JPH07208767A - ダクト空調用吸込ボックス - Google Patents

ダクト空調用吸込ボックス

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Publication number
JPH07208767A
JPH07208767A JP6014073A JP1407394A JPH07208767A JP H07208767 A JPH07208767 A JP H07208767A JP 6014073 A JP6014073 A JP 6014073A JP 1407394 A JP1407394 A JP 1407394A JP H07208767 A JPH07208767 A JP H07208767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
port
duct
suction box
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6014073A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Muneta
佳宏 棟田
Yutaka Ishizuka
豊 石塚
Yutaka Saito
豊 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd, Zexel Corp filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP6014073A priority Critical patent/JPH07208767A/ja
Publication of JPH07208767A publication Critical patent/JPH07208767A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Central Air Conditioning (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気用と循環用の吸込ボックスを一つにする
ことができ、施工コストが安く、かつ室内の美観を損ね
ることのないダクト空調用吸込ボックスを提供する。 【構成】 本発明のダクト空調用吸込ボックス3は、換
気式ダクト空調装置に用いられる吸込ボックスである。
ボックス3は、ボックス本体40と、その一面に設けら
れた吸込口45と、他の面に設けられた排気ポート4
3、外気ポート41及び循環空気ポート47、48と、
外気ポート41と循環空気ポート47とをつなぐ流路仕
切板49と、を具備する。外気ポート41からダクト空
調用吸込ボックス3に入った外気(新鮮な空気)は、流
路仕切板49に導かれて循環空気ポート47に送られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外気と室内空気との換
気を行いながら空調運転を行うことのできるダクト空調
装置用の空気吸込ボックスに関する。特には、換気用と
循環空気用の吸込ボックスを一体化させたタイプのダク
ト空調用吸込ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の換気式ダクト空調装置の
システム概要を示す図である。システムのほとんどの部
分は建物の天井裏に設置されている。排気用吸込ボック
ス81は、その吸込口82を天井9に開口して設置され
ている。この吸込口82からは、室内の空気が吸込ま
れ、排気ダクトC83を通り、熱交換ユニット1、排気
ダクトA15を経て、排気口11から屋外7に排気され
る。排気される室内空気は、熱交換ユニット1内の熱交
換器25で、吸込まれる外気と熱交換する。熱交換ユニ
ット1内の排気ファン21は、排気を吸引・排出するた
めのファンである。
【0003】換気用の外気は、屋外7から吸気口13に
入り、外気ダクトA17を通じて熱交換ユニット1に入
る。熱交換ユニット1内の外気ファン23は外気を吸引
・送気するためのファンである。熱交換ユニット1内の
熱交換器25では、室内よりの排気と外気との間で熱交
換が行われ、空調されている室内から排出される排気の
熱の一部を、換気用外気に伝え、熱ロスを防ぐ。熱交換
器25は、一般的な顕熱交換ユニットや、潜熱交換も可
能な全熱交換ユニットを用いることができる。
【0004】熱交換ユニット1から出た外気は、外気ダ
クトC87を通り循環空気用吸込ボックス85へ入る。
循環空気用吸込ボックス85には、その下面の吸込口4
5から、室内の空気が吸込まれている。この空気を循環
空気という。外気と循環空気は、循環空気用吸込ボック
ス85で合流した後、循環空気ダクトA51と循環空気
ダクトB53を通って室内空調ユニット5に入る。
【0005】室内空調ユニット5内には、上流側から循
環ファン61、冷媒コイル63、温水コイル65が設置
されている。循環ファン61は、ダクト空調装置の循環
系統中の空気を循環させるためのファンである。冷媒コ
イル63には、冷媒循環供給手段(図示されず)から冷
媒(または冷水)が供給されており、冷媒コイル63を
通過する循環空気が冷却される。温水コイル65には、
温水循環供給手段(図示されず)から温水が供給されて
おり、温水コイル65を通過する空気が加熱される。室
内空調ユニット5では結局、冷房、暖房、ドライ(適温
のドライ空気を生成するいわゆるアメニティードライを
含む)の運転が行われ、空調された循環空気が生成され
る。
【0006】室内空調ユニット5を出た循環空気は、分
岐チャンバー71に入り、ここから、分配ダクト73を
通って各室へ分配され、各室の吹出口75から各室内に
吹出す。このようにして、徐々に室内の空気を換気しな
がら空調運転が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の換気式ダ
クト空調装置においては、排気用吸込ボックスと循環空
気用吸込ボックスの2つの吸込ボックスを室内に設けて
いた。というのは、両吸込ボックスを一体とすると、吸
込まれた換気の一部が室内に入ることなく排気ダクトを
通って排気されてしまうというロスが生じるのを防止す
る必要があったからである。しかし、二か所の吸込ボッ
クスを設置すると、施工コストが高くなるとともに、吸
込口が目障りとなって室内の意匠性が悪化していた。
【0008】本発明は、排気用と循環用の吸込ボックス
を一つにすることができ、施工コストが安くかつ室内の
美観を損ねることのないダクト空調用吸込ボックスを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のダクト空調用吸込ボックスは、換気式ダク
ト空調装置に用いられる吸込ボックスであって、ボック
ス本体と、ボックス本体の一面に設けられた吸込口と、
ボックス本体のほかの面に設けられた排気ポート、外気
ポート及び循環空気ポートと、外気ポートと循環空気ポ
ートとをつなぐ流路仕切板と、を具備することを特徴と
する。
【0010】
【作用】本発明のダクト空調用吸込ボックスにおいて
は、外気ポートからダクト空調用吸込ボックスに入った
外気(新鮮な空気)は、流路仕切板に導かれて循環空気
ポートに送られる。したがって、外気が排気ポートに送
られる排気中に混入することはほとんどなくなる。その
ため、ダクト空調用吸込ボックスを一か所としても、外
気を確実に吹き出し口のある居室に送ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の一実施例に係るダクト空調用吸込ボックスを有す
るダクト空調装置の概要を示す図である。図2は、図1
のダクト空調装置のダクト空調用吸込ボックスを示す一
部破断除視図である。図1、図2において、図3の従来
例のダクト空調装置と同じ部分は同じ符号で示されてい
る。
【0012】図1のダクト空調装置においては、ダクト
空調用吸込ボックスはシステム中で一か所設けられてい
るのみである。図1の中央部に示されているダクト空調
用吸込ボックス3は、天井側の面の吸込口45から室内
空気を上に吸込む。吸込まれた空気の一部(約100〜
150m3 /hr)は、図の左側方向へ流れ、熱交換ユ
ニット1を通って、屋外7へ排気される。また、吸込ま
れた空気の残部は、空気負荷に応じて、循環ファン61
により、右側方向へ流れ、室内空調ユニット5で空調さ
れた後、各室内に吹出される。
【0013】図2に示されているように、図1中の吸込
ボックス3の本体40は、全体として四角い箱のような
形をしており、下面が室内の天井に開口する吸込口45
となっている。また、吸込ボックス3の一側面には、外
気ポート41と排気ポート43とが設けられている。同
側面と対向する側面には、循環空気ポート47、48が
設けられている。
【0014】一方、吸込ボックス3内には、外気ポート
41と循環空気ポートA47とをつなぐように流路仕切
板49が設けられている。仕切板49は、L字形(底板
と側板)をしており、仕切板49の外気ポート41側
は、外気ポート41の回りを取り囲むように、ボックス
本体40の側面に接続されている。仕切板49の循環空
気ポートA47側においては、仕切板49の底板が、同
ポート47の中央部の位置で、本体側板と接続されてい
る。
【0015】したがって、循環空気ポートA47の上半
分からは外気が吸込まれ、下半分からは循環空気が吸込
まれ、外気と循環空気が、循環空気ポートA47及びそ
の先の循環空気ダクト51内で混ざり合って室内空調ユ
ニット5へ送られるようになっている。しかし、外気が
排気ポート43に吸込まれるのは、仕切り板49によっ
て防止される。そのため、外気が直接(一度室内に入る
ことなく)排気されることはない。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のダクト空調用吸込ボックスにおいては、外気ポートか
らダクト空調用吸込ボックスに入った外気(新鮮な空
気)は、流路仕切板に導かれて循環空気ポートに送られ
るようになっており、排気用と循環用の吸込ボックスを
一つにすることができる。そのため、施工コストが安く
かつ室内の美観を損ねることのないダクト空調用吸込ボ
ックスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるダクト空調用吸込ボ
ックスを有するダクト空調装置の概要を示す図である。
【図2】図1のダクト空調装置のダクト空調用吸込ボッ
クスを示す一部破断斜視図である。
【図3】従来の換気式ダクト空調装置のシステム概要を
示す図である。
【符号の説明】
1 熱交換ユニット 3 吸込ボックス 5 室内空調ユニット 7 屋外 8 屋内 9 天井 11 排気口 13 吸気口 15 排気ダクトA 17 外気ダクト
A 21 排気ファン 23 外気ファン 25 熱交換器 31 外気ダクト
B 33 排気ダクトB 40 ボックス本
体 41 外気ポート 43 排気ポート 45 吸込口 47 循環空気ポ
ートA 48 循環空気ポートB 49 仕切板 51 循環空気ダクトA 53 循環空気ダ
クトB 61 循環ファン 63 冷媒コイル 65 温水コイル 69 循環空気ダ
クトC 71 分岐チャンバー 73 分配ダクト 75 吹出口 81 排気用吸込
みボックス 82 吸込口 83 排気ダクト
C 85 循環空気空気用吸込ボックス 87 外気ダクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 豊 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセル江南工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気式ダクト空調装置に用いられる吸込
    ボックスであって、 ボックス本体と、 ボックス本体の一面に設けられた吸込口と、 ボックス本体の他の面に設けられた排気ポート、外気ポ
    ート及び循環空気ポートと、 外気ポートと循環空気ポートとをつなぐ流路仕切板と、
    を具備することを特徴とするダクト空調用吸込ボック
    ス。
JP6014073A 1994-01-13 1994-01-13 ダクト空調用吸込ボックス Pending JPH07208767A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6014073A JPH07208767A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 ダクト空調用吸込ボックス

Applications Claiming Priority (1)

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JPH07208767A true JPH07208767A (ja) 1995-08-11

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ID=11850938

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006275461A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Mitsubishi Electric Corp 空調換気システム
JP2008164252A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Sasakura Engineering Co Ltd 空気調和設備
JP2009216294A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Taisei Corp 大空間建築物の空調機構
CN111023368A (zh) * 2019-12-28 2020-04-17 深圳市开普俊梦室内设计有限公司 一种带温控装置的建筑结构

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