JP2867648B2 - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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Description
気との間で熱交換を行う換気機と、室内の温度および湿
度の調節を行う空気調和機とを備えた空気調和装置に関
する。
ともに快適な空気調和を行うために、室外から室内へ給
気される外気と、室内から室外に排気される空気との間
で熱交換を行わせるようにした換気機を用いた空気調和
装置が用いられており、その基本的な構成は第4図に示
されている。
行うとともに、室内機3および室外機4を有する空気調
和機5により、室1内の温度および湿度の調節を行うよ
うにしたものである。室1内の空気は、天井6に設けた
表装板7に形成した換気排気口7aから排気ダクト80を経
て、換気機の導入口2bから換気機2内に導かれ、内部の
熱交換器9を介して排気ファン10からダクト11を介し、
ベントキャップ12から屋外に排出される。一方、屋外の
空気は、ベントキャップ13からダクト14を介して換気機
2内に導かれ、熱交換器9を介して、給気ファン15によ
り給気口2aから給気ダクト16を経て、天井6に設けた表
装板17に形成した換気給気口17aから室1内に給気され
る。
循環される熱交換器20を備えている。天井6に設けた表
装板26に形成した吸込口21から熱交換機20の一方側の空
間に還気されてきた室1内の空気は、この熱交換器20で
加熱または冷却された後に、熱交換器20の他方側に設け
た循環ファン22から表装板26に形成した吹出口23を介し
て室1内に吹き出される。24は集塵のためのフィルタで
あり、25はドレンパンである。
接続されて、空気調和機5および換気機2の動作を制御
するためのリモコンユニット30が設置されている。スイ
ッチボックス31と換気機2のスイッチボックス32との間
は信号線33を介して接続されており、これによりリモコ
ンユニット30による設定操作や空気調和機5の動作状態
などに対応して換気機2の動作を変化させることができ
る。
21,23を形成した表装板26のほかに、換気のために換気
排気口7aおよび換気給気口17aをそれぞれ形成した表装
板7,17を設けているので、天井6に多くの表装板が配設
されることとなって、外観上好ましくなく、しかもコス
ト高となるという問題がある。
を第4図において二点鎖線で示す給気ダクト41を介して
室内機3の熱交換器20と吸込口21との間の空間に導くこ
とが考えられる。この構成であれば、換気機2を介した
外気は、さらに室内機3の熱交換器20で加熱または冷却
された後に循環ファン22により吹出口23から室1内に供
給されるので、第4図における表装板17を削除すること
ができる。これにより、表装板の数を低減できるので、
外観が向上されるとともに、低コスト化にも有利とな
る。
ン22を停止したときに、熱交換器20における空気の流通
抵抗のために、ダクト41からの空気の一部が還気用の吸
込口21から室1内に吹き出して、吸込口21に設けられた
集塵フィルタ24から埃等が室1内に吹出されることであ
る。すなわち、空気調和機5では、運転中であっても、
デフロスト(除霜),オフドライ(除湿運転モード時に
おける除湿の一時休止)およびホットスタート(暖房運
転始動時の冷風の吹出防止)などのために、循環ファン
22が停止される場合があり、このような場合に上記の不
具合が生じることになる。またたとえば、空気調和を行
わない春や秋などの中間期において、換気機2のみを運
転させる場合にも同様の不具合が生じる。
つ空気調和機の吸込口から埃などが吹き出したりするお
それがない空気調和装置を提供することを目的とする。
は、屋外の空気を室内へ給気するための給気口と、室内
の空気を導入するための導入口とを有し、給気口から室
内へ給気する空気と導入口から導入した室内の空気との
間で熱交換を行う換気機と、室内に面して設けた吸込口
を通って還気された室内の空気が導かれる熱交換器およ
びこの熱交換器を介した空気を、室内に面して設けた吹
出口を通じて室内に供給する循環ファンを内蔵した室内
機を有する空気調和機とを備えた空気調和装置であっ
て、上記換気機の給気口と、室内機の熱交換器と吹出口
との間の空間とが、給気ダクトを介して連通しており、
上記換気機の導入口と、室内機の熱交換器と吸込口との
間の空間とが、排気ダクトを介して連通していることを
特徴とする。
入された空気は、換気機の給気口より給気ダクトを介し
て室内機の熱交換器と吹出口との間の空間に導入され、
吹出口を通して室内へ送られる。また、吸込口から室内
機に導入された空気は、排気ダクトを介して、換気機の
導入口より換気機内部に導入され、排気される。したが
って、従来天井に形成されていた換気排気口および換気
給気口は不要となる。
のみを運転した場合、換気機から給気ダクトを介して室
内機の熱交換器と吹出口との間の空間に導入された空気
は、熱交換器における空気の流通抵抗により、当該熱交
換器を通して吸込口側へ導入されるのが抑制される。し
たがって、上記熱交換器と吹出口との間の空間に導入さ
れた空気は、吹出口を通して室内へ送られる。
以下に説明する。
を示す簡略化した断面図である。この第1図において前
述の第4図に示された各部に対応する部分には、同一の
参照符号を付して示す。
行い、室内機3および室内機4を有する空気調和機5に
より、室1内の温度および湿度の調節を行うものであ
る。
た給気口2a、排気ダクト8と連通した導入口2bが形成さ
れている。上記給気口2aは、屋外の空気を給気ダクト16
に強制的に給気するための給気ファン15の吹き出し側に
臨ませてある。また、上記給気ファン15の吸い込み側
は、熱交換器9を含む給気経路を介して屋外に通じるダ
クト14と連通している。一方、上記導入口2bは、熱交換
器9を含む排気経路を介して排気ファン10の吸い込み側
に連通している。そして、排気ファン10の吹き出し側
は、屋外に通じるダクト11に連通している。
ように、屋外機4との間で冷媒を循環させる熱交換器20
が、空気を室1内から還気するための吸込口21と空気を
室1内へ吹出すための吹出口23との間に配置されてい
る。また、熱交換器20と吹出口23との間の空間Aには、
循環ファン22が、その吸い込み側を熱交換器20に連通さ
せた状態で配置されている。そして、この循環ファン22
の吸い込み側と対向する室内機側面3aには、給気ダクト
16が接続されている。すなわち、熱交換器20と吹出口23
との間の上記空間Aは、前述の換気機2の給気口2aに対
して給気ダクト16を介して連通している。
の空間Bに対応させて、排気ダクト8が接続されてい
る。したがって、この空間Bは排気ダクト8を介して、
前述の換気機2の導入口2bと連通されることになる。
同様なダクト11,14、ベントキャップ12,13、集塵フィル
タ24、ドレンパン25、リモコンユニット30、スイッチボ
ックス31、信号線33等を有している。
うに、ダクト14からの外気は、換気機2内において、給
気通路81から熱交換器9を通って給気ファン15に至る経
路82にしたがって流通する。そして、給気ファン15から
給気口2aおよび給気ダクト16を通して、室内機3の熱交
換器20と吹出口23との間の空間Aに導入され、循環ファ
ン22により、吹出口23から室1内へ吹き出す。
られた空間の一部は排気ダクト8を経て、導入口2Bより
換気機2内に導入される。そして、換気機2の熱交換器
9を経て排気ファン10に至る経路86にしたがって流通し
て、排気経路88から排気ファン10に至り、ダクト11を経
て、屋外に排気される。
られた空気の一部は熱交換器20を通過した後、給気ダク
ト16を介して室内機3に流入してきた空気と共に、吹出
口23から室1内へ吹出される。
室1内側へ給気される空気が、室内機3の吹出口23を通
して室1内へ送られると共に、屋外へ排気れる空気が、
室内機3の吸込口21から換気機2内部に導入されるの
で、第4図に示した従来の構成における換気給気口17
a、換気排気口7aおよびこれらを形成した表装板7,17を
省くことができ、ひいては外観を向上させることができ
ると共に、コストを低減することができる。
湿運転モード時における除湿の一時休止)およびホット
スタート(暖房運転始動時の冷風の吹出防止)などのた
めに、循環ファン22が停止される場合や、空気調和を行
わない春や秋などの中間期において、換気機2のみを運
転させる場合、給気ファン15により換気機2から給気さ
れる空気は、換気機2の給気口2aから給気ダクト16を介
して熱交換器20と吹出口23との間の空間Aに導かれる。
そして、この導入された空気は、熱交換器20における空
気の流通抵抗により、熱交換器20を通して吸込口21側の
空間Bに導入されることが抑制される。したがって、吸
込口21から室1内へ空気が吹き出して、吸込口21に設け
られた集塵フィルタ24から埃等が室1内に吹出されるの
が防止される。
される空気と室1内から排気される空気との間で熱交換
換気を行わせることにより、屋外からの空気は、室内の
気温との温度差を低減した後、室1内に給気されるの
で、ドラフト感を生じさせることなく快適な換気が行う
ことができる。
るものではない。例えば、第3図に示すように、給気ダ
クト16を室内機3内部に延長し、その末端16bを循環フ
ァン22の吹き出し側に配置してもよい。
機から室内へ給気される空気は、換気機の給気口より給
気ダクトを介して室内機の熱交換器と吹出口との間の空
間に導入され、空気調和機の吹出口を通じて、室内に送
り込まれる。さらに、換気機から屋外へ排気される空間
は、室内機の吸込口から排気ダクトを介して、換気機の
導入口より換気機内部に導入され、排気されるので、換
気のためにのみ天井に設けられた給気口および排気口が
不要であり、天井に配設される表装板が少なくてすみ、
外観が良好で且つ低コストのものである。
停止した場合や、換気機のみを運転した場合、給気ファ
ンにより換気機から給気される空気は、換気機の給気口
から給気ダクトを介して室内機の熱交換器と吹出口との
間の空間に導入されるが、この導入された空気は、熱交
換器における空気の流通抵抗により、当該熱交換器を通
して吸込口側へ導入されるのが抑制されるので、還気の
ために室内に面して設けた吸込口から空気が吹き出すこ
とがなく、吸込口の集塵フィルタから埃等が室内に吹き
出す虞れがない。
な構成を示す簡略化した断面図、第2図は第1図に示し
た実施例の室内機の内部構成を示す平面図、第3図は他
の実施例における室内機の内部構成を示す側面図、第4
図は従来の空気調和装置の基本的な構成を示す簡略化し
た断面図である。 1……室、2……換気機、2a……給気口、 2b……導入口、3……室内機、5……空気調和機、 8……排気ダクト、15……給気ファン、 16……給気ダクト、20……熱交換器、 21……吸込口、22……循環ファン、 23……吹出口、 A……熱交換器と吹出口との間の空間、 B……熱交換器と吸込口との間の空間。
Claims (1)
- 【請求項1】屋外の空気を室(1)内へ給気するための
給気口(2a)と、室(1)内の空気を導入するための導
入口(2b)とを有し、給気口(2a)から室(1)内へ給
気する空気と導入口(2b)から導入した室(1)内の空
気とを熱交換する換気機(2)と、 室(1)内に面して設けた吸込口(21)を通って還気さ
れた室(1)内の空気が導かれる熱交換器(20)および
この熱交換器(20)を介した空気を室(1)内に面して
設けた吹出口(23)を通じて室(1)内に供給する循環
ファン(22)を内蔵した室内機(3)を有する空気調和
機(5)とを備えた空気調和装置であって、 上記換気機(2)の給気口(2a)と、室内機(3)の熱
交換器(20)と吹出口(23)との間の空間(A)とが、
給気ダクト(16)を介して連通しており、 上記換気機(2)の導入口(2b)と、室内機(3)の熱
交換器(20)と吸込口(21)との間の空間(B)とが、
排気ダクト(8)を介して連通していることを特徴とす
る空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2188302A JP2867648B2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2188302A JP2867648B2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0476327A JPH0476327A (ja) | 1992-03-11 |
JP2867648B2 true JP2867648B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=16221236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2188302A Expired - Lifetime JP2867648B2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2867648B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN115315595A (zh) * | 2020-03-27 | 2022-11-08 | 三菱电机株式会社 | 换气空气调节系统 |
JP6964301B1 (ja) * | 2020-09-03 | 2021-11-10 | 株式会社未来のコト | ホール空調システム |
JPWO2022259361A1 (ja) * | 2021-06-08 | 2022-12-15 |
-
1990
- 1990-07-16 JP JP2188302A patent/JP2867648B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0476327A (ja) | 1992-03-11 |
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