ、温まった室内空気を空調機10に還流して冷気
にしながら室内空調が行えるようになっている。還気ダ
クト50は、図1に示すように、給気ダクト20の途中
で合流させられ、天井面に設けられた還気口51から室
内空気を吸気し、還気ダクト50、給気ダクト20を経
由して還流させた室内空気を空調機10内で再度所定温
度の冷気にして室内に吹き出せるようになっている。
パ52が設けられ、外気冷房システム稼動時には自動的
に還気ダクト50を塞いで室内空気の還気を閉じること
ができるようになっている。室内冷房システムの稼動時
には、還流ができるように開けばよい。
は、外気を排気することができる外気排気開口部60が
開閉可能に設けられている。かかる外気排気開口部60
は、モータ開閉可能に構成され、さらに上記モータダン
パ52と連動して開閉制御されるようになっている。
タによりルーバーを上げ下げして開口部を開けたり、あ
るいは閉じたりできるようにした開口部でも構わない
し、あるいは扉の開け閉めをモータで行う窓、あるいは
戸に構成しても構わない。
は、空調機の運転制御部70からの指令により、モータ
ダンパ52を閉じ状態にしたときは、外気排気開口部6
0を開口状態にできるようになっている。
て熱交換を行い、温度設定、時間設定、運転モード(自
動運転、手動運転)など種々の設定条件に合わせて運転
制御ができるようになっている。
ピと室内温度を検知する乾球温度との比較により、設定
温度に合うように運転の開始・停止が行えるようになっ
ている。
は、外気と還気のエンタルピおよび乾球温度との比較演
算を、予めプログラムを組み込んだマイクロコンピュー
タにより行うことができるようになっている。
度≦外気湿度の上限値(60%RH)、(2)外気エン
タルピ≦室内還気エンタルピ、(3)外気温度≦室内温
度、(4)外気温度の上限値(例えば、22℃)≧外気
温度≧外気温度下限値(例えば、10℃)の条件が揃っ
た場合に、モータダンパ52を閉じ、外気排気開口部6
0を自動開口させ、併せて外気を室内に導入すべく内蔵
ファン13を作動させ、自動的に空調機10による熱交
換運転を停止し、外気冷房が行えるようになっている。
ダクト配管を構成した場合を、図2に平面図として示
す。
0を設け、空調機10内に設けた内蔵ファン(図示せ
ず)で吸引できるようになっている。空調機10に連通
したチャンバ14が設けられ、このチャンバ14から室
内の各所に排気ダクト30がダクト配管されている。併
せて、一本の排気ダクト30の室内側への排気口31近
傍に、吸気口41を設けた空調余剰排気ファン40が設
けられている。
ト配管による還気ダクト50が連通させられ、その途中
に外気導入用の給気ダクト20が合流させられている。
還気ダクト50内には、給気ダクト20が合流した位置
よりも空調機10側でモータダンパ52が設けられてい
る。
面した窓に設けられ、上記要領でモータダンパ52とと
もに、連動して空調制御部(図示せず)で制御されるよ
うになっている。
ダクト50内に設けたモータダンパ52と連動して開閉
できるようになっているが、モータダンパ52の開閉に
合わせて、手動で開閉を行うように構成しても構わな
い。
還気ダクト50内への室内空気の還流を防止するように
しても構わない。例えば、還気口51の室内側に設けた
手動により動くルーバーを閉じたりして行うようにして
も一向に構わない。
うに中間期には、外気を積極的に室外から室内に取り入
れて、外気冷房を行うが、その他の時期には、室内空調
システムを稼動して外気によらない通常の室内空調シス
テムを稼動させることができる。
冷房を行う場合には、還気ダクト50内に設けたモータ
ダンパ52を開ける。モータダンパ52に合わせて外気
排気開口部60は閉じられることとなる。
室内側に冷気を吹き出す。必要に応じて、外気を吸気ダ
クト20から導入しても構わない。このようにして室内
に吹き出した冷気は、室内で熱交換を行い温められて、
還気口51から還気ダクト50内を通り空調機10に還
流させられる。還流させられた室内空気は、再度所定温
度に冷やされ、冷気として室内側に吹き出される。
ン40により室外に排気されることとなる。このように
して、空調機10の空調機能を使用した室内空調を行う
こともできる。
や排気ファンを設けなくても、中間期の外気冷房を行う
ことができる。
機の内蔵ファンと、換気窓などの外気排気口を使用して
外気冷房を行うことができるので、空調システム自体を
大幅に変更することなく簡単に行える。
室内空調と、外気冷房とを、一つの構成で選択的に行う
ことができる。
気と還気のエンタルピと乾球温度との比較演算により自
動的に行うことができる。
成を示す模式図である。
成を示す平面図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 外気を室内に導入して室内冷房を図る外
気冷房システムであって、 外気冷房用の外気を、給気ダクトを介して吸気する内蔵
ファンを設けた空調機と、 前記内蔵ファンにより吸気された外気を前記空調機から
室内側に吹き出す排気ダクトと、 前記空調機へ室内空気を還流させるダンパ開閉可能な還
気ダクトと、 空調余剰排気ファンと、 外気冷房時に開口状態にする外気排気開口部とを有し、 前記空調機により外気冷房用の外気を導入して外気冷房
を行うに際しては、ダンパにより前記還気ダクトを閉じ
状態にし、前記外気排気開口部を開口状態にすることを
特徴とする外気冷房システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の外気冷房システムにおい
て、 前記空調機による外気の導入判断を、外気と還気のエン
タルピと乾球温度との比較演算により行うことを特徴と
する外気冷房システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10293137A JP2000121130A (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 外気冷房システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10293137A JP2000121130A (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 外気冷房システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000121130A true JP2000121130A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17790907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10293137A Pending JP2000121130A (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 外気冷房システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000121130A (ja) |
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-
1998
- 1998-10-15 JP JP10293137A patent/JP2000121130A/ja active Pending
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