JP2502658B2 - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JP2502658B2
JP2502658B2 JP63038208A JP3820888A JP2502658B2 JP 2502658 B2 JP2502658 B2 JP 2502658B2 JP 63038208 A JP63038208 A JP 63038208A JP 3820888 A JP3820888 A JP 3820888A JP 2502658 B2 JP2502658 B2 JP 2502658B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はレンジから発生する油煙を排気するとともに
外気を給気せしめて台所を換気する換気装置に関するも
のである。
従来の技術 従来の換気装置は第6図に示すように、レンジ20から
発生する油煙を排気する換気扇21と、換気扇21の運転に
より台所22が負圧になり換気扇21の換気効率が低下する
のを防止するとともに、冬期において低温の外気が室内
に給気されると使用者が寒さを感ずるので、ヒーター23
で加熱しながら給気する換気扇24が設けられていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の換気装置の構成では、換気扇24の給
気風量が一定に設定されているため、換気扇21の強弱運
転の切換えにより、台所22の圧が変化して換気扇21の排
気風量が変化をおよぼしたり、換気扇24から給気される
給気温度の変化が大きくなったりして快適な台所空間を
構成することができなかった。
また、特開昭61−3934号公報には排気ファンに連動さ
せて給気制御を行うものや、特開昭61−86526号公報に
示されるように給気風量を排気風量より少なくするもの
が開示されていたが、いずれも台所の隣室等の換気も同
時に行うことができないものであった。
本発明は上記課題を解決するもので、台所を強制給気
装置により暖房あるいは冷房を行い使用者に快適性を与
えながら、台所の隣室を自然換気せしめることのできる
換気装置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、台所に設置され
たレンジから発生する油煙を排気する排気装置と、外気
をそのまま、または熱交換して台所に給気する熱交換部
を設けた強制給気装置と、前記台所の隣室の温度を設定
温度と比較判定する気温判定手段と、その気温判定手段
の信号と前記排気装置の強運転時あるいは弱運転時の信
号により前記強制給気装置の給気風量を前記排気装置の
排気風量に対応して制御する制御手段とを備え、前記隣
室の温度が設定温度より高いときには排気風量に対し給
気風量を少風量とし、設定温度より低いときには同風量
に制御する構成とする。
作用 この構成によって、強制給気装置により台所に給気さ
れる外気を季節に応じて温風あるいは冷風に変換できる
ので、台所を暖房あるいは冷房を行い使用者に快適性を
与えるとともに、排気風量に対応して給気風量を制御
し、排気風量よりも給気風量を少風量にすることによ
り、不足給気風量を台所の隣室から給気し、台所を暖房
あるいは冷房を行っている場合には、隣室からの給気量
を調節し、温度差の大きい隣室の空気が多量に台所に給
気されることがなくなり、台所内の温度変化を少なくす
ることができることとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図に基づいて
説明する。図に示すように、建物1内に複数の室ととも
に設けられる台所2に設置されたレンジ3の上方にレン
ジ3から発生する油煙を屋外に排気するレンジフードか
らなる排気装置4と、屋外と連通し、給気時に開放され
る給気ダンパー5を設けた給気管6に、内部に温水ある
いは冷水を通水して熱交換を行う熱交換器7と送風機8
を組込んだ熱交換部9を接続し、熱交換部9の吐出側に
台所に吹出す吹出口10を設けて強制給気装置11を構成す
る。
そして、熱交換部9に組込まれた送風機8の風量を前
記排気装置4の強運転時あるいは弱運転時の信号により
排気風量に対応して制御する制御手段12を設け、制御手
段12は給気される隣室13の温度を設定温度と比較し、設
定温度以上か、設定温度以下であるかの信号を出す気温
判定手段14からの信号と、排気装置4の運転スイッチが
強運転されたときの信号、あるいは弱運転されたときの
信号を受けて熱交換部9に組込まれた送風機8の風量を
制御するとともに、給気ダンパー5を開放する信号を与
える操作をし、排気装置14の運転停止時には給気ダンパ
ー5が閉鎖するとともに強制給気装置11の運転が停止さ
れるように構成する。
上記構成において、排気装置4とともに強制給気装置
11を運転すると、外気は温風あるいは冷風に熱交換され
た台所2に給気されて台所2の暖房あるいは冷房が行わ
れ快適な台所空間を形成することができるとともに、強
制手段12により強制給気装置11の強制給気風量を排気風
量より少風量にすることにより、強制給気風量が不足す
るが、不足する給気風量を台所2と隣室13との間に設け
られた扉や窓の隙間や、通路や開口より給気せしめて隣
室13の自然換気を行うこととなる。
そして、たとえば冬期において、気温判定手段14の設
定温度を10℃と設定した場合、隣室13の温度が10℃以上
であれば、排気装置4の排気風量に対し、70%が給気風
量となるように制御手段12により熱交換部9に組込まれ
た送風機8の風量が制御され、隣室13の温度が10℃以下
であれば、排気装置4の排気風量と同風量の給気風量と
なるように熱交換部9に組込まれた送風機8の風量が制
御されることとなる。
したがって、冬期において気温判定手段14の設定温度
を10℃と設定し、隣室13の温度が10℃以上であった場合
において、使用者が、排気装置4の運転選択スイッチに
より強運転すると、第4図のAコースが設定され、制御
手段12により排気ダンパー5が開となるとともに熱交換
部9の熱交換器7に給湯装置(図示せず)から給湯され
送風機8は排気装置4の強運転時の排気風量の70%の給
気風量に制御され、外気が給気管6より給気され、熱交
換器7により温風に熱交換されて吹出口10より台所2内
に温風が吹出し台所2内を暖房して使用者に寒さを感じ
させなくする。このとき強制給気装置11により給気され
る給気風量は排気風量の70%であるため給気風量が30%
不足することとなるが、不足する30%の給気量が隣室か
ら吸気され隣室13の自然換気が出来ることとなる。ま
た、隣室13から吸気される吸気空気の温度は設定温度以
上あるので隣室13から吸気される吸気空気の温度により
暖房温度に大きな変化を生じないものである。
また隣室13の温度が10℃以上で、排気装置4が弱運転
された場合にはBコースが設定され、排気装置4の弱運
転時の排気風量の70%が強制給気装置11の給気風量とな
り、不足給気風量を隣室13から給気せしめるものであ
る。
次に、隣室13の温度が設定温度以下の場合には排気装
置4から排気される排気風量と強制給気装置11から給気
される給気風量が同風量になるように構成されているも
ので、使用者が排気装置4を排気装置4の運転選択スイ
ッチにより強運転するとCコースが設定され強制給気装
置11は排気装置4の強運転時の排気風量と同量の給気風
量で運転され排気装置4が弱運転された場合にはDコー
スが設定され強制給気装置11は排気装置4の弱運転時の
排気風量と同量の給気風量で運転されるもので、隣室13
の温度が設定温度以下の場合には隣室13からの給気を無
くして、台所2の暖房効果が低下するのを防止するもの
である。また秋や春の暖房や冷房の必要でない中間期に
おいては強制給気装置11の熱交換器7に対する通水を中
止し、送風機8のみを運転することにより外気をそのま
ま給気すれば良い。
なお、実施例は冬期において暖房の必要なときの状態
を説明したが、夏期において冷房の必要なときには熱交
換器7に冷水を供給し、強制給気装置11からは台所2に
冷気が給気されるようにするとともに、隣室13の温度が
設定温度以下のときのみ排気装置4の排気風量より強制
給気風量が少風量となるように気温判定手段14をセット
すれば同様の作用効果をもたらすものである。また強制
給気装置11の熱交換器7は温水あるいは冷水を通す熱交
換器としているが、空気調和機の室内機に相当する熱交
換器やその他の熱交換器を設けても良い。また隣室から
給気するために積極的に開口を設けても良いことはいう
までもない。
発明の効果 以上のように本発明によれば排気装置の設けられる台
所に外気をそのまま、あるいは熱交換して給気する強制
給気装置を設け、強制給気装置の給気風量を排気風量に
対応して制御するとともに、台所に自然給気する隣室の
温度を設定温度と比較判定して給気風量の制御を行うよ
うに気温判定手段を設けているので、台所を暖房あるい
は冷房して快適な台所空間を形成できるとともに、隣室
からは暖房あるいは冷房を行っている台所の温度と温度
差の大きな空気が給気されることがなくなり、台所の温
度に急激な変化をもたらすことのない換気装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の換気装置を設けた状態を示
す台所の側面図、第2図は同換気装置を設けた台所と隣
室の関係を示す斜視図、第3図は同換気装置を設けた台
所に隣室から給気される状態を示す室の配置図、第4図
は同換気装置の運転状態を示すブロック図、第5図は同
排気装置の風量と強制給気装置の風量の関係を示す説明
図、第6図は従来例の換気装置を示す説明図である。 2……台所、4……排気装置、9……熱交換部、11……
強制給気装置、12……制御手段、13……隣室、14……気
温判定手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台所に設置されたレンジから発生する油煙
    を排気する排気装置と、外気をそのまま、または熱交換
    して台所に給気する熱交換部を設けた強制給気装置と、
    前記台所の隣室の温度を設定温度と比較判定する気温判
    定手段と、その気温判定手段の信号と前記排気装置の強
    運転時あるいは弱運転時の信号により、前記強制給気装
    置の給気風量を前記排気装置の排気風量に対応して制御
    する制御手段とを備え、前記隣室の温度が設定温度より
    高いときには排気風量に対し給気風量を少風量とし、設
    定温度より低いときには同風量を制御する構成とした換
    気装置。
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