JPH0650184B2 - 換気空調ユニット - Google Patents

換気空調ユニット

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JPH0650184B2
JPH0650184B2 JP62187222A JP18722287A JPH0650184B2 JP H0650184 B2 JPH0650184 B2 JP H0650184B2 JP 62187222 A JP62187222 A JP 62187222A JP 18722287 A JP18722287 A JP 18722287A JP H0650184 B2 JPH0650184 B2 JP H0650184B2
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JP
Japan
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heat exchanger
air
intake
total heat
blower
Prior art date
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JP62187222A
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JPS6433439A (en
Inventor
原  徹
Original Assignee
松下精工株式会社
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は全熱交換器による換気機能を有する換気空調ユ
ニットに関するものである。
従来の技術 従来この種の換気空調ユニットは、第2図に示すように
換気空調のユニット本体31内に全熱交換器室33と、
送風機室33aとを第1仕切板46で区画形成し、前記
送風機室33aには外気吸気ファン34と、室内空気を
排気する排気ファン35を同軸上に設けた吸排気送風機
36とを設けている。前記吸気ファン34側には外気取
入口37と、全熱交換器室33に連通する吸気開口部4
8とを設け、前記排気ファン35側には、第2仕切板3
8の第1開口部50より全熱交換器室33に連通する排
気開口部49を設けている。前記第2仕切板38によっ
て区画された空調室39にはモータ板51に固着した空
調用送風機40と、室外機(図示せず)と接続した直膨
式の冷媒を流す熱交換器41とは前記空調用送風機40
と対向するような位置にして設け、室内へ供給する供給
口45が、前記熱交換器41に対向して備えられる。
したがって、前記空調用送風機40と、吸排気用送風機
36とが第2仕切板38をはさんで近接して設けられ
る。前記全熱交換器室33には室内空気が外側に排気さ
れる屋外排気口43を設けている。
また、空調室39に設けた空調用送風機40のファン吸
込口40aと他方側のファン吸込口40bには室内側の
還気口側と接続したダクト(図示せず)と近接する室内
空気取入口44aと44bに対向して設けている。
上記構成において、熱交換器41に冷媒を流しながら空
調を行ない、室内の換気を行うべく運転を始めると、室
内空気取入口44a,44bより室内に連通したダクト
(図示せず)より室内空気が流入し空調用送風機40を
経て熱交換器41を通過し、供給口45より再び室内へ
吹出される。一方換気は、換気流路として排気ファン3
5により室内空気取入口44bより流入した室内空気の
一部が、第一開口部50より排気開口部49を通って全
熱交換器32を通り、屋外排気口43より屋外へ排気さ
れる。
また吸気流路としては、吸気ファン34により、屋外の
空気が外気取入口37より流入し、吸気開口部48を経
て全熱交換器32を通り、第2開口部50aより、空調
用送風機40、熱交換器41を通過して供給口45より
室内へ吹出されて換気を行うものであった。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、寒冷地などのような外気温
度の非常に低い所などで使用する場合、凝縮器として作
用している熱交換器41は暖房時の低外気温のために極
端に能力が落ちたり、また室外機(図示せず)のデフロ
スト時の空調機能停止による暖房効果のダウンが著るし
いなどの問題点があった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、低外気温
の能力ダウンと、デフロスト時の空調効果のダウンを解
消することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、本体内に第2仕
切板で全熱交換器室と空調室とを区画形成し、前記全熱
交換器室に全熱交換器と、この全熱交換器に連通した位
置に吸排気用送風機を設けるとともに、この吸排気用送
風機の吸気ファンに対向した外気取入口と、前記全熱交
換器の一面に対向した屋外排気口を設け、前記空調室側
に前記吸排気用送風機と近接し前記第2仕切板の第1開
口部に連通して空調用送風機を設け、前記全熱交換器も
略直交する方向に空調用の直膨式熱交換器を設け、前記
直膨式熱交換器に並列に温水式熱交換器を配設し、前記
空調用送風機に平行して室内空気取入口を開口し、前記
温水式熱交換器に対向して室内空気供給用の供給口を設
けたものである。
作用 この構成により、室内空気取入口より室内空気が流入し
空調用送風機を経て、冷媒の蒸発潜熱により直膨式熱交
換器で冷風となって通過し冷房を行ないさらに暖房時は
温水を通水した温水式熱交換器を通過させて暖房を行な
い、これら冷・温風を、供給口より室内へ吹出されて空
調を行うとともに、吸気ファンによって外気取入口より
外気が流入し、全熱交換器を経て前記室内空気取入口か
らの空気と混合して供給口より室内に向って吸気され、
一方排気ファンによって前記室内空気取入口より流入し
た空気の一部を第1開口部を通って全熱交換器を経て屋
外排気口より屋外へ排気されることとなる。
実施例 以下本発明による一実施例を第1図にもとづき説明す
る。換気空調ユニットの本体1内には全熱交換器2を備
えた全熱交換器室3と、送風機室3aとを第1仕切板1
6で区画形成し、前記送風機室3aには、外気を吸気す
る吸気ファン4と、室内空気を排気する排気ファン5を
同軸上に設けた吸排気送風機6とを設けている。前記吸
気ファン4側には外気取入口7と全熱交換器室3に連通
する吸気開口部18とを設け、前記排気ファン5側に
は、第2仕切板8の第1開口部20より全熱交換器室3
に連通する排気開口部19を設けている。前記第2仕切
板8によって区画された空調室9にはモータ板21に固
着した空調用送風機10と、室外機(図示せず)と接続
した直膨式の冷媒を流す直膨式熱交換器11と、ボイラ
ー(図示せず)などの熱源と接続し温水を流す温水式熱
交換器12とを備え、前記全熱交換器2と前記直膨式熱
交換器11と、前記温水式熱交換器12とは前記空調用
送風機10を介在し、かつ直交するような位置すなわ
ち、略T形状の位置にして設け、室内へ供給する供給口
15が、前記直膨式熱交換器11および、前記温水式熱
交換器12に対向して設けられている。したがって、前
記空調用送風機10と、吸排気用送風機6とが第2仕切
板8をはさんで近接して設けられる。前記全熱交換器室
3には室内空気が外側に排気される屋外排気口13を設
けている。
また、空調室9に設けた空調用送風機10のファン吸込
口10aと他方側のファン吸込口10bには室内側の還
気口側と接続したダクト(図示せず)と接続する室内空
気取入口14a,14bが前記ファン吸込口10aと1
0bに対向して設けている。
上記構成において、冷房時には直膨式熱交換器11に蒸
発器と作用させる冷媒を流し温水式熱交換器は停止す
る。暖房時には温水式熱交換器12に温水を流しながら
暖房を行ない直膨式熱交換器11、すなわち、冷凍サイ
クルは停止する。そして、これら冷,暖房の流路は、室
内の空調を行なうべく運転を始めると、室内空気取入口
14a,14bより室内に連通したダクト(図示せず)
より室内空気が流入し空調用送風機10を経て直膨式熱
交換器11もしくは、温水式熱交換器12を通過し、供
給口15よりふたたび室内へ吹出される。
一方換気は、排気として排気ファン5により室内空気取
入口14bより流入した室内空気の一部が、第一開口部
20より排気開口部19を経て全熱交換器2を通って屋
外排気口13より屋外へ排気される。
また吸気としては、吸気ファン4により、屋外の空気が
外気取入口7より流入し、吸気ファン4を経て吸気開口
部18を通り全熱交換器2を通過し矢印のように第2仕
切板8に設けた第2開口部20aより空調用送風機10
の吸込口10aへ流入し、直膨式熱交換器11もしく
は、温水式熱交換器12を通過して供給口15より室内
へ吹出されて換気が行われるのである。
発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように本発明は、直膨式
熱交換器と温水式熱交換器を並列に配設して併用し、冷
房時は直膨式熱交換器を使用し、冷媒により冷房を行
い、暖房時は温水式熱交換器を使用し、温水により暖房
を行うことにより、暖房時に寒冷地などの低外気温のも
とで使用しても、温水ボイラを利用した温水による暖房
を行うので、外気温に左右されることがなく、また室外
機のデフロスト時の空調機能停止による空調効果のダウ
ンがなくなり、外気温に左右されることなく常に安定し
た高効率の暖房が得られるなどの効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による換気空調ユニットの平
面図、第2図は従来の換気空調ユニットの平面図であ
る。 1……本体、2……全熱交換器、3……全熱交換器室、
4……吸気ファン、5……排気ファン、6……吸排気用
送風機、7……外気取入口、8……第2仕切板、9……
空調室、10……空調用送風機、11……直膨式熱交換
器、12……温水式熱交換器、13……屋外排気口、1
4a,14b……室内空気取入口、15……供給口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体内に全熱交換器室と空調室とを第2仕
    切板で区画形成し、前記全熱交換器室に全熱交換器と、
    この全熱交換器に連通した位置に吸排気用送風機を設
    け、この吸排気用送風機の吸気ファンに対向した外気取
    入口と、前記全熱交換器の一面に対向した屋外排気口を
    設け、前記空調室側に前記吸排気用送風機と近接し前記
    第2仕切板の第1開口部に連通して設けられた空調用送
    風機と、前記全熱交換器と略直交する方向に空調用の直
    膨式熱交換器を設けるとともに前記直膨式熱交換器に並
    列に温水式熱交換器を配設し、前記空調用送風機に平行
    して開口した室内空気取入口と、前記温水式熱交換器に
    対向して設けた室内空気供給用の供給口を設けてなる換
    気空調ユニット。
JP62187222A 1987-07-27 1987-07-27 換気空調ユニット Expired - Lifetime JPH0650184B2 (ja)

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JP62187222A JPH0650184B2 (ja) 1987-07-27 1987-07-27 換気空調ユニット

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JPS6433439A JPS6433439A (en) 1989-02-03
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CN103363591B (zh) * 2013-08-05 2015-12-02 山东北辰机电设备股份有限公司 自加热全接触式空气除湿装置

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